デジタル放送システムのステレオスコピック映像データダウンロードサービスの提供方法、受信方法および装置
【課題】本発明はデジタル放送システムのステレオスコピック映像データダウンロードサービス提供方法、受信方法および装置に関するものである。
【解決手段】本発明によるデジタル放送システムのステレオスコピック映像データダウンロードサービス提供方法は、デジタル放送システムで第１映像データ、及び第２映像データを含むステレオスコピック映像データのダウンロードサービス提供方法において、前記第１映像データ及び前記第２映像データ各々のファイル名に対する情報を生成するステップと、前記第１映像データ、前記第１映像データのファイル名に対する情報、前記第２映像データ、及び前記第２映像データのファイル名に対する情報を伝送するステップとを含み、前記第２映像データのファイル名は、ステレオスコピック映像データのうち第２映像データであることを表すプレフィックス（ｐｒｅｆｉｘ）を含む。
【解決手段】本発明によるデジタル放送システムのステレオスコピック映像データダウンロードサービス提供方法は、デジタル放送システムで第１映像データ、及び第２映像データを含むステレオスコピック映像データのダウンロードサービス提供方法において、前記第１映像データ及び前記第２映像データ各々のファイル名に対する情報を生成するステップと、前記第１映像データ、前記第１映像データのファイル名に対する情報、前記第２映像データ、及び前記第２映像データのファイル名に対する情報を伝送するステップとを含み、前記第２映像データのファイル名は、ステレオスコピック映像データのうち第２映像データであることを表すプレフィックス（ｐｒｅｆｉｘ）を含む。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【０００１】
本発明は、デジタル放送システムのステレオスコピック映像データダウンロードサービスの提供方法、受信方法および装置に関するものである。
【背景技術】
【０００２】
衛星デジタルマルチメディア放送（Ｄｉｇｉｔａｌ Ｍｕｌｔｉｍｅｄｉａ Ｂｒｏａｄｃａｓｔｉｎｇ：ＤＭＢ）システムでは、衛星ＤＭＢ端末を使用するユーザに静止画像サービスを提供している。このような静止画像サービスは次のように提供される。衛星ＤＭＢシステムは、２Ｄ（Ｍｏｎｏｓｃｏｐｉｃ）形態のＪＰＥＧ（Ｊｏｉｎｔ Ｐｈｏｔｏｇｒａｐｈｉｃ ｃｏｄｉｎｇ Ｅｘｐｅｒｔｓ Ｇｒｏｕｐ）イメージを、放送網を介してユーザの衛星ＤＭＢ端末に予めダウンロードし、ダウンロードしたイメージを２Ｄ形態で提供している。言い換えれば、従来の静止画像サービスは１つ以上のＪＰＥＧ静止画像を、放送網を介して予めダウンロードした後、ユーザに２Ｄイメージを示す形態のサービス技術に該当する。例えば、ユーザがチャネルを転換しようとする時、予めダウンロードした広告や特定イベントに対するイメージを２Ｄ形態で提供する。このような従来方法は、ユーザに２Ｄ形態で映像を提供することによって、一般的に３次元静止画像が提供する立体感を提供することができないという問題がある。そのため、このような映像サービスを拡張して３次元で提供する場合、ユーザには実際のイメージとほとんど類似の立体感を有する実感サービスを提供することができ、このようなサービスは特に広告や特定イベントをより一層引き立ててみせることができる。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００３】
したがって、本発明は、前述した問題を解決するためのもので、ユーザに立体感を有する３次元静止画像サービスを提供するデジタル放送システムのステレオスコピック映像データダウンロードサービスの提供方法、受信方法および装置を提供することを一目的とする。
【０００４】
また、本発明は、既存の２Ｄ基盤の静止画像サービスと互換性を維持しつつ、３次元静止画像サービスを提供するデジタル放送システムのステレオスコピック映像データダウンロードサービスの提供方法、受信方法および装置を提供することを他の目的とする。
【０００５】
本発明の目的は、以上で言及した目的に制限されず、言及されていない本発明の他の目的および長所は、下記の説明によって理解可能であり、本発明の実施形態によって分明に理解されるだろう。また、本発明の目的および長所は、特許請求の範囲に示した手段およびその組合せによって実現される可能性があることを簡単に知ることができるだろう。
【課題を解決するための手段】
【０００６】
このような目的を達成するための本発明の一実施形態によるデジタル放送システムのステレオスコピック映像データダウンロードサービスの提供方法は、デジタル放送システムで、第１映像データ、および第２映像データを含むステレオスコピック映像データのダウンロードサービスの提供方法において、前記第１映像データおよび前記第２映像データ各々のファイル名に対する情報を生成するステップと、前記第１映像データ、前記第１映像データのファイル名に対する情報、前記第２映像データ、および前記第２映像データのファイル名に対する情報を伝送するステップとを含み、前記第２映像データのファイル名は、ステレオスコピック映像データのうち第２映像データであることを表すプレフィックス（ｐｒｅｆｉｘ）を含む。
【０００７】
また、本発明の一実施形態によるデジタル放送システムのステレオスコピック映像データダウンロードサービスの受信方法は、デジタル放送システムで第１映像データ、および第２映像データを含むステレオスコピック映像データのダウンロードサービスの受信方法において、前記第１映像データ、前記第１映像データのファイル名に対する情報、前記第２映像データ、および前記第２映像データのファイル名に対する情報を受信するステップと、前記第１映像データのファイル名および前記第２映像データのファイル名に基づいて前記第１映像データおよび前記第２映像データをマッピングしてステレオスコピック映像を再生するステップとを含み、前記第２映像データのファイル名は、ステレオスコピック映像データのうち第２映像データであることを表すプレフィックス（ｐｒｅｆｉｘ）を含む。
【０００８】
また、本発明の他の実施形態によるデジタル放送システムのステレオスコピック映像データダウンロードサービスの提供方法は、デジタル放送システムで第１映像データ、および第２映像データを含むステレオスコピック映像データのダウンロードサービスの提供方法において、前記第１映像データがステレオスコピック映像で再生することができるのかに対する情報を生成するステップと、前記第１映像データ、前記第１映像データがステレオスコピック映像で再生することができるのかに対する情報および前記第２映像データを伝送するステップとを含み、前記第１映像データがステレオスコピック映像で再生することができるのかに対する情報が、前記第１映像データが左視点映像データなのか右視点映像データなのかに対する情報および前記第２映像データに対する識別情報のうち一つ以上を含む。
【０００９】
また、本発明の他の実施形態によるデジタル放送システムのステレオスコピック映像データダウンロードサービスの受信方法は、デジタル放送システムで第１映像データ、および第２映像データを含むステレオスコピック映像データのダウンロードサービスの受信方法において、前記第１映像データ、前記第１映像データがステレオスコピック映像で再生することができるのかに対する情報および前記第２映像データを受信するステップと、前記第１映像データがステレオスコピック映像で再生することができるのかに対する情報に基づいて前記第１映像データおよび前記第２映像データをマッピングしてステレオスコピック映像を再生するステップとを含み、前記第１映像データがステレオスコピック映像で再生することができるのかに対する情報が、前記第１映像データが左視点映像データなのか右視点映像データなのかに対する情報および前記第２映像データに対する識別情報のうち一つ以上を含む。
【００１０】
また、本発明の一実施形態によるデジタル放送システムのステレオスコピック映像データダウンロードサービスの提供装置は、デジタル放送システムで第１映像データ、および第２映像データを含むステレオスコピック映像データのダウンロードサービスの提供装置において、前記第１映像データおよび前記第２映像データ各々のファイル名に対する情報を生成する生成部と、前記第１映像データ、前記第１映像データのファイル名に対する情報、前記第２映像データ、および前記第２映像データのファイル名に対する情報を伝送する伝送部とを備え、前記第２映像データのファイル名が、ステレオスコピック映像データのうち第２映像データであることを表すプレフィックス（ｐｒｅｆｉｘ）を含む。
【００１１】
また、本発明の一実施形態によるデジタル放送システムのステレオスコピック映像データダウンロードサービスの受信装置は、デジタル放送システムで第１映像データ、および第２映像データを含むステレオスコピック映像データのダウンロードサービスの受信装置において、前記第１映像データ、前記第１映像データのファイル名に対する情報、前記第２映像データ、および前記第２映像データのファイル名に対する情報を受信する受信部と、前記第１映像データのファイル名および前記第２映像データのファイル名に基づいて前記第１映像データおよび前記第２映像データをマッピングしてステレオスコピック映像を再生する再生部とを備え、前記第２映像データのファイル名が、ステレオスコピック映像データのうち第２映像データであることを表すプレフィックス（ｐｒｅｆｉｘ）を含む。
【００１２】
また、本発明の他の実施形態によるデジタル放送システムのステレオスコピック映像データダウンロードサービスの提供装置は、デジタル放送システムで第１映像データ、および第２映像データを含むステレオスコピック映像データのダウンロードサービスの提供装置において、前記第１映像データがステレオスコピック映像で再生することができるのかに対する情報を生成する生成部と、前記第１映像データ、前記第１映像データがステレオスコピック映像で再生することができるのかに対する情報および前記第２映像データを伝送する伝送部とを備え、前記第１映像データがステレオスコピック映像で再生することができるのかに対する情報が、前記第１映像データが左視点映像データなのか右視点映像データなのかに対する情報および前記第２映像データに対する識別情報のうち一つ以上を含む。
【００１３】
また、本発明の他の実施形態によるデジタル放送システムのステレオスコピック映像データダウンロードサービスの受信装置は、デジタル放送システムで第１映像データ、および第２映像データを含むステレオスコピック映像データのダウンロードサービスの受信装置において、前記第１映像データ、前記第１映像データがステレオスコピック映像で再生することができるのかに対する情報および前記第２映像データを受信する受信部と、前記第１映像データがステレオスコピック映像で再生することができるのかに対する情報に基づいて前記第１映像データおよび前記第２映像データをマッピングしてステレオスコピック映像を再生する再生部とを備え、前記第１映像データがステレオスコピック映像で再生することができるのかに対する情報が、前記第１映像データが左視点映像データなのか右視点映像データなのかに対する情報および前記第２映像データに対する識別情報のうち一つ以上を含む。
【発明の効果】
【００１４】
本発明によれば、３次元形態の広告および特定イベントを提供することができ、ユーザにより実感ある３次元静止画像サービスを提供することができる。
【００１５】
また本発明によれば、デジタル放送網を通して既存の２Ｄ基盤の静止画像サービスと互換性を維持しつつ、３次元静止画像サービスを提供することができる。
【００１６】
したがって、既存の端末に互換性を提供することによって既存の端末を変更せずに付加的に３次元静止画像サービスを提供できるようになる。
【図面の簡単な説明】
【００１７】
【図１】本発明によるステレオスコピック映像を説明するための図である。
【図２】ＢＮＤＳデータカルーセル構造を示した図である。
【図３】本発明の一実施形態によるデジタル放送システムのステレオスコピック映像データダウンロードサービスの提供方法を示すフローチャートである。
【図４】本発明の一実施形態によるデジタル放送システムのステレオスコピック映像データダウンロードサービスの受信方法を示すフローチャートである。
【図５】本発明の他の実施形態によるデジタル放送システムのステレオスコピック映像データダウンロードサービスの提供方法を示すフローチャートである。
【図６】本発明の他の実施形態によるデジタル放送システムのステレオスコピック映像データダウンロードサービスの受信方法を示すフローチャートである。
【図７】本発明の一実施形態によるステレオスコピック付加映像データのファイル名に対する情報を含む記述子を示す図である。
【図８】本発明の一実施形態によるステレオスコピック映像データに対する情報を含む記述子を示す図である。
【図９】本発明の一実施形態によるデジタル放送システムの構成を示す図である。
【図１０】本発明の一実施形態による静止画像サービスの提供のための順次的イメージ構成方法を示す図である。
【図１１】本発明の一実施形態による静止画像サービスの提供のための非順次的イメージ構成方法を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【００１８】
前述した目的、特徴および長所は添付された図を参照して詳細に後述され、これに伴い本発明が属する技術分野で通常の知識を有する者が本発明の技術的思想を容易に実施できるであろう。本発明を説明するにおいて本発明と関連した公知技術に対する具体的な説明が本発明の要旨を不必要にぼかしうると判断される場合には詳細な説明を省略する。以下、添付された図を参照して本発明による好ましい実施例を詳細に説明する。図において同一の参照符号は、同一または類似の構成要素を指すものとして使用される。
【００１９】
衛星デジタルマルチメディア放送ＤＭＢ（Ｄｉｇｉｔａｌ Ｍｕｌｔｉｍｅｄｉａ Ｂｒｏａｄｃａｓｔｉｎｇ）を含むデジタル放送システムでサービスデータを伝送する方法には大きく分けて、ビデオのようなストリームデータを伝送する方式とウェブページ（ｗｅｂ ｐａｇｅ）のようなアプリケーションデータをダウンロードする方式がある。
【００２０】
