説明

ナノファイバー製造方法およびナノファイバー製造装置

【課題】十分な安全を確保できるナノファイバー製造方法を提供することを目的とする。
【解決手段】コレクタ11に対して直流高電圧を印加したノズル2から高分子溶液を吐出させ、静電爆発にて延伸させて、コレクタ11の上にナノファイバーを堆積させるに際し、直流高電圧の印加停止または運転停止または漏電発生を検出して、直流高電圧の発生装置10,12をオフするとともにコレクタ11を接地して電荷を放電させる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、高分子物質からなるナノファイバーおよびこのナノファイバーを堆積した高多孔性の高分子ウェブの製造方法と装置に関するものである。
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、コレクタに対して高電圧を印加したノズルから高分子溶液を前記コレクタに向けて吐出させ、静電爆発にて延伸させて、前記コレクタの上にナノファイバーを堆積させるナノファイバー製造装置が示されている。
【0003】
また、ナノファイバー製造装置ではないが、特許文献2には高電圧を印加して処理している点では同様の塗装装置が記載されている。
【特許文献1】特開2002−201559号公報
【特許文献2】特開2002−361120号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ナノファイバー製造装置は、静電爆発で延伸させたナノファイバーが周囲に飛散しないようにハウジングの内部で実行するように構成される。ハウジングで取り囲んで運転していても、メンテナンス時などには係員が前記ハウジングに設けられた扉を開いて内部装置に接近または接触して感電するおそれがある。そのため、厳重な安全装置を備えることが必要である。
【0005】
特許文献2の塗装装置の場合には、10KV前後の直流高電圧を取り扱っており、ハウジングに設けられた扉の開放の実行に際しては、直流高電圧の印加を切換器でオフして接地し、接地された後に電圧が所定値以下に低下していることを検出してからでないと、前記扉をロックするインターロックを解除しないように構成されている。
【0006】
そこで、ナノファイバー製造装置の安全装置として、特許文献2の安全装置の技術を利用することが考えられるが、ナノファイバー製造装置の直流高電圧が20KV〜200KVと塗装装置の場合の10KV前後に比べてさらに高電圧であるため、直流高電圧の印加を切換器でオフして接地に切り替えても、前記コレクタの側の電荷が高くなることが多いため、危険な状態が発生する問題がある。
【0007】
本発明は20KV〜200KVの直流高電圧を扱っているナノファイバー製造装置において十分な安全を確保できるナノファイバー製造方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明のナノファイバー製造方法は、コレクタに対して直流高電圧を印加したノズルから高分子溶液を吐出させ、静電爆発にて延伸させて、コレクタの上にナノファイバーを堆積させるに際し、前記直流高電圧の印加停止または運転停止または漏電発生を検出して、前記直流高電圧の発生装置をオフするとともに特定の帯電個所を接地して電荷を放電させる。
【0009】
また、前記接地して電荷を放電させる動作は、基準電位に接続された移動子を前記コレクタなどの特定の帯電個所に接触させる、または基準電位に接続された移動子を前記コレクタなどの特定の帯電個所に接近させて放電させることを特徴とする。
【0010】
また、ナノファイバー製造装置を納めたハウジングに設けられた扉の開放を検出して前記運転停止と判定することを特徴とする。
また、ナノファイバーが付着してほしくない特定部位に交流電圧を印加して運転し、前記直流高電圧の印加停止または運転停止または漏電発生を検出して、前記交流電圧をオフするとともに前記特定部位を接地することを特徴とする。
【0011】
本発明のナノファイバー製造装置は、コレクタに対して直流高電圧を印加したノズルから高分子溶液を吐出させ、静電爆発にて延伸させて、コレクタの上にナノファイバーを堆積させるナノファイバー製造装置であって、前記直流高電圧の印加停止または運転停止または漏電発生を検出する検知手段と、基準電位に接続され特定の帯電個所の電荷を放電させる位置に移動する移動子と、前記検知手段の検出に基づいて前記直流高電圧の印加停止または運転停止または漏電発生を検出した場合に前記直流高電圧の発生装置をオフするとともに前記移動子を運転する制御部とを設けたことを特徴とする。
