説明

ウェブページ生成装置、及びウェブページの生成方法

【課題】ファイルサーバの負荷を軽減しつつ、記憶装置に記憶させるデータ量を軽減できるウェブページ生成装置を提供する。
【解決手段】ウェブページ生成装置10は、各ユーザに共通するテンプレート50bを生成するファイルサーバ100と、ユーザからのアクセスに応じて、テンプレート50bのコピーを組み込んだウェブページ50を生成するキャッシュサーバ200とを備え、前記ファイルサーバは、テンプレート50bを生成するテンプレート生成部120と、テンプレート50bを記憶するオリジナルDB130と、を備え、キャッシュサーバ200は、オリジナルDB130からコピーテンプレート50cを取得するテンプレート取得部210と、ユーザ対応情報をコピーテンプレート50cに組み込んで、ウェブページ50を生成するウェブページ生成部260とを備える。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、ウェブページ生成装置、及びウェブページの生成方法に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、インターネットのウェブサイトを用いて配信されるウェブページを生成し、記憶するウェブページ生成装置のファイルサーバにおいて、ウェブページに関するデータを記憶する記憶装置に記憶させるデータ量を軽減するために様々な方法が用いられている。
【0003】
例えば、ファイルサーバにおいて、各ユーザに対応するユーザ固有情報と、各ユーザに共通する背景テンプレートとを記憶し、ユーザ固有情報を背景テンプレートに組み込むことにより、各ユーザ固有の情報が組み込まれたウェブページ(以下、各ユーザ用のウェブページと適宜省略する)を生成するウェブページ生成装置が知られている(例えば、特許文献1)。
【0004】
このようなウェブページ生成装置によれば、ユーザ固有情報と、各ユーザに共通する背景テンプレートとをファイルサーバの記憶装置に記憶させればよい。すなわち、ファイルサーバの記憶装置に各ユーザ用のウェブページを全て記憶させる必要がないため、ファイルサーバの記憶装置に記憶させるデータ量を軽減できる。
【0005】
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
【特許文献1】国際公開第01/93054号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
しかし、上記した従来のウェブページ生成装置には、次のような問題があった。すなわち、ファイルサーバでは、ユーザからのアクセスの度に、各ユーザ用のウェブページを生成し、記憶するため、ファイルサーバの負荷が大きくなり、ユーザからのアクセスが集中した際にウェブページの配信が遅れるという問題がある。
【0008】
そこで、本発明はこのような状況に鑑みてなされたものであり、記憶装置に記憶させるデータ量を軽減しつつ、ファイルサーバの負荷を軽減できるウェブページ生成装置、及びウェブページの生成方法の提供を目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
上述した問題を解決するため、本発明は、次のような特徴を有している。まず、本発明の第1の特徴は、ユーザ(クライアント端末20)からのアクセスに応じて、ウェブページ(ウェブページ50)を生成し、記憶するウェブページ生成装置(ウェブページ生成装置10)であって、各ユーザに共通するテンプレート(テンプレート50b)を生成するテンプレート生成手段(テンプレート生成部120)と、前記テンプレート生成手段により生成された前記テンプレートを記憶するテンプレート記憶手段(オリジナルDB130)と、を備えるファイルサーバ(ファイルサーバ100)と、前記テンプレート記憶手段から前記テンプレートを取得するテンプレート取得手段(テンプレート取得部210)と、前記ユーザからのアクセスに応じて、前記テンプレート取得手段により取得された前記テンプレート(コピーテンプレート50c)に、前記ユーザに対応するユーザ固有情報を含むユーザ対応情報を組み込んで、前記ウェブページを生成するページ生成手段(ウェブページ生成部260)とを備えるキャッシュサーバ(キャッシュサーバ200)とを有することを特徴とする。
【0010】
このようなウェブページ生成装置は、ファイルサーバと、キャッシュサーバとを備える。ファイルサーバは、テンプレート生成手段と、テンプレート記憶手段と、を備える。すなわち、ファイルサーバは、各ユーザ用のテンプレートではなく、各ユーザに共通するテンプレートのみを生成し、テンプレート記憶手段に記憶するため、記憶装置に記憶させるデータ量を軽減できる。
【0011】
また、キャッシュサーバは、ページ生成手段を備えるため、ユーザからのアクセスの度に、ウェブページの全てを生成することなく、ユーザ対応情報をテンプレートに組み込みウェブページを生成するため、ウェブページを生成する負荷を小さくできる。
【0012】
すなわち、ウェブページ生成装置は、ファイルサーバと、キャッシュサーバとで、上記の通り機能を分離している。
