タッチスクリーンを具備する電子装置で画面サイズを調節するための方法及びその装置
【課題】タッチスクリーンを具備する電子装置で画面サイズを調節するための装置及びその方法を提供する。
【解決手段】本発明によるタッチスクリーンを具備する電子装置で画面サイズを調節するための方法は、タッチスクリーンを具備する電子装置で表示領域のサイズを調節するための方法において、タッチ情報に基づいてサイズ調節量を確認する工程と、前記サイズ調節量に対応して前記表示領域のサイズを調節する工程とを有し、前記表示領域は、前記タッチスクリーンで情報を表示する領域を含む。
【解決手段】本発明によるタッチスクリーンを具備する電子装置で画面サイズを調節するための方法は、タッチスクリーンを具備する電子装置で表示領域のサイズを調節するための方法において、タッチ情報に基づいてサイズ調節量を確認する工程と、前記サイズ調節量に対応して前記表示領域のサイズを調節する工程とを有し、前記表示領域は、前記タッチスクリーンで情報を表示する領域を含む。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
電子装置のユーザインタフェースに関し、特に、タッチスクリーンを具備する電子装置の画面サイズを調節するための方法及びその装置に関する。
【背景技術】
【0002】
携帯の容易性のため現代人の必需品になった電子装置である携帯端末は、音声及びビデオ通話機能、情報の入出力機能及びデータの保存といった様々なサービスを提供するマルチメディア機器に発展している。
上述のように、携帯端末でマルチメディアサービスの提供によって処理する情報量及び表示すべき情報量が増加するに伴い、空間活用度を改善して表示部のサイズを増加させることができるタッチスクリーンを具備した携帯端末に対する関心が増加しつつある。
【0003】
タッチスクリーンは情報の入力と表示を1つのスクリーンで行う入出力装置である。
そのため、タッチスクリーンを使う場合、携帯端末はキーパッドのような別途の入力装置を除去して表示面積を増加させることができる。例えば、画面全体にタッチスクリーンが適用される全面タッチスクリーン方式を使う場合、携帯端末の全面を画面として活用して画面サイズを拡大することができる。
上述のように、携帯端末はタッチスクリーンを用いたより大きな画面により様々なマルチメディアサービスを提供することができる。
【0004】
しかしながら、タッチスクリーンを具備する携帯端末はキーパッドのような別途の入力装置を具備する携帯端末とは操作方式が異なるため、タッチスクリーンに対する別途のユーザインタフェースを必要とする。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
【特許文献1】韓国特許出願公開第10−2009−0102727号明細書
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
そこで、本発明は上記従来のタッチスクリーンにおける問題点に鑑みてなされたものであって、本発明の目的は、タッチスクリーンを具備する電子装置で画面サイズを調節するための装置及びその方法を提供することにある。
本発明の他の目的は、タッチスクリーンを具備する電子装置で情報が表示される表示領域のサイズを調節するための装置及びその方法を提供することにある。
本発明のさらに他の目的は、タッチスクリーンを具備する携帯端末で特定方向の表示領域のサイズを調節するための装置及びその方法を提供することにある。
本発明のさらに他の目的は、タッチスクリーンを具備する携帯端末でマルチタッチを用いて表示領域のサイズを調節するための装置及びその方法を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記目的を達成するためになされた本発明によるタッチスクリーンを具備する電子装置で画面サイズを調節するための方法は、タッチスクリーンを具備する電子装置で表示領域のサイズを調節するための方法において、タッチ情報に基づいてサイズ調節量を確認する工程と、前記サイズ調節量に対応して前記表示領域のサイズを調節する工程とを有し、前記表示領域は、前記タッチスクリーンで情報を表示する領域を含むことを特徴とする。
【0008】
上記目的を達成するためになされた本発明によるタッチスクリーンを具備する電子装置で画面サイズを調節するための装置は、電子装置において、タッチスクリーンと、タッチ情報に基づいて決定したサイズ調節量に対応して表示領域のサイズを調節する制御部とを有し、前記表示領域は、前記タッチスクリーンで情報を表示する領域を含むことを特徴とする。
【発明の効果】
【0009】
本発明に係るタッチスクリーンを具備する電子装置で画面サイズを調節するための方法及びその装置によれば、タッチスクリーンを具備する携帯端末で情報が表示される領域のサイズを調節することによって、携帯端末のユーザの意図に合わせて表示のサイズを容易に調節できるという効果がある。
また、広い表示領域が不要な場合、携帯端末でユーザの操作によって表示領域のサイズを縮めることによって、携帯端末の電力消費を低減できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【0010】
【図1】本発明による携帯端末のブロック構成を示す図である。
【図2】本発明の実施形態による携帯端末で画面サイズを調節する手順を説明するためのフローチャートである。
【図3】本発明の実施形態による携帯端末で所定方向の画面サイズを調節する手順を説明するためのフローチャートである。
【図4】本発明の実施形態による携帯端末でマルチタッチを用いて画面サイズを調節する手順を説明するためのフローチャートである。
【図5】本発明の実施形態による携帯端末でマルチタッチを用いて所定の方向に画面サイズを調節する手順を説明するためのフローチャートである。
【図6】本発明の実施形態による携帯端末で画面サイズを調節するための画面構成を示す図である。
【図7】本発明の実施形態による携帯端末で画面サイズを調節するための画面構成を示す図である。
【図8】本発明の実施形態による携帯端末で画面サイズを調節するための画面構成を示す図である。
【図9】本発明の実施形態による携帯端末で画面サイズを調節するための画面構成を示す図である。
【図10】本発明の実施形態による携帯端末で画面サイズを調節するための画面構成を示す図である。
【図11】本発明の実施形態による携帯端末で画面サイズを調節するための画面構成を示す図である。
【図12】本発明の実施形態による携帯端末で画面サイズを調節するための画面構成を示す図である。
【図13】本発明の実施形態による携帯端末で画面サイズを調節するための画面構成を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0011】
次に、本発明に係るタッチスクリーンを具備する電子装置で画面サイズを調節するための方法及びその装置を実施するための形態の具体例を図面を参照しながら説明する。
【0012】
本発明を説明するに当たって、関連する公知機能または構成に対する具体的な説明が本発明の要旨を不要に不明確にする恐れがあると判断される場合、その詳細な説明を省略する。そして、後述する用語は、本発明においての機能を考慮して定義された用語であってこれはユーザ、運用者の意図または慣例などに応じて異なることがある。したがって、その定義は本明細書全般にわたる内容に基づいて行われるべきである。
【0013】
以下、本発明の携帯端末で表示領域のサイズを調節するための技術について説明する。
以下の説明で、携帯端末はタッチスクリーンを具備するPDA、ラップトップ、スマートフォン、ネットブック、 モバイルインターネットデバイス(MID)、ウルトラモバイルPC(UMPC)、タブレットPC、ナビゲーション、MP3プレーヤーなどを含む電子装置のことを指す。
【0014】
図1は、本発明による携帯端末の構成を示すブロック図である。
図1に示すように、携帯端末は、制御部100、表示部102、保存部104、入力部106及びオーディオ処理部108を含んで構成される。
【0015】
制御部100は、携帯端末の全体的な動作制御を行う。
制御部100は、サイズ変更イベントが発生した場合、表示領域のサイズを調節するよう表示部102を制御する。
【0016】
具体的には、制御部100は、サイズ変更イベントの発生を確認する。例えば、表示部102の周縁部の感知領域に対するタッチが基準時間以上維持される場合、制御部100はサイズ変更イベントが発生したと認識する。
他の例として、表示部102の周縁部の少なくとも2つの感知領域に対するマルチタッチが基準時間以上維持される場合、制御部100はサイズ変更イベントが発生したと認識することができる。
