タッチスクリーン装置
【課題】本発明の目的は、視認性向上に寄与することができるように具現されたタッチスクリーン装置を提供することにある。
【解決手段】本発明は、タッチスクリーン装置に関し、データ出力を行うＬＣＤモジュールと、前記ＬＣＤモジュールの上部に積層されてタッチによるデータの入力を行うタッチパネルと、前記ＬＣＤモジュールとタッチパネルの間に一定厚さに塗布されて、接着及びノイズの遮蔽を行う導電性樹脂と、を含み、導電性樹脂を使用してＬＣＤモジュールから発生するノイズを完璧に遮蔽し、エアギャップが排除されたことから視認性が向上することによって結果的に機器の信頼性が向上する。
【解決手段】本発明は、タッチスクリーン装置に関し、データ出力を行うＬＣＤモジュールと、前記ＬＣＤモジュールの上部に積層されてタッチによるデータの入力を行うタッチパネルと、前記ＬＣＤモジュールとタッチパネルの間に一定厚さに塗布されて、接着及びノイズの遮蔽を行う導電性樹脂と、を含み、導電性樹脂を使用してＬＣＤモジュールから発生するノイズを完璧に遮蔽し、エアギャップが排除されたことから視認性が向上することによって結果的に機器の信頼性が向上する。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【０００１】
本発明は、各種の電子機器のデータの入出力手段として用いられるタッチスクリーン装置に関し、特にＬＣＤパネルから発生するノイズによるタッチパネルの性能低下を防止し、視認性の向上に寄与するよう具現されるタッチスクリーン装置に関する。
【背景技術】
【０００２】
一般的に、各種の電子機器には、データの入力のための入力装置とデータの出力のための出力装置とを具備する。前記入力装置としては、キーボタン装置などが、前記出力装置としては、ＬＣＤモジュールを含むディスプレー装置などが大別されることができるだろう。
【０００３】
近年、電子機器の体積は著しく減らされるとともにその機能は多様化することができるように、データの入出力が同じ位置で行うことができるタッチスクリーン装置がリリースされている。前記タッチスクリーン装置は、透明タッチパネルがＬＣＤモジュールの上部に配置されることによって入出力が同時に行われるが、このようなタッチパネルは、抵抗膜方式（Ｒｅｓｉｓｔｉｖｅ）タッチパネル、静電容量式タッチパネル、超音波式タッチパネル、光（赤外線）センサー式タッチパネル、電子誘導式タッチパネルなどの多様な方式のタッチパネルに分けられる。
【０００４】
このようなタッチパネルのうち、静電容量式方式のタッチパネルは、誘電体からなるウィンドー部と、前記ウィンドー部の下部に位置する、ＰＥＴまたはガラスからなる誘電体層と、前記誘電体層の上部にタッチを感知する部分としてＩＴＯ（Ｉｎｄｉｕｍ Ｔｉｎ Ｏｘｉｄｅ）などの透明伝導性物質がコーティングされた伝導性物質コーティング層と、前記伝導性物質コーティング層と前記ウィンドー部とを結合するための接着層であるＯＣＡ（Ｏｐｔｉｃａｌ Ｃｌｅａｒ Ａｄｈｅｓｉｖｅ）と、を含む。勿論、前記伝導性物質コーティング層は、シルバーペースト電極部を含み、前記電極部に所定のフレキシブルプリント回路が電気的に接続する。前記フレキシブルプリント回路上には、タッチスクリーン制御用のコントロールユニットが組み込まれ、前記ユニットが組み込まれたフレキシブルプリント回路の端部は、コネクタ部として機器のメインボードに電気的に接続する。
【０００５】
前記タッチパネルの下側にはＬＣＤモジュールが搭載されるが、前記ＬＣＤモジュールは、ノイズを発生するためタッチパネルの性能が低下される。よって、従来には、シールド層として前記タッチパネル面とＬＣＤ面の間に一定間隔のエアギャップ（ａｉｒ ｇａｐ）を置いて使用していた。
【０００６】
しかし、上述のエアギャップの存在のため、外部から流入される光が他材料の層から反射されるため、該当タッチスクリーンの輝度（Ｂｒｉｇｈｔｎｅｓｓ）やコントラスト（Ｃｏｎｔｒａｓｔ）を低下させる。これはタッチスクリーンの可読性及び視認性（Ｖｉｓｉｂｉｌｉｔｙ）を著しく低下させるため、ＬＣＤモジュールから発生するノイズを効率よく遮蔽できない。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００７】
