説明

コンテンツ登録システムとサーバおよびコンテンツ登録プログラム

【課題】簡単な操作でコンテンツの登録を安全かつ確実に行う。
【解決手段】コンテンツの登録で共通に用いる送信先アドレスを宛先、ディレクトリ識別情報を件名、コンテンツを添付ファイルとした電子メールを端末装置から送信する(ST21)。電子メールのディレクトリ識別情報と送信元アドレスが、関係付けてデータベースに登録されているディレクトリ識別情報と送信元アドレスに一致するか否か比較して(ST22〜ST26)、一致したときは添付されているコンテンツを、ストレージにおけるディレクトリ識別情報で示されたディレクトリに格納する(ST28)。送信元アドレスがアドレス帳に登録されているときもストレージに格納する(ST27)。登録したユーザやアドレス帳のユーザのみが、コンテンツを添付した電子メールを共通の宛先に送信するだけでコンテンツの登録を行える。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
この発明は、コンテンツ登録システムとサーバおよびコンテンツ登録プログラムに関する。詳しくは、電子メールに示された情報とストレージに設定されたディレクトリを示すディレクトリ識別情報を関係付けて登録しておき、受信した電子メールの宛先がコンテンツを登録する際に共通に用いる送信先アドレスであって、登録されているディレクトリ識別情報と該ディレクトリ識別情報に関係付けられている送信元アドレスとを示すとき、この電子メールに添付されているコンテンツを、このディレクトリ識別情報が示すディレクトリに格納することで、コンテンツの登録を行うものである。
【背景技術】
【0002】
近年、インターネットの普及に伴い、ユーザが所有する動画データや静止画データ等のコンテンツを、ネットワークを介してプロバイダのサーバに保存させておき、このサーバに他のユーザがアクセスすることで、保存されているコンテンツを使用することができるようになされている。ここで、サーバにコンテンツを登録する場合、コンテンツを格納するディレクトリに割り当てられているアドレスを電子メールの宛先として設定して、登録するコンテンツが添付された電子メールを送信することで、コンテンツの登録を行うことができるようになされている。
【0003】
また、特許文献1に示すように、クライアントから文書管理装置に対してフォルダ構造の問い合わせを行い、文書管理装置からのフォルダ構造の通知に応答する形式で、フォルダを指定してファイルを添付したメールを送信して、文書管理装置にファイルを格納させることが行われている。
【0004】
【特許文献1】特開2004−102334号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ところで、ディレクトリに割り当てられているアドレスを用いてコンテンツの登録を行うものとした場合、他のユーザにアドレスが知られてしまうと、ディレクトリに異なるコンテンツが登録されてしまう。また、ディレクトリに登録されているコンテンツの削除や改ざん等のおそれもある。さらに、ユーザが多くなりディレクトリが増加すると、サーバから発行するアドレスも多くなるため、アドレス管理が煩雑となってしまう。
【0006】
また、サーバからのフォルダ構造の通知に応答する形式で、フォルダを指定してコンテンツを添付した電子メールを送信することで、コンテンツを登録する場合、コンテンツの登録毎にフォルダ構造の問い合わせを行わなければならないため、クライアントとサーバ間の通信量が増大してしまう。また、ユーザが多くなるとフォルダ構造の通知も増大することから、サーバの負荷が大きくなってしまう。
【0007】
そこで、この発明では、簡単な操作でコンテンツの登録を安全かつ確実に行うことができるコンテンツ登録システムとサーバおよびコンテンツ登録プログラムを供給するものである。
【課題を解決するための手段】
【0008】
この発明に係るコンテンツ登録システムは、コンテンツを登録する際に共通に用いる送信先アドレスを宛先とし、サーバに設定されているディレクトリを示すディレクトリ識別情報を用い、該ディレクトリ識別情報が示すディレクトリに登録するコンテンツを添付した電子メールを送信する端末装置と、送信元アドレスと設定されているディレクトリを示すディレクトリ識別情報とを関係付けて登録しておき、前記コンテンツを登録する際に共通に用いる送信先アドレスを宛先とした電子メールを受信し、前記登録されているディレクトリ識別情報と該ディレクトリ識別情報に関係付けられている送信元アドレスとを示す電子メールに添付されているコンテンツを、該ディレクトリ識別情報が示すディレクトリに格納するサーバを有するものである。
【0009】
また、サーバは、電子メールの送受信を行う電子メール通信手段と、コンテンツが格納されるストレージと、電子メールに示された情報と前記ストレージに設定されたディレクトリを示すディレクトリ識別情報が関係付けて登録されたデータベースと、前記電子メール通信手段で受信した電子メールが、前記データベースに登録されているディレクトリ識別情報と該ディレクトリ識別情報に関係付けられている送信元アドレスとを示すとき、該電子メールに添付されているコンテンツを、該ディレクトリ識別情報が示す前記ストレージのディレクトリに格納するアプリケーション手段とを有するものである。
