説明

エッジ検出回路

【課題】入力信号のパルス幅やタイミングに影響されず、且つ1つのエッジ検出に対し複数個の検出信号が出力される懸念を払拭したエッジ検出回路を提供する。
【解決手段】入力信号の立ち上がりエッジを検出するとノードN1をロウレベルに変化させる初期化機能付きのD型フリップフロップFF1と、ノードN1がロウレベルのときノードN2と電源端子間をオンさせるMP1と、ノードN1がハイレベルのときノードN2と接地との間をオンさせるMN1と、ノードN2に入力側が接続されノードN3に出力側が接続されたインバータINV3と、ノードN3に入力側が接続されノードN4に出力側が接続されたINV4と、ノードN2とN4の間に接続されたC1とを備え、ノードN3がロウレベルになるとD型フリップフロップFF1が初期化され、ノードN1がロウレベルになってからノードN3がロウレベルになるまでのパルス幅のエッジ検出信号を出力する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、入力信号の立ち上がり又は立ち下がりのエッジに同期してエッジ検出信号を出力するエッジ検出回路に関する。
【背景技術】
【0002】
エッジ検出回路としては、図5および図7に記載のものが知られている。図5に示すエッジ検出回路は、一方の入力側が信号入力端子1に接続されたノア回路NOR1の出力ノードN5に、キャパシタC2と抵抗R3からなる微分回路3を接続して、その微分回路3のノードN6の信号をインバータINV5に入力し、そのインバータINV5の出力側を信号出力端子2に接続すると共に、ノア回路NOR1の他方の入力側に接続したものである。
【0003】
このエッジ検出回路では、常時は信号出力端子2がロウレベルであり、信号入力端子1がロウレベルである間は、ノードN5はハイレベル、ノードN6もハイレベルになっている。この状態で、信号入力端子1がハイレベルに立ち上がると、ノードN5がロウレベルとなる。これにより、ノードN6の電位が、抵抗R3とキャパシタC2の時定数で上昇してきて、そのレベルがインバータINV5の閾値Vth5を超えると、そのインバータINV5の出力側がハイレベルとなる。と同時にノア回路NOR1の出力側のノードN5がハイレベルとなる。このようにして、信号入力端子1に入力信号の立ち上がりエッジに同期したエッジ検出信号が信号出力端子2から得られる。
【0004】
一方、図7に示すエッジ検出回路は、一方の入力側を信号入力端子1に接続し、他方の入力側を9個のインバータINV11〜INV19を介して信号入力端子1に接続し、出力側を信号出力端子2に接続したアンド回路AND1から構成されている(例えば、特許文献1)。
【0005】
このエッジ検出回路では、信号入力端子1がロウレベルである期間は、インバータINV19の出力ノードN8がハイレベルであるので、信号出力端子2はロウレベルとなっている。この状態で、信号入力端子1がハイレベルに立ち上がると、9段のインバータINV11〜INV19による遅延時間の経過後、インバータINV19の出力ノードN8がハイレベルに立ち上がるので、信号出力端子2はハイレベルになる。このようにして、信号入力端子1に入力信号の立ち上がりエッジに同期したエッジ検出信号が信号出力端子2から得られる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
【特許文献1】特願平11−297097号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
ところが、図5に示したエッジ検出回路では、図6に示すように、パルス幅の短いパルスP1が入力すると、ノードN5がハイレベルからロウレベルに変化し、その直前までロウレベルに低下していたノードN6の電位が、キャパシタC2への充電により上昇する。そして、そのノードN6の電位がインバータINV5の閾値Vth5に達すると、そのインバータINV5の出力側がロウレベルに反転するが、このとき、信号入力端子1のパルスP1はすでにロウレベルになっているので、ノードN5がハイレベルとなり、キャパシタC2に電源電圧VDDが加わるので、ノードN6の電位が充電電圧に電源電圧VDDが加算された電位に急上昇する。この後、キャパシタC2の電荷は抵抗R3と電源を経由して放電される。
