説明

ドラムドライヤ、これに用いるフィードボックス、及びドラムドライヤの製造方法

【課題】ドラムドライヤのドラム表面に被処理液を供給するフィードボックスのフィード部にうねりや波打ち変形がある場合であっても、ドラム表面に被処理液を均一に供給することが可能なドラムドライヤ、フィードボックス、及びドラムドライヤの製造方法を提供すること。
【解決手段】ドラム12と、前記ドラム12の軸線O方向に延在し前記被処理液を前記ドラム12の表面に供給するフィードボックス30と、前記フィードボックス30をその両端側で支持する支持部材40とを備え、前記ドラム12を回転させることにより前記ドラム12の表面に供給された前記被処理液Mに含まれる液体成分を前記ドラム12の表面で蒸発させるドラムドライヤ10であって、前記フィードボックス30は、前記軸線O方向に引張した状態で前記支持部材40に取り付けられていることを特徴とする。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
この発明は、油脂,食品,樹脂等の原料溶液または、メッキ廃液や各種廃水処理装置における廃水等の被処理液をフィードボックスによりドラム表面に供給し、ドラム表面において被処理液から液体を蒸発させるドラムドライヤ、これに用いるフィードボックス、及びドラムドライヤの製造方法に関するものである。
【背景技術】
【0002】
液状食品より粉末乾燥品を生成させ、又は電気部品のメッキ廃液等の結晶性成分或いは未溶解成分を含有する液を処理する場合等、広い産業分野でドラムドライヤが使用されている。
かかるドラムドライヤは、円筒状ドラムと、そのドラムの中心軸の両端に配し回動自在に軸支された回転軸と、ドラム表面に接するよう配置した掻き取り装置とを備え、被処理液がドラム表面に供給されて、ドラムを回転させることによりドラム表面に供給された被処理液に含まれている水分等の液体成分をドラム表面で蒸発させて固形物を生成させ、掻き取り装置によって固形物を除去するようになっている。
【0003】
かかるドラムドライヤにおけるドラム表面への液供給方法として、例えば、特許文献1に示されるようなディップ型、トップ型や、フィードボックスに保持された液をオーバーフローさせてドラム表面に供給する方法のものがあるが、いずれの場合であっても、被処理液をドラム表面に均一に供給することが望ましい。
【0004】
前述のフィードボックスを用いて被処理液をドラム表面に供給する場合、フィーダボックスからオーバーフローした被処理液がフィード部からドラム表面に移動する際に、フィード部とドラム表面及びフィードボックスの裏面に形成されたシール部とドラム表面とが液密に接触して被処理液がドラム表面の回転方向後方側に漏れないことが望まれ、そのためにフィード部はドラム表面に沿うように真直に形成されていることが必要である。
【特許文献1】特開平9−192404号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、ドラム表面との液密性やドラムの摩耗を考慮してフィードボックスをゴムや樹脂等の材料により成形する場合、成形する際の熱よりフィードボックスにうねりや波打ち変形を生じ易く、これらうねりや波打ち変形が残留した状態でドラムドライヤに取り付けた場合、フィードボックスからドラム表面に被処理液を載り移らせるフィード部とドラムとの間や、フィードボックスのドラム側の面に形成されたシール部とドラムとの間にこれら変形による隙間が生じて、ドラム表面に供給された被処理液がドラム回転方向後方側に漏れて乾燥した固形物を湿らせたり固形物の厚さに偏りを生じさせることによる品質低下を招くという問題があった。
また、ドラムドライヤにフィードボックスを取り付ける際にうねりや波打ち変形の影響を除去するために多くの調整時間が必要であるという問題があった。
【0006】
この発明は、このような事情を考慮してなされたもので、ドラムドライヤのドラム表面に被処理液を供給するフィードボックスにうねりや波打ち変形がある場合であっても、ドラムドライヤに取り付けた状態で被処理液の液漏れを生じることなく被処理液を均一に供給することが可能なドラムドライヤ、フィードボックス、及びドラムドライヤの製造方法を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記目的を達成するために、この発明は以下の手段を提案している。
請求項1に係る発明は、軸線廻りに回転自在とされるドラムと、前記軸線方向に延在し被処理液を保持するとともに前記被処理液をオーバーフローさせて前記ドラムの表面に供給するフィードボックスと、前記フィードボックスをその両端側で支持する支持部材とを備え、前記ドラムを回転させることにより前記ドラム表面に供給された前記被処理液に含まれる液体成分を前記ドラム表面で蒸発させるとともに、前記ドラム表面に前記被処理液に含まれる固形物を固着させるドラムドライヤであって、前記フィードボックスは、前記軸線方向に引張した状態で前記支持部材に取り付けられていることを特徴とする。