【0013】
従って、本発明の第1の特徴に係るウェブページ生成装置によれば、ファイルサーバの負荷を軽減しつつ、記憶装置に記憶させるデータ量を軽減できる。
【0014】
本発明の第2の特徴は、本発明の第1の特徴に係り、前記ファイルサーバは、外部または、所定の記憶部からデータ(例えば、お知らせ情報51b又はニュース情報53b)を取得するデータ取得手段(データ取得部110)を備え、前記テンプレート生成手段は、前記データ取得手段により所定の期間に取得された前記データを、各ユーザに共通し、変化しない背景テンプレート(テンプレート50a)に組み込んで、所定の期間毎に新たに前記テンプレートを生成し、前記テンプレート記憶手段は、前記テンプレートの生成に伴って、前記テンプレートを記憶し、前記テンプレート取得手段は、前記テンプレートを前記テンプレート記憶手段から所定の期間毎に取得することを要旨とする。
【0015】
本発明の第3の特徴は、本発明の第1又は第2の特徴に係り、前記キャッシュサーバは、新たに前記ウェブページを生成するか否かを決定するウェブページ決定手段(ウェブページ決定部240)と、前記ページ生成手段により生成される前記ウェブページを記憶するウェブページ記憶手段(キャッシュDB220)と、を備え、前記ユーザ対応情報は、前記ユーザの属性に対応する属性対応情報を含み、前記ウェブページ決定手段は、前記属性対応情報と、前記ウェブページ記憶手段に記憶される前記ウェブページとに基づいて、新たに前記ウェブページを生成するか否かを決定し、前記ページ生成手段は、前記ウェブページ決定手段の決定に基づいて、前記ユーザ対応情報において前記属性対応情報のみを前記テンプレートに組み込んで前記ウェブページを生成することを要旨とする。
【0016】
本発明の第4の特徴は、本発明の第1乃至第3の特徴に係り、前記キャッシュサーバは、前記ユーザがアクセスする地域ごとに複数備えられることを要旨とする。
【0017】
本発明の第5の特徴は、ユーザからのアクセスに応じて、ウェブページを生成し、記憶するウェブページの生成方法において、前記ウェブページ生成装置は、ファイルサーバと、ユーザからのアクセスに応じるキャッシュサーバとを備え、前記ファイルサーバが、各ユーザに共通するテンプレートを生成するテンプレート生成工程(ステップS107)と、前記ファイルサーバが、前記テンプレート生成工程により生成された前記テンプレートを記憶するテンプレート記憶工程(ステップS109)と、前記キャッシュサーバが、前記テンプレート記憶工程により記憶されたテンプレートを取得するテンプレート取得工程(ステップS201)と、前記キャッシュサーバが、前記ユーザに対応するユーザ固有情報を含むユーザ対応情報を前記テンプレートに組み込んで、前記ウェブページを生成するページ生成工程(ステップS305)と、を有することを要旨とする。
【0018】
また、上記ウェブページ生成装置に限らず、上記ウェブページ生成装置に対応するコンピュータ・プログラムもそれぞれ本発明の特徴である。さらに、上記のように構成される本発明の作用及び効果、並びに本発明の他の各特徴における構成、作用及び効果については、実施形態などを通じて後述する通りである。
【発明の効果】
【0019】
本発明によれば、ファイルサーバの負荷を軽減しつつ、記憶装置に記憶させるデータ量を軽減できるウェブページ生成装置、及びウェブページの生成方法を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0020】
【図1】本発明の実施形態に係るウェブページ生成装置10の機能ブロック図である。
【図2】本発明の実施形態に係るファイルサーバ100によるテンプレート50bの生成過程を示す概念図である。
【図3】本発明の実施形態に係るキャッシュサーバ200によるウェブページ50の生成過程を示す概念図である。
【図4】本発明の実施形態に係るキャッシュDB220に記憶されるユーザ識別情報TBを示す図である。
【図5】本発明の実施形態に係るファイルサーバ100によるテンプレート50bの生成手順を示すフローチャートである。
【図6】本発明の実施形態に係るキャッシュサーバ200によるコピーテンプレート50cの取得手順を示すフローチャートである。
【図7】本発明の実施形態に係るキャッシュサーバ200によるウェブページ50の生成手順を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0021】
次に、本発明の実施形態について説明する。具体的には、(1)ウェブページ生成装置の構成、(2)ファイルサーバの機能ブロック構成、(3)キャッシュサーバの機能ブロック構成、(4)ウェブページ生成装置の動作、(5)作用・効果、(6)その他の実施形態について説明する。
【0022】
なお、以下の図面の記載において、同一または類似の部分には、同一または類似の符号を付している。ただし、図面は模式的なものであり、各寸法の比率などは現実のものとは異なることに留意すべきである。
【0023】
