説明

グリコペギレ−ション法およびその方法により生成されたタンパク質/ペプチド

【課題】 貧血症、腎臓透析患者を治療するに有効なペプチドをグリコペギレーション法(グリコPEG化)により提供することである。
【解決手段】 一つもしくはそれ以上のグリコシル基をペプチドに付加もしくは除去すること、および/または修飾基をペプチドに付加する方法により、ペプチド分子を改造する。


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【特許請求の範囲】
【請求項1】
ペプチドが式:
【化1】

式中、AAはペプチドの末端または内部アミノ酸残基であり;
−Xは該AAに共有結合したサッカリドであり、ここで
は第1グリコシル残基であり;そして
はXに共有結合した第2グリコシル残基であり、ここでXおよびXは単糖およびオリゴ糖残基から選択され、
(a)Xまたはその糖サブユニットを該ペプチドから除去し、これにより短縮化グリカンを形成する、
を有する、ポリ(エチレングリコ−ル)からなるペプチドの無細胞の生体外改造方法。
【請求項2】
前記短縮化グリカンがSia残基を除去することにより形成される請求項1記載の方法。
【請求項3】
前記ペプチドが式:
【化2】

式中、X、X、X、X、XおよびX17は、単糖またはオリゴ糖残基から独立して選択され;そして、a、b、c、d、eおよびxは、整数0、1および2から独立して選択される、
を有する請求項1記載の方法。
【請求項4】
前記オリゴ糖残基がGlcNAc−Gal−Sia及びGlcNAc−Galから選ばれる員である請求項3記載の方法。
【請求項5】
前記少なくとも一つの員がa、b、c、d、eおよびxが1もしくは2から選ばれる請求項3記載の方法。
【請求項6】
前記工程(a)の除去することがa、b、c、d、eおよびxが0である短縮化グリカンを生成する、請求項3記載の方法。
【請求項7】
3、X5およびXは(マンノ−ス)および(マンノ−ス)−(X8)から独立して選択される員であり、
ここで、X8は単糖およびオリゴ糖から選択されるグリコシル部分であり;そしてzは1および20の間の整数であり、ここでzが3以上である時、各(マンノ−ス)zは直鎖および分岐構造から独立して選択される、請求項6記載の方法。
【請求項8】
4がGlcNAcおよびキシロ−ズからなる基から選択される、請求項6記載の方法。
【請求項9】
3、X5およびXが(マンノ−ス)であり、ここでuは1と20の間の整数から選択され、そしてuが3以上である時、各(マンノ−ス)は直鎖および分岐構造から独立して選択される、請求項6記載の方法。
【請求項10】
前記ペプチドが式:
【化3】

式中、r、sおよびtは、0および1から独立して選択される整数である、
を有する、請求項3記載の方法。
【請求項11】
前記ペプチドが式:
【化4】

式中、XおよびX10は、単糖またはオリゴ糖残基から独立して選択され、そしてm、nおよびfは0および1から独立して選択される整数である、
を有する、請求項1記載の方法。
【請求項12】
前記ペプチドが式:
【化5】

式中、X16
【化6】

ここでsおよびiは0および1から独立して選択される整数である、
から選択される員である、
を有する、請求項11記載の方法。
【請求項13】
前記ペプチドが式:
【化7】

