説明

カメラおよびサーバ装置

【課題】撮影状況に合った良い構図を採ることができる構図指示情報を受信できるカメラ、またはその構図指示情報をカメラへ送信できるサーバ装置を提供する。
【解決手段】サーバ装置と通信可能なカメラにおいて、撮影関連情報をサーバ装置へ送信する送信部と、撮影を行う際のカメラの傾きまたは位置の補正を補助する構図指示情報をサーバ装置より受信する受信部と、を有する。また、サーバ装置において、撮影関連情報をカメラより受信する受信部と、撮影を行う際のカメラの傾きまたは位置の補正を補助する構図指示情報をカメラへ送信する送信部と、を有する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、カメラおよびサーバ装置に関し、特に、撮影に於ける良い構図決定の援助となる構図指示情報を受信するカメラ、およびこの情報を送信するサーバ装置に関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来、撮影画面内の特徴を検出する事により一般に構図不良とされる画像を検出し、警告するカメラがある。また、カメラと通信するサーバ装置において、位置情報等を含む撮影データと被写体を撮影した撮影画像の画像データに基づいて、撮影画像の撮影状態を分析、集計するサーバ装置がある。そして、その結果を蓄積し集計したデータを基に、撮影状態に関する助言を、カメラを介して使用者に伝えるカメラシステムとサーバ装置がある。
【0003】
例えば、特許文献1では使用者に撮影の助言を伝えるものとして、撮影画面内からエッジを抽出して構図の良否を判定する装置が開示されている。また、特許文献2ではカメラの向きを水平方向、垂直方向に検出するカメラシステムと、撮影情報を検索するサーバ装置が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開2003−274226号公報
【特許文献2】特開2009−60339号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、上述の特許文献1に開示された従来技術では、良くない構図であると判定された場合、どのようにすれば良い構図となるか、構図関連の助言を伝えることは出来なかった。また、上述の特許文献2に開示された従来技術においては、サーバ装置に蓄積した膨大な情報から、その撮影状況に合った良い構図となるよう、構図指示情報をカメラへ送信することが開示されず、その改善が求められていた。
【0006】
本発明の目的は、撮影状況に合った良い構図を採ることができる構図指示情報を受信できるカメラ、またはその構図指示情報をカメラへ送信できるサーバ装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記目的を達成するために、本発明に係るカメラの代表的な構成は、サーバ装置と通信可能なカメラにおいて、撮影関連情報を前記サーバ装置へ送信する送信部と、撮影を行う際の前記カメラの傾きまたは位置の補正を補助する構図指示情報を前記サーバ装置より受信する受信部と、を有することを特徴とする。
【0008】
また、本発明に係るサーバ装置の代表的な構成は、カメラと通信可能なサーバ装置において、撮影関連情報を前記カメラより受信する受信部と、撮影を行う際の前記カメラの傾きまたは位置の補正を補助する構図指示情報を前記カメラへ送信する送信部と、を有することを特徴とする。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、撮影状況に合った良い構図を採ることができる構図指示情報を受信できるカメラ、またはその構図指示情報をカメラへ送信できるサーバ装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
【図1】(a)はカメラとサーバ装置が通信可能なシステムの説明図、(b)乃至(d)は構図指示情報としての補助線が表示画面に表示された図である。
【図2】本発明の第1の実施形態に係るカメラのブロック図である。
【図3】本発明の第1の実施形態に係るサーバ装置のブロック図である。
【図4】構図指示情報としての補助線を表示から撮影に至るフローチャートである。
【図5】(a)乃至(c)は、本発明の第2の実施形態における、構図指示情報としての補助線が表示画面に表示された図である。
