説明

エアーベット

【課題】災害、緊急時等に迅速に安眠できる寝床を限られた場所に提供する。
【解決手段】 エアーベット本体1のサイドのサイドバック2に柱3を差し込み骨組みを作り、その上にシート8を被せテントを作る。骨組みの材質、構造により他段式にもできる。限られた空間の中で避難生活をより快適に行えるよう工夫され、またレジャーにも使える多機能多目的なエアーベット。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、災害緊急時に迅速に安眠できる寝床を限られた場所に提供するものに関するものである。
[背景技術]
【0002】
現在、災害緊急時において寝床の確保ということが個人、行政問わず大問題となっている。万が一大震災が起こった時、建物が倒壊し、また地震による火災により家が焼失した場合、緊急を要するのはその日から必要とする寝床の確保である。また、それはある程度長期になる。今までの震災を見れば明らかである。また、どうしても限られた場所の利用となる。その中に非難しなくてはならない。そのような所だからプレイベートのことは二の次になってしまう。そのため、住民は多くのストレス抱えたり、病気を併発するようになってしまう。特に体力のない高齢者や幼児には大変な苦痛を強いられる。震災が起こった時の今の状況である。
[特許文献1] 特開2001−258689号 公報
[発明の開示]
[発明が解決しようとする課題]
【0003】
本発明は、災害緊急時において迅速に安眠できる寝床の提供するものである。現在の災害時の寝床の確保は布団、毛布がほとんどで寝心地が悪く、収納も嵩張る。また、一人で一スペースを使うため二段、他段ベットのように限られたスペースを有効に活かす事ができてない。そして全て丸見えになってしまい、プライベートスペースがなくなってしまう。災害時故致し難いのだが工夫によって解決はできる。場所をとらず携帯しやすくどこでも空気を入れることで寝床ができ、テントもでき、個人スペースも確保でき生活の最低限のことを揃える事ができる。長短期の疲労、ストレスを少しでも和らげるものである。
[課題を解決するための手段]
【0004】
上記課題を解決するために、本発明は、以下の手段のエアーベットを提供する。吸入口26より空気をエアーベット本体1に入れることにより底部を固定し、本体1の横に付いているサイドバック2に柱3を差込み骨組み構造を作る。その上にシート8を覆い固定する。本体1、骨組み、シート8の材質、材料素材はいろいろでき、不燃性,難燃性、防水性、いろいろできる。骨組み、シート8が一体のものもできる。ワンタッチのパラソルのようなものもできる。強度も骨組み、構造により自由にできる。エアーベット本体1の底部にパネル16を装着することでスペースの有効活用利用のための他段式にもできる。パネル16の構造もいろいろでき収納庫も設けることもできる。個人のプライバシーを守るため、目隠し、温度を保つため、切断して利用する等多目的に利用できるひれ7を本体1のサイドに設けてある。底部を脚15を付けることで上げることもできる。迅速に利用できる。
【0005】
また、非常時の日常生活になるべく支障がないような装備品を設けてある。寝袋6は本体1に取り付けてあり、取り外すこともできる。寝袋6の中に非難生活に必要な物を入れて収納することもできる。本体1には熱線シート27、電気コード28、コンセント12、収納ネット5、ポケット29、ボックス13、ハロゲンライト30、赤外線ランプ11、ひれ7等、 テント、シート8にソーラーライト9、ファン10、洗濯、収納キット5等、柱3にも収納キット5等いろいろ取りつけてある。このような構成してあることを特徴とする。
[発明の効果]
【0006】
上述したように本発明のエアーベットは、災害緊急時に迅速に安眠できる寝床を作ることができる。収納も楽で軽く移動しやすく、また、構造しだいでジャングルジムのように積み上げることができる。他段式になるゆえ限られたスペースを活かすことができる。平面的でけでなく、立体的にスペースを使うことができるので、多くの住民を限られたスペースに一時収容することができる。
【0007】
また、医薬品をはじめ災害時にすぐ必要なものを装備収納してあるので慌てることなく対応できる。一般家庭にも用意しておけばより安心である。また、車のトランクにも十分収納できるので、災害緊急時やレジャーにも使える。エアーベット本体は、形、デザインも自由にでき、素材も自由にできるのでいろいろな用途に利用できる。
[発明を実施するための最良の形態]
【0008】
以下、本発明の実施形態について、図面を用いて詳細に説明する。
図1はエアーベットの側面図、図2はエアーベットの斜視図、図3はテントシートの断面図、図4はエアーベットにパネルを付けた状態の斜視図、図5はエアーベットにパネルを付けた状態の側面図、図6はエアーベットにパネルと洗濯収納庫を付けた状態の側面図、図7はエアーベットをパネルに付け多段式にした状態の側面図、図8はエアーベットを多数並べ柱を取り付けた状態の側面図である。
【0009】
図1〜図8に基づいて説明する。図1は、エアーベット本体1の吸入口26より空気を入れ、本体1の四方八方にサイドバック2を取り付けてあり、サイドバック2に柱3を差し込み骨組みを作りその上にテントシート8を被せる。柱3にはフック4があり、収納ネット5を取り付けてあり、洗濯物を干したり衣類等を収納できる。
【0010】
図2は、本体1の上部に寝袋6を取り付けてあり勿論外すこともできる。また、本体1のサイドにひれ7を設けてあり、目隠しを初め、寒さしのぎ、医療等いろいろ利用できる。
【0011】
図3は、テントシート8にソーラーライト9、ファン10等取り付けてある。他にもいろいろ取り付けることができる。
【0012】
図4は、本体1にはいろいろ装備装着することができ、してある。本体1の上部には寒さ避けの赤外線ランプ11やハロゲンライト、照明等、また、医療品、薬、飲料水、非常用用品等を入れられるボックス13、電源を入れるコンセント12、電気コード等を内臓されており、熱線シート14も取り付けてある。本体1をパネル16にのせ、脚15、支柱18、横支柱19を取り付けることで本体底部を上げることができる。軽量な物であれば、パネル16と脚15だけでもできる。本体1下部に収納を設けることもできる。
【0013】
図5は、パネル16の構造であり、支柱18、横支柱19にしっかりパネル16を固定するための固定フック17、横支柱ストッパー21、安定板20等でしっかりと二重事故がおこらない構造にしてある。
【0014】
図6は、パネル16に洗濯収納庫22を取り付けたものである。洗濯収納庫22はパネル16と一体でも、別にもなる。
【0015】
図7は、支柱18と横支柱19とでジャングルジム構造のようにしっかりと連結され、限られたスペースを活用することができる。はしご23は、はしごフック24、はしごストッパー25でしっかり止められている。
【0016】
図8は、エアーベット本体1を並列させ、柱3を並列させた本体1の外側にたてて骨組みを作ったものである。
【0017】
以上、本発明の実施形態について説明したが、上述の説明に基づいて当業者にとって種々の代替例、修正又は、変形を包含するものである。
【図面の簡単な説明】
【0018】
【図1】エアーベットの側面図
【図2】エアーベットの斜視図
【図3】テントシートの断面図
【図4】エアーベットにパネルを付けた状態の斜視図
【図5】エアーベットにパネルを付けた状態の側面図
【図6】エアーベットにパネルと洗濯収納庫を付けた状態の側面図
【図7】エアーベットをパネルに付け他段式にした状態の側面図
【図8】エアーベットを並列させ柱を組みたてた状態の正面図
【符号の説明】
【0019】
1 本体
2 サイドバック
3 柱
4 フック
5 収納キット
6 寝袋
7 ひれ
8 シート
9 ソーラーライト
10 ファン
11 赤外線ランプ
12 コンセント
13 ボックス
14 枕
15 脚
16 パネル
17 固定フック
18 支柱
19 横支柱
20 安定板
21 横支柱ストッパー
22 洗濯収納庫
23 はしご
24 はしご用フック
25 はしご用ストッパー
26 吸入口
27 熱線シート
28 電気コード
29 ポケット
30 ハロゲンライト