【特許文献１】韓国公開特許第１０−１９９９−００７２４５７号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００８】
本発明の目的は、視認性向上に寄与することができるように具現されたタッチスクリーン装置を提供することにある。
【０００９】
本発明の他の目的は、ＬＣＤモジュールから発生されるノイズを遮蔽してタッチパネルの性能向上に寄与することができるように具現されたタッチスクリーン装置を提供することにある。
【００１０】
本発明のさらに他の目的は、ＬＣＤモジュールとタッチパネルとの間に導電性樹脂を介在させ、効率的なノイズ遮蔽の役割を果たすように具現されたタッチスクリーン装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【００１１】
本発明は、タッチスクリーン装置において、データ出力を行うＬＣＤモジュールと、前記ＬＣＤモジュールの上部に積層されてタッチによるデータ入力を行うタッチパネルと、前記ＬＣＤモジュールとタッチパネルとの間に所定厚さに塗布されて接続及びノイズ遮蔽を行う導電性樹脂と、を含むことを特徴とする。
【図面の簡単な説明】
【００１２】
【図１】本発明によるタッチスクリーン装置が適用された携帯用端末機の斜視図である。
【図２】本発明による図１に示すタッチスクリーン装置の分解斜視図である。
【図３】本発明の一実施形態によるタッチスクリーン装置の構成を示す要部断面図である。
【図４】本発明の他の実施形態によるタッチスクリーン装置の構成を示す要部断面図である。
【発明を実施するための形態】
【００１３】
以下、添付された図面を参照して本発明の好ましい実施形態を詳細に説明する。しかし、本発明の要旨を不明確にする可能性があると判断される場合、その詳細な説明を略する。
【００１４】
本発明の図面では、携帯用端末機を示し、これに適用されるタッチスクリーンパネルを示し記述しているが、これに限定されない。たとえば、本発明によるタッチスクリーンパネルを含む多様な電子機器に適用可能である。
【００１５】
図１は、本発明によるタッチスクリーン装置が適用される携帯用端末機１００の斜視図であって、端末機１００の前面１０１に本発明によるタッチスクリーン装置１、２が設置される。前記タッチスクリーン装置１、２は、データの入出力機能を同時に支援する。前記タッチスクリーン装置１、２の上部には、相手の音声を受信するスピーカ装置１０２が設置され、前記タッチスクリーン装置１、２の下側には、ユーザの音声を送信することができるマイク装置１０３が設置される。
【００１６】
図２は、本発明による図１に示すタッチスクリーン装置１、２の分解斜視図であって、金属材質の補強プレート７０と、前記補強プレート７０に順次に積層されるバックライトユニット６０と、両面テープ５０と、ＬＣＤモジュール４０と、タッチパネル３０と、を含む。
【００１７】
前記補強プレート７０は、金属材質、たとえばＳＵＳ材質から形成されることができる。前記補強プレート７０は、前記バックライトユニット６０だけではなく、その上部のＬＣＤモジュール４０及びタッチパネル３０をすべて保護する役割を果たし、前記タッチスクリーン装置１、２を一つのアセンブリとして扱われるようにする。さらに、前記タッチパネル３０は、外側にフレキシブルプリント回路（ＦＰＣ；Ｆｌｅｘｉｂｌｅ Ｐｒｉｎｔｅｄ Ｃｉｒｃｕｉｔ）１８の一部が突出されるように設置され、その端部には機器の基板に電気的に接続するためのコネクタ部が形成される。
【００１８】
本発明による前記ＬＣＤモジュール４０とタッチパネル３０の間には、所定の樹脂が介在される。前記樹脂は、導電性樹脂であってＬＣＤモジュール４０から発生するノイズによる影響を前記タッチチャネル３０が受けないように遮蔽の役割を果たす。よって、前記樹脂は、前記ＬＣＤモジュール４０の前面にかけて塗布されなければならず、透明材質の導電性樹脂を用いるのが好ましい。
