説明

スナップ式で嵌る教育用玩具の乗り物装置

【課題】幼児のより高い精神的能力を発達させ、しかも、高水準の品質、耐久性、および使い易さをも満たす、教育用玩具を提供する。
【解決手段】玩具の乗り物装置は、第1の玩具の乗り物(101)を包含する。この玩具の乗り物は、端部を有する第1の車体部品(103)と、端部を有する第2の車体部品(107)と、連結装置(117)とを備える。この連結装置は、前記第1の車体部品の前記端部に取り付けられた第1のソケット要素(119)と、前記第2の車体部品の前記端部に取り付けられた第2のソケット要素(121)と、前記第1のソケット要素に、取り外し可能なように取り付けられた一方の端部、および、前記第2のソケット要素に、取り外し可能なように取り付けられた反対側の端部を有するアダプター(123)とを備える。

【発明の詳細な説明】
【開示の内容】
【0001】
〔発明の技術分野〕
本発明は、教育用玩具の分野のものである。
【0002】
〔背景技術〕
スナップ式で嵌り、予定されたモデル形状か、または、玩具を使用する幼児の意識(mind)から生まれてくる形状を形成する多数種の玩具が現存する。この種の典型的な装置は、米国特許第4,744,780号、同第5,797,784号、同第5,486,127号および同第5,653,621号明細書に開示されている。これらは全て、概ね、小さい運動神経の能力(motor skills)を発達させるために、いろいろな意味で幼児を教育するのに役立つ。しかし、幼児のより高い精神的能力を発達させ、しかも、高水準の品質、耐久性、および使い易さをも満たす、教育用玩具に対する継続的な追求が存在している。
【0003】
〔発明の開示〕
第1の玩具の乗り物を包含する玩具の乗り物装置が提供される。その玩具の乗り物は、端部を有する第1の車体部品と、端部を有する第2の車体部品と、連結装置とを備えている。該連結装置は、第1の車体部品の前記端部に取り付けられた第1のソケット要素と、第2の車体部品の前記端部に取り付けられた第2のソケット要素と、第1のソケット要素に、取り外し可能なように取り付けられた一方の端部、および、第2のソケット要素に、取り外し可能なように取り付けられた反対側の端部を有するアダプターとを有する。
【0004】
〔発明を実施するための最良の形態〕
ここに記述される、スナップ式で嵌る教育用玩具の乗り物は、共同発明者、パトリック・カレロ(Patrick Calello)およびダニーロ・メディナ(Danilo Medina)の米国特許第6,595,824号明細書に記述されているものに類似する。その米国特許の明細書および記述は、ここに参照されることによって全体を、本明細書に組み入れられる。類似点には、カレロ等の米国特許第6,595,824号明細書に記述されている、スナップ式で嵌る教育用玩具の乗り物の少なくとも次の面が包含される。
【0005】
カレロ等の米国特許第6,595,824号明細書に記述されているように、そこに記述されているスナップ式で嵌る教育用玩具の乗り物装置は、自動車、トラックおよび他の乗り物に対する幼児の明らかに本質的な関心を利用して、そのような幼児に、巧みな操作(manipulation)、 組織化(organization)、形状および色彩の調和ならびに認識、創造性、問題解決のような技能(skills)を習得させることを目的としている。とりわけ、問題解決に関する非常に重要な技能に関し、カレロ等の米国特許第6,595,824号の、スナップ式で嵌る玩具の乗り物装置は、幼児によって一緒に連結されて玩具の乗り物を形成する複数の車体部品と、幼児が、異なる多数の潜在的組み合わせのいずれかによってそれらの車体要素を組み立てて、様々に相対的配置が変えられた玩具を形成することができるように、および/または、組み立てられた玩具の乗り物のそれら車体要素を、思いのままに取り外す(disassemble:分解する)ことができるように構成された連結装置とを備えている玩具の乗り物を特徴とする。カレロ等の米国特許第6,595,824号明細書に開示されている発明の態様によると、特定の相対的配置(configuration)の玩具の乗り物を心に描いていた幼児は、心に描いた乗り物を形成するために、玩具の諸部品のどの組み合せが必要であるかをまず認識する必要がある。次いで、その幼児は、それらの車体部品に取り付けられたソケット要素の形状を補完する形状を有する、連結装置のアダプター要素を選択しなければならない。最終的に、その幼児は、それらアダプターとそれら車体部品との位置を確定して巧みに操り、所望の組立てが心に描かれた玩具の乗り物を組立てなければならない。したがって、この玩具の乗り物装置は、類似の色だけでなく、補完的な形状および構造をも認識する幼児の能力を伸ばすと同時に、「物品がどのように作用するかについて」、例えば、より小さい部品から、より大きい組立て品(例えば、玩具の自動車またはトラック)をどのようにして作り上げることができるかについての知恵(lessons)を習得するのに非常に効果的な道具となりうる。
【0006】
カレロ等の米国特許第6,595,824号明細書に記述されている玩具の乗り物装置の態様の幾つかは、例えば、耐久性が限定されていること、または、幼児によって該玩具の諸部品が組み立てられる容易さおよび/もしくは取り外される容易さに関連する諸問題のような幾つかの欠点を示すことがある。本発明は、これらの問題および他の問題に取り組んでいる。
【0007】
図1〜図3に関連し、本発明による玩具の乗り物101の第1の例示的な態様を記述する。玩具の乗り物101は、一緒に連結されて玩具の乗り物101を形成することのできる複数の車体部品を備えている。例えば、玩具の乗り物101は、前部車体部品103、中央部車体部品105および後部車体部品107を備えている。前部、中央部および後部の車体部品103,105および107は、木材、プラスチック、金属、または異なる材料の組合せを含む多数種の異なる材料の1種以上を有することができる。
【0008】
少なくとも一つの態様において、車体部品103,105および107の基礎材料は木材であって、例えば、紙やすりで滑らかにされた木材である。そのような木材は、例えば、未仕上げのままであってもよいし、または、ペンキ、ステイン(wood stain)、等で部分的にもしくは完全に仕上げることができる。他の仕上げ処理および/または材料を用いることができる。後で解説されるように、木材は一般に玩具材料として良い選択ではあるが、(例えば、通常の経年変化、環境の過剰な湿度または乾燥、ひび割れ、等に起因する)組立て品の木製部分のそり(warping)および膨張(swelling)によって、該組立て品の隣接する部品に大きな力および/または予想できない力が加わることがある。これらの力が作用して、隣接する部品が変形するか、または破壊することもある。本発明の玩具の乗り物装置との関連において、そのような問題によって、該玩具の一般的耐久性は悪影響を受けることがあるが、さらに重大なことは、車体部品の組立ておよび/または取り外しを行う間、好ましくない摩擦および/または不可避的な配列の狂い(misalignment:ずれ)が生じることであり、その結果、幼児が体験する、結果として生じる難しさによって、幼児の思考の脈絡が遮断されるか、または、該玩具を使用する意欲が完全に失われるという危険性が存在する。本発明は、そのような問題に取り組んでいる。
【0009】
前部車体部品103に関連して、とりわけ、図3に示されるように、前部車体部品103は、前部車体部品103の表面の少なくとも2つの領域112であって、複雑な湾曲部(例えば、2つ以上の軸にしたがって湾曲している表面、例えば、球の表面は、複雑な湾曲部として向いているのに対して、円柱は複雑な湾曲部として向いていない)を描いている領域112の一方に形成された少なくとも2つのヘッドライト切り抜き部分(headlamp cutouts)110を有している。ヘッドライト切り抜き部分110は、領域112の複雑な湾曲部の中に、ドリル用ビットを用いて、複雑な湾曲部を通ってその複雑な湾曲部の湾曲軸に対して中心が外れている(例えば、湾曲軸と一線上に揃っていない)方向に穴を開けることによって形成されている。その効果は、該玩具の現代様式に加えて、目を楽しませることであり、しかも、作り出すのが容易である。
