説明

スクリーン印刷用サスペンドメタルマスク版及びその製造方法

【課題】メッシュの開口率、線径、厚さを自由に変えることができ、しかも従来のメッシュに比べ極めて安価に作製できるスクリーン印刷用サスペンドメタルマスク版及びその製造方法を得る。
【解決手段】金属材料で構成された版枠1と、版枠の内側に外周を接着固定して張設された網状体からなるメッシュ(紗)2と、メッシュ(紗)の印刷面側中央部に接着固定され、メッキにより作製された金属メッキ製メッシュ体3と、金属メッキ製メッシュ体の印刷面側中央部にメッキ接合により接合固定されたメタルマスク4とを備える。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
この発明は、スクリーンメッシュの中央部にメタルマスクを取り付けたスクリーン印刷用サスペンドメタルマスク版及びその製造方法に関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来、版枠に外周を接着固定したスクリーンメッシュ(SUS、テトロン、ポリエステル等)の印刷面中央部にメタルマスクを接着固定し、スクリーンメッシュのスキージ面側に樹脂を塗布固化し、メタルマスクの画像透孔に合わせてメタルマスクの画像透孔幅より僅かに幅広に透孔を形成して樹脂を乾燥固化したスクリーン印刷用サスペンドメタルマスク版が知られている(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
【特許文献1】特開平11−157042号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
近年、スクリーンメッシュの開口面積は益々狭くなる傾向にあり、メッシュ#500、線径Φ19μmのもの、メッシュ#640、線径Φ15μmのもの、メッシュ#800、線径Φ11μmのものなどが要求されるようになってきている。
従来のスクリーン印刷用サスペンドメタルマスク版では、メッシュ#640、線径Φ15μmのものや、メッシュ#800、線径Φ11μmのものを使用すると、コストが高くなるという問題があった。コストが高くなる要因は、線径が極細のハイメッシュの作製は機械化が制約され、高価になるためと言われている。また、スクリーンメッシュの微細化、薄型化は、益々進み、メッシュの交差部の厚みが印刷耐久性を阻害しており、交差部にカレンダー処理やリジット処理を施して薄型化を図ったとしても開口率が下がってしまう問題があった。また、コストが嵩むのを抑えるために、2段メッキにより薄型のメタルマスクを作製することも考えられるが、薄型のメタルマスクは版枠に紗張り後、紗をカットするとメタルマスクにテンションが掛り変形してしまい、印刷位置精度を維持できないという問題があった。また、紗のメッシュ数、線径等が全て同一の為、開口部の形状、サイズにより印刷体の印刷量のバラツキが発生していたという問題もあった。
【0005】
この発明は、上述のような課題を解決するためになされたもので、メッシュ全体の開口率、線径、メッシュ数、厚さを自由に変えることができ、又、印刷体の特性に合わせて印刷体の必要量を印刷エリア、開口部毎にも、メッシュ数、メッシュ線径と開口率を変えることが出来る。しかも従来のメッシュに比べ極めて安価に作製できるスクリーン印刷用サスペンドメタルマスク版及びその製造方法を提供するものである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
この発明に係るスクリーン印刷用サスペンドメタルマスク版においては、金属材料で構成された版枠と、版枠の内側に外周を接着固定して張設された網状体からなるメッシュ(紗)と、メッシュ(紗)の印刷面側中央部に接着固定され、メッキにより作製された金属メッキ製メッシュ体と、金属メッキ製メッシュ体の印刷面側中央部にメッキ接合により接合固定されたメタルマスクとを備えたものである。