一番目の伝送方法であるストリームデータ伝送方式は、リアルタイムビデオのようなサービスを提供する目的を有し、一般的にＭＰＥＧ ＴＳ（Ｍｏｖｉｎｇ Ｐｉｃｔｕｒｅ Ｅｘｐｅｒｔｓ Ｇｒｏｕｐ Ｔｒａｎｓｐｏｒｔ Ｓｔｒｅａｍ）のような符号化されたデータストリームを一定のビット率で伝送することを特徴とする。
【００２１】
二番目の伝送方法であるウェブページのようなアプリケーションデータのダウンロード方式において、アプリケーションデータは１つ以上のファイルで構成されたディレクトリ形態で構成可能で、一般的にデータカルーセル（ｄａｔａ ｃａｒｒｏｕｓｅｌ）のような周期的伝送技法を使用してユーザ端末に反復して伝送されることを特徴とする。
【００２２】
衛星ＤＭＢでは、このようなアプリケーションデータサービスを放送網ダウンロードサービス（Ｂｒｏａｄｃａｓｔ Ｎｅｔｗｏｒｋ Ｄｏｗｎｌｏａｄ Ｓｅｒｖｉｃｅ：以下ＢＮＤＳという）と呼び、実際の伝送は後述するＤＳＭ−ＣＣ基盤のデータカルーセル伝送方式を使用して行われる。
【００２３】
ＢＮＤＳは、ＥＰＧ（Ｅｌｅｃｔｒｏｎｉｃ Ｐｒｏｇｒａｍ Ｇｕｉｄｅ）の遊休帯域または別途のダウンロードサービス用チャネルを介して端末に各種マルチメディアファイル（イメージ、動画等）をダウンロードしたり、メール受信および端末で頻繁に使用されるテンプレート（ｔｅｍｐｌａｔｅ）ファイルをアップデートする機能を提供する。デジタル放送伝送装置ではＢＮＤＳを利用して多様なサービスを提供し、デジタル放送端末では放送網を介して伝送されるサービスを受信して処理し、ユーザに提供する。
【００２４】
このようなＢＮＤＳを使用して提供できるサービスは、例えばチャネル転換画面アップグレードサービス、オーディオ背景画面アップグレードサービス、メールサービスおよびＷａｋｅ Ｕｐサービス等がある。
【００２５】
チャネル転換画面アップグレードサービスは、チャネル変更時に表示されるチャネル転換画面をダウンロードして自動で変更するものである。チャネル転換画面は、全体チャネルに共通で適用したり、サービス類型別（ビデオサービス、プレミアムビデオサービス、オーディオサービス、プレミアムオーディオサービス等）またはチャネル番号別に適用するように設定することができる。このようなチャネル転換画面で主要プログラムのお知らせまたはＥｖｅｎｔのご案内等を提供することができる。
【００２６】
オーディオ背景画面アップグレードサービスは、オーディオ聴取中、提供される背景画面をダウンロードして変更するサービスである。オーディオチャネル背景画面アップグレードによってプログラム広報、広告など各種イベントと関連した背景画面をユーザに見せることができる。チャネル転換画面と同様に、オーディオチャネル背景画面もやはり、チャネル別およびサービスタイプ別に別途の設定が可能であり、全体オーディオチャネルの共通背景画面設定が可能である。
【００２７】
メールサービスは、お知らせおよびイベント情報等をメールの形態で提供するサービスである、すなわち、お知らせ及びイベント情報等を含むメールが伝送されると、ユーザは、接続時に例えば、チャネル接続画面で該当内容を確認できるサービスである。端末は、メールが伝送された場合、受信してユーザがメール伝送の可否を確認できるように所定のロゴを点滅させうる。
【００２８】
最後に、Ｗａｋｅ Ｕｐサービスは、任意の時間の間に端末がＷａｋｅｕｐテーブル（ＷａｋｅＵｐ Ｔａｂｌｅ：ＷＵＴ）に定義された時間に自動でＷａｋｅ Ｕｐされ、その時間に送出中のデータをダウンロードできるようにする機能を提供するサービスである。
【００２９】
以下、ＢＮＤＳを使用して提供する静止画面サービスに対して、チャネル転換画面アップグレードサービスを一例にあげて説明する。チャネル転換画面アップグレードサービスは、２Ｄ静止画像ファイル（例：ＪＰＧファイル）を予めダウンロードし、端末でユーザのチャネル転換時、予めダウンロードした静止画像をチャネル転換の背景画面として示すためのサービスをいい、広告およびイベントに該当する映像を示すことができる。
【００３０】
チャネル転換画面アップグレードサービスのための静止画像ファイルは、一実施形態として１２枚のイメージファイルで構成されうる。１２枚のイメージファイルは、アニメーション化されチャネル転換時に所定の露出時間に合うように画面に表示される。デジタル放送伝送端は、１２枚のイメージをすべて伝送することもでき、重複イメージの除去および伝送帯域幅節減のために１２枚のイメージのうち一部イメージだけを伝送することもできる。後者の場合には端末がイメージをコピーして使用できる。例えば、伝送端で２枚のチャネル転換画面イメージを伝送すれば、端末ではＩｍａｇｅＣｏｐｙＣｏｕｎｔ記述子のＣｎｔＣｏｐｙの値に応じてイメージをコピーして使用し、ファイルの順序はＮａｍｅＤｅｓｃｒｉｐｔｏｒの登録順序と放送網ダウンロード伝送規格のファイル生成Ｎａｍｅ Ｒｕｌｅに従う。重複イメージを除外してファイルを伝送する場合、端末はファイルのネームに含まれた数字を見て空いているファイル領域を内部的にコピーして使用する。すなわち、チャネル転換画面のためにＣＬＩ＿０１．ｊｐｇとＣＬＩ＿０７．ｊｐｇの２枚のイメージのみ伝送されると、端末は２枚のイメージを受信した後、ＣＬＩ＿０１．ｊｐｇをＣＬＩ＿０２．ｊｐｇないしＣＬＩ＿０６．ｊｐｇとしてコピーし、ＣＬＩ＿０７．ｊｐｇをＣＬＩ＿０８．ｊｐｇないしＣＬＩ＿１２．ｊｐｇとしてコピーして使用する。伝送されるファイルがＣＬＩ＿０１．ｊｐｇとＣＬＩ＿０２．ＪＰＧならば、ＣＬＩ＿０１．ｊｐｇをＣＬＩ＿０３．ｊｐｇ、ＣＬＩ＿０５．ｊｐｇ、ＣＬＩ＿０７．ＪＰＧ、ＣＬＩ＿０９．ＪＰＧ、ＣＬＩ＿１１．ｊｐｇとしてコピーし、ＣＬＩ＿０２．ｊｐｇをＣＬＩ＿０４．ｊｐｇ、ＣＬＩ＿０６．ｊｐｇ、ＣＬＩ＿０８．ｊｐｇ、ＣＬＩ＿１０．ｊｐｇ、ＣＬＩ＿１２．ｊｐｇとしてコピーし、２枚のイメージを交互に表示することができる。このようなコピー規則は伝送されるイメージが３枚、４枚、または６枚である場合にも同一に適用されうる。
【００３１】
端末は前述したように、受信して必要な場合、コピーしたイメージをチャネル転換画面で示す。この時、チャネル転換画面は、適用方式において全チャネル共通画面、サービスタイプ（Ｓｅｒｖｉｃｅ Ｔｙｐｅ）別画面、サービスＩＤ（Ｓｅｒｖｉｃｅ ＩＤ）別画面に分類可能である。サービスタイプとサービスＩＤは、チャネル転換によって移動しようとする対象サービス（ｔａｒｇｅｔ ｓｅｒｖｉｃｅ）を基準として適用し、適用の優先順位はサービスＩＤ＞サービスタイプ＞共通順である。すなわち、共通チャネル転換画面が存在し、サービスタイプ別チャネル変更画面が存在し、該当サービスタイプにチャネル転換時には共通チャネル転換画面でない該当サービスタイプのチャネル転換画面を適用する。
【００３２】
次は、チャネル転換画面を更新する場合に対して説明する。端末は、放送網に伝送されたチャネル転換画面をすべて受信すれば、既に保存しておいたチャネル転換画面を新規で受信したチャネル転換画面に代替して保存する。例えば、サービス番号５番に該当するチャネル転換画面と共通チャネル転換画面が存在するが、新規でダウンロードしたチャネル転換画面には共通チャネル転換画面のみ存在する場合、サービス番号５番に該当するチャネル転換画面は、これ以上使用せず、新規でダウンロードした共通チャネル転換画面をすべて適用して使用する。
【００３３】
本発明は、前述したようにデジタル放送網を介してサービスされている静止画面サービスを拡張して立体感を有する３次元（３Ｄ）形態で提供する方法に関するものである。
【００３４】
この時、２Ｄ基盤のチャネル転換画面アップグレードサービスを３次元で提供するにおいて基本的に必要な事項は互換性である。すなわち、既存の端末は３次元サービスのための情報およびコンテンツが伝送されたとしても誤動作を起こさず、２Ｄ基盤のチャネル転換画面アップグレードサービスを提供しなければならない。３次元サービスの提供が可能な新規端末は、既存の２Ｄ基盤のチャネル転換画面アップグレードサービスおよび３次元基盤のチャネル転換画面アップグレードサービスを提供しなければならない。結論として下位および上位互換性を満足しつつ、３次元基盤のチャネル転換画面アップグレードサービスを提供しなければならない。
【００３５】
以下、図１を参照して本発明によるステレオスコピック映像を説明する。
【００３６】
ステレオスコピック映像は、基準映像およびステレオスコピック付加映像を含む。ここで、基準映像は、従来の２Ｄ放送端末（例：２Ｄ ＤＭＢ端末）が互換性を認識して再生する映像または２Ｄ再生モード転換時に再生する映像をいい、ステレオスコピック付加映像は、ステレオスコピック映像において基準映像でない他の時点の映像をいう。図１を参照して説明すれば、基準映像が左視点映像ならば、ステレオスコピック付加映像は右視点映像になり、基準映像が右視点映像ならば、ステレオスコピック付加映像は左視点映像になりうる。ユーザ端末は、基準映像およびステレオスコピック付加映像を３Ｄレンダリングしてステレオスコピック映像としてディスプレイする。
【００３７】
以下、図２を参照してＢＮＤＳデータカルーセル構造を説明する。
【００３８】
本発明によるＢＮＤＳのためのデータは、ＤＳＭ−ＣＣ（Ｄｉｇｉｔａｌ Ｓｔｏｒａｇｅ Ｍｅｄｉａ−Ｃｏｍｍａｎｄ ａｎｄ Ｃｏｎｔｒｏｌ）データカルーセル規格（ＩＳＯ／ＩＥＣ１３８１８−６［４］）に基づいて伝送される。ＤＳＭ−ＣＣデータカルーセル規格は、受信機にモジュールデータを繰り返して伝送する。デジタル放送データカルーセルモジュール（Ｍｏｄｕｌｅ）は、データカルーセル内のデータに対する論理的な区分であって、１つ以上のブロック（Ｂｌｏｃｋ）に分けられる。データカルーセル内のすべてのモジュールのすべてのブロックは、最後のブロックを除外しては同一の大きさを有する。
【００３９】
デジタル放送データカルーセル規格は、ＤＳＭ−ＣＣダウンロード規格の三種類のメッセージを利用する。データは、ＤＤＢ（ＤｏｗｎｌｏａｄＤａｔａＢｌｏｃｋ）メッセージに伝送され、モジュールに対する制御情報は、ＤＩＩ（ＤｏｗｎｌｏａｄＩｎｆｏＩｎｄｉｃａｔｉｏｎ）およびＤＳＩ（ＤｏｗｎｌｏａｄＳｅｒｖｅｒＩｎｉｔｉａｔｅ）メッセージによって伝送される。ここで、ＤＳＩ（ＤｏｗｎｌｏａｄＳｅｒｖｅｒＩｎｉｔｉａｔｅ）メッセージは、スーパーグループ内のグループに対する情報を有しておりＤＩＩ（ＤｏｗｎｌｏａｄＩｎｆｏＩｎｄｉｃａｔｉｏｎ）メッセージは、グループ内のモジュールに対する情報を有している。
【００４０】
以下、図３および図４を参照して本発明の一実施形態によるデジタル放送システムのステレオスコピック映像データダウンロードサービスの提供方法および受信方法を説明する。
【００４１】
まず、Ｓ３０２ステップで、ステレオスコピック映像データダウンロードサービスの提供装置は、第１映像データ、および第２映像データ各々のファイル名に対する情報を生成する。一実施形態として、本発明で第１映像データは、基準映像であり、第２映像データは、ステレオスコピック付加映像でありうる。
【００４２】
基準映像のファイル名に対する情報は、ＤＳＭ−ＣＣのＤＳＩおよびＤＩＩ内の「ｎａｍｅ＿ｄｅｓｃｒｉｐｔｏｒ」を利用して生成することができる。「ｎａｍｅ＿ｄｅｓｃｒｉｐｔｏｒ」は、データカルーセルモジュールまたはデータカルーセルグループのネームに対する情報を表す記述子（ｄｅｓｃｒｉｐｔｏｒ）をいう。「ｎａｍｅ＿ｄｅｓｃｒｉｐｔｏｒ」の構造（表１参照）は後述する「ＳＡｎａｍｅ＿ｄｅｓｃｒｉｐｔｏｒ」の構造と同一であるため、各フィールドに対する具体的な説明はここでは省略する。
【００４３】
【表１】
【００４４】
ステレオスコピック付加映像のファイル名に対する情報は、新しい記述子（例：ｓｔｅｒｅｏｓｃｏｐｉｃｎａｍｅ＿ｄｅｓｃｒｉｐｔｏｒ）を定義して生成する。ステレオスコピック付加映像のファイル名に対する情報を含む新しい記述子は、一実施形態として図７のように定義することができる。図７を参照すれば、「ＳＡｎａｍｅ＿ｄｅｓｃｒｉｐｔｏｒ」という新しい記述子は、既存の「ｎａｍｅ＿ｄｅｓｃｒｉｐｔｏｒ」と同一の構造を有し、「ｎａｍｅ＿ｄｅｓｃｒｉｐｔｏｒ」と同様にＤＩＩ−ｍｏｄｕｌｅｉｎｆｏに含まれて伝送されうる。具体的に、ｄｅｓｃｒｉｐｔｏｒ＿ｔａｇは、記述子、ＳＡｎａｍｅ＿ｄｅｓｃｒｉｐｔｏｒがステレオスコピック付加映像のファイル名に対する情報を含む記述子であることを表す識別子であって、ｕｓｅｒ ｐｒｉｖａｔｅで定義されたｔａｇ ｖａｌｕｅのうち、一つ（例：０ｘ６５）と定めて使用することができる。ｄｅｓｃｒｉｐｔｏｒ＿ｌｅｎｇｔｈは、記述子（ＳＡｎａｍｅ＿ｄｅｓｃｒｉｐｔｏｒ）の長さを表し、ｔｅｘｔ＿ｃｈａｒは、ステレオスコピック付加映像のネーム、例えばファイル名を表す。
【００４５】
この時、ステレオスコピック付加映像のファイル名は、該当映像がステレオスコピック付加映像であることを表すプレフィックス（ｐｒｅｆｉｘ）を含むことができる。例えば、ステレオスコピック付加映像は、「ＳＡ」（Ｓｔｅｒｅｏｓｃｏｐｉｃ Ａｄｄｉｔｉｏｎａｌ）で開始するファイル名を有することができる。基準映像のファイル名が従来のファイル名の規則に応じてＣＬＩ＿００．ｊｐｇの場合、基準映像（ＣＬＩ＿００．ｊｐｇ）に対応するステレオスコピック付加映像のファイル名は、ＳＡＣＬＩ＿００．ｊｐｇとなりうる。同様に、基準映像のファイル名がＣＬＩ＿０１．ｊｐｇの場合には、該当ステレオスコピック付加映像のファイル名は、ＳＡＣＬＩ＿０１．ｊｐｇとなりうる。
【００４６】
次に、Ｓ３０４ステップで、ステレオスコピック映像データダウンロードサービスの提供装置は、第１映像データ（基準映像）、第１映像データのファイル名に対する情報、第２映像データ（ステレオスコピック付加映像）、および第２映像データのファイル名に対する情報を伝送する。
【００４７】
基準映像のファイル名に対する情報は、従来の「ｎａｍｅ＿ｄｅｓｃｒｉｐｔｏｒ」を利用して伝送し、ステレオスコピック付加映像のファイル名に対する情報は、前述した新しい記述子（ＳＡｎａｍｅ＿ｄｅｓｃｒｉｐｔｏｒ）を利用して伝送する。
【００４８】
次にＳ４０２ステップで、端末は、第１映像データ（基準映像）、第１映像データのファイル名に対する情報、第２映像データ（ステレオスコピック付加映像）、および第２映像データのファイル名に対する情報を受信する。
【００４９】
