キーボード装置
【課題】キーキャップをキートップに取り付ける際には、キーステッカーを脱落させることなく容易に取り付けができるようにする。
【解決手段】操作面部2に配設されるキートップ4と、このキートップ4に被せられるキーキャップ5と、このキーキャップ5の天井面とキートップ4の上面部との間に介在され、キー機能を表示するキーステッカー6とを具備し、キーキャップ5の内側面部にキーステッカー6を保持するための保持爪15を設ける。
【解決手段】操作面部2に配設されるキートップ4と、このキートップ4に被せられるキーキャップ5と、このキーキャップ5の天井面とキートップ4の上面部との間に介在され、キー機能を表示するキーステッカー6とを具備し、キーキャップ5の内側面部にキーステッカー6を保持するための保持爪15を設ける。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明の実施形態は、例えば、商品登録処理装置に適用されるキーボード装置に関する。
【背景技術】
【0002】
キーボード装置は、その操作面部に多数個の操作キーを配設している。操作キーはキートップ部とこのキートップ部を覆う透明なキーキャップとを有している。キーキャップの下端部は、操作面部を構成する外観カバー面とほぼ同一、もしくは低位に位置されている。透明なキーキャップ内には、操作キーの機能を表示するためのキーステッカーが設けられている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2002−289058号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、上記したキーボードでは、キーステッカーを入れたキーキャップをキートップに取り付ける際に、キーステッカーが脱落し、また、取り外したキーキャップからキーステッカーを取り出そうとしても、静電気で付着して容易に取り出すことが出来ないという問題が依然残ったままであった。
【0005】
本発明の実施の形態は、上記事情に着目してなされたもので、その目的とするところは、キーキャップをキートップに取り付ける際にはキーステッカーが脱落せずに容易に取り付けができ、また、キーキャップの取り外し、及びキーステッカーの取り外しが容易にできるキーボード装置を提供しようとするものである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記の課題を解決するために、請求項1記載のものは、操作面部に配設されるキートップと、このキートップに被せられるキーキャップと、このキーキャップの天井面と前記キートップ部の上面部との間に介在され、キー機能を表示するキーステッカーとを具備し、前記キーキャップの内側面部に前記キーステッカーを保持するための保持部を設けたことを特徴とする。
【0007】
請求項5記載のものは、操作面部に配設されるキートップと、このキートップに被せられるキーキャップと、このキーキャップの天井面と前記キートップ部の上面部との間に介在され、キー機能を表示するキーステッカーとを具備し、前記キーキャップの側壁上部側にスリットを設けたことを特徴とする。
【図面の簡単な説明】
【0008】
【図1】本発明の一実施の形態である商品登録処理装置を示す斜視図。
【図2】図1のA部を拡大して示す図。
【図3】図2の操作キーを示す構成図。
【図4】図3のキーキャップを示す斜視図。
【図5】図4のキーキャップを逆さまにして示す斜視図。
【図6】図5のキーキャップを異なる角度から示す斜視図。
【図7】図4のキーキャップを示す平面図。
【図8】図7のキーキャップを示す正面図。
【図9】図7のキーキャップを示す側面図。
【図10】図7のキーキャップを示す下面図。
【図11】キーキャップを成形する成形金型を示す構成図。
【図12】図11の成形金型を異なる角度から示す構成図。
【図13】キーキャップにキーステッカーを取り付ける状態を示す図。
【図14】キーキャップからキーステッカーを取り外す状態を示す図。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して詳細に説明する。
【0010】
図1は、商品登録処理装置を示す外観斜視図で、その装置本体1の上面部には操作面部2が設けられている。この操作面部2には図2にも拡大して示すように所定間隔を存して多数個の操作キー3が配置されている。
【0011】
図3は、操作キー3を示す構成図である。
【0012】
操作キー3は操作面部2から上方へ突出するキートップ4を備え、このキートップ4は透明なキーキャップ5によって覆われている。キートップ4の上面部とキーキャップ5の天井面との間には、操作キー3の機能を表示するためのキーステッカー6が介在されている。
