説明

セラミックス管と管板とのシール構造

【課題】シール部材をセラミックス管の中心方向に押圧することによりシール性を高めるとともに、簡単な構成により経済的に実施することができるセラミックス管と管板とのシール構造を提供すること。
【解決手段】管板2の穴部3に、セラミックス管1が挿通する小径部31と、小径部31より筒軸端部側に形成された大径部32と、大径部32と小径部31の間に形成されたテーパ部33とを設けるとともに、セラミックス管1を内挿しかつ前記管板2の大径部32及びテーパ部33に嵌合するゴム状弾性体からなるシール部材4と、シール部材4を穴部3内で筒軸端部側から圧縮する突起51を備えた管板押さえ部材5とを設ける。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、多管式熱交換器などにおけるセラミックス管と管板とのシール構造に関し、特に、シール部材をセラミックス管の中心方向に押圧することによりシール性を高めるとともに、簡単な構成により経済的に実施することができるセラミックス管と管板とのシール構造に関するものである。
【背景技術】
【0002】
例えば、ガラス製多孔質膜を用いた窒素系ストリッピング装置において、ステンレス等の金属製の管板とガラス製等のセラミックス管とのシール部は、金属とセラミックスの熱膨張率が大きく異なるため、温度変化を受ける場合には、金属とセラミックスの熱膨張差により、漏れを止めることが困難であり、この熱膨張差を吸収するシール構造が求められる。
また、ガラス製等のセラミックス管は、焼成工程等を経て製造されるために、その外形寸法や真円度に製作誤差が生じるので、セラミックス管と金属製の管板の取り付け部には、製作誤差を許容するシール構造が求められる。
【0003】
ところで、特許文献1には、セラミックス管と金属製の短管とを組み合わせ、セラミックス管と金属製の短管とは突き合あせ方法にてシールをし、金属製の短管と管板とを摺動可能なシール構造として熱膨張差を吸収する構造が記載されている。
しかし、この構造の場合、構造が複雑であり、多数のセラミックス管を管板に取り付ける場合には経済的ではない。
また、通常薄肉であるセラミックス管の真円度が悪い場合には、金属管との突き合あせ接合部において、食い違いによってシールが不完全となる問題点がある。
【特許文献1】特開平10−252974号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明は、上記従来のセラミックス管と管板とのシール構造が有する問題点に鑑み、シール部材をセラミックス管の中心方向に押圧することによりシール性を高めるとともに、簡単な構成により経済的に実施することができるセラミックス管と管板とのシール構造を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記目的を達成するため、本発明のセラミックス管と管板とのシール構造は、管板と、該管板の穴部に挿入されたセラミックス管とのシール構造において、管板の穴部に、セラミックス管が挿通する小径部と、該小径部より筒軸端部側に形成された大径部と、該大径部と小径部の間に形成されたテーパ部とを設けるとともに、セラミックス管を内挿しかつ前記管板の大径部及びテーパ部に嵌合するゴム状弾性体からなるシール部材と、該シール部材を穴部内で筒軸端部側から圧縮する突起を備えた管板押さえ部材とを設けたことを特徴とする。
【0006】
この場合において、シール部材のテーパ部の角度を、管板のテーパ部の角度より小さく形成することができる。
【0007】
また、シール部材のセラミックス管の挿入穴を、挿入側が拡開するテーパ状に形成することができる。
【0008】
また、管板押さえ部材の突起の高さを、3mm〜10mmに形成することができる。
【0009】
また、シール部材の挿入穴に、圧縮時にセラミックス管の端面に当接するリップを周設し、該リップの内径とセラミックス管の内径とを略同径に形成するとともに、管板押さえ部材にほぼ同じ内径の貫通孔を連続するように形成することができる。