【0010】
さらに、コンテンツ登録プログラムは、コンピュータに、電子メールを受信する手順と、電子メールに示された情報とディレクトリを示すディレクトリ識別情報を関係付けて登録しておき、受信された前記電子メールが、前記登録されているディレクトリ識別情報と該ディレクトリ識別情報に関係付けられている送信元アドレスとを示すとき、該電子メールに添付されているコンテンツを、該ディレクトリ識別情報が示すディレクトリに格納する手順とを実行させるものである。
【0011】
この発明においては、コンテンツを登録する際に共通に用いる送信先アドレスを宛先、サーバに設定されているディレクトリを示すディレクトリ識別情報が例えば件名として用いられて、このディレクトリ識別情報で示されるディレクトリに登録する画像データ等のコンテンツを添付した電子メールが端末装置から送信される。サーバには、電子メールに示された情報、例えばユーザの送信元アドレスと、この送信元アドレスのユーザによってストレージに設定されたディレクトリを示すディレクトリ識別情報とが関係付けて登録されており、受信した電子メールの宛先がコンテンツを登録する際に共通に用いる送信先アドレスであって、データベースに登録されているディレクトリ識別情報と該ディレクトリ識別情報に関係付けられている送信元アドレスとを示すとき、この電子メールに添付されているコンテンツが、このディレクトリ識別情報によって示されるディレクトリに格納される。
【0012】
また、送信元アドレスに対してアドレス帳が設定されて、このアドレス帳に他のユーザのアドレスが送信元アドレスとして登録される。ここで、登録されているディレクトリ識別情報と、該ディレクトリ識別情報に関係付けられている送信元アドレスに対して設定されたアドレス帳内の送信元アドレスが電子メールで示されているときは、電子メールに添付されているコンテンツが、このディレクトリ識別情報によって示されるディレクトリに格納される。
【0013】
さらに、コンテンツが格納されたときには、この格納されたコンテンツにアクセスするためのアクセス情報が電子メールで返信される。また、登録されているディレクトリ識別情報や、該ディレクトリ識別に関係付けられている送信元アドレスを示していない電子メールに添付されているコンテンツは登録しないものとされて、このコンテンツの登録が未完であることを示す電子メールが返信される。
【発明の効果】
【0014】
この発明によれば、受信された電子メールの宛先がコンテンツを登録する際に共通に用いる送信先アドレスであって、登録されているディレクトリ識別情報と該ディレクトリ識別情報に関係付けられている送信元アドレスとを示すとき、この電子メールに添付されているコンテンツが、このディレクトリ識別情報によって示されるディレクトリに格納される。このため、コンテンツの登録の際に、コンテンツを登録するディレクトリに対応した送信先アドレスを用いる必要がなく、コンテンツの登録を容易に行うことができる。さらに、関係付けて登録されている送信元アドレスとディレクトリ識別情報を示す電子メールであることが確認されてからコンテンツの登録が行われるので、登録されていないユーザからコンテンツが送信されても登録されてしまうことがない。さらに、コンテンツの登録に用いる送信先アドレスは、共通なものとされているので、送信先アドレスが他のユーザに知られてしまうことがないように保護する必要もない。
【0015】
また、送信元アドレスに対してアドレス帳が設定されて、登録されているディレクトリ識別情報と該ディレクトリ情報に関係付けられた送信元アドレスに対して設定されたアドレス帳内の送信元アドレスとを示す電子メールに添付されているコンテンツが、このディレクトリ識別情報によって示されるディレクトリに格納される。このため、送信元アドレスのユーザは、コンテンツの登録を許可する他のユーザのアドレスをアドレス帳に設定して、ディレクトリ識別情報を他のユーザに通知すれば、他のユーザはコンテンツを登録する際に共通に用いる送信先アドレスを宛先として、送信元アドレスのユーザから通知されたディレクトリ識別情報を用い、コンテンツを添付した電子メールを送信するだけで、ディレクトリ識別情報によって示されるディレクトリにコンテンツを格納できる。さらに、ディレクトリ識別情報が他のユーザに知られていても、アドレス帳からアドレスを削除するだけでコンテンツの登録を拒否できるので、ディレクトリを設定した送信元アドレスのユーザによって、コンテンツの登録を確実かつ容易に制御できる。
【0016】
また、コンテンツをディレクトリ識別情報が示すディレクトリに格納したとき、該格納したコンテンツにアクセスするためのアクセス情報を示す電子メールが返信されるので、このアクセス情報を用いることで、登録されたコンテンツに容易にアクセスできる。
【0017】
さらに、登録されているディレクトリ識別情報や、該ディレクトリ識別に関係付けられている送信元アドレスが電子メールで示されていないときは、添付されているコンテンツを格納しないものとして、コンテンツの登録が未完であることを示す電子メールが返信される。このため、コンテンツを送信したユーザは、サーバにアクセスしてディレクトリの内容を確認しなくとも、コンテンツの登録が完了したか否かを容易に確認できる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0018】
