説明

インターネットベースおよびローカルのヘルプコンテンツ用の統合クライアントヘルプビューア

【課題】複数のアプリケーションにわたって一定したユーザーインターフェースを与え、オフラインヘルプコンテンツソースとオンラインヘルプコンテンツソースを滑らかに遷移させる統合ヘルプコンテンツビューア(ユーザーインターフェース)を提供する。
【解決手段】所与のアプリケーションユーザーインターフェース上にまたは所与のアプリケーションユーザーインターフェースに隣接して表示され、所与のトピックに関連するオフラインまたはオンラインヘルプコンテンツの問合せを可能にする単一のクライアント側ヘルプコンテンツビューアが提供される。ヘルプコンテンツビューアは、異なるアプリケーションのユーザーインターフェースが起動された場合でもヘルプコンテンツビューアをユーザーインターフェースの上のある位置に残るように、所与のアプリケーションに関連するユーザーインターフェースに固定する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、一般にコンピュータソフトウェアアプリケーションに関連するヘルプコンテンツの提供に関する。さらに詳細には、本発明は、インターネットベースおよびローカルのアシスタンス/ヘルプコンテンツに関する。
【背景技術】
【0002】
コンピュータ時代が到来して、コンピュータおよびソフトウェアユーザは、ユーザがプレゼンテーションの作成、計算、構成、準備を行い、電子メールを送受信し、作曲を行うことなどを支援するユーザフレンドリーなソフトウェアアプリケーションに慣れ親しむようになっている。たとえば、現代の電子文書処理アプリケーションは、ユーザが様々な有用な文書を作成することができる。現代の表計算アプリケーションはユーザがデータを入力し、操作し、編集する(organize)することができる。現代の電子スライドプレゼンテーションアプリケーションは、ユーザがテキスト、画像、データ、または他の有用なオブジェクトを含む様々なスライドプレゼンテーションを作成することができる。
【0003】
このようなアプリケーションはアプリケーションの特定の形態または機能のオペレーションを含むが、このようなアプリケーションのオペレーションに関する有用な情報を得るために、多数のこのようなアプリケーションは、ヘルプ機能を有している。このヘルプ機能によりユーザが、支援または情報のためにオフラインまたはオンラインのヘルプアプリケーションに問い合わせるヘルプすることができる。たとえば、いくつかのアプリケーションでは、ユーザがF1キーのようなキーを選択するか、またはヘルプアイコンまたはボタンを選択して、ヘルプペインまたはビューアを起動することができる。ヘルプペインまたはビューアによりユーザは質問を入力するか、またはよくある質問のリストからユーザは質問を選択することができヘルプ。ヘルプオフラインのヘルプ機能は通常、限られた量の、事前に存在するヘルプコンテンツしか与えないので、いくつかのアプリケーションはオンラインのヘルプ機能と関連付けられている。このオンラインのヘルプ機能によりユーザがインターネットを介してサーバに接続し、所与の質問に対する新しく更新された回答あるいはより包括的な回答を得るヘルプオンラインのヘルプ機能ことができる。残念なことに、ローカルのクライアント側アプリケーションとサーバ側ヘルプ機能との接続がしばしば失われ、その結果としてエラー状態が生じる。ユーザはこの場合、所望のヘルプコンテンツを得るために、エラー警告を解除し、オフラインのヘルプ機能に戻ヘルプらなければならない。ヘルプオフラインのヘルプ機能とヘルプオンラインのヘルプ機能との間のこのような切換えのために、ユーザの経験としてそれほどの満足感は得られない。
【0004】
さらに、多くの場合、ユーザーインターフェースの見た目および感じ、ならびに関連するユーザの経験は、ヘルプオンラインのヘルプ機能とヘルプオフラインのヘルプ機能とで異なる。したがって、オンラインヘルプとオフラインヘルプとの間のユーザの経験は一致せず、場合によっては混乱を招く。同様に、様々なアプリケーションのヘルプ機能は、非常に見た目および感じが異なることが多く、様々なアプリケーションにわたるユーザの経験はそれほど一定しない。たとえば、多機能ソフトウェアは、文書処理アプリケーション、表計算アプリケーション、スライドプレゼンテーションアプリケーションなどを提供する。それぞれの異なるアプリケーションが異なるヘルプ機能(および異なるヘルプ機能ユーザーインターフェース)を有する場合、様々なアプリケーションにわたるユーザの経験は、一定ではなく、かつ楽しいものでもない。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
したがって、様々なアプリケーションにわたるユーザの経験を一定にし、およびオフラインヘルプコンテンツソースとオンラインヘルプコンテンツソースとの間の移動をスムーズにする改良されたヘルプ機能が必要である。本発明は、これらおよび他の要件に関してなされたものである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の実施態様は、複数のアプリケーションにわたるユーザの経験を一定にし、オフラインヘルプコンテンツソースとオンラインヘルプコンテンツソースとの間の以降をスムーズにする統合ヘルプコンテンツビューア(ユーザーインターフェース)を提供することによって上記および他の問題を解決する。本発明の実施態様によれば、単一のクライアント側ヘルプコンテンツビューアが提供される。この単一のクライアント側ヘルプコンテンツビューアは所与のアプリケーションユーザーインターフェース(たとえば、文書処理作業空間)上に表示されるか、または、所与のアプリケーションユーザーインターフェースに隣接して表示され、所与のトピックに関連するオフラインまたはオンラインヘルプコンテンツについての問合せを可能にするヘルプ。ヘルプコンテンツビューアは、所与のアプリケーションに関連するユーザーインターフェースにピン止め(pin、固定)することができ、したがって、ヘルプコンテンツビューアは、ヘルプコンテンツビューアがもはやアクティブなアプリケーションでなくなってもユーザーインターフェース上のある位置に残る。
【0007】
ヘルプコンテンツビューアのスコープは最初、ビューアが起動されたときにユーザによってフォーカスされるアプリケーションに関連付けされる。ビューアの現在のスコープ(たとえば、ワードプロセッサか表計算アプリケーションか)をユーザに知らす複数のスコープインジケータスコープインジケータが提供される。ヘルプコンテンツビューアのスコープを選択的に変更することも、異なるアプリケーションを用いてヘルプコンテンツビューアを呼び出すときにスコープを自動的に変更することもできる。さらに、スコープは、最初のスコープから異なるスコープに関連するヘルプコンテンツに移ることによって自動的に変更することができる。
【0008】
ヘルプコンテンツビューアの使用時には、ビューアにオフライン/オンライン接続状態が与えられる。接続状態がオフラインである場合、必要に応じて、オンライン接続が現在利用可能である場合にはそれを行うことができることがユーザに示される。オンラインヘルプセッションが進行中であり、オンライン接続が失われた場合、ヘルプコンテンツビューアに通知が与えられるが、エラー状態は示されない。その代わり、ヘルプ機能アプリケーションは自動的にオフラインヘルプコンテンツソースからヘルプコンテンツを取り込み、ビューアに表示し、したがって、ヘルプセッションが、オンライン接続が失われた結果として中断することも終了することもない。オンライン接続が再び利用可能になった場合、通知が与えられ、オンラインソースからのヘルプコンテンツの取込みを自動的または選択的に復元することができる。本発明の一態様によれば、オンライン接続時には、取り込まれたヘルプコンテンツをローカルに記憶し、その後のオフラインヘルプセッション時にヘルプコンテンツビューアに表示することができる。
