説明

ダイレクトメール仕様包装箱

【課題】現在ダイレクトメールは紙、試供品、磁気媒体が主流である。毎日多くのダイレクトメールが各個人に届く。受け取ったダイレクトメールは開封もせず、ごみ箱へ直行も少なくない。多くの塵を排出し、資源の浪費をまねき、地球環境を破壊している。
【解決手段】ダイレクトメールの包装箱に生きた花鉢、ミニ観葉植物または切り花用固定台2を設置しこれらを同封することができる。包装箱には「植物在中」と明記し、開封率の向上を図り、厳選されたお客にDMを送ることにより、無駄な資源浪費を避ける。受け取った人は植物を観賞するため部屋に飾り、心の癒しを得ることができます。また同時にCO2を削減し地球環境保護に協力していることとなります。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
この発明は、ダイレクトメールに用いる包装箱の形状に関する。
【背景技術】
【0002】
従来のダイレクトメールには生きた花鉢、ミニ観葉植物や切り花を同封する形状の包装箱はない。
【先行技術文献】
【0003】
記述すべき先行技術文献は無い。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
そこで、この発明は、生きた植物をダイレクトメールに同封することにより、地球環境にやさしく、生活に安らぎを提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
以上の課題を解決するために、第一発明は、包装箱を組み立てることにより生きた花鉢、ミニ観葉植物又は切り花の固定台が下蓋に作られる。同封される生きた花鉢、ミニ観葉植物又は切り花は固定台に挿入されて、挿入された花鉢等の飛び出しを防ぐため挿入口に切れ目を入れ、飛び出し防止を設けたことを特徴とする包装箱である。
また、第二発明は、下蓋と上蓋の面積は、包装箱の外形の上面、底面の面積より大きく作られている。このため花鉢等の固定台(下蓋)を組み立て、次に上蓋を組み立て、最後に側面を組み立て封をすることにより、上下の蓋が開くことが無い、ことを特徴とする包装箱である。
【発明の効果】
【0006】
第一発明、または第二発明によれば、ダイレクトメールで生きた花鉢、ミニ観葉植物又は切り花を安全かつ大量に発送することも容易になり、このダイレクトメールを受け取った人々もこの同封物を鑑賞することにより、知らず知らずのうちに、地球環境を保護し、心の安らぎを得ることとなる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
この発明の一実施形態を示す斜視図である。
【図1】図1は台形柱箱、
【図2】図2は三角柱箱、
【図3】図3は四角柱箱である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
この発明の一実施形態を、図1、2、3に示す。
包装箱の本体1、2、3は紙製であり、この本体1、2、3の底面には、生きた花鉢、ミニ観葉植物又は切り花が挿入される固定台2が作られている。また商品の飛び出しを防ぐため挿入口に切れ目3が設けられている。包装箱の外形でつくられる上面4の面積より、上蓋5の面積の方が大きく作られているため、包装箱外形でつくられる底面6の面積より、固定台でつくられる下蓋7の面積の方が大きく作られているため、側面の蓋8を閉じることにより上蓋と下蓋は開くことが無い。
【0009】
「実施形態の効果」
この実施形態によれば、固定台2と挿入口の切れ目3の働きで、商品の輸送中の揺れや飛び出しを防ぎ、花鉢等を安全にお客様にお届けすることができる。また、下蓋、上蓋、最後に側面蓋の順に包装箱を組み立てることにより、側面蓋をシールやテープ止めすることにより包装箱の封を簡単にすることができる。
【符号の説明】
【0010】
1 本体 2 固定台 3 挿入口切れ目(もどり)
4 本体上面 5 上蓋 6 本体底面
7 下蓋 8 側面蓋

【特許請求の範囲】
【請求項1】
包装箱に、固定台を設け、この固定台の商品挿入口に落下防止の切り目を設けたことを特徴とするダイレクトメール用の梱包箱。
【請求項2】
本体の上面、底面の面積より上蓋、下蓋の面積が大きいため側面の蓋を止めることにより簡単に封をすることができることを特徴とする請求項1記載の包装箱である。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【公開番号】特開2011−173646(P2011−173646A)
【公開日】平成23年9月8日(2011.9.8)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−58345(P2010−58345)
【出願日】平成22年2月24日(2010.2.24)
【出願人】(510072032)
【Fターム(参考)】