【0007】
また、メッキにより作製された金属メッキ製メッシュ体は、印刷に寄与する印刷パターンエリアのメッシュが細く細かいのに対し、印刷に寄与しない印刷パターンエリア外のメッシュが印刷パターンエリアのメッシュより粗くて太いものである。
【0008】
また、メッキにより作製された金属メッキ製メッシュ体の印刷パターンエリアのメッシュは、それぞれの印刷開口部分に対応して開口率とメッシュ数、または両方が異なるようにしたものである。
【0009】
また、網状体からなるメッシュ(紗)はステンレス等の金属製であり、金属メッキ製メッシュ体はニッケルメッキ又はニッケル合金メッキにより作製されたものである。
【0010】
また、網状体からなるメッシュ(紗)はテトロン、ポリエステル等の樹脂製であり、金属メッキ製メッシュ体はニッケルメッキ又はニッケル合金メッキにより作製されたものである。また、印刷精度を向上する為に網状体からなるメッシュ(紗)にリジット処理を施しても良い。
【0011】
また、この発明に係るスクリーン印刷用サスペンドメタルマスク版の製造方法においては、網状体からなるメッシュ(紗)を用意する工程と、メッシュ(紗)の印刷面側中央部を切り取る工程と、メッシュ(紗)の印刷面側中央部にメッキにより作製された金属メッキ製メッシュ体を接着固定する工程と、金属メッキ製メッシュ体を接着固定した後、メッシュ(紗)の外周を版枠の内側に紗張りする紗張り工程と、紗張りした後、金属メッキ製メッシュ体の印刷面側中央部にメタルマスクをメッキ接合により固定するメッキ接合工程とを備えたものである。
【発明の効果】
【0012】
この発明によれば、金属材料で構成された版枠と、版枠の内側に外周を接着固定して張設された網状体からなるメッシュ(紗)と、メッシュ(紗)の印刷面側中央部に接着固定され、メッキにより作製された金属メッキ製メッシュ体と、金属メッキ製メッシュ体の印刷面側中央部にメッキ接合により接合固定されたメタルマスクとを備えたので、印刷に寄与する金属メッキ製メッシュ体をメッキで作製できるため、メッシュの開口率、線径、厚さを自由に変えることができるので印刷エリア、開口部毎にも印刷体の特性に合わせて印刷体の必要量を調整できるだけでなく、従来の機械化が制約されていた高価なハイメッシュに比べ極めて安価に作製することができる。また、テンションが掛かってもメタルマスクが変形しにくいので、2段メッキによる薄型のメタルマスクよりも印刷位置精度が高いという効果がある。
【発明を実施するための最良の形態】
【0013】
実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1におけるスクリーン印刷用サスペンドメタルマスク版をスキージ面側から見た平面図、図2は図1のA−A線に沿った断面図、図3〜図5はこの発明の実施の形態1におけるスクリーン印刷用サスペンドメタルマスク版の製造方法の過程を示し、図3はステンレス又はテトロン等の網状体からなるメッシュ(紗)の印刷面側にニッケルメッキ等を行って作製した金属メッシュ体を接着固定する工程を示す拡大断面図、図4は金属メッシュ体を接着固定した後、網状体からなるメッシュ(紗)の外周縁部を四角形の版枠に紗張りする工程を示す拡大断面図、図5は版枠に紗張りした後、金属メッシュ体の印刷面側中央部にメタルマスクをメッキ接合する工程を示す拡大断面図である。
【0014】
