説明

エネルギー発生方法

ハロゲンを含有する炭素、ホウ素、ケイ素および窒素化合物を他の化合物と高温で反応させることでエネルギーを発生させる。

【発明の詳細な説明】
【背景技術】
【0001】
爆発物の開発は文明の歴史における重要事項であった。最も初期の爆発物は爆燃であり、これは黒色火薬によって始まる。Roger Baconは13世紀に黒色火薬の調製を詳細に記述した。それは元々は銃器で用いられ、それが採掘で用いられるようになったのは17世紀になってからである。
【0002】
起爆による爆発物(detonating explosives)の開発はAlfred Nobelの研究を基にして19世紀に起こった。Nobel氏は、取り扱いが困難でありかつ輸送が危険である液体の代わりに吸着剤を用いて、これをニトログリセンと混合することに成功した。雷管の作用には敏感であるが、通常の衝撃には比較的敏感でない固形物質であるダイナマイトが開発された。
【0003】
起爆による爆発物が開発されてから、爆発力と爆発性組成物および方法の安全性の両方を最大限にしようとする方向の努力が継続して行われている。硝酸アンモニウム−燃料油組成物は有効な爆発物でありかつ輸送に安全ではあるが、それが示す爆破エネルギーは相対的に控えめである。
【0004】
高い反応熱および爆発エネルギーを発生させる手段を見つけだそうとして幅広く多様な高エネルギー反応が探求されてきた。公知のテルミット反応(この反応では酸化鉄とアルミニウムが反応して鉄とアルミニウムの酸化物が生じる)で発生し得る反応熱は1グラム当たり約0.94キロカロリーでありそして約2200℃の温度に到達する。加うるに、化学化合物が高温にさらされると急速に分解を起こすことも認識されている。また、ポリテトラフルオロエチレンとアルミニウムを圧力下で反応させると1グラム当たり約3.16キロカロリー発生することも認識されている。
【0005】
高エネルギーの反応体(この上に示した反応体を包含)は幅広く多様に知られているが、例外的なエネルギーをもたらす爆発方法を開発することに向けた努力が継続して行われている。
【発明の開示】
【0006】
発明の要約
本発明は、TNTの爆発力(0.88キロカロリー/グラム)より数倍大きい反応熱を発生させる方法を見いだしたことが基になっている。
【0007】
具体的には、本発明は、ハロゲン化学結合を破壊させるに充分なエネルギーを伴わせて、
(a)一般式RX(n)[式中、Rは、炭素、ホウ素、ケイ素および窒素の中の少なくとも1種を含有する部分であり、Xはハロゲン含有部分であり、そしてnは正の整数である]で表される少なくとも1種のハロゲン含有成分、および
(b)アルミニウムおよび酸化アルミニウムを除く元素周期律表のIAからVIA族、遷移金属、ランタニドおよびアクチニドから選択される少なくとも1種の原子を含有して成る少なくとも1種の塩基成分、
を一緒にすることでエネルギーを発生させる方法を提供する。
【0008】
発明の詳細な説明
本発明は、一般式RX(n)[式中、Rは、炭素、ホウ素、ケイ素および窒素の中の少なくとも1種を含有する部分であり、Xはハロゲン含有部分であり、そしてnは正の整数
である]で表される幅広く多様なハロゲン含有化合物に適用可能である。この成分の大きさは幅広く多様であり得、単量体化合物から繰り返し単位を数千個有するコンプレックスな重合体(complex polymers)に及び得る。また、この成分の組成も幅広く多様であり得る。このような化合物には、例えばフルオロカーボンおよびクロロフルオロカーボン、例えば溶媒および冷媒で典型的に用いられるそれら、ポリ塩化ビフェニル、塩素化ジオキシンばかりでなく通常は固体のハロゲン化材料、例えばポリ塩化ビニル(PVC)、ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)およびパーフルオロポリエーテルなどが含まれる。前記式に関して、本発明は、フッ素含有および塩素含有化合物を用いるのが特に熱力学に有効であることを見いだした。また、Rが炭素またはホウ素である化合物が特に効率が良いことも見いだし、従って、そのような化合物が好適である。Rが炭素であるハロゲン含有化合物は非常に高い熱力学的効率を示し、従って特に好適である。