【図6】構図指示情報としての補助線の表示から撮影に至るフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0011】
《第1の実施形態》
以下、図1を参照して、本実施形態に係るカメラおよびサーバ装置を含むシステムにおける、構図指示情報としての補助線の表示について説明する。図1(a)は、カメラとサーバ装置がインターネットを介して通信される使用状況を示す図である。使用者1はカメラ2を風景3に向けている。カメラ2は通信手段4を介してインターネット5に接続し、サーバ装置6は通信手段7を介してインターネット5に接続し、カメラ2はサーバ装置6と通信可能となっている。ここで、カメラ2はサーバ装置6へ撮影関連情報を送信するための送信部と、サーバ装置6からの情報を受信する受信部を備えている。
【0012】
(サーバ装置より送信される複数の良い構図を踏まえた使用者による所定の構図の選択)
図1(b)乃至(d)は、カメラ2の表示部8を示す。被写体を撮影しようとするとき、使用者は予め表示画面としての表示部8で、撮影画像を観察可能である。風景3中には湖9、山10、空11がある。図1(b)と図1(d)は、共に良い構図としてサーバ装置よりカメラへ送信され、使用者に提示される補助線を含む記憶画像である。
【0013】
ここでは、記憶画像も一緒に提示されているが、補助線だけであっても良い。12は水平方向の構図補助線であり、13は垂直方向の構図補助線である。図1(b)と図1(d)が良い構図として使用者に提示され、使用者が、その一つを選択する。図1(b)は主被写体が湖9であり、(d)は主被写体が山10と空11である。
【0014】
(補助線を用いた使用者による画面の傾き補正および位置の確認)
図1(b)と図1(d)が良い構図として使用者に提示され、使用者により、図1(b)の構図が選択されたとする。すると、被写体の傾きまたは位置を修正すべき構図指示情報としての補助線を残して、記憶画像が実画像(撮影しようとする実際の画像)に切り替わる(図1(c))。図1(c)で、表示画面の左右両端の湖9の領域を結ぶ線を想定すると、本来の水平線から傾いているため、使用者は画面の傾きを認識できる。使用者は、左右両端の湖9の領域を結ぶ線を水平補助線に合わせるようにカメラの姿勢を補正することにより画面の傾きを補正する。
【0015】
そして、水平方向に特徴のある湖9を構図補助線12に合わせ、垂直方向に特徴のある山10を構図補助線13に合わせた後に、撮影を行う。即ち、使用者は選択した構図である図1(b)の構図にて、撮影を行うことができる。
【0016】
(構図指示情報としての補助線の表示)
次に図2乃至図4で、構図指示情報としての補助線12、13の表示方法を説明する。図2は、本発明のカメラ2のブロック図である。20はカメラ2の制御を行うCPUであり、以下説明する各ブロックの動作を制御し、各ブロックから得られる各情報を記憶する。なお、画像情報は画像記憶手段25に記憶する。21はレンズ等の光学素子22を移動、角度変更等により光学特性を変更させる駆動手段で光学素子22の位置から被写体までの距離を測ることと、光学素子22の焦点距離や画角の情報を取得することが可能である。
【0017】
光路を撮像素子23の面内で水平・垂直に駆動することにより手ぶれ補正を行うこともできる。22はレンズ、プリズム等の光学素子、23は光学素子22を通過した光を電気信号に変換する撮像素子である。24は撮像素子23で変換した電気信号を表示や記憶可能な画像情報に変換する信号処理手段、25は信号処理手段24で変換した画像情報を記憶する画像記憶手段である。また、26は信号処理手段24で変換した画像情報や画像記憶手段25に記憶した画像情報や、他の情報、操作状況等を表示画面に表示する表示手段である。
【0018】
27はGPS等により地球上の何処に居るのかを検出する位置検出手段、28は地磁気センサ等を用いて東西南北のカメラ2の向いている方向を検出する方位検出手段である。また、29は加速度センサ等を用いてカメラ2の構え方の縦位置横位置や上下方向を検出する姿勢検出手段、30は時計等の計時手段、31は使用者1がカメラ2の操作を行う事を検出する操作検出手段、32は電池等の電源供給手段である。33は電波や光を用いた無線通信を用いて通信する通信手段であり、インターネットを介して、またはインターネットを介さずに直接無線通信などにより、サーバ装置6に通信することが可能である。