以下、図を参照しながら、この発明の実施の一形態について説明する。図1は、コンテンツ登録システムの構成を示している。端末装置11とサーバ12は、ネットワーク例えばWAN(Wide Area Network)13を介して接続されている。なお、端末装置11とWAN13間やサーバ12とWAN13間には、ルータ等のネットワーク機器が設けられるが、図では省略している。
【0019】
端末装置11は、ユーザが画像データや映像データ,音声データ,音楽データ,文字データなど種々の電子的データをコンテンツとしてサーバ12に登録したり、サーバ12に登録されているコンテンツにアクセスするための装置である。端末装置11としては、パーソナルコンピュータ、携帯情報端末であるPDA(Personal Digital Assistance)、携帯電話等が用いられる。この端末装置11には、電子メールの作成と送受信を行うためのMUA(Mail User Agent)や、Web画面を表示させるためのブラウザ等のソフトウェアがインストールされており、これらのソフトウェアを起動して、サーバ12へのコンテンツの登録やサーバ12に登録されているコンテンツへのアクセスが可能とされる。
【0020】
サーバ12は、WAN13を介して電子メールの送受信を行う電子メール通信手段、コンテンツの登録の制御を行うアプリケーション手段、Web画面を表示させるためのWeb表示制御手段、データベース、ストレージを有している。この電子メール通信手段とコンテンツの登録の制御を行うアプリケーション手段とWeb画面を表示させるためのWeb表示制御手段は、1つのサーバで構成するものとしてもよく、また各手段をそれぞれ独立したサーバとして、これらのサーバ群でサーバ12を構成するものとしてもよい。ここで、図1に示すコンテンツ登録システムは、サーバ群を用いてサーバ12を構成する場合を示しており、電子メール通信手段としてのメールサーバ121、アプリケーション手段としてのアプリケーションサーバ(APサーバ)122、Web表示制御手段としてのWebサーバ123、データベース124、ストレージ125は、ネットワーク例えばLAN(Local Area Network)126を介して接続されている。なお、WAN13とLAN126間には、ファイヤウォール127が設けられて、WAN13側からサーバ12に対する不正アクセスが防止される。
【0021】
メールサーバ121は、例えばコンテンツを登録する際に共通に用いる送信先アドレスを宛先とした電子メールを受信して、この受信した電子メールをAPサーバ122に供給する。またAPサーバ122からの要求に応じて電子メールの返信を行う。
【0022】
APサーバ122は、コンテンツが格納されるディレクトリをストレージ125に設定したり、設定されたディレクトリにコンテンツを格納するための種々の処理を行う。例えば、ストレージにディレクトリを設定できるユーザを登録するためのユーザ登録処理、登録済のユーザからサーバ12へのアクセスであるか否かの識別を行うユーザ認証処理、登録済のユーザからの要求に応じたディレクトリの設定と設定したディレクトリを示すディレクトリ識別情報を割り当てて管理するディレクトリ管理処理、登録されたユーザに対して設定されたアドレス帳の編集を可能とするアドレス帳管理処理等を行う。
【0023】
Webサーバ123は、HTML(Hyper Text Markup Language)で記載されたファイル、そのファイルに挿入される図形や画像のファイル等の様々なファイルを保持しており、要求に応じてファイルデータを端末装置11に供給する。
【0024】
データベース124は、APサーバ122で種々の処理を行うことにより生成したデータや、APサーバ122で種々の処理を行う際に用いるデータ等を保持する。
【0025】
ストレージ125には、登録済のユーザから指示に基づいてディレクトリが設定されており、このディレクトリにコンテンツが格納されている。
【0026】
次に、コンテンツ登録システムの動作について説明する。図2は、情報管理動作を示すフローチャートである。ステップST1でユーザの端末装置11からサービス利用要求がなされると、ステップST2でWebサーバ123は、ユーザ登録を促す表示や登録済のユーザに対して識別情報例えばログインIDとパスワードの入力を促す表示を行うためのログイン表示データを端末装置11に供給する。図3は、端末装置11の表示画像を示している。なお、図ではコンテンツ登録に関する表示部分のみを例示しており、メニュー表示等は省略している。
【0027】
ここで、ログイン表示データが供給されたときには図3Aに示す表示が行われる。図3Aにおいて表示HA-1は、登録済のユーザに対して識別情報を入力させるための表示であり、識別情報例えばログインIDとパスワードを入力する入力欄HA-1aとログインを実行するために操作されるクリッカブルボタンHA-1bで構成されている。表示HA-2は、ユーザ登録の完了していないユーザがサービスを利用可能とするため、ユーザ登録の要求を行う際に操作するクリッカブルボタンである。
【0028】