【0008】
そして、ノードN6の電位が接地電位GNDにまで立ち下がらないうちに、次のパルスP2が信号入力端子1に入力すると、ノードN5の電位が再度ロウレベルに変化するので、ノードN6の電位がその分だけ急低下し、そこからキャパシタC2への充電が再開される。この結果、ノードN6の電位がインバータINV5の閾値Vth5にまで達する時間が前回よりも短くなり、このとき信号出力端子2から出力するエッジ検出信号のパルスT5幅が、前回のパルスP1が入力したときのエッジ検出信号のパルス幅T4よりも短くなる。
【0009】
以上の現象は、パルスP1とパルスP2の間隔T3が短いために生じたものである。パルスP2の場合はそのパルス幅が長くなっているために、ノードN6の電位の低下が開始するときのレベルがより高くなっており、次にパルスが入力するまでの間隔が例えば上記の時間T3と同じであれば、得られるエッジ検出信号のパルス幅は、パルスP2を検出したときのそれよりもさらに短くなる。
【0010】
このように、図5に示したエッジ検出回路では、信号入力端子1に入力する信号の間隔やパルス幅によっては、出力するエッジ検出信号のパルス幅が一様でなく、エッジ検出信号のパルス幅が回路動作に影響を与える回路では使いずらいという問題があった。また、図6のAに示すように、ノードN6の電圧の遷移が緩慢であるときは、この信号にノイズが重畳した場合に、インバータINV5の閾値Vth5の付近での信号揺れにより、インバータINV5の出力側にハザードが現れ、エッジ検出信号として複数のパルスが出力される可能性があるという問題もあった。
【0011】
一方、図7に示したエッジ検出回路では、信号入力端子1にインバータINV11〜INV19の合計遅延時間よりもパルス幅の短いパルスP1が入力したときは、そのパルスP1と全く同じパルス幅のエッジ検出信号が信号出力端子2に出力するが、インバータINV11〜INV19の合計遅延時間よりもパルス幅の長いパルスP2が入力したときは、その合計遅延時間に相当するパルス幅のエッジ検出信号が信号出力端子2に出力する。
【0012】
このように、図7に示したエッジ検出回路でも、信号入力端子1に入力する信号のパルス幅によっては、出力するエッジ検出信号のパルス幅が一様でなく、エッジ検出信号のパルス幅が回路動作に影響を与える回路では使いずらいという問題があった。また、図8のBに示すように、ノードN8の電圧の遷移が緩慢であるときは、この信号にノイズが重畳した場合に、アンド回路AND1の閾値付近での信号揺れにより、その出力側にハザードが現れ、エッジ検出信号として複数のパルスが出力される可能性があるという問題もあった。
【0013】
本発明の目的は、入力信号のパルス幅やタイミングに影響されずに一定パルス幅のエッジ検出信号が得られ、且つ1つの入力信号のエッジ検出に対し複数個のエッジ検出信号が出力される懸念を払拭したエッジ検出回路を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0014】
上記目的を達成するために、請求項1にかかる発明のエッジ検出回路は、入力信号の立ち上がりエッジを検出すると第1のノードの電位をロウレベルに変化させる初期化機能付きのD型フリップフロップと、前記第1のノードの電位がロウレベルのとき第2のノードと電源端子との間を導通させる第1のスイッチ素子と、前記第1のノードの電位がハイレベルのとき前記第2のノードと接地との間を導通させる第2のスイッチ素子と、前記第2のノードに入力側が接続され第3のノードに出力側が接続された第1のインバータと、前記第3のノードに入力側が接続され第4のノードに出力側が接続された第2のインバータと、前記第2のノードと前記第4のノードの間に接続されたキャパシタとを備え、前記第3のノードがロウレベルになるとき前記D型フリップフロップが初期化されるようにし、前記第1のノードの電位がロウレベルになってから前記D型フリップフロップが初期化されるまでのパルス幅を有するエッジ検出信号が出力されるようにしたことを特徴とする。