【００１９】
図３は、本発明の一実施形態によるタッチスクリーン装置の構成を示す要部断面図である。
【００２０】
図３に示すように、ＬＣＤモジュール４０とタッチパネル１１、１２、１３、１４、１５との間には、導電性樹脂４１が介在される。前記導電性樹脂４１は、透明材質から形成することが好ましく、ＬＣＤモジュール４０の面にすべて一定厚さに塗布することが好ましい。勿論、前記導電性樹脂４０は、既存のエアギャップの厚さより少なくとも小さい厚さを有するように形成することであってもよい。たとえば、従来には、エアギャップが少なくとも０．３ｔ以上の厚さを有することに対して、前記導電性樹脂の厚さは、０．１〜０．３ｍｍの厚さで十分である。
【００２１】
前記タッチパネル３０の最下部には、誘電体層が位置する。誘電体層は、ＰＥＴ又はグラスを使用する。前記誘電体層１１の上面には、導電層１２が塗布される。前記導電層１２は、ＩＴＯ（Ｉｎｄｉｕｍ Ｔｉｎ Ｏｘｉｄｅ）またはＩＺＯ（Ｉｎｄｉｕｍ Ｚｉｎｃ Ｏｘｉｄｅ）を含む透明伝導性物質が好ましい。前記導電層１２は、電極パタンが形成されており、図示されていないが両端のシルバーペースト電極部を介して電気的接続が可能である。
【００２２】
その後、前記導電層１２の上部にＯＣＡ（Ｏｐｔｉｃａｌ Ｃｌｅａｒ Ａｄｈｅｓｉｖｅ）１３を用いてウィンドガラス１５が積層されることによって、一つのタッチパネルが完成される。付加的に、ウィンドガラス１５の底部には、タッチパネルのアクティブ領域を定義することができるウィンドプリント層１４がさらに介在されてもよい。
【００２３】
図４は、本発明の他の実施形態によるタッチスクリーン装置の構成を示す要部断面図であって、図３に示す構成に加えて、さらに他の誘電体層２１と、導電層２２と、ＯＣＡ２３とが二重に積層された二重構造のタッチパネルが適用されたタッチスクリーン装置２を示している。
【００２４】
勿論、このような場合にも導電性樹脂４１がＬＣＤモジュール４０と、その上部に配置される誘電体層２１との間に介在されてもよい。
【００２５】
本発明によるタッチスクリーン装置は、導電性樹脂を使用してＬＣＤモジュールから発生するノイズを完璧に遮蔽して、エアギャップが排除されたことから視認性が向上し結果的に機器の信頼性が向上する。
【００２６】
特許請求項の範囲内であれば上述の実施形態を変更した複数の多様な方式がある。言い換えると、特許請求項の範囲を逸脱することなく、本発明を実施することができる複数の他の方式がありうる。
【符号の説明】
【００２７】
１、２ タッチスクリーン装置
１１ 誘電体層
１２ 導電層
１３ ＯＣＡ
１４ ウィンドプリント層
１５ ウィンドガラス
２１ 誘電体層
２２ 導電層
２３ ＯＣＡ
１８ フレキシブルプリント回路
３０ タッチパネル
４０ ＬＣＤモジュール
４１ 導電性樹脂
５０ 両面テープ
６０ バックライトユニット
７０ 補強プレート
１００ 携帯用端末機
１０１ 前面
１０２ スピーカ装置
１０３ マイク装置
【技術分野】
【０００１】
本発明は、各種の電子機器のデータの入出力手段として用いられるタッチスクリーン装置に関し、特にＬＣＤパネルから発生するノイズによるタッチパネルの性能低下を防止し、視認性の向上に寄与するよう具現されるタッチスクリーン装置に関する。
【背景技術】
【０００２】
一般的に、各種の電子機器には、データの入力のための入力装置とデータの出力のための出力装置とを具備する。前記入力装置としては、キーボタン装置などが、前記出力装置としては、ＬＣＤモジュールを含むディスプレー装置などが大別されることができるだろう。
【０００３】
近年、電子機器の体積は著しく減らされるとともにその機能は多様化することができるように、データの入出力が同じ位置で行うことができるタッチスクリーン装置がリリースされている。前記タッチスクリーン装置は、透明タッチパネルがＬＣＤモジュールの上部に配置されることによって入出力が同時に行われるが、このようなタッチパネルは、抵抗膜方式（Ｒｅｓｉｓｔｉｖｅ）タッチパネル、静電容量式タッチパネル、超音波式タッチパネル、光（赤外線）センサー式タッチパネル、電子誘導式タッチパネルなどの多様な方式のタッチパネルに分けられる。
