説明

オイル吸入装置

【課題】オイル吸い上げ時に空気の吸い込みを防止できると共に、常時粘度の低いオイルを吸入することができるオイル吸入装置を提供する。
【解決手段】オイルパン2に貯留されたオイル7を吸入口5から吸い上げるオイル吸入装置1において、オイル7の粘度が低い位置に吸入口5が配置されるよう、吸入口5の位置を調整する調整手段(オイルストレーナ3(8)及び浮遊部材6)を備える。この構成により、オイルの粘度が低い位置に吸入口が配置されるよう調整されるので、常に粘度の低いオイルを吸入することが可能となる。また、吸入口の位置が任意に調整できるので、吸入口が油面より上に出ないよう適宜調整することが可能となり、空気の吸い込みを防止することができる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、オイル吸入装置に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、車両の自動変速機などに適用されるオイル吸入装置において、オイルを吸入する吸入口から誤って空気を吸い込むことを防止する構成がとられている。例えば、特許文献1には、オイル吸入口からオイルパンに向けて下方に延在するフレキシブルチューブを取り付け、このフレキシブルチューブの下端部にウェイトを装着する構成が開示されている。フレキシブルチューブは、ウェイトの重量によって下方に引っ張られ、上端部に対して下端部が任意の方向に変位可能である。このような構成により、フレキシブルチューブの下端の開口部分は、常にオイルパンに貯留するオイル中に配置されると共に、車両旋回時の遠心力などの影響でオイルが一方向に偏っても、ウェイトに作用する遠心力によりオイルの移動方向と同じ方向に移動されるため、空気を吸い込むことが防止される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開昭62−288774号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
一般的にオイルパンは車両の最下方に配置されるため、オイルパンに貯留されるオイルには上下方向に温度差が生じ、油面近傍に比べて底面近傍のほうが低温となりやすく、これに伴いオイルパンの底面に近づくほどオイルの粘度が高くなることが知られている。一方、特許文献1に記載されるような従来のオイル吸入装置では、より好適に空気吸い込みを防止するために、油面の変動の影響を受けにくいよう、吸入口をオイルパンの底面の方へ、油面から離すよう配置する状況が考えられる。したがって、このように吸入口がオイルパンの底面付近に配置された場合、吸入口の周囲のオイルの粘性が高くなるため、オイルを吸い上げるためにより大きなエネルギーが必要となり、オイルポンプを大型化する必要がある。
【0005】
本発明は、上記の事情に鑑みてなされたものであって、オイル吸い上げ時に空気の吸い込みを防止できると共に、常時粘度の低いオイルを吸入することができるオイル吸入装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は、オイルパンに貯留されたオイルを吸入口から吸い上げるオイル吸入装置において、前記オイルの粘度が低い位置に前記吸入口が配置されるよう、該吸入口の位置を調整する調整手段を備えることを特徴とする。
【0007】
また、上記のオイル吸入装置において、前記調整手段は、前記オイルパンの上方に高さ方向に延在するよう配置された筒状の弾性体であり、下端に前記吸入口を有するオイルストレーナと、前記オイルより低密度な材料で形成され、前記吸入口に設けられ、前記吸入口が前記オイルの油面に向かう程度の浮力を発生させると共に、前記吸入口を前記オイルの中に配置させる浮遊部材と、を備えることが好適である。
【0008】
同様に、上記のオイル吸入装置において、前記調整手段は、前記オイルパンの上方に高さ方向に延在するよう配置され、少なくとも長手方向の線膨張係数が高い筒状部材であり、上端の高さ位置を固定され、下端に前記吸入口を有するオイルストレーナを備えることが好適である。
【発明の効果】
【0009】
本発明に係るオイル吸入装置は、オイルの粘度が低い位置に吸入口が配置されるよう調整されるので、常に粘度の低いオイルを吸入することが可能となる。また、吸入口の位置が任意に調整できるので、吸入口が油面より上に出ないよう適宜調整することが可能となり、空気の吸い込みを防止することができる。したがって、オイル吸い上げ時に空気の吸い込みを防止できると共に、粘度の低いオイルを吸入することができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【0010】
【図1】図1は、本発明の第一実施形態に係るオイル吸入装置の概略構成を示す図である。
【図2】図2は、油面の高さ位置が変動した場合における図1のオイル吸入装置の状態を示す図である。
【図3】図3は、本発明の第二実施形態に係るオイル吸入装置の概略構成を示す図である。