【特許請求の範囲】
【請求項1】
エアーベット本体の四方八方に柱をサイドバックに取り付け固定し骨組み構造を作りその上にシートを取り付けるものである。
【請求項2】
エアーベット本体の上部に寝袋を取り付けた請求項1記載のエアーベット。
【請求項3】
エアーベット本体の骨組み構造を覆うのテントの間にソーラーライトを取り付けた請求項1又は請求項2に記載のエアーベット。
【請求項4】
エアーベット本体に取り付けてあるシートにファンを取り付けた請求項1ないし請求項3のいずれかに記載のエアーベット。
【請求項5】
エアーベット本体に熱線シート、電気コンセント、電気コードを取り付けた請求項1ないし請求項4のいずれかに記載のエアーベット。
【請求項6】
エアーベット本体にパネルを取り付けた請求項1ないし請求項5のいずれかに記載のエアーベット。
【請求項7】
エアーベット本体とパネル、柱、シートに洗濯収納キットを取り付けた請求項1ないし請求項6のいずれかに記載のエアーベット。
【請求項8】
エアーベット本体にひれを取り付けた請求項1ないし請求項7のいずれかに記載のエアーベット。
【請求項9】
エアーベット本体にハロゲンライト、赤外線ランプを備えた請求項1ないし請求項8のいずれかに記載のエアーベット。
【請求項10】
エアーベット本体に応急処置用具、薬等を装備できる請求項1ないし請求項9のいずれかに記載のエアーベット。
【請求項11】
エアーベット本体にポケットを設けた請求項1ないし請求項11のいずれかに記載のエアーベット。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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