基準映像のファイル名に対する情報は、従来の「ｎａｍｅ＿ｄｅｓｃｒｉｐｔｏｒ」を利用して受信し、ステレオスコピック付加映像のファイル名に対する情報は、前述した新しい記述子（「ＳＡｎａｍｅ＿ｄｅｓｃｒｉｐｔｏｒ」）を利用して受信する。
【００５０】
次に、Ｓ４０４ステップで、端末は、第１映像データ（基準映像）のファイル名、および第２映像データ（ステレオスコピック付加映像）のファイル名に基づいて第１映像データ、および第２映像データをマッピングしてステレオスコピック映像を再生する。端末は、「ｎａｍｅ＿ｄｅｓｃｒｉｐｔｏｒ」を利用して基準映像を獲得し、新しい記述子（「ＳＡｎａｍｅ＿ｄｅｓｃｒｉｐｔｏｒ」）を利用してステレオスコピック付加映像を獲得することができる。
【００５１】
Ｓ３０２ステップで前述した例により、基準映像のファイル名がＣＬＩ＿００．ｊｐｇおよびＣＬＩ＿０１．ｊｐｇであり、各々に対応するステレオスコピック付加映像のファイル名がＳＡＣＬＩ＿００．ｊｐｇおよびＳＡＣＬＩ＿０１．ｊｐｇの場合、受信装置は、ステレオスコピック付加映像であることを表すプレフィックス（「ＳＡ」）を利用して、基準映像ＣＬＩ＿００．ｊｐｇに対応するステレオスコピック付加映像がＳＡＣＬＩ＿００．ｊｐｇであり、基準映像ＣＬＩ＿０１．ｊｐｇに対応するステレオスコピック付加映像がＳＡＣＬＩ＿０１．ｊｐｇであることを判断することができる。したがって、ＣＬＩ＿００．ｊｐｇとＳＡＣＬＩ＿００．ｊｐｇをマッピングしてステレオスコピック映像を再生し、ＣＬＩ＿０１．ｊｐｇとＳＡＣＬＩ＿０１．ｊｐｇをマッピングしてステレオスコピック映像を再生することができる。すなわち、このような方法で、基準映像とステレオスコピック付加映像をマッピングしてステレオスコピック映像を再生できることになる。
【００５２】
この時端末は、ダウンロードされた映像を昇順によって再生する従来方式と同様に、基準映像のファイル名を基準として昇順によって再生順序を定めることができる。すなわち、例えば、基準映像ＣＬＩ＿００．ｊｐｇ、ＣＬＩ＿０１．ｊｐｇおよびＣＬＩ＿０２．ｊｐｇの順序で、各基準映像に対応するステレオスコピック付加映像ＳＡＣＬＩ＿００．ｊｐｇ、ＳＡＣＬＩ＿０１．ｊｐｇおよびＳＡＣＬＩ＿０２．ｊｐｇをマッピングしてステレオスコピック映像を再生することができる。
【００５３】
また、３Ｄデータダウンロードおよび再生のためには３Ｄデータを区分しなければならないが、このために衛星ＤＭＢステレオスコピックサービス標準（改正案）でＰＭＴ（Ｐｒｏｇｒａｍ Ｍａｐ Ｔａｂｌｅ）内に追加で定義された「３Ｄ＿ｓｅｒｖｉｃｅ＿ｄｅｓｃｒｉｐｔｏｒ」を利用することができる。端末は、「３Ｄ＿ｓｅｒｖｉｃｅ＿ｄｅｓｃｒｉｐｔｏｒ」を基に放送時間内に３Ｄサービス区間を区分して、該当サービスタイプおよび関連情報を獲得することができる。万一、左右各々ｆｕｌｌ解像度を有するｊｐｇファイルをダウンロードする場合「ｃｏｎｔｅｎｔｓ＿ｆｏｒｍａｔ＝０００１」を使用する。
【００５４】
前述したステレオスコピック映像データダウンロードサービスの提供および受信方法によれば、２Ｄ放送端末（例：２Ｄ ＤＭＢ端末）は従来の「ｎａｍｅ＿ｄｅｓｃｒｉｐｔｏｒ」を利用して基準映像を獲得して再生することができる。しかし、２Ｄ放送端末は、新しい記述子「ＳＡｎａｍｅ＿ｄｅｓｃｒｉｐｔｏｒ」を認識できず、またステレオスコピック付加映像データのファイル名の規則を認識できないため、ステレオスコピック付加映像を再生せず無視することになる。これで、本発明によるステレオスコピック映像データダウンロードサービスの提供方法および受信方法は従来の方法と互換性を有することができる。
【００５５】
以下、図５および図６を参照して本発明の他の実施形態によるデジタル放送システムのステレオスコピック映像データダウンロードサービスの提供方法および受信方法を説明する。
【００５６】
まず、Ｓ５０２ステップで、ステレオスコピック映像データダウンロードサービスの提供装置は、第１映像データがステレオスコピック映像で再生することができるのかに対する情報を生成する。前述したように、一実施形態として、第１映像データは、基準映像で、第２映像データは、ステレオスコピック付加映像でありうる。
【００５７】
基準映像がステレオスコピック映像で再生することができるのかに対する情報は新しい記述子（例：Ｓｔｅｒｅｏｓｃｏｐｉｃ＿ｐａｉｒ＿ｄｅｓｃｒｉｐｔｏｒ）を定義して生成する。この新しい記述子は、一実施形態として図８のように定義することができる。図８を参照して「Ｓｔｅｒｅｏｓｃｏｐｉｃ＿ｐａｉｒ＿ｄｅｓｃｒｉｐｔｏｒ」の構造を具体的に按じてみれば、ｄｅｓｃｒｉｐｔｏｒ＿ｔａｇは、記述子、「Ｓｔｅｒｅｏｓｃｏｐｉｃ＿ｐａｉｒ＿ｄｅｓｃｒｉｐｔｏｒ」が、基準映像がステレオスコピック映像で再生することができるのかに対する情報を含む記述子であることを表す識別子であって、ｕｓｅｒ ｐｒｉｖａｔｅで定義されたｔａｇ ｖａｌｕｅのうち、一つ（例：０ｘ０８）に定めて使用することができる。ｄｅｓｃｒｉｐｔｏｒ＿ｌｅｎｇｔｈは、記述子（Ｓｔｅｒｅｏｓｃｏｐｉｃ＿ｐａｉｒ＿ｄｅｓｃｒｉｐｔｏｒ）の長さを表し、ｉｓＬｅｆｔは、該当イメージ、すなわち基準映像が左映像なのか右映像なのかを表す。例えば、ｉｓＬｅｆｔ値が「０」ならば左映像を意味し、「１」ならば右映像を意味することになる。ｍｏｄｕｌｅＩｄは、ステレオスコピック映像で再生時に基準映像と共に使用するステレオスコピック付加映像に対する識別情報を表し、一実施形態としてステレオスコピック付加映像のモジュール識別子（ｍｏｄｕｌｅ ｉｄｅｎｔｉｆｉｅｒ、図２でのｍｉをいう。）でありうる。
【００５８】
次に、Ｓ５０４ステップで、ステレオスコピック映像データダウンロードサービスの提供装置は、第１映像データ（基準映像）、第１映像データがステレオスコピック映像で再生することができるのかに対する情報、および第２映像データ（ステレオスコピック付加映像）を伝送する。基準映像がステレオスコピック映像で再生することができるのかに対する情報は前述した新しい記述子（Ｓｔｅｒｅｏｓｃｏｐｉｃ＿ｐａｉｒ＿ｄｅｓｃｒｉｐｔｏｒ）を利用して伝送する。
【００５９】
「Ｓｔｅｒｅｏｓｃｏｐｉｃ＿ｐａｉｒ＿ｄｅｓｃｒｉｐｔｏｒ」という新しい記述子は、表２に示されたように、データカルーセルのＤＩＩ−ｍｏｄｕｌｅｉｎｆｏ内に含まれて伝送される。具現例としては、データカルーセルのＤＩＩ−ｍｏｄｕｌｅｉｎｆｏ内のｄｅｓｃｒｉｐｔｏｒ ｌｏｏｐ内に含まれて伝送される。
【００６０】
【表２】
【００６１】
次にＳ６０２ステップで、端末は、第１映像データ（基準映像）、第１映像データがステレオスコピック映像で再生することができるのかに対する情報、および第２映像データ（ステレオスコピック付加映像）を受信する。基準映像がステレオスコピック映像で再生することができるのかに対する情報は、前述した新しい記述子（Ｓｔｅｒｅｏｓｃｏｐｉｃ＿ｐａｉｒ＿ｄｅｓｃｒｉｐｔｏｒ）によって受信する。
【００６２】
次に、Ｓ６０４ステップで、端末は、第１映像データ（基準映像）がステレオスコピック映像で再生することができるのかに対する情報に基づいて、第１映像データ、および第２映像データ（ステレオスコピック付加映像）をマッピングしてステレオスコピック映像を再生する。
【００６３】
端末は、受信した各モジュールすなわちイメージファイルに対して「Ｓｔｅｒｅｏｓｃｏｐｉｃ＿ｐａｉｒ＿ｄｅｓｃｒｉｐｔｏｒ」によって、基準映像およびこれに対応するステレオスコピック付加映像を獲得することができ、このように獲得した基準映像とステレオスコピック付加映像とをマッピングしてステレオスコピック映像を再生する。
【００６４】
例えば、端末は１２枚のイメージファイルを受信した場合、図１０または図１１のようにファイルを構成することができる。ここで、図１０は、左映像が１回目ないし６番目に配置され、右映像が７回目ないし１２番目に配置される例を示しており、図１１は無作為に配置された例を示している。
【００６５】
端末は、図１０のような１２枚のイメージファイルを受信した場合、好ましくは、「Ｓｔｅｒｅｏｓｃｏｐｉｃ＿ｐａｉｒ＿ｄｅｓｃｒｉｐｔｏｒ」によって表３のようなテーブル情報を構成することができる。
【００６６】
【表３】
【００６７】
表３を参照すれば、１番イメージＣＬＩ＿０１．ｊｐｇと７番イメージＣＬＩ＿０７．ｊｐｇが対で構成され、２番イメージＣＬＩ＿０２．ｊｐｇと８番イメージＣＬＩ＿０８．ｊｐｇが対で構成されたことが分かる。
【００６８】
端末は１番イメージＣＬＩ＿０１．ｊｐｇから１２番イメージＣＬＩ＿１２．ｊｐｇを順次ディスプレイしたり任意のイメージをディスプレイすることができ、この時、表３を利用して該当イメージを３Ｄ形態でディスプレイすることができる。例えば、７番映像ＣＬＩ＿０７．ｊｐｇをディスプレイしようとする場合、７番映像ＣＬＩ＿０７．ｊｐｇと対をなす１番映像ＣＬＩ＿０１．ｊｐｇを共に利用して３Ｄ形態でディスプレイする。同様に、１２番映像ＣＬＩ＿１２．ｊｐｇをディスプレイしようとする場合には、その左映像に該当する６番映像ＣＬＩ＿０６．ｊｐｇを付加的に利用して３Ｄ形態で表現する。
【００６９】
端末が図１１のような１２枚のイメージファイルを受信した場合にも前述した方法でディスプレイすることができる。ただし、この場合には「Ｓｔｅｒｅｏｓｃｏｐｉｃ＿ｐａｉｒ＿ｄｅｓｃｒｉｐｔｏｒ」によって１番ＣＬＩ＿０１．ｊｐｇと７番ＣＬＩ＿０７．ｊｐｇイメージ、２番ＣＬＩ＿０２．ｊｐｇと１２番ＣＬＩ＿１２．ｊｐｇイメージ、６番ＣＬＩ＿０６．ｊｐｇと８番ＣＬＩ＿０８．ｊｐｇイメージが対で構成されたことが分かる。
【００７０】
以下、２Ｄイメージとステレオスコピックイメージが混用されて存在する場合を、表４を例にあげて説明する。
【００７１】
【表４】
【００７２】
表４を参照すれば、ＣＬＩ＿０３．ｊｐｇ、ＣＬＩ＿０４．ｊｐｇ、ＣＬＩ＿０５．ｊｐｇ、ＣＬＩ＿０９．ｊｐｇ、ＣＬＩ＿１０．ｊｐｇおよびＣＬＩ＿１１．ｊｐｇは、２Ｄ形態でのみディスプレイ可能なイメージであって、「Ｓｔｅｒｅｏｓｃｏｐｉｃ＿ｐａｉｒ＿ｄｅｓｃｒｉｐｔｏｒ」によるステレオスコピック付加映像情報が存在しない。そして、それ以外のイメージは、基準映像とステレオスコピック付加映像の形態で対をなし、３Ｄ形態でディスプレイ可能なイメージであって「Ｓｔｅｒｅｏｓｃｏｐｉｃ＿ｐａｉｒ＿ｄｅｓｃｒｉｐｔｏｒ」によるステレオスコピック付加映像情報が存在することになる。したがって、端末は、「Ｓｔｅｒｅｏｓｃｏｐｉｃ＿ｐａｉｒ＿ｄｅｓｃｒｉｐｔｏｒ」による表４のようなテーブル情報を構成できることになる。
【００７３】
したがって、２Ｄイメージは、２Ｄ形態でディスプレイし、ステレオスコピック映像（３Ｄ映像）で再生可能な場合にのみ対応する左イメージまたは右イメージを使用して３Ｄ形態でディスプレイする。すなわち、表４のような形態でダウンロードされたイメージファイルをチャネル転換時、画面にディスプレイしようとする場合、既存の２Ｄ放送端末（例：２Ｄ ＤＭＢ端末）は、「Ｓｔｅｒｅｏｓｃｏｐｉｃ＿ｐａｉｒ＿ｄｅｓｃｒｉｐｔｏｒ」のようなステレオスコピック情報（３Ｄ情報）の有無と無関係でディスプレイすれば良い。そして、３Ｄ放送端末（例：３Ｄ ＤＭＢ端末）の場合、ユーザが２Ｄモードで視聴しようとする場合には該当イメージを２Ｄ形態で図示し、３Ｄモードで視聴しようとする場合には、２Ｄ映像は２Ｄ形態でディスプレイし、３Ｄ映像は、該当するステレオスコピック付加映像（左映像が基準映像ならば右映像を、右映像が基準映像ならば左映像をいう）を付加的に利用して３Ｄ形態でディスプレイする。
【００７４】
図９は本発明の一実施形態によるデジタル放送システムの構成を示す図である。図９を参照すれば、デジタル放送システムは、ステレオスコピック映像データダウンロードサービスの提供装置９１０、およびステレオスコピック映像データダウンロードサービスの受信装置９２０を含む。
【００７５】
ステレオスコピック映像データダウンロードサービスの提供装置９１０は、ステレオスコピック映像データダウンロードサービスを提供する装置をいい、生成部９１２、および伝送部９１４を備える。
【００７６】
本発明の図３および図４の方法によりステレオスコピック映像データダウンロードサービスを提供する場合には、生成部９１２は、第１映像データおよび前記第２映像データ各々のファイル名に対する情報を生成し、これに対する詳細な説明は図３のＳ３０２ステップで説明した通りである。そして、伝送部９１４は、第１映像データ、第１映像データのファイル名に対する情報、第２映像データ、および第２映像データのファイル名に対する情報を伝送し、これに対する詳細な説明は、図３のＳ３０４ステップで説明した通りである。
【００７７】
本発明の図５および図６の方法によりステレオスコピック映像データダウンロードサービスを提供する場合には、生成部９１２は、第１映像データがステレオスコピック映像で再生することができるのかに対する情報を生成し、これに対する詳細な説明は図５のＳ５０２ステップで説明した通りである。そして、伝送部９１４は、第１映像データ、第１映像データがステレオスコピック映像で再生することができるのかに対する情報、および第２映像データを伝送し、これに対する詳細な説明は図５のＳ５０４ステップで説明した通りである。
【００７８】
ステレオスコピック映像データダウンロードサービスの受信装置９２０は、ステレオスコピック映像データダウンロードサービスを受信する装置を言い、例えばユーザ端末でありうる。このような受信装置９２０は、受信部９２２および再生部９２４を備える。
【００７９】
本発明の図３および図４の方法によりステレオスコピック映像データダウンロードサービスを受信する場合には、受信部９２２は、第１映像データ、第１映像データのファイル名に対する情報、第２映像データ、および第２映像データのファイル名に対する情報を受信し、これに対する詳細な説明は図４のＳ４０２ステップで説明した通りである。そして、再生部９２４は、第１映像データのファイル名、および第２映像データのファイル名に基づいて、第１映像データ、および第２映像データをマッピングしてステレオスコピック映像を再生し、これに対する詳細な説明は図４のＳ４０４ステップで説明した通りである。
【００８０】