【0009】
本発明を特徴付けるこれらおよび他の特徴および利点は、以下の詳細な説明を読み、関連する図面を検討することによって明らかになろう。前記の概略的な説明および以下の詳細な説明が例示的で説明的なものに過ぎず、請求される本発明を制限するものではないことを理解されたい。
【発明を実施するための最良の形態】
【0010】
上記に簡単に説明したように、本発明の実施形態は、複数のアプリケーションにわたって一定したユーザーインターフェースを与え、オフラインのヘルプコンテンツソースとオンラインのヘルプコンテンツソースとの間でスムーズに移行するヘルプコンテンツビューアを目的とする。以下の詳細な説明では、添付の図面を参照する。添付の図面は説明の一部をなし、一例としての特定の実施形態または実施例を図の形態で示す。本発明の要旨および範囲から逸脱せずに、これらの実施形態を組み合わせることも、他の実施形態を利用することも、構造を変更することもできる。したがって、以下の詳細な説明は、制限的な意味で解釈されるものではなく、本発明の範囲は、添付の特許請求の範囲およびその均等物によって定義される。
【0011】
次に、図を参照して、そこでは同じ番号がいくつかの図にわたり同じ要素を表すが、その図を参照して、本発明のいくつかの図、本発明の態様および例示的な動作環境について説明する。図1および以下の議論は、本発明を実施できる適切なコンピューティング環境の簡単で一般的な説明を与えるものである。パーソナルコンピュータ上のオペレーティングシステム上で動作するアプリケーションプログラムと一緒に実行されるプログラムモジュールの一般的な文脈において本発明を説明するが、当業者には、本発明を他のプログラムモジュールと組み合わせて実施することもできることが認識されよう。
【0012】
一般に、プログラムモジュールは、特定のタスクを実行するかまたは特定の抽象データタイプを実装するルーチン、プログラム、構成要素、データ構造、およびその他の種類の構造を含む。さらに、当業者には、ハンドヘルド装置、マルチプロセッサシステム、マイクロプロセッサベースのまたはプログラム可能なコンシューマエレクトロニクス、ミニコンピュータ、メインフレームコンピュータなどを含む、他のコンピュータシステム構成を用いて本発明を実施できることが理解されよう。本発明は、タスクが通信網を通じてリンクされたリモート処理装置によって実行される分散コンピューティング環境で実施することもできる。分散コンピューティング環境では、ローカルメモリ記憶装置とリモートメモリ記憶装置の両方にプログラムモジュールを配置することができる。
【0013】
図1に戻り、本発明の様々な実施形態を実施するためのパーソナルコンピュータ用の例示的なコンピュータアーキテクチャについて説明する。図1に示されているコンピュータアーキテクチャは、中央演算処理装置4(”CPU”)と、ランダムアクセスメモリ8(”RAM”)および読取り専用メモリ(”ROM”)を含むシステムメモリ6と、メモリをCPU4に結合するシステムバス12とを含む従来のパーソナルコンピュータを示している。基本入出力システム、これは、立上げ時などに、コンピュータ内の要素間で情報を転送することを助ける基本ルーチンを含むが、この基本入出力システムがROM10に記憶されている。パーソナルコンピュータ2は、オペレーティングシステム16と、アプリケーションプログラム205などのアプリケーションプログラムと、データとを記憶する大容量記憶装置14をさらに含んでいる。
【0014】
大容量記憶装置14は、バス12に接続された大容量記憶コントローラ(図示せず)を通してCPU4に接続されている。大容量記憶装置14およびそれに関連するコンピュータ可読媒体は、パーソナルコンピュータ2用の非揮発性記憶装置を構成している。本明細書に含まれるコンピュータ可読媒体の説明では、ハードディスクやCD−ROMドライブなどの大容量記憶装置が参照されるが、当業者には、コンピュータ可読媒体が、パーソナルコンピュータ2によってアクセスできる任意の利用可能な媒体であってよいことを理解されたい。
【0015】
一例として、コンピュータ可読媒体は、コンピュータ記憶媒体および通信媒体を備えてよいが、これらに制限されない。コンピュータ記憶媒体には、コンピュータ可読命令、データ構造、プログラムモジュール、その他のデータなどの情報を記憶する任意の方法または技術で実現される揮発性および非揮発性の取外し可能媒体および取外し不能媒体が含まれる。コンピュータ記憶媒体には、RAM、ROM、EPROM、フラッシュメモリまたはその他の半導体メモリ技術、CD−ROM、DVD、またはその他の光学記憶装置、磁気カセット、磁気テープ、磁気ディスク記憶装置、またはその他の磁気記憶装置、あるいは所望の情報を記憶するのに用いることができ、かつコンピュータによってアクセスできる他の任意の媒体が含まれるがこれらに限らない。
【0016】
本発明の様々な実施形態によれば、パーソナルコンピュータ2は、インターネットなどのTCP/IPネットワークを通じたリモートコンピュータとの論理接続を用いてネットワーク化された環境で動作する。パーソナルコンピュータ2は、バス12に接続されたネットワークインタフェースユニット20を通じてTCP/IPネットワーク18に接続する。ネットワークインタフェースユニット20を利用して他の種類のネットワークおよびリモートコンピュータシステムに接続することもできることを理解されたい。パーソナルコンピュータ2は、キーボードまたはマウス(図示せず)を含むいくつかの装置から入力を受信して処理する入出力コントローラ22を含んでもよい。同様に、入出力コントローラ22は、表示画面、プリンタ、または他の種類の出力装置に出力を与えることができる。
【0017】
上記に簡単に述べたように、ワシントン州レッドモンドのMicrosoft Corporationから市販されているWINDOWS(登録商標)オペレーティングシステムのような、ネットワーク化パーソナルコンピュータの動作を制御するのに適したオペレーティングシステム16を含むパーソナルコンピュータ2の大容量記憶装置14およびRAM8に、いくつかのプログラムモジュールおよびデータファイルを記憶することができる。大容量記憶装置14およびRAM8は、1つまたは複数のアプリケーションプログラムを記憶することもできる。特に、大容量記憶装置14およびRAM8は、ユーザに様々な機能を与えるアプリケーションプログラム105を記憶することができる。たとえば、アプリケーションプログラム105は、文書処理アプリケーション、表計算アプリケーション、デスクトップパブリッシングアプリケーションのような多種のプログラムを備えることができる。本発明の実施形態によれば、アプリケーションプログラム205は、いくつかの異なるソフトウェアアプリケーションから機能を与える多重機能ソフトウェアアプリケーションを備えている。多重機能アプリケーション205を備えることのできる個々のプログラムモジュールのいくつかは、文書処理アプリケーション125、スライドプレゼンテーションアプリケーション135、表計算アプリケーション140、およびデータベースアプリケーション145を含んでいる。このような多重機能アプリケーション205の一例は、Microsoft Corporationによって製造されているOFFICE(登録商標)である。図1に示されている他のソフトウェアアプリケーションは、電子メールアプリケーション130を含む。
【0018】