図1及び図2において、1はアルミニウム材料等で四角形の枠状に構成された版枠、2は版枠1の内側に張設された通常に作製されるメッシュ(紗)である。このメッシュ(紗)2は、例えばステンレス等の網状体からなる通常の金属製メッシュ(紗)でも良いし、テトロン、ポリエステル等の網状体からなる通常の樹脂製メッシュ(紗)でも良く、これらは手作りでないために比較的安価に作製できる利点がある。また、印刷精度を向上する為に網状体からなるメッシュ(紗)2にリジット処理を施しても良い。3は金属製メッシュ又は樹脂製メッシュ(紗)2の印刷面側中央部に接着固定された金属メッキ製メッシュ体である。この金属メッキ製メッシュ体3は、ニッケルメッキ又はニッケル−コバルト、ニッケル−モリブデン、ニッケル−鉄、ニッケル−タングステン等のニッケル合金メッキを行って作製されるため、メッシュの開口率、線径、厚さを自由に変えることができるだけでなく、従来の機械化が制約されていた高価なハイメッシュに比べ極めて安価に作製することができる。4は金属メッキ製メッシュ体3の印刷面中央部にメッキ接合により接合固定されたメタルマスクである。このメタルマスク4と金属メッキ製メッシュ体3とはそのほぼ全面に亘ってメッキ接合により接合固定されるものである。
【0015】
次に、この発明の実施の形態1におけるスクリーン印刷用サスペンドメタルマスク版の製造方法を図3〜図5により説明する。
先ず、簡易な方法で作製されたステンレス(SUS)の網状体からなる通常の金属製メッシュ(紗)又はテトロン、ポリエステル等の網状体からなる通常の樹脂製メッシュ(紗)2を用意し、メッシュ2の印刷面側中央部を切り取る。そして、図3に示すように、ステンレスの網状体からなる通常の金属製メッシュ(紗)又はテトロン、ポリエステル等の網状体からなる通常の樹脂製メッシュ(紗)2の印刷面側中央部にニッケルメッキ、ニッケル−コバルト、ニッケル−モリブデン、ニッケル−鉄、ニッケル−タングステン等のニッケル合金メッキを行って作製した金属メッキ製メッシュ体3を接着固定する(金属メッキ製メッシュ体の接着工程)。次に、図4に示すように、網状体からなる金属製メッシュ(紗)又は樹脂製メッシュ(紗)2の外周縁部を四角形の版枠1に紗張りする(版枠への紗張り工程)。更に、版枠1に紗張りした後、図5に示すように、金属メッキ製メッシュ体3の印刷面中央部にメタルマスク4をメッキ接合(メタルマスクのメッキ接合工程)することにより固定し、この発明の実施の形態1におけるスクリーン印刷用サスペンドメタルマスク版を得ることができる。なお、メッシュ(紗)2がテトロン、ポリエステル等の金属でない樹脂製材料である場合は、メタルマスク4のメッキ接合工程の際、金属メッキ製メッシュ体3の裏側(スキージ側)から電気を通すようにしても良い。また、版枠1と金属メッシュ体3との間に導電性テープ(図示せず)を貼り付けて通電が取れるようにしても良い。この場合、導電性テープはそのまま残して静電気を逃がすために活用しても良い。なお、上記説明では、網状体からなる通常の金属製メッシュ(紗)又は網状体からなる通常の樹脂製メッシュ(紗)2の印刷面側中央部を先に切り取っているが、網状体からなる通常の金属製メッシュ(紗)又は網状体からなる通常の樹脂製メッシュ(紗)2の印刷面側中央部に金属メッキ製メッシュ体3を接着固定した後に、メッシュ(紗)2の印刷面側中央部を切り取っても良いし、また網状体からなる金属製メッシュ(紗)又は樹脂製メッシュ(紗)2の外周縁部を四角形の版枠1に紗張りした後に、メッシュ(紗)2の印刷面側中央部を切り取っても良い。
【0016】
この発明によれば、印刷に寄与する金属メッキ製メッシュ体をニッケルメッキ又はニッケル合金メッキで作製できるため、メッシュの開口率、線径、厚さを自由に変えることができるだけでなく、従来の機械化が制約されていた高価なハイメッシュに比べ極めて安価に作製することができる。また、テンションが掛かってもメタルマスクが変形しにくいので、2段メッキによる薄型のメタルマスクよりも印刷位置精度が高いという効果がある。
【0017】
実施の形態2.
上記実施の形態1では、金属メッキ製メッシュ体3の印刷面中央部にスクリーン印刷用のメタルマスク4をメッキ接合により接合固定しているが、メタルマスク4に代えて、金属メッキ製メッシュ体3に乳剤を塗布してスクリーン印刷用のメッシュパターンを形成することも可能である。
【0018】
実施の形態3.