【0010】
また、シール部材の大径部の外径をセラミックス管の外径の1.5倍〜2.5倍とすることができる。
【0011】
また、小径部の内径を、セラミックス管の外径より2%〜30%大きく形成することができる。
【発明の効果】
【0012】
本発明のセラミックス管と管板とのシール構造によれば、管板と、該管板の穴部に挿入されたセラミックス管とのシール構造において、管板の穴部に、セラミックス管が挿通する小径部と、該小径部より筒軸端部側に形成された大径部と、該大径部と小径部の間に形成されたテーパ部とを設けるとともに、セラミックス管を内挿しかつ前記管板の大径部及びテーパ部に嵌合するゴム状弾性体からなるシール部材と、該シール部材を穴部内で筒軸端部側から圧縮する突起を備えた管板押さえ部材とを設けることから、管板のテーパ部にシール部材を圧着することにより、セラミックス管の中心方向にシール部材を押し付ける力が生まれ、シール部材とセラミックス管の間をシールするとともに、その反発力によりシール部材が管板に押し付けられることとなり、同様にシール部材と管板の間をシールすることになる。
従来では、ゴム状弾性体のシール部材は、ある方向のみより圧力をかけてその弾性力による反発力を利用してシールをするが、このような方法では、ガラス製等のセラミックス管のように管端部の真円度が不十分なものに対しては十分な押付圧力が得られない場合が多く、漏れにつながっていた。
本発明では、テーパ部により押付力を生み出す形にすることにより、より均一な押付力が生み出され、セラミックス管と管板を漏れなくシールすることができ、さらに、管板、管板押さえ部材及びシール部材による簡単な構成としたので、経済的なシールが可能となった。
【0013】
また、シール部材のテーパ部の角度を、管板のテーパ部の角度より小さく形成することにより、押し付けた場合にシール部材の径の小さい先端側よりまず管板のテーパ部に接し中心方向の力を確実に生み出す構造とし、最終的な位置に於いて管板のテーパ部に沿った形で、セラミックス管に対しても管板に対しても十分な押付圧力が生まれ、漏れなくシールできるようになる。
【0014】
また、シール部材のセラミックス管の挿入穴を、挿入側が拡開するテーパ状に形成することにより、セラミックス管の製作公差を吸収するとともに、セラミックス管をシール部材に正規の位置まで差し込むことが容易となり、シール部材とセラミックス管とのシールが確実に行えるようになる。
【0015】
また、管板押さえ部材の突起の高さを、3mm〜10mmに形成することにより、管板の穴部へのシール部材の装着を容易にするとともに、シール部材をこの穴部と管板押さえ部材の突起とにより構成される空間に密閉することにより、より的確にシール部材に対して圧着力をかけてシールを確実にすることができる。
もし、突起がない平板状の管板押さえ部材でシール部材を押さえようとする場合は、圧着力を生み出すために、シール部材を管板より突出させた形で保持した上で平板の管板押さえ部材を設置する形となる。この場合は、シール部材を押さえつける圧力は、管板と管
板押さえ部材の間の水平方向にもシール部材をはみ出させる力として働き、シール部材の圧力がそちらに逃げてしまい確実なシールとならない。
【0016】
また、シール部材の挿入穴に、圧縮時にセラミックス管の端面に当接するリップを周設し、該リップの内径とセラミックス管の内径とを略同径に形成するとともに、管板押さえ部材にほぼ同じ内径の貫通孔を連続するように形成することにより、セラミックス管が途切れる部分をこのリップで埋め、セラミックス管から管板押さえ部材までを均一な内径とし、水平設置の場合の微少な液だまりをなくすことができる。
【0017】
また、シール部材の大径部の外径をセラミックス管の外径の1.5倍〜2.5倍とすることにより、金属とセラミックスの熱膨張差やセラミックス管の製作公差を吸収するとともに、ゴムの弾力性を生かして良好なシールが可能となる。
【0018】