したがって、具体的な寸法などは以下の説明を参酌して判断すべきである。また、図面相互間においても互いの寸法の関係や比率が異なる部分が含まれていることは勿論である。
【0024】
(1)ウェブページ生成装置の構成
図1は、本発明の実施形態に係るウェブページ生成装置10の機能ブロック図である。ウェブページ生成装置10は、複数の各種データベース(以下、DBと適宜省略する)と、通信ネットワーク30を介して接続されている。また、ウェブページ生成装置10、ユーザの端末であるクライアント端末20と通信ネットワーク30を介して接続されている。
【0025】
ウェブページ生成装置10は、ファイルサーバ100と、複数のキャッシュサーバ200とを備える。ウェブページ生成装置10は、ファイルサーバ100と、キャッシュサーバ200とを組み合わせることにより、比較的容量が大きいイメージ等のファイルを含むデータを記憶し、配信する。
【0026】
ウェブページ生成装置10は、ユーザからのアクセス、すなわち、クライアント端末20からのアクセスに応じて、ウェブページ50(後述する図3を参照)を生成し、ウェブページ50を配信する。本発明は、ウェブページ生成装置10に対応するウェブページ50の配信方法やコンピュータ・プログラムとして実現可能である。
【0027】
クライアント端末20は、ユーザが利用するパーソナルコンピュータや携帯電話端末等であり、上記のようなハードウェア資源に加え、ブラウザ22、キーボタン、タッチパネル等の入力装置、液晶ディスプレイ等の出力装置を備える。
【0028】
ウェブページ生成装置10、ファイルサーバ100、キャッシュサーバ200、及びクライアント端末20は、CPU等の制御装置、メモリやHDD等の記憶装置、通信ネットワーク30との通信する通信I/F等の通信装置といったハードウェア資源を有するコンピュータ(単一或いは複数)により構成される。記憶装置に予め記憶(インストール)した所定のコンピュータ・プログラムが演算制御部を制御することで、図1に示す各手段などの要素(110〜130、210〜270など)を実現する。ここで、前記プログラムについては、図示はしないが、プログラムのダウンロード配信やブックマークレット、Firefoxのグリースモンキー(greecemonkey)のようなブラウザ拡張機能など、任意の態様で実現してよい。
【0029】
(2)ファイルサーバの機能ブロック構成
ファイルサーバ100は、各ユーザに共通するテンプレート50bを生成する。具体的には、図1に示すように、ファイルサーバ100は、データ取得部110と、テンプレート生成部120と、オリジナルDB130とを備える。以下、各ブロックの機能について、図2を用いて説明する。図2は、ファイルサーバ100によるテンプレート50bの生成手順を示す概念図である。具体的には、図2(a)は、データ取得部110が受信するデータを示す概念図である。図2(b)は、テンプレート生成部120が生成するテンプレート50bを示す概念図である。
【0030】
(2.1)データ取得部110
データ取得部110は、外部または、所定の記憶部からデータを取得する。例えば、図1、2(a)に示すように、データ取得部110は、ファイルサーバ100の外部に設置されたテンプレートDB300から、テンプレート50bを作成するための素材であるテンプレート50aを取得する。同様にして、データ取得部110は、お知らせDB310から、お知らせ情報51bを、ニュースDB320から、ニュース情報53bを取得する。データ取得部110は、定期的にテンプレートDB300、お知らせDB310、及びニュースDB320からのデータの配信があるか、否かを確認し、データの配信がある場合に、各データを取得する。テンプレート50aは、ウェブページ50の基本構造を示す背景テンプレートであり、各ユーザに共通し、変化しない背景テンプレートである。例えば、テンプレート50aは、ウェブページ50の背景や、レイアウトである。
【0031】
テンプレート50a、お知らせ情報51b、及びニュース情報53bは、各ユーザに共通するデータであり、各ユーザにそれぞれ配信される。なお、「各ユーザに共通する」とは、各ユーザを選別することなく、全ユーザを選択することを示す。すなわち、テンプレート50a、お知らせ情報51b、及びニュース情報53bは、全ユーザに配信される基本情報である。お知らせ情報51b及びニュース情報53bは、所定の期間毎に更新される。例えば、お知らせ情報51b及びニュース情報53bの少なくとも何れかは、30分毎に更新され、データが更新されたお知らせDB310、及びニュースDB320から定期的にデータ取得部110に配信される。なお、「所定の期間」とは、30分ごとなどの一定期間のみに限定されず、任意の期間でもよい。
【0032】
(2.2)テンプレート生成部120
図2(b)に示すように、テンプレート生成部120は、データ取得部110により受信されたデータを組み込んでテンプレート50bを生成する。具体的には、テンプレート生成部120は、テンプレート50aにお知らせ情報51b及びニュース情報53bを組み込んでテンプレート50bを生成する。具体的には、テンプレート生成部120は、所定の期間毎に新たにテンプレート50bを生成する。なお、「所定の期間毎」とは、例えば、30分ごとなどの一定期間のみに限定されず、任意の期間でもよい。例えば、データ取得部110が新たにテンプレート50a、お知らせ情報51b及びニュース情報53bの少なくとも何れかを受信する度に、テンプレート生成部120は、新たにテンプレート50bを生成してもよい。
