説明

セッションマークシステム、セッションマーク方法、及びそのプログラム

【課題】異なる場所に分散して存在している一連の複数の情報の閲覧を途中で一旦中断しても、閲覧を中断した所から容易に閲覧の再開を可能とする。
【解決手段】表示手段に或る表示対象情報が表示されている状態で新たなセッションマークを入力することにより、当該新たなセッションマークと表示中の表示対象情報の識別情報とを対応づけて保存手段に登録する登録処理手段と、表示中の表示対象情報中に示されたリンク情報を示す部分を選択することにより入力された、遷移先の表示対象情報の識別情報により、保存手段に登録された当該新たなセッションマークに対応づけて登録された識別情報の場所を書き換える更新処理手段と、保存手段に登録されたセッションマークを入力することにより、保存手段から当該登録されたセッションマークに対応づけて登録されている識別情報を読み出し、表示手段に与える読出処理手段と、によりシステムを構成する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、関連付けられた一連の複数の情報の閲覧に関し、特に利用者の利便性を高めるセッションマークシステム、セッションマーク方法、及びそのプログラムに関する。
【背景技術】
【0002】
Webページを閲覧する利用者の利便性を高めるため、一般にWebブラウザは任意のWebページのURLを登録するブックマーク機能を備えている。ブックマーク機能を用いることで、登録済のURLであれば逐次Webブラウザのアドレス欄にURLを打ち込むことなく、そのURLにマウス操作だけで瞬時に移動することができる。
【0003】
また、一般にWebブラウザはWebページの過去の閲覧履歴を一定期間保持する保存する履歴機能を有し、履歴が残っているURLであれば逐次Webブラウザのアドレス欄にURLを打ち込むことなく、そのURLにマウス操作だけで瞬時に移動することができる。
【0004】
更に、上記のブラウザに一般的に搭載される技術以外の利用者の利便性を高めるための技術として、特許文献1や非特許文献1、2に示されるようなナビゲーション支援技術が開発されている。特許文献1には、ブックマークを内容の類似度と回覧頻度の情報を用いて整理し表示する技術が開示されている。非特許文献1には、ブックマークのナビゲーション支援としてブックマークを登録するまでの利用者の操作履歴情報をブックマークの付加情報として不要する技術が開示されている。また、非特許文献2に挙げるソフトウェアは、ブラウザセッション、すなわちブラウザの内部状態の管理をするためのソフトウェアである。ブラウザの内部状態には、開いているウィンドウとページ、クッキーの情報、履歴の情報等がある。また、このソフトウェアは保存されているブラウザセッションの自動更新機能を有している。これは、ブラウザセッションを呼び出した後に、変化したブラウザの内部状態をブラウザが終了するまで保存する機能である。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
【特許文献1】特開2005−71164号公報
【非特許文献】
【0006】
【非特許文献1】中島伸介、黒田慎介、田中克己、「閲覧履歴を反映したコンテクスト依存型Webブックマーク」、情報処理学会論文誌、2002年6月、VOL.43, No.SIG 5(TOD 14), p.23-36
【非特許文献2】Michael Kraft,"Session Manager 0.6.6.2"、2009年7月1日、[2009年10月29日検索]、インターネット<URL : https://addons.mozilla.org/ja/firefox/addon/2324>
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
一連の情報が複数ページに跨って存在している場合、ブラウザに搭載されたページ単位のブックマーク機能では不便な場合がある。例えば、100ページに渡る小説を閲覧する場合を考える。小説の各ページにはそれぞれ異なるURL、http://XXXX/page001.html〜http://XXXX/page100.htmlが付与されており、各ページには当該ページの情報と次のページへのリンクが示されている。このような小説を、利用者が1日10ページずつ閲覧し10日間で読破しようとする場合、2日目以降に前日に読み終えた所から続きを読むためには、ブックマークを登録した或るページ(例えば1ページ目)を起点に読み終えたページまでリンクを延々とたどるか、毎日読み終える都度、読み終えた最後のページをブックマークに登録する必要がある。しかし、リンクをたどる場合にはリンクを繰り返しクリックしてページをめくっていく手間と時間がかかり、また、ブックマークを登録する場合には毎日ブックマークを手動で登録していく必要があり、いずれの場合も利用者に不便を強いることになる。