【0010】
図2および図3を参照すると、玩具の乗り物101の中央部車体部品105は、第1の端部109であってそれによって中央部車体部品105を前部車体部品103に連結することができる第1の端部109と、第2の端部111であって、それによって中央部車体部品105を後部車体部品107に連結することができる第2の端部111とを有している。前部車体部品103は、端部113であって、それによって前部車体部品103を中央部車体部品105の第1の端部109に連結することができる端部113を有しており、また、後部車体部品107は、端部115であって、それによって後部車体部品107を中央部車体部品105の第2の端部111に連結することができる端部115を有している。
【0011】
玩具の乗り物101の車体部品103,105,107のいずれか2つ同士が一緒に連結される場合、図1〜図3に示される玩具の乗り物101には、本発明による、連結装置117の第1の典型的な態様であって、連結装置117が前記の連結を行うのに使用される第1の典型的な態様が包含される。例えば、玩具の乗り物101には、本発明による、連結装置117の第1の例示的な態様の2つの実例、即ち、一つの実例は、前部車体部品103と中央部車体部品105とが一緒に連結される場合に配置される典型的な連結装置117であり、もう一つの実例は、後部車体部品107と中央部車体部品105とが一緒に連結される場合に配置される典型的な連結装置117である、が包含される。
【0012】
連結装置117の各々の実例は、様々な異なる多くの可能性のある、玩具の乗り物の組立て品の組合せを探求しようと試みている幼児によって容易に連結されるように、および/または取り外されるように設計された複数の部品または要素を有する。(幼児が、車体部品103,105,107と取り換える代替的車体部品は、図1〜図3に示されていない。同種類の実施例は、カレロ等の米国特許第6,595,824号明細書に、より詳細に解説されている。その米国特許明細書は、本明細書に組み入れられる。)具体的に言えば、また、前部車体部品103の端部113と中央部車体部品105の端部109との間に配置された連結装置117に関連し、連結装置117は、前部車体部品103の端部113において前部車体部品103に取り付けられた第1のソケット要素119と、中央部車体部品105の第1の端部109において中央部車体部品105に取り付けられた第2のソケット要素121と、第1および第2のソケット要素119,121の各々に取り付けて、前部車体部品103と中央部車体部品105との間の連結を、それらの各々の端部113,109によって行うためのアダプター要素123とを有している。同様に、また、後部車体部品107の端部115と中央部車体部品105の第2の端部111との間に配置された連結装置117の第2の実例に関連し、連結装置117は、中央部車体部品105の第2の端部111において、中央部車体部品105に取り付けられた第1のソケット要素119と、後部車体部品107の端部115において後部車体部品107に取り付けられた第2のソケット要素121と、第1および第2のソケット要素119,121の各々に取り付けて、後部車体部品107と中央部車体部品105との間の連結を、それらの各々の端部115,111によって行うためのアダプター要素123とを有している。
【0013】
連結装置117のアダプター要素およびソケット要素は、強度および耐久性と、色分け(color coding)のために有用な、鮮やかな着色を有しかつ維持するプラスチックの能力等の他の好都合な特性とを得るために、プラスチックで形成される。しかし、連結装置117のそれら要素が、プラスチックの他に、またはプラスチックに代えて、金属、木材、ゴム等の1種以上の適切な材料を有することができることは、理解されるであろう。
【0014】
連結装置117の要素119,121,123は、嵌め合い端部(mating ends:合わせ端部)であって、それら端部において要素119,121,123それら自体が一緒に接続されうる嵌め合い端部を有することができる。例えば、前部車体部品103の端部113と中央部車体部品105の端部109との間に配置される連結装置117に関連し、アダプター要素123は、第1の嵌め合い端部125であって、その端部でアダプター要素123が第1のソケット要素119に取り付けられる第1の嵌め合い端部125と、第2の嵌め合い端部127であって、その端部でアダプター要素123が第2のソケット要素121に取り付けられる第2の嵌め合い端部127と、を有する。第1のソケット要素119は、嵌め合い端部129であって、その端部で第1のソケット要素119がアダプター要素123の第1の嵌め合い端部125に取り付けられる嵌め合い端部129を有し、また、第2のソケット要素121は、嵌め合い端部131であって、その端部で第2のソケット要素121がアダプター要素123の第2の嵌め合い端部127に取り付けられる嵌め合い端部131を有する。
【0015】
連結装置117の要素119,121,123の前記嵌め合い端部は、対応する接触面(interfaces)同士がぴったり嵌ることができるように、および/または、一方の嵌め合い端部の突出部分が、他方の嵌め合い端部の対応する凹み部分の補完的形状(complementary shape)を有するように、補完的形状(complementary shapes)を有することができる。例えば、再び、前部車体部品103の端部113と中央部車体部品105の第1の端部109との間に配置される連結装置117に関連し、第1のソケット要素119の嵌め合い端部129はソケットまたは凹み部分133を有しており、アダプター要素123の第1の嵌め合い端部125は第1の突出部分135を有しており、第1の突出部分135は、凹み部分133に達して凹み部分133内部にぴったり嵌るように、例えば、良好な嵌り具合と配置を期すための厳密な寸法許容差以内になるように、大きさと形状とが決められ、および/または、そのように配置されている。そのようなものとして、第1のソケット要素119とアダプター要素123との間に嵌め込み接続部(male-female connection)が存在し、その場合、アダプター要素123の第1の嵌め合い端部125の第1の突出部分135が雄部分となり、第1のソケット要素119の嵌め合い端部129の凹み部分133が雌部分となる。同様に、第2のソケット要素121の嵌め合い端部131は凹み部分137を有し、アダプター要素123の第2の嵌め合い端部127は第2の突出部分139を有し、第2の突出部分139は、凹み部分137に達して凹み部分137内部にぴったり嵌るように、例えば、厳密な寸法許容差以内になるように、大きさと形状とが規定され、および/または、そのように配置されている。そのようなものとして、第2のソケット要素121とアダプター要素123との間に嵌め込み接続部が存在し、その場合、第2の突出部分139が雄部分となり、凹み部分137が雌部分となる。
【0016】