ここで、感知領域は、表示部102を構成する4辺のうち少なくとも1辺の1ピクセル領域に構成することができる。表示領域は、表示部102で情報が表示される領域を指す。
【0017】
サイズ変更イベントが発生した場合、制御部100は、画面サイズ調節量を確認する。
例えば、制御部100は、ドラッグ情報に基づいて画面サイズ調節量を確認する。
他の例として、制御部100は、サイズ変更イベントの発生後に、感知されたタッチ情報に基づいて画面サイズ調節量を確認することもできる。
【0018】
この時、制御部100は画面変更方向を追加的に確認することもできる。
例えば、制御部100は、ドラッグ情報を画面変更方向として認識する。
他の例として、制御部100は、サイズ変更イベントの発生地点に基づいて画面変更方向を確認することもできる。
さらに他の例として、制御部100は、サイズ変更イベントの発生後に、感知されたタッチ地点に基づいて画面変更方向を確認することもできる。
【0019】
制御部100は、画面サイズ調節量に基づいて表示部102の表示領域のサイズを調節するよう制御する。
例えば、制御部100は、画面サイズ調節量に対応して表示領域の全体サイズを所定の比率に調節するよう制御する。
他の例として、制御部100は、表示領域で画面変更方向のサイズを画面サイズ調節量に対応して調節するよう制御する。
【0020】
表示部102は、情報の表示及び入力手段の機能を共に行うタッチスクリーンで構成される。
例えば、表示部102は、制御部100の制御に対応して携帯端末の状態情報、ユーザが入力する文字、動画、及び静止画像などを表示する。
また、表示部102はユーザのタッチに対する情報を制御部100に提供する。
【0021】
表示部102は、制御部100の制御に対応してサイズ変更イベントの発生情報を表示する。
例えば、サイズ変更イベントが発生した場合、表示部102は、表示領域の周縁部を濃く表示する。
他の例として、サイズ変更イベントが発生した場合、表示部102は、表示領域を陰影処理する。
さらに他の例として、サイズ変更イベントが発生した場合、表示部102は、表示領域に含まれるアイコンが揺れるように表示する。
さらに他の例として、サイズ変更イベントが発生した場合、表示部102は、サイズ変更イベントのアイコンを表示する。
【0022】
表示部102は、制御部100の制御に対応して表示領域のサイズを調節する。
例えば、表示部102は制御部100の制御に対応して表示領域の全体サイズを所定の比率に調節する。
他の例として、表示部102は制御部100の制御に対応して表示領域で画面変更方向のサイズを調節することもできる。
【0023】
保存部104は、携帯端末の動作を制御するためのプログラムを保存するプログラム保存部及びプログラムの遂行中に発生するデータを保存するデータ保存部で構成することができる。
例えば、保存部104のプログラム保存部は、表示領域のサイズを調節するためのプログラムを保存することもできる。この場合、制御部100はプログラム保存部に保存された表示領域のサイズを調節するためのプログラムを実行して表示領域のサイズを調節するよう制御する。
【0024】
入力部106は、ユーザの選択によって発生する入力データを制御部100に提供する。
例えば、入力部106は携帯端末の制御のための制御ボタンのみを含んで構成される。
他の例として、入力部106は表示部102とは別途に、ユーザからの入力データを提供するためのキーパッドで構成することもできる。
【0025】
オーディオ処理部108は、オーディオ信号の入出力を制御する。
上述のように構成される携帯端末で通信サービスを提供する場合、携帯端末は通信モジュールをさらに含む。
以下、携帯端末でユーザの操作に対応して表示領域のサイズを調節するための方法について説明する。
【0026】
図2は、本発明の実施形態による携帯端末で画面サイズを調節する手順を説明するためのフローチャートである。
図2に示すように、携帯端末はステップ201でサイズ変更イベントが発生したか否かを確認する。
例えば、表示部102の周縁部の感知領域に対するタッチが基準時間以上維持される場合、携帯端末はサイズ変更イベントが発生したと認識する。
ここで、感知領域は表示部102を構成する4辺のうち少なくとも1辺の1ピクセル領域で構成することができる。
【0027】
サイズ変更イベントが発生しなかった場合、携帯端末は本アルゴリズムを終了する。
一方、サイズ変更イベントが発生した場合、携帯端末はステップ203に進んでタッチ情報に基づいて画面サイズ調節量を確認する。
例えば、携帯端末は図7に示すようにドラッグ情報に基づいて画面サイズ調節量を確認する。
他の例として、携帯端末は図9に示すようにサイズ変更イベントの発生後に感知されたタッチ地点に基づいて画面サイズ調節量を確認することもできる。
【0028】
画面サイズ調節量を確認した後、携帯端末はステップ205に進んで画面サイズ調節量に対応して表示領域のサイズを調節する。
例えば、携帯端末は画面サイズ調節量に対応して図8に示すように、表示領域で特定方向のサイズを縮める。
他の例として、携帯端末は画面サイズ調節量に対応して表示領域の全体サイズを所定の比率に縮めることもできる。
その後、携帯端末は本アルゴリズムを終了する。
【0029】
上述した実施形態で携帯端末はサイズ変更イベントが発生した場合、画面サイズ調節量を確認する。
この時、携帯端末はユーザがサイズ変更イベントの発生を認知することができるようにサイズ変更イベントの発生情報を表示することもできる。
例えば、携帯端末は表示領域の周縁部の線を濃く表示してサイズ変更イベントの発生情報を示すことができる。
他の例として、携帯端末は表示領域を陰影処理してサイズ変更イベントの発生情報を示すこともできる。
さらに他の例として、携帯端末は表示領域に含まれるアイコンが揺れるように表示してサイズ変更イベントの発生情報を示すこともできる。
さらに他の例として、携帯端末はサイズ変更イベントのアイコンを表示してサイズ変更イベントの発生情報を示すこともできる。
【0030】
上述した実施形態で携帯端末は画面サイズ調節量のみに基づいて表示領域のサイズを調節する。
他の実施形態で携帯端末は図3に示すように画面サイズ調節量及び画面変更方向に基づいて表示領域のサイズを調節することもできる。
【0031】
図3は、本発明の実施形態による携帯端末で所定方向の画面サイズを調節する手順を説明するためのフローチャートである。
図3に示すように、携帯端末はステップ301でサイズ変更イベントが発生したか否かを確認する。
例えば、表示部102の周縁部の感知領域に対するタッチが基準時間以上維持される場合、携帯端末はサイズ変更イベントが発生したと認識する。ここで、感知領域は表示部102を構成する4辺のうち少なくとも1辺の1ピクセル領域で構成されることができる。
サイズ変更イベントが発生しなかった場合、携帯端末は本アルゴリズムを終了する。
【0032】
一方、サイズ変更イベントが発生した場合、携帯端末はステップ303に進んでタッチ情報に基づいて画面サイズ調節量を確認する。
例えば、携帯端末は図7に示すようにドラッグ情報に基づいて画面サイズ調節量を確認する。
他の例として、携帯端末は図9に示すようにサイズ変更イベントの発生後に感知されたタッチ地点に基づいて画面サイズ調節量を確認することもできる。
【0033】
その後、携帯端末はステップ305に進んで画面変更方向を確認する。
例えば、携帯端末はドラッグ方向に基づいて画面変更方向を確認する。
他の例として、携帯端末はサイズ変更イベントの発生地点に基づいて画面変更方向を確認する。
さらに他の例として、携帯端末はサイズ変更イベントの発生後に感知されたタッチ地点に基づいて画面変更方向を確認することもできる。
【0034】
画面サイズ調節量と画面変更方向を確認した後、携帯端末はステップ307に進んで画面サイズ調節量と画面変更方向とに基づいて表示領域のサイズを調節する。
例えば、携帯端末は画面サイズ調節量と画面変更方向に沿って図8に示すように表示領域を左方向にサイズを縮める。
他の例として、携帯端末は画面サイズ調節量と画面変更方向に沿って図11に示すように表示領域上端のサイズを縮めることもできる。
その後、携帯端末は本アルゴリズムを終了する。
【0035】
上述した実施形態で携帯端末はサイズ変更イベントが発生した場合、画面サイズ調節量を確認する。
この時、携帯端末はユーザがサイズ変更イベントの発生を認知することができるようにサイズ変更イベントの発生情報を表示することもできる。
例えば、携帯端末は表示領域の周縁部の線を濃く表示してサイズ変更イベントの発生情報を示すことができる。
他の例として、携帯端末は表示領域を陰影処理してサイズ変更イベントの発生情報を示すことができる。