【0033】
(2.3)オリジナルDB130
オリジナルDB130は、テンプレート記憶手段を構成し、データ取得部110が受信したデータと、テンプレート50bとを記憶する。具体的には、オリジナルDB130は、データ取得部110が受信したテンプレート50a、お知らせ情報51b、及びニュース情報53bと、テンプレート50bとを記憶する。
【0034】
(3)キャッシュサーバの機能ブロック構成
キャッシュサーバ200は、ユーザからのアクセスに応じて、すなわち、クライアント端末20からのアクセスに応じて、テンプレート50bのコピーであるコピーテンプレート50cを組み込んだウェブページ50を生成し、記憶し、クライアント端末20に配信する。
【0035】
具体的には、図1に示すように、キャッシュサーバ200は、テンプレート取得部210と、キャッシュDB220と、リクエスト受信部230と、ウェブページ決定部240と、ユーザ対応情報取得部250と、ウェブページ生成部260と、ウェブページ配信部270とを備える。以下、各ブロックの機能について説明する。図1、3、4を用いて説明する。
【0036】
(3.1)テンプレート取得部210
テンプレート取得部210は、テンプレート50bをオリジナルDB130から取得する。具体的には、テンプレート取得部210は、オリジナルDB130から所定の期間毎にテンプレート50bのコピーであるコピーテンプレート50cを所定のデータ伝送プロトコルにより取得する。なお、「所定の期間毎」とは、例えば、30分ごとなどの一定期間のみに限定されず、任意の期間でもよい。例えば、テンプレート取得部210は、新たにテンプレート50bが、生成され、オリジナルDB130に記憶されるたびに、オリジナルDB130から生成通知を受信し、コピーテンプレート50cを取得してもよい。
【0037】
(3.2)キャッシュDB220
キャッシュDB220は、ウェブページ記憶手段を構成し、ユーザ識別情報TBと、ユーザ対応情報と、ファイルサーバ100より取得したコピーテンプレート50cと、ウェブページ生成部260により生成されたウェブページ50とを記憶する。以下、ユーザ識別情報TB及びユーザ対応情報について、図1、3を用いて説明する。
【0038】
図3は、キャッシュサーバ200によるウェブページ50の生成手順を示す概念図である。具体的には、図3(a)は、テンプレート取得部210が取得するコピーテンプレート50cを示す概念図である。図3(b)は、ウェブページ生成部260が生成するウェブページ50を示す概念図である。
【0039】
図4は、キャッシュDB220に記憶されるユーザ識別情報TBの一例を示す図である。ユーザ識別情報TBは、各ユーザに対応するユーザ固有情報を示すテーブルである。例えば、ユーザ識別情報TBは、登録されたユーザの識別情報と、各ユーザの属性情報と、ユーザ対応情報を抽出するための条件とを含む。より具体的には、ユーザ識別情報TBには、ユーザを識別するためのユーザIDと、ユーザの属性と、ユーザ別ニュース情報57cを抽出するための検索ワードと、ユーザの閲覧の履歴とを含む。
【0040】
(3.3)リクエスト受信部230
リクエスト受信部230は、ユーザからアクセスに応じる。具体的には、リクエスト受信部230は、ユーザからウェブページ50の閲覧要求を受信する。例えば、リクエスト受信部230は、クライアント端末20からのURLの入力に応じて送信される信号、又は、ブラウザ22を介し、ウェブページ上のオブジェクト等がクリックされることにより送信される信号を受信する。
【0041】
(3.4)ウェブページ決定部240
ウェブページ決定部240は、ユーザからの閲覧要求を受けて、予めキャッシュDB220に記憶されたコピーテンプレート50cにおいて、どのコピーテンプレート50cを用いてウェブページ50を生成するか、否かを決定する。例えば、ウェブページ決定部240は、所定のウェブサイトのトップページや、トップページのリンク先のページに対応するコピーテンプレート50cのうち、ユーザからの閲覧要求が、どのページを要求しているのかに基づいて、コピーテンプレート50cを決定する。
【0042】
(3.5)ユーザ対応情報取得部250
ユーザ対応情報取得部250は、ウェブページ決定部240の決定に基づいて、各種DBから、ユーザ対応情報を取得する。具体的には、ユーザ対応情報取得部250は、ウェブページ決定部240の決定に基づいて、案内DB330から案内情報55cを、ニュースDB340からユーザ別ニュース情報57cを、広告DB350から広告情報59dを、それぞれ取得する。具体的には、ユーザ対応情報取得部250は、キャッシュDB220に記憶されたユーザ識別情報TBに基づいて、案内DB330、ニュースDB340、広告DB350から各データを取得する。