【0019】
カメラの通信手段33は、撮影関連情報をサーバ装置6へ送信する送信部として、また表示画面における被写体の傾きまたは位置を修正すべき構図指示情報をサーバ装置6より受信する受信部として機能する。
【0020】
図3はサーバ装置6のブロック図である。40はサーバ装置6の制御を行うCPU、41は半導体や磁気記録等により、撮影関連情報である画像、位置、距離、方向、姿勢、天候、時刻、焦点距離、画角の各情報全て又は一部を記憶するデータベースとしての情報記憶手段である。42はサーバ装置6の制御状況や、情報記憶手段41に格納した情報を表示する表示手段である。また、43はインターネット5経由もしくは直接無線通信で、画像、位置、距離、方向、姿勢、天候、時刻、焦点距離、画角の各情報をカメラ2と通信する通信手段である。
【0021】
サーバ装置の通信手段43は、撮影関連情報をカメラ2より受信する受信部として、また表示画面における被写体の傾きまたは位置を修正すべき構図指示情報をカメラ2へ送信する送信部として機能する。44は時計等の計時手段、45は使用者がサーバ装置6の操作を行う事を検出する操作検出手段、46は電源供給手段である。
【0022】
(フローチャート)
図4(a)は、図2に示すカメラ2のフローチャート、図4(b)は図3に示すサーバ装置6のフローチャートである。図4(a)のフローチャートを用いて、カメラ2の動作を説明する。ステップS101で電源供給手段32により電源の供給を受けることや、操作検出手段31で操作されたことを検出して動作を開始する。ステップS102で、位置検出手段27から位置、駆動手段21から被写体までの距離、方位検出手段28から方向、姿勢検出手段29から姿勢、計時手段30と撮像素子23の信号振幅から天候、計時手段30から時刻の各情報を検出する。
【0023】
ステップS103で、撮像素子23の信号を基に駆動手段21を駆動し、焦点位置、焦点距離を変更して撮影する。同時に画像情報を画像記憶手段25に記憶する。天候の情報を撮影した画像情報を基に検出することも可能である。ステップS104で画像、位置、距離、方向、姿勢、天候、時刻、焦点距離、画角といった撮影関連情報の一部または全部を通信手段33を用いて送信する。
【0024】
サーバ装置は、データベース内の情報と比較し、送信された撮影関連情報に合った情報をカメラへ送信する。即ち、カメラは、サーバ装置6から一般に良い構図であるとされる画像とその画像に合った補助線情報を受信する。そして、ステップS105でサーバ装置6から受信した画像と補助線情報を表示画面に表示する。
【0025】
このとき、図1(b)と(d)で示した様に、複数の画像と補助線情報を表示し、操作検出手段31で使用者1に選択させ、使用者1は図1で説明したように補助線を用いて撮影する(ステップS106)。ステップS107、ステップS104と同様にサーバ装置6と通信し、図1(b)と(d)のどちらの画像を撮影したか送信する。ステップS108で、使用者が操作検出手段より撮影を終了することをカメラ2内CPU20に入力すること等により、ステップS109へ進み、終了する。終了しない場合は、ステップS102へ進む。
【0026】
図4(b)のフローチャートを用いて、サーバ装置6の動作を説明する。ステップS201で電源供給手段46により電源の供給を受けることや、操作検出手段45で操作されたことを検出して動作を開始する。ステップS202で、通信の有無を判断する。カメラ2からの通信である場合、ステップS203へ進み、カメラ2と通信する。他のサーバ装置6からの通信である場合は、ステップS204へ進み、その他の処理を行う。ステップS205では、カメラ2からの情報を再度利用する為、記憶する。再度利用可能となるように、カメラ2から送信された情報を基に処理する(ステップS206)。
【0027】
ステップS207、ステップS203と同様にカメラ2と通信し、使用者が図1(b)と(d)のどちらの画像を撮影し、補助線を使用したかを記憶する。ステップS208で、使用者が操作検出手段より撮影を終了することをサーバ装置6内CPU40に入力すること等により、ステップS209へ進み、終了する。終了しない場合は、ステップS202へ進む。
【0028】