【図4】図4は、油面の高さ位置が変動した場合における図3のオイル吸入装置の状態を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0011】
以下に、本発明に係るオイル吸入装置の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、以下の図面において、同一または相当する部分には同一の参照番号を付し、その説明は繰り返さない。また、以下で用いる「上下方向」は、図面の上下方向と対応しており、鉛直方向上方および下方を意図するものである。
【0012】
[第一実施形態]
まず、図1、2を参照して、本発明の第一実施形態について説明する。図1は、本発明の第一実施形態に係るオイル吸入装置1の概略構成を示す図である。図2は、油面71の高さ位置が変動した場合における図1のオイル吸入装置1の状態を示す図である。
【0013】
図1に示すように、オイル吸入装置1は、オイル7を貯留するオイルパン2と、オイルパン2の上方に高さ方向に延在するよう配置され、下端に吸入口5を備えるオイルストレーナ3と、オイルストレーナ3の上端に連結されるオイルポンプ4とを備えて構成されている。オイルストレーナ3の吸入口5はオイルパン2の内底面21と対向するよう配置されている。
【0014】
このようなオイル吸入装置1は、例えば自動車などの車両に搭載され、オイルパン2に貯留されたオイル7を、オイルストレーナ3の下端の吸入口5から吸入し、オイルストレーナ3の内部で濾過した上で、オイルポンプ4で吸い上げ、車両内の自動変速機、エンジン、モータなど各部に供給する。各部に供給されたオイルは、潤滑や冷却に利用された後に、再びオイルパン2に流れ落ち再利用されるよう構成される。
【0015】
特に本実施形態では、図1に示すように、吸入口5の周囲にオイル7より低密度な材料で形成された浮遊部材6が取り付けられ、また、オイルストレーナ3は、高さ方向に延在するよう直線状に配置された筒状の弾性体で形成されている。そして、この浮遊部材6とオイルストレーナ3とが、吸入口5の位置を調整する調整手段として機能する。なお、浮遊部材6は、自身が油面71に浮かんだときに、吸入口5が油面71の上に出ないような位置関係で吸入口5の周囲に取り付けられる。例えば、図1に示す例では、吸入口5がオイルパン2の内底面21と対向するよう開口されており、この場合には、浮遊部材6は、この開口位置と反対側の位置、すなわち油面71の方向に取り付けられる。
【0016】
以下、本実施形態の作用効果について説明する。
【0017】
浮遊部材6は、オイル7より低密度であるため、オイル7内にあるときは油面71に浮かぶ方向にオイル7から浮力を受ける。そして、この浮遊部材6が取り付けられている吸入口5も、同様の浮力を浮遊部材6から受ける。
【0018】
吸入口5は、高さ方向に延在するよう配置された筒状の弾性体であるオイルストレーナ3の下端に備えられているため、オイルストレーナ3が曲げ変形することで、任意方向に変位可能であり、浮遊部材6から受ける浮力によって油面71の方向に移動することができる。
【0019】
そして、吸入口5は、図1に示すように、浮遊部材6の浮力により油面71上に浮遊する浮遊部材6の直下、オイル7中の油面71近傍の位置に配置される。
【0020】
ここで、オイルストレーナ3は、上述のとおり弾性体であるため、図1のように曲げ変形した場合には、直線状に戻るよう反力を発生させる。この反力は、下端の吸入口5では、浮遊部材6による浮力と略反対側、図1ではオイルパン2の内底面21の方向に発生する。この反力は、浮遊部材6の浮力による吸入口5の油面71方向への移動が拘束を受けない程度に小さくすることが好ましく、この反力を実現できる程度にオイルストレーナ3の弾性係数が小さくなるよう、オイルストレーナ3の材料や形状を適宜選択することが好ましい。
【0021】
また、浮遊部材6を形成する材料は、吸入口5の自重や、吸入口5に連結されるオイルストレーナ3の曲げ変形による反力の影響を受けても、吸入口5を油面71に向かう程度の浮力を発生することができるように、オイル7の密度との関係を考慮して適宜選択することが好ましい。
【0022】
エンジン始動時などオイルパン2のオイル7の貯留量が少ない場合には、図2に示すように油面71の高さ位置が低くなる状況が考えられる。また、車両の旋回時の遠心力が作用し、オイルパン2内のオイル7が一方に偏り、オイル7の油面71が傾斜する状況も考えられる。このように油面71の高さ位置や傾きの変動が生じた場合、本実施形態では、浮遊部材6が油面71上に浮遊した状態を保ちつつ油面71と連動して変動する。浮遊部材6を取り付けられている吸入口5も、オイルストレーナ3が適宜曲げ変形することで、拘束を受けることなく、油面71との距離を一定に保持して油面71近傍に配置されるように、浮遊部材6と共にオイル7内を移動する。
【0023】