さらに他の例として、携帯端末は表示領域に含まれるアイコンが揺れるように表示してサイズ変更イベントの発生情報を示すこともできる。
さらに他の例として、携帯端末はサイズ変更イベントのアイコンを表示してサイズ変更イベントの発生情報を示すこともできる。
【0036】
上述した実施形態で携帯端末は1つのタッチに基づいて表示領域のサイズを調節する。
他の実施形態で携帯端末は図4に示すようにマルチタッチに基づいて表示領域のサイズを調節することもできる。
【0037】
図4は、本発明の実施形態による携帯端末でマルチタッチを用いて画面サイズを調節する手順を説明するためのフローチャートである。
図4に示すように、携帯端末はステップ401でサイズ変更イベントが発生したか否かを確認する。
例えば、表示部102の周縁部の少なくとも1つの感知領域に対する少なくとも1つのタッチが基準時間以上維持される場合、携帯端末はサイズ変更イベントが発生したと認識する。
ここで、感知領域は表示部102を構成する4辺のうち少なくとも1辺の1ピクセル領域で構成することができる。
【0038】
サイズ変更イベントが発生しなかった場合、携帯端末は本アルゴリズムを終了する。
一方、サイズ変更イベントが発生した場合、携帯端末はステップ403に進んでマルチタッチが感知されたか否かを確認する。
例えば、携帯端末はマルチタッチによってサイズ変更イベントが発生したか否かを確認する。
【0039】
マルチタッチが感知された場合、携帯端末は表示領域の全体サイズを調節すると認識する。
これにより、携帯端末はステップ405に進んでマルチタッチされた地点の変化に基づいて画面サイズ調節量を確認する。
例えば、携帯端末は図12に示すようにマルチタッチされた地点のドラッグ情報に基づいて画面サイズ調節量を確認する。
他の例として、携帯端末はマルチタッチされた地点の間隔の変化に基づいて画面サイズ調節量を確認することもできる。
【0040】
画面サイズ調節量を確認した後、携帯端末はステップ407に進んで画面サイズ調節量に対応して表示領域のサイズを調節する。
例えば、携帯端末は画面サイズ調節量に対応して表示領域の全体サイズを所定の比率に縮める。
他の例として、携帯端末は図13に示すように複数の方向から画面サイズ調節量だけ表示領域のサイズを縮めることもできる。
【0041】
一方、ステップ403でマルチタッチが感知されなかった場合、携帯端末は携帯端末の特定方向に表示領域のサイズを調節すると認識する。
これにより、携帯端末はステップ409に進んでタッチ情報に基づいて画面サイズ調節量を確認する。
例えば、携帯端末は図7に示すようにドラッグ情報に基づいて画面サイズ調節量を確認する。
他の例として、携帯端末は図9に示すようにサイズ変更イベントの発生後に感知されたタッチ情報に基づいて画面サイズ調節量を確認する。
【0042】
その後、携帯端末はステップ411に進んで画面変更方向を確認する。
例えば、携帯端末はドラッグ方向に基づいて画面変更方向を確認する。
他の例として、携帯端末はサイズ変更イベントの発生地点に基づいて画面変更方向を確認する。
さらに他の例として、携帯端末はサイズ変更イベントの発生後に感知されたタッチ情報に基づいて画面変更方向を確認する。
【0043】
画面サイズ調節量と画面変更方向を確認した後、携帯端末はステップ413に進んで画面サイズ調節量と画面変更方向とに基づいて表示領域のサイズを調節する。
例えば、図7のようなドラッグ距離及び方向に基づいて画面サイズ調節量及び画面変更方向を確認する場合、携帯端末は図8に示すように左側方向に画面サイズ調節量だけ表示領域のサイズを縮める。
【0044】
他の例として、図10のようなユーザのドラッグ距離及び方向に基づいて画面サイズ調節量及び画面変更方向を確認する場合、携帯端末は図11に示すように下方に画面サイズ調節量だけ表示領域のサイズを縮めることもできる。
その後、携帯端末は本アルゴリズムを終了する。
【0045】
上述した実施形態で携帯端末は、サイズ変更イベントが発生した場合、マルチタッチの有無を確認する。
他の実施形態で携帯端末はサイズ変更イベントが発生した場合、ユーザがサイズ変更イベントの発生を認知することができるようにサイズ変更イベントの発生情報を表示した後、マルチタッチの有無を確認することもできる。
例えば、携帯端末は表示領域の周縁部の線を濃く表示してサイズ変更イベントの発生情報を示す。他の例として、携帯端末は表示領域を陰影処理してサイズ変更イベントの発生情報を示すこともできる。さらに他の例として、携帯端末は表示領域に含まれるアイコンが揺れるように表示してサイズ変更イベントの発生情報を示すこともできる。さらに他の例として、携帯端末はサイズ変更イベントのアイコンを表示してサイズ変更イベントの発生情報を示すこともできる。
【0046】
上述した実施形態で携帯端末はマルチタッチが感知されると表示領域の全体サイズを調節する。
他の実施形態で携帯端末は図5に示すようにマルチタッチが感知されると複数の方向に表示領域のサイズを調節することもできる。
【0047】
図5は、本発明の実施形態による携帯端末でマルチタッチを用いて所定の方向に画面サイズを調節する手順を説明するためのフローチャートである。
図5に示すように、携帯端末はステップ501でサイズ変更イベントが発生したか否かを確認する。
例えば、ユーザが表示部102の周縁部の少なくとも1つの感知領域を基準時間以上タッチする場合、携帯端末はサイズ変更イベントが発生したと認識する。ここで、感知領域は表示部102を構成する4辺のうち少なくとも1辺の1ピクセル領域で構成されることができる。
サイズ変更イベントが発生しなかった場合、携帯端末は当アルゴリズムを終了する。
【0048】
一方、サイズ変更イベントが発生した場合、携帯端末はステップ503に進んでマルチタッチが感知されたか否かを確認する。
例えば、携帯端末は複数個の感知領域に対するマルチタッチによってサイズ変更イベントが発生したか否かを確認する。
複数個の感知領域に対するマルチタッチが感知された場合、携帯端末は複数個の方向に表示領域のサイズを調節すると認識する。
【0049】
これにより、携帯端末はステップ505に進んで表示領域のサイズを変更するための各方向の画面サイズ調節量を確認する。
例えば、携帯端末は図12に示すようにマルチタッチが感知された場合、各タッチ地点のドラッグ距離に基づいて表示領域のサイズを変更するための各方向の画面サイズ調節量を確認する。
他の例として、携帯端末はタッチイベントの発生後に感知された複数個のタッチ地点に基づいて表示領域のサイズを変更するための各方向の画面サイズ調節量を確認する。
【0050】
画面サイズ調節量を確認した後、携帯端末はステップ507に進んで表示領域のサイズを変更するための画面変更方向を確認する。
例えば、携帯端末はドラッグ方向に基づいて表示領域のサイズを変更するための画面変更方向を確認する。他の例として、携帯端末はサイズ変更イベントの発生地点に基づいて表示領域のサイズを変更するための画面変更方向を確認することができる。さらに他の例として、携帯端末はサイズ変更イベントの発生後に感知されたタッチ地点に基づいて表示領域のサイズを変更するための画面変更方向を確認することもできる。
【0051】
画面サイズ調節量と画面変更方向を確認した後、携帯端末はステップ509に進んで画面サイズ調節量と画面変更方向とに基づいて表示領域のサイズを調節する。
例えば、図12のようなドラッグ距離及び方向を考慮して画面サイズ調節量及び画面変更方向を確認する場合、携帯端末は図13に示すように左側方向と右側方向に画面サイズ調節量だけ表示領域のサイズを縮める。
【0052】
一方、ステップ503でマルチタッチが感知されなかった場合、携帯端末はいずれか1つの方向に表示領域のサイズを調節すると認識する。
これにより、携帯端末はステップ511に進んで画面サイズ調節量を確認する。
例えば、携帯端末は図7に示すようにドラッグ情報に基づいて画面サイズ調節量を確認する。他の例として、携帯端末は図9に示すようにサイズ変更イベントの発生後に感知されたタッチ情報に基づいて画面サイズ調節量を確認することもできる。
【0053】
その後、携帯端末はステップ513に進んで画面変更方向を確認する。
例えば、携帯端末はユーザのドラッグ方向に基づいて画面変更方向を確認する。
他の例として、携帯端末はサイズ変更イベントの発生地点に基づいて画面変更方向を確認することもできる。さらに他の例として、携帯端末はサイズ変更イベントの発生後に感知されたタッチ情報に基づいて画面変更方向を確認することもできる。
【0054】
画面サイズ調節量と画面変更方向を確認した後、携帯端末はステップ515に進んで画面サイズ調節量と画面変更方向とに基づいて表示領域のサイズを調節する。