本発明の実施形態によれば、ユーザが所与のトピックに関連するヘルプコンテンツを要求すると、まずインターネットなどの分散コンピューティングネットワークにおける接続を介してオンラインソースから、要求されたヘルプコンテンツを取り込むことが試みられる。オンラインヘルプコンテンツソースとの接続ができない場合、要求されたヘルプトピックに対応するヘルプコンテンツが、ユーザのローカルコンピュータ2に事前に搭載され、保持されているヘルプコンテンツのオフラインの記憶域から与えられる。図2は、本発明の実施形態に従った、フォーカスされクライアントアプリケーションと、クライアントヘルプアプリケーションと、サーバ側ヘルプコンテンツソースとの間の対話を示す概略ブロック図である。ユーザが所与のヘルプトピックに関連するヘルプコンテンツを必要とするとき、文書アプリケーション、表計算アプリケーション、スライドプレゼンテーションアプリケーションのようなフォーカスされたソフトウェアアプリケーション205は、クライアント側ヘルプコンテンツアプリケーション210を呼び出して、本発明の実施形態による統合ヘルプコンテンツビューアを起動する。クライアントヘルプアプリケーション210は、選択または入力される要求に応じたヘルプコンテンツを得るために、インターネット220を介してオンラインインターネットベースヘルプ機能230との接続を試みる。以下に詳しく説明するように、クライアント側ヘルプアプリケーションとサーバ側インターネットベースヘルプ機能230との接続を確立できない場合、クライアント側ヘルプアプリケーション210は、ユーザのローカルコンピュータ2上に維持されているローカルヘルプコンテンツ記憶域から、選択されたヘルプトピックに応じたヘルプコンテンツを取り込む。
【0019】
図3は、本発明による統合ヘルプコンテンツビューアを示すコンピュータ画面表示を示している。統合ヘルプコンテンツビューア300は、ヘルプトピックを入力することができ、かつ選択または入力されたヘルプトピックに応じた探索(サーチ)結果が表示されるユーザーインターフェースである。本発明の実施形態によれば、複数の異なるアプリケーション、たとえば、文書処理アプリケーション、表計算アプリケーション、スライドプレゼンテーションアプリケーション、タスクマネージャアプリケーション、データベースアプリケーションなどに対してヘルプコンテンツビューア300を利用することができる。
【0020】
本発明の実施形態によれば、ヘルプコンテンツビューアに関連する言語(たとえば、英語、フランス語、日本語)をそれぞれの異なるユーザのニーズを満たすように変更することができる。言語を第1の言語から第2の言語に変更した場合、選択された言語に関連するオフラインソースおよびオンラインソースからヘルプコンテンツを取り込むことができる。一実施態様によれば、ユーザーインターフェースソフトウェアアップグレード、プラグイン、アドインなどを所与のアプリケーションに適用し、本発明のヘルプコンテンツビューアが選択された言語によってヘルプコンテンツを探索し表示するのを可能にすることができる。
【0021】
起動されたヘルプコンテンツビューア300の現在のヘルプスコープをユーザに示すために、起動されたビューア300に関連する現在のヘルプスコアを示す(identify)タイトルバー310が設けられている。たとえば、図3を参照すると、タイトルバー310は、"Microsoft Word Help [connected to the Internet]"(「マイクロソフトワードヘルプ(インターネットに接続)」)というスコープ識別を含み、現在のヘルプスコープがワードプロセッサアプリケーションに関連するスコープであり、ヘルプコンテンツをインターネットを介してオンラインヘルプコンテンツソースから取り込むことができることを示している。ビューア300に含まれる他の情報は、現在起動されているビューアが関連する現在のソフトウェアアプリケーションを示すアプリケーションホームボタン345のようなビューア300の現在のスコープを識別している。
【0022】
探索スコープテキストボックス305は、起動されたビューアの現在のスコープを示している。図7に関して説明するように、ユーザによる前の探索問合せに関連する探索スコープを示すドロップダウンメニュー700を探索スコープテキストボックス305の下方に設けることができる。探索のスコープを変更する1つの方法は、ドロップダウンメニュー700にリスト表示される探索スコープトピックの1つを選択することである。探索スコープが選択され、探索ボックス312内に特定のヘルプトピックが識別されると、”Go”(開始)ボタン370を選択して、選択された探索スコープおよび選択または入力されたヘルプトピックに関連するヘルプコンテンツのオンラインまたはオフライン記憶域の探索を開始することができる。オンラインまたはオフラインヘルプ記憶域から探索結果が取り込まれると、探索の結果がビューア300の表示領域に表示され、要求側ユーザによる閲覧が可能になる。本発明の実施形態によれば、ヘルプ探索結果は、Hypertext Markup Language (HTML)フォーマットに従ってビューア300に表示される。インターネットベースヘルプコンテンツ記憶域またはウェブサイトからヘルプコンテンツを取り込む場合、ヘルプコンテンツ探索に応じた情報をビューア300に最もうまく合うようにフォーマットすることができる。たとえば、インターネットウェブサイトから引き出されるコンテンツから、ビューア300で有用ではないある関連する機能や制御を削除することができる。
【0023】
”Back”(戻る)ボタン325、”Forward”(進む)ボタン330、”Stop”(停止)ボタン335、”Refresh”(リフレッシュ)ボタン340のようないくつかのブラウジング機能ボタンは、ユーザが、インターネットブラウジングアプリケーションに表示される探索結果を閲覧するのと同様に、表示される探索結果を閲覧するのを可能にする。同様に、”Favorites”(お気に入り)ボタン350および”History”(履歴)ボタンは、ユーザがお気に入りの探索結果を記憶し閲覧するか、または前に探索されたヘルプコンテンツを閲覧するのを可能にする。
【0024】
後述のように、本発明の実施形態によれば、ビューアが、固定(ピン付け)されたユーザーインターフェース上のある位置に残るようにヘルプコンテンツビューア300を特定のアプリケーションユーザインターネットに固定することができる。ヘルプコンテンツビューア300を特定のアプリケーションユーザーインターフェースに選択的に固定するか、またはコンテンツビューアを所与のアプリケーションユーザーインターフェースから選択的に固定解除する”Pin”(固定)ボタン360が設けられている。
【0025】
所与のヘルプコンテンツ探索の現在のステータスを示すステータスバー315がビューア300の下縁部に沿って含まれている。オンラインまたはオフラインコンテンツ記憶域からのヘルプコンテンツ探索が完全である場合、”Done”(終了)の表示を与えることができる。ヘルプコンテンツの探索が進行中である場合、”Search in Progress”(探索中)などのステータス表示を与えることができる。現在のオンライン接続ステータスまたはオンライン接続ステータスを示す接続ステータスバー320が、ステータスバー315の右側にある。たとえば、”Connected”(接続状態)の接続ステータスは、クライアントヘルプアプリケーション210が現在オンラインヘルプコンテンツ記憶域に接続されていることを示している。一方、”Not Connected”(未接続状態)の接続ステータスは、クライアント側ヘルプアプリケーション210がオンラインヘルプコンテンツ記憶域に接続されておらず、オフライン(未接続)状態中に取り込まれ表示された任意のヘルプコンテンツが、ユーザのローカルコンピュータ2にローカルに維持されているオフラインヘルプコンテンツ記憶域から取り込まれることを示している。
【0026】