【0009】
本発明に従い、そのようなハロゲン含有化合物をこの上に定義した如き少なくとも1種の塩基成分と一緒にする。元素状材料ばかりでなくそれらとアニオンまたはカチオンの化合物およびそのような元素の合金、官能基、置換基、配位子、錯体、フリーラジカルおよびキレート化物(アルミニウム金属およびアルミニウムの酸化物を除く)を用いることができる。典型的なそのような化合物は、金属成分の酸化物、水素化物、硝酸塩、ホウ酸塩、アミド、アミン、塩素酸塩、水酸化物、アジ化物および燐酸塩である。これらの中で酸化物、水素化物および硝酸塩が特に便利で有効であることを見いだし、従って好適である。本方法の個々の用途によって、どの特定のハロゲン含有成分が最も有効でありかつどの塩基成分が最も有効であるかが決まる。そのような成分の材料を選択する時、当該材料の毒性および反応性およびそれらの個々の反応生成物を考慮に入れるべきである。使用すべき材料、量および条件を決める時、熱力学および物理的効果を完全に計算すべきである。
【0010】
本発明に従い、ハロゲン含有化合物の中のハロゲン結合1種または2種以上を破壊させるに充分なエネルギーを伴わせて前記2成分を一緒にする。本分野の技術者に明らかであろうように、他の化学反応の場合と同様に、そのようなエネルギーの量は選択する特定の化合物、温度、量および当該成分の純度、調製方法、粒径および形状、分子量、熱容量、周囲条件およびエネルギー供給で用いる方法に伴って変わるであろう。例えば、通常手段で加熱する代わりにテルミット反応を用いることなどでもエネルギーを容易に供給することができる。その供給するエネルギーの形態は便利な如何なる形態であってもよく、それには熱、電気(例えば静電気、交流電流および直流電流を包含)、電磁放射線(例えばレーザーおよびマイクロ波放射線を包含)、原子放射線、圧力または他の化学的反応、例えば通常の爆発物、プライマーまたは起爆剤(detonators)などが含まれる。望まれない副生成物の生成を最小限にする目的で、エネルギーを実質的に瞬時に供給すべきである。古典的なテルミット反応を用いて本方法を開始させることができる。テルミット反応は、ハロゲン結合1種または2種以上を局所的領域内で破壊させるに充分なエネルギーを実質的に瞬時に伝達して本方法を開始させる。しかしながら、使用する具体的な化合物およびこの上に示した他の要因を考慮すると、使用可能なエネルギー供給技術はあまり激しくないものである。本分野の技術者に明らかであろうように、供給するエネルギーが充分でないと、エネルギーが適切な様式では供給されず、或は当該成分を実質的に化学量論的量ではない量で存在させると、必要な変換が完了せずかつ毒性化合物(様々な国際条約を違反する可能性のある化合物を包含)が生じる可能性がある。本方法を実施する時に特に安全予防策を考慮に入れるべきであることを注目することは重要であり、そのような予防策には、これらに限定するものでないが、起こり得る爆風効果を封じ込める貯蔵所、毒性物質の除去を確保する高空気流フード(400CFM以上)および目を明るい光およびフラグメントから保護する目保護が含まれる。
【0011】
前記ハロゲン含有成分と塩基成分を一緒にする順は重要ではない。予備混合を実施した後にエネルギーを加えるか、最初にエネルギーを加えた後に混合を実施するか、或は混合
とエネルギー添加を同時に実施することで本方法を実施することができる。また、部分的なエネルギーの予備供給と予備混合を利用することも可能である。
【0012】