【0043】
なお、案内情報55c、ユーザ別ニュース情報57c、広告情報59dは、アクセスするユーザによって異なるデータであり、アクセスするユーザによって配信されるウェブページ50は、それぞれ異なる。具体的には、案内情報55cは、ユーザIDと、案内文とにより構成される情報である。例えば、案内情報55cは、「○○さん、こんにちは。」などのような情報である。ユーザ別ニュース情報57cは、ユーザ毎に設定された検索条件で、表示されるニュース情報である。例えば、ユーザ別ニュース情報57cは、ユーザが予め設定した検索ワードをユーザ識別情報TBのニュース検索ワード欄に記憶し、ユーザ識別情報TBのニュース検索ワード欄のデータに基づいて、検索されたニュース情報である。広告情報59dは、ユーザ識別情報TBの履歴欄のデータに基づいて、各ユーザの閲覧の履歴を分析し、ユーザが興味をもつような広告情報である。例えば、ユーザの履歴により、車メーカのウェブサイトをユーザが、多く訪問している場合、広告情報59dは、車に関係する広告情報である。
【0044】
(3.6)ウェブページ生成部260
ウェブページ生成部260は、ユーザからの要求があったときに、ユーザに対応するユーザ固有情報を含むユーザ対応情報をコピーテンプレート50cに組み込んで、ウェブページ50を生成する。例えば、図3に示すように、ウェブページ生成部260は、案内情報55cと、ユーザ別ニュース情報57cと広告情報59dとをコピーテンプレート50cに組み込んで、ウェブページ50を生成する。
【0045】
(3.7)ウェブページ配信部270
ウェブページ配信部270は、ウェブページ生成部260により生成されたウェブページ50を各ユーザのアクセスに応じて、又は、所定の期間毎に、ユーザに通信ネットワーク30を介して所定のデータ伝送プロトコルにより配信する。
【0046】
(4)ウェブページ生成装置の動作
次に、ウェブページ生成装置10の動作について説明する。具体的には、(4.1)ファイルサーバ100によるテンプレート50bの生成手順、(4.2)キャッシュサーバ200によるテンプレート50bの取得手順、(4.3)キャッシュサーバ200によるウェブページ50の配信手順について説明する。
【0047】
(4.1)ファイルサーバ100によるテンプレート50bの生成手順
図5は、ファイルサーバ100によるテンプレート50bの生成手順を示す。テンプレート50bの生成は、データ取得部110が、外部又は所定の記憶部からデータを取得した際か、所定の期間毎に実行される。
【0048】
図5に示すように、ステップS101において、ファイルサーバ100は、外部からデータの配信等に基づいて、処理をする。具体的には、データ取得部110は、外部からデータが配信された場合、或いは所定の期間が過ぎた場合、ステップS103に処理を進める。一方、データ取得部110は、外部からデータが配信されていない場合、或いは所定の期間が、過ぎていない場合、ステップS101の前に処理を戻す。
【0049】
ステップS103において、ファイルサーバ100は、外部からデータを取得する。具体的には、データ取得部110は、テンプレートDB300、お知らせDB310、及びニュースDB320から各データを取得する。
【0050】
ステップS105において、ファイルサーバ100は、受信された各データを記憶する。具体的には、オリジナルDB130は、受信された各データを記憶する。
【0051】
ステップS107において、ファイルサーバ100は、受信された各データを組み込んで、各ユーザに共通するテンプレート50bを生成する。具体的には、テンプレート生成部120は、オリジナルDB130から受信された各データを取得し、テンプレート50aに組み込んでテンプレート50bを生成する。
【0052】
ステップS109において、ファイルサーバ100は、テンプレート50bを記憶する。具体的には、オリジナルDB130は、テンプレート生成部120により生成されたテンプレート50bを記憶する。
【0053】
(4.2)キャッシュサーバ200によるテンプレート50bの取得手順
図6は、キャッシュサーバ200によるテンプレート50bの取得手順を示す。ここでは、キャッシュサーバ200が、ファイルサーバ100からテンプレート50bを取得する。下記配信手順は、テンプレート50bが生成されるたび、又は所定の期間毎に実行される。
【0054】
ステップS201において、キャッシュサーバ200は、所定の時間の期間毎、又は、テンプレート50bの生成通知に基づいて、処理をする。具体的には、テンプレート取得部210は、所定の期間が経過した場合、又は、オリジナルDB130からテンプレート50bの生成通知を受信した場合に、ステップS203に処理を進める。一方、テンプレート取得部210は、所定の期間が経過せず、生成通知を受信していない場合、ステップS201の前に処理を戻す。
【0055】
ステップS203において、キャッシュサーバ200は、テンプレート50bのコピーであるコピーテンプレート50cを、ファイルサーバ100から取得する。具体的には、テンプレート取得部210は、オリジナルDB130に記憶されたテンプレート50bのコピーであるコピーテンプレート50cを、所定のデータ伝送プロトコルによりファイルサーバ100から取得する。