例えば、図7のようなユーザのドラッグ距離及び方向を考慮して画面サイズ調節量及び画面変更方向を確認する場合、携帯端末は図8に示すように左側方向に画面サイズ調節量だけ表示領域のサイズを縮める。他の例として、図10のようなユーザのドラッグ距離及び方向に基づいて画面サイズ調節量及び画面変更方向を確認する場合、携帯端末は図11に示すように下方に画面サイズ調節量だけ表示領域のサイズを縮めることもできる。
その後、携帯端末は本アルゴリズムを終了する。
【0055】
上述した実施形態で携帯端末はサイズ変更イベントが発生した場合、マルチタッチの有無を確認する。
他の実施形態で携帯端末はサイズ変更イベントが発生した場合、ユーザがサイズ変更イベント発生を認知することができるようにサイズ変更イベントの発生情報を表示した後、マルチタッチの有無を確認することもできる。
【0056】
例えば、携帯端末は表示領域の周縁部の線を濃く表示してサイズ変更イベントの発生情報を示す。他の例として、携帯端末は表示領域を陰影処理してサイズ変更イベントの発生情報を示すこともできる。さらに他の例として、携帯端末は表示領域に含まれるアイコンが揺れるように表示してサイズ変更イベントの発生情報を示すこともできる。さらに他の例として、携帯端末はサイズ変更イベントのアイコンを表示してサイズ変更イベントの発生情報を示すこともできる。
【0057】
上述した実施形態で携帯端末は画面サイズ調節量を確認した後、画面変更方向を確認する。
この時、画面サイズ調節量と画面変更方向は同じ時点で確認できるものであって、携帯端末は画面変更方向を確認した後、画面サイズ調節量を確認することもできる。
【0058】
上述のように、タッチスクリーンを具備する携帯端末で情報が表示される領域のサイズを調節することによって、携帯端末のユーザの意図に合わせて表示のサイズを容易に調節できるという利点がある。
また、広い表示領域が不要な場合、携帯端末でユーザの操作によって表示領域のサイズを縮めることによって、携帯端末の電力消耗を低減できるという利点がある。
【0059】
尚、本発明は、上述の実施形態に限られるものではない。本発明の技術的範囲から逸脱しない範囲内で多様に変更実施することが可能である。
【符号の説明】
【0060】
100 制御部
102 表示部
104 保存部
106 入力部
108 オーディオ処理部
【技術分野】
【0001】
電子装置のユーザインタフェースに関し、特に、タッチスクリーンを具備する電子装置の画面サイズを調節するための方法及びその装置に関する。
【背景技術】
【0002】
携帯の容易性のため現代人の必需品になった電子装置である携帯端末は、音声及びビデオ通話機能、情報の入出力機能及びデータの保存といった様々なサービスを提供するマルチメディア機器に発展している。
上述のように、携帯端末でマルチメディアサービスの提供によって処理する情報量及び表示すべき情報量が増加するに伴い、空間活用度を改善して表示部のサイズを増加させることができるタッチスクリーンを具備した携帯端末に対する関心が増加しつつある。
【0003】
タッチスクリーンは情報の入力と表示を1つのスクリーンで行う入出力装置である。
そのため、タッチスクリーンを使う場合、携帯端末はキーパッドのような別途の入力装置を除去して表示面積を増加させることができる。例えば、画面全体にタッチスクリーンが適用される全面タッチスクリーン方式を使う場合、携帯端末の全面を画面として活用して画面サイズを拡大することができる。
上述のように、携帯端末はタッチスクリーンを用いたより大きな画面により様々なマルチメディアサービスを提供することができる。
【0004】
しかしながら、タッチスクリーンを具備する携帯端末はキーパッドのような別途の入力装置を具備する携帯端末とは操作方式が異なるため、タッチスクリーンに対する別途のユーザインタフェースを必要とする。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
【特許文献1】韓国特許出願公開第10−2009−0102727号明細書
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
そこで、本発明は上記従来のタッチスクリーンにおける問題点に鑑みてなされたものであって、本発明の目的は、タッチスクリーンを具備する電子装置で画面サイズを調節するための装置及びその方法を提供することにある。
本発明の他の目的は、タッチスクリーンを具備する電子装置で情報が表示される表示領域のサイズを調節するための装置及びその方法を提供することにある。
本発明のさらに他の目的は、タッチスクリーンを具備する携帯端末で特定方向の表示領域のサイズを調節するための装置及びその方法を提供することにある。
本発明のさらに他の目的は、タッチスクリーンを具備する携帯端末でマルチタッチを用いて表示領域のサイズを調節するための装置及びその方法を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記目的を達成するためになされた本発明によるタッチスクリーンを具備する電子装置で画面サイズを調節するための方法は、タッチスクリーンを具備する電子装置で表示領域のサイズを調節するための方法において、タッチ情報に基づいてサイズ調節量を確認する工程と、前記サイズ調節量に対応して前記表示領域のサイズを調節する工程とを有し、前記表示領域は、前記タッチスクリーンで情報を表示する領域を含むことを特徴とする。
【0008】
上記目的を達成するためになされた本発明によるタッチスクリーンを具備する電子装置で画面サイズを調節するための装置は、電子装置において、タッチスクリーンと、タッチ情報に基づいて決定したサイズ調節量に対応して表示領域のサイズを調節する制御部とを有し、前記表示領域は、前記タッチスクリーンで情報を表示する領域を含むことを特徴とする。
【発明の効果】
【0009】
本発明に係るタッチスクリーンを具備する電子装置で画面サイズを調節するための方法及びその装置によれば、タッチスクリーンを具備する携帯端末で情報が表示される領域のサイズを調節することによって、携帯端末のユーザの意図に合わせて表示のサイズを容易に調節できるという効果がある。
また、広い表示領域が不要な場合、携帯端末でユーザの操作によって表示領域のサイズを縮めることによって、携帯端末の電力消費を低減できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【0010】
【図1】本発明による携帯端末のブロック構成を示す図である。
【図2】本発明の実施形態による携帯端末で画面サイズを調節する手順を説明するためのフローチャートである。
【図3】本発明の実施形態による携帯端末で所定方向の画面サイズを調節する手順を説明するためのフローチャートである。
【図4】本発明の実施形態による携帯端末でマルチタッチを用いて画面サイズを調節する手順を説明するためのフローチャートである。
【図5】本発明の実施形態による携帯端末でマルチタッチを用いて所定の方向に画面サイズを調節する手順を説明するためのフローチャートである。
【図6】本発明の実施形態による携帯端末で画面サイズを調節するための画面構成を示す図である。
【図7】本発明の実施形態による携帯端末で画面サイズを調節するための画面構成を示す図である。
【図8】本発明の実施形態による携帯端末で画面サイズを調節するための画面構成を示す図である。
【図9】本発明の実施形態による携帯端末で画面サイズを調節するための画面構成を示す図である。
【図10】本発明の実施形態による携帯端末で画面サイズを調節するための画面構成を示す図である。
【図11】本発明の実施形態による携帯端末で画面サイズを調節するための画面構成を示す図である。
【図12】本発明の実施形態による携帯端末で画面サイズを調節するための画面構成を示す図である。
【図13】本発明の実施形態による携帯端末で画面サイズを調節するための画面構成を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0011】
次に、本発明に係るタッチスクリーンを具備する電子装置で画面サイズを調節するための方法及びその装置を実施するための形態の具体例を図面を参照しながら説明する。
【0012】
本発明を説明するに当たって、関連する公知機能または構成に対する具体的な説明が本発明の要旨を不要に不明確にする恐れがあると判断される場合、その詳細な説明を省略する。そして、後述する用語は、本発明においての機能を考慮して定義された用語であってこれはユーザ、運用者の意図または慣例などに応じて異なることがある。したがって、その定義は本明細書全般にわたる内容に基づいて行われるべきである。
【0013】
以下、本発明の携帯端末で表示領域のサイズを調節するための技術について説明する。