【0008】
また、ブラウザに搭載された履歴管理機能により保存された閲覧履歴から前日に閲覧した最後のページを探し出すという方法もあるが、閲覧後に仕事をした場合などは履歴が多くなってしまい、履歴を探索する操作が利用者の負担となってしまう。
【0009】
更に、特許文献1や非特許文献1の技術では既に登録されたブックマークしか処理しないため、利用者がリンクのクリックにより未登録の情報を順次閲覧している場合にはナビゲーション支援を実施することができない。
【0010】
一方、非特許文献2の機能によれば、一見、小説等の一連の情報が複数ページに跨って存在している場合にも効果的にナビゲーション支援ができるように思える。しかし当該機能は、小説等のその日の閲覧後に仕事等の別の処理を行うと当該別の処理についてもブラウザの内部状態の変化として保存してしまう。そのため、利用者は小説等のその日の閲覧後にブラウザを一旦終了させるか、自動保存終了ボタンをクリックしなければならず、結局毎日の閲覧後に新たなブックマークを登録するのと同様な手間がかかる。
【0011】
このような問題は、Webページを閲覧する場合に限らず、関連付けがされた一連の複数の情報を閲覧する場合一般に同様に該当する。
【0012】
本発明は、異なる場所に分散して存在している一連の複数の情報の閲覧を途中で一旦中断しても、閲覧を中断した所から容易に閲覧を再開することを可能とするセッションマークシステム等を実現することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0013】
本発明のセッションマークシステムは、表示手段、入力手段、保存手段、登録処理手段、更新処理手段、及び読出処理手段を備える。
【0014】
表示手段は、表示対象情報を表示する。
【0015】
入力手段は、セッションマークと表示対象情報に関連付けられた識別情報を入力する。
【0016】
保存手段は、セッションマークと識別情報とを対応づけて保存する。
【0017】
登録処理手段は、表示手段に或る表示対象情報が表示されている状態において、新たなセッションマークを入力手段によって入力することにより、当該新たなセッションマークと表示中の表示対象情報の識別情報とを対応づけて保存手段に登録する。
【0018】
更新処理手段は、表示手段にて表示中の表示対象情報中に示された、遷移先である表示対象情報に関連付けられたリンク情報を示す部分を選択することにより入力手段によって入力された当該遷移先である表示対象情報に関連付けられた識別情報によって、保存手段に登録された当該セッションマークに対応づけて登録された識別情報を書き換える。
【0019】
読出処理手段は、保存手段に登録されたセッションマークを入力手段によって入力することにより、保存手段から当該登録されたセッションマークに対応づけて登録されている識別情報を読み出し、表示手段に与える。
【発明の効果】
【0020】
本発明のセッションマークシステム等によれば、閲覧開始時に一連の複数の情報の最初の情報とセッションマークとの関連付け登録を行うだけで、異なる場所に分散して存在している当該一連の複数の情報の閲覧を途中で一旦中断しても、閲覧を中断した所から容易に閲覧を再開することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0021】
【図1】セッションマークシステム100の機能構成例を示す図。
【図2】セッションマークシステム100の処理フロー例を示す図。
【図3】表示手段110に表示されるインタフェースの構成例を示す図。
【図4】セッションマークの入力インタフェースの構成例を示す図。
【図5】登録処理の具体例を説明する図。
【図6】保存手段130に登録されているリストの構成例を示す図。
【図7】更新処理の具体例を説明する図。
【図8】終了指示手段155の実装例を示す図。
【図9】終了指示ステップを含む場合のセッションマークシステム100の処理フロー例を示す図。
【図10】読出処理の具体例を説明する図。
【発明を実施するための形態】
【0022】
本発明は、関連付けがされた一連の複数の情報を画面に表示して閲覧する場合一般に適用可能である。表示対象の情報は、例えばWebページや文書ファイル、テキストファイルなど、ページや文書毎にURL等の識別情報が付され、かつ、コンテンツ内に遷移先を示すリンク情報を含む任意の情報である。ここでは代表例としてWebページを閲覧する場合について説明する。