【0012】
また、前記移動子は、特定の帯電個所に接触する位置と接触しない位置に移動可能に構成されていることを特徴とする。
また、前記移動子は、特定の帯電個所に接近した位置と離間した位置に移動可能に構成されていることを特徴とする。
【0013】
また、前記検知手段は、ナノファイバー製造装置を納めたハウジングに設けられた扉の開放状態を検出する。
また、ナノファイバーが付着してほしくない特定部位に交流電圧を印加する交流電源を設け、前記直流高電圧の印加停止または運転停止または漏電発生を検出して、前記交流電圧をオフするとともに前記特定部位を接地するよう構成したことを特徴とする。
【発明の効果】
【0014】
この構成によれば、直流高電圧の印加停止または運転停止または漏電発生を検出して、ノズルに直流高電圧を印加する発生装置をオフするとともに、コレクタを接地して電荷を放電させるので、コレクタに対してノズルに20KV〜200KVの直流高電圧を印加して運転していても、直流高電圧の印加停止または運転停止または漏電発生を検出して前記交流電圧をオフするとともに、高い電位に帯電している前記コレクタの電荷を放電させるので、十分な安全を確保できる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0015】
以下、本発明の実施の形態を図1〜図5に基づいて説明する。
(実施の形態1)
図1〜図3は本発明の実施の形態1を示す。
【0016】
図1は本発明のナノファイバー製造方法を実施しているナノファイバー製造装置を示す。高分子溶液1を吐出するノズル2の先端は、この例ではハウジング3の天井に形成された窓4からハウジング3の内部に差し込まれている。ノズル2は複数のモータ5で駆動されているロボット6を介してハウジング3に取り付けられている。図2にノズル2とロボット6の具体例を示す。
【0017】
ロボット6は、X軸送り装置7とY軸送り装置8およびZ軸送り装置9とで構成されている。X軸送り装置7にY軸送り装置8が電気的に絶縁して取り付けられており、Z軸送り装置9は電気的に絶縁してY軸送り装置8に取り付けられている。ノズル2はZ軸送り装置9に取り付けられている。ノズル2の吐出口2aの付近には第1の電源10から直流電圧V1が印加されている。
【0018】
図1に示すように、ハウジング3の内部には、ノズル2に対向してコレクタ11が配置されている。コレクタ11には第2の電源12から負の直流電圧V2が印加されており、コレクタ11に対してノズル2の先端には、“V1+V2”の直流高電圧が印加されていることになる。13は第1の検知手段としての扉開閉検知部で、作業者がハウジング3の内部にアクセスするときに解放される扉14の開閉を検出する。15は第2の検知手段としての漏電検出部で、第1の電源10または第2の電源12において漏電が発生したことを検出する。
【0019】
16は第1の移動子で、直線駆動型の第1のアクチュエータ17aによって駆動されて、特定の帯電個所であるノズル2の取り付け付近としてZ軸送り装置9に接触する仮想線位置と、Z軸送り装置9から離間した実線位置とに駆動される。18は第2の移動子で、直線駆動型の第2のアクチュエータ17bによって駆動されて、特定の帯電個所であるコレクタ11から離間した実線位置と、コレクタ11に接触した仮想線位置とに駆動される。
【0020】
19は制御部で、運転/停止信号20,扉開閉検知部13,漏電検出部15の検出信号を入力信号として、ロボット6の運転制御、第1,第2の電源10,12の一次側のオン/オフ,第1,第2のアクチュエータ17a,17bのオン/オフなどを実施する。
【0021】
制御部19の構成を図3に基づいて説明する。
図3(f)に示すようにタイミングT1に運転開始の指示を検出した制御部19は、扉開閉検知部13,漏電検出部15の検出信号から図3(e)に示すように扉14が閉状態、漏電も発生せずに絶縁状態が正常であることを確認すると、ロボット6の運転制御を実施するとともに、第1,第2の移動子16,18を実線位置にして図3(d)に示すようにロボット6の接地状態の解除とコレクタ11の接地状態の解除を行う。さらに、制御部19は、第1,第2の電源10,12の一次側をオン状態に切り換えて図3(a)(b)に示すようにノズル2に正の電圧V1,コレクタ11に負の電圧V2を印加する。
【0022】
これによって、ノズル2から吐出した高分子溶液1は、“V1+V2”の直流高電圧によって静電爆発してナノファイバー21となってコレクタ11に堆積する。“V1+V2”は20KV〜200KVの直流高電圧である。
【0023】