以下の説明で、携帯端末はタッチスクリーンを具備するPDA、ラップトップ、スマートフォン、ネットブック、 モバイルインターネットデバイス(MID)、ウルトラモバイルPC(UMPC)、タブレットPC、ナビゲーション、MP3プレーヤーなどを含む電子装置のことを指す。
【0014】
図1は、本発明による携帯端末の構成を示すブロック図である。
図1に示すように、携帯端末は、制御部100、表示部102、保存部104、入力部106及びオーディオ処理部108を含んで構成される。
【0015】
制御部100は、携帯端末の全体的な動作制御を行う。
制御部100は、サイズ変更イベントが発生した場合、表示領域のサイズを調節するよう表示部102を制御する。
【0016】
具体的には、制御部100は、サイズ変更イベントの発生を確認する。例えば、表示部102の周縁部の感知領域に対するタッチが基準時間以上維持される場合、制御部100はサイズ変更イベントが発生したと認識する。
他の例として、表示部102の周縁部の少なくとも2つの感知領域に対するマルチタッチが基準時間以上維持される場合、制御部100はサイズ変更イベントが発生したと認識することができる。
ここで、感知領域は、表示部102を構成する4辺のうち少なくとも1辺の1ピクセル領域に構成することができる。表示領域は、表示部102で情報が表示される領域を指す。
【0017】
サイズ変更イベントが発生した場合、制御部100は、画面サイズ調節量を確認する。
例えば、制御部100は、ドラッグ情報に基づいて画面サイズ調節量を確認する。
他の例として、制御部100は、サイズ変更イベントの発生後に、感知されたタッチ情報に基づいて画面サイズ調節量を確認することもできる。
【0018】
この時、制御部100は画面変更方向を追加的に確認することもできる。
例えば、制御部100は、ドラッグ情報を画面変更方向として認識する。
他の例として、制御部100は、サイズ変更イベントの発生地点に基づいて画面変更方向を確認することもできる。
さらに他の例として、制御部100は、サイズ変更イベントの発生後に、感知されたタッチ地点に基づいて画面変更方向を確認することもできる。
【0019】
制御部100は、画面サイズ調節量に基づいて表示部102の表示領域のサイズを調節するよう制御する。
例えば、制御部100は、画面サイズ調節量に対応して表示領域の全体サイズを所定の比率に調節するよう制御する。
他の例として、制御部100は、表示領域で画面変更方向のサイズを画面サイズ調節量に対応して調節するよう制御する。
【0020】
表示部102は、情報の表示及び入力手段の機能を共に行うタッチスクリーンで構成される。
例えば、表示部102は、制御部100の制御に対応して携帯端末の状態情報、ユーザが入力する文字、動画、及び静止画像などを表示する。
また、表示部102はユーザのタッチに対する情報を制御部100に提供する。
【0021】
表示部102は、制御部100の制御に対応してサイズ変更イベントの発生情報を表示する。
例えば、サイズ変更イベントが発生した場合、表示部102は、表示領域の周縁部を濃く表示する。
他の例として、サイズ変更イベントが発生した場合、表示部102は、表示領域を陰影処理する。
さらに他の例として、サイズ変更イベントが発生した場合、表示部102は、表示領域に含まれるアイコンが揺れるように表示する。
さらに他の例として、サイズ変更イベントが発生した場合、表示部102は、サイズ変更イベントのアイコンを表示する。
【0022】
表示部102は、制御部100の制御に対応して表示領域のサイズを調節する。
例えば、表示部102は制御部100の制御に対応して表示領域の全体サイズを所定の比率に調節する。
他の例として、表示部102は制御部100の制御に対応して表示領域で画面変更方向のサイズを調節することもできる。
【0023】
保存部104は、携帯端末の動作を制御するためのプログラムを保存するプログラム保存部及びプログラムの遂行中に発生するデータを保存するデータ保存部で構成することができる。
例えば、保存部104のプログラム保存部は、表示領域のサイズを調節するためのプログラムを保存することもできる。この場合、制御部100はプログラム保存部に保存された表示領域のサイズを調節するためのプログラムを実行して表示領域のサイズを調節するよう制御する。
【0024】
入力部106は、ユーザの選択によって発生する入力データを制御部100に提供する。
例えば、入力部106は携帯端末の制御のための制御ボタンのみを含んで構成される。
他の例として、入力部106は表示部102とは別途に、ユーザからの入力データを提供するためのキーパッドで構成することもできる。
【0025】
オーディオ処理部108は、オーディオ信号の入出力を制御する。
上述のように構成される携帯端末で通信サービスを提供する場合、携帯端末は通信モジュールをさらに含む。
以下、携帯端末でユーザの操作に対応して表示領域のサイズを調節するための方法について説明する。
【0026】
図2は、本発明の実施形態による携帯端末で画面サイズを調節する手順を説明するためのフローチャートである。
図2に示すように、携帯端末はステップ201でサイズ変更イベントが発生したか否かを確認する。
例えば、表示部102の周縁部の感知領域に対するタッチが基準時間以上維持される場合、携帯端末はサイズ変更イベントが発生したと認識する。
ここで、感知領域は表示部102を構成する4辺のうち少なくとも1辺の1ピクセル領域で構成することができる。
【0027】
サイズ変更イベントが発生しなかった場合、携帯端末は本アルゴリズムを終了する。
一方、サイズ変更イベントが発生した場合、携帯端末はステップ203に進んでタッチ情報に基づいて画面サイズ調節量を確認する。
例えば、携帯端末は図7に示すようにドラッグ情報に基づいて画面サイズ調節量を確認する。
他の例として、携帯端末は図9に示すようにサイズ変更イベントの発生後に感知されたタッチ地点に基づいて画面サイズ調節量を確認することもできる。
【0028】
画面サイズ調節量を確認した後、携帯端末はステップ205に進んで画面サイズ調節量に対応して表示領域のサイズを調節する。
例えば、携帯端末は画面サイズ調節量に対応して図8に示すように、表示領域で特定方向のサイズを縮める。
他の例として、携帯端末は画面サイズ調節量に対応して表示領域の全体サイズを所定の比率に縮めることもできる。
その後、携帯端末は本アルゴリズムを終了する。
【0029】
上述した実施形態で携帯端末はサイズ変更イベントが発生した場合、画面サイズ調節量を確認する。
この時、携帯端末はユーザがサイズ変更イベントの発生を認知することができるようにサイズ変更イベントの発生情報を表示することもできる。
例えば、携帯端末は表示領域の周縁部の線を濃く表示してサイズ変更イベントの発生情報を示すことができる。
他の例として、携帯端末は表示領域を陰影処理してサイズ変更イベントの発生情報を示すこともできる。
さらに他の例として、携帯端末は表示領域に含まれるアイコンが揺れるように表示してサイズ変更イベントの発生情報を示すこともできる。
さらに他の例として、携帯端末はサイズ変更イベントのアイコンを表示してサイズ変更イベントの発生情報を示すこともできる。
【0030】
上述した実施形態で携帯端末は画面サイズ調節量のみに基づいて表示領域のサイズを調節する。
他の実施形態で携帯端末は図3に示すように画面サイズ調節量及び画面変更方向に基づいて表示領域のサイズを調節することもできる。
【0031】
図3は、本発明の実施形態による携帯端末で所定方向の画面サイズを調節する手順を説明するためのフローチャートである。
図3に示すように、携帯端末はステップ301でサイズ変更イベントが発生したか否かを確認する。
例えば、表示部102の周縁部の感知領域に対するタッチが基準時間以上維持される場合、携帯端末はサイズ変更イベントが発生したと認識する。ここで、感知領域は表示部102を構成する4辺のうち少なくとも1辺の1ピクセル領域で構成されることができる。
サイズ変更イベントが発生しなかった場合、携帯端末は本アルゴリズムを終了する。
【0032】
一方、サイズ変更イベントが発生した場合、携帯端末はステップ303に進んでタッチ情報に基づいて画面サイズ調節量を確認する。
例えば、携帯端末は図7に示すようにドラッグ情報に基づいて画面サイズ調節量を確認する。
他の例として、携帯端末は図9に示すようにサイズ変更イベントの発生後に感知されたタッチ地点に基づいて画面サイズ調節量を確認することもできる。
【0033】
その後、携帯端末はステップ305に進んで画面変更方向を確認する。
例えば、携帯端末はドラッグ方向に基づいて画面変更方向を確認する。
他の例として、携帯端末はサイズ変更イベントの発生地点に基づいて画面変更方向を確認する。