本発明の実施形態によれば、好ましい接続ステータスは、選択または入力されたヘルプ要求に応じて取り込まれたヘルプコンテンツが最新のコンテンツであり、かつ応答がより速いようなオンライン接続の接続ステータスである。図4を参照すると、所与のヘルプコンテンツセッション中にクライアント側ヘルプアプリケーション210とサーバ側ヘルプ機能230との間の接続が失われた場合、接続が失われたことをユーザに示す通知警告410をビューア300のコンテンツ表示領域に示すことができる。オンライン接続が失われると、クライアント側ヘルプアプリケーション210は、自動的にオフラインモードに切り替わり、選択または入力されたヘルプ要求に応じてオフライン記憶域でヘルプコンテンツを探索する。次に、取り込まれたヘルプコンテンツがビューア300に表示される。したがって、ユーザは、オンラインヘルプセッションが失われたことを知るが、ローカルヘルプコンテンツからのヘルプコンテンツが自動的にユーザに与えられ、したがって、ヘルプセッションは中断せず、または終了しない。
【0027】
一実施態様によれば、(接続が失われるかまたはユーザの選択のために)取り込まれたオフライン探索結果は、利用可能なオンラインヘルプに関する有用な情報を与えることができる。たとえば、オフライン探索の結果は、オンライン情報源とのリンクを有用な情報と一緒に示し、オンラインにしてオンラインソースを探索するにはどうすべきかをユーザに指示することができる。たとえば、ユーザがオフラインモーである間にオンラインリンクを選択すると、プロンプトが出て、ユーザが要求したオンライン情報を受信するにはオンラインソースに接続しなければならないことをユーザに示す。
【0028】
図3および4を参照してヘルプコンテンツビューアのヘルプ属性および動作について説明したが、図5は、本発明の実施形態による、統合ヘルプコンテンツビューア300にヘルプコンテンツを表示し、オフライン接続状態とオンライン接続状態とを遷移させる例示的なルーチンを示す流れ図である。ルーチン500は、開始ブロック505から始まり、ブロック510に進み、ユーザが、所与のトピックに関連するヘルプ情報を得るためにヘルプコンテンツビューア300を起動する。当業者には理解されるように、F1キーボードなどのキーボードを選択したり、ツールバーに設けられたヘルプアイコンまたは現在使用中のユーザーインターフェースに設けられた他の機能ボタンアレイを選択することなど、いくつかの機構を使用してヘルプコンテンツビューア300を起動することができる。たとえば、ユーザが作業入力領域および様々な機能制御またはボタンを備えた文書処理アプリケーションユーザーインターフェースを介して文書処理アプリケーションに文字を打ち込んでいると考えられたい。また、たとえば、ユーザがテキストのフォーマットに関する情報を必要としていると考えられたい。ユーザは、ユーザの文書処理アプリケーションユーザーインターフェースに設けられたヘルプアイコンまたはボタンを選択するか、あるいはF1キーなどのキーボードキーを選択することによって本発明のヘルプコンテンツビューア300を起動することができる。
【0029】
ブロック515で、クライアントヘルプアプリケーション210は、それが現在、ヘルプコンテンツを得るためにオンラインインターネットベースヘルプ機能230に接続されているかどうかを判定する。ヘルプアプリケーション210が現在ヘルプ機能230に接続されていない場合、図4に示されている通知410などの通知がユーザに与えられ、接続ステータス320は、”Not Connected”のステータスを示すことができる。決定ブロック520で、オンライン接続が必要である場合、ルーチンはブロック525に進み、ユーザが接続の確立を選択するか、あるいはヘルプアプリケーション210によって、接続が確率されていないかまたは他の理由で失われていると判定したときに接続を自動的に確立することができる。接続が必要でない場合、ルーチンは後述のようにオフラインヘルプコンテンツを求めてブロック550に進む。
【0030】
ブロック525で、接続が確立された後、クライアント側ヘルプアプリケーション210は、ユーザからのヘルプ要求、たとえばテキストフォーマッティングを受信し、ブロック530で、入力または選択されたヘルプ要求がクライアント側ヘルプアプリケーション210によってサーバ側インターネットベースヘルプ機能230に渡され、入力または選択されたヘルプ要求に応じたヘルプコンテンツが得られる。ブロック535で、クライアント側ヘルプアプリケーション210は、取り込まれたヘルプコンテンツをフォーマットし、後述のようにクライアント側ヘルプコンテンツビューア300にヘルプコンテンツを表示する。
【0031】
本発明の実施形態によれば、ヘルプコンテンツがサーバ側ヘルプ機能230から取り込まれると、クライアント側ヘルプアプリケーション210は、取り込まれたコンテンツを後でオフラインで使用できるようにクライアント側キャッシュに動的に記憶する。したがって、その後オンライン接続が失われるかまたは他の理由で中断または終了した場合、クライアント側ヘルプアプリケーション210は、ヘルプオンラインのヘルプ機能230から、クライアント側に記憶されているコンテンツを利用することによって、改善されたヘルプコンテンツを与えることができる。
【0032】
ブロック545で、オンラインヘルプセッション中にオンライン接続が失われた場合、図4に示されている警告410などの警告がヘルプコンテンツビューア300に与えられ、オンライン接続が失われたことがユーザに示される。さらに、接続ステータス320が”Connected”のステータスから”Not Connected”のステータスに変更される。ブロック550で、クライアント側ヘルプアプリケーション210は、ユーザによって入力または選択されたヘルプ要求に応じたヘルプコンテンツを自動的にオフラインキャッシュまたは記憶域上で探索する。ブロック515で、オフラインキャッシュまたは記憶域から取り込まれたヘルプコンテンツが後述のようにヘルプコンテンツビューア300に表示される。一実施形態によれば、オフラインキャッシュまたは記憶域は、様々なヘルプコンテンツ探索またはトピックに応じた事前に存在するヘルプコンテンツを含んでいる。上述のように、他の実施形態によれば、ヘルプコンテンツ情報のオフラインキャッシュまたは記憶域は、ヘルプオンラインのヘルプ機能から取り込まれたコンテンツによって補足または更新することができる。いずれの場合も、オフラインキャッシュまたは記憶域から取り込まれたヘルプコンテンツがオンラインキャッシュまたは記憶域から得られる情報よりも少ない場合でも、オフラインキャッシュまたは記憶域から取り込まれた情報またはヘルプコンテンツがユーザに表示され、したがって、ユーザのヘルプセッションが、オンライン接続が失われることによって中断したり、または他の手順で終了することはない。
【0033】
引き続き図5を参照すると、ブロック560で、クライアント側ヘルプアプリケーション210はオンライン接続ステータスをモニター(監視)する。ブロック565で、接続が失われた後でオンライン接続が利用可能になった場合、オンラインヘルプセッションを再開できることをユーザに伝える警告をコンテンツビューアに与えることができる。一実施態様によれば、ユーザはヘルプオンラインのヘルプ機能に選択的に再接続することができる。ユーザが選択的にヘルプオンラインのヘルプ機能に再接続する場合、ユーザのヘルプコンテンツ要求に応じた探索結果がオンラインヘルプコンテンツキャッシュまたは記憶域から取り込まれ、後述のようにユーザに表示される。他の実施形態によれば、オンライン接続が利用可能になった場合、クライアント側ヘルプアプリケーション210は自動的に、ヘルプオンラインのヘルプ機能230との接続を再確立し、ヘルプコンテンツビューア300に表示されるヘルプコンテンツを更新する。ブロック570で、オンラインキャッシュまたは記憶域から得られる他のヘルプコンテンツがコンテンツビューア300において自動的に更新されるか、あるいはユーザがオンラインキャッシュまたは記憶域から得られる更新済みのヘルプコンテンツを選択的に受信するのを可能にする警告をユーザに与えることができる。ルーチンはブロック595で終了する。