連結装置117の第1のソケット要素119とアダプター要素123との間に、一つ以上の追加の嵌め込み接続部が存在してもよい。例えば、もう一度、前部車体部品103の端部113と中央部車体部品105の第1の端部109との間に配置される連結装置117の実例に関連し、アダプター要素123の第1の嵌め合い端部125は、それの第1の突出部分135の内部に形成された凹み部分141を有し、第1のソケット要素119の嵌め合い端部129は、それの凹み部分133の内部から外に向かって伸びる突出部分143を有し、突出部分143は、凹み部分141に達して凹み部分141内部にぴったり嵌るように、例えば、厳密な寸法許容差以内になるように、大きさと形状とが規定され、および/または、そのように配置されている。そのようなものとして、第1のソケット要素119とアダプター要素123との間に追加の嵌め込み接続部が存在してもよく、その場合、突出部分143が雄部分となり、凹み部分141が雌部分となる。図2および図3に示されるように、第1のソケット要素119とアダプター要素123との間に、複数のそのような追加の嵌め込み接続部が存在してもよい。
【0017】
とりわけ、アダプター要素123以外のアダプター要素がソケット要素119と接続されるのを防ぐのは、同様に置かれている(即ち、第1のソケット要素119の凹み部分141の内部から外に向かって伸びている)あらゆる他の突出部分に加えて、第1のソケット要素119の突出部分143である。したがって、アダプター要素123の第1の突出部分135が、第1のソケット要素119の凹み部分133の中に受け入れられるのを可能にし、そうすることによって、第1のソケット要素119とアダプター要素123とが取り付けられるかもしくは接続されることを可能にするのは、同様に置かれており(即ち、アダプター要素123の第1の突出部分135の内部に形成されており)、および/または、必要とされる他のあらゆる凹み部分に加えて、アダプター要素123の凹み部分141である。即ち、適切な数の前記凹み部分を有せず、十分な大きさ、適切な形状等の凹み部分も有していないアダプターであって、それらの各々の第1の嵌め合い端部の突出部分に形成されたアダプターは、第1のソケット要素119に関連し、本質的に役に立たない。したがって、幼児が、前部車体部品103と中央部車体部品105とを接続するために、特定のアダプター要素123、または、同一の凹み形状(cavity configuration)を有する他のアダプター要素を使用しなければならないことを、例えば、試行錯誤によるか、または、形状の目視比較を行うことによって決定することは、その組立てを試みているその幼児の判断にかかっている。
【0018】
本発明の幾つかの態様において、連結装置の2個の要素が、上述のように形状互換性である場合、それらの2個の要素は同一色であり、幼児にとって遥かに分かり易い形状互換性(shape-compatibility)を確実にする役目を果たす。しかし、より年長の幼児にとって適切である、本発明の他の幾つかの態様において、その幼児は、形状をぴったり組み合わせるための「代用物(stand-in)」としての類似色を使用する必要がないので、形状互換性の連結装置の要素の色は、必ずしも同一とは限らない。その結果として、その幼児は、必要な形状の組合せを確立するために、演繹のような他のタイプの推論をせざるを得なくなる。
【0019】
玩具の諸部品を連結するための連結装置の第2の典型的な態様を、図4Aおよび図4B、図5Aおよび図5B、ならびに図6A〜図6Cに例示する。図5Aおよび図5Bに関連して上述した要素に対応する、図6A〜図6Cに例示される要素は、対応する参照番号を100だけ大きくして示した。さらに、図1〜図3に関連して上述した要素には対応しない、図4Aおよび図4B、図5Aおよび図5B、ならびに図6A〜図6Cに例示される要素は、参照番号210で始まる偶数の参照番号によって示した。図4Aおよび図4B、図5Aおよび図5B、ならびに図6A〜図6Cの態様は、特に明記しない限り、図1〜図3の態様と同様に機能する。
【0020】
図4Aに関連し、本発明による玩具の複数の部品を連結するための連結装置217の第2の例示的な態様の、部分組立て品の2つの補完的要素(complementary elements)を示す。とりわけ、連結装置217は、説明目的のために図4Aで互いに分離されて斜視図で示されている、アダプター要素223および第2のソケット要素221を有する。
【0021】
前記アダプター要素および第2のソケット要素221に関連し、嵌め込み接続部(male female connection)であって、そこでアダプター要素223の第2の突出部分239が雄部分となり、第2のソケット要素221の凹み部分237が雌部分となっている嵌め込み接続部に加えて、もう一つの嵌め込み接続部が提供されている。具体的には、アダプター要素223の第2の嵌め合い端部227は、アダプター要素223の第2の嵌め合い端部227の第2の突出部分239の内部に形成された凹み部分210を有し、第2のソケット要素221の嵌め合い端部231は、第2のソケット要素221の嵌め合い端部231の凹み部分237の内部から外に向かって伸びている突出部分212を有し、突出部分212は、凹み部分210に達して、例えば、厳密な寸法許容差以内になるように、凹み部分210内部にぴったり嵌る。そのようなものとして、追加の嵌め込み接続部であって、そこで突出部分212が雄部分となり、凹み部分210が雌部分となる嵌め込み接続部が存在する。図4Aに示されるように、突出部分212および凹み部分210の形状は、補完的であり、突出部分212が凹み部分210の中に挿入される方向に垂直な方向に長くなっている。さらに、突出部分212と凹み部分210との両方は、横方向に伸張する特徴に加えて、スナップ嵌め組立ておよび取り外し(snap-fit assembly and disassembly)を行う間、第2のソケット要素221とアダプター要素223との間の良好な整列(alignment)を容易にする配列で、突出部分212および凹み部分210の各々の嵌め合い端部の内部で定位置にくるように合わせられる。加えて、第2のソケット要素221およびアダプター要素223の中に、突出部分212および凹み部分210の細長い特徴が存在することは、一般にそのような各々の要素の剛性を増大させ、そのような要素がプラスチックで形成され、一緒に連結されている対応の玩具部品が木材で形成されている場合にはとりわけ、連結装置217の耐久性および耐用寿命に寄与する。この木材は、時間が経てば、歪み(warp)、膨張し(expand)、収縮し、および/または割れ、予想外の力または過剰な力を生み出す傾向がある場合があり、上述の細長い特徴によって付加された剛性が、木材に加わることがある。
【0022】
第2のソケット要素221およびアダプター要素223は、連結装置217の戻り止め(detent)またはスナップ嵌め機構(snap-fit feature)を形成する補完的嵌め合い要素機構であって、第2のソケット要素221とアダプター要素223との間の組立ておよび取り外しの相互作用を特徴付けることのできる嵌め合い要素機構をさらに有する。例えば、第2のソケット要素221は、横方向に(即ち、アダプター要素223が第2のソケット要素221の中に挿入される方向に対して垂直に)伸びている突起隆起部(raised ridge)214を有しており、アダプター要素223は、同じ横方向に伸びているもう一つの突起隆起部216を有する。そのようなものとして、アダプター要素223の第2の突出部分239が、第2のソケット要素221の嵌め合い端部231の凹み部分237の中に十分深く挿入された後、アダプター要素223の突起隆起部216は、第2のソケット要素221の突起隆起部214を通り過ぎて前進する。その後、アダプター要素223の突起隆起部216が第2のソケット要素221の突起隆起部214の高さ(level)まで立ち上がれば、突起隆起部216は、第2のソケット要素221の突起隆起部214の内側を向いている面に当って留まる傾向がある。そのような配列によると、まず一対の突起隆起部214,216が引き離されることなく、第2のソケット要素221の内部からアダプター要素223を引き出そうとするあらゆる試みに対するかなりの抵抗が与えられる。図4Bは、アダプター要素223が第2のソケット要素221の内部に留まり、突起隆起部214,216が、それらの分離を阻止するように作用しているときに形成される部分組立て品218を示す。