式中、X13、X14およびX15は、独立して選択されるグリコシル残基であり;そして
g、h、i、j、kおよびpは整数0および1から独立して選択される、
を有する、請求項12記載の方法。
【請求項14】
少なくともg、h、i、j、kおよびpの一つが1である、請求項13記載の方法。
【請求項15】
14およびX15がGlcNAcおよびSiaから独立して選択される員であり、そしてiおよびkは整数0および1から独立して選択される、請求項13記載の方法。
【請求項16】
iおよびkの少なくとも1つは1で、そしてもしkが1であればg,hおよびjは0である、請求項15記載の方法。
【請求項17】
さらに、(b)短縮化グリカンを、少なくとも1つのグリコシルトランスフェラ−ゼおよび少なくとも1つのグリコシル供与体と、少なくとも1つのグリコシル供与体を該短縮化グリカンへ転移するのに適する条件下で接触させ、これによりポリ(エチレングリコ−ル)からなる前記ペプチドを改造する、ことからなる請求項1記載の方法。
【請求項18】
前記グリコシル供与体がこれに共有結合した修飾基からなる請求項17記載の方法。
【請求項19】
(c)Xを除去し、これによりAAを露出することからなる請求項1記載の方法。
【請求項20】
さらに、AAを、少なくとも1つのグリコシルトランスフェラ−ゼおよび少なくとも1つのグリコシル供与体と、前記少なくとも1つのグリコシル供与体をAAへ転移するのに適する条件下で接触させ、これによりポリ(エチレングリコ−ル)からなる前記ペプチドを改造することからなる、請求項19記載の方法。
【請求項21】
前記少なくとも1つのグリコシル供与体は、それに共有結合した修飾基からなる請求項20記載の方法。
【請求項22】
前記修飾基がポリ(エチレングリコ−ル)である請求項21記載の方法。
【請求項23】
前記ポリ(エチレングリコ−ル)は本質的に均一分散である分子量分布を有する請求項22記載の方法。
【請求項24】
さらに(e)工程(b)の前に、転移後修飾の間にサッカリドへ付加する基gあ除去されることからなる、請求項17記載の方法。
【請求項25】
前記除去される基が燐酸塩、硫酸塩、炭酸塩およびそれらのエステルから選択される員である請求項24記載の方法。
【請求項26】
ペプチドが式:
【化8】

式中、ZはO、S、NHおよび架橋剤から選択される員である、請求項1記載の方法。
【請求項27】
ペプチドが式:
【化9】

式中、X11およびX12は、独立して選択されるグリコシル部分であり;そしてrおよびxは0および1から独立して選択される整数である、請求項1記載の方法。
【請求項28】
11およびX12は(マンノ−ス)qであり、ここでqは1および20の間の整数から選択され、そしてqが3以上である時は、(マンノ−ス)qは直鎖および分岐構造から選択される、請求項27記載の方法。
【請求項29】
医薬品的に受容可能な希釈剤および請求項1記載の改造されたペプチドからなる医薬品的複合体。
【請求項30】
ペプチドが式:
【化10】

式中、AAはペプチドの末端または内部アミノ酸残基であり;
は、単糖およびオリゴ糖残基から選択される、AAに共有結合したグリコシル残基であり;そして
uは0および1から選択される整数である、
を有し、さらにペプチドを、少なくとも1つのグリコシルトランスフェラ−ゼおよび少なくとも1つのグリコシル供与体と、少なくとも1つのグリコシル供与体を該短縮化グリカンへ転移させるのに適する条件下で接触させ、これにより該ペプチドを改造することからなる、請求項1記載の方法。
【請求項31】
前記少なくとも1つのグリコシル供与体が、それに共有結合した修飾基からなる請求項30記載の方法。
【請求項32】
前記修飾基はポリ(エチレングリコ−ル)である請求項30記載の方法。
【請求項33】
前記ポリ(エチレングリコ−ル)が本質的に均一分散である分子量分布を有する請求項32記載の方法。
【請求項34】
医薬品的に受容可能な希釈剤および請求項30記載の改造されたペプチドからなる医薬品的複合体。




【公表番号】特表2007−525941(P2007−525941A)
【公表日】平成19年9月13日(2007.9.13)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2006−510027(P2006−510027)
【出願日】平成16年4月9日(2004.4.9)
【国際出願番号】PCT/US2004/011494
【国際公開番号】WO2004/099231
【国際公開日】平成16年11月18日(2004.11.18)
【出願人】(500062254)ネオス テクノロジーズ インコーポレイテッド (19)
【Fターム(参考)】