説明

コネクタ付きケーブル用けん引端部

【課題】配管にコネクタ付きケーブルを効率的にけん引することができる。
【解決手段】コネクタ付きケーブル用けん引端部1aは、コネクタ11を覆うコネクタ保護部2と、光ケーブル(ケーブル)12が挿通されて光ケーブル12を把持するケーブルグリップ3と、ケーブルグリップ3と連続しケーブルグリップ3の先端に設けられたワイヤ取付部4(けん引索取付部)と、から構成される。コネクタ保護部2はケーブルグリップ3およびワイヤ取付部4と分離している。コネクタ11にはコネクタ保護部2が取り付けられて、光ケーブル12にはケーブルグリップ3が設置され、予め配管に設置されたワイヤ13とワイヤ取付部4とを接続し、ワイヤ13を巻き取ることで、配管に光ケーブル12が敷設される。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、コネクタ付きケーブルを配管にけん引する際にコネクタ付きケーブルに装着するけん引端部に関する。
【背景技術】
【0002】
近年、光ケーブルを伝送媒体とする光通信が普及しており、マンションやオフィスビルなどの建物内に光ケーブルを敷設する工事が行われている。
光ケーブルの敷設は、建物内に設けられた配管に予めけん引用のワイヤを挿通しておき、このワイヤと建物内に引き込まれた光ケーブルとを繋いでワイヤを巻き取ることで配管内に光ケーブルを敷設している。そして、所定の位置に敷設された光ケーブルの先端にコネクタを作成し、光コンセントへ接続している。
【0003】
しかし、現場におけるコネクタの作成は、技術や専用工具が必要であると共に、時間がかかり施工性がよくないので、予めコネクタの作成された光ケーブルを配管内にけん引する光ケーブルの敷設が必要とされている。
特許文献1によれば、コネクタの作成されたケーブルに装着しけん引を行うケーブルコネクタ先端の牽引用保護具が提案されている。
このケーブルコネクタ先端の牽引用保護具では、ケーブル先端に設けられたコネクタを収納するコネクタ収納体(コネクタ保護部)と、コネクタ収納体の先に接続されケーブルをけん引するけん引索との間に設けられた念回防止手段と、から構成されている。コネクタ収納体は、ケーブルの先端部とコネクタとを保持し、ケーブルとコネクタとの接合部分にけん引による負荷が集中しないように保護すると共に、ケーブルとコネクタとの接合部分を防水、防塵している。また、念回防止手段は、光ケーブルのねじれを防止している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】国際公開第97/42531号(WO97/42531)パンフレット
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、特許文献1によるケーブルコネクタ先端の牽引用保護具では、コネクタ収納体は、コネクタと共にケーブルの先端部も保持しているので、コネクタに対して大きい形状となる。そして、ケーブルを敷設する配管が細い場合や、配管にクランクがある場合には、コネクタ収納体が配管を通過できないという問題があった。また、けん引による負荷がコネクタにもかかるので、コネクタが損傷することがあった。
また、コネクタ収納体はコネクタの形状に合わせて形成されているので、多種のコネクタに対しそれぞれ専用のコネクタ収納体が必要となり生産性が悪かった。
【0006】
本発明は、上述する問題点に鑑みてなされたもので、細い配管であってもコネクタ付きケーブルを敷設することができると共に、けん引によるコネクタの損傷を防ぐことができるコネクタ付きケーブル用けん引端部を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記目的を達成するため、本発明に係るコネクタ付きケーブル用けん引端部は、先端部にコネクタが設けられたケーブルに装着されて、ケーブルを配管内にけん引するけん引端部であって、ケーブルが挿通されてケーブルを把持するケーブルグリップと、ケーブルグリップと連続して設けられて、けん引索が取り付けられるけん引索取付部と、コネクタを保護するコネクタ保護部と、を備えて、コネクタ保護部はケーブルグリップおよびけん引索取付部と分離していることを特徴とする。