【0034】
本発明の実施形態によれば、クライアントヘルプアプリケーション210およびヘルプコンテンツビューア300は有利なことに、多重アプリケーションを構成する複数のアプリケーション、たとえば、文書処理アプリケーション、表計算アプリケーション、スライドプレゼンテーションアプリケーション、データベースアプリケーションなどと直接通信することができる。上記に簡単に説明したように、まず、ヘルプコンテンツビューア300が起動されるアプリケーションに応じたヘルプコンテンツビューア300のスコープが決定される。すなわち、ビューア300が、文書処理に関連するある機能またはトピックに関連するヘルプコンテンツを得るために文書処理アプリケーションから起動される場合、文書処理アプリケーションがヘルプコンテンツビューア300のスコープに決定される。上記に図3を参照して説明したように、ビューア300の現在のスコープは、タイトルバー310と、アプリケーションホームボタン345および探索スコープテキストボックス305を含むビューア内の他の位置に識別される。
【0035】
本発明の実施形態によれば、ヘルプコンテンツビューア300のスコープは、アプリケーションホームボタン345を選択して他のアプリケーションスコープのドロップダウンを表示することによって手動で選択的に変更することができる。図6を参照すると、アプリケーションホームボタン345の下のドロップダウン600は、利用可能であり、ヘルプコンテンツビューア300を手動で選択的に変更することができる複数の異なるヘルプコンテンツ探索スコープを示している。たとえば、ヘルプコンテンツビューア300の現在のスコープが文書処理アプリケーションに関連するスコープであり、ユーザがスライドプレゼンテーションに関連するヘルプコンテンツを必要としている場合、ユーザは、アプリケーションホームボタン345を選択して、図6に示されているドロップダウン600を表示することができる。ユーザは次に、スライドプレゼンテーションアプリケーションスコープボタン620を選択し、それに応じてヘルプコンテンツビューア300のスコープを自動的に変更することができる。ヘルプコンテンツビューア300のスコープがこのように変更されると、ユーザによって入力または選択されるその後のヘルプコンテンツ要求によって、クライアント側ヘルプアプリケーション210は、スライドプレゼンテーションアプリケーションスコープに応じた選択または入力されたヘルプトピックに関連するオンラインまたはオフラインヘルプコンテンツを探索する。図7を参照すると、探索スコープテキストボックス305の下方のドロップダウンメニュー700には様々な探索スコープも示されている。上述のように、ドロップダウンメニュー700は、ユーザによる前の探索問合せに関連する探索スコープを示している。理解されるように、ユーザは、探索スコープドロップダウン700に示されている探索スコープから異なる探索スコープを選択し、所与の探索のスコープを手動で変更することができる。
【0036】
他の実施形態によれば、異なるアプリケーションがヘルプコンテンツビューア300を呼び出したときにヘルプコンテンツビューア300のスコープを自動的に変更することができる。たとえば、ユーザが現在文書処理アプリケーションを利用しており、かつユーザが異なるアプリケーション、たとえば表計算アプリケーションを起動し、その後この第2のアプリケーションからヘルプ機能キーまたはアイコンを選択した場合、ヘルプコンテンツビューア300のスコープは、ヘルプ機能が呼び出される第2のアプリケーションに関連するスコープに自動的に変更される。この例によれば、ヘルプコンテンツビューアのスコープは表計算アプリケーションスコープに変更される。
【0037】
他の実施形態によれば、ユーザが異なるスコープに関連するヘルプコンテンツ探索結果に移った場合、ヘルプコンテンツビューアのスコープを自動的に変更することができる。たとえば、ユーザが現在、文書処理アプリケーションに関するヘルプトピックに関連する、ヘルプコンテンツビューア300に表示されている探索結果を閲覧しているが、ユーザが異なるスコープ、たとえば、表計算アプリケーションスコープに関連するコンテンツ探索結果の一部に移った場合、ヘルプコンテンツビューア300の現在のスコープを、ユーザが移ったヘルプコンテンツに関連するスコープ、たとえば、表計算アプリケーションスコープに変更することができる。
【0038】
次に図8を参照すると、所与の探索スコープが確立された後、ユーザによって特定のヘルプコンテンツトピックまたは要求を探索ボックス312に入力することができる。最後に入力されたヘルプトピック800のドロップダウンリストを表示してユーザが前に入力されたトピック/要求を選択するのを可能にすることができる。上述のように、ヘルプトピックが入力または選択された後、図3に示されている”Go”ボタンを選択して、上記に図5を参照して説明したオンラインまたはオフラインヘルプコンテンツ探索を開始することができる。
【0039】
本発明の実施形態によれば、ヘルプコンテンツビューア300が起動されるソフトウェアアプリケーション、たとえば文書処理アプリケーション、表計算アプリケーションなどは、ビューア300のサイズおよび位置を調節することができる。たとえば、ビューア300は、所与のアプリケーションに関連するユーザーインターフェース上の位置で起動することができる。あるいは、所与のアプリケーションユーザーインターフェースの作業空間に隣接するようにビューア300のサイズを決定することができる。さらに、ビューア300の表示領域のサイズは、様々な量の表示されるヘルプコンテンツに対処するように縮小または拡大することができる。
【0040】
図9を参照すると、本発明の実施形態によれば、ヘルプコンテンツビューア300は、特定のアプリケーションユーザーインターフェースに固定することができ、したがって、固定されたヘルプコンテンツビューア300は、関連するアプリケーションユーザーインターフェース上の位置に残る。たとえば、図9を参照すると、文書処理アプリケーションユーザーインターフェース910が現在対象とするアプリケーションである場合、クライアントヘルプアプリケーション210を文書処理アプリケーションユーザーインターフェース910に固定し、スコープをこのアプリケーションユーザーインターフェースに決定することができる。したがって、ビューア300は、ビューア300が文書処理アプリケーションユーザーインターフェース910上に表示されるような位置に残る。ユーザが、異なるアプリケーションのユーザーインターフェース、たとえば電子メールカレンダーアプリケーションユーザーインターフェース910を以前に選択している場合でも、ヘルプコンテンツビューア300は、対象とする文書処理アプリケーションユーザーインターフェース910上の位置に残る。図9の下部を参照すると、ユーザが第2のアプリケーションユーザーインターフェース、たとえば電子メールカレンダーユーザーインターフェース920を対象としている場合、そのユーザーインターフェースは頂部位置に移動するが、ヘルプコンテンツビューア300は、それが現在固定されかつ現在のスコープである文書処理アプリケーションユーザーインターフェース910上の位置に残る。
【0041】
上記に簡単に説明し、図3に示したように、ユーザが固定ボタン360を選択してヘルプコンテンツビューア300をそれに関連するスコープであるアプリケーションから固定解除した場合、ヘルプコンテンツビューアは、他のウィンドウイングフレームと同様に働き、かつビューアはそれが選択されるタイミングに基づく他のウィンドウに対する位置に位置する。たとえば、ビューア300は、固定解除された後、選択行の3番目に来た場合、その表示位置に関する行の3番目に位置する。たとえば、ユーザーインターフェース920が、スコープであるアプリケーション上に位置し、文書処理ユーザーインターフェース910が2番目になり、ビューア300が第3の位置に位置することがある。一方、ビューア300は、所与のユーザーインターフェースに固定されている場合、関連する固定されたユーザーインターフェースに対する「常にその上の」位置に残る。