図2に示す例では、図1に比べて油面71の高さが低下するため、浮遊部材6及び吸入口5の高さ位置も図1に比べて低い、オイルパン2の内底面21の方向へ移動している。このとき、オイルストレーナ3の曲げ変形量は図1に比べて低減し、高さ方向の全長を伸ばして、吸入口5がオイルパン2の内底面21の方向へ移動されている。
【0024】
ここで、オイルパン2に貯留されるオイル7は、一般的にオイルパン2が車両の最下部に配置され、オイルパン2の底面が外気と接して冷却されるため、上下方向に温度差を生じる。オイルパン2の内底面21近傍のオイル7は温度が低く、これに伴い粘度も高くなる。これに対して、油面71近傍のオイル7は、エンジンなどに近く、また、各部で利用された高温のオイル7を上方から受けるので、内底面21近傍のオイル7に比べて温度が高く、これに伴い粘度も相対的に低くなる。
【0025】
つまり、本実施形態のオイル吸入装置1は、油面71の高さ位置が変動しても、オイルパン2に貯留されているオイル7のうち、相対的にオイル7の粘度が低い油面71近傍の位置に吸入口5が常に配置されるよう、オイルストレーナ3及び浮遊部材6によって吸入口5の高さ方向の位置を調整することができる。この構成により、オイル吸入装置1は、油面71の変動の影響を受けずに、オイルパン2に貯留されるオイル7のうち相対的に粘度の低いオイル7を常に吸入することが可能となる。
【0026】
さらに、浮遊部材6がオイル7から受ける浮力によって、吸入口5を油面71の方向へ常に引き上げ、吸入口5は常に浮遊部材6の直下に配置される。浮遊部材6は油面71に浮遊するため、この浮遊部材6の直下に配置されるということは、吸入口5は常にオイル7の中に位置することとなる。これにより、オイル吸入装置1は、油面71の変動の影響を受けずに、吸入口5を常にオイル7の中に配置して、吸入口5が油面71より上に出るのを防ぐことができ、空気の吸い込みを防止することができる。
【0027】
また、オイル吸入装置1では、オイルストレーナ3が高さ方向に延在するよう配置された筒状の弾性体であるため、車両の加減速や路面の傾斜などの影響でオイル7が一方へ偏り油面71が傾斜した場合には、オイルストレーナ3がオイル7と同様の外力(遠心力、重力など)を受け、オイル7の偏った方向に曲げ変形する。この変形に伴い、オイルストレーナ3の下端に備えられる吸入口5も、水平方向の位置が適宜調整され、オイル7の偏った方向に移動する。このように、オイル吸入装置1は、油面71の傾きが変動しても、オイルストレーナ3によって吸入口5の位置を調整して、吸入口5が油面71より上に出るのを防ぐことができ、空気の吸い込みを防止することができる。
【0028】
以上より、本実施形態のオイル吸入装置1は、オイル7の吸い上げ時に空気の吸い込みを防止できると共に、常時粘度の低いオイル7を吸入することができる。そして、低粘度のオイル7を常時吸入できるため、オイル吸入に必要なエネルギーを抑制することが可能となり、オイルポンプ4を小型化することができる。
【0029】
また、吸入口5が任意方向に移動可能なので、オイル7との攪拌により吸入口5やオイルストレーナ3内の目詰まりを解消することができ、吸入効率の低下を防ぐことができる。
【0030】
なお上記実施形態では、オイルパン2の中にはオイル7のみを貯留していたが、この代わりに、潤滑用オイル(上記実施形態のオイル7と同等)と、潤滑用オイルより高密度な冷媒フルード(冷媒油)とを含む冷媒混合油をオイルパン2に貯留する構成としてもよい。この構成では、相対的に高密度な冷媒フルードがオイルパン2の下部に貯留され、低密度な潤滑用オイルが上部に貯留される。そして、オイル吸入装置1は、吸入口5を常時油面71近傍に配置できるため、潤滑用オイルが不足している車両停止状態からのオイルポンプ4の駆動開始時には、オイルパン2の上部の油面71近傍に貯留される低密度な潤滑用オイルを優先的に吸い込むことができる。これにより、オイルポンプ4の駆動開始時に、オイルポンプ4が冷媒フルードを吸い上げる場合と比べて必要なエネルギーを抑制することができ、オイルポンプ4の小型化が図れる。
【0031】
[第二実施形態]
次に、図3、4を参照して、本発明の第二実施形態について説明する。図3は、本発明の第二実施形態に係るオイル吸入装置10の概略構成を示す図である。図4は、油面71の高さ位置が変動した場合における図3のオイル吸入装置10の状態を示す図である。
【0032】
図3に示すように、本実施形態は、(1)オイルストレーナ8が少なくとも長手方向の線膨張係数が高い筒状部材で形成されている点、および(2)吸入口5の周囲に浮遊部材6が取り付けられていない点において、上述の第一実施形態と異なるものである。
【0033】
オイルストレーナ8は、高さ方向に延在する筒状部材であって、少なくとも長手方向の線膨張係数が高い材料で形成され、また、上端がオイルポンプ4に連結されて固定されている。このため、オイル吸入装置10の周辺温度が高くなるほど、オイルストレーナ8は長手方向である下方に伸長していく。これに伴い、オイルストレーナ8の下端に備えられる吸入口5は、油面71から遠ざかる方向に、オイルパン2の内底面21へ近づく方向に高さ方向の位置が変位する。本実施形態では、オイルストレーナ8が、吸入口5の位置を調整する調整手段として機能する。