【０００４】
このようなタッチパネルのうち、静電容量式方式のタッチパネルは、誘電体からなるウィンドー部と、前記ウィンドー部の下部に位置する、ＰＥＴまたはガラスからなる誘電体層と、前記誘電体層の上部にタッチを感知する部分としてＩＴＯ（Ｉｎｄｉｕｍ Ｔｉｎ Ｏｘｉｄｅ）などの透明伝導性物質がコーティングされた伝導性物質コーティング層と、前記伝導性物質コーティング層と前記ウィンドー部とを結合するための接着層であるＯＣＡ（Ｏｐｔｉｃａｌ Ｃｌｅａｒ Ａｄｈｅｓｉｖｅ）と、を含む。勿論、前記伝導性物質コーティング層は、シルバーペースト電極部を含み、前記電極部に所定のフレキシブルプリント回路が電気的に接続する。前記フレキシブルプリント回路上には、タッチスクリーン制御用のコントロールユニットが組み込まれ、前記ユニットが組み込まれたフレキシブルプリント回路の端部は、コネクタ部として機器のメインボードに電気的に接続する。
【０００５】
前記タッチパネルの下側にはＬＣＤモジュールが搭載されるが、前記ＬＣＤモジュールは、ノイズを発生するためタッチパネルの性能が低下される。よって、従来には、シールド層として前記タッチパネル面とＬＣＤ面の間に一定間隔のエアギャップ（ａｉｒ ｇａｐ）を置いて使用していた。
【０００６】
しかし、上述のエアギャップの存在のため、外部から流入される光が他材料の層から反射されるため、該当タッチスクリーンの輝度（Ｂｒｉｇｈｔｎｅｓｓ）やコントラスト（Ｃｏｎｔｒａｓｔ）を低下させる。これはタッチスクリーンの可読性及び視認性（Ｖｉｓｉｂｉｌｉｔｙ）を著しく低下させるため、ＬＣＤモジュールから発生するノイズを効率よく遮蔽できない。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００７】
【特許文献１】韓国公開特許第１０−１９９９−００７２４５７号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００８】
本発明の目的は、視認性向上に寄与することができるように具現されたタッチスクリーン装置を提供することにある。
【０００９】
本発明の他の目的は、ＬＣＤモジュールから発生されるノイズを遮蔽してタッチパネルの性能向上に寄与することができるように具現されたタッチスクリーン装置を提供することにある。
【００１０】
本発明のさらに他の目的は、ＬＣＤモジュールとタッチパネルとの間に導電性樹脂を介在させ、効率的なノイズ遮蔽の役割を果たすように具現されたタッチスクリーン装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【００１１】
本発明は、タッチスクリーン装置において、データ出力を行うＬＣＤモジュールと、前記ＬＣＤモジュールの上部に積層されてタッチによるデータ入力を行うタッチパネルと、前記ＬＣＤモジュールとタッチパネルとの間に所定厚さに塗布されて接続及びノイズ遮蔽を行う導電性樹脂と、を含むことを特徴とする。
【図面の簡単な説明】
【００１２】
【図１】本発明によるタッチスクリーン装置が適用された携帯用端末機の斜視図である。
【図２】本発明による図１に示すタッチスクリーン装置の分解斜視図である。
【図３】本発明の一実施形態によるタッチスクリーン装置の構成を示す要部断面図である。
【図４】本発明の他の実施形態によるタッチスクリーン装置の構成を示す要部断面図である。
【発明を実施するための形態】
【００１３】
以下、添付された図面を参照して本発明の好ましい実施形態を詳細に説明する。しかし、本発明の要旨を不明確にする可能性があると判断される場合、その詳細な説明を略する。
【００１４】
本発明の図面では、携帯用端末機を示し、これに適用されるタッチスクリーンパネルを示し記述しているが、これに限定されない。たとえば、本発明によるタッチスクリーンパネルを含む多様な電子機器に適用可能である。
