説明

カップ冷し麺容器

【課題】 一般的カップ麺を作る場合、お湯を入れて容器フタを閉じて数分待つという工程であるが、冷たい付け麺を提供するには麺を冷やし、さらに水きりをしなくてはならない。
【解決手段】カップ麺容器には、本体と多数の水切り穴をもつ内容器の二重構造になっており、内容器に麺を入れお湯を入れて数分後に内容器を引き上げれば水切りが出来、さらに付属する容器フタを閉じ反転させ底部中央部分に設けた注水口に水をそそげば麺を冷やすことが出来、従来にないカップ冷しつけ麺の提供が出来る。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、冷たいカップつけ麺を作るために使用する容器に関するものである。
【背景技術】
【0002】
一般的カップ麺を作る場合、お湯を入れて容器フタを閉じ数分待つという工程で麺を湯で上げるが、冷たいつけ麺を提供するには麺を冷やし、さらに水きりをしなくてはならない。
【0003】
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明が解決しょうとする問題点は如何に熱い麺を冷やすか、また水切りを簡単な作業で出来るかという点である。
【課題を解決するための手段】
【0005】
カップ冷し麺容器は、本体と多数の水切り穴をもつ内容器の二重構造になっており内容器に麺を入れお湯を入れて数分後に内容器を引き上げれば水切りが出来、さらに付属する容器フタを閉じ反転させ底部中央部分に設けた注水口に水をそそげば麺を冷やすことが出来る。
【0006】
内容器に多数の水切り穴を設けることで効率良く水切りが出来る。
【0007】
内容器の底部中央部分に注水口を設けることで水流が出来、効率良く麺を冷やす事が出来る。
【0008】
容器フタ中央部分に凹が設けて有り反転させた時に凸なり、内容器に設けた凹と合わさり移動時に滑り落ちを防止する事が出来る。
【発明の効果】
【0009】
請求項1の本発明のカップ冷し麺容器は、本体と多数の水切り穴をもつ内容器の二重構造になっており、内容器に麺を入れお湯を入れて数分後に内容器を引き上げれば水切りが出来、さらに付属する容器フタを閉じ反転させ底部中央部分に設けた凸注水口は反転させると凹注水口になり、水をそそげば麺を冷やすことが出来る。
【0010】
内容器に多数の水切り穴を設けることで水切りが出来、さらに麺を冷す時には流水の排水口の役割も果たせる。
【0011】
内容器開口部に合わせたサイズの容器フタは、冷やす時に反転させても麺のこぼれ落ちを防げ、さらに底面の役割も果たせる。
【0012】
容器フタ中心部に凹が設けて有り反転させた時に凸なり、内容器に設けた凹と合わさり移動時に滑り落ちる事がなく、さらに残り水気が落ちても汚すことを防止出来る。
【図面の簡単な説明】
【0013】
【図1】本発明のカップ冷し麺容器の実施例を示す斜視図である。
【図2】カップ冷し麺容器での湯せん、水切りの説明図である。
【図3】カップ冷し麺容器での麺を冷やす説明図である。
【図4】カップ冷し麺容器の内容器と容器フタの断面図である。
【図5】カップ冷し麺容器の内容器と容器フタ合体の説明図である。
【発明を実施するための形態】
【0014】
カップ冷し麺容器は、本体と多数の水切り穴をもつ内容器の二重構造になっており内容器に麺を入れお湯を入れて数分後に内容器を引き上げれば水切りが出来、さらに付属する容器フタを閉じ反転させ底部中心部分に設けた凸注水口は反転させると凹注水口になり、水をそそげば麺を冷やすことが出来る。
【実施例】
【0015】
以下、添付図面に従ってー実施例を説明する図1はカップ冷やし麺容器本体の斜視図である容器フタ3、湯きり内容器4と胴本体容器6による構成になっている。
【0016】
内容器4に麺を入れ胴本体6(図示矢印)に落し込み熱湯を注ぎ入れ数分後に内容器4(図示矢印)を取り出せば多数の水切り穴5より不要なお湯が落ち水切りが完了する。
【0017】
図3に示すように内容器4に容器フタ3を閉めた後に反転させ給水口7に注水する事により水流が出来、さらに水切り穴が排水口の役割を果たし効率よく麺を冷やせる。
【0018】
内容器4の底中央部に設けた注水口7aに容器フタ3に設けた凹2が反転させる事により凸2aになり内容器4と容器フタ3を合体させる事で内容器4の残り水気が落ちても汚すことを防止できる。
【0019】
図5に示すように内容器4と容器フタ3が合体する事で移動時に滑り落ちる事がない。
【符号の説明】
【0020】
1 カップ冷し麺容器本体 2 凹
3 容器フタ 4 内容器
5 水切り穴 6 胴本体
7 注水口

【特許請求の範囲】
【請求項1】
カップ冷し麺容器には多数の水きり穴5を持つ内容器4に麺を入れた後に熱湯を注いで数分後に内容器4を引き上げれば水きりが出来、フタ3を閉めて反転させて内容器4の底中央部に設けた注水口7に水を注水する事で冷し麺が出来るカップ冷し麺容器。
【請求項2】
内容器4の開口部に合わせたサイズの容器フタ3は密封出来る事により麺を冷す作業時に反転させても麺がこぼれ落ちない請求項1記載のカップ冷し麺容器。
【請求項3】
内容器4の底中央部に設けた注水口7に水を注水する事で水流が出来、多数の水きり穴5より俳水が出来て効率よく冷し麺が出来る請求項1記載のカップ冷し麺容器。
【請求項4】
内容器4の底中央部に設けた注水口7に中央部に設けた凹2を持つ容器フタ3を反転させると凹2が凸2aに変わり注水口7と合体することで内容器4の残り水で汚れ防止が出来、移動時には滑り落ちない請求項1記載のカップ冷し麺容器。
【請求項5】
内容器4の底中央部に設けた注水口7にフタ3の凸2aを差し込めるようにサイズを合わせた請求項1記載のカップ冷し麺容器。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【公開番号】特開2013−95509(P2013−95509A)
【公開日】平成25年5月20日(2013.5.20)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−253253(P2011−253253)
【出願日】平成23年11月1日(2011.11.1)
【出願人】(511255199)
【Fターム(参考)】