【0034】
このようなオイルストレーナ8の特性により、本実施形態では、オイル吸入装置10の周辺温度が低温の場合には、吸入口5は図3に示すようにオイル7の油面71近傍に配置されるので、オイルパン2に貯留されているオイル7のうち、相対的に温度が高く、粘性が低いオイル7を吸入することができる。
【0035】
一方、オイル吸入装置10の周辺温度が高温の場合には、オイルストレーナ8が下方に伸長するため、吸入口5は図4に示すようにオイルパン2の内底面21の方向へ移動する。このとき、オイルパン2内のオイル7全体の温度が上昇しているため、オイルパン2内のオイル7は、内底面21近傍では油面71近傍に比べて相対的に低温で高粘度であるものの、図3に示す周辺温度が低温の場合の油面71近傍の状態と比べて、絶対的な温度は同程度に充分高いものであり、粘度も同程度に充分低いものである。したがって、この場合も、粘度の低いオイル7を吸入することができる。
【0036】
このように、本実施形態のオイル吸入装置10は、周辺温度が変動しても、オイルストレーナ8によって、オイル7の粘度が低い位置に吸入口5が常に配置されるよう、吸入口5の位置が調整される。これにより、オイル吸入装置10は、周辺温度の変動の影響を受けずに、粘度の低いオイル7を常時吸入することが可能となる。
【0037】
また、オイル吸入装置10では、オイルストレーナ8が高さ方向に延在するよう配置された筒状部材であるため、車両の加減速や路面の傾斜などの影響でオイル7が一方へ偏り油面71が傾斜した場合には、第一実施形態と同様の理由で、オイルストレーナ8によって吸入口5の水平位置を調整して、吸入口5が油面71より上に出るのを防ぐことができ、空気の吸い込みを防止することができる。
【0038】
したがって、本実施形態のオイル吸入装置10は、オイル7の吸い上げ時に空気の吸い込みを防止できると共に、常時粘度の低いオイル7を吸入することができる。
【0039】
また、オイル吸入装置10の周辺温度が高温の場合には、オイルストレーナ8が下方に伸長し、吸入口5がオイルパン2の内底面21近傍へ移動するため、オイルパン2に貯留されるオイル7のうち温度が相対的に低いオイル7を吸入することができ、オイル7の供給先の冷却効果を向上させることができる。
【0040】
また、吸入口5が任意方向に移動可能なので、オイル7との攪拌により吸入口5やオイルストレーナ8内の目詰まりを解消することができ、吸入効率の低下を防ぐことができる。
【0041】
以上、本発明について好適な実施形態を示して説明したが、本発明はこれらの実施形態により限定されるものではない。例えば、上記実施形態では、吸入口5はオイルパン2の内底面21と対向するよう配置されていたが、吸入口5が油面71より下に配置されればよく、例えばオイルパン2の側壁方向に吸入口5を開口してもよい。
【符号の説明】
【0042】
1,10…オイル吸入装置、2…オイルパン、3,8…オイルストレーナ(調整手段)、5…吸入口、6…浮遊部材(調整手段)、7…オイル。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
オイルパンに貯留されたオイルを吸入口から吸い上げるオイル吸入装置において、
前記オイルの粘度が低い位置に前記吸入口が配置されるよう、該吸入口の位置を調整する調整手段を備えることを特徴とするオイル吸入装置。
【請求項2】
前記調整手段は、
前記オイルパンの上方に高さ方向に延在するよう配置された筒状の弾性体であり、下端に前記吸入口を有するオイルストレーナと、
前記オイルより低密度な材料で形成され、前記吸入口に設けられ、前記吸入口が前記オイルの油面に向かう程度の浮力を発生させると共に、前記吸入口を前記オイルの中に配置させる浮遊部材と、
を備えることを特徴とする、請求項1に記載のオイル吸入装置。
【請求項3】
前記調整手段は、
前記オイルパンの上方に高さ方向に延在するよう配置され、少なくとも長手方向の線膨張係数が高い筒状部材であり、上端の高さ位置を固定され、下端に前記吸入口を有するオイルストレーナを備えることを特徴とする、請求項1に記載のオイル吸入装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【公開番号】特開2012−172803(P2012−172803A)
【公開日】平成24年9月10日(2012.9.10)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−37363(P2011−37363)
【出願日】平成23年2月23日(2011.2.23)
【出願人】(000003207)トヨタ自動車株式会社 (59,920)
【Fターム(参考)】