《第2の実施形態》
以下、図5、図6を参照して、画面の傾きを使用者が補正する替わりに、カメラが自動補正する本実施形態について説明する。第1の実施形態と同様に、サーバ装置より送信された図1(b)と図1(d)の良い構図の内、第1の実施形態と同様に、使用者が図1(b)の構図を選択したものとする。図5(a)は、図1(c)の傾いた画像と同じであり、補助線を残して記憶画像が実画像(撮影しようとする実際の画像)に切り替わる。ここでは、記憶画像も一緒に提示されているが、補助線だけであっても良い。以下、画面の傾きの自動補正について説明する。
【0029】
カメラのCPU20(図2)は、姿勢検出手段29または撮影した画像情報からカメラ2の傾きを検出する。撮影した画像情報からカメラ2の傾きを検出する場合、直前の実画像(撮影しようとする実際の画像)が記憶画像となり、左右の湖12の領域を結ぶ線(図1(c))が水平補助線に合うように切出し枠15を切出す。ここで、図5(b)に示される14は、撮像素子23の撮影可能範囲を示す枠で、表示部8の表示可能範囲より広く、撮像素子23の撮影可能範囲の情報から切出し枠15を切出す。なお、構図補助線12、13も切出し枠15に合わせて表示している。
【0030】
カメラのCPU20(図2)は、切出し枠15の画像を画像記憶手段25に記憶し、表示手段26に表示すると、表示部8の画像は記憶画像が傾いて表示されていた図5(b)から図5(c)へ変化する。それに連動して、CPU20は姿勢検出手段29により姿勢の傾きを補正する。その後、記憶画像が実画像に切り替えられ、選択した図1(a)の良い構図と同じ構図の撮影画像とすることができる。即ち、使用者は補助線を用いて構図の最終確認を行うことができ、水平方向に特徴のある湖9を構図補助線12に合わせ、垂直方向に特徴のある山10を構図補助線13に合わせた後に、撮影を行う。
【0031】
また、良い構図を得るために必要とされるカメラの傾きや位置の補正量が構図指示情報に含まれる場合は、その情報を用いてカメラ側で自動的に得られた画像データに回転補正を施したり、撮影可能範囲の情報からの切出し範囲を決定したりするようにしても良い。
【0032】
(フローチャート)
図6は、カメラ2の動作を説明するフローチャートであり、これに沿って説明する。ステップS101からステップS105、ステップS108からステップS109は図4(a)と同様であるので説明を省略する。ステップS301で、図1(b)と(d)で示した様に、複数の画像と補助線情報を表示し、操作検出手段31で使用者1に選択させる。ステップS302において、図5で説明したように構図補助線12、13に画像を合わせる。ステップS303で補助線に合っているか確認する。
【0033】
この際、使用者1が操作検出手段31を操作してCPU20に入力することにより意思を伝えても良い。補助線に合っていなければ、ステップS302に戻り、再度補助線に合わせる。補助線に合ったならば、ステップS304へ進み、撮影する。この際、使用者1が操作検出手段31を操作してCPU20に入力することにより、撮影しても良い。ステップS305では、ステップS107同様に、サーバ装置6と通信し、図1(b)と(d)のどちらの画像を撮影したか、傾き・位置補正の情報を送信する。
【0034】
(変形例1)
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明はこれらの実施形態に限定されず、その要旨の範囲内で種々の変形及び変更が可能である。例えば、使用者に視覚的に認識可能な補助線に替えて、視覚的または聴覚的に使用者に認識可能なメッセージであっても良い。
【0035】
例えば、「画面を時計回りに僅かに回転させ、かつ画面中心に対し右斜め45度方向へシフトさせる」というメッセージを表示画面に表示させる、あるいはメッセージを表示せずに音声だけであっても良い。音声だけであれば、例えば一眼レフカメラで光学ファインダにより被写体を観察している場合であっても、使用者に良い構図を知らせることができる。また、視覚的に使用者に良い構図を知らせる場合は、補助線に合った際に補助線の色を変えるようにしても良い。
【0036】
(変形例2)
カメラとインターネットを介して通信可能なサーバ装置に関しては、表示画面における被写体の傾きまたは位置を含む構図情報に関し、サーバ装置からカメラへの送信毎に課金がされるようにしても良い。