【0008】
本発明では、けん引による引張力はけん引索取付部およびケーブルグリップに作用し、ケーブルグリップに作用する引張力によって、ケーブルグリップはケーブルを周囲から固定して把持している。
そして、コネクタ保護部はケーブルグリップおよびけん引索取付部と分離していることにより、コネクタ保護部にはけん引の引張力が作用しないので、けん引の引張力によるコネクタの破損を防ぐことができる。
また、コネクタ保護部はコネクタの防塵や防水、配管との接触による衝撃からの保護ができればよいので、けん引の引張力からコネクタを保護する従来のコネクタ保護部と比べて小型化することができる。そして、コネクタ保護部は小型化されたことにより細い配管やクランク部分であっても通過できるので、細い配管やクランクのある配管にコネクタ付きケーブルを敷設することができる。
また、ケーブルグリップによってケーブルを把持するので、異なる径のケーブルにも同一のコネクタ付きケーブル用けん引端部を使用することができる。
【0009】
また、本発明に係るコネクタ付きケーブル用けん引端部では、ケーブルグリップとけん引索取付部との接続部は、コネクタとケーブルの接続部よりもけん引方向の後方に位置することすることが好ましい。
本発明では、ケーブルグリップとけん引索取付部との接続部は、コネクタとケーブルの接続部よりもけん引方向の後方に位置することにより、けん引によりけん引索取付部およびケーブルグリップに作用する力はコネクタ保護部に作用しないので、コネクタの破損を防ぐことができる。
【0010】
また、本発明に係るコネクタ付きケーブル用けん引端部では、けん引索取付部は、コネクタ保護部よりもケーブルの軸方向に長く形成されていることが好ましい。
本発明では、けん引索取付部はコネクタ保護部よりもケーブルの軸方向に長く形成されていることにより、コネクタ保護部にけん引の引張力が作用することが回避でき、コネクタの損傷を防ぐことができる。
【0011】
また、本発明に係るコネクタ付きケーブル用けん引端部では、ケーブルとケーブルグリップとの間には、ケーブルの周囲を覆う緩衝材が設けられていてもよい。
本発明では、ケーブルとケーブルグリップとの間に、ケーブルの周囲を覆う緩衝材を設けることにより、ケーブルが細い場合も緩衝材を介してケーブルグリップでケーブルを固定することができる。また、異なる径のケーブルに対しても緩衝材を設置することで同一のケーブルグリップを使用することができる。
また、ケーブルとコネクタの接続部に緩衝材の先端部を接触または近設させることにより、ケーブルとコネクタの接続部の急激な曲がりを抑制することができる。
【発明の効果】
【0012】
本発明によれば、コネクタ保護部は、けん引索取付部およびケーブルグリップと分離していることにより、コネクタ保護部にはけん引の力が作用せず、けん引の力によるコネクタの損傷を防ぐことができると共に、コネクタ保護部の形状を小さくすることができて、細い配管であってもコネクタ付きケーブルの敷設を行うことができるので、配管内へのケーブルの敷設の施工性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【0013】
【図1】本発明の第一の実施の形態によるコネクタ付きケーブル用けん引端部の一例を示す図である。
【図2】(a)は本発明の第二の実施の形態によるコネクタ付きケーブル用けん引端部の一例を示す図で、(b)は(a)のA−A線断面図である。
【図3】本発明の第三の実施の形態によるコネクタ付きケーブル用けん引端部の一例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0014】
以下、本発明の第一の実施の形態によるコネクタ付きケーブル用けん引端部について、図1に基づいて説明する。