【0023】
再び図4Aおよび図4Bに関連し、アダプター要素223は、取り外し用つまみ(displaceable tab)220を有しており、幼児が、例えば、部分組立て品218を取り外す間(または、代わりに、部分組立て品218を組み立てる間)、アダプター要素223の突起隆起部216を第2のソケット要素221の突起隆起部214から引き離して移動させることができるような具合に、アダプター要素223の突起隆起部216を、取り外し用つまみ220の上に配置することができる。つまみ220は、第2の突出部分239が第2のソケット要素221の凹み部分237の中に伸びる方向とは反対の方向に、アダプター要素223の残り(例えば、アダプター要素223の第2の嵌め合い端部227の第2の突出部分239)の一部分に取り付けられ、その一部分につまみ220が取り付けられた箇所から遠ざかる片持ち梁(cantilever:カンチレバー)として伸びているという点で、つまみ220はこの能力を提供する。
【0024】
つまみ220は、つまみ220の中に少なくとも部分的に窪み(depression)224を存在させることによって形成された指の作用領域(finger interface region:作用を及ぼす指状に突き出た領域)222であって、幼児の指先が楽に受け入れられるように大きさと形状とが規定された作用領域222を有する。幼児が指の作用領域222を操作しているとき、つまみ220に対する幼児の指先のスライド運動を阻止するために、指の作用領域222は、窪み224内部に複数の摩擦機構を有する。図4Bに示すように、それら摩擦機構は、段丘様または階段状の構造(terrace-like or stepped structure)の部分である指引っ掛け用端部(finger-catching edges)226を有する。指引っ掛け用端部226に加えて、または指引っ掛け用端部226に代えて、他のタイプの摩擦機構、例えば、隆起部(bumps)、複数の杭(posts)またはスパイク(spikes)、接着材のマイクロドット(microdots of adhesive)、等を使用することができる。重要なことは、アダプター要素223を使用している幼児が、例えば、指に油分もしくは他の水分が存在するか、または、つまみ220上にほこりもしくは他の汚れが存在し、その幼児の指がつまみ220に対して滑りやすいという理由で、自分はつまみ220を楽に操作することができないと感じないことである。
【0025】
図4Aおよび図4Bに最も良く示されるように、第2のソケット要素221は、第2のソケット要素221に剛性を追加し、結果として、寸法安定性および/または形状安定性を追加するための、第2のソケット要素221の外面に隣接する追加の細長い複数の構造物を有する。例えば、第2のソケット要素221は、第2のソケット要素221の周囲に配置された一連のリブ(ribs:突出部)228であって、互いに並行に配列され、かつ、縦方向に(即ち、第2のソケット要素221に対して、アダプター要素223を挿入する方向および/または取り出す方向に沿って)伸びている、リブ228を有する。もう一つの例として、第2のソケット要素221は、第2のソケット要素221の端部231の周囲に広がっており、かつ、補剛(stiffening:補強)目的のためにも有用であるフランジ230を有する。フランジ230は、第2のソケット要素221が取り付けられる玩具部品に関連して、第2のソケット要素221が縦方向に配置されるのを可能にしている(隠れている)表面232を、さらに有する(そのような付属品の例としては、図2および図3、または次に示される図6A〜図6Cを参照されたい)。さらに、同一の表面232は、第2のソケット要素221が玩具部品に関連して適切な方向を呈するのを可能にし、そのことは、連結装置217の諸要素が良好に整列する上で非常に重要である。
【0026】
フランジ230およびリブ228は、第2のソケット要素221に対して剛性および寸法安定性を追加する。とりわけ、リブ228は、第2の連結要素221が(例えば、締まり嵌め(interference fit)で)玩具部品の中に挿入されるあらゆる配列における支持(support)を提供する(例えば、図2の第1の車体部品103を参照されたい)。さらに、車体部品が主としてまたは専ら木材で形成されている、玩具乗り物の態様(例えば、図1〜図3の玩具の乗り物101)において、リブ228および/またはフランジ230によって第2のソケット要素221に与えられる剛性は、木材の反り(warping)または膨張(swelling)によって生じることのある比較的大きな力に耐えるのに十分となりうる。
【0027】
図5Aおよび図5Bを参照すると、連結装置217の第1のソケット要素219もまた、前記第2のソケット要素のリブ228およびフランジ230に類似する数および配列のリブ228と、類似する配列のフランジ230とを有する。したがって、第1のソケット要素219のリブ228およびフランジ230の機能と、第1のソケット要素219に関連して提供されるそのような構造の利点とは、図4Aおよび図4Bの第2のソケット要素221に関して上述したものと類似する。
【0028】
第1のソケット要素219は、アダプター要素223と協働して、第1のソケット要素219とアダプター要素223との間の組立ておよび取り外しの相互作用を特徴付ける、連結装置217の戻り止め(detent)またはスナップ嵌め機構の形態の補完的嵌め合い要素の機能を有する。例えば、アダプター要素223は、(図4Aと図5Aとの両方を参照すれば、最もよく理解される)外に向いている凹み部分232であって、アダプター要素223の向かい合う両側面にある凹み部分232、の2つの実例を有し、第1のソケット要素219は、前記戻り止めを完結するための、内側に向いている突出部分234の2つの実例(そのような突出部分の一方の実例については図5Aを参照されたい。第1のソケット要素の向かい合う側面の他方は、隠れている)を有する。第1のソケット要素219およびアダプター要素223に関連する戻り止めに関し、一旦、アダプター要素223の第1の嵌め合い端部225の第1の突出部分235が、第1のソケット要素219の嵌め合い端部229で、凹み部分233の中に十分深く挿入されると(図6Bを参照されたい。さらに、以下に記述される)、第1のソケット要素219の各側面上の、内側に向いている突出部分234または隆起部(ridge)は、アダプター要素223の対応側面の凹み部分233にある凹み部分232の中に音を立てて嵌り、凹み部分232の内部に留まる傾向がある(例えば、図5Bを参照されたい)。凹み部分および突出部分のこの配列は、アダプター要素223を第1のソケット要素219の内部に、取り外しが望まれるまで、保持するのに役立つ(図5Bを参照されたい)。
【0029】
再び図5Aおよび図5Bを参照すると、第1のソケット要素219は、取り外し用つまみ(displaceable tab)236の2つの実例をさらに有しており、第1のソケット要素219の、内側に向いている突出部分234の各々の実例は、状況が必要とする場合、内側に向いている対応の突出部分234を、第1のソケット要素の凹み部分237に対して内に向かってまたは外に向かって移動させる目的で、取り外し用つまみ236の上に配置されている。取り外し用つまみ236は、第1のソケット要素219の残りの一部分に取り付けられ、その一部分から(例えば、第1のソケット要素219のフランジ230から)遠ざかる片持ち梁として伸びている。第1のソケット要素219の取り外し用つまみ236の場合、内側に向いている突出部分234が、一旦、アダプター要素223の対応の凹み部分232の中に音を立てて嵌れば、幼児には通常、取り外し用つまみ236のいずれかを独立して動かす術がない。なぜなら、取り外し用つまみ236全体は、第1のソケット要素219のフランジ230の真下に、および、第1のソケット要素219が取り付けられる玩具部品の内部に配置されるからである。しかし、図6A〜図6Cに関連して以下に説明されるように、幼児は、第1のソケット要素219の取り外し用つまみ236をこの程度に管理する必要はない。
