説明

ディスプレイ用位相差板

【課題】ディスプレイに用いられる位相差板において、任意の位置に任意の位相差を簡易に実現する。
【解決手段】画素を配列してなるディスプレイに用いられるディスプレイ用位相差板6であって、支持体61と、支持体61に設けられた、光の照射により屈折率が変化するホログラム記録材料層62とを有し、ホログラム記録材料層62には、複数のレーザ光L1,L2を同時に照射して干渉縞Sを形成することで、屈折率の変化からなる縞構造が構成されている。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、ディスプレイ用位相差板に関する。
【背景技術】
【0002】
液晶ディスプレイには位相差板が多く利用されている。液晶は方向によって屈折率が異なるという屈折異方性を有するため、液晶表示素子を斜め方向から見た場合には表示品位が低下する。このような視野角依存性を改善するために、光学補償が可能な位相差板が用いられている。
【0003】
一般的な位相差板は、複屈折のある材料を配向させて実現していた。例えば、一軸延伸フィルムや液晶を用いたものなどが挙げられる(特許文献1〜3)。
【0004】
また、構造複屈折を用いた位相差板も検討されている(特許文献4、5)。
【0005】
【特許文献1】特開2006−58518号公報
【特許文献2】特開2006−126864号公報
【特許文献3】特開2006−313335号公報
【特許文献4】特開2003−207636号公報
【特許文献5】特開2004−170623号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
ところで、液晶には、屈折率の波長分布がある。例えば、通常の透明有機物は、短波の光に対する屈折率よりも長波の光に対する屈折率の方が小さい場合が多い。このように液晶や、樹脂などの屈折率に波長分布があると、発する光の波長に応じて視野角が変わることになる。そうすると、視野角の端の方では、一部の色が見えにくくなる結果、色ずれが発生する原因となる。そのため、表示する画素から発する光の波長に応じて異なる位相差を実現することが望まれる。
【0007】
しかし、従来の一軸延伸フィルムや液晶を用いたものでは、位置に応じて任意の位相差を作成するのは困難である。また、特許文献4、5のような構造複屈折を用いる場合でも、エッチングを用いて成形した形状によって構造複屈折を実現し位相差を得ているので、任意の場所に任意の位相差を実現するのは困難である。
【0008】
本発明は、以上のような背景に鑑みてなされたものであり、ディスプレイに用いられる位相差板において、任意の位置に任意の位相差を簡易に実現することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
前記した課題を解決するための本発明は、画素を配列してなるディスプレイに用いられるディスプレイ用位相差板であって、支持体と、前記支持体に設けられた、光の照射により屈折率が変化するホログラム記録材料層とを有し、前記ホログラム記録材料層には、複数のレーザ光を同時に照射して干渉縞を形成することで、屈折率の変化からなる縞構造が構成されたことを特徴とする。
【0010】
このように、ホログラム記録材料層にレーザ光で干渉縞を記録することにより、干渉縞が構造複屈折の作用を有するので位相差板としての機能を果たすことができる。
【0011】
前記ディスプレイ用位相差板においては、前記画素は、副画素を複数合わせてなり、前記縞構造を、前記各副画素の色に合わせて異ならせることができる。
【0012】
前記したようにレーザ光の干渉縞で構造複屈折を構成しているので、本発明のディスプレイ用位相差板においては、ホログラム記録材料層における平面的な位置に応じて容易に縞構造を異ならせることができる。そのため、副画素の色に応じて縞構造を容易に異ならせることができ、視野の限界角度付近での色の変化を抑制することができる。
【0013】
前記ディスプレイ用位相差板においては、前記レーザ光で前記ホログラム記録材料層に記録された干渉縞に対し、光または熱を与えることにより定着させるのが望ましい。
【0014】
このように、光または熱により定着を行うことで、記録された干渉縞が固定され、位相差板としての特性が変化しにくくなる。
【発明の効果】
【0015】
本発明のディスプレイ用位相差板によれば、レーザ光の当て方を画素の位置に応じて変えることで任意の位置に任意の位相差を容易に実現することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0016】
次に、本発明のディスプレイ用位相差板の一実施形態について図面を参照しながら説明する。参照する図において、図1は、本発明の実施形態に係るディスプレイ用位相差板が用いられる液晶ディスプレイの構造を示す図である。
【0017】