【0056】
ステップS205において、キャッシュサーバ200は、コピーテンプレート50cを記憶する。具体的には、キャッシュサーバ200のキャッシュDB220が、コピーテンプレート50cを記憶する。
【0057】
(4.3)キャッシュサーバ200によるウェブページ50の配信手順
図7は、キャッシュサーバ200によるウェブページ50の配信手順を示す。ここでは、キャッシュサーバ200が、ウェブページ50を生成し、ウェブページ50を配信する。下記配信手順は、ユーザのアクセス、又は所定の時間の経過に応じて、実行される。
【0058】
ステップS301において、キャッシュサーバ200は、ユーザからの閲覧要求の有無により、処理をする。具体的には、リクエスト受信部230は、ユーザからの閲覧要求を受信した場合に、ステップS303に処理を進める。一方、リクエスト受信部230は、ユーザからの閲覧要求を受信していない場合、ステップS301の前に処理を戻す。
【0059】
ステップS303において、キャッシュサーバ200は、どのコピーテンプレート50cを用いてウェブページ50を生成するか、否かを決定する。具体的には、ウェブページ決定部240は、ユーザからの閲覧要求を受けて、予めキャッシュDB220に記憶されたコピーテンプレート50cにおいて、どのコピーテンプレート50cを用いてウェブページ50を生成するか、否かを決定する。
【0060】
ステップS305において、キャッシュサーバ200は、ウェブページ決定部240の決定に基づいて、ウェブページ50を生成する。具体的には、ウェブページ生成部260は、アクセスしたユーザに対応するユーザ固有情報を含むユーザ対応情報をキャッシュDB220から取得して、コピーテンプレート50cに組み込んで、ウェブページ50を生成する。
【0061】
ステップS307において、キャッシュサーバ200は、通信ネットワーク30を介してウェブページ50を配信する。具体的には、ウェブページ配信部270は、ウェブページ生成部260により生成されたウェブページ50をユーザに通信ネットワーク30を介して所定のデータ伝送プロトコルにより配信する。
【0062】
(5)作用・効果
以上説明したように、本実施形態によれば、ウェブページ生成装置10は、ファイルサーバ100と、キャッシュサーバ200とを備える。ファイルサーバ100は、テンプレート生成部120と、オリジナルDB130と、を備える。すなわち、ファイルサーバ100は、各ユーザ用のテンプレートではなく、各ユーザに共通するテンプレート50bのみを生成し、オリジナルDB130に記憶するため、オリジナルDB130に記憶させるデータ量を軽減できる。
【0063】
また、キャッシュサーバ200は、ウェブページ生成部260を備えるため、ユーザからのアクセスの度に、ウェブページ50の全てを生成することなく、ユーザ対応情報をコピーテンプレート50cに組み込みウェブページ50を生成するため、ウェブページ50を生成する負荷を小さくできる。
【0064】
すなわち、ウェブページ生成装置10は、ファイルサーバ100と、キャッシュサーバ200とで、上記の通り機能を分離している。
【0065】
従って、ウェブページ生成装置10によれば、ファイルサーバ100の負荷を軽減しつつ、記憶装置であるオリジナルDB130及びキャッシュDB220に記憶させるデータ量を軽減できる。また、ウェブページ生成装置10によれば、キャッシュサーバ200に記憶装置だけでなく、敢えてウェブページ生成部260を備えることにより、ウェブページ50の全てを記憶する必要が無くなるため、全体的な運用コストを低減できる。
【0066】
実施形態では、テンプレート生成部120は、データ取得部110により所定の期間に取得されたデータを、各ユーザに共通し、変化しないテンプレート50aに組み込んで、所定の期間毎に新たにテンプレート50bを生成する。すなわち、ファイルサーバ100は、各ユーザに共通するテンプレート50bを所定の期間毎に更新できる。
【0067】
また、オリジナルDB130は、テンプレート50bの生成に伴って、テンプレート50bを記憶する。また、テンプレート取得部210は、コピーテンプレート50cを所定の期間毎に取得する。このため、キャッシュサーバ200は、最新のコピーテンプレート50cを用いて、ウェブページ50を生成できる。従って、ウェブページ生成装置10は、ウェブページ50を生成する際、ファイルサーバ100の負荷を増大させること無く、各ユーザに共通する最新の情報を埋め込んだテンプレート50bを用いることができる。このようなウェブページ生成装置10は、頻繁にデータが、更新されデータ取得部110がデータを頻繁に取得する場合に、好適に用いることができる。
【0068】
すなわち、ウェブページ生成装置10は、各ユーザによって異なる情報、各ユーザに共通するとともに頻繁に更新される情報、各ユーザに共通するとともにあまり更新されない情報の3種類をもつポータルサイトのウェブページに好適に用いることができる。