【0042】
ビューア300のスコープが異なるアプリケーションに変更され、スコープになったユーザーインターフェースにビューア300を固定することが選択された場合、ビューア300は、スコープが変更された新しいアプリケーションに対する「常にその上の」位置に移動する。たとえば、図9を参照すると、ヘルプコンテンツビューア300のスコープが、上記に図6および7を参照して説明したように電子メールカレンダーアプリケーションに変更された場合、ヘルプコンテンツビューア300は、電子メールカレンダーアプリケーションユーザーインターフェース920上の位置に移動する。
【0043】
本発明の実施形態によれば、ヘルプコンテンツビューア300に表示されるコンテンツは、ヘルプコンテンツビューア300の現在のスコープであるアプリケーションの機能を制御することができる。すなわち、ビューア300に表示されるコンテンツに含まれるソフトウェアコーディングは、自動的または選択的に、関連するアプリケーションの機能を制御することができる。たとえば、ビューア300に表示されるヘルプコンテンツが、文書が他のフォントに従って印刷されるように関連する文書処理アプリケーションの印刷機能を変更するコーディングを含んでいる場合、ユーザがヘルプコンテンツビューアから直接他のフォントに従って文書を印刷するのを可能にするボタンを、表示されるヘルプコンテンツに供給することができる。一実施形態によれば、関連するアプリケーション、文書処理アプリケーションにおけるソフトウェアコードは、コンテンツビューア300に表示されるヘルプコンテンツに含まれるコードに従う。したがって、コンテンツビューア300に表示されるコンテンツに含まれるコードは、アプリケーションによって示されるコードを呼び出し、示されたコードを実行する。他の実施形態によれば、ヘルプコンテンツビューアに表示されるコンテンツは、関連するアプリケーションコードに参照を渡し、関連するアプリケーションが、ヘルプコンテンツに含まれるコードをダウンロードし、解釈し、実行するのを可能にし、したがって、関連するアプリケーションは、ヘルプコンテンツに含まれる参照されたコードを実行する。
【0044】
本明細書で説明したように、オフラインおよびオンラインヘルプコンテンツを管理する統合ヘルプコンテンツビューアが提供される。当業者には、本発明の範囲や要旨から逸脱せずに本発明に様々な修正または変形を加えてよいことが明らかになろう。本発明の他の実施形態は、本明細書に開示された本発明の指定事項および実施事項を検討することによって明らかになろう。
【図面の簡単な説明】
【0045】
【図1】本発明の実施形態の例示的な動作環境を与えるパーソナルコンピュータのアーキテクチャを示すブロック図である。
【図2】本発明の実施形態による、対象とするクライアントアプリケーションと、クライアントヘルプアプリケーションと、サーバ側ヘルプコンテンツソースとの間の対話を示す概略ブロック図である。
【図3】本発明の実施形態による、統合ヘルプコンテンツビューアを示すコンピュータ画面表示を示す図である。
【図4】図3に示されているヘルプコンテンツビューアの一部を示すコンピュータ画面表示を示す図である。
【図5】本発明の実施形態による、統合ヘルプコンテンツビューアにヘルプコンテンツを表示し、オフライン接続状態とオンライン接続状態とを遷移させる例示的なルーチンを示す流れ図である。
【図6】本発明の実施形態による、ヘルプコンテンツビューアを示し、ヘルプコンテンツスコープ同士を選択的に切り替える制御を示すコンピュータ画面表示を示す図である。
【図7】1つまたは複数のヘルプトピックを探索する探索入口点を示すヘルプコンテンツビューアのコンピュータ画面表示を示す図である。
【図8】ヘルプコンテンツトピックを入力できる探索ボックスを示すヘルプコンテンツビューアのコンピュータ画面表示を示す図である。
【図9】本発明の実施形態による、対象とするアプリケーションユーザーインターフェースに対するヘルプコンテンツビューアの固定を示すブロック図である。
【符号の説明】
【0046】
1 TCP/IPネットワーク
2 中央演算処理装置
3 ネットワークインタフェースユニット
4 入出力コントローラ
5 システムメモリ
6 ランダムアクセスメモリ
7 読取り専用メモリ
8 オペレーティングシステム
9 アプリケーションプログラム
10 文書処理アプリケーション
11 電子メールアプリケーション
12 大容量記憶装置
13 スライドプレゼンテーションアプリケーション
14 表計算アプリケーション
15 データベースアプリケーション

【特許請求の範囲】
【請求項1】
オフラインおよびオンラインコンテンツソースからのコンテンツ取込みおよび表示を管理する方法であって、
ヘルプコンテンツを求める要求に応じたオンラインヘルプコンテンツを前記ヘルプコンテンツソースから取り込むことと、
取り込まれたオンラインヘルプコンテンツをヘルプコンテンツユーザーインターフェースに表示することと、
前記ヘルプコンテンツユーザーインターフェースに表示されるオンラインヘルプコンテンツが取り込まれている間に前記オンラインヘルプコンテンツソースとの接続が失われた場合、前記オンラインヘルプコンテンツソースとの接続が失われた旨の通知をヘルプコンテンツユーザーインターフェースに与えることと、
ヘルプコンテンツを求める要求に応じたオフラインヘルプコンテンツを前記オフラインヘルプコンテンツソースから自動的に取り込むことと、
前記取り込まれたオフラインヘルプコンテンツを前記ヘルプコンテンツユーザーインターフェース中で表示することと
を含む方法。
【請求項2】
前記オンラインヘルプコンテンツソースとの接続を確立できないときにヘルプコンテンツユーザーインターフェースによって取り込めるように、前記取り込まれたオンラインヘルプコンテンツをオフラインヘルプコンテンツ記憶域に記憶することをさらに含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記取り込まれたオンラインヘルプコンテンツを前記ヘルプコンテンツユーザーインターフェースでの表示のためにフォーマットすることをさらに含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
【請求項4】
前記取り込まれたオンラインヘルプコンテンツを前記ヘルプコンテンツユーザーインターフェースでの表示のためにフォーマットすることは、Hypertext Markup Language (HTML)に従って前記取り込まれたオンラインヘルプコンテンツをフォーマットすることを含むことを特徴とする請求項3に記載の方法。
【請求項5】
前記取り込まれたオフラインヘルプコンテンツを前記ヘルプコンテンツユーザーインターフェースでの表示のためにフォーマットすることをさらに含むことを特徴とする請求項3に記載の方法。
【請求項6】
前記取り込まれたオンラインヘルプコンテンツを前記ヘルプコンテンツユーザーインターフェースでの表示のためにフォーマットすることは、Hypertext Markup Language (HTML)に従って前記取り込まれたオフラインヘルプコンテンツをフォーマットすることを含むことを特徴とする請求項5に記載の方法。
【請求項7】
ヘルプコンテンツを求める要求に応じたオンラインヘルプコンテンツを前記オンラインヘルプコンテンツソースから取り込む前に、前記ヘルプコンテンツユーザーインターフェースを、導入されているソフトウェアアプリケーションユーザーインターフェースに関連して起動することを特徴とする請求項1に記載の方法。
【請求項8】