【0030】
第2のソケット要素221とアダプター要素223との間の連結に対応する戻り止めまたはスナップ嵌め機構は、第1のソケット要素219とアダプター要素223との間の連結を特徴付ける対応の機構よりも強固である。図6Aに示されるように、第2のソケット要素221とアダプター要素223との組合せから成る部分組立て品218は、幼児がアダプター要素223を、本発明による玩具の乗り物の中央部車体部品105に既に取り付けられている第2のソケット要素221の中に挿入することによって作り出される。本発明による玩具の乗り物の前部車体部品103に取り付けられている第1のソケット要素219は、部分組立て品218の前面に配置して、車体部品103,105を連結するために備えてある該部分組立て品と一線上に揃えることができる。
【0031】
図6Bに示されるように、幼児は、車体部品103,105に対して対向する力236,238を加えることによって、車体部品103,105に同時に力を加えて(例えば、押して)、以下に記述されるような、アダプター要素223と第1のソケット要素219との間の所望の連結を達成することができる。この時点で、アダプター要素223は、図6Bに示されるように、車体部品103,105の内部にほとんどまたは完全に入っているかもしれない。幼児が、車体部品103,105を取り外すことを決定するとき、図6Cで車体部品103,105に加えられる力240,242によって表されるように、幼児は、車体部品103,105を力強く引き離す(または、引っ張る)。第1のソケット要素219からアダプター要素223を取り除くのに必要な力は、第2のソケット要素221からアダプター要素223を取り除くのに必要な力よりも小さい。そのようなものとして、第1のソケット要素219とアダプター要素223との間の接続に関連する戻り止めが、図6Cに示されるように、相対的弱さに起因して、解除されるか、または、過失によって破壊される(is defeated by default)が、アダプター要素223は第2のソケット要素221の中に残る。したがって、幼児は通常、実現されていないアダプター要素223、または、第1のソケット要素219の内側に嵌め込まれているアダプター要素223に関与する必要がない(該アダプター要素は、より大きい車体要素よりも掴むのがより困難であり、しかも、第1のソケット要素219と該アダプター要素との接続を支配している戻り止めが、車体要素103の内部に、および第1のソケット要素のフランジ230の真下に納まっているので、アダプター要素223を取り外すのは困難であろう)。また、そのような予知可能性は、関連する玩具の乗り物で遊んでいるとき、その玩具の耐用年数に渡り、図6A〜図6Cに示される組み立て/取り外しのサイクルを通して何回も、連結装置217を疑いようもなく巧みに扱っていると思われる幼児に安心感(落ち着き)をもたらす。
【0032】
図7Aおよび図7Bに、本発明による玩具の諸部品を連結するための連結装置のアダプター要素の第3の例示的な態様を例示する。図4Aおよび図4B、図5Aおよび図5B、ならびに図6A〜図6Cに関連して上述された前記の諸要素に対応する、図7Aおよび図7Bに例示される諸要素は、対応する参照番号を100だけ大きくして表わされている。さらに、図4Aおよび図4B、図5Aおよび図5B、ならびに図6A〜図6Cに関連して上述された前記諸要素に対応しない、図7Aおよび図7Bに例示される諸要素は、参照番号310で始まる偶数の参照番号によって指示されている。図7Aの態様は、特に明記しない限り、図4Aおよび図4B、図5Aおよび図5B、ならびに図6A〜図6Cの態様と同様に機能する。
【0033】
図7Aおよび図7Bを参照すると、本発明によるアダプター要素323は、図4Aおよび図4B、図5Aおよび図5B、ならびに図6A〜図6Cに示される第2のアダプター要素223に対する類似点と、第2のアダプター要素223との相違点との両方を有する。連結装置317は、主要な部分要素310とインサート部分要素312とを有する、アダプター要素323の部分から成っている。主要な部分要素は、第1の突出部分325に形成された凹み部分341に加えて、第1の嵌め合い端部335を有し、また、指引っ掛け用端部326として具体化された摩擦増大化要素に加えて、指の作用領域322の窪み324を持つ取り外し用つまみ320を有し、さらに、リブ328と、フランジ330と、戻り止めの部分としての突起隆起部を受け入れるための凹み部分332とを有するアダプター要素323の部分である。アダプター要素323のインサート部分要素は、アダプター要素323の第2の嵌め合い端部327の第2の突出部分339に形成された凹み部分345を有する。主要な部分要素310およびインサート部分要素312は、例えば高体積プラスチック成形技術(high-volume plastic molding techniques)によって、大量生産が容易となるように、大きさと形状とを規定することができる。インサート部分要素312は、アダプター要素323の主要な部分要素310の中の空所(gap)314の中に挿入されるように寸法と形状とを規定することができ、凹み部分345の位置が、第2の連結要素221の突出部分247(図4Aを参照されたい)を挿入するのに適切であることを確実にするために、インサート部分要素312は、例えば、接着剤によるか、または、プラスチック溶接技術によって、空所314の中に固定することができる。
【0034】
図8および図9に、本発明による玩具の乗り物の更なる態様を例示する。図1〜図3に関連して上述された諸要素に対応する、図8および図9に例示される諸要素は、300だけ大きくした対応の参照番号によって表わされている。さらに、図1〜図3に関連して上述された諸要素に対応しない、図8および図9に例示される諸要素は、参照番号410で始まる偶数の参照番号によって表わされている。図8および図9の態様は、特に明記しない限り、図1〜図3の態様と同様に機能する。
【0035】
図8および図9を参照すると、玩具の乗り物401は、図1〜図3に示される玩具の乗り物101を備えた玩具の乗り物装置の部分である。そのようなものとして、互換性のある形状(compatible shapes)が認められる場合、玩具の乗り物401の部品は、幼児の着想(imagination)および願望によって、玩具の乗り物101の部品と取り替えることができる。玩具の乗り物は、前部車体部品403、中央部車体部品405、後部車体部品407、前部車体部品403の端部413と中央部車体部品405の第1の端部409との間の連結装置417、および、後部車体部品407の端部415と該中央部車体部品の第2の端部411との間の連結装置417を有する。
【0036】
前者の連結装置417の第1のソケット要素は、前部車体部品の端部413で、前部車体部品403に取り付けられ、また、前者の連結装置の第2のソケット要素は、中央部車体部品405の第1の端部409で、中央部車体部品405に取り付けられる。後者の連結装置417の第1のソケット要素419は、後部車体部品407の端部415で、後部車体部品407に取り付けられ、また、後者の連結装置417の第2のソケット要素は、中央部車体部品の第2の端部411で、中央部車体部品405に取り付けられる。
【0037】