【0069】
(6)その他の実施形態
上述したように、本発明の実施形態を通じて本発明の内容を開示したが、この開示の一部をなす論述及び図面は、本発明を限定するものであると理解すべきではない。この開示から当業者には様々な代替実施の形態、実施例及び運用技術が明らかとなる。
【0070】
(6.1)変更例1
上述した実施形態では、ウェブページ生成部260は、ユーザに対応するユーザ固有情報を含むユーザ対応情報の内容は、判断することなく、ユーザ対応情報をコピーテンプレート50cに組み込んで、ウェブページ50を生成していた。また、ウェブページ決定部240は、ユーザからの閲覧要求を受けて、どのコピーテンプレート50cを用いてウェブページ50を生成するか、否かを決定するが、新たにウェブページ50を生成するか、否かについては、決定していなかった。
【0071】
ここでは、ウェブページ生成部260は、ウェブページ決定部240の決定に基づいて、ユーザ対応情報において属性対応情報のみをコピーテンプレート50cに組み込んでウェブページ50を生成する。
【0072】
ここで「属性対応情報のみ」とは、一人のユーザだけでなく、複数のユーザに共通する情報を示す。例えば、実施形態の広告情報59dは、ユーザ識別情報TBの履歴欄のデータに基づいて、ユーザの巡回パターンを複数の属性に分けて、ユーザの属性がAAであった場合、属性AAと判定されたユーザに共通する広告情報である。他にも、居住地情報、検索ワード等を属性対応情報として、考えられる。例えば、居住地情報は、ユーザの居住地群を複数の属性に分けて、ユーザの居住地がaaであった場合、居住地aaと判定されたユーザに共通する居住地の情報である。検索ワードは、ユーザが予め設定した検索ワードを複数の属性に分けて、ユーザの検索ワードが、xxであった場合、検索ワードxxと同一の属性と判定されたユーザに共通するニュースである。
【0073】
また、ウェブページ決定部240は、ユーザの属性に対応する属性対応情報と、キャッシュDB220に記憶されるウェブページ50とに基づいて、新たにウェブページを生成するか否かを決定する。具体的には、ウェブページ決定部240は、ユーザの属性に対応する属性対応情報に基づいて、キャッシュDB220に記憶されるウェブページ50が転用できないか、否かを判定し、キャッシュDB220に記憶されるウェブページ50が転用できる場合は、新たにウェブページを生成しないことを決定する。一方、キャッシュDB220に記憶されるウェブページ50が転用できない場合は、新たにウェブページを生成することを決定する。
【0074】
このような、ウェブページ生成装置10によれば、ウェブページ生成部260が、属性対応情報のみをコピーテンプレート50cに組み込んでウェブページ50を生成し、ウェブページ決定部240が、新たにウェブページを生成するか否かを決定する。このため、キャッシュDB220に記憶されるウェブページ50が転用できる場合は、ユーザの閲覧要求の度に、新たにウェブページを生成することなく、キャッシュDB220に記憶されたウェブページ50を転用できる。すなわち、ウェブページ生成部260の負荷を低減できるため、アクセスが集中するウェブページ生成装置10等に好適に用いることができる。
【0075】
(6.2)変更例2
上述した実施形態では、ウェブページ生成装置10は、複数のキャッシュサーバ200を備えるが、キャッシュサーバ200の設置地域については、特に述べていなかった。
【0076】
ここでは、ウェブページ生成装置10は、複数のキャッシュサーバ200を備えるが、複数のキャッシュサーバ200は、ユーザがアクセスする地域ごとにそれぞれ、備えられる。キャッシュサーバ200は、ユーザのアクセス数に応じて、地域ごとに設置されてもよい。例えば、キャッシュサーバ200は、アクセスの集中する地域に多めに設置される。
【0077】
このようなウェブページ生成装置10によれば、ユーザのアクセス数が、多い地域では、キャッシュサーバ200の数が多いため、ユーザのキャッシュサーバ200へのアクセスが、分散するため、キャッシュサーバ200の負荷を軽減できる。また、ユーザと、キャッシュサーバ200との物理的な距離が縮まり、キャッシュサーバ200の配信にかかる負荷を軽減できるとともに、ウェブページ50を迅速に配信できる。
【0078】
(6.3)その他の変更例
上述した実施形態では、テンプレートDB300、お知らせDB310、及びニュースDB320は、ファイルサーバ100の外部に設置されているが、これに限られず、ファイルサーバ100の内部に設置されていてもよい。案内DB330、ニュースDB340、及び広告DB350は、キャッシュサーバ200の外部に設置されているが、これに限られず、キャッシュサーバ200の内部に設置されていてもよい。また、キャッシュサーバ200は、複数でなく1つでもよい。
【0079】
このように、本発明は、ここでは記載していない様々な実施の形態などを含むことは勿論である。したがって、本発明の技術的範囲は、上述の説明から妥当な特許請求の範囲に係る発明特定事項によってのみ定められるものである。
【0080】