また、ナノファイバー21が付着してほしくない特定部位としての前記ハウジング3の内壁22には、第1の切換回路23を介して第1の交流電源24から図3(c)に示すように交流電圧V3が印加されている。ナノファイバー21が付着してほしくない特定部位としてのロボット6にも、第2の切換回路25を介して第2の交流電源26から図3(c)に示すように交流電圧V4が印加されている。交流電圧V3,V4は周波数が数Hz〜数十Hz、電圧値が10V〜500V程度で、この交流電圧V3,V4印加しておくことによって、ハウジング3の内壁22,ロボット6へのナノファイバー21の付着を防止できる。
【0024】
タイミングT2に運転停止の指示を検出した制御部19は、第1,第2の電源10,12をオフするとともに、第1,第2の切換回路23,25をそれぞれ接地側に切り換える。さらに、第1のアクチュエータ17aを駆動して第1の移動子16をロボット6に接触させて、ロボット6に帯電している電荷を第1の移動子16から抵抗27を介して放電させ、また、第2のアクチュエータ17bを駆動して第2の移動子18をコレクタ11に接触させて、コレクタ11に帯電している電荷を第2の移動子18から抵抗28を介して放電させる。抵抗27,28の抵抗値は、例えば数オームから数キロオーム程度である。
【0025】
また、運転中のタイミングT3に扉14が開放されたことを検出した制御部19は、タイミングT3の直後のタイミングT4に第1,第2の電源10,12をオフするとともに、第1のアクチュエータ17aを駆動して第1の移動子16をロボット6に接触させて、ロボット6に帯電している電荷を第1の移動子16から抵抗27を介して放電させ、また、第2のアクチュエータ17bを駆動して第2の移動子18をコレクタ11に接触させて、コレクタ11に帯電している電荷を第2の移動子18から抵抗28を介して放電させる。
【0026】
このようにハウジング3の扉14が開放されたことを検出して、第1,第2の移動子16,18をロボット6とコレクタ11に接触させて、運転中に帯電した電荷を確実に放電させることができ、運転中に20KV〜200KVの直流高電圧を扱うナノファイバー製造装置であっても十分な安全を確保できる。
【0027】
なお、ここでは運転/停止信号20の切り換えの場合と、運転中に扉14が開放されて前記直流高電圧の印加を停止した場合を例に挙げて説明したが、漏電検出部15が漏電の発生を検出した場合、直流高電圧の印加停止を検出した場合にも、同様に制御部19が第1,第2の電源10,12の一次側をオフするとともに、第1,第2のアクチュエータ17a,17bを駆動して第1の移動子16をロボット6に接触させて、第2の移動子18をコレクタ11に接触させる。
【0028】
(実施の形態2)
図4は本発明の実施の形態2を示す。
実施の形態1では、第2の移動子18が直線駆動型のアクチュエータ17bによってコレクタ11に接触するように直線駆動されて、第2の移動子18がコレクタ11に接触してコレクタ11の電荷を抵抗28を介して放電したが、図4(a)の第2の移動子18は、回転駆動型のアクチュエータ30bによって回動自在に自在に支持されており、ナノファイバー製造装置が運転中は実線で示すように第2の移動子18がコレクタ11から離れた位置に保持されており、直流高電圧の印加停止または運転停止または漏電発生を検出すると、仮想線で示すように第2の移動子18がコレクタ11に接触するようにアクチュエータ30bによって回転駆動されて、第2の移動子18がコレクタ11に接触してコレクタ11の電荷を抵抗28を介して放電する点だけが異なっている。
【0029】
また、図4(b)の第2の移動子18は、実施の形態1と同じように第2の移動子18が直線駆動型のアクチュエータ17bによって駆動される点は同じであるが、この場合の第2の移動子18はアクチュエータ17bによって駆動されてコレクタ11に接近はするが接触はしていない。このように第2の移動子18をコレクタ11に近接させることによって、空気の絶縁破壊が発生した時点で抵抗28を介してコレクタ11の電荷を放電させることができる。なお、これは第2の移動子18をアクチュエータ30bによって回転駆動する場合も同様である。
【0030】
(実施の形態3)
上記の各実施の形態では、ノズル2に充填された高分子溶液1を加圧して吐出させたが、図5に示すようにロータリーシリンダ方式であっても同様に実施可能である。
【0031】
これは、固定側31に固定され高分子溶液1を孔32から外部に流出させる供給手段33と、ベアリング34a,34bを介して供給手段33の外側に回転自在に取り付けられた導電性の回転容器35と、回転容器35を歯車36とチェーン37と歯車38を介して回転させるモータ39とで構成されている。