【0008】
この発明に係るドラムドライヤによれば、フィードボックスが軸線方向に引張された状態でドラムドライヤの支持部に取り付けられているので、フィードボックスのフィード部やシール部に生じたうねりや波打ち変形が小さくなる。その結果、フィード部やシール部とドラム表面とが液密に接触可能とされる。
【0009】
請求項2に係る発明は、請求項1記載のドラムドライヤに用いられるフィードボックスであって、前記両端側には前記支持部材に支持される固定部を有し、前記固定部同士の前記軸線方向の長さが、前記固定部が支持される前記支持部材の取付部の前記軸線方向の間隔よりも小さく形成されていることを特徴とする。
【0010】
この発明に係るフィードボックスによれば、フィードボックスの両端側の固定部が、ドラムドライヤの支持部材の取付部の間隔よりも小さく形成されているのでフィードボックスを支持部材に取り付けた場合にフィードボックスが軸線方向に引張された状態となり、フィードボックスのフィード部やシール部の変形が小さくなってフィードボックスがドラムの表面に液密に接触する。
【0011】
請求項3に係る発明は、軸線廻りに回転自在とされるドラムと、前記軸線方向に延在して前記ドラム表面に接触して被処理液を前記ドラムに供給するフィードボックスと、前記フィードボックスをその両端側で支持する支持部材とを備えたドラムドライヤの製造方法であって、前記フィードボックスを前記軸線方向に引張して前記支持部材に取り付けることを特徴とする。
【0012】
この発明に係るドラムドライヤの製造方法によれば、フィードボックスを軸線方向に引張して支持部材に取り付けるので、フィードボックスとドラム表面とが液密に接触するドラムドライヤを容易に製造することができる。
【発明の効果】
【0013】
この発明に係るドラムドライヤ及びフィードボックス、フィードボックスの取付方法によれば、フィード部とドラムの表面とが液密に接触するので、フィードボックスからドラムに均一に被処理液を供給することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0014】
以下、図面を参照し、この発明の一実施形態について説明する。
図1、図2はこの発明の一実施形態に係るドラムドライヤ及びフィードボックスを示す図であって、この図において、符号10はドラムドライヤを示し、符号30はフィードボックスを示している。
【0015】
この実施の形態において、ドラムドライヤ10は、軸線O廻りに回転自在とされる円筒状のドラム12と、このドラム12の軸線Oを通り、両端面からドラム12の両側に延在する回転軸14と、掻取り装置20と、ドラム12に被処理液Mを供給するフィードボックス30と、フィードボックス30をその両端側で支持する支持部材40とを備えており、ドラム12の表面に供給された被処理液Mを、ドラム12を回転させながら被処理液Mに含まれている水分等の液体成分をドラム12の表面で蒸発させるとともに、ドラム表面に被処理液Mに含まれる固形物を固着させ、固形物を掻取り装置20のスクレーパー21により掻き取るようになっている。
【0016】
ドラム12は、回転軸14を介してその両端側がハウジング16に回動自在に支持されるとともに駆動源18にチェーン及びスプロケットからなる駆動機構17により接続されており、駆動源18の回転駆動力が伝達されるようになっている。
また、ドラム12には、蒸気供給路11Sを経由して蒸気Sが供給可能とされており、被処理液Mの液体成分を効率的に蒸発させられるようになっている。
なお、蒸気Sに代えてドラム12の内部に冷却媒体を供給して、ドラム12の表面を冷却させることも可能である。
【0017】
掻き取り装置20は、ドラム12の軸線O方向に沿ってドラム12の表面に接するように少なくとも1つ配置されており、スクレーパー21と、位置調整機構(図示せず)と、掻き落とした固形物を排出する排出シュート22とを備え、スクレーパー21はドラム12の回転方向Tに向かうように配置されてドラム12の表面に固着した固形物を除去するようになっている。
【0018】
フィードボックス30は、例えば、EPDM、FPM等の弾性を有する樹脂により形成されており、軸線O方向に伸縮可能とされている。また、この実施の形態では、フィードボックス30は、ドラム12の軸線O方向に2つ並べて配置されている。
【0019】
支持部材40は、互いに対向する41Aと41B、41Cと41Dの4つの取付部を備えており、図2に示すように、ドラムドライヤ10の筐体19に設けられた固定部材に取り付けられており、ドラム12の軸線Oと直交する方向に延在して形成されている。
【0020】
また、図3(A)、(B)に示すフィードボックス30の長手方向は、ドラムドライヤ10の軸線O方向とされ、この長手方向に直交する断面(図3(B)のX−X矢視)は、図3(C)に示すように略L字形に形成された2つの壁部31A、31Bを備え、壁部31A、31Bに挟まれた内側(上側)の領域は、壁部31A、31Bの両端側に形成される側壁部31Cとともに被処理液Mが保持可能とされる液保持部32を画成するようになっている。
