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Fターム[3J063XD64]の内容

Fターム[3J063XD64]に分類される特許

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【課題】ロータの回転抵抗を低く抑えつつ、回転電機に適切に油を供給することが可能な車両用駆動装置を実現する。
【解決手段】車両用駆動装置は、変速機構収容空間と連通して設けられる第一油貯留部U1と、第一油貯留部U1の油を変速機構及び回転電機MGに供給する油圧ポンプと、回転電機収容空間SGと連通して設けられる第二油貯留部U2と、第二油貯留部U2の油を第一油貯留部U1に排出する排出油路ADとを備え、排出油路ADは、第一油貯留部U1に向かって開口する第一開口部ADoを備え、第一開口部ADoの下端部Bが、油圧ポンプの回転中における第一油貯留部U1の油面より上方に位置するように設けられている。 (もっと読む)


【課題】遊星歯車機構のリングギヤをケースに対して固定しているブレーキを良好に潤滑・冷却する。
【解決手段】変速装置30では、第1リングギヤ31rを固定可能なブレーキB1の第1ブレーキハブ43が第2リングギヤ32rの外周側に配置されると共に第2リングギヤ32rを固定可能なブレーキB2の第2ブレーキハブ53が第1リングギヤ31rの外周側に配置され、ブレーキB1の第1摩擦板42には、第2リングギヤ32rに形成された複数の第2潤滑油供給孔323rと第1ブレーキハブ43に形成された第1潤滑油流通孔43oとを介して潤滑・冷却油としての作動油が供給されると共に、ブレーキB2の第2摩擦板52には、第1リングギヤ31rに形成された複数の第1潤滑油供給孔313rと第2ブレーキハブ53に形成された第2潤滑油流通孔53oとを介して潤滑・冷却油としての作動油が供給される。 (もっと読む)


【課題】ソレノイドバルブや油圧により作動する切替バルブを新たに追加することなく遊星歯車の潤滑オイル量を変更し得る装置を提供する。
【解決手段】変速機を含むパワートレーンの潤滑装置であって、サンギヤ、リングギヤ及びキャリヤを少なくとも有する遊星歯車と、この遊星歯車に潤滑のためのオイルを供給する潤滑オイル供給通路(35、36)と、この遊星歯車の締結状態を変更する切替装置(30)と、この切替装置(30)と機械的に接続されこの切替装置(30)の動きに応じて潤滑オイル供給通路(35、36)を流れる潤滑オイル量を変更し得る潤滑オイル量変更バルブ(37)とを備える。 (もっと読む)


【課題】ミッションケース内の伝動機構に対する潤滑油の供給を安定化させる。
【解決手段】作業装置を駆動昇降操作自在な昇降用油圧装置、及び、作業装置の左右傾斜姿勢を変更操作自在な姿勢変更用油圧装置から排出された作動油がミッションケース内の伝動機構に対して潤滑油として供給され、昇降用油圧装置から排出された作動油を回収する第1回収部42と、第1回収部42にて回収された作動油をミッションケース内の伝動機構Dに潤滑油として供給する第1供給路43と、姿勢変更用油圧装置から排出された作動油を回収する第2回収部44と、第2回収部44にて回収された作動油をミッションケース内の伝動機構に潤滑油として供給する第2供給路45とが備えられ、第1回収部42と第2回収部44とが、同じ又は略同じ高さになる状態で設けられるとともに連通路46を介して連通接続されている。 (もっと読む)


【課題】 容易に潤滑量を変更可能な自動変速機を提供すること。
【解決手段】 本発明では、同一回転軸内に、摩擦締結要素に対し締結圧を供給する締結圧供給用油路と、被潤滑要素に対し潤滑油を供給する潤滑油供給用油路とが形成されているときに、締結圧供給用油路内の締結圧に応じて作動し、潤滑油供給用油路の流路抵抗を変更する潤滑油量変更手段を回転軸に形成した。この潤滑油量変更手段は、締結圧供給用油路の一端を閉塞すると共に、軸方向に移動することで潤滑油が通流するオリフィス又はポートを開閉するスプールバルブを有する。 (もっと読む)