図1に示すように、一実施形態に係るディスプレイ用位相差板が用いられる液晶ディスプレイ1は、バックライト2の上に、偏光板3、ディスプレイ用位相差板4、液晶ユニット5、ディスプレイ用位相差板6(以下、単に「位相差板」とする)、偏光板7がこの順に配置されている。なお、便宜上、図1の上下を用いて以下説明する。このような液晶ディスプレイ1の構成は従来典型的なものである。液晶ユニット5は、ガラス基板51と、カラーフィルタ53と、これらの間に配設される液晶層52とを備えて構成されている。カラーフィルタ53は、R(赤)、G(緑)、B(青)の三原色の副画素がセットになって、一つの画素を構成している。そして、公知のように、この画素が配列されることで、画面を構成している。
【0018】
液晶層52の液晶は、電圧を掛けていないときに、液晶の向きが最下層と最上層との間で例えば180〜270度ねじれている、いわゆるSTN方式の液晶表示方式が用いられる。もっとも、STN方式の液晶表示方式に限定されるものではない。
例えばSTN方式の場合、液晶層52に電圧が掛かっていないと、バックライト2から発される白色の円偏光の光は、偏光板3を通過して直線偏光となり、この直線偏光の光が液晶層52に入って、偏光の方向が所定角度ねじられる。ねじられた光は、上の偏光板7の偏光方向に沿って液晶層52の上面を通り抜け、さらに偏光板7を通過する。そのため、外部からは高い明度の画素として認識される。
一方、液晶層52に電圧を掛けた場合には、液晶の長手方向が液晶層52の厚み方向に向き、液晶層52で旋光が起こらず、上の偏光板7を通過できない。そのため、外部からは低い明度の画素として認識される。
【0019】
このような液晶ディスプレイ1においては、液晶の複屈折性により、入射光の位相がずれてしまい、楕円偏光が作られる。この位相のずれ量(位相差値)は、光の波長により異なる。また、液晶に限らず、液晶ディスプレイ1を構成する各部材は、光の波長により屈折率が異なる、屈折率分布を有している。例えば、透明有機物は、短波の光に対する屈折率よりも長波の光に対する屈折率の方が小さい場合が多い。そのため、液晶ディスプレイ1の外部に放出される光は、着色化されたり、また、前記した屈折率分布があるため、視野の端(液晶ディスプレイ1を斜めから見た場合)には、一部の色が弱くなり、色ずれ(着色化)が生じる場合がある。
【0020】
このような位相差を補償するため、液晶ディスプレイ1では、位相差板4,6が設けられている。
図2は、ディスプレイ用位相差板を製造する方法を説明する図であり、図3は、ディスプレイ用位相差板の製造時の状態を示す拡大断面図である。
位相差板6(以下、位相差板4および位相差板6のうち、位相差板6で説明するが、位相差板4についても同様である。)は、図3に示すように、支持体61の上にホログラム記録材料層62が配置されている。
支持体61としては、可視光に対して透明であれば、特に限定されず、樹脂材料や、ガラス材料を用いることができる。
【0021】
支持体61の透明の程度は、可視光の透過率が高いほど望ましいが、例えば50%以上、望ましくは80%以上である。
【0022】
ホログラム記録材料層62は、光の照射により、屈折率などの光学特性が変化する材料からなる層である。
このような材料としては、例えば、(1)光照射で重合反応が起こり高分子化するフォトポリマー、(2)フォトリフラクティブ効果(光照射で空間電荷分布が生じて屈折率が変調する)を示すフォトリフラクティブ材料、(3)光照射で分子の異性化が起こり屈折率が変調するフォトクロミック材料、(4)ニオブ酸リチウム、チタン酸バリウム等の無機材料、(5)カルコゲン材料、などを採用できる。そして、このホログラム記録材料層62は、照射された光の強度や、干渉縞による光の干渉に応じて、屈折率などの光学特性が変化するようになっている。
【0023】
ホログラム記録材料層62は、例えば、記録材料となる物質を適当な溶剤に溶解または分散して塗布液を調製した後、この塗布液をスピンコート、ディップコート、エクストルージョンコートなどの塗布法により支持体61の表面に塗布することにより形成することができる。
【0024】
ホログラム記録材料層62の厚さは、特に限定されないが、必要な位相差値に応じ、例えば、1〜10000nmの範囲で適宜設定することができる。
【0025】
図2に示すように、位相差板6を製造する露光装置30は、レーザ光Lを出射する光源31と、ビームスプリッタ32と、対物レンズ33,35と、ミラー34とを備えてなる。
【0026】
光源31が出射するレーザ光Lの波長は適宜選択することができるが、例えば、波長の上限は700nm以下であり、好ましくは、550nm以下、より好ましくは500nm以下、さらに好ましくは、450nm以下である。波長の下限は、例えば、200nm以上であり、好ましくは250nm以上、より好ましくは300nm以上、さらに好ましくは350nm以上であり、最も好ましくは400nm以上である。この露光波長は、短くするほど、細かな縞構造を形成することができる。可視光よりも短い波長を用いることで、可視光域の波長よりも細かい構造を実現することができ、構造複屈折の機能を実現しやすい。
