説明

サンバイザー用眼鏡保持具

【課題】既に自動車用サンバイザーに眼鏡を取り付けるための保持具が考案されているが、これらは複数の部品を必要とするため、製造コストがかかり取り付けを難しくしているため単純な一体型の形状にした保持具を提供する。
【解決手段】サンバイザーと眼鏡に対してはさむ部分を設けた一体型眼鏡保持具により、それぞれをはさんで保持する事によって上記課題への解決手段とする。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は自動車用サンバイザーに眼鏡を保持させるための保持具に関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来の保持具にはサンバイザーに埋め込む方式がある(例えば、特許文献1参照。)。また多目的に使用される物がある(例えば、特許文献2参照。)。また胸ポケットに使用する物がある(例えば、特許文献3参照。)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開平10−16650号公報(第4項、図1)
【特許文献2】特開平10−226279号公報(第4項、図1)
【特許文献3】意匠登録397046号公報(使用状態参考図)
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
既に対象物に眼鏡を取り付けるための保持具が考案されているが、これらは複数の部品を必要としているため多額の製造コストがかかる。また構造の複雑さから保持具の取り付けが困難であると考えられる。
【課題を解決するための手段】
【0005】
自動車用サンバイザーと眼鏡に対してはさむ部分を設けた一体型眼鏡保持具により、それぞれをはさんで保持する事によって上記の課題を解決する手段とする。
【発明の効果】
【0006】
保持具本体が単純な一体型の形状である事から製造工程の短縮、製造コスト削減、保持具本体と眼鏡の取り付け、運転中の眼鏡使用としまいこみ、保持具本体と眼鏡を取り付けたままでサンバイザーを使用して、保持具本体を取り外すまで簡単におこなえる事が効果として挙げられる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
【図1】本発明の一実施例による全体の斜視図である。
【図2】本発明の一実施例による保持具本体の斜視図である。
【図3】本発明の一実施例によるサンバイザー使用時の斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
保持具本体と眼鏡の取り付けはサンバイザーを使用していない状態でサンバイザーの下側の端から、保持具本体のサンバイザーをはさむ部分を、眼鏡をはさむ部分を手前にしてはさみこむ。次に眼鏡を折りたたんだままブリッジ部分を保持具本体の眼鏡をはさむ部分に差し込む。
【0009】
運転中にサンバイザーを使用する時は保持具本体、眼鏡を外さずにそのまま使用できる。
【0010】
眼鏡を使用する時は片手で容易に取り外す。
【符号の説明】
【0011】
1 保持具本体
2 サンバイザーをはさむ部分
3 眼鏡をはさむ部分
4 サンバイザー
5 眼鏡
6 ブリッジ

【特許請求の範囲】
【請求項1】
自動車用サンバイザーと眼鏡に対してはさむ部分を設けた本体によりそれぞれをはさむことによって保持する事を特徴とした一体型眼鏡保持具。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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