説明

オイル道

【課題】吸入回転弁枠31とロータ枠前17は出角で交わっておりロータの回転によりロータ枠の潤滑油が飛び出さないで吸入回転弁枠に移すそして排気回転弁枠45とロータ枠後59とも出角で交わっており排気回転弁枠内の潤滑油が排気回転弁の回転により飛び出さないでロータ枠後に移す。
【解決手段】吸入回転弁枠とロータ枠前の交部のロータ枠前出角部100より僅かに入った所に吸入回転弁枠とロータ枠前にバイパスであるオイル道70を設けそしてロータ枠後と排気回転弁枠の交部の排気回転弁枠出角部200より僅かに入った所にロータ枠後と排気回転弁枠にバイパスであるオイル道71を設ける。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
ロータリーエンジンの潤滑油に関するものである。
【背景技術】
【0002】
無し
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
ロータ枠前17から吸入回転弁枠31の取り合い部は出角で交わっているので潤滑油がロータ枠前を通ると吸入回転弁枠に移らなくて飛び出してしまうのでロータの回転によりロータ枠前から吸入回転弁枠に潤滑油を移る事
【0004】
排気回転弁枠45とロータ枠後59の取り合い部は出角で交わっている為潤滑油が排気回転弁枠を通るのでロータ枠後に移らなくて飛び出してしまうので排気回転弁枠より排気回転弁の回転によりロータ枠後に潤滑油を移させる。
【課題を解決するための手段】
【0005】
ロータ枠前17と吸入回転弁枠31の取り合い部のロータ枠前出角部より僅かに引っ込めてロータ枠前17と吸入回転弁枠31にバイパスであるオイル道を設ける。オイル道の前辺と後辺につなぎを設ける。つなぎは細くし数多くした方が良い。オイル道の両端もつなぎを入れた方が良い、オイル道の横巾が広い時は後辺を斜辺とする。
【0006】
排気回転弁枠45とロータ枠後59の取り合い部の排気回転弁枠出角部200より僅かに引っ込めてロータ枠後59と排気回転弁枠45にバイパスであるオイル道を設ける。オイル道の前辺と後辺につなぎを設ける。つなぎは細くし数多くした方が良い。オイル道の両端もつなぎを入れた方が良い。オイル道の横巾が広い時は後辺を斜辺とする。
【発明の効果】
【0007】
ロータ枠前から吸入回転弁枠に潤滑油がロータの回転により移るそして排気回転弁枠からロータ枠後へ潤滑油が排気回転弁の回転により移る事が出来る。
【発明を実施するための最良の形態】
【0008】
ロータ枠前と吸入回転弁枠の交部のロータ枠前出角部より僅かに引っ込めて出角部を避けてバイパスのオイル道を設けるそして排気回転弁枠とロータ枠後の交部の排気回転弁枠出角部200を避けて排気回転弁出角部より引っ込んだ所に排気回転弁枠とロータ枠後の間にバイパスを設ける。各各のオイル道で区画したオイル道の巾は3mm位〜20mm位としつなぎは細いものとする。オイル道の両端もつなぎを設ける。
【実施例】
【0009】
ロータ枠前は吸入回転弁枠と交部の吸入回転弁枠出角部までロータ頂部を接っしさせ吸入回転弁と吸入回転弁枠出角部の所は僅かに間を設けそして排気回転弁枠とロータ枠後の取り合い部の排気回転弁出角部まで排気回転弁を接っしさせそして排気回転弁出角部とロータ頂部に僅かな間を設ける。
【産業上の利用分野】
【0010】
自動車のエンジン及び飛行機のエンジンに利用出来る。
【図面の簡単な説明】
【0011】
【図1】オイル道を含むロータリーエンジンの全体図。
【図2】ロータ枠前と吸入回転弁枠につなぐオイル道。
【図3】A−A 見付図 その1
【図4】A−A 見付図 その2
【図5】排気回転弁枠とロータ枠後につなぐオイル道。
【図6】B−B 見付図 その1
【図7】B−B 見付図 その2
【符号の説明】
【0012】
仕切回転弁枠 1
吸入口 2
出止め 3、10、5、7
ローラ挟み 4、30、50、51、
仕切回転弁 6
ローラ挟み後 13、23、40、61
ローラ後 14、22、43、62
ローラ 15、21、42、63
ローラ前 20、64
ローラ枠前 17
戻し板雄 27、
戻し板雌 25
バネ囲 87、86
板 81、80
連結棒 16
バネ 27、24、66、52、9、
油溜め 12、29、39、56
階段状スライド 11、19、30A、51A、57
吸微回転 33
吸微出入 48
後微回転 47
後微出入 34
前微回転 49
前微出入 38
排微回転 41
排微出入 46
吸入回転弁枠 31
吸入回転弁 32
燃焼室 36
ロータ頂部 37
排気回転弁 44
排気回転弁枠 45
ロータ枠後 59
ロータ 58
排気口 60
ロータ枠前出角部 100、101
つなぎ 100A、100B、100C、
100D、100E、100G
100H、200A 200B
200L、200E、200D
排気回転弁出角部 200、201
オイル道 70、70A、70B、70C
70F、70G、71、71D
71C
前辺 70X、71X
後辺 70Y、71Y
斜辺 70D、71A、71B

【特許請求の範囲】
【請求項1】
ロータリーエンジンの燃焼室(36)上手側に断面略半円形の吸入回転弁(32)をロータ(58)の回転に係合して収納した断面略半円形の吸入回転弁枠(31)を設け、燃焼室(36)の下手側に断面略半円形の排気回転弁(44)をロータ(58)の回転と係合して収納した断面略半円形の排気回転弁枠(45)を設け、燃焼室(30)の反対側に断面略半円形の仕切回転弁枠(1)の中に断面略半円形の仕切回転弁(6)をロータ(58)の回転と係合して収納した仕切回転弁枠(1)の上手側に排気口(60)を設け下手側に吸入口(2)を設け排気回転弁枠(45)と排気口(60)の間に弧状のロータ枠後(59)を設け、吸入回転弁枠(31)、と吸入口(2)の間に弧状のロータ枠前(17)を設け、ロータ枠前(17)と吸入回転弁枠(31)の取り合い部のロータ枠前出角部(100)の角部を避けて内側に別の通路を設けて潤滑油をロータの回転により通す事を特徴としたオイル道。
【請求項2】
排気回転弁枠(45)とロータ枠後(59)の取り合い部の排気回転弁枠出角部(200)の出角を避けて内側に別の通路を設けて潤滑油を排気回転弁の回転により通す事を特徴とした請求項1記載のオイル道。
【請求項3】
オイル道(70)、(71)の前辺(70X)、(71X)と後辺(70Y)、(71Y)の間に何個所かのつなぎ(100A)、(100B)、(100C)、(100D)、(100E)、(100G)、(100H)、(200)(200A)、(200B)、(200D)、(200E)、(200L)を設ける事を特徴とした請求項1、2、記載のオイル道。
【請求項4】
オイル道の後辺(70Y)、(71Y)を斜辺(70D)、(71A)とした事を特徴とした請求項1、2、3記載のオイル道。
【請求項5】
オイル道の後辺(70Y)、(71Y)にロータ頂部(37)及び排気回転弁(44)がひっかからない巾の狭さとした事を特徴とした請求項1、2、3、4記載のオイル道。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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