ステップST3で識別情報の入力あるいはユーザ登録の要求の端末操作が端末装置11で行われてステップST4に進むと、APサーバ122は、行われた操作がユーザ登録の要求であるか否かを判別して、ユーザ登録の要求であるときは、ステップST5に進む。また、ユーザ登録でないときにはステップST6に進む。
【0029】
ステップST5でAPサーバ122は、ユーザ登録処理を行いステップST7に進む。このユーザ登録処理では、ユーザ登録に必要な情報を入力させるための入力表示データを端末装置11に供給する。また、端末装置11からユーザ登録に必要な情報が供給されたとき、この供給された情報に基づきユーザ登録を行い、ユーザのユーザ名や電子メールに示される情報例えばメールアドレス(送信元アドレス)、および登録されたユーザに割り当てた識別情報等をユーザ管理情報としてデータベース124に登録する。また、登録されたユーザの送信元アドレスに対してアドレス帳を設定する。このアドレス帳には、登録済ユーザがコンテンツの登録を許可した他のユーザのメールアドレス(送信元アドレス)が登録される。なお、電子メールに示される情報として、電子メール中の識別情報例えば件名等の情報もデータベース124に登録して用いることもできる。
【0030】
図4は、ユーザ管理情報を例示したものである。ユーザ登録処理によって、例えばユーザ名「US1」とメールアドレス(送信元アドレス)「EA-1」が入力されると、このユーザに対し識別情報としてログインID「ID-1」パスワード「PW-1」が設定されて、これらの情報が関係付けられて、1つのユーザに対するユーザ管理情報として登録される。また、送信元アドレスに対してアドレス帳が設定されて、他のユーザのメールアドレスが送信元アドレスとして登録可能とされる。例えば図4では、送信元アドレス「EA-1」に対して、コンテンツの登録を許可した他のユーザの送信元アドレス「EA-k1,EA-k4,EA-m5」が登録されている場合を示している。
【0031】
ステップST6でAPサーバ122は、ユーザ認証処理を実行して、端末装置11から供給された識別情報が、データベース124に登録されているユーザ管理情報の識別情報と一致するか否かを判別する。ここで、供給された識別情報がユーザ管理情報の識別情報と一致するときはステップST7に進み、一致しないときにはステップST2に戻る。
【0032】
ステップST7でWebサーバ123は、ユーザ登録の完了あるいは識別情報の一致したユーザ(以下「ログインユーザ」という)がストレージ125に設定しているディレクトリを表示するためのディレクトリ表示データを生成して、ログインユーザの端末装置11に送信する。また、表示データには、ディレクトリの追加や削除を行うディレクトリ編集処理、登録済ユーザに対して設けられているアドレス帳に対してメールアドレスの追加や削除を行うアドレス帳編集処理を選択可能とするためのメニュー表示を設ける。図3Bは、ステップST7でログインユーザの端末装置11に表示される表示画像を示している。図3Bにおいて表示HB-1は、ログインユーザが設定したディレクトリを示すディレクトリ表示であり、設定したディレクトリを容易に確認できるようにディレクトリの一覧表示を行う。この一覧表示では、例えばディレクトリに登録されている最初のコンテンツやディレクトリに設定した名称等を対応させてディレクトリ毎に表示する。ここで、コンテンツが静止画の画像データであるときは、最初に登録された静止画を表示する。また、動画データや音声データ,音楽データであるときは、タイトルやデータ形式等を表示するものとしても良い。
【0033】
表示HB-2は、ディレクトリの追加や削除を行うためのディレクトリ編集ウィンドウを開くためのメニュー選択表示である。表示HB-3は、アドレス帳に対して送信元アドレスの追加や削除を行うためのアドレス帳編集ウィンドウを開くためのメニュー選択表示である。また、表示HB-4は、ディレクトリにコンテンツを格納することでコンテンツの登録を行うためのコンテンツ追加ウィンドウを開くためのメニュー選択表示である。
【0034】
ステップST8で、メニュー表示の選択操作が端末装置11で行われてステップST9に進むと、APサーバ123は、ディレクトリ編集処理が選択されたか否かを判別する。ここで、ディレクトリ編集処理が選択されたときはステップST10に進み、ディレクトリ編集処理が選択されていないときはステップST11に進む。
【0035】
ステップST10でAPサーバ122は、ディレクトリ編集処理を行う。このディレクトリ編集処理では、端末装置11からの指示に応じてストレージ125にディレクトリを設定したり、ストレージ125に設定されているディレクトリの削除を行う。また、ディレクトリを設定したときには、設定したディレクトリを示すディレクトリ識別情報を割り当てて、このディレクトリ識別情報を端末装置11に通知する。また、ディレクトリ識別情報とディレクトリを設定したユーザを示す情報(例えばユーザ名)、このディレクトリ識別情報で示されるディレクトリに格納されたコンテンツの名称、および格納位置を示すパス情報を関係付けてコンテンツ管理情報としてデータベース124に登録する。また、コンテンツに関するメッセージ情報を関係付け登録するものとしても良い。さらに、ディレクトリ識別情報が示すディレクトリの名称等を、ディレクトリ識別情報とともにコンテンツ管理情報に登録すれば、コンテンツ管理情報からログインユーザが設定したディレクトリ識別情報とディレクトリ名称等を検索して端末装置11に通知することで、上述のようにディレクトリの名称等を端末装置11の画面上に表示することができるので、このコンテンツの名称等を利用してどのようなコンテンツが登録されているディレクトリであるか容易に把握することが可能となる。