また、小径部の内径を、セラミックス管の外径より2%〜30%大きく形成することにより、熱膨張差や温度による膨張などでシール部材に働く余分な圧力を逃がすことができ、過大な圧力によるセラミックス管の破損を防ぐことができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0019】
以下、本発明のセラミックス管と管板とのシール構造の実施の形態を、図面に基づいて説明する。
【実施例1】
【0020】
図1〜図3に、本発明のセラミックス管と管板とのシール構造の一実施例を示す。
このセラミックス管と管板とのシール構造は、例えば、ガラス製等の複数のセラミックス管1と、各セラミックス管1の端部を止める管板2と、セラミックス管1の外周を区画するシェル(図示省略)とで構成される多管式熱交換器等において、前記管板2と、該管板2の穴部3に挿入されたセラミックス管1とをシールするものである。
そして、このセラミックス管と管板とのシール構造は、管板2の穴部3に、セラミックス管1が挿通する小径部31と、該小径部31より筒軸端部側に形成された大径部32と、該大径部32と小径部31の間に形成されたテーパ部33とを設けるとともに、セラミックス管1を内挿しかつ前記管板2の大径部32及びテーパ部33に嵌合するゴム状弾性体からなるシール部材4と、該シール部材4を穴部3内で筒軸端部側から圧縮する突起51を備えた管板押さえ部材5とを設けるようにしている。
【0021】
管板2は、複数の円形の穴部3を有し、各穴部3は、セラミックス管1が挿通する小径部31と、該小径部31より筒軸端部側に形成された大径部32と、該大径部32と小径部31の間に形成されたテーパ部33とを備えている。
小径部31の内径D1は、セラミックス管1の外径D2より2%〜30%大きく形成することができ、これにより、温度による膨張などでシール部材4に働く余分な圧力を逃がすことができる。
【0022】
管板押さえ部材5は、管板2に重合することにより、シール部材4を介してセラミックス管1を固定する板状のものからなり、管板2の穴部3に挿入してシール部材4を押圧する突起51を複数備えている。
突起51の先端には、小径の凸部52が形成されており、シール部材4の上面の凹部41に位置決め嵌合する。
管板押さえ部材5は、突起51の高さL1を3mm〜10mmに形成することにより、突起51が穴部3内でシール部材4に当接してから最終位置に行くまでに、数mm程度の圧縮代L2を設けている。
なお、管板押さえ部材5は、特に限定させるものではないが、図3に示すように、その
外周部をクランプ部材6により固定することにより、管板2に対して押圧されるようにする。
【0023】
シール部材4は、有機ゴム系の穴あき円錐状のものからなり、管板2の大径部32に嵌合する大径部42と、管板2のテーパ部33に嵌合するテーパ部43とを備えており、シール部材4の大径部42の外径D3は、セラミックス管1の外径D2の1.5倍〜2.5倍とされている。
また、シール部材4のテーパ部43の角度θ1は、管板2のテーパ部33の角度θ2より小さく形成されている。より具体的には、本実施例では、シール部材4のテーパ部43の角度を33°、管板2のテーパ部33の角度を42°とし、両者に9°の差を設けるようにしているが、これらの角度は上記の値に限定されず、±5°程度の範囲、すなわち、シール部材4のテーパ部43の角度を30〜40°程度、管板2のテーパ部33の角度を40〜50°程度とし、両者に5〜15°の差を設けるように設定することができる。
また、シール部材4のセラミックス管1の挿入穴44は、平行筒状か、挿入側が拡開するテーパ状に形成することができる。テーパ状に形成する場合は、15°以下のテーパ角θ3を付けることができる。より具体的には、本実施例では、テーパ角θ3を7°に設定するようにしている。
また、挿入穴44には、圧縮時にセラミックス管1の端面に当接するリップ45が周設されており、該リップ45の内径とセラミックス管1の内径とが略同径に形成されるとともに、管板押さえ部材5にも、ほぼ同じ内径の貫通孔53が連続するように形成されている。
なお、リップ45は、その軸方向の厚みL3が1mm〜3mmの範囲で均一に形成されている。
【0024】