【0013】
図4は、上記したキーキャップ5を示す斜視図で、図5は、図4のキーキャップ5を逆さまにした状態で示す斜視図である。図6は、図5を180度回転した状態を示す斜視図である。図7はキーキャップ5を示す平面図で、図8はその正面図、図9はその一側面図、図10はその下面図である。
【0014】
キーキャップ5は、天板部8と、正面板9と、背面板10と、両側板11,12とから構成されている。正面板9の上部側には、スリット14が形成されている。このスリット14の幅寸法l(図8に示す)は、キーステッカー6の幅寸法よりもやや大きく、縦寸法hは指先が引っ掛かる程度の寸法になっている。
【0015】
キーキャップ5の両側板11,12の内面側の中央部には、図5、図6に示すようにキーステッカーを保持するための保持爪(保持部)15がそれぞれ一体的に突設されている。また、キーキャップ5の両側板11,12の上部側には穴部17が形成されている。この穴部17は、保持爪15を形成するために後述するように成形金型21のキャビティ26内に挿入されたスライド金型24がキーキャップ5の成形後に、キャビティ26から離脱されることにより形成されるものである。
【0016】
また、キーキャップ5の両側板11,12の下端中央部には、キートップ4に係脱される係止部としての係止爪19が一体的に形成されている。キーキャップ5は、図3に示すようにキートップ4の側面部に係止爪19を係止させて保持される。
【0017】
図11は、上記したキーキャップ5の成形金型21を示す構成図で、図12は、成形金型21を異なる角度から示す構成図である。
【0018】
成形金型21は、固定金型22と、上下動自在な可動金型23と、横方向にスライド自在な第1のスライド金型(図11に示す)24と、前後方向にスライド自在な第2のスライド金型(図12に示す)25とによって構成されている。
【0019】
キーキャップ5の成形時には、固定金型22の注入路22aから溶融されたプラスチック材がキャビティ26内に注入される。そして、この注入されたプラスチック材が固化してキーキャップ5が成形されると、その内側面にキーステッカー保持用の保持爪15が一体的に形成される。この形成後、可動金型23が上方へ退避されるとともに、第1及び第2のスライド金型24,25がそれぞれ外方に退避される。第1のスライド金型24が退避されることにより、キーキャップ5の側壁面に穴部17が形成され、第2のスライド金型25が退避されることにより、スリット14が形成される。こののち、キーキャップ5を金型から取り出す。
【0020】
このように成形されるキーキャップ5の天井面からキーステッカー保持用の保持爪15までの寸法h2(図3に示す)は、穴部17の縦寸法と等しく、キーステッカー6の厚さ寸法よりはやや大きくされている。
【0021】
また、キーステッカー保持用の保持爪15のキーステッカー6を保持する部分の係止量は微量とする。係止量が多過ぎるとキーステッカー6が入れ難くなり、また係止量が少な過ぎるとキーステッカー6を保持することが出来なくなるためである。
【0022】
次に、キーキャップ5内にキーステッカー6を取り付ける場合について説明する。
【0023】
この場合には、図13に示すように、キーキャップ5を逆さまにしてキーステッカー6を上部側から矢印で示すように挿入し、その両側緑部を保持爪15とキーキャップ5の天井面との間に嵌め込んで保持する。このようにキーステッカー6を保持したのち、キーキャップ5をキートップ4の上部側から嵌め込んで取り付ける。
【0024】
また、キートップ4に取付けたキーキャップ5を取り外す場合には、キーキャップ5のスリット14に指先を掛けて引き上げることにより、キーキャップ5をキートップ4から取り外す。
【0025】
この取り外したキーキャップ5内からキーステッカー6を取り出す場合には、図14に示すように、キーキャップ5を逆さまにしてキーステッカー6を指先により矢印で示す方法にずらせてスリット14から取り出す。
【0026】
上記したように、この実施の形態によれば、キーステッカー6を保持爪15によって保持するため、キーキャップ5をキートップ4に嵌め込む際におけるキーステッカー6の脱落を防止できる。
【0027】
また、キーキャップ5にキーステッカー取出用のスリット14を形成するため、キーステッカー6をキーキャップ5の天井面に沿ってずらすだけでスリット14から取り出すことができ、キーステッカー6の取出が容易になる。
【0028】
さらに、キーキャップ5のスリット14に指先を掛けて引き上げるだけで、キーキャップ5を取り外すことができ、工具を使わずに取り出すことが可能となる。