【課題】所定の摩擦要素をスリップ制御する場合、1個の切換えバルブにより適正なタイミングで上記摩擦要素に潤滑油を直接供給する。
【解決手段】所定の摩擦要素(ブレーキB−2)が係合状態にある場合、該係合圧が切換えバルブ40の制御油室に供給され、入力ポートaと出力ポートbとが遮断され(C)、ブレーキB−2への潤滑油の供給は停止される。ブレーキB−2が解放状態にあっても、入力ポートaと出力ポートbとは遮断される(A)。所定中間圧によるスリップ制御にあっては、制御油室43に上記所定圧が供給され、入力ポートaと出力ポートbとは連通する(B)。 (もっと読む)


【課題】オイル吸い上げ時に空気の吸い込みを防止できると共に、常時粘度の低いオイルを吸入することができるオイル吸入装置を提供する。
【解決手段】オイルパン2に貯留されたオイル7を吸入口5から吸い上げるオイル吸入装置1において、オイル7の粘度が低い位置に吸入口5が配置されるよう、吸入口5の位置を調整する調整手段(オイルストレーナ3(8)及び浮遊部材6)を備える。この構成により、オイルの粘度が低い位置に吸入口が配置されるよう調整されるので、常に粘度の低いオイルを吸入することが可能となる。また、吸入口の位置が任意に調整できるので、吸入口が油面より上に出ないよう適宜調整することが可能となり、空気の吸い込みを防止することができる。 (もっと読む)


【課題】オイルレシーバーが、その回収部の上方から下方に向けて落下する潤滑油の油量が十分でない箇所に配置される場合においても、同回収部に十分な潤滑油を回収可能な変速機の潤滑装置を提供すること。
【解決手段】この潤滑装置では、オイルレシーバー10が、ケーシング30内のギヤ40が回転することによりケーシング30内の底部から掻き上げられる潤滑油50の一部を回収する回収部11と、この回収部11内に回収された潤滑油50を所定の箇所に移送する移送部とを有する。回収部11には、回収部11の上方から下方に向けて落下する潤滑油50の一部を回収部11の内部に導入するための上部導入開口11aが設けられるとともに、回収部11の下方から回収部11の底壁11cに向けて飛散する潤滑油50の一部を回収部11の内部に導入するための下部導入孔11bが設けられている。 (もっと読む)


【課題】オイルの攪拌抵抗を低減することが可能なインホイールモータ駆動装置を提供する。
【解決手段】インホイールモータ駆動装置1は、第1回転機構25Aと、該第1回転機構25Aの回転を減速する第2回転機構40Aとを備え、これらの一部がオイル溜り60に浸かるようにケース2内に収納されており、かつ第2回転機構40Aの羽根状部材47が、第1回転機構25Aの大径ギヤ25aよりも減速回転となるように構成されている。これらの軸方向の間に、オイル溜り60を、第1回転機構25A側の第1オイル溜り61と、第2回転機構40A側の第2オイル溜り62とに仕切る仕切り板65を設ける。第1回転機構25A側がより多くのオイルを掻き上げて第1オイル溜り61の油面61aを低下させるので攪拌抵抗が小さくなり、また、第2回転機構40Aは減速回転であるので攪拌抵抗の増加は抑えられ、総じて攪拌抵抗が低減される。 (もっと読む)


【課題】遊星ギヤ型の減速機と差動装置とからなる電気自動車用減速差動装置において、潤滑手段として油浴潤滑を採用して装置の小型軽量化を図り、1充電当たりの走行距離を延ばす一方、特に減速機及び差動装置のピニオンシャフト軸受の潤滑を確実に行うことである。
【解決手段】遊星ギヤ型の減速機12及び差動装置13、潤滑手段14の組み合わせからなる電気自動車用減速差動装置において、減速側ピニオンシャフト31の一端部が差動側リングギヤ49に、差動側ピニオンシャフト53bの一端部が差動側キャリヤ54にそれぞれ支持され、これらのピニオンシャフト31、53に一端部が開放された中空部85、91が設けられ、前記差動側リングギヤ49及び差動側キャリヤ54に設けた径方向の給油案内溝98、99bをそれぞれ前記の中空部85、91に連通させ、各中空部85、91に溜まった潤滑油をそれぞれ給油穴から各ピニオンシャフト軸受33、68bに供給するようにした。 (もっと読む)