【0037】
(変形例3)
被写体の傾きまたは位置を修正すべき構図指示情報として、2本の構図補助線を示したが、本数は1本あるいは3本以上でも良く、線は直線の他、曲線であっても良い。
【0038】
(変形例4)
第2実施形態では、画面の傾きをカメラが自動補正したが、同様に、水平、垂直方向の画像の位置補正を、駆動手段21により手ぶれ補正機能を用いて自動補正することもできる。この場合、第1の実施形態あるいは第2の実施形態で示した使用者が補正するための補助線は、必ずしも必要なものではなくなる(表示画面に表示される必要なし)。
【符号の説明】
【0039】
2・・カメラ、4、7・・通信手段、5・・インターネット、6・・サーバ装置、12、13・・構図補助線、20・・CPU、22・・光学素子、23・・撮像素子、24・・信号処理手段、25・・画像記憶手段、26・・表示手段、27・・位置検出手段、28・・方位検出手段、29・・姿勢検出手段、30・・計時手段、31・・操作検出手段、33・・通信手段、40・・CPU、41・・情報記憶手段、42・・表示手段、43・・通信手段、44・・計時手段、45・・操作検出手段

【特許請求の範囲】
【請求項1】
サーバ装置と通信可能なカメラにおいて、
撮影関連情報を前記サーバ装置へ送信する送信部と、
撮影を行う際の前記カメラの傾きまたは位置の補正を補助する構図指示情報を前記サーバ装置より受信する受信部と、
を有することを特徴とするカメラ。
【請求項2】
前記構図指示情報に基づいて前記カメラにより撮像された被写体の傾きまたは位置を自動補正する補正手段を更に有することを特徴とする請求項1に記載のカメラ。
【請求項3】
前記構図指示情報は、使用者に視覚的または聴覚的に認識可能であって、前記構図指示情報に基づいて使用者が前記カメラの傾きまたは位置を補正することを特徴とする請求項1に記載のカメラ。
【請求項4】
撮影しようとする被写体の画像を観察可能な表示画面を有し、
前記構図指示情報は、使用者に視覚的に認識可能な補助線またはメッセージであって、前記表示画面に表示されることを特徴とする請求項3に記載のカメラ。
【請求項5】
前記構図指示情報は、使用者に聴覚的に認識可能なメッセージであることを特徴とする請求項3に記載のカメラ。
【請求項6】
前記構図指示情報を受信した後に撮影がされたことを前記サーバ装置へ送信することを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載のカメラ。
【請求項7】
前記撮影関連情報は画像、位置、距離、方向、姿勢、天候、時刻、焦点距離、画角の各情報全て又は一部であり、前記サーバ装置より受信する構図指示情報は前記サーバ装置のデータベース内の情報と比較され前記撮影関連情報に合った構図を示す補助線であり、
前記補助線を前記表示画面に表示することを特徴とする請求項4に記載のカメラ。
【請求項8】
カメラと通信可能なサーバ装置において、
撮影関連情報を前記カメラより受信する受信部と、
撮影を行う際の前記カメラの傾きまたは位置の補正を補助する構図指示情報を前記カメラへ送信する送信部と、
を有することを特徴とするサーバ装置。
【請求項9】
前記カメラへの送信毎に課金がされることを特徴とする請求項8に記載のサーバ装置。
【請求項10】
前記カメラへの送信はインターネットを介して行われることを特徴とする請求項8または9に記載のサーバ装置。
【請求項11】
前記撮影関連情報は画像、位置、距離、方向、姿勢、天候、時刻、焦点距離、画角の各情報全て又は一部であり、前記カメラへ送信される構図指示情報はデータベース内の情報と比較して前記撮影関連情報に合った構図を示す補助線であることを特徴とする請求項8乃至10のいずれか1項に記載のサーバ装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【公開番号】特開2013−26955(P2013−26955A)
【公開日】平成25年2月4日(2013.2.4)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−161882(P2011−161882)
【出願日】平成23年7月25日(2011.7.25)
【出願人】(000001007)キヤノン株式会社 (59,756)
【Fターム(参考)】