【0023】
図1に本発明のセッションマークシステム100の機能構成例を示すブロック図を、図2に処理フロー例をそれぞれ示す。
【0024】
本発明のセッションマークシステム100は、表示手段110、入力手段120、保存手段130、登録処理手段140、更新処理手段150、及び読出処理手段160を備える。セッションマークとは、利用者の1セッションと対応づけられた識別子であり、セッションとは利用者が一連の情報を閲覧及び探索する際のURLの列である。例えば、1つの小説に対応づけられた100ページのWebページが1セッションにあたる。本発明は、このようなセッションマークを用いて登録、更新、読出の各処理を行う点に特徴がある。なお、セッションマークシステム100は、パソコンや携帯端末内で機能する独自アプリケーションとして、若しくは一般のWebブラウザへのプラグインとして、又はサーバが保持する機能(ISPのサービス等)として、具体的に実現することが考えられる。
【0025】
表示手段110は、インターネット等のネットワーク10に接続され、利用者によるURLの入力やブックマークの選択に基づきWebページを表示する。表示手段110は、例えばWebブラウザを備えるパソコン本体とディスプレイとにより構成される。
【0026】
入力手段120は、利用者による入力デバイスであり、例えばキーボードやマウス等により構成される。
【0027】
保存手段130は、セッションマークとURLとの組を保存する記録媒体であり、例えばハードディスクやメモリ等により構成される。
【0028】
登録処理手段140は、表示手段110に或るURLのWebページが表示されている状態において、利用者がキーボード等の入力手段120から入力した新たなセッションマークと表示中のWebページのURLとを対応づけて保存手段130に登録する(S1)。
【0029】
更新処理手段150は、表示中のWebページ上の遷移先URLへのハイパーリンクを、利用者がマウス等の入力手段120を用いてクリック操作等により選択することにより、保存手段130にS1で登録されたセッションマークに対応づけて登録されたURLを書き換える(S2)。
【0030】
読出処理手段160は、保存手段130に登録されたセッションマークを、利用者がキーボードやマウス等の入力手段120から入力・選択することにより、当該登録されたセッションマークに対応づけて登録されているURLを保存手段130から読み出し、表示手段110に向けて送出する(S3)。
【0031】
このような構成を基礎とするセッションマークシステム100の具体的な実現方法例について、前述したWeb上の100ページの小説を閲覧する場合を例にとって説明する。なお、各ページには次のページのURLを示すリンクが張られており、利用者がこのリンクをマウスクリックすることにより次のページが表示されるものとする。また、セッションマークシステム100の導入により、表示手段110には図3に示すような、セッションマーク登録ボタン121、URL設定部122、セッションマーク表示部123、及びページ表示部124を備えるインタフェースが表示され、セッションマーク登録ボタン121を押下すると図4に示すような入力インタフェース126が表示されるものとする。
【0032】
まず、登録処理について図5を用いて説明する。利用者は入力手段120からこの小説のトップページのURLであるhttp://XXXX/page001.htmlをURL設定部122に入力し、コンテンツをページ表示部124に表示する(初期状態)。この初期状態において、利用者は入力手段120によりセッション登録ボタン121をクリックし、表示された入力インタフェース126に当該小説に係るセッションのセッションマークとして任意の文字列(例えばSessA)を入力する。登録処理手段140は、セッションマークの入力を監視し、入力を検出すると入力された新たなセッションマーク(SessA)と表示中のコンテンツのURL(ここではhttp://XXXX/page001.html)とを取得し、これらの組を保存手段130に登録する。保存手段130では、例えば図6に示すようなリストにより登録データを管理する。図6は3つのセッションマークが登録されている場合の例である。
【0033】