図1に示すように、第一の実施の形態によるコネクタ付きケーブル用けん引端部1aは、先端にコネクタ11が取り付けられた光ケーブル12を、マンションやオフィスビルなどの屋内に設けられたCD(Combined Duct)管などの配管内にけん引する部材である。けん引は図中の矢印(ア)の方向に行われる。
コネクタ付きケーブル用けん引端部1aは、コネクタ11を覆うコネクタ保護部2と、光ケーブル12が挿通され光ケーブル12を把持するケーブルグリップ3と、ケーブルグリップ3と連続し、ケーブルグリップ3の先端に設けられたワイヤ取付部4(けん引索取付部)とから概略構成される。
【0015】
光ケーブル12は、光ファイバーに保護被覆を施したケーブルで、主に通信回線に使用されている。光ケーブル12の先端にはコネクタ11が取り付けられて使用される。本実施の形態では、予め工場などでコネクタ11が取り付けられた光ケーブル12をけん引する。
【0016】
コネクタ保護部2は、コネクタ11を覆うことができ、コネクタ11とほぼ同じ大きさのプラスチックやビニールなどで形成されたカバーである。コネクタ保護部2は、けん引時にコネクタ11と配管との接触による衝撃や、配管内の埃や水滴などからコネクタ11を保護するために取り付けられる。
【0017】
ケーブルグリップ3は、例えばワイヤ状のステンレスや、糸状のポリエステル系樹脂などを格子状に編んで、所定の長さの筒状に形成された網目構造の部材である。ケーブルグリップ3は、軸方向に圧縮されると網目が径方向に広がり径が大きくなり、軸方向に引っ張られると網目が軸方向に広がり径が小さくなる構造である。
光ケーブル12が挿通されたケーブルグリップ3は、軸方向に引っ張られることによって径が小さくなり、光ケーブル12を外周面から締め付けるように固定する。このとき、ケーブルグリップ3が光ケーブル12を把持する強度が200Nを超えるように、ケーブルグリップ3の長さを設定することが好ましい。
また、ケーブルグリップ3は、光ケーブル12の外周面を滑らないように、ケーブルグリップ3と光ケーブル12との間に所定の摩擦が生じる材料で形成されることが好ましい。
【0018】
ワイヤ取付部4は、ケーブルグリップ3の先端のケーブルグリップ3を形成するワイヤ状のステンレスや糸状のポリエステル系樹脂などと連続し、これらを束ねて環状に形成されている。ワイヤ取付部4は、けん引時にけん引用のワイヤ13が取り付けられる部材である。けん引によってワイヤ取付部4が引っ張られると、ワイヤ取付部4と連続するケーブルグリップ3に引張力が作用する。
【0019】
次に、上述したコネクタ付きケーブル用けん引端部1aの光ケーブル12への取り付け方法について説明する。
まず、ケーブルグリップ3を軸方向に圧縮して径を大きくして光ケーブル12に被せ、ケーブルグリップ3を軸方向に引っ張って光ケーブル12に固定する。このとき、ケーブルグリップ3とワイヤ取付部4との接続部4aは、コネクタ11と光ケーブル12との接続部12aよりもけん引方向の後方に位置させる。また、ワイヤ取付部4の先端部4bは、コネクタ保護部2よりもけん引方向の前方に位置させる。
【0020】
ケーブルグリップ3に光ケーブル12に挿通させる際に、コネクタ11および光ケーブル12を筒状の取り付け工具に挿通させて、この取り付け工具の上からケーブルグリップ3を装着し、工具を取り外してケーブルグリップ3を設置してもよい。
【0021】
そして、光ケーブル12の先端部に取り付けられたコネクタ11にコネクタ保護部2を設置する。
なお、コネクタ保護部2をコネクタ11に設置した後に、ケーブルグリップ3を光ケーブル12に設置してもよい。また、光ケーブル12にケーブルグリップ3を設置したあとに、光ケーブル12の先端部にコネクタ11を作成し、コネクタ11にコネクタ保護部2を取り付けてもよい。
ケーブルグリップ3のけん引方向後方の端部は、光ケーブル12からの外れ防止のためにテープ5などで光ケーブル12に固定する。また、コネクタ保護部2をワイヤ取付部4にテープなどで固定し、けん引時にワイヤ取付部4によってコネクタ11を保持してもよい。
【0022】