前者の連結装置417のアダプター要素423の第1の嵌め合い端部425の第1の突出部分435は、第1のソケット要素419の嵌め合い端部429の凹み部分433の中に挿入され、また、前者の連結装置417のアダプター要素423の第2の嵌め合い端部427の第2の突出部分439は、第2のソケット要素421の嵌め合い端部431の凹み部分437の中に挿入される。後者の連結装置417のアダプター要素423の第1の嵌め合い端部425の第1の突出部分435は、第1のソケット要素419の嵌め合い端部429の凹み部分433の中に挿入され、また、後者の連結装置417のアダプター要素423の第2の嵌め合い端部427の第2の突出部分439は、第2のソケット要素421の嵌め合い端部431の凹み部分437の中に挿入される。
【0038】
前者と後者との両方の連結装置417の第1のソケット要素の嵌め合い端部の凹み部分433内部から伸びている三角柱形状の突出部分410は、前者と後者との両方の連結装置417のアダプター要素423の第1の突出部分435の中に形成された対応の三角柱形状の凹み部分412の中に挿入される。三角柱形状の凹み部分412を有するアダプター要素423が車体部品に取り付けられているとき、第1のソケット要素の端部の凹み部分から伸びている円筒形状の突出部分を有する第1のソケット要素、例えば、図2および図3の前部ソケット要素119、に取り付けられた車体部品と一緒には、連結が形成されないことがある。しかし、アダプター要素423の代わりに、図2および図3のアダプター要素123を用いれば、改めてそのような連結を行うことができる。
【0039】
本明細書に記述された諸態様が単に例示的なものであり、当業者が、本発明の趣旨および範囲から逸脱することなく、多数の変形と部分的変更とを行うことができることは、理解されるであろう。そのような変形および部分的変更は全て、特許請求の範囲に規定される本発明の範囲内に包含されるように意図されている。
【0040】
〔実施の態様〕
(1)玩具の乗り物装置において、
端部を有する第1の車体部品と、
端部を有する第2の車体部品と、
連結装置であって、
前記第1の車体部品の前記端部に取り付けられた第1のソケット要素、
前記第2の車体部品の前記端部に取り付けられた第2のソケット要素、ならびに、
前記第1のソケット要素に、取り外し可能なように取り付けられた一方の端部、および、前記第2のソケット要素に、取り外し可能なように取り付けられた反対側の端部を有するアダプター、
を有する連結装置と、
を備えた第1の玩具の乗り物を包含する、装置。
(2)実施態様1記載の装置において、
前記第1の玩具の乗り物の前記アダプターの前記反対側の端部が、第1の形状を有する凹み部分を有し、
前記第2のソケット要素が、前記第2のソケット要素から外側に向かって伸びている突出部分を有し、当該突出部分が、前記凹み部分の内部に、取り外し可能なように受け入れられるように、前記凹み部分の前記第1の形状を補完する第2の形状を有する、
装置。
(3)実施態様2記載の装置において、
前記第1の玩具の乗り物の前記アダプターの前記一方の端部が、第3の形状を有し、前記アダプターが前記第1のソケット要素の内部に、取り外し可能なように受け入れられるように、前記第1のソケット要素が、前記アダプターの前記一方の端部の前記第3の形状を補完する第4の形状を有する、装置。
(4)実施態様3記載の装置において、
端部を有する第1の車体部品と、
端部を有する第2の車体部品と、
連結装置であって、
前記第1の車体部品の前記端部に取り付けられた第1のソケット要素、
前記第2の車体部品の前記端部に取り付けられた第2のソケット要素、ならびに、
前記第1のソケット要素に、取り外し可能なように取り付けられた一方の端部、および、前記第2のソケット要素に、取り外し可能なように取り付けられた反対側の端部を有するアダプター、
を有する連結装置と、
を備えた第2の玩具の乗り物をさらに包含する、装置。
(5)実施態様4記載の玩具の乗り物装置において、
前記第2の玩具の乗り物の前記アダプターの前記反対側の端部が、第5の形状を有する凹み部分を有し、
前記第2のソケット要素が、前記第2のソケット要素から外側に向かって伸びている突出部分を有し、当該突出部分が、前記凹み部分の内部に、取り外し可能なように受け入れられるように、前記凹み部分の前記第5の形状を補完する第6の形状を有する、
装置。
(6)実施態様5記載の装置において、
前記第2の玩具の乗り物の前記アダプターの前記一方の端部が、第7の形状を有し、前記アダプターが前記第1のソケット要素の内部に、取り外し可能なように受け入れられるように、前記第1のソケット要素が、前記アダプターの前記一方の端部の前記第7の形状を補完する第8の形状を有する、装置。
(7)実施態様6記載の装置において、
前記第1の玩具の乗り物の前記アダプターが前記第2の玩具の乗り物の前記第2の車体部品と嵌合するのを妨げるように、かつ、前記第2の玩具の乗り物の前記アダプターが前記第1の玩具の乗り物の前記第2の車体部品と嵌合(mating)するのを妨げるように、前記第1の玩具の乗り物の前記凹み部分の前記第1の形状が、前記第2の玩具の乗り物の前記突出部分の前記第5の形状と相違する、装置。
(8)実施態様7記載の装置において、
前記第1の玩具の乗り物の前記アダプターが前記第2の玩具の乗り物の前記第1の車体部品の内部に、取り外し可能なように受け入れられるように、かつ、前記第2の玩具の乗り物の前記アダプターが前記第1の玩具の乗り物の前記第1の車体部品の内部に、取り外し可能なように受け入れられるように、前記第1の玩具の乗り物の前記第1のソケット要素の前記第4の形状が、前記第2の玩具の乗り物の前記第1のソケット要素の前記第8の形状と同一である、装置。
(9)実施態様8記載の装置において、
前記第1の玩具の乗り物が、第1の色を有し、前記第2の玩具の乗り物が、前記第1の色と異なる第2の色を有する、装置。
(10)実施態様9記載の装置において、
前記第1の玩具の乗り物の前記第1の車体部品および前記第2の車体部品が木材で作られており、前記第1の玩具の乗り物の前記連結装置が、プラスチックで作られている、装置。
(11)実施態様10記載の装置において、
前記第1の玩具の乗り物の前記アダプターの前記一方の端部が、前記一方の端部に形成された凹み部分を有し、
前記第1のソケット要素が、前記第1のソケット要素から外側に向かって伸びている突出部分を有し、前記第1のソケット要素の前記突出部分が、前記アダプターの前記凹み部分の内部に、取り外し可能なように受け入れられる、
装置。
(12)実施態様11記載の装置において、
前記第1の玩具の乗り物の前記アダプターが第1の隆起部を有し、かつ、前記アダプターが前記第1のソケット要素の内部に保持されるように、前記第1のソケット要素が、前記第1の隆起部と協働する第2の隆起部を有する、装置。
(13)実施態様12記載の装置において、
前記アダプターが、前記第1の隆起部に隣接して配置された取り外し用つまみを有し、前記つまみが、前記つまみが押し下げられた時、前記アダプターが前記第1のソケット要素から取り外されうるような寸法および形状を有する、装置。
(14)実施態様13記載の装置において、
前記つまみが、前記つまみの摩擦係合を増大させるような寸法および形状を有する窪み(depression)を有する、装置。
(15)実施態様14記載の装置において、
前記第1のソケット要素が、前記第1の車体部品の内部に前記第1のソケット要素が保持されるような寸法および形状を有する複数のリブを有する外面を備える、装置。
(16)実施態様15記載の装置において、
前記第2のソケット要素が、前記第2の車体部品の内部に前記第2のソケット要素が保持されるような寸法および形状を有する複数のリブを有する外面を備える、装置。
【図面の簡単な説明】
【0041】
【図1】本発明による、スナップ式で嵌る教育用玩具の乗り物の第1の例示的な態様の側面図である。