さらに他の例として、携帯端末はサイズ変更イベントの発生後に感知されたタッチ地点に基づいて画面変更方向を確認することもできる。
【0034】
画面サイズ調節量と画面変更方向を確認した後、携帯端末はステップ307に進んで画面サイズ調節量と画面変更方向とに基づいて表示領域のサイズを調節する。
例えば、携帯端末は画面サイズ調節量と画面変更方向に沿って図8に示すように表示領域を左方向にサイズを縮める。
他の例として、携帯端末は画面サイズ調節量と画面変更方向に沿って図11に示すように表示領域上端のサイズを縮めることもできる。
その後、携帯端末は本アルゴリズムを終了する。
【0035】
上述した実施形態で携帯端末はサイズ変更イベントが発生した場合、画面サイズ調節量を確認する。
この時、携帯端末はユーザがサイズ変更イベントの発生を認知することができるようにサイズ変更イベントの発生情報を表示することもできる。
例えば、携帯端末は表示領域の周縁部の線を濃く表示してサイズ変更イベントの発生情報を示すことができる。
他の例として、携帯端末は表示領域を陰影処理してサイズ変更イベントの発生情報を示すことができる。
さらに他の例として、携帯端末は表示領域に含まれるアイコンが揺れるように表示してサイズ変更イベントの発生情報を示すこともできる。
さらに他の例として、携帯端末はサイズ変更イベントのアイコンを表示してサイズ変更イベントの発生情報を示すこともできる。
【0036】
上述した実施形態で携帯端末は1つのタッチに基づいて表示領域のサイズを調節する。
他の実施形態で携帯端末は図4に示すようにマルチタッチに基づいて表示領域のサイズを調節することもできる。
【0037】
図4は、本発明の実施形態による携帯端末でマルチタッチを用いて画面サイズを調節する手順を説明するためのフローチャートである。
図4に示すように、携帯端末はステップ401でサイズ変更イベントが発生したか否かを確認する。
例えば、表示部102の周縁部の少なくとも1つの感知領域に対する少なくとも1つのタッチが基準時間以上維持される場合、携帯端末はサイズ変更イベントが発生したと認識する。
ここで、感知領域は表示部102を構成する4辺のうち少なくとも1辺の1ピクセル領域で構成することができる。
【0038】
サイズ変更イベントが発生しなかった場合、携帯端末は本アルゴリズムを終了する。
一方、サイズ変更イベントが発生した場合、携帯端末はステップ403に進んでマルチタッチが感知されたか否かを確認する。
例えば、携帯端末はマルチタッチによってサイズ変更イベントが発生したか否かを確認する。
【0039】
マルチタッチが感知された場合、携帯端末は表示領域の全体サイズを調節すると認識する。
これにより、携帯端末はステップ405に進んでマルチタッチされた地点の変化に基づいて画面サイズ調節量を確認する。
例えば、携帯端末は図12に示すようにマルチタッチされた地点のドラッグ情報に基づいて画面サイズ調節量を確認する。
他の例として、携帯端末はマルチタッチされた地点の間隔の変化に基づいて画面サイズ調節量を確認することもできる。
【0040】
画面サイズ調節量を確認した後、携帯端末はステップ407に進んで画面サイズ調節量に対応して表示領域のサイズを調節する。
例えば、携帯端末は画面サイズ調節量に対応して表示領域の全体サイズを所定の比率に縮める。
他の例として、携帯端末は図13に示すように複数の方向から画面サイズ調節量だけ表示領域のサイズを縮めることもできる。
【0041】
一方、ステップ403でマルチタッチが感知されなかった場合、携帯端末は携帯端末の特定方向に表示領域のサイズを調節すると認識する。
これにより、携帯端末はステップ409に進んでタッチ情報に基づいて画面サイズ調節量を確認する。
例えば、携帯端末は図7に示すようにドラッグ情報に基づいて画面サイズ調節量を確認する。
他の例として、携帯端末は図9に示すようにサイズ変更イベントの発生後に感知されたタッチ情報に基づいて画面サイズ調節量を確認する。
【0042】
その後、携帯端末はステップ411に進んで画面変更方向を確認する。
例えば、携帯端末はドラッグ方向に基づいて画面変更方向を確認する。
他の例として、携帯端末はサイズ変更イベントの発生地点に基づいて画面変更方向を確認する。
さらに他の例として、携帯端末はサイズ変更イベントの発生後に感知されたタッチ情報に基づいて画面変更方向を確認する。
【0043】
画面サイズ調節量と画面変更方向を確認した後、携帯端末はステップ413に進んで画面サイズ調節量と画面変更方向とに基づいて表示領域のサイズを調節する。
例えば、図7のようなドラッグ距離及び方向に基づいて画面サイズ調節量及び画面変更方向を確認する場合、携帯端末は図8に示すように左側方向に画面サイズ調節量だけ表示領域のサイズを縮める。
【0044】
他の例として、図10のようなユーザのドラッグ距離及び方向に基づいて画面サイズ調節量及び画面変更方向を確認する場合、携帯端末は図11に示すように下方に画面サイズ調節量だけ表示領域のサイズを縮めることもできる。
その後、携帯端末は本アルゴリズムを終了する。
【0045】
上述した実施形態で携帯端末は、サイズ変更イベントが発生した場合、マルチタッチの有無を確認する。
他の実施形態で携帯端末はサイズ変更イベントが発生した場合、ユーザがサイズ変更イベントの発生を認知することができるようにサイズ変更イベントの発生情報を表示した後、マルチタッチの有無を確認することもできる。
例えば、携帯端末は表示領域の周縁部の線を濃く表示してサイズ変更イベントの発生情報を示す。他の例として、携帯端末は表示領域を陰影処理してサイズ変更イベントの発生情報を示すこともできる。さらに他の例として、携帯端末は表示領域に含まれるアイコンが揺れるように表示してサイズ変更イベントの発生情報を示すこともできる。さらに他の例として、携帯端末はサイズ変更イベントのアイコンを表示してサイズ変更イベントの発生情報を示すこともできる。
【0046】
上述した実施形態で携帯端末はマルチタッチが感知されると表示領域の全体サイズを調節する。
他の実施形態で携帯端末は図5に示すようにマルチタッチが感知されると複数の方向に表示領域のサイズを調節することもできる。
【0047】
図5は、本発明の実施形態による携帯端末でマルチタッチを用いて所定の方向に画面サイズを調節する手順を説明するためのフローチャートである。
図5に示すように、携帯端末はステップ501でサイズ変更イベントが発生したか否かを確認する。
例えば、ユーザが表示部102の周縁部の少なくとも1つの感知領域を基準時間以上タッチする場合、携帯端末はサイズ変更イベントが発生したと認識する。ここで、感知領域は表示部102を構成する4辺のうち少なくとも1辺の1ピクセル領域で構成されることができる。
サイズ変更イベントが発生しなかった場合、携帯端末は当アルゴリズムを終了する。
【0048】
一方、サイズ変更イベントが発生した場合、携帯端末はステップ503に進んでマルチタッチが感知されたか否かを確認する。
例えば、携帯端末は複数個の感知領域に対するマルチタッチによってサイズ変更イベントが発生したか否かを確認する。
複数個の感知領域に対するマルチタッチが感知された場合、携帯端末は複数個の方向に表示領域のサイズを調節すると認識する。
【0049】
これにより、携帯端末はステップ505に進んで表示領域のサイズを変更するための各方向の画面サイズ調節量を確認する。
例えば、携帯端末は図12に示すようにマルチタッチが感知された場合、各タッチ地点のドラッグ距離に基づいて表示領域のサイズを変更するための各方向の画面サイズ調節量を確認する。
他の例として、携帯端末はタッチイベントの発生後に感知された複数個のタッチ地点に基づいて表示領域のサイズを変更するための各方向の画面サイズ調節量を確認する。
【0050】
画面サイズ調節量を確認した後、携帯端末はステップ507に進んで表示領域のサイズを変更するための画面変更方向を確認する。
例えば、携帯端末はドラッグ方向に基づいて表示領域のサイズを変更するための画面変更方向を確認する。他の例として、携帯端末はサイズ変更イベントの発生地点に基づいて表示領域のサイズを変更するための画面変更方向を確認することができる。さらに他の例として、携帯端末はサイズ変更イベントの発生後に感知されたタッチ地点に基づいて表示領域のサイズを変更するための画面変更方向を確認することもできる。
【0051】
画面サイズ調節量と画面変更方向を確認した後、携帯端末はステップ509に進んで画面サイズ調節量と画面変更方向とに基づいて表示領域のサイズを調節する。
例えば、図12のようなドラッグ距離及び方向を考慮して画面サイズ調節量及び画面変更方向を確認する場合、携帯端末は図13に示すように左側方向と右側方向に画面サイズ調節量だけ表示領域のサイズを縮める。
【0052】