次に、上述したコネクタ付きケーブル用けん引端部1aが取り付けられた光ケーブル12の配管内へのけん引方法について説明する。
まず、配管内に予め挿通されたワイヤ13をワイヤ取付部4に取り付ける。そして、配管の反対側からワイヤ13を巻き取ることで配管内に光ケーブル12がけん引されて敷設される。
そして、コネクタ付きケーブル用けん引端部1aをコネクタ11および光ケーブル12から取り外す。なお、取り外されたコネクタ付きケーブル用けん引端部1aは再度利用してもよい。
【0023】
このとき、ワイヤ13の巻取りによってワイヤ取付部4が引っ張られて、ケーブルグリップ3にも引張力が作用し、光ケーブル12を周囲から締め付けて把持するので、光ケーブル12をけん引することができる。また、ケーブルグリップ3は光ケーブル12を広範囲で把持することができるので、光ケーブル12の一点に力が集中して、光ケーブル12が破断することを防ぐことができる。
【0024】
また、コネクタ11はコネクタ保護部2に保護されてケーブルグリップ3およびワイヤ取付部4と分離している共に、ケーブルグリップ3とワイヤ取付部4との接続部4aがコネクタ11と光ケーブル12との接続部12aよりもけん引方向の後方に位置しているので、コネクタ11およびコネクタ保護部2に、けん引時に引張力が作用せず、コネクタ11の破損を防ぐことができる。
【0025】
また、コネクタ保護部2には、けん引による力が作用しないので、けん引の引張力からコネクタを保護する従来のコネクタ保護部と比べて、形状を小さくすることができる。そして、コネクタ11は小型化することができることにより、細い配管やクランクのある配管内のけん引も可能となる。
また、光ケーブル12の先端には予めコネクタ11が作成されているので、現場において技術と時間を要するコネクタ11の作成を行わなくてよく、工期を短縮することができると共に光ケーブル12の敷設工事のスキルフリー化を行うことができる。
【0026】
上述した第一の実施の形態によるコネクタ付きケーブル用けん引端部1aでは、コネクタ保護部2はケーブルグリップ3およびワイヤ取付部4と分離していることにより、コネクタ保護部2にけん引による引張力が作用せず、コネクタ保護部2を小型化することができるので、細い配管やクランクのある配管であってもけん引ができると共に、コネクタ11がけん引の力によって損傷することを防ぐことができて、コネクタ11付の光ケーブル12の敷設の施工性を向上できる効果を奏する。
【0027】
次に、他の実施の形態について、添付図面に基づいて説明するが、上述の第一の実施の形態と同一又は同様な部材、部分には同一の符号を用いて説明を省略し、第一の実施の形態と異なる構成について説明する。
図2(a)、(b)に示すように、第二の実施の形態によるコネクタ付きケーブル用けん引端部1bでは、光ケーブル12の周囲に緩衝材21が設けられて、ケーブルグリップ3は緩衝材21の上に設置される構成である。
緩衝材21は、例えば、所定の肉厚のゴムチューブなどに、長さ方向に切れ目21aを入れた部材で、光ケーブル12の周囲に設置される。緩衝材21は、この切れ目21aから光ケーブル12の周囲にはめ込まれる構造である。緩衝材21の断面形状はコネクタ保護部2の断面形状と、ほぼ同じか、やや小さめとする。緩衝材21の長さは光ケーブル12を把持する長さにあわせる。
緩衝材21は先端がコネクタ保護部2と接するように設置される。
【0028】
第二の実施の形態によるコネクタ付きケーブル用けん引端部1bでは、光ケーブル12の周囲に緩衝材21を取り付けるので、ケーブルグリップ3に対して光ケーブル12が細い場合にも、緩衝材21を介して光ケーブル12を把持し固定することができる。また、異なる径の光ケーブル12に対しても緩衝材21を取り付けることで、同一のコネクタ付きケーブル用けん引端部1bを使用することができる。また、緩衝材21とコネクタ保護部2が接していることにより、けん引時に配管の曲がりを通過する際に、コネクタ11と光ケーブル12との接続部12aの急激な曲がりを防ぐことができる。
【0029】