【課題】オイルの粘性抵抗による引き摺り損失を低減して動力伝達効率を向上させることができる伝動ベルトを提供すること。
【解決手段】帯状のリング2,3を収容するとともにリング2,3を収容して配置した状態でリング2,3の内周面2i,3iと当接するサドル面11,12とリング2,3の外周面2o,3oと対向するリング抑え面13,14とを有するスリット9、10が形成された板片状の多数のエレメント1を姿勢を揃えて配列し、そのエレメント1の列をリング2,3で環状に結束することにより構成されるとともに、オイルによる潤滑・冷却が行われる伝動ベルトBにおいて、リング2,3の外周面2o,3oとリング抑え面13,14との少なくともいずれか一方に、ベルトの進行方向に対して傾斜した方向にオイルを流動させる傾斜溝19を設けた。 (もっと読む)


【課題】自動変速機のユニット要求性能である軸支持強度性能とブリーザ性能と傾斜エアー吸い防止性能を併せて達成すること。
【解決手段】自動変速機は、変速機ケース1と、第1軸心C1を持つ変速機入出力軸4,5と、第2軸心C2を持つアイドラー軸6と、第3軸心C3を持つドライブ軸7,7と、オイルパン30と、内壁リブ32と、戻し流路33と、を備える。内壁リブ32は、変速機ケース1のうちデフファイナルギヤ24に沿うデフギヤ内壁46に形成され、第1軸心C1と第3軸心C3の間の壁面領域にてドライブ軸7,7の軸周りケース強度を高める。戻し流路33は、内壁リブ32の上方位置に油流入口51が開口され、作動油ATFを、油流入口51からオイルパン30に戻す。 (もっと読む)


【課題】 吸い込み口が大気中に開口したとしても、吸入経路内に溜まるエア量を低減することで、ポンプの吐出圧の低下を抑制可能なオイルポンプ装置を提供すること。
【解決手段】 車両用の変速機に必要なオイルをオイル貯留部から吸い上げる吸入回路を、ポンプ本体から延在された基端部と、この基端部から上方に延在された中間部と、この中間部から下方に延在された先端部とから構成し、先端部の内部の容積は、ポンプ本体内に形成される空間部の容積より小さくした。 (もっと読む)


【課題】簡単な構成で、作動油の漏れ量の増加を抑制でき、ポンプ仕事を効果的に低減できる作動油供給装置を提供する。
【解決手段】ロータ31が一回転する間に第1油タンク21に連通する第1吸入ポートP1から吸入した作動油を第1吐出ポートQ1から吐出すると共に、第2油タンク22に連通する第2吸入ポートP2から吸入した作動油を第2吐出ポートQ2から吐出するベーンポンプ30と、第1吐出ポートQ1から吐出されて高圧調圧バルブ23で高圧に調圧された作動油が供給される高圧系の油圧回路40と、第2吐出ポートQ2から吐出されて低圧調圧バルブ24で低圧に調圧された作動油が供給される低圧系の油圧回路50とを備え、高圧系の油圧回路40に循環させる第1油溜り21の作動油と、低圧系の油圧回路50に循環させる第2油タンク22の作動油とを、混合せずに別系統で循環させるように構成した。 (もっと読む)


【課題】クラッチハウジングの変形に起因する他の部品への影響を抑制しつつクラッチを効果的に冷却することが可能な変速装置の実現。
【解決手段】内燃機関に駆動連結される第一軸Iと、変速機構TMに駆動連結される第二軸Mと、第一軸Iと第二軸Mとの間に設けられるクラッチCLと、これらを収容するケース2と、を備えた変速装置1。第二軸Mと一体回転するように駆動連結され、クラッチCLを包囲して収容するクラッチハウジングCHを備え、クラッチハウジングCH内に進入してフランジ部11を有する第一軸Iが、第二軸Mによって軸方向他方側から第一軸受51を介して支持されると共に、第二軸Mがケース2によって軸方向他方側から回転可能な状態で支持され、一方側径方向延在部が、フランジ部11によって軸方向他方側から第二軸受52を介して支持されている。 (もっと読む)