【0036】
図5は、コンテンツ管理情報を例示したものである。ログインユーザによって、ディレクトリが設定されたとき、このディレクトリを示すディレクトリ識別情報「CTC-1」が割り当てられると、このディレクトリ識別情報「CTC-1」とディレクトリを設定したユーザ名「US1」が関係付けられてコンテンツ管理情報に登録される。その後、ディレクトリ識別情報「CTC-1」で示されるディレクトリに対して、コンテンツ名称「DT-1a」のコンテンツがストレージ125のパス情報「PH-1a」で示される位置に格納されると、コンテンツ名称「DT-1a」とパス情報「PH-1a」がさらに関係付けられてコンテンツ管理情報に登録される。また、コンテンツ名称「DT-1a」のコンテンツにメッセージ情報「MS-1a」が設定されたときには、このメッセージ情報も関係付けてコンテンツ管理情報に登録される。さらに、ユーザ名「US2」のユーザがログインユーザとなりディレクトリが設定されたときは、ユーザ名「US1」のログインユーザと同様に、コンテンツ管理情報が登録される。
【0037】
ステップST11でAPサーバ122は、アドレス帳編集処理が選択されたか否かを判別する。ここで、アドレス帳編集処理が選択されたときにはステップST12に進む。また、アドレス帳編集処理が選択されていないときにはステップST13に進む。
【0038】
ステップST12でAPサーバ122は、アドレス帳編集処理を行う。このアドレス帳編集処理では、データベース124のユーザ管理情報におけるログインユーザの送信元アドレスに対して設定されているアドレス帳についての編集を許可して、端末装置11からの指示に基づきアドレス帳に対して送信元アドレスの追加や削除,更新を行いステップST13に進む。
【0039】
ステップST13でAPサーバ122は、ユーザからログアウト操作が行われたか否かを判別し、ログアウト操作が行われていないときにはステップST6に戻る。また、ログアウト操作が行われたときにはユーザ情報管理動作を終了する。
【0040】
次に、サーバ12におけるコンテンツ登録動作について説明する。端末装置11は、サーバ12にコンテンツを登録する場合、登録するコンテンツのコンテンツを電子メールによってサーバ12に供給して、サーバ12のディレクトリに格納させる。
【0041】
電子メールでは、例えばIETF(Internet Engineering Task Force)で策定された技術仕様RFC(Request For Comment)2112「The MIME Multipart/Related Content-type」に示されているMIME(Multipurpose Internet Mail Extension)規格の拡張仕様を用いて、メール本文にファイルを添付して送信できるようになされている。
【0042】
この電子メールはヘッダとボディに分かれており、ヘッダでは、送信先アドレス、送信元アドレス、日付、件名、マルチパートのタイプ等が示される。ボディは、電子メールで送信されるデータ部分であり、メール本文と添付ファイルがそれぞれパートとして区分されて送信される。
【0043】
サーバ12側は、コンテンツを登録する際に共通に用いる送信先アドレスを予め設定しておき、この共通に用いる送信先アドレスを端末装置11に通知しておく。この通知は、例えばユーザ登録時に電子メールで通知する。また、サーバ12側のホームページで共通に用いる送信先アドレスを公開したり、配布資料等に記載するものとしても良い。
【0044】
端末装置11は、登録するコンテンツのコンテンツを電子メールで送信する際、コンテンツを登録する際に共通に用いる送信先アドレスを宛先とする。また、サーバ12に設定されているディレクトリを示すディレクトリ識別情報を用い、このディレクトリ識別情報が示すディレクトリに登録するコンテンツを添付した電子メールを生成する。すなわち、APサーバ122から通知されているディレクトリ識別情報から、コンテンツを格納するディレクトリのディレクトリ識別情報を選択して、この選択したディレクトリ識別情報を電子メールの件名とする。また、コンテンツを添付して、メール本文には、添付したコンテンツのメッセージ情報を記載する。このようにして電子メールを生成して送信する。この電子メールによるコンテンツの登録は、上述のログイン中にコンテンツ追加ウィンドウが開かれたときに行うものとしても良く、またログオフ中に電子メールを生成して送信するものとしても良い。
【0045】
コンテンツの登録をログイン中に行う場合には、コンテンツ追加ウィンドウを開いて電子メールの生成を行う。例えばディレクトリの選択後にコンテンツ追加ウィンドウが開かれたときMUAを起動して、選択されたディレクトリにコンテンツを格納するように電子メールを生成する。また、コンテンツ追加ウィンドウが開かれたときに設定されているディレクトリの一覧を表示して、いずれかのディレクトリが選択されたときにMUAを起動して、選択されたディレクトリにコンテンツを格納するように電子メールを生成してもよい。