かくして、本実施例のセラミックス管と管板とのシール構造によれば、管板2と、該管板2の穴部3に挿入されたセラミックス管とのシール構造において、管板2の穴部3に、セラミックス管1が挿通する小径部31と、該小径部31より筒軸端部側に形成された大径部32と、該大径部32と小径部31の間に形成されたテーパ部33とを設けるとともに、セラミックス管1を内挿しかつ前記管板2の大径部32及びテーパ部33に嵌合するゴム状弾性体からなるシール部材4と、該シール部材4を穴部3内で筒軸端部側から圧縮する突起51を備えた管板押さえ部材5とを設けることから、管板2のテーパ部33にシール部材4を圧着することにより、セラミックス管1の中心方向にシール部材4を押し付ける力が生まれ、シール部材4とセラミックス管1の間をシールするとともに、その反発力によりシール部材4が管板2に押し付けられることとなり、同様にシール部材4と管板2の間をシールすることになる。
従来では、ゴム状弾性体のシール部材は、ある方向のみより圧力をかけてその弾性力による反発力を利用してシールをするが、このような方法では、ガラス製等のセラミックス管のように管端部の真円度が不十分なものに対しては十分な押付圧力が得られない場合が多く、漏れにつながっていた。
本実施例では、テーパ部33、43により押付力を生み出す形にすることにより、より均一な押付力が生み出され、セラミックス管1と管板2を漏れなくシールすることができ、さらに、管板2、管板押さえ部材5及びシール部材4による簡単な構成としたので、経済的なシールが可能となった。
【0025】
この場合、シール部材4のテーパ部43の角度を、管板2のテーパ部33の角度より小さく形成することにより、押し付けた場合にシール部材4の径の小さい先端側よりまず管板2のテーパ部33に接し中心方向の力を確実に生み出す構造とし、最終的な位置に於いて管板2のテーパ部33に沿った形で、セラミックス管1に対しても管板2に対しても十分な押付圧力が生まれ、漏れなくシールできるようになる。
【0026】
また、シール部材4のセラミックス管1の挿入穴44を、挿入側が拡開するテーパ状に形成することにより、セラミックス管1の製作公差を吸収するとともに、セラミックス管1をシール部材4に正規の位置まで差し込むことが容易となり、シール部材4とセラミックス管1とのシールが確実に行えるようになる。
【0027】
また、管板押さえ部材5の突起51の高さL1を、3mm〜10mmに形成することにより、管板2の穴部3へのシール部材4の装着を容易にするとともに、シール部材4をこの穴部3と管板押さえ部材5の突起51とにより構成される空間に密閉することにより、より的確にシール部材4に対して圧着力をかけてシールを確実にすることができる。
もし、突起がない平板状の管板押さえ部材でシール部材を押さえようとする場合は、圧着力を生み出すために、シール部材を管板より突出させた形で保持した上で平板の管板押さえ部材を設置する形となる。この場合は、シール部材を押さえつける圧力は、管板と管板押さえ部材の間の水平方向にもシール部材をはみ出させる力として働き、シール部材の圧力がそちらに逃げてしまい確実なシールとならない。
【0028】
また、シール部材4の挿入穴44に、圧縮時にセラミックス管1の端面に当接するリップ45を周設し、該リップ45の内径とセラミックス管1の内径とを略同径に形成するとともに、管板押さえ部材5にほぼ同じ内径の貫通孔53を連続するように形成することにより、セラミックス管1が途切れる部分をこのリップ45で埋め、セラミックス管1から管板押さえ部材5までを均一な内径とし、水平設置の場合の微少な液だまりをなくすことができる。
【0029】
また、シール部材4の大径部42の外径D3をセラミックス管1の外径D2の1.5倍〜2.5倍とすることにより、金属とセラミックスの熱膨張差やセラミックス管1の製作公差を吸収するとともに、ゴムの弾力性を生かして良好なシールが可能となる。
【0030】
また、小径部31の内径D1を、セラミックス管1の外径D2より2%〜30%大きく形成することにより、熱膨張差や温度による膨張などでシール部材4に働く余分な圧力を逃がすことができ、過大な圧力によるセラミックス管1の破損を防ぐことができる。