【課題】潤滑油が少量であっても、簡単な構造で確実にサイドベアリングの潤滑性を確保する。
【解決手段】ハウジング6に収容されたデフケース22がサイドベアリング40,42を介してハウジング6に回転可能に支持され、デフケース22の外周面に設けられたリングギヤ24がハウジング6に貯留された潤滑油を撹拌してサイドベアリング40,42へ供給するように構成されたディファレンシャル装置20において、ハウジング6の内部に、該ハウジング6の外部と連通するブリーザ室50と、該ブリーザ室50への潤滑油の侵入を規制するバッフルプレート70とを設け、該バッフルプレート70に、ブリーザ室50を塞ぐバッフル部72と、リングギヤ24の歯60に付着した潤滑油を掻き取り可能なように該歯60に近接して配置されるスクレーパ部74と、該スクレーパ部74により掻き取られた潤滑油をサイドベアリング40へ導く樋部76とを設ける。 (もっと読む)


【課題】所定の潤滑対象に供給される潤滑油が不足するのを抑制する。
【解決手段】キャッチタンク80と、キャッチタンク80の潤滑油をベアリング62aに供給する油路82と、デファレンシャルリングギヤ65によって掻き上げられる潤滑油を受け止めてキャッチタンク80に導く天井部21bと、オイルポンプから排出される潤滑油をキャッチタンク80に導く油路84とを設ける。これにより、デファレンシャルリングギヤ65によって掻き上げられて天井部21bを介してキャッチタンク80に到達する潤滑油とオイルポンプから排出されて油路84によってキャッチタンク80に導かれる潤滑油とのうち一方が少ない場合でも、ベアリング62aに供給される潤滑油が不足するのを抑制することができる。 (もっと読む)


【課題】燃料や電力の消費を増加させることなく、潤滑可能なトルクリミッタを提供する。
【解決手段】トルクリミッタTは、少なくとも一対の摩擦部材と70、当該一対の摩擦部材70を圧着方向に付勢する付勢部材72と、一対の摩擦部材70の一方を径方向外側から支持する外側支持部材74と、一対の摩擦部材の他方を径方向内側から支持する内側支持部材76と、を有し、潤滑液が封入された液密空間内にギヤ機構と共に配置され、外側支持部材74の径方向内側に、一対の摩擦部材70の少なくとも一部が浸かる液面高さの潤滑液を貯留可能な液溜部91を備える。 (もっと読む)


【課題】オイルにより潤滑対象部を潤滑するにあたり、マクロバブルが消失または減少することを抑制することのできる潤滑装置を提供する。
【解決手段】マイクロバブルが混入されたオイルにより潤滑対象部を潤滑する潤滑装置において、マイクロバブルが混入される前のオイルが溜められたオイル溜まりと、このオイル溜まりに浸漬された潤滑対象部としての回転部材と、回転部材の回転によりオイルの流れが形成される部位に一方の開口端が開放され、かつ、他方の開口端が大気中に開放された空気供給管とを有し、回転部材の回転によって流れが形成されたオイルの圧力と大気との圧力差により、空気が空気供給管を経由してオイル溜まりに供給されるとともに、その空気がオイルの流れによってせん断されてマイクロバブルが発生し、マイクロバブルが混入されたオイルにより、潤滑対象部としての回転部材が潤滑されるように構成されている。 (もっと読む)


【課題】ミッションケース88内の作動油面より上方にある湿式ブレーキ79の潤滑性を簡単な構造で確保できるようにする。
【解決手段】本願発明の作業車両においては、エンジン14の動力を変速する油圧無段変速機54と、前記油圧無段変速機54の変速出力を左右の走行部2に伝達するミッションケース88とを備える。前記ミッションケース88内に、前記油圧無段変速機54の変速出力を制動する湿式ブレーキ79を有する。前記湿式ブレーキ79は前記ミッションケース88内の作動油面より上方に位置させる。前記ミッションケース88の上面側に戻り油口410を開口させる。前記ミッションケース88外から戻ってきた作動油を前記戻り油口410から前記湿式ブレーキ79に向けて案内するガイド体411,412を、前記ミッションケース88内に設ける。 (もっと読む)


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