【００１５】
図１は、本発明によるタッチスクリーン装置が適用される携帯用端末機１００の斜視図であって、端末機１００の前面１０１に本発明によるタッチスクリーン装置１、２が設置される。前記タッチスクリーン装置１、２は、データの入出力機能を同時に支援する。前記タッチスクリーン装置１、２の上部には、相手の音声を受信するスピーカ装置１０２が設置され、前記タッチスクリーン装置１、２の下側には、ユーザの音声を送信することができるマイク装置１０３が設置される。
【００１６】
図２は、本発明による図１に示すタッチスクリーン装置１、２の分解斜視図であって、金属材質の補強プレート７０と、前記補強プレート７０に順次に積層されるバックライトユニット６０と、両面テープ５０と、ＬＣＤモジュール４０と、タッチパネル３０と、を含む。
【００１７】
前記補強プレート７０は、金属材質、たとえばＳＵＳ材質から形成されることができる。前記補強プレート７０は、前記バックライトユニット６０だけではなく、その上部のＬＣＤモジュール４０及びタッチパネル３０をすべて保護する役割を果たし、前記タッチスクリーン装置１、２を一つのアセンブリとして扱われるようにする。さらに、前記タッチパネル３０は、外側にフレキシブルプリント回路（ＦＰＣ；Ｆｌｅｘｉｂｌｅ Ｐｒｉｎｔｅｄ Ｃｉｒｃｕｉｔ）１８の一部が突出されるように設置され、その端部には機器の基板に電気的に接続するためのコネクタ部が形成される。
【００１８】
本発明による前記ＬＣＤモジュール４０とタッチパネル３０の間には、所定の樹脂が介在される。前記樹脂は、導電性樹脂であってＬＣＤモジュール４０から発生するノイズによる影響を前記タッチチャネル３０が受けないように遮蔽の役割を果たす。よって、前記樹脂は、前記ＬＣＤモジュール４０の前面にかけて塗布されなければならず、透明材質の導電性樹脂を用いるのが好ましい。
【００１９】
図３は、本発明の一実施形態によるタッチスクリーン装置の構成を示す要部断面図である。
【００２０】
図３に示すように、ＬＣＤモジュール４０とタッチパネル１１、１２、１３、１４、１５との間には、導電性樹脂４１が介在される。前記導電性樹脂４１は、透明材質から形成することが好ましく、ＬＣＤモジュール４０の面にすべて一定厚さに塗布することが好ましい。勿論、前記導電性樹脂４０は、既存のエアギャップの厚さより少なくとも小さい厚さを有するように形成することであってもよい。たとえば、従来には、エアギャップが少なくとも０．３ｔ以上の厚さを有することに対して、前記導電性樹脂の厚さは、０．１〜０．３ｍｍの厚さで十分である。
【００２１】
前記タッチパネル３０の最下部には、誘電体層が位置する。誘電体層は、ＰＥＴ又はグラスを使用する。前記誘電体層１１の上面には、導電層１２が塗布される。前記導電層１２は、ＩＴＯ（Ｉｎｄｉｕｍ Ｔｉｎ Ｏｘｉｄｅ）またはＩＺＯ（Ｉｎｄｉｕｍ Ｚｉｎｃ Ｏｘｉｄｅ）を含む透明伝導性物質が好ましい。前記導電層１２は、電極パタンが形成されており、図示されていないが両端のシルバーペースト電極部を介して電気的接続が可能である。
【００２２】
その後、前記導電層１２の上部にＯＣＡ（Ｏｐｔｉｃａｌ Ｃｌｅａｒ Ａｄｈｅｓｉｖｅ）１３を用いてウィンドガラス１５が積層されることによって、一つのタッチパネルが完成される。付加的に、ウィンドガラス１５の底部には、タッチパネルのアクティブ領域を定義することができるウィンドプリント層１４がさらに介在されてもよい。
【００２３】
図４は、本発明の他の実施形態によるタッチスクリーン装置の構成を示す要部断面図であって、図３に示す構成に加えて、さらに他の誘電体層２１と、導電層２２と、ＯＣＡ２３とが二重に積層された二重構造のタッチパネルが適用されたタッチスクリーン装置２を示している。
【００２４】
勿論、このような場合にも導電性樹脂４１がＬＣＤモジュール４０と、その上部に配置される誘電体層２１との間に介在されてもよい。
【００２５】