一方、ステップ503でマルチタッチが感知されなかった場合、携帯端末はいずれか1つの方向に表示領域のサイズを調節すると認識する。
これにより、携帯端末はステップ511に進んで画面サイズ調節量を確認する。
例えば、携帯端末は図7に示すようにドラッグ情報に基づいて画面サイズ調節量を確認する。他の例として、携帯端末は図9に示すようにサイズ変更イベントの発生後に感知されたタッチ情報に基づいて画面サイズ調節量を確認することもできる。
【0053】
その後、携帯端末はステップ513に進んで画面変更方向を確認する。
例えば、携帯端末はユーザのドラッグ方向に基づいて画面変更方向を確認する。
他の例として、携帯端末はサイズ変更イベントの発生地点に基づいて画面変更方向を確認することもできる。さらに他の例として、携帯端末はサイズ変更イベントの発生後に感知されたタッチ情報に基づいて画面変更方向を確認することもできる。
【0054】
画面サイズ調節量と画面変更方向を確認した後、携帯端末はステップ515に進んで画面サイズ調節量と画面変更方向とに基づいて表示領域のサイズを調節する。
例えば、図7のようなユーザのドラッグ距離及び方向を考慮して画面サイズ調節量及び画面変更方向を確認する場合、携帯端末は図8に示すように左側方向に画面サイズ調節量だけ表示領域のサイズを縮める。他の例として、図10のようなユーザのドラッグ距離及び方向に基づいて画面サイズ調節量及び画面変更方向を確認する場合、携帯端末は図11に示すように下方に画面サイズ調節量だけ表示領域のサイズを縮めることもできる。
その後、携帯端末は本アルゴリズムを終了する。
【0055】
上述した実施形態で携帯端末はサイズ変更イベントが発生した場合、マルチタッチの有無を確認する。
他の実施形態で携帯端末はサイズ変更イベントが発生した場合、ユーザがサイズ変更イベント発生を認知することができるようにサイズ変更イベントの発生情報を表示した後、マルチタッチの有無を確認することもできる。
【0056】
例えば、携帯端末は表示領域の周縁部の線を濃く表示してサイズ変更イベントの発生情報を示す。他の例として、携帯端末は表示領域を陰影処理してサイズ変更イベントの発生情報を示すこともできる。さらに他の例として、携帯端末は表示領域に含まれるアイコンが揺れるように表示してサイズ変更イベントの発生情報を示すこともできる。さらに他の例として、携帯端末はサイズ変更イベントのアイコンを表示してサイズ変更イベントの発生情報を示すこともできる。
【0057】
上述した実施形態で携帯端末は画面サイズ調節量を確認した後、画面変更方向を確認する。
この時、画面サイズ調節量と画面変更方向は同じ時点で確認できるものであって、携帯端末は画面変更方向を確認した後、画面サイズ調節量を確認することもできる。
【0058】
上述のように、タッチスクリーンを具備する携帯端末で情報が表示される領域のサイズを調節することによって、携帯端末のユーザの意図に合わせて表示のサイズを容易に調節できるという利点がある。
また、広い表示領域が不要な場合、携帯端末でユーザの操作によって表示領域のサイズを縮めることによって、携帯端末の電力消耗を低減できるという利点がある。
【0059】
尚、本発明は、上述の実施形態に限られるものではない。本発明の技術的範囲から逸脱しない範囲内で多様に変更実施することが可能である。
【符号の説明】
【0060】
100 制御部
102 表示部
104 保存部
106 入力部
108 オーディオ処理部
【特許請求の範囲】
【請求項1】
タッチスクリーンを具備する電子装置で表示領域のサイズを調節するための方法において、
タッチ情報に基づいてサイズ調節量を確認する工程と、
前記サイズ調節量に対応して前記表示領域のサイズを調節する工程とを有し、
前記表示領域は、前記タッチスクリーンで情報を表示する領域を含むことを特徴とするタッチスクリーンを具備する電子装置で画面サイズを調節するための方法。
【請求項2】
前記表示領域に含まれる少なくとも1つの感知領域に対するタッチを感知した時、前記感知領域に対するタッチ情報に基づいてサイズ変更イベントが発生したか否かを確認する工程をさらに有し、
前記サイズ変更イベントが発生した場合、前記サイズ調節量を確認することを特徴とする請求項1に記載のタッチスクリーンを具備する電子装置で画面サイズを調節するための方法。
【請求項3】
前記サイズ変更イベントが発生した場合、サイズ変更イベントの発生情報を表示する工程をさらに有することを特徴とする請求項2に記載のタッチスクリーンを具備する電子装置で画面サイズを調節するための方法。
【請求項4】
前記感知領域は、前記表示領域の周縁部に位置する1ピクセル領域を含むことを特徴とする請求項2に記載のタッチスクリーンを具備する電子装置で画面サイズを調節するための方法。
【請求項5】
前記サイズ調節量を確認する工程は、前記サイズ変更イベントが発生した場合、前記感知領域を介して感知したタッチのドラッグ情報に基づいて前記サイズ調節量を確認する工程を含むことを特徴とする請求項2に記載のタッチスクリーンを具備する電子装置で画面サイズを調節するための方法。
【請求項6】
前記サイズ調節量を確認する工程は、前記サイズ変更イベントが発生した後に、前記表示領域に対する追加タッチを感知する工程と、
前記追加タッチ地点に基づいて前記サイズ調節量を確認する工程とを含むことを特徴とする請求項2に記載のタッチスクリーンを具備する電子装置で画面サイズを調節するための方法。
【請求項7】
前記サイズ調節量を確認した後、変更方向を確認する工程をさらに有し、
前記表示領域のサイズを調節する工程は、前記サイズ調節量と前記変更方向とに基づいて前記表示領域のサイズを調節する工程を含むことを特徴とする請求項1に記載のタッチスクリーンを具備する電子装置で画面サイズを調節するための方法。
【請求項8】
前記変更方向を確認する工程は、前記サイズ調節量を決定するためのドラッグの方向、前記サイズ調節量を決定するために追加タッチされた地点の位置、及び前記サイズ変更イベントの発生地点の内のいずれか1つに基づいて前記変更方向を確認する工程を含むことを特徴とする請求項7に記載のタッチスクリーンを具備する電子装置で画面サイズを調節するための方法。
【請求項9】
前記表示領域のサイズを調節する工程は、前記サイズ調節量に対応して前記表示領域の全体サイズを所定の比率に調節する工程を含むことを特徴とする請求項1に記載のタッチスクリーンを具備する電子装置で画面サイズを調節するための方法。
【請求項10】
前記表示領域のサイズを調節する工程は、前記サイズ調節量に基づいて少なくとも1つの方向に前記表示領域のサイズを調節する工程を含むことを特徴とする請求項1に記載のタッチスクリーンを具備する電子装置で画面サイズを調節するための方法。
【請求項11】
電子装置において、
タッチスクリーンと、
タッチ情報に基づいて決定したサイズ調節量に対応して表示領域のサイズを調節する制御部とを有し、
前記表示領域は、前記タッチスクリーンで情報を表示する領域を含むことを特徴とするタッチスクリーンを具備する電子装置で画面サイズを調節するための装置。
【請求項12】
前記制御部は、前記表示領域に含まれる少なくとも1つの感知領域に対するタッチを感知した時、前記感知領域に対するタッチ情報に基づいてサイズ変更イベントが発生したか否かを確認し、
前記サイズ変更イベントが発生した場合、前記サイズ調節量を確認することを特徴とする請求項11に記載のタッチスクリーンを具備する電子装置で画面サイズを調節するための装置。
【請求項13】
前記タッチスクリーンは、前記サイズ変更イベントが発生した場合、サイズ変更イベントの発生情報を表示することを特徴とする請求項12に記載のタッチスクリーンを具備する電子装置で画面サイズを調節するための装置。
【請求項14】
前記感知領域は、前記表示領域の周縁部に位置する1ピクセル領域を含むことを特徴とする請求項12に記載のタッチスクリーンを具備する電子装置で画面サイズを調節するための装置。
【請求項15】
前記制御部は、前記サイズ変更イベントが発生した場合、前記感知領域を介して感知したタッチのドラッグ情報に基づいて前記サイズ調節量を確認することを特徴とする請求項12に記載のタッチスクリーンを具備する電子装置で画面サイズを調節するための装置。
【請求項16】
前記制御部は、前記サイズ変更イベントが発生した後に、前記表示領域に対する追加タッチを感知した場合、前記追加タッチ地点に基づいて前記サイズ調節量を確認することを特徴とする請求項12に記載のタッチスクリーンを具備する電子装置で画面サイズを調節するための装置。
【請求項17】
前記制御部は、前記サイズ調節量を確認した後、変更方向をさらに確認し、前記サイズ調節量と前記変更方向とに基づいて前記表示領域のサイズを調節することを特徴とする請求項11に記載のタッチスクリーンを具備する電子装置で画面サイズを調節するための装置。