本発明の図５および図６の方法によりステレオスコピック映像データダウンロードサービスを受信する場合には、受信部９２２は、第１映像データ、第１映像データがステレオスコピック映像で再生することができるのかに対する情報、および第２映像データを受信し、これに対する詳細な説明は図６のＳ６０２ステップで説明した通りである。そして、再生部９２４は、第１映像データがステレオスコピック映像で再生することができるのかに対する情報に基づいて第１映像データ、および第２映像データをマッピングしてステレオスコピック映像を再生し、これに対する詳細な説明は、図６のＳ６０４ステップで説明した通りである。
【００８１】
前述した３次元静止画像サービスの提供方法は、一実施形態で説明したチャネル転換画面アップグレードサービスに局限されず、デジタル放送網を介して３次元静止画像サービスを提供できる多様なサービスに適用することができる。
【００８２】
前述したような本発明の方法は、プログラムで具現されコンピュータで読み取り可能な形態で記録媒体（ＣＤ−ＲＯＭ、ＲＡＭ、ＲＯＭ、フロッピーディスク、ハードディスク、光磁気ディスクなど）に保存されうる。このような過程は、本発明が属する技術分野で通常の知識を有する者が容易に実施することができるため、これ以上詳細に説明しない。
【００８３】
以上で説明した本発明は、本発明が属する技術分野で通常の知識を有する者にあって本発明の技術的思想に外れない範囲内で種々な置換、変形および変更が可能なであり、前述した実施形態および添付された図面によって限定されるのではない。
【技術分野】
【０００１】
本発明は、デジタル放送システムのステレオスコピック映像データダウンロードサービスの提供方法、受信方法および装置に関するものである。
【背景技術】
【０００２】
衛星デジタルマルチメディア放送（Ｄｉｇｉｔａｌ Ｍｕｌｔｉｍｅｄｉａ Ｂｒｏａｄｃａｓｔｉｎｇ：ＤＭＢ）システムでは、衛星ＤＭＢ端末を使用するユーザに静止画像サービスを提供している。このような静止画像サービスは次のように提供される。衛星ＤＭＢシステムは、２Ｄ（Ｍｏｎｏｓｃｏｐｉｃ）形態のＪＰＥＧ（Ｊｏｉｎｔ Ｐｈｏｔｏｇｒａｐｈｉｃ ｃｏｄｉｎｇ Ｅｘｐｅｒｔｓ Ｇｒｏｕｐ）イメージを、放送網を介してユーザの衛星ＤＭＢ端末に予めダウンロードし、ダウンロードしたイメージを２Ｄ形態で提供している。言い換えれば、従来の静止画像サービスは１つ以上のＪＰＥＧ静止画像を、放送網を介して予めダウンロードした後、ユーザに２Ｄイメージを示す形態のサービス技術に該当する。例えば、ユーザがチャネルを転換しようとする時、予めダウンロードした広告や特定イベントに対するイメージを２Ｄ形態で提供する。このような従来方法は、ユーザに２Ｄ形態で映像を提供することによって、一般的に３次元静止画像が提供する立体感を提供することができないという問題がある。そのため、このような映像サービスを拡張して３次元で提供する場合、ユーザには実際のイメージとほとんど類似の立体感を有する実感サービスを提供することができ、このようなサービスは特に広告や特定イベントをより一層引き立ててみせることができる。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００３】
したがって、本発明は、前述した問題を解決するためのもので、ユーザに立体感を有する３次元静止画像サービスを提供するデジタル放送システムのステレオスコピック映像データダウンロードサービスの提供方法、受信方法および装置を提供することを一目的とする。
【０００４】
また、本発明は、既存の２Ｄ基盤の静止画像サービスと互換性を維持しつつ、３次元静止画像サービスを提供するデジタル放送システムのステレオスコピック映像データダウンロードサービスの提供方法、受信方法および装置を提供することを他の目的とする。
【０００５】
本発明の目的は、以上で言及した目的に制限されず、言及されていない本発明の他の目的および長所は、下記の説明によって理解可能であり、本発明の実施形態によって分明に理解されるだろう。また、本発明の目的および長所は、特許請求の範囲に示した手段およびその組合せによって実現される可能性があることを簡単に知ることができるだろう。
【課題を解決するための手段】
【０００６】
このような目的を達成するための本発明の一実施形態によるデジタル放送システムのステレオスコピック映像データダウンロードサービスの提供方法は、デジタル放送システムで、第１映像データ、および第２映像データを含むステレオスコピック映像データのダウンロードサービスの提供方法において、前記第１映像データおよび前記第２映像データ各々のファイル名に対する情報を生成するステップと、前記第１映像データ、前記第１映像データのファイル名に対する情報、前記第２映像データ、および前記第２映像データのファイル名に対する情報を伝送するステップとを含み、前記第２映像データのファイル名は、ステレオスコピック映像データのうち第２映像データであることを表すプレフィックス（ｐｒｅｆｉｘ）を含む。
【０００７】
また、本発明の一実施形態によるデジタル放送システムのステレオスコピック映像データダウンロードサービスの受信方法は、デジタル放送システムで第１映像データ、および第２映像データを含むステレオスコピック映像データのダウンロードサービスの受信方法において、前記第１映像データ、前記第１映像データのファイル名に対する情報、前記第２映像データ、および前記第２映像データのファイル名に対する情報を受信するステップと、前記第１映像データのファイル名および前記第２映像データのファイル名に基づいて前記第１映像データおよび前記第２映像データをマッピングしてステレオスコピック映像を再生するステップとを含み、前記第２映像データのファイル名は、ステレオスコピック映像データのうち第２映像データであることを表すプレフィックス（ｐｒｅｆｉｘ）を含む。
【０００８】
また、本発明の他の実施形態によるデジタル放送システムのステレオスコピック映像データダウンロードサービスの提供方法は、デジタル放送システムで第１映像データ、および第２映像データを含むステレオスコピック映像データのダウンロードサービスの提供方法において、前記第１映像データがステレオスコピック映像で再生することができるのかに対する情報を生成するステップと、前記第１映像データ、前記第１映像データがステレオスコピック映像で再生することができるのかに対する情報および前記第２映像データを伝送するステップとを含み、前記第１映像データがステレオスコピック映像で再生することができるのかに対する情報が、前記第１映像データが左視点映像データなのか右視点映像データなのかに対する情報および前記第２映像データに対する識別情報のうち一つ以上を含む。
【０００９】
また、本発明の他の実施形態によるデジタル放送システムのステレオスコピック映像データダウンロードサービスの受信方法は、デジタル放送システムで第１映像データ、および第２映像データを含むステレオスコピック映像データのダウンロードサービスの受信方法において、前記第１映像データ、前記第１映像データがステレオスコピック映像で再生することができるのかに対する情報および前記第２映像データを受信するステップと、前記第１映像データがステレオスコピック映像で再生することができるのかに対する情報に基づいて前記第１映像データおよび前記第２映像データをマッピングしてステレオスコピック映像を再生するステップとを含み、前記第１映像データがステレオスコピック映像で再生することができるのかに対する情報が、前記第１映像データが左視点映像データなのか右視点映像データなのかに対する情報および前記第２映像データに対する識別情報のうち一つ以上を含む。
【００１０】
また、本発明の一実施形態によるデジタル放送システムのステレオスコピック映像データダウンロードサービスの提供装置は、デジタル放送システムで第１映像データ、および第２映像データを含むステレオスコピック映像データのダウンロードサービスの提供装置において、前記第１映像データおよび前記第２映像データ各々のファイル名に対する情報を生成する生成部と、前記第１映像データ、前記第１映像データのファイル名に対する情報、前記第２映像データ、および前記第２映像データのファイル名に対する情報を伝送する伝送部とを備え、前記第２映像データのファイル名が、ステレオスコピック映像データのうち第２映像データであることを表すプレフィックス（ｐｒｅｆｉｘ）を含む。
【００１１】
また、本発明の一実施形態によるデジタル放送システムのステレオスコピック映像データダウンロードサービスの受信装置は、デジタル放送システムで第１映像データ、および第２映像データを含むステレオスコピック映像データのダウンロードサービスの受信装置において、前記第１映像データ、前記第１映像データのファイル名に対する情報、前記第２映像データ、および前記第２映像データのファイル名に対する情報を受信する受信部と、前記第１映像データのファイル名および前記第２映像データのファイル名に基づいて前記第１映像データおよび前記第２映像データをマッピングしてステレオスコピック映像を再生する再生部とを備え、前記第２映像データのファイル名が、ステレオスコピック映像データのうち第２映像データであることを表すプレフィックス（ｐｒｅｆｉｘ）を含む。
【００１２】
また、本発明の他の実施形態によるデジタル放送システムのステレオスコピック映像データダウンロードサービスの提供装置は、デジタル放送システムで第１映像データ、および第２映像データを含むステレオスコピック映像データのダウンロードサービスの提供装置において、前記第１映像データがステレオスコピック映像で再生することができるのかに対する情報を生成する生成部と、前記第１映像データ、前記第１映像データがステレオスコピック映像で再生することができるのかに対する情報および前記第２映像データを伝送する伝送部とを備え、前記第１映像データがステレオスコピック映像で再生することができるのかに対する情報が、前記第１映像データが左視点映像データなのか右視点映像データなのかに対する情報および前記第２映像データに対する識別情報のうち一つ以上を含む。
【００１３】
また、本発明の他の実施形態によるデジタル放送システムのステレオスコピック映像データダウンロードサービスの受信装置は、デジタル放送システムで第１映像データ、および第２映像データを含むステレオスコピック映像データのダウンロードサービスの受信装置において、前記第１映像データ、前記第１映像データがステレオスコピック映像で再生することができるのかに対する情報および前記第２映像データを受信する受信部と、前記第１映像データがステレオスコピック映像で再生することができるのかに対する情報に基づいて前記第１映像データおよび前記第２映像データをマッピングしてステレオスコピック映像を再生する再生部とを備え、前記第１映像データがステレオスコピック映像で再生することができるのかに対する情報が、前記第１映像データが左視点映像データなのか右視点映像データなのかに対する情報および前記第２映像データに対する識別情報のうち一つ以上を含む。
【発明の効果】
【００１４】
本発明によれば、３次元形態の広告および特定イベントを提供することができ、ユーザにより実感ある３次元静止画像サービスを提供することができる。
【００１５】
また本発明によれば、デジタル放送網を通して既存の２Ｄ基盤の静止画像サービスと互換性を維持しつつ、３次元静止画像サービスを提供することができる。
【００１６】
したがって、既存の端末に互換性を提供することによって既存の端末を変更せずに付加的に３次元静止画像サービスを提供できるようになる。
【図面の簡単な説明】
【００１７】
【図１】本発明によるステレオスコピック映像を説明するための図である。
【図２】ＢＮＤＳデータカルーセル構造を示した図である。
【図３】本発明の一実施形態によるデジタル放送システムのステレオスコピック映像データダウンロードサービスの提供方法を示すフローチャートである。
【図４】本発明の一実施形態によるデジタル放送システムのステレオスコピック映像データダウンロードサービスの受信方法を示すフローチャートである。
【図５】本発明の他の実施形態によるデジタル放送システムのステレオスコピック映像データダウンロードサービスの提供方法を示すフローチャートである。
【図６】本発明の他の実施形態によるデジタル放送システムのステレオスコピック映像データダウンロードサービスの受信方法を示すフローチャートである。
【図７】本発明の一実施形態によるステレオスコピック付加映像データのファイル名に対する情報を含む記述子を示す図である。
【図８】本発明の一実施形態によるステレオスコピック映像データに対する情報を含む記述子を示す図である。
【図９】本発明の一実施形態によるデジタル放送システムの構成を示す図である。
【図１０】本発明の一実施形態による静止画像サービスの提供のための順次的イメージ構成方法を示す図である。
【図１１】本発明の一実施形態による静止画像サービスの提供のための非順次的イメージ構成方法を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【００１８】
前述した目的、特徴および長所は添付された図を参照して詳細に後述され、これに伴い本発明が属する技術分野で通常の知識を有する者が本発明の技術的思想を容易に実施できるであろう。本発明を説明するにおいて本発明と関連した公知技術に対する具体的な説明が本発明の要旨を不必要にぼかしうると判断される場合には詳細な説明を省略する。以下、添付された図を参照して本発明による好ましい実施例を詳細に説明する。図において同一の参照符号は、同一または類似の構成要素を指すものとして使用される。
【００１９】
衛星デジタルマルチメディア放送ＤＭＢ（Ｄｉｇｉｔａｌ Ｍｕｌｔｉｍｅｄｉａ Ｂｒｏａｄｃａｓｔｉｎｇ）を含むデジタル放送システムでサービスデータを伝送する方法には大きく分けて、ビデオのようなストリームデータを伝送する方式とウェブページ（ｗｅｂ ｐａｇｅ）のようなアプリケーションデータをダウンロードする方式がある。
【００２０】
一番目の伝送方法であるストリームデータ伝送方式は、リアルタイムビデオのようなサービスを提供する目的を有し、一般的にＭＰＥＧ ＴＳ（Ｍｏｖｉｎｇ Ｐｉｃｔｕｒｅ Ｅｘｐｅｒｔｓ Ｇｒｏｕｐ Ｔｒａｎｓｐｏｒｔ Ｓｔｒｅａｍ）のような符号化されたデータストリームを一定のビット率で伝送することを特徴とする。
【００２１】