本発明によるタッチスクリーン装置は、導電性樹脂を使用してＬＣＤモジュールから発生するノイズを完璧に遮蔽して、エアギャップが排除されたことから視認性が向上し結果的に機器の信頼性が向上する。
【００２６】
特許請求項の範囲内であれば上述の実施形態を変更した複数の多様な方式がある。言い換えると、特許請求項の範囲を逸脱することなく、本発明を実施することができる複数の他の方式がありうる。
【符号の説明】
【００２７】
１、２ タッチスクリーン装置
１１ 誘電体層
１２ 導電層
１３ ＯＣＡ
１４ ウィンドプリント層
１５ ウィンドガラス
２１ 誘電体層
２２ 導電層
２３ ＯＣＡ
１８ フレキシブルプリント回路
３０ タッチパネル
４０ ＬＣＤモジュール
４１ 導電性樹脂
５０ 両面テープ
６０ バックライトユニット
７０ 補強プレート
１００ 携帯用端末機
１０１ 前面
１０２ スピーカ装置
１０３ マイク装置
【特許請求の範囲】
【請求項１】
タッチスクリーン装置において、
データ出力を行うＬＣＤモジュールと、
前記ＬＣＤモジュールの上部に積層されてタッチによるデータの入力を行うタッチパネルと、
前記ＬＣＤモジュールとタッチパネルの間に一定厚さに塗布されて接着及びノイズの遮蔽を行う導電性樹脂と、を含むことを特徴とするタッチスクリーン装置。
【請求項２】
前記導電性樹脂は、透明な材質であることを特徴とする請求項１に記載のタッチスクリーン装置。
【請求項３】
前記樹脂は、ＬＣＤモジュールの面全体に塗布され、厚さは０．１〜０．３ｍｍであることを特徴とする請求項２に記載のタッチスクリーン装置。
【請求項４】
前記タッチパネルは、
誘電体層と、その上部の導電層と、その上部のＯＣＡ（Ｏｐｔｉｃａｌ Ｃｌｅａｒ Ａｄｈｅｓｉｖｅ）と、その上部のウィンドガラス層と、を含み、
前記導電性樹脂は、前記誘電体層とＬＣＤモジュール面の間に介在されたことを特徴とする請求項３に記載のタッチスクリーン装置。
【請求項５】
請求項１〜請求項４の何れか一項に記載のタッチスクリーンを備えたことを特徴とする携帯用端末機。
【請求項１】
タッチスクリーン装置において、
データ出力を行うＬＣＤモジュールと、
前記ＬＣＤモジュールの上部に積層されてタッチによるデータの入力を行うタッチパネルと、
前記ＬＣＤモジュールとタッチパネルの間に一定厚さに塗布されて接着及びノイズの遮蔽を行う導電性樹脂と、を含むことを特徴とするタッチスクリーン装置。
【請求項２】
前記導電性樹脂は、透明な材質であることを特徴とする請求項１に記載のタッチスクリーン装置。
【請求項３】
前記樹脂は、ＬＣＤモジュールの面全体に塗布され、厚さは０．１〜０．３ｍｍであることを特徴とする請求項２に記載のタッチスクリーン装置。
【請求項４】
前記タッチパネルは、
誘電体層と、その上部の導電層と、その上部のＯＣＡ（Ｏｐｔｉｃａｌ Ｃｌｅａｒ Ａｄｈｅｓｉｖｅ）と、その上部のウィンドガラス層と、を含み、
前記導電性樹脂は、前記誘電体層とＬＣＤモジュール面の間に介在されたことを特徴とする請求項３に記載のタッチスクリーン装置。
【請求項５】
請求項１〜請求項４の何れか一項に記載のタッチスクリーンを備えたことを特徴とする携帯用端末機。
【図１】
【図２】
【図３】
【図４】
【図２】
【図３】
【図４】
【公開番号】特開２０１１−１９２２７１（Ｐ２０１１−１９２２７１Ａ）
【公開日】平成２３年９月２９日（２０１１．９．２９）
【国際特許分類】
【出願番号】特願２０１１−４８７９５（Ｐ２０１１−４８７９５）
【出願日】平成２３年３月７日（２０１１．３．７）
【出願人】（５０３４４７０３６）サムスン エレクトロニクス カンパニー リミテッド (2,221)
【Ｆターム（参考）】
【公開日】平成２３年９月２９日（２０１１．９．２９）
【国際特許分類】
【出願日】平成２３年３月７日（２０１１．３．７）
【出願人】（５０３４４７０３６）サムスン エレクトロニクス カンパニー リミテッド (2,221)
【Ｆターム（参考）】
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