請求項2にかかる発明は、請求項1に記載のエッジ検出回路において、前記第1のスイッチ素子を、オン抵抗の互いに異なる複数のスイッチ素子を並列接続したスイッチ素子群に置き換え、選択手段により前記スイッチ素子群の内の1つのスイッチ素子が選択されるようにしたことを特徴とする。
請求項3にかかる発明は、請求項1に記載のエッジ検出回路において、前記第1のスイッチ素子に第1の抵抗を直列接続するとともに、前記第2のスイッチ素子に第2の抵抗を直列接続し、前記入力信号が2以上間欠入力するとき、その最小間隔に応じて、前記第1および第2の抵抗の値を設定したことを特徴とする。
請求項4にかかる発明は、請求項1、2又は3に記載のエッジ検出回路において、前記D型フリップフロップを、前記入力信号の立ち下がりを検出すると前記第1のノードの電位をロウレベルに変化させるD型フリップフロップに置き換えたことを特徴とする。
【発明の効果】
【0015】
請求項1にかかる発明によれば、入力信号のパルス幅の長短如何に拘わらず、一定のパルス幅の立ち上がりのエッジ検出信号を得ることができ、また、キャパシタが接続される第2のノードは正帰還動作されるので、1つのエッジ検出に対し複数個のパルスが出力されることも無くなる。また、請求項2にかかる発明によれば、第1のスイッチ素子を、連続して入力する複数の信号の間隔に応じたオン抵抗のものに切り替えることで、それらの信号の立ち上がりエッジを確実に検出することができる。また、請求項3にかかる発明によれば、第1の抵抗および第2の抵抗の値を、連続して入力する複数の信号の間隔に応じた値に調整することで、それらの信号の立ち上がりエッジを確実に検出することができる。また、請求項4にかかる発明によれば、入力信号の立ち下がりエッジについても、上記と同様に検出することができる。
【図面の簡単な説明】
【0016】
【図1】本発明の第1の実施例のエッジ検出回路の回路図である。
【図2】図1のエッジ検出回路の動作波形図である。
【図3】本発明の第2の実施例のエッジ検出回路の回路図である。
【図4】本発明の第3の実施例のエッジ検出回路の回路図である。
【図5】第1の従来例のエッジ検出回路の回路図である。
【図6】図5のエッジ検出回路の動作波形図である。
【図7】第2の従来例のエッジ検出回路の回路図である。
【図8】図7のエッジ検出回路の動作波形図である。
【発明を実施するための形態】
【0017】
<第1の実施例>
図1に本発明の第1の実施例のエッジ検出回路を示す。図1において、FF1はD型フリップフロップであり、RB端子(初期化端子)を有し、CK端子が信号入力端子1に接続され、D端子が電源端子VDDに接続されている。このフリップフロップFF1は、信号入力端子1の信号がロウレベルからハイレベルに立ち上がると、D端子に入力している電圧VDDを取り込み、Q端子をハイレベルにするが、RB端子がロウレベルになると、Q端子をロウレベルに初期化する。このフリップフロップFF1のQ端子には、信号出力端子2とインバータINV1の入力側が接続される。そして、そのインバータINV1の出力側(ノードN1)に、PMOSトランジスタMP1とNMOSトランジスタMN1からなるインバータINV2が接続される。このインバータINV2の出力側(ノードN2)にはキャパシタC1の一端とインバータINV3の入力側が接続されている。また、インバータINV3の出力側(ノードN3)にはインバータINV4の入力側とフリップフロップFF1のRB端子が接続されている。さらに、このインバータINV4の出力側(ノードN4)はキャパシタC1の他端に接続されている。なお、ノードN1〜N4は請求項の第1〜第4のノードの具体例であり、インバータINV3は請求項の第1のインバータの具体例、インバータINV4は請求項の第2のインバータの具体例である。
【0018】
次に動作を説明する。本実施例のエッジ検出回路は、待機状態では、フリップフロップFF1のQ端子がロウレベル、インバータINV1の出力側(ノードN1)がハイレベル、インバータINV2の出力側(ノードN2)がロウレベル、インバータINV3の出力側(ノードN3)がハイレベル、インバータINV4の出力側(ノードN4)がロウレベルである。よって、キャパシタC1は両端がロウレベルであり、その電荷はゼロである。