【0029】
なお、上記した実施の形態で説明に使用した図は1x1uサイズ(単キー)の透明キーキャップであるが、これに限られることなく、1x2uサイズ(2連キー)、及び2x2uサイズ(4連キー)への対応も可能である。
【0030】
また、この発明は、上述した実施の形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。
【符号の説明】
【0031】
2…操作面部、4…キートップ、5…キーキャップ、6…キーステッカ、8…天板(側壁)、9…正面板(側壁)、10…背面板(側壁)、11…側板(側壁)、14…スリット、15…保持爪(保持部)、19…係止爪(係止部)。
【技術分野】
【0001】
本発明の実施形態は、例えば、商品登録処理装置に適用されるキーボード装置に関する。
【背景技術】
【0002】
キーボード装置は、その操作面部に多数個の操作キーを配設している。操作キーはキートップ部とこのキートップ部を覆う透明なキーキャップとを有している。キーキャップの下端部は、操作面部を構成する外観カバー面とほぼ同一、もしくは低位に位置されている。透明なキーキャップ内には、操作キーの機能を表示するためのキーステッカーが設けられている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2002−289058号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、上記したキーボードでは、キーステッカーを入れたキーキャップをキートップに取り付ける際に、キーステッカーが脱落し、また、取り外したキーキャップからキーステッカーを取り出そうとしても、静電気で付着して容易に取り出すことが出来ないという問題が依然残ったままであった。
【0005】
本発明の実施の形態は、上記事情に着目してなされたもので、その目的とするところは、キーキャップをキートップに取り付ける際にはキーステッカーが脱落せずに容易に取り付けができ、また、キーキャップの取り外し、及びキーステッカーの取り外しが容易にできるキーボード装置を提供しようとするものである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記の課題を解決するために、請求項1記載のものは、操作面部に配設されるキートップと、このキートップに被せられるキーキャップと、このキーキャップの天井面と前記キートップ部の上面部との間に介在され、キー機能を表示するキーステッカーとを具備し、前記キーキャップの内側面部に前記キーステッカーを保持するための保持部を設けたことを特徴とする。
【0007】
請求項5記載のものは、操作面部に配設されるキートップと、このキートップに被せられるキーキャップと、このキーキャップの天井面と前記キートップ部の上面部との間に介在され、キー機能を表示するキーステッカーとを具備し、前記キーキャップの側壁上部側にスリットを設けたことを特徴とする。
【図面の簡単な説明】
【0008】
【図1】本発明の一実施の形態である商品登録処理装置を示す斜視図。
【図2】図1のA部を拡大して示す図。
【図3】図2の操作キーを示す構成図。
【図4】図3のキーキャップを示す斜視図。
【図5】図4のキーキャップを逆さまにして示す斜視図。
【図6】図5のキーキャップを異なる角度から示す斜視図。
【図7】図4のキーキャップを示す平面図。
【図8】図7のキーキャップを示す正面図。
【図9】図7のキーキャップを示す側面図。
【図10】図7のキーキャップを示す下面図。
【図11】キーキャップを成形する成形金型を示す構成図。
【図12】図11の成形金型を異なる角度から示す構成図。
【図13】キーキャップにキーステッカーを取り付ける状態を示す図。
【図14】キーキャップからキーステッカーを取り外す状態を示す図。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して詳細に説明する。
【0010】
図1は、商品登録処理装置を示す外観斜視図で、その装置本体1の上面部には操作面部2が設けられている。この操作面部2には図2にも拡大して示すように所定間隔を存して多数個の操作キー3が配置されている。
【0011】
図3は、操作キー3を示す構成図である。
【0012】
操作キー3は操作面部2から上方へ突出するキートップ4を備え、このキートップ4は透明なキーキャップ5によって覆われている。キートップ4の上面部とキーキャップ5の天井面との間には、操作キー3の機能を表示するためのキーステッカー6が介在されている。