【0031】
以上、本発明のセラミックス管と管板とのシール構造について、その実施例に基づいて説明したが、本発明は上記実施例に記載した構成に限定されるものではなく、実施例に記載した構成を適宜組み合わせるなど、その趣旨を逸脱しない範囲において適宜その構成を変更することができる。
【産業上の利用可能性】
【0032】
以上、本発明のセラミックス管と管板とのシール構造は、シール部材をセラミックス管の中心方向に押圧することによりシール性を高めるとともに、簡単な構成により経済的に実施することができるという特性を有していることから、例えば、医薬品工業、食品工業、化学工業等において用いられるストリッピング装置、熱交換器 フィルタ等の用途に好適に用いることができる。
【図面の簡単な説明】
【0033】
【図1】本発明のセラミックス管と管板とのシール構造の一実施例を示し、(a)は圧縮前の断面図、(b)は圧縮後の断面図である。
【図2】同セラミックス管と管板とのシール構造を示す分解図である。
【図3】本発明のセラミックス管と管板とのシール構造を適用した窒素系ストリッピング装置の一例を示し、(a)は全体の縦断面図、(b)は(a)のA−A断面図、(c)は(a)のB−B断面図である。
【符号の説明】
【0034】
1 セラミックス管
2 管板
3 穴部
31 小径部
32 大径部
33 テーパ部
4 シール部材
41 凹部
42 大径部
43 テーパ部
44 挿入穴
45 リップ
5 管板押さえ部材
51 突起
52 凸部
53 貫通孔
6 クランプ部材

【特許請求の範囲】
【請求項1】
管板と、該管板の穴部に挿入されたセラミックス管とのシール構造において、管板の穴部に、セラミックス管が挿通する小径部と、該小径部より筒軸端部側に形成された大径部と、該大径部と小径部の間に形成されたテーパ部とを設けるとともに、セラミックス管を内挿しかつ前記管板の大径部及びテーパ部に嵌合するゴム状弾性体からなるシール部材と、該シール部材を穴部内で筒軸端部側から圧縮する突起を備えた管板押さえ部材とを設けたことを特徴とするセラミックス管と管板とのシール構造。
【請求項2】
シール部材のテーパ部の角度を、管板のテーパ部の角度より小さく形成したことを特徴とする請求項1記載のセラミックス管と管板とのシール構造。
【請求項3】
シール部材のセラミックス管の挿入穴を、挿入側が拡開するテーパ状に形成したことを特徴とする請求項1又は2記載のセラミックス管と管板とのシール構造。
【請求項4】
管板押さえ部材の突起の高さを、3mm〜10mmに形成したことを特徴とする請求項1、2又は3記載のセラミックス管と管板とのシール構造。
【請求項5】
シール部材の挿入穴に、圧縮時にセラミックス管の端面に当接するリップを周設し、該リップの内径とセラミックス管の内径とを略同径に形成するとともに、管板押さえ部材にほぼ同じ内径の貫通孔を連続するように形成したことを特徴とする請求項1、2、3又は4記載のセラミックス管と管板とのシール構造。
【請求項6】
シール部材の大径部の外径をセラミックス管の外径の1.5倍〜2.5倍としたことを特徴とする請求項1、2、3、4又は5記載のセラミックス管と管板とのシール構造。
【請求項7】
小径部の内径を、セラミックス管の外径より2%〜30%大きく形成したことを特徴とする請求項1、2、3、4、5又は6記載のセラミックス管と管板とのシール構造。

【図1】
image rotate

【図2】
image rotate

【図3】
image rotate


【公開番号】特開2007−232317(P2007−232317A)
【公開日】平成19年9月13日(2007.9.13)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2006−57346(P2006−57346)
【出願日】平成18年3月3日(2006.3.3)
【出願人】(000127237)株式会社イズミフードマシナリ (53)
【Fターム(参考)】