【図2】図1に示される、スナップ式で嵌る教育用玩具の乗り物の、斜視図による分解組立て後部側側面図であって、本発明による玩具の連結部品の各々が、第1のソケット要素の第1の例示的な態様と、第1のアダプター要素の第1の例示的な態様とを備えている該連結部品のための、連結装置の第1の態様の2つの実例を示している、分解組立て後部側側面図である。
【図3】図1に示される、スナップ式で嵌る教育用玩具の乗り物の、斜視図による分解組立て前部側側面図であって、図2にも示される連結装置の2つの実例の分離要素を、異なる斜視図によって示しており、また、該連結装置が、第2のソケット要素の第1の例示的な態様を備えている、前分解組立て部側側面図である。
【図4A】本発明による玩具の諸部品を連結するための連結装置の第2の例示的な態様の部分斜視図であって、該連結装置の2つの補完的要素のみが示されているという点で部分的であり、第1のソケット要素の第2の例示的な態様と、アダプター要素の第2の例示的な態様とを包含しているが、便宜上、第2のソケット要素の第2の例示的な態様は示されていない、部分斜視図である。
【図4B】図4Aに示される連結装置のもう一つの部分斜視図であって、第1のソケット要素およびアダプター要素が、本発明に基づいて一緒に取り付けられた状態で示されている、部分斜視図である。
【図5A】図4Aに示される連結装置のもう一つの部分斜視図であって、図4Aおよび図4Bに示されたアダプター要素と、図4Aおよび図4Bに示されなかった第2のソケット要素の第2の例示的な実施例とを包含している、部分斜視図である。
【図5B】図5Aに示される連結装置のもう一つの部分斜視図であって、該連結装置の第2のソケット要素およびアダプター要素が、本発明にしたがって部分組立て品を形成するように一緒に取り付けられた状態で示されている、部分斜視図である。
【図6A】図4A〜図5Bに示される連結装置の側面図であって、図4Aの第1のソケット要素が、(点線で示される)第1の玩具部品に取り付けられた状態で示されており、図5Bの部分組立て品が、図4Aの第2のソケット要素によって、(これも点線で示される)第2の玩具部品に取り付けられた状態で示されており、さらに、第1のソケット要素と該部分組立て品が、取り付けられる前、分離され、概して一線上に揃えられた状態で示されている、側面図である。
【図6B】図6Aに示される連結装置の側面組立て図であって、(点線で示される)第1および第2の玩具部品を、第1のソケット要素と前記部分組立て品とが取り付けられるように、互いの方向に十分に前進させ、そうすることによって、本発明に基づき第1および第2の玩具部品を連結した後の、側面組立て図である。
【図6C】図6Aおよび図6Bに示される連結装置の側面図であって、本発明に基づき、第1のソケット要素が前記部分組立て品から取り外されるように、(点線で示される)第1および第2の玩具部品を引き離した後の、側面図である。
【図7A】本発明による玩具の諸部品を連結するための連結装置のアダプター要素の第3の例示的な態様の斜視図であって、該アダプター要素が、2つの補完的部分要素であって、一緒に組立てられてアダプター要素を形成するように寸法と形状とが規定された補完的部分要素を有している、斜視図である。
【図7B】図7Aに示される連結装置のアダプター要素の斜視図であって、前記補完的部分要素同士が合体されて、組立てられたアダプター要素が形成されている、斜視図である。
【図8】本発明による、スナップ式で嵌る教育用玩具の乗り物の第2の例示的な態様の斜視図による分解組立て後部側側面図であって、本発明による玩具の諸部品を連結するための連結装置の第4の例示的な態様の2つの実例を示しており、該連結装置が、図8において、第1のソケット要素の第3の例示的な態様と、アダプター要素の第4の例示的な態様とを有するように示されている、分解組立て後部側側面図である。
【図9】図8に示される、スナップ式で嵌る教育用玩具の乗り物の斜視図による分解組立て前部側側面図であって、異なる斜視図によって、図8にも示される前記連結装置の2つの実例の分離要素を示しており、該連結装置が図9において、図3にも示される第2のソケット要素の第1の例示的な態様を有するように示されている、分解組立て背面図である。
【符号の説明】
【0042】
101 玩具の乗り物
103 前部車体部品
105 中央部車体部品
107 後部車体部品
109 中央部車体部品105の第1の端部
110 ヘッドライト切り抜き部分
111 第2の端部
112 前部車体部品103の表面の少なくとも2つの領域
113 前部車体部品103の端部
115 後部車体部品107の端部
117 連結装置
119 第1のソケット要素、前部ソケット要素
121 第2のソケット要素
123 アダプター要素
125 アダプター要素123の第1の嵌め合い端部
127 アダプター要素123の第2の嵌め合い端部
129 第1のソケット要素119の嵌め合い端部
131 第2のソケット要素121の嵌め合い端部
133 第1のソケット要素119のソケットまたは凹み部分
135 アダプター要素123の第1の突出部分
137 凹み部分
139 第2の突出部分
141 第1のソケット要素119の凹み部分
143 第1のソケット要素119の突出部分
210 凹み部分
212 突出部分
214 第2のソケット要素221の突起隆起部
216 アダプター要素223の突起隆起部
217 連結装置
218 部分組立て品
219 第1のソケット要素
220 取り外し用つまみ
221 第2のソケット要素、第2の連結要素
222 指の作用領域
223 アダプター要素
224 窪み
225 アダプター要素223の第1の嵌め合い端部
226 指引っ掛け用端部
227 アダプター要素223の第2の嵌め合い端部
228 リブ
229 第1のソケット要素219の嵌め合い端部
230 フランジ
231 第2のソケット要素221の嵌め合い端部
232 凹み部分
234 突出部分
235 アダプター要素223の第1の嵌め合い端部225の第1の突出部分
236 取り外し用つまみ
237 第2のソケット要素221の嵌め合い端部231の凹み部分
239 アダプター要素223の第2の嵌め合い端部227の第2の突出部分
247 第2の連結要素221の突出部分
310 主要な部分要素
312 インサート部分要素
314 空所
317 連結装置
320 取り外し用つまみ
322 指の作用領域
323 アダプター要素
324 窪み
325 第1の突出部分
326 指引っ掛け用端部
327 アダプター要素323の第2の嵌め合い端部
328 リブ
330 フランジ
332 凹み部分
335 第1の嵌め合い端部
339 アダプター要素323の第2の嵌め合い端部327の第2の突出部分
341 凹み部分
345 凹み部分
401 玩具の乗り物
403 前部車体部品
405 中央部車体部品
407 後部車体部品
409 中央部車体部品405の第1の端部
410 三角柱形状の突出部分
411 中央部車体部品405の第2の端部
412 三角柱形状の凹み部分
413 前部車体部品403の端部
415 後部車体部品407の端部
417 連結装置
419 連結装置417の第1のソケット要素
423 連結装置417のアダプター要素
425 アダプター要素423の第1の嵌め合い端部
427 アダプター要素423の第2の嵌め合い端部
429 第1のソケット要素419の嵌め合い端部
431 第2のソケット要素421の嵌め合い端部
433 嵌め合い端部429の凹み部分
435 第1の嵌め合い端部425の第1の突出部分
437 嵌め合い端部431の凹み部分
439 第2の嵌め合い端部427の第2の突出部分

【特許請求の範囲】
【請求項1】
玩具の乗り物装置において、
端部を有する第1の車体部品と、
端部を有する第2の車体部品と、
連結装置であって、
前記第1の車体部品の前記端部に取り付けられた第1のソケット要素、
前記第2の車体部品の前記端部に取り付けられた第2のソケット要素、ならびに、