【0046】
図3Cは電子メールの生成画面を示しており、表示HC-1の電子メール宛先には、コンテンツを登録する際に共通に用いる送信先アドレスが自動的に設定される。表示HC-2の件名には、選択されたディレクトリを示すディレクトリ識別情報が自動的に設定される。表示HC-3の添付ファイルには、ユーザが登録するコンテンツを指定する。表示HC-4のメール本文には、コンテンツについてのメッセージ情報をユーザが必要に応じて入力する。なお、電子メールには、ユーザのメールアドレスが送信元アドレスとして付加される。
【0047】
ログオフ中であるときは、MUAを起動して、電子メールの宛先にコンテンツを登録する際に共通に用いる送信先アドレスを設定する。件名には、コンテンツを登録するディレクトリを示すディレクトリ識別情報を設定する。また、コンテンツを添付ファイルとして、メール本文にコンテンツに関連したメッセージ情報をユーザが必要に応じて入力して、電子メールを生成する。
【0048】
図6は、コンテンツ登録動作を示すフローチャートである。端末装置11は、上述のようにコンテンツが添付されている電子メールを生成してステップST21で送信する。
【0049】
ステップST22でメールサーバ121は、端末装置11から送信された電子メールを受信する。また電子メールを受信したことをAPサーバ122に通知する。ステップST23でAPサーバ122は、メールサーバ121から電子メールを取りだしてステップST24に進む。ここで、コンテンツの登録では、共通に用いる送信先アドレスが設定されていることから、メールサーバ122では共通に用いる送信先アドレスを宛先とした電子メールを受信する。あるいは、共通に用いる送信先アドレスを宛先とした電子メールを受信したときにAPサーバ122に通知する。または、メールサーバ121から取りだした電子メールの宛先が共通に用いる送信先アドレスを示しているとき、ステップST24の処理に進む。
【0050】
ステップST24でAPサーバ122は、電子メールに示されているディレクト識別情報を用いて、データベース124に登録されているコンテンツ管理情報を検索する。
【0051】
ステップST25でAPサーバ122は、電子メールのディレクトリ識別情報と一致するディレクトリ識別情報が検出されたか否かを判別する。ここで、検出されたときはステップST26に進む。また、検出されないときはステップST33に進む。
【0052】
ステップST26でAPサーバ122は、一致することが検出されたディレクトリ識別情報と関係付けられてコンテンツ管理情報に登録されているユーザ名を用いてユーザ管理情報の検索を行い、このユーザ名と関係付けられてユーザ管理情報に登録されている送信元アドレスを検出する。この検出された送信元アドレスと電子メールの送信元アドレスを比較して、送信元アドレスと一致するか否かを判別する。ここで、送信元アドレスが一致するときにはステップST28に進み、送信元アドレスが一致しないときにはステップST27に進む。
【0053】
ステップST27でAPサーバ122は、ステップST26でユーザ管理情報から検出した送信元アドレスに対して設定されているアドレス帳に、電子メールの送信元アドレスが登録されているか否かを判別する。ここで、登録されているときにはステップST28に進み、登録されていないときにはステップST35に進む。
【0054】
ステップST28でAPサーバ122は、添付されているコンテンツを、電子メールのディレクトリ識別情報で示されるストレージ125のディレクトリに格納してステップST29に進む。
【0055】
ステップST29でAPサーバ122は、ステップST28で格納したコンテンツへのアクセスを可能とするため、ストレージ125におけるコンテンツの格納位置を示すパス情報をコンテンツ名称とともに、データベース124のコンテンツ管理情報に登録してステップST30に進む。
【0056】
ステップST30でAPサーバ122は、電子メールのメール本文にメッセージ情報が記載されているとき、このメッセージ情報をコンテンツ名称やパス情報に関係付けてデータベース124のコンテンツ管理情報に登録する。その後、コンテンツの登録の完了と登録されたコンテンツにアクセス可能とするためのアクセス情報、例えばURL(Uniform Resource Locator)をメールサーバ121に通知する。
【0057】
ステップST31でメールサーバ121は、コンテンツの登録が完了したこと、および登録したコンテンツにアクセスするためにはAPサーバ122から通知されたアクセス情報を用いることを示す電子メールを、コンテンツの送信元に返信する。ステップST32で端末装置11は、メールサーバ121から返信された電子メールを受信する。このように、コンテンツの登録が完了したときは、登録したコンテンツにアクセスするためのアクセス情報を示す電子メールが返信されるので、コンテンツの登録を行ったユーザは、サーバ12にアクセスしてディレクトリの内容を確認しなくとも、コンテンツの登録が完了したことを容易に確認できる。また、返信された電子メールによって示されたアクセス情報を用いることで、登録されたコンテンツに容易にアクセスできる。