前記起動されたヘルプコンテンツユーザーインターフェースが前記導入されているソフトウェアアプリケーションユーザーインターフェース上に位置するように、前記起動されたヘルプコンテンツユーザーインターフェースを、前記導入されているソフトウェアアプリケーションユーザーインターフェースに選択的に固定することをさらに含むことを特徴とする請求項7に記載の方法。
【請求項9】
前記ヘルプコンテンツユーザーインターフェースのヘルプコンテンツ探索スコープを、前記導入されているソフトウェアアプリケーションユーザーインターフェースに関連するスコープに設定することをさらに含むことを特徴とする請求項8に記載の方法。
【請求項10】
前記ヘルプコンテンツユーザーインターフェースの現在のヘルプコンテンツ探索スコープの表示を前記ヘルプコンテンツユーザーインターフェースに与えることをさらに含むことを特徴とする請求項9に記載の方法。
【請求項11】
前記ヘルプコンテンツユーザーインターフェースが第2のソフトウェアアプリケーションに関連して呼び出された場合に、前記ヘルプコンテンツ探索スコープを自動的に、前記第2のソフトウェアアプリケーションの導入されているソフトウェアアプリケーションユーザーインターフェースに関連するスコープに変更することをさらに含むことを特徴とする請求項10に記載の方法。
【請求項12】
異なるスコープに関連する、前記ヘルプコンテンツユーザーインターフェースに表示されるヘルプコンテンツ項目に移ったという通知を受信したときに、前記ヘルプコンテンツ探索スコープを自動的に前記異なるスコープに変更することをさらに含むことを特徴とする請求項10に記載の方法。
【請求項13】
オフラインおよびオンラインコンテンツソースからのコンテンツ取込みおよび表示を管理する方法であって、
ヘルプコンテンツユーザーインターフェースを起動することと、
前記ヘルプコンテンツユーザーインターフェースにおいてヘルプコンテンツ要求を受信することと、
オンラインヘルプコンテンツソースとの接続をモニターすることと、
オンラインヘルプコンテンツソースとの接続が確立されている場合、ヘルプコンテンツを求める前記要求を前記オンラインヘルプコンテンツソースに渡すことと、
ヘルプコンテンツを求める前記要求に応じたオンラインヘルプコンテンツを前記オンラインヘルプコンテンツソースから取り込むことと、
前記取り込まれたオンラインヘルプコンテンツを前記ヘルプコンテンツユーザーインターフェースに表示することと、
前記ヘルプコンテンツユーザーインターフェースが前記オンラインヘルプコンテンツソースに接続されている旨の通知を前記ヘルプコンテンツユーザーインターフェースに与えること
とを含むことを特徴とする方法。
【請求項14】
前記オンラインヘルプコンテンツソースとの接続が確立されていない場合、前記オンラインヘルプコンテンツソースとの接続の確立を試みることと、
前記ヘルプコンテンツユーザーインターフェースが前記オンラインヘルプコンテンツソースに接続されていない旨の通知を前記ヘルプコンテンツユーザーインターフェースに与えることと、
前記オンラインヘルプコンテンツソースとの接続を確立できない場合、ヘルプコンテンツを求める前記要求を自動的に前記オフラインヘルプコンテンツソースに渡すことと
をさらに含むことを特徴とする請求項13に記載の方法。
【請求項15】
前記オフラインヘルプコンテンツソースからオフラインヘルプコンテンツを取り込むことと、
前記取り込まれたオフラインヘルプコンテンツを前記ヘルプコンテンツユーザーインターフェースに表示することと
をさらに含むことを特徴とする請求項14に記載の方法。
【請求項16】
前記取り込まれたオフラインヘルプコンテンツを前記ヘルプコンテンツユーザーインターフェースに表示する前に、前記取り込まれたオフラインヘルプコンテンツを前記ヘルプコンテンツユーザーインターフェースでの表示のためにフォーマットすることを特徴とする請求項15に記載の方法。
【請求項17】
前記取り込まれたオフラインヘルプコンテンツを前記ヘルプコンテンツユーザーインターフェースでの表示のためにフォーマットすることは、Hypertext Markup Language (HTML)に従って前記取り込まれたオフラインヘルプコンテンツをフォーマットすることを含むことを特徴とする請求項16に記載の方法。
【請求項18】
前記取り込まれたオンラインヘルプコンテンツを前記ヘルプコンテンツユーザーインターフェースに表示する前に、前記取り込まれたオンラインヘルプコンテンツを前記ヘルプコンテンツユーザーインターフェースでの表示のためにフォーマットすることを特徴とする請求項13に記載の方法。
【請求項19】
前記取り込まれたオンラインヘルプコンテンツを前記ヘルプコンテンツユーザーインターフェースに表示されるようにフォーマットすることは、Hypertext Markup Language (HTML)に従って前記取り込まれたオンラインヘルプコンテンツをフォーマットすることを含むことを特徴とする請求項18に記載の方法。
【請求項20】
ヘルプコンテンツユーザーインターフェースを起動することは、前記ヘルプコンテンツユーザーインターフェースを、導入されているソフトウェアアプリケーションユーザーインターフェースに関連して起動することを含むことを特徴とする請求項13に記載の方法。
【請求項21】
前記起動されたヘルプコンテンツユーザーインターフェースが前記導入されているソフトウェアアプリケーションユーザーインターフェース上に位置するように、前記起動されたヘルプコンテンツユーザーインターフェースを、前記導入されているソフトウェアアプリケーションユーザーインターフェースに選択的に固定することをさらに含むことを特徴とする請求項20に記載の方法。
【請求項22】
前記ヘルプコンテンツユーザーインターフェースのヘルプコンテンツ探索スコープを、前記導入されているソフトウェアアプリケーションユーザーインターフェースに関連するスコープに設定することをさらに含むことを特徴とする請求項21に記載の方法。
【請求項23】
前記ヘルプコンテンツユーザーインターフェースの現在のヘルプコンテンツ探索スコープの表示を前記ヘルプコンテンツユーザーインターフェースに与えることをさらに含むことを特徴とする請求項22に記載の方法。
【請求項24】
前記ヘルプコンテンツユーザーインターフェースが第2のソフトウェアアプリケーションに関連して呼び出された場合に、前記ヘルプコンテンツ探索スコープを自動的に、前記第2のソフトウェアアプリケーションの導入されているソフトウェアアプリケーションユーザーインターフェースに関連するスコープに設定することをさらに含むことを特徴とする請求項23に記載の方法。
【請求項25】
異なるスコープに関連する、前記ヘルプコンテンツユーザーインターフェースに表示されるヘルプコンテンツ項目に移ったという通知を受信したときに、前記ヘルプコンテンツ探索スコープを自動的に前記異なるスコープに変更することをさらに含むことを特徴とする請求項24に記載の方法。
【請求項26】
コンピュータによって実行されたときに、オフラインおよびオンラインコンテンツソースからのコンテンツ取込みおよび表示を管理する方法を実行するコンピュータ実行可能命令を含むコンピュータ可読媒体であって、
ヘルプコンテンツを求める要求に応じたオンラインヘルプコンテンツを前記ヘルプコンテンツソースから取り込むことと、
取り込まれたオンラインヘルプコンテンツをヘルプコンテンツユーザーインターフェースに表示することと、
前記ヘルプコンテンツユーザーインターフェースに表示されるオンラインヘルプコンテンツが取り込まれている間に前記オンラインヘルプコンテンツソースとの接続が失われた場合、前記オンラインヘルプコンテンツソースとの接続が失われた旨の通知をヘルプコンテンツユーザーインターフェースに与えることと、
ヘルプコンテンツを求める要求に応じたオフラインヘルプコンテンツを前記オフラインヘルプコンテンツソースから自動的に取り込むことと、