本発明の1つの好適な態様では、当該ハロゲン含有化合物と当該塩基金属成分を実質的に化学量論的量で存在させる。しかしながら、別の好適な態様では、ハロゲン含有反応体または結合剤、例えばパーフルオロスルホン酸樹脂などを過剰量で用いて本方法を実施することも可能であり、その場合、活性化温度に到達した時点でフッ素が基になったフリーラジカルが発生するが、それを次に他の目的で用いることができる。
【0013】
本方法をまた塩基金属成分を過剰量で用いて実施することも可能であり、その場合には、前記ハロゲン含有化合物の実質的に全部がそれらの個々の金属ハロゲン化物に変換される。
【0014】
本方法は多段階で実施可能であり、例えばC10と水素化ホウ素(B1014)を反応体として用いる場合、前記反応体を水素化リチウムで包む。エネルギーを、C10と水素化ホウ素の混合物に、酸化鉄とアルミニウム金属を開始剤の存在下で接触させることによるテルミット反応を前記混合物の近くで開始させることで加える。その混合物は発熱的に反応して、反応体1グラム当たり約3.25キロカロリーを発生する。この反応の生成物はBF、COおよびHOである。その後、前記BFは二次反応で前記水素化リチウムと発熱的に反応し、それによって、反応した水素化リチウム1グラム当たり約21.64キロカロリー発生する。この反応の生成物はLiF、BおよびHOである。
【0015】
本方法はナノ粒子規模で使用可能であるばかりでなく通常のマクロおよびミクロ規模でも使用可能である。前記成分は高純度でなくてもよい。実際、本発明の1つの具体的用途では、埋立地および他の汚染された場所からハロゲン汚染物を除去することを可能にする。
【0016】
本発明の方法で発生させたエネルギーは廃棄可能であるか或は幅広く態様な用途で使用可能であり、そのような用途には、高性能爆弾、焼夷弾、ロケット燃料、カートリッジおよび噴射剤の代替品、蒸気発生、燃料添加剤、腐食用途、化学反応前駆体、化学反応開始剤、ハロゲン含有部分の化学的回収および破壊、化学的レーザー、加熱装置、廃棄材料処分およびいろいろな武器が含まれる。
【0017】
本発明を以下の具体的実施例で更に例示し、特に明記しない限り、部およびパーセントは重量である。
【実施例1】
【0018】
空気中でパーフルオロエタン(C)が74.2%で水素化リチウムが25.8%の混合物を用いることで反応を起こさせる。前記混合物の近くで酸化鉄とアルミニウム金属を開始剤の存在下で接触させてテルミット反応を開始させることでエネルギーを前記混合物に加える。前記混合物は発熱的に反応し、それによって、反応体1グラム当たり約6.5キロカロリー発生する。この反応の生成物はLiF、COおよびHOである。
【実施例2】
【0019】
パーフルオロエチレン(C)と酸化マグネシウムを反応体として用いる以外は実施例1の一般的手順を繰り返す。この反応には空気が必要である。Cを混合物の56.3%の量で存在させかつ酸化マグネシウムを混合物の43.7%の量で存在させる。前記混合物は発熱的に反応し、それによって、反応体1グラム当たり約1.48キロカロリー発生する。この反応の生成物はMgFおよびCOである。
【実施例3】
【0020】
PTFE(ポリテトラフルオロエチレン)と酸化カルシウムと硝酸カルシウムを反応体として用いる以外は実施例1の一般的手順を繰り返す。この反応には空気が必要である。前記混合物は29.5%がPTFEで23.9%が酸化カルシウムで46.6%が硝酸カルシウムである。前記混合物は発熱的に反応し、それによって、反応体1グラム当たり約1.95キロカロリー発生する。この反応の生成物はCaF、CaO、N、COおよびHOある。
【実施例4】
【0021】
1,2,4トリクロロベンゼン(CCl)と酸化カルシウムを反応体として用いる以外は実施例1の一般的手順を繰り返す。この反応には空気が必要である。前記混合物は68.3%が1,2,4トリクロロベンゼンで31.7%が酸化カルシウムである。前記混合物は発熱的に反応し、それによって、反応体1グラム当たり約2.68キロカロリー発生する。この反応の生成物はCaCl、CUおよびHOある。