【0021】
壁部31Aは、ドラム12側の面がドラム12と略同等の曲率半径を有する凹部とされ、ドラム12の表面と液密なシール部とされ、長手方向の両端部には壁部31Bと反対側に伸びる延出部が形成されている。
また、壁部31Bは、長手方向に複数の孔36が等間隔に形成され、この孔36を介して図示しない押え板がネジにより壁部31Bの回転方向Tの後方側に取り付けられるようになっている。
【0022】
側壁部31Cは、長手方向の両側外方の面がドラムドライヤ10の支持部材40に取り付けられるための固定部34A、34Bとされており、支持部材40の取付部41Aと取付部41Bとの間、及び取付部41Cと取付部41Dとの間に、2つのフィードボックス30のそれぞれ固定部34A、34Bを配置されるようになっている。
【0023】
また、側壁部31Cには、フィードボックス30を支持部材40に取付けるための複数の取付孔35が形成されており、取付孔35を介してそれぞれ対応する支持部材40にネジ(図示せず)を螺着することにより固定部34A、34Bが支持部材40の取付部41Aと取付部41Bとの間、及び取付部41Cと取付部41Dに固定できるようになっている。
【0024】
また、側壁部31Cは、ドラム12に対向する側がドラム12と略同等の曲率半径に形成され、ドラム12の最上部を越えて壁部31Bとは反対側まで延在して形成されている。
フィードボックス30の固定部同士、すなわち固定部34Aと固定部34Bの軸線O方向の長さL1は、支持部材40の取付部41Aと取付部41B、及び取付部41Cと取付部41D、それぞれの軸線O方向の間隔L2より小さく形成されている。
【0025】
フィードパイプ45は、フィードボックス30の液保持部32に配置された樋47に被処理液Mを供給するものであり、フィードパイプ45は出口側の開口部が樋47の液面に浸漬可能に配置され、入口側が図示しない被処理液供給配管に接続されている。
【0026】
樋47は、軸線Oに直交する断面が上方に開口するコの字形に形成され、長手方向が液保持部32の範囲内にて延在するとともにフィードボックス30の液保持部32に保持された被処理液Mに接するように配置されており、フィードパイプ45から供給された被処理液Mをフィードボックス30に供給するようになっている。
【0027】
シール部材50は、支持部材40に取り付けられたブラケット51と、シール板52と、コイルスプリング53と、取付ネジ54とを備え、シール板52は回転方向T後方側を板部材55によりバックアップされてその先端側をドラム12の軸線Oに向かって配置され、コイルスプリング53を介して取付ネジ54によりブラケット51に進退自在に取り付けられている。
【0028】
次いで、上記構成からなるドラムドライヤ10の作用について説明する。
まず、フィードパイプ45を介して樋47に被処理液が供給される。
樋47に供給された被処理液Mは、樋47からオーバーフローしてフィードボックス30の液保持部32に移動する。
【0029】
液保持部32に移動された被処理液Mは、引き続き被処理液Mが供給されることにより液位が上昇し、液保持部32からオーバーフローする。
被処理液Mが液保持部32からオーバーフローしてドラム12の表面に移動する場合、フィード部33を介して移動し、フィード部33とドラム12の表面との間は液密とされているので、被処理液Mはドラム12の回転方向Tに移動される。
【0030】
ドラム12が所定の速度で回転されることにより被処理液Mに含有された液体成分はドラム12に供給された蒸気Sの熱により蒸発、乾燥され、スクレーパー21の位置に至るまでに乾燥が終了してドラム12の表面には固形成分が生成して固着する。
この固形物を、掻き取り装置20のスクレーパ−21により掻き取り、掻き取られた固形物が排出シュート22を介して回収される。
【0031】
次に、支持部材40にフィードボックス30を取り付ける方法について説明する。
この取り付け方法は、ドラムドライヤ10を製造する際の取り付けのほか、ドラムドライヤ10をメンテナンスするためのフィードボックス30の交換において実施可能である。
【0032】
まず、フィードボックス30の内側(液保持部32側)の互いに対向する側壁部31Cの対向する面に、それぞれの面と当接するとともにこれら側壁部31Cの相互間の距離を広げる方向に伸縮可能なジャッキ機構を備えた取付治具をセットする。
【0033】
次に、このジャッキ機構により側壁部31Cの相互間の距離を所定の間隔、すなわち固定部34A、34B間の距離を取付部41Aと取付部41B、取付部41Cと取付部41Dの感覚とほぼ一致するまで拡げて、取付部41Aと取付部41B、取付部41Cと取付部41Dの間に配置する。
【0034】
次いで、支持部材40に取付孔35、35を介して図示しないネジを取り付けてフィードボックス30を支持部材40に固定する。
フィードボックス30の最終段階の引張は、ネジにより支持部材40側に側壁部31C、31Cを引きつけることにより行われる。