前記第1のソケット要素に、取り外し可能なように取り付けられた一方の端部、および、前記第2のソケット要素に、取り外し可能なように取り付けられた反対側の端部を有するアダプター、
を有する連結装置と、
を備えた第1の玩具の乗り物を包含する、装置。
【請求項2】
請求項1記載の装置において、
前記第1の玩具の乗り物の前記アダプターの前記反対側の端部が、第1の形状を有する凹み部分を有し、
前記第2のソケット要素が、前記第2のソケット要素から外側に向かって伸びている突出部分を有し、当該突出部分が、前記凹み部分の内部に、取り外し可能なように受け入れられるように、前記凹み部分の前記第1の形状を補完する第2の形状を有する、
装置。
【請求項3】
請求項2記載の装置において、
前記第1の玩具の乗り物の前記アダプターの前記一方の端部が、第3の形状を有し、前記アダプターが前記第1のソケット要素の内部に、取り外し可能なように受け入れられるように、前記第1のソケット要素が、前記アダプターの前記一方の端部の前記第3の形状を補完する第4の形状を有する、装置。
【請求項4】
請求項3記載の装置において、
端部を有する第1の車体部品と、
端部を有する第2の車体部品と、
連結装置であって、
前記第1の車体部品の前記端部に取り付けられた第1のソケット要素、
前記第2の車体部品の前記端部に取り付けられた第2のソケット要素、ならびに、
前記第1のソケット要素に、取り外し可能なように取り付けられた一方の端部、および、前記第2のソケット要素に、取り外し可能なように取り付けられた反対側の端部を有するアダプター、
を有する連結装置と、
を備えた第2の玩具の乗り物をさらに包含する、装置。
【請求項5】
請求項4記載の装置において、
前記第2の玩具の乗り物の前記アダプターの前記反対側の端部が、第5の形状を有する凹み部分を有し、
前記第2のソケット要素が、前記第2のソケット要素から外側に向かって伸びている突出部分を有し、当該突出部分が、前記凹み部分の内部に、取り外し可能なように受け入れられるように、前記凹み部分の前記第5の形状を補完する第6の形状を有する、
装置。
【請求項6】
請求項5記載の装置において、
前記第2の玩具の乗り物の前記アダプターの前記一方の端部が、第7の形状を有し、前記アダプターが前記第1のソケット要素の内部に、取り外し可能なように受け入れられるように、前記第1のソケット要素が、前記アダプターの前記一方の端部の前記第7の形状を補完する第8の形状を有する、装置。
【請求項7】
請求項6記載の装置において、
前記第1の玩具の乗り物の前記アダプターが前記第2の玩具の乗り物の前記第2の車体部品と嵌合するのを妨げるように、かつ、前記第2の玩具の乗り物の前記アダプターが前記第1の玩具の乗り物の前記第2の車体部品と嵌合するのを妨げるように、前記第1の玩具の乗り物の前記凹み部分の前記第1の形状が、前記第2の玩具の乗り物の前記突出部分の前記第5の形状と相違する、装置。
【請求項8】
請求項7記載の装置において、
前記第1の玩具の乗り物の前記アダプターが前記第2の玩具の乗り物の前記第1の車体部品の内部に、取り外し可能なように受け入れられるように、かつ、前記第2の玩具の乗り物の前記アダプターが前記第1の玩具の乗り物の前記第1の車体部品の内部に、取り外し可能なように受け入れられるように、前記第1の玩具の乗り物の前記第1のソケット要素の前記第4の形状が、前記第2の玩具の乗り物の前記第1のソケット要素の前記第8の形状と同一である、装置。
【請求項9】
請求項8記載の装置において、
前記第1の玩具の乗り物が、第1の色を有し、前記第2の玩具の乗り物が、前記第1の色と異なる第2の色を有する、装置。
【請求項10】
請求項9記載の装置において、
前記第1の玩具の乗り物の前記第1の車体部品および前記第2の車体部品が、木材で作られており、前記第1の玩具の乗り物の前記連結装置が、プラスチックで作られている、装置。
【請求項11】
請求項10記載の装置において、
前記第1の玩具の乗り物の前記アダプターの前記一方の端部が、前記一方の端部に形成された凹み部分を有し、
前記第1のソケット要素が、前記第1のソケット要素から外側に向かって伸びている突出部分を有し、前記第1のソケット要素の前記突出部分が、前記アダプターの前記凹み部分の内部に、取り外し可能なように受け入れられる、
装置。
【請求項12】
請求項11記載の装置において、
前記第1の玩具の乗り物の前記アダプターが第1の隆起部を有し、かつ、前記アダプターが前記第1のソケット要素の内部に保持されるように、前記第1のソケット要素が、前記第1の隆起部と協働する第2の隆起部を有する、装置。
【請求項13】
請求項12記載の装置において、
前記アダプターが、前記第1の隆起部に隣接して配置された取り外し用つまみを有し、前記つまみが、前記つまみが押し下げられた時、前記アダプターが前記第1のソケット要素から取り外されうるような寸法および形状を有する、装置。
【請求項14】
請求項13記載の装置において、
前記つまみが、前記つまみの摩擦係合を増大させるような寸法および形状を有する窪みを備える、装置。
【請求項15】
請求項14記載の装置において、
前記第1のソケット要素が、前記第1の車体部品の内部に前記第1のソケット要素が保持されるような寸法および形状を有する複数のリブを有する外面を備える、装置。
【請求項16】
請求項15記載の装置において、
前記第2のソケット要素が、前記第2の車体部品の内部に前記第2のソケット要素が保持されるような寸法および形状を有する複数のリブを有する外面を備える、装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4A】
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【図4B】
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【図5A】
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【図5B】
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【図6A】
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【図6B】
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【図6C】
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【図7A】
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【図7B】
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【図8】
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【図9】
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【公表番号】特表2007−520314(P2007−520314A)
【公表日】平成19年7月26日(2007.7.26)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2006−552084(P2006−552084)
【出願日】平成16年2月6日(2004.2.6)
【国際出願番号】PCT/US2004/003658
【国際公開番号】WO2005/084769
【国際公開日】平成17年9月15日(2005.9.15)
【出願人】(506267167)
【氏名又は名称原語表記】Calello,Patrick,M.
【住所又は居所原語表記】54 Harrison Avenue,Roseland,NJ 07068,U.S.A.
【Fターム(参考)】