次に、更新処理について図7を用いて説明する。利用者は、図3のページ表示部124に表示されたコンテンツを読み終えると、同表示部に表示された遷移先(ここでは次のページ)へのリンクを入力手段120によりクリック選択する。すると、次のページのURL(ここではhttp://XXXX/page002.html)のコンテンツがページ表示部124に表示されるとともに、選択を監視している更新処理手段150が選択を検出し、当該次のページのURLを取得して、保存手段130に登録された、現在のセッション(ここではSessA)に対応するURL(ここではhttp://XXXX/page001.html)を当該次のページのURLに書き換える。
【0034】
なお、現在のセッションに対する更新処理の終了は、例えば図8に示すように終了指示手段155を設け、図9に示す処理フローにより実現することができる。具体的には、例えば図3に示すインタフェースに更新終了ボタン125を設け、利用者が入力手段120からこのボタンを押下して終了指示を入力することにより、指示の入力を監視している終了指示手段155が終了指示の入力を検出し、更新処理手段150に対し更新処理の終了指示を与える(S2−1)。この終了指示を受けとった更新処理手段150は、現在対応中のセッションマーク(ここではSessA)に対応するURLの更新処理を終了する。例えば、各セッションマークについて更新終了か否かの更新状況を示すフラグ情報を保存手段130がさらに記憶しており、このフラグ情報を制御することで更新状況を制御する。また、さらに現在利用中のセッションマークであるか否かの利用状況を示すためのフラグ情報を保存手段130が記憶して、このフラグ情報を制御するものであってもよい。また、これらのフラグ情報は、セッションマークシステム内の別の保存手段に記憶されるものであってもよい。以上により、利用者が明示的に更新を終了できるため、例えば元のセッションを継続中に表示された或るWebページからリンクしている当該セッションとは無関係の記事を続けて閲覧したいような場合に有効である。また、元のセッションを継続中にセッション登録ボタン121をクリックすることにより、当該元のセッションの更新処理を終了し、新たなセッションが開始されたものとして、当該新たなセッションに係るセッションマークと現在表示中のWebページのURLとの組を保存手段130に新たに登録し、当該新たなセッションに対しURLの更新を実行するように構成してもよい。この場合、新たなセッションに係るセッションマークは自動的に付与されることとしてもよいし、入力インタフェース126を表示して任意に設定することとしてもよい。このような構成は、ある小説において閲覧を再開したいポイントが複数ある場合や、元のセッションを継続中に表示された或るWebページからリンクしている別の小説の閲覧を開始したいような場合に有効である。また、更新終了後に、再度同じセッションマークを選択することで、このセッションマークが更新処理対象として指定、設定され、各処理が実行されるものであってもよい。
【0035】
最後に、読出処理について図10を用いて説明する。保存手段130に例えば図6に示すように3つのセッションマークが登録されている場合には、セッションマーク表示部123に図3に示すような3つのセッションに対応するSessA、SessB、SessCの3つのリンクが表示される。利用者が入力手段120によりいずれかのリンクをクリック選択すると、選択を監視している読出処理手段160が選択を検出し、クリック選択したセッションマークを取得する。そして、読出処理手段160は保存手段130から当該セッションマークに対応するURLを取得し、表示手段110に向けて送出する。これにより、選択したセッションの前回閲覧した最後のWebページのコンテンツがページ表示部124に表示され、利用者は当該ページに表示された次のページへのリンクをクリックすることにより、速やかに前回の続き部分から閲覧を再開することができる。なお、セッションマークの選択時に前のセッションが継続している場合に、当該前のセッションを自動的に終了させるようにするには、終了指示手段155を設け、セッションマークの選択があった場合にも更新処理手段150に対し更新終了指示が送出されるように構成すればよい。
【0036】
以上のように、本発明のセッションマークシステム及びセッションマーク方法によれば、閲覧開始時に一連の複数の情報の最初の情報とセッションマークとの関連付け登録を行うだけで、異なる場所に分散して存在している一連の複数の情報の閲覧を途中で一旦中断しても、閲覧を中断した所から容易に閲覧を再開することが可能となる。なお、本発明のセッションマークシステムは装置として構成しても構わない。
【0037】