例えば、各構成図、フローチャート、概念図の図などは例示に過ぎず、各要素の有無、その順序や具体的内容などは適宜変更可能である。一例として、手動によるブロックの指定は必須ではなく、また、本発明において、各手段などの要素は、コンピュータの演算制御部に限らず、ワイヤードロジック等に基づく電子回路で実現してもよい。
【符号の説明】
【0081】
10…ウェブページ生成装置、 20…クライアント端末、 22…ブラウザ、 30…通信ネットワーク、 50…ウェブページ、 50a…テンプレート、 50b…テンプレート、 50c…コピーテンプレート、 51b…お知らせ情報、 53b…ニュース情報、 55c…案内情報、 57c…ユーザ別ニュース情報、 59d…広告情報、 100…ファイルサーバ、 110…データ取得部、 120…テンプレート生成部、 130…オリジナルDB、 200…キャッシュサーバ、 210…テンプレート取得部、 220…キャッシュDB、 230…リクエスト受信部、 240…ウェブページ決定部、 250…ユーザ対応情報取得部、 260…ウェブページ生成部、 270…ウェブページ配信部、 300…テンプレートDB、 310…お知らせDB、 320…ニュースDB、 330…案内DB、 340…ニュースDB、 350…広告DB、 TB…ユーザ識別情報

【特許請求の範囲】
【請求項1】
ユーザからのアクセスに応じて、ウェブページを生成し、記憶するウェブページ生成装置であって、
各ユーザに共通するテンプレートを生成するテンプレート生成手段と、
前記テンプレート生成手段により生成された前記テンプレートを記憶するテンプレート記憶手段と、
を備えるファイルサーバと、
前記テンプレート記憶手段から前記テンプレートを取得するテンプレート取得手段と、
前記ユーザからのアクセスに応じて、前記テンプレート取得手段により取得された前記テンプレートに、前記ユーザに対応するユーザ固有情報を含むユーザ対応情報を組み込んで、前記ウェブページを生成するページ生成手段と
を備えるキャッシュサーバと
を有することを特徴とするウェブページ生成装置。
【請求項2】
前記ファイルサーバは、
外部または、所定の記憶部からデータを取得するデータ取得手段を備え、
前記テンプレート生成手段は、
前記データ取得手段により所定の期間に取得された前記データを、各ユーザに共通し、変化しない背景テンプレートに組み込んで、所定の期間毎に新たに前記テンプレートを生成し、
前記テンプレート記憶手段は、
前記テンプレートの生成に伴って、前記テンプレートを記憶し、
前記テンプレート取得手段は、
前記テンプレートを前記テンプレート記憶手段から所定の期間毎に取得することを特徴とする請求項1に記載のウェブページ生成装置。
【請求項3】
前記キャッシュサーバは、
新たに前記ウェブページを生成するか否かを決定するウェブページ決定手段と、
前記ページ生成手段により生成される前記ウェブページを記憶するウェブページ記憶手段と、
を備え、
前記ユーザ対応情報は、
前記ユーザの属性に対応する属性対応情報を含み、
前記ウェブページ決定手段は、
前記属性対応情報と、前記ウェブページ記憶手段に記憶される前記ウェブページとに基づいて、新たに前記ウェブページを生成するか否かを決定し、
前記ページ生成手段は、
前記ウェブページ決定手段の決定に基づいて、前記ユーザ対応情報において前記属性対応情報のみを前記テンプレートに組み込んで前記ウェブページを生成することを特徴とする請求項1または2に記載のウェブページ生成装置。
【請求項4】
前記キャッシュサーバは、
前記ユーザのアクセス数に応じて、地域ごとにそれぞれ備えられることを特徴とする請求項1乃至3の何れか一項に記載のウェブページ生成装置。
【請求項5】
ユーザからのアクセスに応じて、ウェブページを生成し、記憶するウェブページ生成装置のウェブページの生成方法において、
前記ウェブページ生成装置は、
ファイルサーバと、ユーザからのアクセスに応じるキャッシュサーバと
を備え、
前記ファイルサーバが、各ユーザに共通するテンプレートを生成するテンプレート生成工程と、
前記ファイルサーバが、前記テンプレート生成工程により生成された前記テンプレートを記憶するテンプレート記憶工程と、
前記キャッシュサーバが、前記テンプレート記憶工程により記憶されたテンプレートを取得するテンプレート取得工程と、
前記キャッシュサーバが、前記ユーザに対応するユーザ固有情報を含むユーザ対応情報を前記テンプレートに組み込んで、前記ウェブページを生成するページ生成工程と、
を有することを特徴とするウェブページの生成方法。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【公開番号】特開2011−145735(P2011−145735A)
【公開日】平成23年7月28日(2011.7.28)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−3677(P2010−3677)
【出願日】平成22年1月12日(2010.1.12)
【出願人】(500257300)ヤフー株式会社 (1,128)
【Fターム(参考)】