二番目の伝送方法であるウェブページのようなアプリケーションデータのダウンロード方式において、アプリケーションデータは１つ以上のファイルで構成されたディレクトリ形態で構成可能で、一般的にデータカルーセル（ｄａｔａ ｃａｒｒｏｕｓｅｌ）のような周期的伝送技法を使用してユーザ端末に反復して伝送されることを特徴とする。
【００２２】
衛星ＤＭＢでは、このようなアプリケーションデータサービスを放送網ダウンロードサービス（Ｂｒｏａｄｃａｓｔ Ｎｅｔｗｏｒｋ Ｄｏｗｎｌｏａｄ Ｓｅｒｖｉｃｅ：以下ＢＮＤＳという）と呼び、実際の伝送は後述するＤＳＭ−ＣＣ基盤のデータカルーセル伝送方式を使用して行われる。
【００２３】
ＢＮＤＳは、ＥＰＧ（Ｅｌｅｃｔｒｏｎｉｃ Ｐｒｏｇｒａｍ Ｇｕｉｄｅ）の遊休帯域または別途のダウンロードサービス用チャネルを介して端末に各種マルチメディアファイル（イメージ、動画等）をダウンロードしたり、メール受信および端末で頻繁に使用されるテンプレート（ｔｅｍｐｌａｔｅ）ファイルをアップデートする機能を提供する。デジタル放送伝送装置ではＢＮＤＳを利用して多様なサービスを提供し、デジタル放送端末では放送網を介して伝送されるサービスを受信して処理し、ユーザに提供する。
【００２４】
このようなＢＮＤＳを使用して提供できるサービスは、例えばチャネル転換画面アップグレードサービス、オーディオ背景画面アップグレードサービス、メールサービスおよびＷａｋｅ Ｕｐサービス等がある。
【００２５】
チャネル転換画面アップグレードサービスは、チャネル変更時に表示されるチャネル転換画面をダウンロードして自動で変更するものである。チャネル転換画面は、全体チャネルに共通で適用したり、サービス類型別（ビデオサービス、プレミアムビデオサービス、オーディオサービス、プレミアムオーディオサービス等）またはチャネル番号別に適用するように設定することができる。このようなチャネル転換画面で主要プログラムのお知らせまたはＥｖｅｎｔのご案内等を提供することができる。
【００２６】
オーディオ背景画面アップグレードサービスは、オーディオ聴取中、提供される背景画面をダウンロードして変更するサービスである。オーディオチャネル背景画面アップグレードによってプログラム広報、広告など各種イベントと関連した背景画面をユーザに見せることができる。チャネル転換画面と同様に、オーディオチャネル背景画面もやはり、チャネル別およびサービスタイプ別に別途の設定が可能であり、全体オーディオチャネルの共通背景画面設定が可能である。
【００２７】
メールサービスは、お知らせおよびイベント情報等をメールの形態で提供するサービスである、すなわち、お知らせ及びイベント情報等を含むメールが伝送されると、ユーザは、接続時に例えば、チャネル接続画面で該当内容を確認できるサービスである。端末は、メールが伝送された場合、受信してユーザがメール伝送の可否を確認できるように所定のロゴを点滅させうる。
【００２８】
最後に、Ｗａｋｅ Ｕｐサービスは、任意の時間の間に端末がＷａｋｅｕｐテーブル（ＷａｋｅＵｐ Ｔａｂｌｅ：ＷＵＴ）に定義された時間に自動でＷａｋｅ Ｕｐされ、その時間に送出中のデータをダウンロードできるようにする機能を提供するサービスである。
【００２９】
以下、ＢＮＤＳを使用して提供する静止画面サービスに対して、チャネル転換画面アップグレードサービスを一例にあげて説明する。チャネル転換画面アップグレードサービスは、２Ｄ静止画像ファイル（例：ＪＰＧファイル）を予めダウンロードし、端末でユーザのチャネル転換時、予めダウンロードした静止画像をチャネル転換の背景画面として示すためのサービスをいい、広告およびイベントに該当する映像を示すことができる。
【００３０】
チャネル転換画面アップグレードサービスのための静止画像ファイルは、一実施形態として１２枚のイメージファイルで構成されうる。１２枚のイメージファイルは、アニメーション化されチャネル転換時に所定の露出時間に合うように画面に表示される。デジタル放送伝送端は、１２枚のイメージをすべて伝送することもでき、重複イメージの除去および伝送帯域幅節減のために１２枚のイメージのうち一部イメージだけを伝送することもできる。後者の場合には端末がイメージをコピーして使用できる。例えば、伝送端で２枚のチャネル転換画面イメージを伝送すれば、端末ではＩｍａｇｅＣｏｐｙＣｏｕｎｔ記述子のＣｎｔＣｏｐｙの値に応じてイメージをコピーして使用し、ファイルの順序はＮａｍｅＤｅｓｃｒｉｐｔｏｒの登録順序と放送網ダウンロード伝送規格のファイル生成Ｎａｍｅ Ｒｕｌｅに従う。重複イメージを除外してファイルを伝送する場合、端末はファイルのネームに含まれた数字を見て空いているファイル領域を内部的にコピーして使用する。すなわち、チャネル転換画面のためにＣＬＩ＿０１．ｊｐｇとＣＬＩ＿０７．ｊｐｇの２枚のイメージのみ伝送されると、端末は２枚のイメージを受信した後、ＣＬＩ＿０１．ｊｐｇをＣＬＩ＿０２．ｊｐｇないしＣＬＩ＿０６．ｊｐｇとしてコピーし、ＣＬＩ＿０７．ｊｐｇをＣＬＩ＿０８．ｊｐｇないしＣＬＩ＿１２．ｊｐｇとしてコピーして使用する。伝送されるファイルがＣＬＩ＿０１．ｊｐｇとＣＬＩ＿０２．ＪＰＧならば、ＣＬＩ＿０１．ｊｐｇをＣＬＩ＿０３．ｊｐｇ、ＣＬＩ＿０５．ｊｐｇ、ＣＬＩ＿０７．ＪＰＧ、ＣＬＩ＿０９．ＪＰＧ、ＣＬＩ＿１１．ｊｐｇとしてコピーし、ＣＬＩ＿０２．ｊｐｇをＣＬＩ＿０４．ｊｐｇ、ＣＬＩ＿０６．ｊｐｇ、ＣＬＩ＿０８．ｊｐｇ、ＣＬＩ＿１０．ｊｐｇ、ＣＬＩ＿１２．ｊｐｇとしてコピーし、２枚のイメージを交互に表示することができる。このようなコピー規則は伝送されるイメージが３枚、４枚、または６枚である場合にも同一に適用されうる。
【００３１】
端末は前述したように、受信して必要な場合、コピーしたイメージをチャネル転換画面で示す。この時、チャネル転換画面は、適用方式において全チャネル共通画面、サービスタイプ（Ｓｅｒｖｉｃｅ Ｔｙｐｅ）別画面、サービスＩＤ（Ｓｅｒｖｉｃｅ ＩＤ）別画面に分類可能である。サービスタイプとサービスＩＤは、チャネル転換によって移動しようとする対象サービス（ｔａｒｇｅｔ ｓｅｒｖｉｃｅ）を基準として適用し、適用の優先順位はサービスＩＤ＞サービスタイプ＞共通順である。すなわち、共通チャネル転換画面が存在し、サービスタイプ別チャネル変更画面が存在し、該当サービスタイプにチャネル転換時には共通チャネル転換画面でない該当サービスタイプのチャネル転換画面を適用する。
【００３２】
次は、チャネル転換画面を更新する場合に対して説明する。端末は、放送網に伝送されたチャネル転換画面をすべて受信すれば、既に保存しておいたチャネル転換画面を新規で受信したチャネル転換画面に代替して保存する。例えば、サービス番号５番に該当するチャネル転換画面と共通チャネル転換画面が存在するが、新規でダウンロードしたチャネル転換画面には共通チャネル転換画面のみ存在する場合、サービス番号５番に該当するチャネル転換画面は、これ以上使用せず、新規でダウンロードした共通チャネル転換画面をすべて適用して使用する。
【００３３】
本発明は、前述したようにデジタル放送網を介してサービスされている静止画面サービスを拡張して立体感を有する３次元（３Ｄ）形態で提供する方法に関するものである。
【００３４】
この時、２Ｄ基盤のチャネル転換画面アップグレードサービスを３次元で提供するにおいて基本的に必要な事項は互換性である。すなわち、既存の端末は３次元サービスのための情報およびコンテンツが伝送されたとしても誤動作を起こさず、２Ｄ基盤のチャネル転換画面アップグレードサービスを提供しなければならない。３次元サービスの提供が可能な新規端末は、既存の２Ｄ基盤のチャネル転換画面アップグレードサービスおよび３次元基盤のチャネル転換画面アップグレードサービスを提供しなければならない。結論として下位および上位互換性を満足しつつ、３次元基盤のチャネル転換画面アップグレードサービスを提供しなければならない。
【００３５】
以下、図１を参照して本発明によるステレオスコピック映像を説明する。
【００３６】
ステレオスコピック映像は、基準映像およびステレオスコピック付加映像を含む。ここで、基準映像は、従来の２Ｄ放送端末（例：２Ｄ ＤＭＢ端末）が互換性を認識して再生する映像または２Ｄ再生モード転換時に再生する映像をいい、ステレオスコピック付加映像は、ステレオスコピック映像において基準映像でない他の時点の映像をいう。図１を参照して説明すれば、基準映像が左視点映像ならば、ステレオスコピック付加映像は右視点映像になり、基準映像が右視点映像ならば、ステレオスコピック付加映像は左視点映像になりうる。ユーザ端末は、基準映像およびステレオスコピック付加映像を３Ｄレンダリングしてステレオスコピック映像としてディスプレイする。
【００３７】
以下、図２を参照してＢＮＤＳデータカルーセル構造を説明する。
【００３８】
本発明によるＢＮＤＳのためのデータは、ＤＳＭ−ＣＣ（Ｄｉｇｉｔａｌ Ｓｔｏｒａｇｅ Ｍｅｄｉａ−Ｃｏｍｍａｎｄ ａｎｄ Ｃｏｎｔｒｏｌ）データカルーセル規格（ＩＳＯ／ＩＥＣ１３８１８−６［４］）に基づいて伝送される。ＤＳＭ−ＣＣデータカルーセル規格は、受信機にモジュールデータを繰り返して伝送する。デジタル放送データカルーセルモジュール（Ｍｏｄｕｌｅ）は、データカルーセル内のデータに対する論理的な区分であって、１つ以上のブロック（Ｂｌｏｃｋ）に分けられる。データカルーセル内のすべてのモジュールのすべてのブロックは、最後のブロックを除外しては同一の大きさを有する。
【００３９】
デジタル放送データカルーセル規格は、ＤＳＭ−ＣＣダウンロード規格の三種類のメッセージを利用する。データは、ＤＤＢ（ＤｏｗｎｌｏａｄＤａｔａＢｌｏｃｋ）メッセージに伝送され、モジュールに対する制御情報は、ＤＩＩ（ＤｏｗｎｌｏａｄＩｎｆｏＩｎｄｉｃａｔｉｏｎ）およびＤＳＩ（ＤｏｗｎｌｏａｄＳｅｒｖｅｒＩｎｉｔｉａｔｅ）メッセージによって伝送される。ここで、ＤＳＩ（ＤｏｗｎｌｏａｄＳｅｒｖｅｒＩｎｉｔｉａｔｅ）メッセージは、スーパーグループ内のグループに対する情報を有しておりＤＩＩ（ＤｏｗｎｌｏａｄＩｎｆｏＩｎｄｉｃａｔｉｏｎ）メッセージは、グループ内のモジュールに対する情報を有している。
【００４０】
以下、図３および図４を参照して本発明の一実施形態によるデジタル放送システムのステレオスコピック映像データダウンロードサービスの提供方法および受信方法を説明する。
【００４１】
まず、Ｓ３０２ステップで、ステレオスコピック映像データダウンロードサービスの提供装置は、第１映像データ、および第２映像データ各々のファイル名に対する情報を生成する。一実施形態として、本発明で第１映像データは、基準映像であり、第２映像データは、ステレオスコピック付加映像でありうる。
【００４２】
基準映像のファイル名に対する情報は、ＤＳＭ−ＣＣのＤＳＩおよびＤＩＩ内の「ｎａｍｅ＿ｄｅｓｃｒｉｐｔｏｒ」を利用して生成することができる。「ｎａｍｅ＿ｄｅｓｃｒｉｐｔｏｒ」は、データカルーセルモジュールまたはデータカルーセルグループのネームに対する情報を表す記述子（ｄｅｓｃｒｉｐｔｏｒ）をいう。「ｎａｍｅ＿ｄｅｓｃｒｉｐｔｏｒ」の構造（表１参照）は後述する「ＳＡｎａｍｅ＿ｄｅｓｃｒｉｐｔｏｒ」の構造と同一であるため、各フィールドに対する具体的な説明はここでは省略する。
【００４３】
【表１】
【００４４】
ステレオスコピック付加映像のファイル名に対する情報は、新しい記述子（例：ｓｔｅｒｅｏｓｃｏｐｉｃｎａｍｅ＿ｄｅｓｃｒｉｐｔｏｒ）を定義して生成する。ステレオスコピック付加映像のファイル名に対する情報を含む新しい記述子は、一実施形態として図７のように定義することができる。図７を参照すれば、「ＳＡｎａｍｅ＿ｄｅｓｃｒｉｐｔｏｒ」という新しい記述子は、既存の「ｎａｍｅ＿ｄｅｓｃｒｉｐｔｏｒ」と同一の構造を有し、「ｎａｍｅ＿ｄｅｓｃｒｉｐｔｏｒ」と同様にＤＩＩ−ｍｏｄｕｌｅｉｎｆｏに含まれて伝送されうる。具体的に、ｄｅｓｃｒｉｐｔｏｒ＿ｔａｇは、記述子、ＳＡｎａｍｅ＿ｄｅｓｃｒｉｐｔｏｒがステレオスコピック付加映像のファイル名に対する情報を含む記述子であることを表す識別子であって、ｕｓｅｒ ｐｒｉｖａｔｅで定義されたｔａｇ ｖａｌｕｅのうち、一つ（例：０ｘ６５）と定めて使用することができる。ｄｅｓｃｒｉｐｔｏｒ＿ｌｅｎｇｔｈは、記述子（ＳＡｎａｍｅ＿ｄｅｓｃｒｉｐｔｏｒ）の長さを表し、ｔｅｘｔ＿ｃｈａｒは、ステレオスコピック付加映像のネーム、例えばファイル名を表す。
【００４５】
この時、ステレオスコピック付加映像のファイル名は、該当映像がステレオスコピック付加映像であることを表すプレフィックス（ｐｒｅｆｉｘ）を含むことができる。例えば、ステレオスコピック付加映像は、「ＳＡ」（Ｓｔｅｒｅｏｓｃｏｐｉｃ Ａｄｄｉｔｉｏｎａｌ）で開始するファイル名を有することができる。基準映像のファイル名が従来のファイル名の規則に応じてＣＬＩ＿００．ｊｐｇの場合、基準映像（ＣＬＩ＿００．ｊｐｇ）に対応するステレオスコピック付加映像のファイル名は、ＳＡＣＬＩ＿００．ｊｐｇとなりうる。同様に、基準映像のファイル名がＣＬＩ＿０１．ｊｐｇの場合には、該当ステレオスコピック付加映像のファイル名は、ＳＡＣＬＩ＿０１．ｊｐｇとなりうる。
【００４６】
次に、Ｓ３０４ステップで、ステレオスコピック映像データダウンロードサービスの提供装置は、第１映像データ（基準映像）、第１映像データのファイル名に対する情報、第２映像データ（ステレオスコピック付加映像）、および第２映像データのファイル名に対する情報を伝送する。
【００４７】
基準映像のファイル名に対する情報は、従来の「ｎａｍｅ＿ｄｅｓｃｒｉｐｔｏｒ」を利用して伝送し、ステレオスコピック付加映像のファイル名に対する情報は、前述した新しい記述子（ＳＡｎａｍｅ＿ｄｅｓｃｒｉｐｔｏｒ）を利用して伝送する。
【００４８】
次にＳ４０２ステップで、端末は、第１映像データ（基準映像）、第１映像データのファイル名に対する情報、第２映像データ（ステレオスコピック付加映像）、および第２映像データのファイル名に対する情報を受信する。
【００４９】
基準映像のファイル名に対する情報は、従来の「ｎａｍｅ＿ｄｅｓｃｒｉｐｔｏｒ」を利用して受信し、ステレオスコピック付加映像のファイル名に対する情報は、前述した新しい記述子（「ＳＡｎａｍｅ＿ｄｅｓｃｒｉｐｔｏｒ」）を利用して受信する。
【００５０】