本発明のセッションマークシステムをコンピュータによって実現する場合、各処理手段が担う処理機能はプログラムによって記述される。そしてパソコンや携帯端末上で、入力手段や各種記憶手段とCPUとのデータのやりとりを通じてこのプログラムを実行することにより、ハードウェアとソフトウェアが協働し、上記処理機能がコンピュータ上で実現されて本発明のセッションマークシステムの作用効果を奏する。なおこの場合、処理機能の少なくとも一部をハードウェア的に実現することとしてもよい。また、上記の各種処理は、記載に従って時系列に実行されるのみならず、処理を実行する装置の処理能力あるいは必要に応じて並列的にあるいは個別に実行されてもよい。その他、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更が可能である。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
表示対象情報を表示する表示手段と、
セッションマークと上記表示対象情報に関連付けられた識別情報を入力する入力手段と、
セッションマークと識別情報とを対応づけて保存する保存手段と、
上記表示手段に、或る表示対象情報が表示されている状態において、新たなセッションマークを上記入力手段によって入力することにより、当該新たなセッションマークと表示中の表示対象情報の識別情報とを対応づけて上記保存手段に登録する登録処理手段と、
上記表示手段にて表示中の表示対象情報中に示された、遷移先である表示対象情報に関連付けられたリンク情報を示す部分を選択することにより上記入力手段によって入力された、当該遷移先である表示対象情報に関連付けられた識別情報によって、上記保存手段に登録された上記セッションマークに対応づけて登録された識別情報を書き換える更新処理手段と、
上記保存手段に登録されたセッションマークを上記入力手段によって入力することにより、上記保存手段から当該セッションマークに対応づけて登録されている識別情報を読み出し、上記表示手段に与える読出処理手段と、
を備えるセッションマークシステム。
【請求項2】
請求項1に記載のセッションマークシステムにおいて、
上記入力手段は、さらに更新終了指示を入力するものであり、
上記入力手段によって更新終了指示を入力することにより、上記更新処理手段に対して上記セッションマークに対応する識別情報の書き換えの終了を指示する終了指示手段
を更に備え、
上記更新処理手段は、上記指示を受けると当該セッションマークに対応する識別情報の書き換えを終了する
ことを特徴とするセッションマークシステム。
【請求項3】
登録処理手段が、表示手段に或る表示対象情報が表示されている状態において、新たなセッションマークが入力されることにより、当該新たなセッションマークと表示中の表示対象情報の識別情報とを対応づけて保存手段に登録する登録処理ステップと、
更新処理手段が、上記表示手段にて表示中の表示対象情報中に示された、遷移先である表示対象情報に関連付けられたリンク情報を示す部分の選択により入力された、当該遷移先である表示対象情報に関連付けられた識別情報によって、上記保存手段に登録された上記セッションマークに対応づけて登録された識別情報を書き換える更新処理ステップと、
読出処理手段が、上記保存手段に登録されたセッションマークが入力されることにより、上記保存手段から当該セッションマークに対応づけて登録されている識別情報を読み出し上記表示手段に与える読出処理ステップと、
を実行するセッションマーク方法。
【請求項4】
請求項3に記載のセッションマーク方法において、
終了指示手段が、更新終了指示が入力されることにより、上記更新処理手段に対して上記セッションマークに対応する識別情報の書き換えの終了を指示する終了指示ステップ
を更に実行し、
上記更新処理手段は、上記指示を受けると当該セッションマークに対応する識別情報の書き換えを終了する
ことを特徴とするセッションマーク方法。
【請求項5】
請求項1又は2のいずれかに記載のセッションマークシステムとしてコンピュータを機能させるためのプログラム。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【公開番号】特開2011−123643(P2011−123643A)
【公開日】平成23年6月23日(2011.6.23)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−280345(P2009−280345)
【出願日】平成21年12月10日(2009.12.10)
【出願人】(000004226)日本電信電話株式会社 (13,992)
【Fターム(参考)】