【請求項18】
前記制御部は、前記サイズ調節量を決定するためのドラッグの方向、前記サイズ調節量決定のために追加タッチされた地点の位置、及び前記サイズ変更イベントの発生地点の内のいずれか1つに基づいて前記変更方向を確認することを特徴とする請求項17に記載のタッチスクリーンを具備する電子装置で画面サイズを調節するための装置。
【請求項19】
前記制御部は、前記サイズ調節量に対応して前記表示領域の全体サイズを所定の比率に調節することを特徴とする請求項11に記載のタッチスクリーンを具備する電子装置で画面サイズを調節するための装置。
【請求項20】
前記制御部は、前記サイズ調節量に基づいて少なくとも1つの方向に前記表示領域のサイズを調節することを特徴とする請求項11に記載のタッチスクリーンを具備する電子装置で画面サイズを調節するための装置。
【請求項1】
タッチスクリーンを具備する電子装置で表示領域のサイズを調節するための方法において、
タッチ情報に基づいてサイズ調節量を確認する工程と、
前記サイズ調節量に対応して前記表示領域のサイズを調節する工程とを有し、
前記表示領域は、前記タッチスクリーンで情報を表示する領域を含むことを特徴とするタッチスクリーンを具備する電子装置で画面サイズを調節するための方法。
【請求項2】
前記表示領域に含まれる少なくとも1つの感知領域に対するタッチを感知した時、前記感知領域に対するタッチ情報に基づいてサイズ変更イベントが発生したか否かを確認する工程をさらに有し、
前記サイズ変更イベントが発生した場合、前記サイズ調節量を確認することを特徴とする請求項1に記載のタッチスクリーンを具備する電子装置で画面サイズを調節するための方法。
【請求項3】
前記サイズ変更イベントが発生した場合、サイズ変更イベントの発生情報を表示する工程をさらに有することを特徴とする請求項2に記載のタッチスクリーンを具備する電子装置で画面サイズを調節するための方法。
【請求項4】
前記感知領域は、前記表示領域の周縁部に位置する1ピクセル領域を含むことを特徴とする請求項2に記載のタッチスクリーンを具備する電子装置で画面サイズを調節するための方法。
【請求項5】
前記サイズ調節量を確認する工程は、前記サイズ変更イベントが発生した場合、前記感知領域を介して感知したタッチのドラッグ情報に基づいて前記サイズ調節量を確認する工程を含むことを特徴とする請求項2に記載のタッチスクリーンを具備する電子装置で画面サイズを調節するための方法。
【請求項6】
前記サイズ調節量を確認する工程は、前記サイズ変更イベントが発生した後に、前記表示領域に対する追加タッチを感知する工程と、
前記追加タッチ地点に基づいて前記サイズ調節量を確認する工程とを含むことを特徴とする請求項2に記載のタッチスクリーンを具備する電子装置で画面サイズを調節するための方法。
【請求項7】
前記サイズ調節量を確認した後、変更方向を確認する工程をさらに有し、
前記表示領域のサイズを調節する工程は、前記サイズ調節量と前記変更方向とに基づいて前記表示領域のサイズを調節する工程を含むことを特徴とする請求項1に記載のタッチスクリーンを具備する電子装置で画面サイズを調節するための方法。
【請求項8】
前記変更方向を確認する工程は、前記サイズ調節量を決定するためのドラッグの方向、前記サイズ調節量を決定するために追加タッチされた地点の位置、及び前記サイズ変更イベントの発生地点の内のいずれか1つに基づいて前記変更方向を確認する工程を含むことを特徴とする請求項7に記載のタッチスクリーンを具備する電子装置で画面サイズを調節するための方法。
【請求項9】
前記表示領域のサイズを調節する工程は、前記サイズ調節量に対応して前記表示領域の全体サイズを所定の比率に調節する工程を含むことを特徴とする請求項1に記載のタッチスクリーンを具備する電子装置で画面サイズを調節するための方法。
【請求項10】
前記表示領域のサイズを調節する工程は、前記サイズ調節量に基づいて少なくとも1つの方向に前記表示領域のサイズを調節する工程を含むことを特徴とする請求項1に記載のタッチスクリーンを具備する電子装置で画面サイズを調節するための方法。
【請求項11】
電子装置において、
タッチスクリーンと、
タッチ情報に基づいて決定したサイズ調節量に対応して表示領域のサイズを調節する制御部とを有し、
前記表示領域は、前記タッチスクリーンで情報を表示する領域を含むことを特徴とするタッチスクリーンを具備する電子装置で画面サイズを調節するための装置。
【請求項12】
前記制御部は、前記表示領域に含まれる少なくとも1つの感知領域に対するタッチを感知した時、前記感知領域に対するタッチ情報に基づいてサイズ変更イベントが発生したか否かを確認し、
前記サイズ変更イベントが発生した場合、前記サイズ調節量を確認することを特徴とする請求項11に記載のタッチスクリーンを具備する電子装置で画面サイズを調節するための装置。
【請求項13】
前記タッチスクリーンは、前記サイズ変更イベントが発生した場合、サイズ変更イベントの発生情報を表示することを特徴とする請求項12に記載のタッチスクリーンを具備する電子装置で画面サイズを調節するための装置。
【請求項14】
前記感知領域は、前記表示領域の周縁部に位置する1ピクセル領域を含むことを特徴とする請求項12に記載のタッチスクリーンを具備する電子装置で画面サイズを調節するための装置。
【請求項15】
前記制御部は、前記サイズ変更イベントが発生した場合、前記感知領域を介して感知したタッチのドラッグ情報に基づいて前記サイズ調節量を確認することを特徴とする請求項12に記載のタッチスクリーンを具備する電子装置で画面サイズを調節するための装置。
【請求項16】
前記制御部は、前記サイズ変更イベントが発生した後に、前記表示領域に対する追加タッチを感知した場合、前記追加タッチ地点に基づいて前記サイズ調節量を確認することを特徴とする請求項12に記載のタッチスクリーンを具備する電子装置で画面サイズを調節するための装置。
【請求項17】
前記制御部は、前記サイズ調節量を確認した後、変更方向をさらに確認し、前記サイズ調節量と前記変更方向とに基づいて前記表示領域のサイズを調節することを特徴とする請求項11に記載のタッチスクリーンを具備する電子装置で画面サイズを調節するための装置。
【請求項18】
前記制御部は、前記サイズ調節量を決定するためのドラッグの方向、前記サイズ調節量決定のために追加タッチされた地点の位置、及び前記サイズ変更イベントの発生地点の内のいずれか1つに基づいて前記変更方向を確認することを特徴とする請求項17に記載のタッチスクリーンを具備する電子装置で画面サイズを調節するための装置。
【請求項19】
前記制御部は、前記サイズ調節量に対応して前記表示領域の全体サイズを所定の比率に調節することを特徴とする請求項11に記載のタッチスクリーンを具備する電子装置で画面サイズを調節するための装置。
【請求項20】
前記制御部は、前記サイズ調節量に基づいて少なくとも1つの方向に前記表示領域のサイズを調節することを特徴とする請求項11に記載のタッチスクリーンを具備する電子装置で画面サイズを調節するための装置。
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【図13】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【図13】
【公開番号】特開2013−69298(P2013−69298A)
【公開日】平成25年4月18日(2013.4.18)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2012−210166(P2012−210166)
【出願日】平成24年9月24日(2012.9.24)
【出願人】(390019839)三星電子株式会社 (8,520)
【氏名又は名称原語表記】Samsung Electronics Co.,Ltd.
【住所又は居所原語表記】129,Samsung−ro,Yeongtong−gu,Suwon−si,Gyeonggi−do,Republic of Korea
【Fターム(参考)】
【公開日】平成25年4月18日(2013.4.18)
【国際特許分類】
【出願日】平成24年9月24日(2012.9.24)
【出願人】(390019839)三星電子株式会社 (8,520)
【氏名又は名称原語表記】Samsung Electronics Co.,Ltd.
【住所又は居所原語表記】129,Samsung−ro,Yeongtong−gu,Suwon−si,Gyeonggi−do,Republic of Korea
【Fターム(参考)】
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