【0027】
ビームスプリッタ32は、光源31が出射したレーザ光Lの光路上に配置され、レーザ光Lを貫通するレーザ光L1と、90度向きを変えたレーザ光L2とに分岐させる。
ミラー34は、分岐したレーザ光L2の光路上に配置され、レーザ光L2をレーザ光L1と同じ位置でホログラム記録材料層62に光を照射すべく、レーザ光L2の向きを反射して変えるように配置されている。
ミラー34によりレーザ光L1,L2の互いの角度が規定されるが、この角度は、30〜180度であるのが好ましい。角度が狭いと、干渉縞の縞構造のピッチが大きくなりすぎて構造複屈折が発現しにくいからである。この観点から、レーザ光L1,L2の互いの角度は、好ましくは90〜180度であり、より好ましくは135〜180度である。
【0028】
対物レンズ33,35は、それぞれ、レーザ光L1,L2の光路上に配置され、レーザ光L1,L2をホログラム記録材料層62内で集光するように配置されている。
【0029】
位相差板6の素材となる、支持体61上にホログラム記録材料層62を形成した素材シート6′は、X−Y方向にスライド移動可能な公知の2軸ステージ70上に支持されている。2軸ステージ70は、図示しないサーボモータおよびボールネジ機構により、X−Y方向にスライド移動可能に構成されており、その動作が制御装置50によりコントロールされている。
なお、制御装置50は、光源31に対し、パルス信号または連続信号を入力して、光源31からレーザ光Lを適宜なタイミングで出射するようにコントロールするようになっている。
【0030】
このような露光装置30により、まず2軸ステージ70に素材シート6′を固定し、X方向に素材を移動させながら、図3に示すように、光源31にパルス信号または連続信号を入力する。パルス信号を用いる場合には、多少の振動があっても、きれいに干渉縞Sを記録することができる。
X方向に素材シート6′を移動させた後は、所定量Y方向に2軸ステージ70を移動させることで、隣接する位置に干渉縞Sを記録し、これを繰り返すことで、素材シート6′の全面に干渉縞Sを記録することができる。もちろん、必ずしも全面に干渉縞Sを記録する必要はなく、必要な範囲でのみ光源31を発光させる信号を与えることで、部分的に必要な範囲に干渉縞Sを記録することができる。
【0031】
以上のようにして、レーザ光L(L1,L2)の干渉により形成された干渉縞Sを記録してなる縞構造は、屈折率の変化が周期的に形成される。この屈折率の変化の周期(ピッチ)は、レーザ光の波長の半分〜100倍程度である。例えば、波長400nmのレーザの場合、200〜40000nm程度である。そのため、可視光にとって、構造複屈折の機能を発現し、位相差板として機能する。すなわち、縞が延びる方向の偏光の光と、この方向と異なる偏光方向で入射した光との間で位相差を生じさせる。
この位相差板6の位相差値は、縞の屈折率によって変化する。すなわち、縞部分の屈折率を調整することで、所望の位相差値を有する位相差板6を得ることができる。例えば、縞部分の屈折率を大きくすることにより、複屈折を大きくすることができる。
【0032】
以上に本発明の第1実施形態について説明したが、本発明は本実施形態に限定されることなく適宜変形して実施することができる。
例えば、レーザ光L1,L2の素材シート6′に対する入射角度を変更したり、レーザ光L1,L2の強度を変えることによって、素材シート6′の平面的位置によって、異なる干渉縞を形成してもよい。
深さ方向に角度および/または強さを変えてレーザ光L1,L2を照射し、深さ方向に異なる干渉縞Sを積層してもよい。
【0033】
また、素材シート6′における同じ位置に、レーザ光L1,L2の角度および/または強さを変えて、重ねて干渉縞Sを記録してもよい。このように重ねて干渉縞Sを記録する場合には、レーザ光L1,L2の波長を、初回とは変えて記録してもよい。
【0034】
さらに、干渉縞Sが記録された位相差板6には、未反応のホログラム記録材料も残存していることから、これらの未反応のホログラム記録材料をすべて反応(定着という)させて、使用時における性能の変化が無いように固定しておくのが望ましい。このような定着を行うには、ホログラム記録材料の性質に応じ、光または熱を用いるのが望ましい。光で定着する場合には、定着時に干渉縞が形成されないように、インコヒーレントな光を用いるのがよい。例えば、白色光や、LEDを光源に用いたり、光源と位相差板6との間に拡散板を設けて拡散光を位相差板6に照射したりするとよい。
【0035】
例えば、図4および図5は、このように縞構造を位置によって変化させた変形例を説明する図である。
図1に示したカラーフィルタ53には、通常、R、G、Bの3原色のフィルタが構成されている。すなわち一つのカラーの点を表現する画素が3つの副画素から構成されている。この副画素の色、つまりカラーフィルタ53を通過した光の波長に応じて異なる位相差値を持つ位相差板を構成することで、視野の端(液晶ディスプレイ1を斜めから見たとき)にも色ずれが起こりにくくすることができる。