【0058】
ステップST25からステップST33に進むと、メールサーバ121は、コンテンツを登録するディレクトリが設定されていないため、コンテンツの登録が未完であることを示す電子メールをコンテンツの送信元に返信する。
【0059】
ステップST34で端末装置11は、メールサーバ121から返信された電子メールを受信することで、この受信した電子メールによって、指定されたディレクトリが設定されていないためコンテンツの登録が行われなかったことを判別できる。
【0060】
ステップST27からステップST35に進むと、メールサーバ121は、指定されたディレクトリにコンテンツを登録できる権限を有していないためコンテンツの登録が未完であることを示す電子メールをコンテンツの送信元に返信する。
【0061】
ステップST36で端末装置11は、メールサーバ121から返信された電子メールを受信して、この受信した電子メールによって、権限を有していないため指定されたディレクトリにコンテンツの登録が行われなかったことを判別できる。
【0062】
このように、本願発明によれば、コンテンツを登録する際に共通に用いる送信先アドレスを宛先とした電子メールの伝送が行われて、関係付けて登録されている送信元アドレスとディレクトリ識別情報を示す電子メールに添付されているコンテンツが、このディレクトリ識別情報によって示されるディレクトリに格納される。このため、コンテンツの登録の際に、コンテンツを登録するディレクトリに対応した送信先アドレスを用いる必要がないので、コンテンツの登録を容易に行うことができる。また、サーバ側では、送信先アドレスの管理が容易となり、送信先アドレスを変更する場合が生じても容易に対応できる。また、関係付けて登録されている送信元アドレスとディレクトリ識別情報を示す電子メールであることが確認されてからコンテンツの登録が行われるので、登録されていないユーザからコンテンツを添付した電子メールが送信されても、このコンテンツが不正に登録されてしまうことがない。さらに、コンテンツの登録に用いる送信先アドレスは、共通なものとされているので、送信先アドレスが他のユーザに知られてしまうことがないように保護する必要もない。
【0063】
また、送信元アドレスがアドレス帳に設定されていれば、アドレス帳に設定された送信元のユーザは、コンテンツの登録が可能となるので、ディレクトリを設定したユーザは、コンテンツの登録を許可する他のユーザのアドレスをアドレス帳に設定して、ディレクトリ識別情報を他のユーザに通知するだけで、他のユーザによるコンテンツの登録を許可できる。また、ディレクトリ識別情報が他のユーザに知られていても、アドレス帳からアドレスを削除するだけでコンテンツの登録を拒否できるので、ディレクトリを設定したユーザによって、コンテンツの登録を確実かつ容易に制御できる。
【0064】
また、登録したコンテンツを公開する場合にも、登録されたコンテンツにアクセス可能とするためのURLを公開すれば良く、この公開されたURLではコンテンツの登録を行うことが出来ないので、コンテンツの公開を安全に行うことができる。
【産業上の利用可能性】
【0065】
以上のように、本発明にかかるコンテンツ登録システムとサーバおよびコンテンツ登録プログラムは、サーバに対してネットワークを介してコンテンツの登録を行う際に有用であり、コンテンツを登録するだけでなく公開する場合に適している。
【図面の簡単な説明】
【0066】
【図1】コンテンツ登録システムの構成を示す図である。
【図2】情報管理動作を示すフローチャートである。
【図3】端末装置の表示画像を示す図である。
【図4】ユーザ管理情報を例示した図である。
【図5】コンテンツ管理情報を例示した図である。
【図6】コンテンツ登録動作を示すフローチャートである。
【符号の説明】
【0067】
11・・・端末装置、12・・・サーバ、13・・・WAN、121・・・メールサーバ、122・・・アプリケーションサーバ(APサーバ)、123・・・Webサーバ、124・・・データベース、125・・・ストレージ、126・・・LAN、127・・・ファイヤウォール

【特許請求の範囲】
【請求項1】
コンテンツを登録する際に共通に用いる送信先アドレスを宛先とし、サーバに設定されているディレクトリを示すディレクトリ識別情報を用い、該ディレクトリ識別情報が示すディレクトリに登録するコンテンツを添付した電子メールを送信する端末装置と、
送信元アドレスと設定されているディレクトリを示すディレクトリ識別情報とを関係付けて登録しておき、前記コンテンツを登録する際に共通に用いる送信先アドレスを宛先とした電子メールを受信し、前記登録されているディレクトリ識別情報と該ディレクトリ識別情報に関係付けられている送信元アドレスとを示す電子メールに添付されているコンテンツを、該ディレクトリ識別情報が示すディレクトリに格納するサーバを有する
ことを特徴とするコンテンツ登録システム。
【請求項2】
電子メールの送受信を行う電子メール通信手段、
コンテンツが格納されるストレージと、
電子メールに示された情報と前記ストレージに設定されたディレクトリを示すディレクトリ識別情報が関係付けて登録されたデータベースと、