【0013】
図4は、上記したキーキャップ5を示す斜視図で、図5は、図4のキーキャップ5を逆さまにした状態で示す斜視図である。図6は、図5を180度回転した状態を示す斜視図である。図7はキーキャップ5を示す平面図で、図8はその正面図、図9はその一側面図、図10はその下面図である。
【0014】
キーキャップ5は、天板部8と、正面板9と、背面板10と、両側板11,12とから構成されている。正面板9の上部側には、スリット14が形成されている。このスリット14の幅寸法l(図8に示す)は、キーステッカー6の幅寸法よりもやや大きく、縦寸法hは指先が引っ掛かる程度の寸法になっている。
【0015】
キーキャップ5の両側板11,12の内面側の中央部には、図5、図6に示すようにキーステッカーを保持するための保持爪(保持部)15がそれぞれ一体的に突設されている。また、キーキャップ5の両側板11,12の上部側には穴部17が形成されている。この穴部17は、保持爪15を形成するために後述するように成形金型21のキャビティ26内に挿入されたスライド金型24がキーキャップ5の成形後に、キャビティ26から離脱されることにより形成されるものである。
【0016】
また、キーキャップ5の両側板11,12の下端中央部には、キートップ4に係脱される係止部としての係止爪19が一体的に形成されている。キーキャップ5は、図3に示すようにキートップ4の側面部に係止爪19を係止させて保持される。
【0017】
図11は、上記したキーキャップ5の成形金型21を示す構成図で、図12は、成形金型21を異なる角度から示す構成図である。
【0018】
成形金型21は、固定金型22と、上下動自在な可動金型23と、横方向にスライド自在な第1のスライド金型(図11に示す)24と、前後方向にスライド自在な第2のスライド金型(図12に示す)25とによって構成されている。
【0019】
キーキャップ5の成形時には、固定金型22の注入路22aから溶融されたプラスチック材がキャビティ26内に注入される。そして、この注入されたプラスチック材が固化してキーキャップ5が成形されると、その内側面にキーステッカー保持用の保持爪15が一体的に形成される。この形成後、可動金型23が上方へ退避されるとともに、第1及び第2のスライド金型24,25がそれぞれ外方に退避される。第1のスライド金型24が退避されることにより、キーキャップ5の側壁面に穴部17が形成され、第2のスライド金型25が退避されることにより、スリット14が形成される。こののち、キーキャップ5を金型から取り出す。
【0020】
このように成形されるキーキャップ5の天井面からキーステッカー保持用の保持爪15までの寸法h2(図3に示す)は、穴部17の縦寸法と等しく、キーステッカー6の厚さ寸法よりはやや大きくされている。
【0021】
また、キーステッカー保持用の保持爪15のキーステッカー6を保持する部分の係止量は微量とする。係止量が多過ぎるとキーステッカー6が入れ難くなり、また係止量が少な過ぎるとキーステッカー6を保持することが出来なくなるためである。
【0022】
次に、キーキャップ5内にキーステッカー6を取り付ける場合について説明する。
【0023】
この場合には、図13に示すように、キーキャップ5を逆さまにしてキーステッカー6を上部側から矢印で示すように挿入し、その両側緑部を保持爪15とキーキャップ5の天井面との間に嵌め込んで保持する。このようにキーステッカー6を保持したのち、キーキャップ5をキートップ4の上部側から嵌め込んで取り付ける。
【0024】
また、キートップ4に取付けたキーキャップ5を取り外す場合には、キーキャップ5のスリット14に指先を掛けて引き上げることにより、キーキャップ5をキートップ4から取り外す。
【0025】
この取り外したキーキャップ5内からキーステッカー6を取り出す場合には、図14に示すように、キーキャップ5を逆さまにしてキーステッカー6を指先により矢印で示す方法にずらせてスリット14から取り出す。
【0026】
上記したように、この実施の形態によれば、キーステッカー6を保持爪15によって保持するため、キーキャップ5をキートップ4に嵌め込む際におけるキーステッカー6の脱落を防止できる。
【0027】
また、キーキャップ5にキーステッカー取出用のスリット14を形成するため、キーステッカー6をキーキャップ5の天井面に沿ってずらすだけでスリット14から取り出すことができ、キーステッカー6の取出が容易になる。
【0028】
さらに、キーキャップ5のスリット14に指先を掛けて引き上げるだけで、キーキャップ5を取り外すことができ、工具を使わずに取り出すことが可能となる。
【0029】