【0019】
このとき、信号入力端子1に図2のINに示すようなハイレベルのパルス信号P1あるいはP2が入力すると、その立ち上がりでフリップフロップFF1のQ端子がハイレベルとなり、信号出力端子2をハイレベルにする。また、インバータINV1の出力側(ノードN1)がロウレベルとなり、インバータINV2のトランジスタMP1をオン、トランジスタMN1をオフにし、キャパシタC1への充電が開始する。この充電は、キャパシタC1の容量とトランジスタMN1のオン抵抗を時定数として行われる。
【0020】
キャパシタC1の充電によって、ノードN2の電位がインバータINV3の閾値Vth3に達すると、そのインバータINV3が反転して出力側(ノードN3)をロウレベルにする。これにより、インバータINV4の出力側(ノードN4)がハイレベルとなるので、ノードN2の電位が一挙に電源電圧VDD以上の電圧(=VDD+Vth3)に持ち上げられる。それと同時に、フリップフロップFF1が初期化され、信号出力端子2がロウレベルになる。よって、インバータINV1の出力側(ノードN1)がハイレベルとなり、インバータINV2のトランジスタMP1をオフ、トランジスタMN1をオンにし、トランジスタMN1を経由してキャパシタC1の電荷の放電が開始する。
【0021】
キャパシタC1の放電によって、ノードN2の電位がインバータINV3の閾値Vth3を下回ると、そのインバータINV3が復帰して出力側(ノードN3)をハイレベルにする。これにより、フリップフロップFF1の初期化が解除される。また、インバータINV4の出力側(ノードN4)がロウレベルとなるので、ノードN2の電位が一挙にGNDレベル以下に引き下げられた後、GNDレベルに復帰する。
【0022】
以上によって、信号出力端子2に得られるエッジ検出信号のパルス幅T1は、信号入力端子1に信号が入力してから、ノードN2の電位がインバータINV3の閾値Vth3に達するまでの時間幅となる。このパルス幅T1は、トランジスタMP1のオン抵抗とキャパシタC1の容量とによって決まる。また、ノードN3の信号のパルス幅T2は、ノードN1の電位がハイレベルになってからノードN2の電位がインバータINV3の閾値Vth3を下回るまでの時間幅となる。このパルス幅T2は、インバータINV3のトランジスタMN1のオン抵抗とキャパシタC1の容量とによって決まる。パルス幅T1,T2は、トランジスタMP1,MN1のオン抵抗(サイズ比W/L)を適宜設定することで、通常、T2<T1となるように設定される。
【0023】
以上から、本実施例によれば、図2に示すように、パルス幅の短いパルス信号P1、パルス幅の長いパルス信号P2のいずれが入力しても、一定のパルス幅T1のエッジ検出信号を信号出力端子2から得ることができる。パルス信号P1,P2のパルス間隔T3は、エッジ検出信号のパルス幅T1とノードN3に現れる初期化信号のパルス幅T2の合計より長ければよい((T1+T2)<T3)。また、ノードN2の電位は、一旦インバータINV3の閾値Vth3に達すればインバータINV4によって持ち上げられ、一旦インバータINV3の閾値Vth3を下回ればインバータINV4によって持ち下げられる、つまり正帰還を受けるので、キャパシタC1に通常のノイズが混入しても、影響を受けることはない。なお、最悪のケースでキャパシタC1に大きなノイズが重畳し、インバータINV3の出力にハザードが出たとしても、初期化信号にノイズが出るだけであり、信号出力端子2に複数のエッジ検出信号が出ることはない。
【0024】
<第2の実施例>
図3に本発明の第2の実施例のエッジ検出回路を示す。本実施例では、インバータINV2のPMOSトランジスタMP1を、互いにサイズ比(W/L)の異なる3個のPMOSトランジスタMP11,MP12,MP13に置き換え、それらのトランジスタMP11,MP12,MP13に直列に切替え用のPMOSトランジスタMP21,MP22,MP23を接続して、そのトランジスタMP21,MP22,MP23の内の1個を選択回路3によってオンにさせるようにしたものである。