次に、Ｓ４０４ステップで、端末は、第１映像データ（基準映像）のファイル名、および第２映像データ（ステレオスコピック付加映像）のファイル名に基づいて第１映像データ、および第２映像データをマッピングしてステレオスコピック映像を再生する。端末は、「ｎａｍｅ＿ｄｅｓｃｒｉｐｔｏｒ」を利用して基準映像を獲得し、新しい記述子（「ＳＡｎａｍｅ＿ｄｅｓｃｒｉｐｔｏｒ」）を利用してステレオスコピック付加映像を獲得することができる。
【００５１】
Ｓ３０２ステップで前述した例により、基準映像のファイル名がＣＬＩ＿００．ｊｐｇおよびＣＬＩ＿０１．ｊｐｇであり、各々に対応するステレオスコピック付加映像のファイル名がＳＡＣＬＩ＿００．ｊｐｇおよびＳＡＣＬＩ＿０１．ｊｐｇの場合、受信装置は、ステレオスコピック付加映像であることを表すプレフィックス（「ＳＡ」）を利用して、基準映像ＣＬＩ＿００．ｊｐｇに対応するステレオスコピック付加映像がＳＡＣＬＩ＿００．ｊｐｇであり、基準映像ＣＬＩ＿０１．ｊｐｇに対応するステレオスコピック付加映像がＳＡＣＬＩ＿０１．ｊｐｇであることを判断することができる。したがって、ＣＬＩ＿００．ｊｐｇとＳＡＣＬＩ＿００．ｊｐｇをマッピングしてステレオスコピック映像を再生し、ＣＬＩ＿０１．ｊｐｇとＳＡＣＬＩ＿０１．ｊｐｇをマッピングしてステレオスコピック映像を再生することができる。すなわち、このような方法で、基準映像とステレオスコピック付加映像をマッピングしてステレオスコピック映像を再生できることになる。
【００５２】
この時端末は、ダウンロードされた映像を昇順によって再生する従来方式と同様に、基準映像のファイル名を基準として昇順によって再生順序を定めることができる。すなわち、例えば、基準映像ＣＬＩ＿００．ｊｐｇ、ＣＬＩ＿０１．ｊｐｇおよびＣＬＩ＿０２．ｊｐｇの順序で、各基準映像に対応するステレオスコピック付加映像ＳＡＣＬＩ＿００．ｊｐｇ、ＳＡＣＬＩ＿０１．ｊｐｇおよびＳＡＣＬＩ＿０２．ｊｐｇをマッピングしてステレオスコピック映像を再生することができる。
【００５３】
また、３Ｄデータダウンロードおよび再生のためには３Ｄデータを区分しなければならないが、このために衛星ＤＭＢステレオスコピックサービス標準（改正案）でＰＭＴ（Ｐｒｏｇｒａｍ Ｍａｐ Ｔａｂｌｅ）内に追加で定義された「３Ｄ＿ｓｅｒｖｉｃｅ＿ｄｅｓｃｒｉｐｔｏｒ」を利用することができる。端末は、「３Ｄ＿ｓｅｒｖｉｃｅ＿ｄｅｓｃｒｉｐｔｏｒ」を基に放送時間内に３Ｄサービス区間を区分して、該当サービスタイプおよび関連情報を獲得することができる。万一、左右各々ｆｕｌｌ解像度を有するｊｐｇファイルをダウンロードする場合「ｃｏｎｔｅｎｔｓ＿ｆｏｒｍａｔ＝０００１」を使用する。
【００５４】
前述したステレオスコピック映像データダウンロードサービスの提供および受信方法によれば、２Ｄ放送端末（例：２Ｄ ＤＭＢ端末）は従来の「ｎａｍｅ＿ｄｅｓｃｒｉｐｔｏｒ」を利用して基準映像を獲得して再生することができる。しかし、２Ｄ放送端末は、新しい記述子「ＳＡｎａｍｅ＿ｄｅｓｃｒｉｐｔｏｒ」を認識できず、またステレオスコピック付加映像データのファイル名の規則を認識できないため、ステレオスコピック付加映像を再生せず無視することになる。これで、本発明によるステレオスコピック映像データダウンロードサービスの提供方法および受信方法は従来の方法と互換性を有することができる。
【００５５】
以下、図５および図６を参照して本発明の他の実施形態によるデジタル放送システムのステレオスコピック映像データダウンロードサービスの提供方法および受信方法を説明する。
【００５６】
まず、Ｓ５０２ステップで、ステレオスコピック映像データダウンロードサービスの提供装置は、第１映像データがステレオスコピック映像で再生することができるのかに対する情報を生成する。前述したように、一実施形態として、第１映像データは、基準映像で、第２映像データは、ステレオスコピック付加映像でありうる。
【００５７】
基準映像がステレオスコピック映像で再生することができるのかに対する情報は新しい記述子（例：Ｓｔｅｒｅｏｓｃｏｐｉｃ＿ｐａｉｒ＿ｄｅｓｃｒｉｐｔｏｒ）を定義して生成する。この新しい記述子は、一実施形態として図８のように定義することができる。図８を参照して「Ｓｔｅｒｅｏｓｃｏｐｉｃ＿ｐａｉｒ＿ｄｅｓｃｒｉｐｔｏｒ」の構造を具体的に按じてみれば、ｄｅｓｃｒｉｐｔｏｒ＿ｔａｇは、記述子、「Ｓｔｅｒｅｏｓｃｏｐｉｃ＿ｐａｉｒ＿ｄｅｓｃｒｉｐｔｏｒ」が、基準映像がステレオスコピック映像で再生することができるのかに対する情報を含む記述子であることを表す識別子であって、ｕｓｅｒ ｐｒｉｖａｔｅで定義されたｔａｇ ｖａｌｕｅのうち、一つ（例：０ｘ０８）に定めて使用することができる。ｄｅｓｃｒｉｐｔｏｒ＿ｌｅｎｇｔｈは、記述子（Ｓｔｅｒｅｏｓｃｏｐｉｃ＿ｐａｉｒ＿ｄｅｓｃｒｉｐｔｏｒ）の長さを表し、ｉｓＬｅｆｔは、該当イメージ、すなわち基準映像が左映像なのか右映像なのかを表す。例えば、ｉｓＬｅｆｔ値が「０」ならば左映像を意味し、「１」ならば右映像を意味することになる。ｍｏｄｕｌｅＩｄは、ステレオスコピック映像で再生時に基準映像と共に使用するステレオスコピック付加映像に対する識別情報を表し、一実施形態としてステレオスコピック付加映像のモジュール識別子（ｍｏｄｕｌｅ ｉｄｅｎｔｉｆｉｅｒ、図２でのｍｉをいう。）でありうる。
【００５８】
次に、Ｓ５０４ステップで、ステレオスコピック映像データダウンロードサービスの提供装置は、第１映像データ（基準映像）、第１映像データがステレオスコピック映像で再生することができるのかに対する情報、および第２映像データ（ステレオスコピック付加映像）を伝送する。基準映像がステレオスコピック映像で再生することができるのかに対する情報は前述した新しい記述子（Ｓｔｅｒｅｏｓｃｏｐｉｃ＿ｐａｉｒ＿ｄｅｓｃｒｉｐｔｏｒ）を利用して伝送する。
【００５９】
「Ｓｔｅｒｅｏｓｃｏｐｉｃ＿ｐａｉｒ＿ｄｅｓｃｒｉｐｔｏｒ」という新しい記述子は、表２に示されたように、データカルーセルのＤＩＩ−ｍｏｄｕｌｅｉｎｆｏ内に含まれて伝送される。具現例としては、データカルーセルのＤＩＩ−ｍｏｄｕｌｅｉｎｆｏ内のｄｅｓｃｒｉｐｔｏｒ ｌｏｏｐ内に含まれて伝送される。
【００６０】
【表２】
【００６１】
次にＳ６０２ステップで、端末は、第１映像データ（基準映像）、第１映像データがステレオスコピック映像で再生することができるのかに対する情報、および第２映像データ（ステレオスコピック付加映像）を受信する。基準映像がステレオスコピック映像で再生することができるのかに対する情報は、前述した新しい記述子（Ｓｔｅｒｅｏｓｃｏｐｉｃ＿ｐａｉｒ＿ｄｅｓｃｒｉｐｔｏｒ）によって受信する。
【００６２】
次に、Ｓ６０４ステップで、端末は、第１映像データ（基準映像）がステレオスコピック映像で再生することができるのかに対する情報に基づいて、第１映像データ、および第２映像データ（ステレオスコピック付加映像）をマッピングしてステレオスコピック映像を再生する。
【００６３】
端末は、受信した各モジュールすなわちイメージファイルに対して「Ｓｔｅｒｅｏｓｃｏｐｉｃ＿ｐａｉｒ＿ｄｅｓｃｒｉｐｔｏｒ」によって、基準映像およびこれに対応するステレオスコピック付加映像を獲得することができ、このように獲得した基準映像とステレオスコピック付加映像とをマッピングしてステレオスコピック映像を再生する。
【００６４】
例えば、端末は１２枚のイメージファイルを受信した場合、図１０または図１１のようにファイルを構成することができる。ここで、図１０は、左映像が１回目ないし６番目に配置され、右映像が７回目ないし１２番目に配置される例を示しており、図１１は無作為に配置された例を示している。
【００６５】
端末は、図１０のような１２枚のイメージファイルを受信した場合、好ましくは、「Ｓｔｅｒｅｏｓｃｏｐｉｃ＿ｐａｉｒ＿ｄｅｓｃｒｉｐｔｏｒ」によって表３のようなテーブル情報を構成することができる。
【００６６】
【表３】
【００６７】
表３を参照すれば、１番イメージＣＬＩ＿０１．ｊｐｇと７番イメージＣＬＩ＿０７．ｊｐｇが対で構成され、２番イメージＣＬＩ＿０２．ｊｐｇと８番イメージＣＬＩ＿０８．ｊｐｇが対で構成されたことが分かる。
【００６８】
端末は１番イメージＣＬＩ＿０１．ｊｐｇから１２番イメージＣＬＩ＿１２．ｊｐｇを順次ディスプレイしたり任意のイメージをディスプレイすることができ、この時、表３を利用して該当イメージを３Ｄ形態でディスプレイすることができる。例えば、７番映像ＣＬＩ＿０７．ｊｐｇをディスプレイしようとする場合、７番映像ＣＬＩ＿０７．ｊｐｇと対をなす１番映像ＣＬＩ＿０１．ｊｐｇを共に利用して３Ｄ形態でディスプレイする。同様に、１２番映像ＣＬＩ＿１２．ｊｐｇをディスプレイしようとする場合には、その左映像に該当する６番映像ＣＬＩ＿０６．ｊｐｇを付加的に利用して３Ｄ形態で表現する。
【００６９】
端末が図１１のような１２枚のイメージファイルを受信した場合にも前述した方法でディスプレイすることができる。ただし、この場合には「Ｓｔｅｒｅｏｓｃｏｐｉｃ＿ｐａｉｒ＿ｄｅｓｃｒｉｐｔｏｒ」によって１番ＣＬＩ＿０１．ｊｐｇと７番ＣＬＩ＿０７．ｊｐｇイメージ、２番ＣＬＩ＿０２．ｊｐｇと１２番ＣＬＩ＿１２．ｊｐｇイメージ、６番ＣＬＩ＿０６．ｊｐｇと８番ＣＬＩ＿０８．ｊｐｇイメージが対で構成されたことが分かる。
【００７０】
以下、２Ｄイメージとステレオスコピックイメージが混用されて存在する場合を、表４を例にあげて説明する。
【００７１】
【表４】
【００７２】
表４を参照すれば、ＣＬＩ＿０３．ｊｐｇ、ＣＬＩ＿０４．ｊｐｇ、ＣＬＩ＿０５．ｊｐｇ、ＣＬＩ＿０９．ｊｐｇ、ＣＬＩ＿１０．ｊｐｇおよびＣＬＩ＿１１．ｊｐｇは、２Ｄ形態でのみディスプレイ可能なイメージであって、「Ｓｔｅｒｅｏｓｃｏｐｉｃ＿ｐａｉｒ＿ｄｅｓｃｒｉｐｔｏｒ」によるステレオスコピック付加映像情報が存在しない。そして、それ以外のイメージは、基準映像とステレオスコピック付加映像の形態で対をなし、３Ｄ形態でディスプレイ可能なイメージであって「Ｓｔｅｒｅｏｓｃｏｐｉｃ＿ｐａｉｒ＿ｄｅｓｃｒｉｐｔｏｒ」によるステレオスコピック付加映像情報が存在することになる。したがって、端末は、「Ｓｔｅｒｅｏｓｃｏｐｉｃ＿ｐａｉｒ＿ｄｅｓｃｒｉｐｔｏｒ」による表４のようなテーブル情報を構成できることになる。
【００７３】
したがって、２Ｄイメージは、２Ｄ形態でディスプレイし、ステレオスコピック映像（３Ｄ映像）で再生可能な場合にのみ対応する左イメージまたは右イメージを使用して３Ｄ形態でディスプレイする。すなわち、表４のような形態でダウンロードされたイメージファイルをチャネル転換時、画面にディスプレイしようとする場合、既存の２Ｄ放送端末（例：２Ｄ ＤＭＢ端末）は、「Ｓｔｅｒｅｏｓｃｏｐｉｃ＿ｐａｉｒ＿ｄｅｓｃｒｉｐｔｏｒ」のようなステレオスコピック情報（３Ｄ情報）の有無と無関係でディスプレイすれば良い。そして、３Ｄ放送端末（例：３Ｄ ＤＭＢ端末）の場合、ユーザが２Ｄモードで視聴しようとする場合には該当イメージを２Ｄ形態で図示し、３Ｄモードで視聴しようとする場合には、２Ｄ映像は２Ｄ形態でディスプレイし、３Ｄ映像は、該当するステレオスコピック付加映像（左映像が基準映像ならば右映像を、右映像が基準映像ならば左映像をいう）を付加的に利用して３Ｄ形態でディスプレイする。
【００７４】
図９は本発明の一実施形態によるデジタル放送システムの構成を示す図である。図９を参照すれば、デジタル放送システムは、ステレオスコピック映像データダウンロードサービスの提供装置９１０、およびステレオスコピック映像データダウンロードサービスの受信装置９２０を含む。
【００７５】
ステレオスコピック映像データダウンロードサービスの提供装置９１０は、ステレオスコピック映像データダウンロードサービスを提供する装置をいい、生成部９１２、および伝送部９１４を備える。
【００７６】
本発明の図３および図４の方法によりステレオスコピック映像データダウンロードサービスを提供する場合には、生成部９１２は、第１映像データおよび前記第２映像データ各々のファイル名に対する情報を生成し、これに対する詳細な説明は図３のＳ３０２ステップで説明した通りである。そして、伝送部９１４は、第１映像データ、第１映像データのファイル名に対する情報、第２映像データ、および第２映像データのファイル名に対する情報を伝送し、これに対する詳細な説明は、図３のＳ３０４ステップで説明した通りである。
【００７７】
本発明の図５および図６の方法によりステレオスコピック映像データダウンロードサービスを提供する場合には、生成部９１２は、第１映像データがステレオスコピック映像で再生することができるのかに対する情報を生成し、これに対する詳細な説明は図５のＳ５０２ステップで説明した通りである。そして、伝送部９１４は、第１映像データ、第１映像データがステレオスコピック映像で再生することができるのかに対する情報、および第２映像データを伝送し、これに対する詳細な説明は図５のＳ５０４ステップで説明した通りである。
【００７８】
ステレオスコピック映像データダウンロードサービスの受信装置９２０は、ステレオスコピック映像データダウンロードサービスを受信する装置を言い、例えばユーザ端末でありうる。このような受信装置９２０は、受信部９２２および再生部９２４を備える。
【００７９】
本発明の図３および図４の方法によりステレオスコピック映像データダウンロードサービスを受信する場合には、受信部９２２は、第１映像データ、第１映像データのファイル名に対する情報、第２映像データ、および第２映像データのファイル名に対する情報を受信し、これに対する詳細な説明は図４のＳ４０２ステップで説明した通りである。そして、再生部９２４は、第１映像データのファイル名、および第２映像データのファイル名に基づいて、第１映像データ、および第２映像データをマッピングしてステレオスコピック映像を再生し、これに対する詳細な説明は図４のＳ４０４ステップで説明した通りである。
【００８０】
本発明の図５および図６の方法によりステレオスコピック映像データダウンロードサービスを受信する場合には、受信部９２２は、第１映像データ、第１映像データがステレオスコピック映像で再生することができるのかに対する情報、および第２映像データを受信し、これに対する詳細な説明は図６のＳ６０２ステップで説明した通りである。そして、再生部９２４は、第１映像データがステレオスコピック映像で再生することができるのかに対する情報に基づいて第１映像データ、および第２映像データをマッピングしてステレオスコピック映像を再生し、これに対する詳細な説明は、図６のＳ６０４ステップで説明した通りである。