前記取り込まれたオフラインヘルプコンテンツを前記ヘルプコンテンツユーザーインターフェースに表示すること
とを含むことを特徴とするコンピュータ可読媒体。
【請求項27】
前記オンラインヘルプコンテンツソースとの接続を確立できないときにヘルプコンテンツユーザーインターフェースによって取り込めるように、前記取り込まれたオンラインヘルプコンテンツをオフラインヘルプコンテンツ記憶域に記憶することをさらに含むことを特徴とする請求項26に記載のコンピュータ可読媒体。
【請求項28】
前記取り込まれたオンラインヘルプコンテンツを前記ヘルプコンテンツユーザーインターフェースに表示されるようにフォーマットすることをさらに含むことを特徴とする請求項26に記載のコンピュータ可読媒体。
【請求項29】
前記取り込まれたオンラインヘルプコンテンツを前記ヘルプコンテンツユーザーインターフェースに表示されるようにフォーマットすることは、Hypertext Markup Language (HTML)に従って前記取り込まれたオンラインヘルプコンテンツをフォーマットすることを含むことを特徴とする請求項28に記載のコンピュータ可読媒体。
【請求項30】
前記取り込まれたオフラインヘルプコンテンツを前記ヘルプコンテンツユーザーインターフェースに表示されるようにフォーマットすることをさらに含むことを特徴とする請求項28に記載のコンピュータ可読媒体。
【請求項31】
前記取り込まれたオンラインヘルプコンテンツを前記ヘルプコンテンツユーザーインターフェースに表示されるようにフォーマットすることは、Hypertext Markup Language (HTML)に従って前記取り込まれたオフラインヘルプコンテンツをフォーマットすることを含むことを特徴とする請求項30に記載のコンピュータ可読媒体。
【請求項32】
ヘルプコンテンツを求める要求に応じたオンラインヘルプコンテンツを前記オンラインヘルプコンテンツソースから取り込む前に、前記ヘルプコンテンツユーザーインターフェースを、導入されているソフトウェアアプリケーションユーザーインターフェースに関連して起動することを特徴とする請求項26に記載のコンピュータ可読媒体。
【請求項33】
前記起動されたヘルプコンテンツユーザーインターフェースが前記導入されているソフトウェアアプリケーションユーザーインターフェース上に位置するように、前記起動されたヘルプコンテンツユーザーインターフェースを、前記導入されているソフトウェアアプリケーションユーザーインターフェースに選択的に固定することをさらに含むことを特徴とする請求項32に記載のコンピュータ可読媒体。
【請求項34】
前記ヘルプコンテンツユーザーインターフェースのヘルプコンテンツ探索スコープを、前記導入されているソフトウェアアプリケーションユーザーインターフェースに関連するスコープに設定することをさらに含むことを特徴とする請求項33に記載のコンピュータ可読媒体。
【請求項35】
前記ヘルプコンテンツユーザーインターフェースの現在のヘルプコンテンツ探索スコープの表示を前記ヘルプコンテンツユーザーインターフェースに与えることをさらに含むことを特徴とする請求項34に記載のコンピュータ可読媒体。
【請求項36】
前記ヘルプコンテンツユーザーインターフェースが第2のソフトウェアアプリケーションに関連して呼び出された場合に、前記ヘルプコンテンツ探索スコープを自動的に、前記第2のソフトウェアアプリケーションの導入されているソフトウェアアプリケーションユーザーインターフェースに関連するスコープに変更することをさらに含むことを特徴とする請求項35に記載のコンピュータ可読媒体。
【請求項37】
異なるスコープに関連する前記ヘルプコンテンツユーザーインターフェースに表示されるヘルプコンテンツ項目に移ったという通知を受信したときに、前記ヘルプコンテンツ探索スコープを自動的に前記異なるスコープに変更することをさらに含むことを特徴とする請求項36に記載のコンピュータ可読媒体。
【請求項38】
オフラインおよびオンラインコンテンツソースからのコンテンツ取込みおよび表示を管理する方法であって、
ヘルプコンテンツユーザーインターフェースを、導入されているソフトウェアアプリケーションユーザーインターフェースに関連して起動することと、
前記起動されたヘルプコンテンツユーザーインターフェースが前記導入されているソフトウェアアプリケーションユーザーインターフェースから固定解除されるまで、前記起動されたヘルプコンテンツユーザーインターフェースが前記導入されているソフトウェアアプリケーションユーザーインターフェース上に位置したままになるように、前記起動されたヘルプコンテンツユーザーインターフェースを前記導入されているソフトウェアアプリケーションユーザーインターフェースに選択的に固定することと
を含むことを特徴とする方法。
【請求項39】
前記ヘルプコンテンツユーザーインターフェースの探索スコープを、前記導入されているソフトウェアアプリケーションに関連するスコープから異なる導入されているソフトウェアアプリケーションユーザーインターフェースに関連するスコープに変更することによって、前記ヘルプコンテンツユーザーインターフェースを前記導入されているソフトウェアアプリケーションユーザーインターフェースから固定解除することをさらに含むことを特徴とする請求項38に記載の方法。
【請求項40】
前記ヘルプコンテンツユーザーインターフェースの現在のヘルプコンテンツ探索スコープの表示を前記ヘルプコンテンツユーザーインターフェースに与えることをさらに含むことを特徴とする請求項39に記載の方法。
【請求項41】
コンピュータによって実行されたときに、オフラインおよびオンラインコンテンツソースからのコンテンツ取込みおよび表示を管理する方法を実行するコンピュータ可読命令を含むコンピュータ可読媒体であって、
ヘルプコンテンツユーザーインターフェースを、導入されているソフトウェアアプリケーションユーザーインターフェースに関連して起動することと、
前記起動されたヘルプコンテンツユーザーインターフェースが前記導入されているソフトウェアアプリケーションユーザーインターフェースから固定解除されるまで、前記起動されたヘルプコンテンツユーザーインターフェースが前記導入されているソフトウェアアプリケーションユーザーインターフェース上に位置したままになるように、前記起動されたヘルプコンテンツユーザーインターフェースを前記導入されているソフトウェアアプリケーションユーザーインターフェースに選択的に固定することと
を含むことを特徴とするコンピュータ可読媒体。
【請求項42】
前記ヘルプコンテンツユーザーインターフェースの探索スコープを、前記導入されているソフトウェアアプリケーションに関連するスコープから異なる導入されているソフトウェアアプリケーションユーザーインターフェースに関連するスコープに変更することによって、前記ヘルプコンテンツユーザーインターフェースを前記導入されているソフトウェアアプリケーションユーザーインターフェースから固定解除することをさらに含むことを特徴とする請求項41に記載のコンピュータ可読媒体。
【請求項43】
前記ヘルプコンテンツユーザーインターフェースの現在のヘルプコンテンツ探索スコープの表示を前記ヘルプコンテンツユーザーインターフェースに与えることをさらに含むことを特徴とする請求項42に記載のコンピュータ可読媒体。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【公開番号】特開2006−172442(P2006−172442A)
【公開日】平成18年6月29日(2006.6.29)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2005−337167(P2005−337167)
【出願日】平成17年11月22日(2005.11.22)
【出願人】(500046438)マイクロソフト コーポレーション (3,165)
【Fターム(参考)】