【0025】
本実施例によれば、ノードN2の充電時定数、つまりエッジ検出信号のパルス幅T1を切り替えることが可能となるので、エッジ検出信号を利用する回路に応じて、あるいはエッジ検出すべき入力信号のパルス間隔(周波数等)に応じて、そのパルス幅T1を選択すればよい。
【0026】
<第3の実施例>
図4に本発明の第3の実施例のエッジ検出回路を示す。本実施例では、インバータINV2のPMOSトランジスタMP1、NMOSトランジスタMN1に、それぞれ直列に抵抗R1,R2を接続し、その抵抗R1,R2の値を適宜設定することで、キャパシタC1に対する充電時定数、放電時定数を適宜設定し、エッジ検出信号のパルス幅T1や初期化信号のパルス幅T2を調整できるようにしたものである。本実施例は、トランジスタMP1,MN1のサイズ比(W/L)で設定できるオン抵抗以上の抵抗を設定する際に有用となる。
【0027】
<その他の実施例>
なお、図1、図3、図4で説明した実施例では、インバータINV1を使用したが、フリップフロップFF1の反転Q端子の信号をノードN1に取り出すようにすれば、そのインバータINV1は不要となる。また、フリップフロップFF1を、CK端子に入力する信号の立ち下がりエッジを検出するタイプのものに置き換えれば、同様の動作により、信号入力端子1に入力する信号の立ち下がりエッジに同期したエッジ検出信号を、信号出力端子2にから取り出すことができる。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
入力信号の立ち上がりエッジを検出すると第1のノードの電位をロウレベルに変化させる初期化機能付きのD型フリップフロップと、前記第1のノードの電位がロウレベルのとき第2のノードと電源端子との間を導通させる第1のスイッチ素子と、前記第1のノードの電位がハイレベルのとき前記第2のノードと接地との間を導通させる第2のスイッチ素子と、前記第2のノードに入力側が接続され第3のノードに出力側が接続された第1のインバータと、前記第3のノードに入力側が接続され第4のノードに出力側が接続された第2のインバータと、前記第2のノードと前記第4のノードの間に接続されたキャパシタとを備え、前記第3のノードがロウレベルになるとき前記D型フリップフロップが初期化されるようにし、前記第1のノードの電位がロウレベルになってから前記D型フリップフロップが初期化されるまでのパルス幅を有するエッジ検出信号が出力されるようにしたことを特徴とするエッジ検出回路。
【請求項2】
請求項1に記載のエッジ検出回路において、
前記第1のスイッチ素子を、オン抵抗の互いに異なる複数のスイッチ素子を並列接続したスイッチ素子群に置き換え、選択手段により前記スイッチ素子群の内の1つのスイッチ素子が選択されるようにしたことを特徴とするエッジ検出回路。
【請求項3】
請求項1に記載のエッジ検出回路において、
前記第1のスイッチ素子に第1の抵抗を直列接続するとともに、前記第2のスイッチ素子に第2の抵抗を直列接続し、前記入力信号が2以上間欠入力するとき、その最小間隔に応じて、前記第1および第2の抵抗の値を設定したことを特徴とするエッジ検出回路。
【請求項4】
請求項1、2又は3に記載のエッジ検出回路において、
前記D型フリップフロップを、前記入力信号の立ち下がりを検出すると前記第1のノードの電位をロウレベルに変化させるD型フリップフロップに置き換えたことを特徴とするエッジ検出回路。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【公開番号】特開2012−142694(P2012−142694A)
【公開日】平成24年7月26日(2012.7.26)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−292494(P2010−292494)
【出願日】平成22年12月28日(2010.12.28)
【出願人】(000191238)新日本無線株式会社 (569)
【Fターム(参考)】