【００８１】
前述した３次元静止画像サービスの提供方法は、一実施形態で説明したチャネル転換画面アップグレードサービスに局限されず、デジタル放送網を介して３次元静止画像サービスを提供できる多様なサービスに適用することができる。
【００８２】
前述したような本発明の方法は、プログラムで具現されコンピュータで読み取り可能な形態で記録媒体（ＣＤ−ＲＯＭ、ＲＡＭ、ＲＯＭ、フロッピーディスク、ハードディスク、光磁気ディスクなど）に保存されうる。このような過程は、本発明が属する技術分野で通常の知識を有する者が容易に実施することができるため、これ以上詳細に説明しない。
【００８３】
以上で説明した本発明は、本発明が属する技術分野で通常の知識を有する者にあって本発明の技術的思想に外れない範囲内で種々な置換、変形および変更が可能なであり、前述した実施形態および添付された図面によって限定されるのではない。
【特許請求の範囲】
【請求項１】
デジタル放送システムで第１映像データ、および第２映像データを含むステレオスコピック映像データのダウンロードサービスの提供方法において、
前記第１映像データ、および前記第２映像データ各々のファイル名に対する情報を生成するステップと、
前記第１映像データ、前記第１映像データのファイル名に対する情報、前記第２映像データ、および前記第２映像データのファイル名に対する情報を伝送するステップとを含み、
前記第２映像データのファイル名は、ステレオスコピック映像データのうち第２映像データであることを表すプレフィックス（ｐｒｅｆｉｘ）を含むことを特徴とするデジタル放送システムのステレオスコピック映像データダウンロードサービスの提供方法。
【請求項２】
前記第２映像データが、前記第１映像データと違った時点の映像データであることを特徴とする請求項１に記載のデジタル放送システムのステレオスコピック映像データダウンロードサービスの提供方法。
【請求項３】
前記第１映像データのファイル名に対する情報が、Ｎａｍｅ＿ｄｅｓｃｒｉｐｔｏｒに含まれ、
前記第２映像データのファイル名に対する情報が、前記Ｎａｍｅ＿ｄｅｓｃｒｉｐｔｏｒの構造と同一の構造を有するように定義された記述子（ＳｔｅｒｅｏｓｃｏｐｉｃＮａｍｅ＿ｄｅｓｃｒｉｐｔｏｒ）に含まれることを特徴とする請求項１に記載のデジタル放送システムのステレオスコピック映像データダウンロードサービスの提供方法。
【請求項４】
前記第２映像データのファイル名が、前記第２映像データと対応する前記第１映像データのファイル名および前記プレフィックスを含むことを特徴とする請求項１に記載のデジタル放送システムのステレオスコピック映像データダウンロードサービスの提供方法。
【請求項５】
デジタル放送システムで第１映像データ、および第２映像データを含むステレオスコピック映像データのダウンロードサービスの受信方法において、
前記第１映像データ、前記第１映像データのファイル名に対する情報、前記第２映像データ、および前記第２映像データのファイル名に対する情報を受信するステップと、
前記第１映像データのファイル名および前記第２映像データのファイル名を基盤で前記第１映像データおよび前記第２映像データをマッピングしてステレオスコピック映像を再生するステップとを含み、
前記第２映像データのファイル名が、ステレオスコピック映像データのうち第２映像データであることを表すプレフィックス（ｐｒｅｆｉｘ）を含むことを特徴とするデジタル放送システムのステレオスコピック映像データダウンロードサービスの受信方法。
【請求項６】
前記第２映像データが、前記第１映像データと違った時点の映像データであることを特徴とする請求項５に記載のデジタル放送システムのステレオスコピック映像データダウンロードサービスの受信方法。
【請求項７】
前記第１映像データのファイル名に対する情報が、Ｎａｍｅ＿ｄｅｓｃｒｉｐｔｏｒに含まれ、
前記第２映像データのファイル名に対する情報が、前記Ｎａｍｅ＿ｄｅｓｃｒｉｐｔｏｒの構造と同一の構造を有するように定義された記述子（ＳｔｅｒｅｏｓｃｏｐｉｃＮａｍｅ＿ｄｅｓｃｒｉｐｔｏｒ）に含まれることを特徴とする請求項５に記載のデジタル放送システムのステレオスコピック映像データダウンロードサービスの受信方法。
【請求項８】
前記第２映像データのファイル名が、前記第２映像データと対応する前記第１映像データのファイル名および前記プレフィックスを含むことを特徴とする請求項５に記載のデジタル放送システムのステレオスコピック映像データダウンロードサービスの受信方法。
【請求項９】
デジタル放送システムで第１映像データ、および第２映像データを含むステレオスコピック映像データのダウンロードサービス提供方法において、
前記第１映像データがステレオスコピック映像で再生することができるのかに対する情報を生成するステップと、
前記第１映像データ、前記第１映像データがステレオスコピック映像で再生することができるのかに対する情報および前記第２映像データを伝送するステップとを含み、
前記第１映像データがステレオスコピック映像で再生することができるのかに対する情報が、前記第１映像データが左視点映像データなのか右視点映像データなのかに対する情報、および前記第２映像データに対する識別情報のうち、一つ以上を含むことを特徴とするデジタル放送システムのステレオスコピック映像データダウンロードサービスの提供方法。
【請求項１０】
前記第１映像データがステレオスコピック映像で再生することができるのかに対する情報が、Ｓｔｅｒｅｏｓｃｏｐｉｃ＿ｐａｉｒ＿ｄｅｓｃｒｉｐｔｏｒに含まれ、
前記Ｓｔｅｒｅｏｓｃｏｐｉｃ＿ｐａｉｒ＿ｄｅｓｃｒｉｐｔｏｒが、前記Ｓｔｅｒｅｏｓｃｏｐｉｃ＿ｐａｉｒ＿ｄｅｓｃｒｉｐｔｏｒの識別子、前記Ｓｔｅｒｅｏｓｃｏｐｉｃ＿ｐａｉｒ＿ｄｅｓｃｒｉｐｔｏｒの長さ、前記第１映像データが左視点映像データなのか右視点映像データなのかに対する情報、および前記第２映像データに対する識別情報を含み、
前記第２映像データに対する識別情報が、前記第２映像データを含むモジュールのＩＤであることを特徴とする請求項９に記載のデジタル放送システムのステレオスコピック映像データダウンロードサービスの提供方法。
【請求項１１】
デジタル放送システムで第１映像データ、および第２映像データを含むステレオスコピック映像データのダウンロードサービスの受信方法において、
前記第１映像データ、前記第１映像データがステレオスコピック映像で再生することができるのかに対する情報および前記第２映像データを受信するステップと、
前記第１映像データがステレオスコピック映像で再生することができるのかに対する情報に基づいて前記第１映像データおよび前記第２映像データをマッピングしてステレオスコピック映像を再生するステップとを含み、
前記第１映像データがステレオスコピック映像で再生することができるのかに対する情報が、前記第１映像データが左視点映像データなのか右視点映像データなのかに対する情報、および前記第２映像データに対する識別情報のうち、一つ以上を含むことを特徴とするデジタル放送システムのステレオスコピック映像データダウンロードサービスの受信方法。
【請求項１２】
前記第１映像データがステレオスコピック映像で再生することができるのかに対する情報が、Ｓｔｅｒｅｏｓｃｏｐｉｃ＿ｐａｉｒ＿ｄｅｓｃｒｉｐｔｏｒに含まれ、
前記Ｓｔｅｒｅｏｓｃｏｐｉｃ＿ｐａｉｒ＿ｄｅｓｃｒｉｐｔｏｒが、前記Ｓｔｅｒｅｏｓｃｏｐｉｃ＿ｐａｉｒ＿ｄｅｓｃｒｉｐｔｏｒの識別子、前記Ｓｔｅｒｅｏｓｃｏｐｉｃ＿ｐａｉｒ＿ｄｅｓｃｒｉｐｔｏｒの長さ、前記第１映像データが左視点映像データなのか右視点映像データなのかに対する情報および前記第２映像データに対する識別情報を含み、
前記第２映像データに対する識別情報が、前記第２映像データを含むモジュールのＩＤであることを特徴とする請求項１１に記載のデジタル放送システムのステレオスコピック映像データダウンロードサービスの受信方法。
【請求項１３】
デジタル放送システムで第１映像データ、および第２映像データを含むステレオスコピック映像データのダウンロードサービス提供装置において、
前記第１映像データ、および前記第２映像データ各々のファイル名に対する情報を生成する生成部と、
前記第１映像データ、前記第１映像データのファイル名に対する情報、前記第２映像データ、および前記第２映像データのファイル名に対する情報を伝送する伝送部とを備え、
前記第２映像データのファイル名が、ステレオスコピック映像データのうち第２映像データであることを表すプレフィックス（ｐｒｅｆｉｘ）を含むことを特徴とするデジタル放送システムのステレオスコピック映像データダウンロードサービスの提供装置。
【請求項１４】
前記第１映像データのファイル名に対する情報が、Ｎａｍｅ＿ｄｅｓｃｒｉｐｔｏｒに含まれ、
前記第２映像データのファイル名に対する情報が、前記Ｎａｍｅ＿ｄｅｓｃｒｉｐｔｏｒの構造と同一の構造を有するように定義された記述子（ＳｔｅｒｅｏｓｃｏｐｉｃＮａｍｅ＿ｄｅｓｃｒｉｐｔｏｒ）に含まれることを特徴とする請求項１３に記載のデジタル放送システムのステレオスコピック映像データダウンロードサービスの提供装置。
【請求項１５】
デジタル放送システムで第１映像データ、および第２映像データを含むステレオスコピック映像データのダウンロードサービスの受信装置において、
前記第１映像データ、前記第１映像データのファイル名に対する情報、前記第２映像データ、および前記第２映像データのファイル名に対する情報を受信する受信部と、
前記第１映像データのファイル名、および前記第２映像データのファイル名に基づいて、前記第１映像データ、および前記第２映像データをマッピングしてステレオスコピック映像を再生する再生部とを備え、
前記第２映像データのファイル名が、ステレオスコピック映像データのうち第２映像データであることを表すプレフィックス（ｐｒｅｆｉｘ）を含むことを特徴とするデジタル放送システムのステレオスコピック映像データダウンロードサービスの受信装置。
【請求項１６】
前記第１映像データのファイル名に対する情報が、Ｎａｍｅ＿ｄｅｓｃｒｉｐｔｏｒに含まれ、
前記第２映像データのファイル名に対する情報が、前記Ｎａｍｅ＿ｄｅｓｃｒｉｐｔｏｒの構造と同一の構造を有するように定義された記述子（ＳｔｅｒｅｏｓｃｏｐｉｃＮａｍｅ＿ｄｅｓｃｒｉｐｔｏｒ）に含まれることを特徴とする請求項１５に記載のデジタル放送システムのステレオスコピック映像データダウンロードサービスの受信装置。
【請求項１７】
デジタル放送システムで第１映像データ、および第２映像データを含むステレオスコピック映像データのダウンロードサービス提供装置において、
前記第１映像データがステレオスコピック映像で再生することができるのかに対する情報を生成する生成部と、
前記第１映像データ、前記第１映像データがステレオスコピック映像で再生することができるのかに対する情報、および前記第２映像データを伝送する伝送部とを備え、
前記第１映像データがステレオスコピック映像で再生することができるのかに対する情報が、前記第１映像データが左視点映像データなのか右視点映像データなのかに対する情報、および前記第２映像データに対する識別情報のうち一つ以上を含むことを特徴とするデジタル放送システムのステレオスコピック映像データダウンロードサービスの提供装置。
【請求項１８】
前記第１映像データがステレオスコピック映像で再生することができるのかに対する情報が、Ｓｔｅｒｅｏｓｃｏｐｉｃ＿ｐａｉｒ＿ｄｅｓｃｒｉｐｔｏｒに含まれ、
前記Ｓｔｅｒｅｏｓｃｏｐｉｃ＿ｐａｉｒ＿ｄｅｓｃｒｉｐｔｏｒが、前記Ｓｔｅｒｅｏｓｃｏｐｉｃ＿ｐａｉｒ＿ｄｅｓｃｒｉｐｔｏｒの識別子、前記Ｓｔｅｒｅｏｓｃｏｐｉｃ＿ｐａｉｒ＿ｄｅｓｃｒｉｐｔｏｒの長さ、前記第１映像データが左視点映像データなのか右視点映像データなのかに対する情報、および前記第２映像データに対する識別情報を含み、
前記第２映像データに対する識別情報が、前記第２映像データを含むモジュールのＩＤであることを特徴とする請求項１７に記載のデジタル放送システムのステレオスコピック映像データダウンロードサービスの提供装置。
【請求項１９】
デジタル放送システムで第１映像データ、および第２映像データを含むステレオスコピック映像データのダウンロードサービスの受信装置において、
前記第１映像データ、前記第１映像データがステレオスコピック映像で再生することができるのかに対する情報、および前記第２映像データを受信する受信部と、
前記第１映像データがステレオスコピック映像で再生することができるのかに対する情報に基づいて前記第１映像データ、および前記第２映像データをマッピングしてステレオスコピック映像を再生する再生部とを備え、
前記第１映像データがステレオスコピック映像で再生することができるのかに対する情報が、前記第１映像データが左視点映像データなのか右視点映像データなのかに対する情報、および前記第２映像データに対する識別情報のうち、一つ以上を含むことを特徴とするデジタル放送システムのステレオスコピック映像データダウンロードサービスの受信装置。
【請求項２０】
前記第１映像データがステレオスコピック映像で再生することができるのかに対する情報が、Ｓｔｅｒｅｏｓｃｏｐｉｃ＿ｐａｉｒ＿ｄｅｓｃｒｉｐｔｏｒに含まれ、
前記Ｓｔｅｒｅｏｓｃｏｐｉｃ＿ｐａｉｒ＿ｄｅｓｃｒｉｐｔｏｒは、前記Ｓｔｅｒｅｏｓｃｏｐｉｃ＿ｐａｉｒ＿ｄｅｓｃｒｉｐｔｏｒの識別子、前記Ｓｔｅｒｅｏｓｃｏｐｉｃ＿ｐａｉｒ＿ｄｅｓｃｒｉｐｔｏｒの長さ、前記第１映像データが左視点映像データなのか右視点映像データなのかに対する情報、および前記第２映像データに対する識別情報を含み、
前記第２映像データに対する識別情報は、前記第２映像データを含むモジュールのＩＤであることを特徴とする請求項１９に記載のデジタル放送システムのステレオスコピック映像データダウンロードサービスの受信装置。
【請求項１】
デジタル放送システムで第１映像データ、および第２映像データを含むステレオスコピック映像データのダウンロードサービスの提供方法において、
前記第１映像データ、および前記第２映像データ各々のファイル名に対する情報を生成するステップと、
前記第１映像データ、前記第１映像データのファイル名に対する情報、前記第２映像データ、および前記第２映像データのファイル名に対する情報を伝送するステップとを含み、