第二の実施の形態によるコネクタ付きケーブル用けん引端部1bでは、緩衝材21を介してケーブルグリップ3で光ケーブル12を把持し、けん引することができるので、第一の実施の形態によるコネクタ付きケーブル用けん引端部1aと同様の効果を奏する。
【0030】
図3に示す第三の実施の形態によるコネクタ付きケーブル用けん引端部1cでは、断面がコネクタ保護部2の断面よりも大きく形成された緩衝材31を備えている。そして、ケーブルグリップ3は、周囲に緩衝材31が設置された光ケーブル12およびコネクタ保護部2の周囲に取り付けられている
コネクタ付きケーブル用けん引端部1cが設置された光ケーブル12がけん引されると、ケーブルグリップ3は緩衝材31を締め付けて固定する。このとき、コネクタ保護部2の周囲にもケーブルグリップ3が設置されているが、コネクタ保護部2は緩衝材31よりも断面形状が小さいため、コネクタ保護部2にケーブルグリップ3による締め付け力がほとんど作用しない構成である。
【0031】
第三の実施の形態によるコネクタ付きケーブル用けん引端部1cでは、緩衝材31を介してケーブルグリップ3で光ケーブル12を把持し、けん引することができるので、第一の実施の形態によるコネクタ付きケーブル用けん引端部1aと同様の効果を奏する。
【0032】
以上、本発明によるコネクタ付きケーブル用けん引端部の実施の形態について説明したが、本発明は上記の実施の形態に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。
例えば、上述した実施の形態では、コネクタ11付きの光ケーブル12をけん引しているが、光ケーブル12に代わって、他のケーブルをけん引する際に本発明によるコネクタ付きケーブル用けん引端部を使用してもよい。
また、第二の実施の形態では、緩衝材21とコネクタ保護部2とが接しているが、緩衝材21とコネクタ保護部2とは離れていてもよい。
【符号の説明】
【0033】
1a、1b、1c コネクタ付きケーブル用けん引端部
2 コネクタ保護部
3 ケーブルグリップ
4 ワイヤ取付部(けん引索端部)
4a 接続部
11 コネクタ
12 光ケーブル(ケーブル)
21、31 緩衝材

【特許請求の範囲】
【請求項1】
先端部にコネクタが設けられたケーブルに装着されて、前記ケーブルを配管内にけん引するけん引端部であって、
前記ケーブルが挿通されて前記ケーブルを把持するケーブルグリップと、
前記ケーブルグリップと連続して設けられて、けん引索が取り付けられるけん引索取付部と、
前記コネクタを保護するコネクタ保護部と、を備えて、前記コネクタ保護部は前記ケーブルグリップおよび前記けん引索取付部と分離していることを特徴とするコネクタ付きケーブル用けん引端部。
【請求項2】
前記ケーブルグリップと前記けん引索取付部との接続部は、前記コネクタと前記ケーブルの接続部よりもけん引方向の後方に位置することを特徴とする請求項1に記載のコネクタ付きケーブル用けん引端部。
【請求項3】
前記けん引索取付部は、前記コネクタ保護部よりも前記ケーブルの軸方向に長く形成されていることを特徴とする請求項1または2に記載のコネクタ付きケーブル用けん引端部。
【請求項4】
前記ケーブルと前記ケーブルグリップとの間には、前記ケーブルの周囲を覆う緩衝材が設けられていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載のコネクタ付きケーブル用けん引端部。

【図1】
image rotate

【図2】
image rotate

【図3】
image rotate


【公開番号】特開2010−231047(P2010−231047A)
【公開日】平成22年10月14日(2010.10.14)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−79468(P2009−79468)
【出願日】平成21年3月27日(2009.3.27)
【出願人】(399040405)東日本電信電話株式会社 (286)
【Fターム(参考)】