前記電子メール通信手段で受信した電子メールが、前記データベースに登録されているディレクトリ識別情報と該ディレクトリ識別情報に関係付けられている送信元アドレスとを示すとき、該電子メールに添付されているコンテンツを、該ディレクトリ識別情報が示す前記ストレージのディレクトリに格納するアプリケーション手段とを有する
することを特徴とするサーバ。
【請求項3】
前記アプリケーション手段は、前記登録された送信元アドレスに対して、アドレス帳を設定して前記データベースに登録し、前記受信した電子メールが、前記データベースに登録されているディレクトリ識別情報と、該ディレクトリ識別情報に関係付けられている送信元アドレスに対して設定されたアドレス帳内の送信元アドレスを示すとき、該電子メールに添付されているコンテンツを、該ディレクトリ識別情報が示す前記ストレージのディレクトリに格納する
ことを特徴とする請求項2記載のサーバ。
【請求項4】
前記アプリケーション手段は、前記コンテンツを前記ストレージに格納したとき、該コンテンツにアクセスするためのアクセス情報を示す電子メールを前記電子メール通信手段から返信させる
ことを特徴とする請求項2記載のサーバ。
【請求項5】
前記アプリケーション手段は、前記データベースに登録されているディレクトリ識別情報、あるいは該ディレクトリ識別情報に関係付けられている送信元アドレスを示していない電子メールが前記電子メール受信手段で受信されたとき、該電子メールに添付されているコンテンツを、前記ストレージに格納しないものとして、該コンテンツの登録が未完であることを示す電子メールを前記電子メール通信手段から返信させる
ことを特徴とする請求項2記載のサーバ。
【請求項6】
前記コンテンツは画像データである
ことを特徴とする請求項2記載のサーバ。
【請求項7】
前記ディレクトリ識別情報は、該ディレクトリ識別情報と関係付けて登録されている送信元アドレスのユーザによって前記ストレージに設定されたディレクトリを示す
ことを特徴とする請求項2記載のサーバ。
【請求項8】
前記電子メール通信手段で受信した電子メールの送信先アドレスは、コンテンツを登録する際に共通に用いる送信先アドレスである
ことを特徴とする請求項2記載のサーバ。
【請求項9】
前記電子メールに示された情報は送信元アドレスである
ことを特徴とする請求項2記載のサーバ。
【請求項10】
前記電子メールに示された情報は電子メール中の識別情報である
ことを特徴とする請求項2記載のサーバ。
【請求項11】
コンピュータに、
電子メールを受信する手順と、
電子メールに示された情報とディレクトリを示すディレクトリ識別情報を関係付けて登録しておき、受信された前記電子メールが、前記登録されているディレクトリ識別情報と該ディレクトリ識別情報に関係付けられている送信元アドレスとを示すとき、該電子メールに添付されているコンテンツを、該ディレクトリ識別情報が示すディレクトリに格納する手順とを実行させるコンテンツ登録プログラム。
【請求項12】
前記登録された送信元アドレスに対してアドレス帳を設定しておき、前記受信された電子メールが、前記登録されているディレクトリ識別情報と、該ディレクトリ識別情報に関係付けられている送信元アドレスに対して設定されたアドレス帳内の送信元アドレスを示すとき、該電子メールに添付されているコンテンツを、該ディレクトリ識別情報が示す前記ストレージのディレクトリに格納する手順を実行させる請求項11記載のコンテンツ登録プログラム。
【請求項13】
前記コンテンツを前記ディレクトリ識別情報が示すディレクトリに格納したとき、該格納したコンテンツにアクセスするためのアクセス情報を示す電子メールを返信する手順を実行させる請求項11記載のコンテンツ登録プログラム。
【請求項14】
前記登録されているディレクトリ識別情報、あるいは該ディレクトリ識別情報に関係付けられている送信元アドレスが前記受信した電子メールで示されていないとき、該電子メールに添付されているコンテンツを格納しないものとして、該コンテンツの登録が未完であることを示す電子メールを返信する手順を実行させる請求項11記載のコンテンツ登録プログラム。
【請求項15】
前記コンテンツは画像データである請求項11記載のコンテンツ登録プログラム。
【請求項16】
前記ディレクトリ識別情報は、該ディレクトリ識別情報と関係付けて登録されている送信元アドレスのユーザによって前記ストレージに設定されたディレクトリを示す請求項11記載のコンテンツ登録プログラム。
【請求項17】
前記電子メール通信手段で受信した電子メールの送信先アドレスは、コンテンツを登録する際に共通に用いる送信先アドレスである
ことを特徴とする請求項11記載のコンテンツ登録プログラム。
【請求項18】
前記電子メールに示された情報は送信元アドレスである
ことを特徴とする請求項11記載のコンテンツ登録プログラム。
【請求項19】
前記電子メールに示された情報は電子メール中の識別情報である
ことを特徴とする請求項11記載のコンテンツ登録プログラム。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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