前記第２映像データのファイル名は、ステレオスコピック映像データのうち第２映像データであることを表すプレフィックス（ｐｒｅｆｉｘ）を含むことを特徴とするデジタル放送システムのステレオスコピック映像データダウンロードサービスの提供方法。
【請求項２】
前記第２映像データが、前記第１映像データと違った時点の映像データであることを特徴とする請求項１に記載のデジタル放送システムのステレオスコピック映像データダウンロードサービスの提供方法。
【請求項３】
前記第１映像データのファイル名に対する情報が、Ｎａｍｅ＿ｄｅｓｃｒｉｐｔｏｒに含まれ、
前記第２映像データのファイル名に対する情報が、前記Ｎａｍｅ＿ｄｅｓｃｒｉｐｔｏｒの構造と同一の構造を有するように定義された記述子（ＳｔｅｒｅｏｓｃｏｐｉｃＮａｍｅ＿ｄｅｓｃｒｉｐｔｏｒ）に含まれることを特徴とする請求項１に記載のデジタル放送システムのステレオスコピック映像データダウンロードサービスの提供方法。
【請求項４】
前記第２映像データのファイル名が、前記第２映像データと対応する前記第１映像データのファイル名および前記プレフィックスを含むことを特徴とする請求項１に記載のデジタル放送システムのステレオスコピック映像データダウンロードサービスの提供方法。
【請求項５】
デジタル放送システムで第１映像データ、および第２映像データを含むステレオスコピック映像データのダウンロードサービスの受信方法において、
前記第１映像データ、前記第１映像データのファイル名に対する情報、前記第２映像データ、および前記第２映像データのファイル名に対する情報を受信するステップと、
前記第１映像データのファイル名および前記第２映像データのファイル名を基盤で前記第１映像データおよび前記第２映像データをマッピングしてステレオスコピック映像を再生するステップとを含み、
前記第２映像データのファイル名が、ステレオスコピック映像データのうち第２映像データであることを表すプレフィックス（ｐｒｅｆｉｘ）を含むことを特徴とするデジタル放送システムのステレオスコピック映像データダウンロードサービスの受信方法。
【請求項６】
前記第２映像データが、前記第１映像データと違った時点の映像データであることを特徴とする請求項５に記載のデジタル放送システムのステレオスコピック映像データダウンロードサービスの受信方法。
【請求項７】
前記第１映像データのファイル名に対する情報が、Ｎａｍｅ＿ｄｅｓｃｒｉｐｔｏｒに含まれ、
前記第２映像データのファイル名に対する情報が、前記Ｎａｍｅ＿ｄｅｓｃｒｉｐｔｏｒの構造と同一の構造を有するように定義された記述子（ＳｔｅｒｅｏｓｃｏｐｉｃＮａｍｅ＿ｄｅｓｃｒｉｐｔｏｒ）に含まれることを特徴とする請求項５に記載のデジタル放送システムのステレオスコピック映像データダウンロードサービスの受信方法。
【請求項８】
前記第２映像データのファイル名が、前記第２映像データと対応する前記第１映像データのファイル名および前記プレフィックスを含むことを特徴とする請求項５に記載のデジタル放送システムのステレオスコピック映像データダウンロードサービスの受信方法。
【請求項９】
デジタル放送システムで第１映像データ、および第２映像データを含むステレオスコピック映像データのダウンロードサービス提供方法において、
前記第１映像データがステレオスコピック映像で再生することができるのかに対する情報を生成するステップと、
前記第１映像データ、前記第１映像データがステレオスコピック映像で再生することができるのかに対する情報および前記第２映像データを伝送するステップとを含み、
前記第１映像データがステレオスコピック映像で再生することができるのかに対する情報が、前記第１映像データが左視点映像データなのか右視点映像データなのかに対する情報、および前記第２映像データに対する識別情報のうち、一つ以上を含むことを特徴とするデジタル放送システムのステレオスコピック映像データダウンロードサービスの提供方法。
【請求項１０】
前記第１映像データがステレオスコピック映像で再生することができるのかに対する情報が、Ｓｔｅｒｅｏｓｃｏｐｉｃ＿ｐａｉｒ＿ｄｅｓｃｒｉｐｔｏｒに含まれ、
前記Ｓｔｅｒｅｏｓｃｏｐｉｃ＿ｐａｉｒ＿ｄｅｓｃｒｉｐｔｏｒが、前記Ｓｔｅｒｅｏｓｃｏｐｉｃ＿ｐａｉｒ＿ｄｅｓｃｒｉｐｔｏｒの識別子、前記Ｓｔｅｒｅｏｓｃｏｐｉｃ＿ｐａｉｒ＿ｄｅｓｃｒｉｐｔｏｒの長さ、前記第１映像データが左視点映像データなのか右視点映像データなのかに対する情報、および前記第２映像データに対する識別情報を含み、
前記第２映像データに対する識別情報が、前記第２映像データを含むモジュールのＩＤであることを特徴とする請求項９に記載のデジタル放送システムのステレオスコピック映像データダウンロードサービスの提供方法。
【請求項１１】
デジタル放送システムで第１映像データ、および第２映像データを含むステレオスコピック映像データのダウンロードサービスの受信方法において、
前記第１映像データ、前記第１映像データがステレオスコピック映像で再生することができるのかに対する情報および前記第２映像データを受信するステップと、
前記第１映像データがステレオスコピック映像で再生することができるのかに対する情報に基づいて前記第１映像データおよび前記第２映像データをマッピングしてステレオスコピック映像を再生するステップとを含み、
前記第１映像データがステレオスコピック映像で再生することができるのかに対する情報が、前記第１映像データが左視点映像データなのか右視点映像データなのかに対する情報、および前記第２映像データに対する識別情報のうち、一つ以上を含むことを特徴とするデジタル放送システムのステレオスコピック映像データダウンロードサービスの受信方法。
【請求項１２】
前記第１映像データがステレオスコピック映像で再生することができるのかに対する情報が、Ｓｔｅｒｅｏｓｃｏｐｉｃ＿ｐａｉｒ＿ｄｅｓｃｒｉｐｔｏｒに含まれ、
前記Ｓｔｅｒｅｏｓｃｏｐｉｃ＿ｐａｉｒ＿ｄｅｓｃｒｉｐｔｏｒが、前記Ｓｔｅｒｅｏｓｃｏｐｉｃ＿ｐａｉｒ＿ｄｅｓｃｒｉｐｔｏｒの識別子、前記Ｓｔｅｒｅｏｓｃｏｐｉｃ＿ｐａｉｒ＿ｄｅｓｃｒｉｐｔｏｒの長さ、前記第１映像データが左視点映像データなのか右視点映像データなのかに対する情報および前記第２映像データに対する識別情報を含み、
前記第２映像データに対する識別情報が、前記第２映像データを含むモジュールのＩＤであることを特徴とする請求項１１に記載のデジタル放送システムのステレオスコピック映像データダウンロードサービスの受信方法。
【請求項１３】
デジタル放送システムで第１映像データ、および第２映像データを含むステレオスコピック映像データのダウンロードサービス提供装置において、
前記第１映像データ、および前記第２映像データ各々のファイル名に対する情報を生成する生成部と、
前記第１映像データ、前記第１映像データのファイル名に対する情報、前記第２映像データ、および前記第２映像データのファイル名に対する情報を伝送する伝送部とを備え、
前記第２映像データのファイル名が、ステレオスコピック映像データのうち第２映像データであることを表すプレフィックス（ｐｒｅｆｉｘ）を含むことを特徴とするデジタル放送システムのステレオスコピック映像データダウンロードサービスの提供装置。
【請求項１４】
前記第１映像データのファイル名に対する情報が、Ｎａｍｅ＿ｄｅｓｃｒｉｐｔｏｒに含まれ、
前記第２映像データのファイル名に対する情報が、前記Ｎａｍｅ＿ｄｅｓｃｒｉｐｔｏｒの構造と同一の構造を有するように定義された記述子（ＳｔｅｒｅｏｓｃｏｐｉｃＮａｍｅ＿ｄｅｓｃｒｉｐｔｏｒ）に含まれることを特徴とする請求項１３に記載のデジタル放送システムのステレオスコピック映像データダウンロードサービスの提供装置。
【請求項１５】
デジタル放送システムで第１映像データ、および第２映像データを含むステレオスコピック映像データのダウンロードサービスの受信装置において、
前記第１映像データ、前記第１映像データのファイル名に対する情報、前記第２映像データ、および前記第２映像データのファイル名に対する情報を受信する受信部と、
前記第１映像データのファイル名、および前記第２映像データのファイル名に基づいて、前記第１映像データ、および前記第２映像データをマッピングしてステレオスコピック映像を再生する再生部とを備え、
前記第２映像データのファイル名が、ステレオスコピック映像データのうち第２映像データであることを表すプレフィックス（ｐｒｅｆｉｘ）を含むことを特徴とするデジタル放送システムのステレオスコピック映像データダウンロードサービスの受信装置。
【請求項１６】
前記第１映像データのファイル名に対する情報が、Ｎａｍｅ＿ｄｅｓｃｒｉｐｔｏｒに含まれ、
前記第２映像データのファイル名に対する情報が、前記Ｎａｍｅ＿ｄｅｓｃｒｉｐｔｏｒの構造と同一の構造を有するように定義された記述子（ＳｔｅｒｅｏｓｃｏｐｉｃＮａｍｅ＿ｄｅｓｃｒｉｐｔｏｒ）に含まれることを特徴とする請求項１５に記載のデジタル放送システムのステレオスコピック映像データダウンロードサービスの受信装置。
【請求項１７】
デジタル放送システムで第１映像データ、および第２映像データを含むステレオスコピック映像データのダウンロードサービス提供装置において、
前記第１映像データがステレオスコピック映像で再生することができるのかに対する情報を生成する生成部と、
前記第１映像データ、前記第１映像データがステレオスコピック映像で再生することができるのかに対する情報、および前記第２映像データを伝送する伝送部とを備え、
前記第１映像データがステレオスコピック映像で再生することができるのかに対する情報が、前記第１映像データが左視点映像データなのか右視点映像データなのかに対する情報、および前記第２映像データに対する識別情報のうち一つ以上を含むことを特徴とするデジタル放送システムのステレオスコピック映像データダウンロードサービスの提供装置。
【請求項１８】
前記第１映像データがステレオスコピック映像で再生することができるのかに対する情報が、Ｓｔｅｒｅｏｓｃｏｐｉｃ＿ｐａｉｒ＿ｄｅｓｃｒｉｐｔｏｒに含まれ、
前記Ｓｔｅｒｅｏｓｃｏｐｉｃ＿ｐａｉｒ＿ｄｅｓｃｒｉｐｔｏｒが、前記Ｓｔｅｒｅｏｓｃｏｐｉｃ＿ｐａｉｒ＿ｄｅｓｃｒｉｐｔｏｒの識別子、前記Ｓｔｅｒｅｏｓｃｏｐｉｃ＿ｐａｉｒ＿ｄｅｓｃｒｉｐｔｏｒの長さ、前記第１映像データが左視点映像データなのか右視点映像データなのかに対する情報、および前記第２映像データに対する識別情報を含み、
前記第２映像データに対する識別情報が、前記第２映像データを含むモジュールのＩＤであることを特徴とする請求項１７に記載のデジタル放送システムのステレオスコピック映像データダウンロードサービスの提供装置。
【請求項１９】
デジタル放送システムで第１映像データ、および第２映像データを含むステレオスコピック映像データのダウンロードサービスの受信装置において、
前記第１映像データ、前記第１映像データがステレオスコピック映像で再生することができるのかに対する情報、および前記第２映像データを受信する受信部と、
前記第１映像データがステレオスコピック映像で再生することができるのかに対する情報に基づいて前記第１映像データ、および前記第２映像データをマッピングしてステレオスコピック映像を再生する再生部とを備え、
前記第１映像データがステレオスコピック映像で再生することができるのかに対する情報が、前記第１映像データが左視点映像データなのか右視点映像データなのかに対する情報、および前記第２映像データに対する識別情報のうち、一つ以上を含むことを特徴とするデジタル放送システムのステレオスコピック映像データダウンロードサービスの受信装置。
【請求項２０】
前記第１映像データがステレオスコピック映像で再生することができるのかに対する情報が、Ｓｔｅｒｅｏｓｃｏｐｉｃ＿ｐａｉｒ＿ｄｅｓｃｒｉｐｔｏｒに含まれ、
前記Ｓｔｅｒｅｏｓｃｏｐｉｃ＿ｐａｉｒ＿ｄｅｓｃｒｉｐｔｏｒは、前記Ｓｔｅｒｅｏｓｃｏｐｉｃ＿ｐａｉｒ＿ｄｅｓｃｒｉｐｔｏｒの識別子、前記Ｓｔｅｒｅｏｓｃｏｐｉｃ＿ｐａｉｒ＿ｄｅｓｃｒｉｐｔｏｒの長さ、前記第１映像データが左視点映像データなのか右視点映像データなのかに対する情報、および前記第２映像データに対する識別情報を含み、
前記第２映像データに対する識別情報は、前記第２映像データを含むモジュールのＩＤであることを特徴とする請求項１９に記載のデジタル放送システムのステレオスコピック映像データダウンロードサービスの受信装置。
【図２】
【図３】
【図４】
【図５】
【図６】
【図７】
【図８】
【図９】
【図１】
【図１０】
【図１１】
【図３】
【図４】
【図５】
【図６】
【図７】
【図８】
【図９】
【図１】
【図１０】
【図１１】
【公開番号】特開２０１０−２８８２８４（Ｐ２０１０−２８８２８４Ａ）
【公開日】平成２２年１２月２４日（２０１０．１２．２４）
【国際特許分類】
【出願番号】特願２０１０−１３６１８１（Ｐ２０１０−１３６１８１）
【出願日】平成２２年６月１５日（２０１０．６．１５）
【公序良俗違反の表示】
（特許庁注：以下のものは登録商標）
１．フロッピー
【出願人】（５９６１８００７６）韓國電子通信研究院 (733)
【氏名又は名称原語表記】Ｅｌｅｃｔｒｏｎｉｃｓ ａｎｄ Ｔｅｌｅｃｏｍｍｕｎｉｃａｔｉｏｎｓ Ｒｅｓｅａｒｃｈ Ｉｎｓｔｉｔｕｔｅ
【住所又は居所原語表記】１６１ Ｋａｊｏｎｇ−ｄｏｎｇ， Ｙｕｓｏｎｇ−ｇｕ， Ｔａｅｊｏｎ ｋｏｒｅａ
【出願人】（５１０１６７０３９）ティーユー メディア コーポレーション (1)
【Ｆターム（参考）】
【公開日】平成２２年１２月２４日（２０１０．１２．２４）
【国際特許分類】
【出願日】平成２２年６月１５日（２０１０．６．１５）
【公序良俗違反の表示】
（特許庁注：以下のものは登録商標）
１．フロッピー
【出願人】（５９６１８００７６）韓國電子通信研究院 (733)
【氏名又は名称原語表記】Ｅｌｅｃｔｒｏｎｉｃｓ ａｎｄ Ｔｅｌｅｃｏｍｍｕｎｉｃａｔｉｏｎｓ Ｒｅｓｅａｒｃｈ Ｉｎｓｔｉｔｕｔｅ
【住所又は居所原語表記】１６１ Ｋａｊｏｎｇ−ｄｏｎｇ， Ｙｕｓｏｎｇ−ｇｕ， Ｔａｅｊｏｎ ｋｏｒｅａ
【出願人】（５１０１６７０３９）ティーユー メディア コーポレーション (1)
【Ｆターム（参考）】
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