説明

インスタントカプチーノタブレット

【課題】一般的な家庭用インスタントカプチーノは、ミルクが初めから混合されたカプチーノであるため、飲み始めから終わりまで均一な味になってしまう。更にカプチーノの独特の飲み始めのフワフワ感とミルク感を実現出来ない事である。コーヒーの上に乗せるだけで家庭でも本格的なカプチーノを楽しむ事が出来るエスプレッソコーヒーの上に浮かべる事を目的とした、タブレット状の発泡固形ミルクを主成分としたカプチーノ補助材を提供する。
【解決手段】コーヒーの上に乗せるフォームドミルク5,6を固形状にした事を特徴とし、発泡固形ミルクを主成分としたフォームドミルクを固形状にする事で、コーヒーの上に乗せるだけで家庭でも本格的なカプチーノを楽しむ事が出来る。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は簡単に本格的なカプチーノを作る事が出来る発泡固形ミルクを主成分としたカプチーノ補助飲料添加剤に関するものである。
【背景技術】
【0002】
カプチーノとは、コーヒーの飲み方の1つで、コーヒーカップに注いだエスプレッソコーヒー(以下、コーヒーと記述)に、クリーム状に泡立てた牛乳(以下、フォームドミルクと記述)を加えたものをいうが、本格的なカプチーノは専門店でしか飲む事が出来ない。
【0003】
家庭用のインスタントカプチーノでは、ミルクが初めから混合されただけのカプチーノしか作る事が出来ず、これでは、飲み始めから終わりまで均一な味になってしまい、カプチーノの独特の飲み始めのフワフワ感とミルク感が無くなってしまう。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
解決させる問題点は、一般的な家庭用インスタントカプチーノは、ミルクが初めから混合されたカプチーノであるため、飲み始めから終わりまで均一な味になってしまう。更にカプチーノの独特の飲み始めのフワフワ感とミルク感を実現出来ない事である。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明は、コーヒーの上に乗せるフォームドミルクを固形状にした事を特徴とする。
【発明の効果】
【0006】
フォームドミルクを固形状(以下、固形フォームドミルクと記述)に固める事で、コーヒーの上に乗せるだけで家庭でも本格的なカプチーノを楽しむ事が出来る。
【発明を実施するための最良の形態】
【0007】
固形フォームドミルク(6)はタブレット形状とし、一般的なコーヒーカップ(1)に併せた直径とする。更に個別にビニール包装でパッケージング(5)する事で、スーパーマーケットやコンビニエンスストア、喫茶店にも置く事ができる。
【実施例1】
【0008】
固形フォームドミルク(6)の上部に絵柄を配置する事により、コーヒーに溶けた瞬間からラテアートを楽しむことが出来る。
ラテアートとはカプチーノの泡の表面に描く文様やイラスト等の事を言い、カプチーノが温かく泡が消えないうちに、素早く美しく描くことが求められるため、高度な技術が必要とされるものである。
【実施例2】
【0009】
固形フォームドミルクの風味を変えることにより、カプチーノだけでなく、様々なコーヒーを楽しむことが出来る。例えば、生クリームに変えることでカフェ・コン・パンナ、キャラメルでキャラメルカプチーノ、カカオでカプチーノ・コン・カカオ、ヘーゼルナッツでヘーゼルナッツ・カプチーノ、豆乳でソイチーノ、スキムミルクでスキニチーノを楽しむことが出来る。
【産業上の利用可能性】
【0010】
従来、専門店でしか飲む事が出来なかった、ラテアートが施された本格的なカプチーノを場所を問わず楽しむ事が出来るようになる。一般的な喫茶店はラテアートの職人を雇う事がない為、ラテアートを楽しむ事が出来ない。したがって、本発明によりラテアート職人を必要とせず、ユーザーはシュガースティックの横に置かれた様々な絵柄のタブレットをコーヒー上に浮かべてカプチーノを楽しむ事が出来るようになる。
【図面の簡単な説明】
【0011】
【図1】インスタントカプチーノと専門店のカプチーノの違い
【図2】固形フォームドミルクの使用方法の一例
【符号の説明】
【0012】
1 コーヒーカップ
2 一般的なカプチーノ
3 専門店のカプチーノのフォームドミルク層
4 専門店のカプチーノのエスプレッソ層
5 個別パッケージングされた固形フォームドミルク
6 袋から取り出した固形フォームドミルク
7 エスプレッソコーヒー
8 溶けた固形フォームドミルク層
9 エスプレッソ層

【特許請求の範囲】
【請求項1】
エスプレッソコーヒーの上に浮かべる事を目的とした、タブレット状の発泡固形ミルクを主成分としたカプチーノ補助材
【請求項2】
溶ける事でラテアートとなるよう模様が施されたタブレット状の発泡固形ミルクを主成分としたカプチーノ補助材

【図1】
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【図2】
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【公開番号】特開2008−259511(P2008−259511A)
【公開日】平成20年10月30日(2008.10.30)
【国際特許分類】
【公開請求】
【出願番号】特願2008−141629(P2008−141629)
【出願日】平成20年4月30日(2008.4.30)
【出願人】(508159684)
【Fターム(参考)】