図6はこの発明の実施の形態3におけるスクリーン印刷用サスペンドメタルマスク版を示す図4相当図、図7はこの発明の実施の形態3におけるスクリーン印刷用サスペンドメタルマスク版を示す図5相当図である。なお、図中、実施の形態1と同一又は相当部分には同一符号を付してある。
【0019】
図6及び図7において、金属製メッシュ又は樹脂製メッシュ(紗)2の印刷面側中央部に接着固定される金属メッキ製メッシュ体3は、ニッケルメッキ又はニッケル−コバルト、ニッケル−モリブデン、ニッケル−鉄、ニッケル−タングステン等のニッケル合金メッキを行って作製されるため、メッシュの開口率、線径、厚さを自由に変えることができる。したがって、この実施の形態3においては、金属メッキ製メッシュ体3の印刷に寄与する印刷パターンエリアのメッシュを細く細かくしているのに対し、印刷に寄与しない印刷パターンエリア外のメッシュを印刷パターンエリアのメッシュより粗く太くしたものである。
【0020】
実施の形態4.
図8はこの発明の実施の形態4におけるスクリーン印刷用サスペンドメタルマスク版をスキージ面側から見た平面図である。なお、図中、実施の形態1と同一又は相当部分には同一符号を付してある。
【0021】
図8において、金属製メッシュ又は樹脂製メッシュ(紗)2の印刷面側中央部に接着固定される金属メッキ製メッシュ体3は、ニッケルメッキ又はニッケル−コバルト、ニッケル−モリブデン、ニッケル−鉄、ニッケル−タングステン等のニッケル合金メッキを行って作製されるため、メッシュの開口率、線径、厚さを自由に変えることができる。したがって、この実施の形態4においては、メッキにより作製された金属メッキ製メッシュ体3の印刷パターンエリアのメッシュの各部3a〜3cは、それぞれの印刷開口部分に対応して開口率とメッシュ数、または両方が異なるようにしたものである。
【図面の簡単な説明】
【0022】
【図1】この発明の実施の形態1におけるスクリーン印刷用サスペンドメタルマスク版をスキージ面側から見た平面図である。
【図2】図1のA−A線に沿った断面図である。
【図3】この発明の実施の形態1におけるスクリーン印刷用サスペンドメタルマスク版の製造方法の過程のうち、網状体からなるメッシュ(紗)の印刷面側に金属メッシュ体を接着固定する工程を示す拡大断面図である。
【図4】この発明の実施の形態1におけるスクリーン印刷用サスペンドメタルマスク版の製造方法の過程のうち、金属メッシュ体を接着固定した後、網状体からなるメッシュ(紗)の外周縁部を四角形の版枠に紗張りする工程を示す拡大断面図である。
【図5】この発明の実施の形態1におけるスクリーン印刷用サスペンドメタルマスク版の製造方法の過程のうち、版枠に紗張りした後、金属メッシュ体の印刷面側中央部にメタルマスクをメッキ接合する工程を示す拡大断面図である。
【図6】この発明の実施の形態3におけるスクリーン印刷用サスペンドメタルマスク版を示す図4相当図である。
【図7】この発明の実施の形態3におけるスクリーン印刷用サスペンドメタルマスク版を示す図5相当図である。
【図8】この発明の実施の形態4におけるスクリーン印刷用サスペンドメタルマスク版をスキージ面側から見た平面図である。
【符号の説明】
【0023】
1 版枠
2 網状体からなる通常のメッシュ(紗)
3 金属メッシュ体
3a〜3c 中央部メッシュの各部
4 メタルマスク

【特許請求の範囲】
【請求項1】
金属材料で構成された版枠と、
前記版枠の内側に外周を接着固定して張設された網状体からなるメッシュ(紗)と、
前記メッシュ(紗)の印刷面側中央部に接着固定され、メッキにより作製された金属メッキ製メッシュ体と、
前記金属メッキ製メッシュ体の印刷面側中央部にメッキ接合により接合固定されたメタルマスクと、
を備えたことを特徴とするスクリーン印刷用サスペンドメタルマスク版。
【請求項2】
メッキにより作製された金属メッキ製メッシュ体は、印刷に寄与する印刷パターンエリアのメッシュが細く細かいのに対し、印刷に寄与しない印刷パターンエリア外のメッシュが印刷パターンエリアのメッシュより粗くて太いことを特徴とする請求項1記載のスクリーン印刷用サスペンドメタルマスク版。