【実施例5】
【0022】
2,4,6トリブロモ−n−クレゾール(Cl−IBrO)と炭酸カルシウムを反応体として用いる以外は実施例1の一般的手順を繰り返す。この反応には空気が必要である。前記混合物は69.7%が2,4,6トリブロモ−n−クレゾールで30.3%が炭酸カルシウムである。前記混合物は発熱的に反応し、それによって、反応体1グラム当たり約1.86キロカロリー発生する。この反応の生成物はCaBr、COおよびHOある。
【実施例6】
【0023】
2,3,5,6テトラクロロベンゾキノン(CCl)と炭酸カルシウムを反応体として用いる以外は実施例1の一般的手順を繰り返す。この反応には空気が必要である。前記混合物は36%が2,3,5,6テトラクロロベンゾキノンで64%が炭酸カルシウムである。前記混合物は発熱的に反応し、それによって、反応体1グラム当たり約1.55キロカロリー発生する。この反応の生成物はCaCl、CUおよびHOある。
【実施例7】
【0024】
2,2ジクロロビフェニル(C12Cl、PCB4)と酸化カルシウムを反応体として用いる以外は実施例1の一般的手順を繰り返す。この反応には空気が必要である。前記混合物は79.9%が2,2ジクロロビフェニルで20.1%が酸化カルシウムである。前記混合物は発熱的に反応し、それによって、反応体1グラム当たり約5.1キロカロリー発生する。この反応の生成物はCaCl、CUおよびHOである。
【実施例8】
【0025】
と窒化ホウ素を反応体として用いる以外は実施例1の一般的手順を繰り返す。この反応には空気が必要である。前記混合物は75.9%がNで24.1%が窒化ホウ素である。前記混合物は発熱的に反応し、それによって、反応体1グラム当たり約2.13キロカロリー発生する。この反応の生成物はBFおよびNである。
【実施例9】
【0026】
10と水素化ホウ素(B1014)を反応体として用いかつ前記反応体を水素化リチウムで取り囲む以外は実施例1の一般的手順を繰り返す。この反応には空気が必要である。前記混合物は85.4%がC10で14.6%が水素化ホウ素である。C10と水素化ホウ素の混合物は発熱的に反応し、それによって、反応体1グラム当たり約3.25キロカロリー発生する。この反応の生成物はBF、COおよびHOであ
る。BFが74.1%で水素化リチウムが25.9%の比率になるように水素化リチウムを用いると、その後の二次反応でBFが水素化リチウムと発熱的に反応し、それによって、反応した水素化リチウム1グラム当たり約21.64キロカロリー発生する。この反応の生成物はLiF、BおよびHOである。
【実施例10】
【0027】
2クロロジベンゾ−p−ジオキシン(C12ClO)と酸化カルシウムを反応体として用いる以外は実施例1の一般的手順を繰り返す。この反応には空気が必要である。前記混合物は88.6%が2−クロロジベンゾ−p−ジオキシンで11.4%が酸化カルシウムである。この混合物は発熱的に反応し、それによって、反応体1グラム当たり約5.46キロカロリー発生する。この反応の生成物はCaCl、CUおよびHOである。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
エネルギーを発生させる方法であって、ハロゲン−化学結合を破壊させるに充分なエネルギーを伴わせて、
(a)一般式RX(n)[式中、Rは、炭素、ホウ素、ケイ素および窒素の中の少なくとも1種を含有して成る部分であり、Xはハロゲン含有部分であり、そしてnは正の整数である]で表される少なくとも1種のハロゲン含有成分、および
(b)アルミニウムおよび酸化アルミニウムを除く元素周期律表のIAからVIA族、遷移金属、ランタニドおよびアクチニドから選択される少なくとも1種の原子を含有して成る少なくとも1種の塩基成分、
を一緒にすることでエネルギーを発生させる方法。
【請求項2】
Xがフッ素を含有して成る請求項1記載の方法。