【0035】
この実施の形態に係るドラムドライヤ10によれば、フィードボックス30が軸線O方向に引張された状態でドラムドライヤ10の支持部材40に取り付けられるので、フィードボックス30のフィード部33やシート部に生じた変形が小さくなってフィードボックス30がドラム12の表面に液密に接触可能となり、ドラム12に供給される被処理液Mが回転方向後方側に漏れて移動することが抑制される。
【0036】
この実施の形態に係るフィードボックス30によれば、両端側の側壁部31Cの固定部34A、34Bの軸線O方向の長さL1が、ドラムドライヤ10の支持部材40の取付部の間隔L2よりも小さく形成されているので、フィードボックス30を支持部材40に取り付けた場合にフィードボックス30が軸線O方向に引張されてフィードボックス30の変形が小さくなりフィードボックス30とドラム12の表面との液密を確保することができる。
【0037】
この実施の形態に係るフィードボックス30の取り付け方法を用いたドラムドライヤ10の製造方法によれば、フィードボックス30を長手方向に引張して支持部材40に取り付けるのでフィードボックス30とドラム12の表面とが充分に液密とされたドラムドライヤ10を容易に製造することができる。
【0038】
また、フィード部33から供給された被処理液Mがドラム12の表面において回転方向Tのみに移動するので乾燥された固形物が被処理液Mにより濡れることが抑制され、また被処理液Mがドラム12の表面に均一に供給されるので固形物の乾燥状態にムラが発生するのが抑制されて均質な固形物を生産することができる。
また、フィードボックスの取付け時のドラム表面との調整が引張によって行われるので、取付け、調整作業を容易かつ短時間で行うことができる。
【0039】
なお、上記の実施形態において記載した技術的事項については、発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々の変更を加えることが可能である。例えば、上記実施の形態においては、フィードボックス30がEPDM又はFPMにより形成されている場合について説明したが、ゴム以外の樹脂で形成することも可能であるし、また、金属によって形成されたものであってもよい。
【0040】
また、上記実施の形態においては、フィードボックス30が、ドラム12の軸線O方向に2つ並べて設けられる場合について説明したが、配置されるフィードボックス30の数については、1つ又は3つ以上でもよい。
【0041】
また、被処理液として、廃液中の固形物の除去や、油脂、食品、樹脂等の工業製品の生産のいずれであってもよく、また、固形物の生成にあたって蒸気に代えて冷却媒体を用いるものであってもよい。
【図面の簡単な説明】
【0042】
【図1】一部を断面視した本発明に係るドラムドライヤの一実施形態を示す正面図である。
【図2】一部を断面視した本発明に係るドラムドライヤの一実施形態の要部を示す側面図である。
【図3】本発明の一実施形態に係るフィードボックスを示す図であって、(A)は、正面図、(B)は平面図を、(C)は側面図である。
【符号の説明】
【0043】
M 被処理液
O 軸線
L1 固定部同士の軸線方向の長さ
L2 取付部の軸線方向の間隔
10 ドラムドライヤ
12 ドラム
34A、34B 固定部
40 支持部材
41A、41B、41C、41D 取付部

【特許請求の範囲】
【請求項1】
軸線廻りに回転自在とされるドラムと、
前記軸線方向に延在し被処理液を保持するとともに前記被処理液をオーバーフローさせて前記ドラムの表面に供給するフィードボックスと、
前記フィードボックスをその両端側で支持する支持部材とを備え、
前記ドラムを回転させることにより前記ドラム表面に供給された前記被処理液に含まれる液体成分を前記ドラム表面で蒸発させるとともに、前記ドラム表面に前記被処理液に含まれる固形物を固着させるドラムドライヤであって、
前記フィードボックスは、
前記軸線方向に引張した状態で前記支持部材に取り付けられていることを特徴とするドラムドライヤ。
【請求項2】
請求項1記載のドラムドライヤに用いられるフィードボックスであって、
前記両端側には前記支持部材に支持される固定部を有し、
前記固定部同士の前記軸線方向の長さが、
前記固定部が支持される前記支持部材の取付部の前記軸線方向の間隔よりも小さく形成されていることを特徴とするフィードボックス。
【請求項3】
軸線廻りに回転自在とされるドラムと、
前記軸線方向に延在して前記ドラム表面に接触して被処理液を前記ドラムに供給するフィードボックスと、
前記フィードボックスをその両端側で支持する支持部材とを備えたドラムドライヤの製造方法であって、
前記フィードボックスを前記軸線方向に引張して前記支持部材に取り付けることを特徴とするドラムドライヤの製造方法。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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