なお、上記した実施の形態で説明に使用した図は1x1uサイズ(単キー)の透明キーキャップであるが、これに限られることなく、1x2uサイズ(2連キー)、及び2x2uサイズ(4連キー)への対応も可能である。
【0030】
また、この発明は、上述した実施の形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。
【符号の説明】
【0031】
2…操作面部、4…キートップ、5…キーキャップ、6…キーステッカ、8…天板(側壁)、9…正面板(側壁)、10…背面板(側壁)、11…側板(側壁)、14…スリット、15…保持爪(保持部)、19…係止爪(係止部)。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
操作面部に配設されるキートップと、
このキートップに被せられるキーキャップと、
このキーキャップの天井面と前記キートップ部の上面部との間に介在され、キー機能を表示するキーステッカとを具備し、
前記キーキャップの内側面部に前記キーステッカを保持するための保持部を設けたことを特徴とするキーボード装置。
【請求項2】
前記保持部は突状をなし、その上端面部と前記キーキャップの天井面との間に前記キーステッカの側緑部を嵌め込ませて保持することを特徴とする請求項1記載のキーボード装置。
【請求項3】
前記キーキャップは天板と4面の側壁を有してなり、
前記保持部は前記キーキャップの2面の側壁の内面部にそれぞれ設けられたことを特徴とする請求項1または2記載のキーボード装置。
【請求項4】
前記2面の側壁は、互いに対向することを特徴とする請求項3記載のキーボード装置。
【請求項5】
操作面部に配設されるキートップと、
このキートップに被せられるキーキャップと、
このキーキャップの天井面と前記キートップ部の上面部との間に介在され、キー機能を表示するキーステッカーとを具備し、
前記キーキャップの側壁上部側にスリットを設けたことを特徴とするキーボード装置。
【請求項6】
前記スリットは、前記キーステッカを排出させるとともに、指先を係止させる開口量を有することを特徴とする請求項5記載のキーボード装置。
【請求項1】
操作面部に配設されるキートップと、
このキートップに被せられるキーキャップと、
このキーキャップの天井面と前記キートップ部の上面部との間に介在され、キー機能を表示するキーステッカとを具備し、
前記キーキャップの内側面部に前記キーステッカを保持するための保持部を設けたことを特徴とするキーボード装置。
【請求項2】
前記保持部は突状をなし、その上端面部と前記キーキャップの天井面との間に前記キーステッカの側緑部を嵌め込ませて保持することを特徴とする請求項1記載のキーボード装置。
【請求項3】
前記キーキャップは天板と4面の側壁を有してなり、
前記保持部は前記キーキャップの2面の側壁の内面部にそれぞれ設けられたことを特徴とする請求項1または2記載のキーボード装置。
【請求項4】
前記2面の側壁は、互いに対向することを特徴とする請求項3記載のキーボード装置。
【請求項5】
操作面部に配設されるキートップと、
このキートップに被せられるキーキャップと、
このキーキャップの天井面と前記キートップ部の上面部との間に介在され、キー機能を表示するキーステッカーとを具備し、
前記キーキャップの側壁上部側にスリットを設けたことを特徴とするキーボード装置。
【請求項6】
前記スリットは、前記キーステッカを排出させるとともに、指先を係止させる開口量を有することを特徴とする請求項5記載のキーボード装置。
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【図13】
【図14】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【図13】
【図14】
【公開番号】特開2012−48965(P2012−48965A)
【公開日】平成24年3月8日(2012.3.8)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−189935(P2010−189935)
【出願日】平成22年8月26日(2010.8.26)
【出願人】(000003562)東芝テック株式会社 (5,631)
【Fターム(参考)】
【公開日】平成24年3月8日(2012.3.8)
【国際特許分類】
【出願日】平成22年8月26日(2010.8.26)
【出願人】(000003562)東芝テック株式会社 (5,631)
【Fターム(参考)】
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