【請求項3】
Xが塩素を含有して成る請求項1記載の方法。
【請求項4】
成分(a)がフルオロカーボンである請求項1記載の方法。
【請求項5】
成分(a)がクロロフルオロカーボンである請求項1記載の方法。
【請求項6】
成分(a)がクロロカーボンである請求項1記載の方法。
【請求項7】
前記ハロゲン含有成分を化学量論的過剰量で存在させそして結果として生じる反応生成物がハロゲンが基になったフリーラジカルおよび前記塩基成分のハロゲン化物を含有して成る請求項1記載の方法。
【請求項8】
Xがフッ素を含有して成りそして結果として生じる反応生成物がフッ素が基になったフリーラジカルおよび前記塩基成分のフッ化物を含有して成る請求項7記載の方法。
【請求項9】
Xが塩素を含有して成りそして結果として生じる反応生成物が塩素が基になったフリーラジカルおよび前記塩基成分の塩化物を含有して成る請求項7記載の方法。
【請求項10】
成分(a)がフルオロカーボンでありそして結果として生じる反応生成物がフッ素が基になったフリーラジカルおよび前記塩基成分のフッ化物を含有して成る請求項7記載の方法。
【請求項11】
成分(a)がクロロフルオロカーボンでありそして結果として生じる反応生成物がフッ素が基になったフリーラジカル、塩素が基になったフリーラジカルおよび前記塩基成分のハロゲン化物を含有して成る請求項7記載の方法。
【請求項12】
成分(a)がクロロカーボンでありそして結果として生じる反応生成物が塩素が基になったフリーラジカルおよび前記塩基成分の塩化物を含有して成る請求項7記載の方法。
【請求項13】
前記塩基成分を化学量論的過剰量で存在させそして結果としてハロゲン原子の実質的に全部が前記塩基成分のハロゲン化物に変換される請求項1記載の方法。
【請求項14】
成分(a)がフッ素含有化合物でありそして結果としてフッ素原子の実質的に全部が前記塩基成分のフッ化物に変換される請求項13記載の方法。
【請求項15】
成分(a)が塩素含有化合物でありそして結果として塩素原子の実質的に全部が前記塩
基成分の塩化物に変換される請求項13記載の方法。
【請求項16】
成分(a)がフルオロカーボンでありそして結果としてフッ素原子の実質的に全部が前記塩基成分のフッ化物に変換される請求項13記載の方法。
【請求項17】
成分(a)がクロロフルオロカーボンでありそして結果として塩素およびフッ素原子の実質的に全部が前記塩基成分のそれぞれのハロゲン化物に変換される請求項13記載の方法。
【請求項18】
成分(a)がパーフルオロ−オクタン酸(perfluoro−octonoaic acid)を含有して成りそして結果として前記パーフルオロ−オクタン酸(perfluoro−ocatanoic acid)中のフッ素原子の実質的に全部が前記塩基成分のフッ化物に変換される請求項13記載の方法。
【請求項19】
成分(a)が少なくとも1種のポリ塩化ビフェニル(PCB)を含有して成りそして結果として前記PCB中の塩素原子の実質的に全部が前記塩基成分の塩化物に変換される請求項13記載の方法。
【請求項20】
成分(a)が少なくとも1種のハロゲン化ジオキシンを含有して成りそして結果として前記ジオキシン中のハロゲン原子の実質的に全部が前記塩基成分のハロゲン化物に変換される請求項13記載の方法。

【公表番号】特表2009−513480(P2009−513480A)
【公表日】平成21年4月2日(2009.4.2)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−538875(P2008−538875)
【出願日】平成18年8月18日(2006.8.18)
【国際出願番号】PCT/US2006/032275
【国際公開番号】WO2008/045024
【国際公開日】平成20年4月17日(2008.4.17)
【出願人】(508059029)
【出願人】(508059041)
【Fターム(参考)】