【請求項3】
メッキにより作製された金属メッキ製メッシュ体の印刷パターンエリアのメッシュは、それぞれの印刷開口部分に対応して開口率とメッシュ数、または両方が異なるようにしたことを特徴とする請求項2記載のスクリーン印刷用サスペンドメタルマスク版。
【請求項4】
網状体からなるメッシュ(紗)はステンレス等の金属製であり、金属メッキ製メッシュ体はニッケルメッキ又はニッケル合金メッキにより作製されたものであることを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれかに記載のスクリーン印刷用サスペンドメタルマスク版。
【請求項5】
網状体からなるメッシュ(紗)はテトロン、ポリエステル等の樹脂製であり、金属メッキ製メッシュ体はニッケルメッキ又はニッケル合金メッキにより作製されたものであることを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれかに記載のスクリーン印刷用サスペンドメタルマスク版。
【請求項6】
網状体からなるメッシュ(紗)を用意する工程と、
前記メッシュ(紗)の印刷面側中央部を切り取る工程と、
前記メッシュ(紗)の印刷面側中央部にメッキにより作製された金属メッキ製メッシュ体を接着固定する工程と、
金属メッキ製メッシュ体を接着固定した後、前記網状体からなるメッシュ(紗)の外周を版枠の内側に紗張りする紗張り工程と、
紗張りした後、前記金属メッキ製メッシュ体の印刷面側中央部にメタルマスクをメッキ接合により固定するメッキ接合工程と、
を備えたことを特徴とするスクリーン印刷用サスペンドメタルマスク版の製造方法。
【請求項7】
網状体からなるメッシュ(紗)を用意する工程と、
前記メッシュ(紗)の印刷面側中央部にメッキにより作製された金属メッキ製メッシュ体を接着固定する工程と、
金属メッキ製メッシュ体を接着固定した後、前記網状体からなるメッシュ(紗)の外周を版枠の内側に紗張りする紗張り工程と、
紗張りした後、前記金属メッキ製メッシュ体の印刷面側中央部にメタルマスクをメッキ接合により固定するメッキ接合工程と、
を備えたことを特徴とするスクリーン印刷用サスペンドメタルマスク版の製造方法。
【請求項8】
メッキにより作製された金属メッキ製メッシュ体は、印刷に寄与する印刷パターンエリアのメッシュが細く細かいのに対し、印刷に寄与しない印刷パターンエリア外のメッシュが印刷パターンエリアのメッシュより粗くて太いことを特徴とする請求項6又は請求項7記載のスクリーン印刷用サスペンドメタルマスク版の製造方法。
【請求項9】
メッキにより作製された金属メッキ製メッシュ体の印刷パターンエリアのメッシュは、それぞれの印刷開口部分に対応して開口率とメッシュ数、または両方が異なるようにしたことを特徴とする請求項8記載のスクリーン印刷用サスペンドメタルマスク版の製造方法。
【請求項10】
網状体からなるメッシュ(紗)はステンレス等の金属製であり、金属メッキ製メッシュ体はニッケルメッキ又はニッケル合金メッキにより作製されたものであることを特徴とする請求項6〜請求項9のいずれかに記載のスクリーン印刷用サスペンドメタルマスク版の製造方法。
【請求項11】
網状体からなるメッシュ(紗)はテトロン、ポリエステル等の樹脂製であり、金属メッキ製メッシュ体はニッケルメッキ又はニッケル合金メッキにより作製されたものであることを特徴とする請求項6〜請求項9のいずれかに記載のスクリーン印刷用サスペンドメタルマスク版の製造方法。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【公開番号】特開2010−125650(P2010−125650A)
【公開日】平成22年6月10日(2010.6.10)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−300783(P2008−300783)
【出願日】平成20年11月26日(2008.11.26)
【出願人】(300071823)株式会社ボンマーク (54)
【Fターム(参考)】