【0036】
このような、副画素ごとの位相差値を持つ位相差板106を平面的に示したのが図4であり、図4に示すように、位相差板106は、カラーフィルタ53の図示しないR、G、Bの副画素の位置に合わせて、それぞれ位相差フィルタ部60R,60G,60Bが形成されている。
【0037】
位相差フィルタ部60R,60G,60Bは、例えば深さ方向に異なる向きの干渉縞を形成することで構成することもできる。
例えば、図5(a)に示すように、位相差板106の表側からレーザ光L21を照射し、裏側からレーザ光L22を照射し、この2つのレーザ光L21,L22を、ホログラム記録材料層62の浅い位置で集光させ、干渉縞S1を記録する。そして、2つのレーザ光の位相差板106に対する位置および角度を変えて、図5(b)に示すように、表側からレーザ光L31,L32を照射する。このときのレーザ光L31,L32の集光位置は、干渉縞S1と平面的には同じ位置だが、深い位置に集光され、その深い位置に干渉縞S2が記録される。
このように、位相差板106に対するレーザ光の位置および角度を変えるには、前記した露光装置30の2軸ステージ70を、光源31に対する角度が変えられる回転軸(例えばY軸回りの回転軸)を有する公知のステージを用いればよい。
【0038】
このように、深さの異なる位置に、向きの異なる干渉縞S1,S2を形成した部分が、図5(c)に示すように、例えば位相差フィルタ部60Rとなる。同様にして、隣接する緑(G)、青(B)の副画素に対応する位置にも、深さごとに向きの異なる干渉縞S3〜S6を形成し、位相差フィルタ部60G,60Bを構成することができる。
【0039】
このように、副画素の色に応じて異なる位相差値を持つ位相差フィルタ部60R,60G,60Bを構成することで、位相差板106は、広い視野角で、色ずれを抑制することができる。
各副画素に形成する干渉縞の位相差値の調整は、上述したように、照射するレーザ光の相互の角度、およびホログラム記録材料層62に対する角度、レーザ光の強度などを調整することにより行うことができる。
【0040】
なお、図5に示した例では、各副画素に対応して、2層の干渉縞を形成したが、3層以上の干渉縞を形成して、徐々にねじれる干渉縞を形成したディスプレイ用位相差板を構成することもできる。
【0041】
また、前記実施形態においては、液晶ディスプレイのみを例示したが、他のディスプレイ、例えばプラズマディスプレイにおいても、構成材料の屈折率に波長による違いが生じうるので、同様に本発明を適用することができる。
【図面の簡単な説明】
【0042】
【図1】本発明の実施形態に係るディスプレイ用位相差板が用いられる液晶ディスプレイの構造を示す図である。
【図2】ディスプレイ用位相差板を製造する方法を説明する図である。
【図3】ディスプレイ用位相差板の製造時の状態を示す拡大断面図である。
【図4】変形例に係るディスプレイ用位相差板の平面図である。
【図5】変形例に係るディスプレイ用位相差板の製造方法を説明する図である。
【符号の説明】
【0043】
1 液晶ディスプレイ
2 バックライト
3 偏光板
4 位相差板
5 液晶ユニット
6 ディスプレイ用位相差板
6′ 素材シート
7 偏光板
30 露光装置
31 光源
50 制御装置
51 ガラス基板
52 液晶層
53 カラーフィルタ
60G 位相差フィルタ部
60R 位相差フィルタ部
61 支持体
62 ホログラム記録材料層
70 2軸ステージ
L レーザ光
L1 レーザ光
L2 レーザ光
S 干渉縞

【特許請求の範囲】
【請求項1】
画素を配列してなるディスプレイに用いられるディスプレイ用位相差板であって、
支持体と、
前記支持体に設けられた、光の照射により屈折率が変化するホログラム記録材料層とを有し、
前記ホログラム記録材料層には、複数のレーザ光を同時に照射して干渉縞を形成することで、屈折率の変化からなる縞構造が構成されたことを特徴とするディスプレイ用位相差板。
【請求項2】
前記画素は、副画素を複数合わせてなり、前記縞構造を、前記各副画素の色に合わせて異ならせたことを特徴とする請求項1に記載のディスプレイ用位相差板。
【請求項3】
前記レーザ光で前記ホログラム記録材料層に記録された干渉縞に対し、光または熱を与えることにより定着させたことを特徴とする請求項1または請求項2に記載のディスプレイ用位相差板。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【公開番号】特開2008−216687(P2008−216687A)
【公開日】平成20年9月18日(2008.9.18)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2007−54699(P2007−54699)
【出願日】平成19年3月5日(2007.3.5)
【出願人】(306037311)富士フイルム株式会社 (25,513)
【Fターム(参考)】