【0032】
回転容器35の外周面には、間隔を空けて複数の孔40が形成されている。供給手段33から回転容器35の内側に供給された高分子溶液1は、回転容器35がモータ39によって回転駆動されることによって、複数の孔40から回転容器35の外側に放出される。
【0033】
コレクタ11に対して直流高電圧が回転容器35に印加されており、回転容器35の外側に放出された高分子溶液1は、静電爆発にて延伸して、コレクタ11の上にナノファイバーとなって堆積する。なお、回転容器35から見てコレクタ11とは反対側の位置には、回転容器35と同極に帯電させた反射電極41が設けられており、回転容器35から放出されて反射電極41に近接した高分子溶液1は、反射電極41の電荷と反発してコレクタ11の側に向かうように設計されている。
【0034】
この場合には、ハウジング3の扉14が開放されたことを検出して、または運転/停止信号20の切り換えの場合または、漏電検出部15が漏電の発生を検出した場合に、第2の移動子18をコレクタ11に接触させて、運転中に帯電した電荷を確実に放電させることができ、運転中に20KV〜200KVの直流高電圧を扱うナノファイバー製造装置であっても十分な安全を確保できる。また、ナノファイバーが付着してほしくない特定部位としてのハウジング3の内側22,固定側31と供給手段33などには、運転中に交流第1,第2の切換回路23,25を介して第1,第2の交流電源24,26から図3(c)に示すように交流電圧が印加されるように制御部19によって制御される。
【産業上の利用可能性】
【0035】
本発明は、ナノファイバー製造装置の安全性の向上に寄与できる。
【図面の簡単な説明】
【0036】
【図1】本発明の実施の形態1のナノファイバー製造装置の構成図
【図2】同実施の形態の要部の斜視図
【図3】同実施の形態の制御部のタイミング図
【図4】本発明の実施の形態2におけるナノファイバー製造装置の説明図
【図5】本発明の実施の形態3におけるナノファイバー製造装置の構成図
【符号の説明】
【0037】
1 高分子溶液
2 ノズル
2a ノズル2の吐出口
3 ハウジング
4 窓
5 モータ
6 ロボット
7 X軸送り装置
8 Y軸送り装置
9 Z軸送り装置
10 第1の電源
11 コレクタ
12 第2の電源
13 扉開閉検知部(第1の検知手段)
14 扉
15 漏電検出部(第2の検知手段)
16 第1の移動子
17a,17b 第1,第2のアクチュエータ
18 第2の移動子
19 制御部
20 運転/停止信号
21 ナノファイバー
22 ハウジング3の内壁(特定部位)
23,25 第1,第2の切換回路
24 第1の交流電源
26 第2の交流電源
27,28 抵抗
30b アクチュエータ
31 固定側
32 孔
33 供給手段
34a,34b ベアリング
35 回転容器
36,38 歯車
37 チェーン
39 モータ
40 孔
41 反射電極
V1 直流電圧
V2 負の直流電圧
V3 交流電圧
V4 交流電圧

【特許請求の範囲】
【請求項1】
コレクタに対して直流高電圧を印加したノズルから高分子溶液を吐出させ、静電爆発にて延伸させて、コレクタの上にナノファイバーを堆積させるに際し、
前記直流高電圧の印加停止または運転停止または漏電発生を検出して、前記直流高電圧の発生装置をオフするとともに特定の帯電個所を接地して電荷を放電させる
ナノファイバー製造方法。
【請求項2】
前記接地して電荷を放電させる動作は、基準電位に接続された移動子を特定の帯電個所に接触させる
請求項1記載のナノファイバー製造方法。
【請求項3】
前記接地して電荷を放電させる動作は、基準電位に接続された移動子を特定の帯電個所に接近させて放電させる
請求項1記載のナノファイバー製造方法。
【請求項4】
ナノファイバー製造装置を納めたハウジングに設けられた扉の開放を検出して前記運転停止と判定する
請求項1記載のナノファイバー製造方法。
【請求項5】
ナノファイバーが付着してほしくない特定部位に交流電圧を印加して運転し、前記直流高電圧の印加停止または運転停止または漏電発生を検出して、前記交流電圧をオフするとともに前記特定部位を接地する
請求項1記載のナノファイバー製造方法。
【請求項6】
コレクタに対して直流高電圧を印加したノズルから高分子溶液を吐出させ、静電爆発にて延伸させて、コレクタの上にナノファイバーを堆積させるナノファイバー製造装置であって、
前記直流高電圧の印加停止または運転停止または漏電発生を検出する検知手段と、
基準電位に接続され特定の帯電個所の電荷を放電させる位置に移動する移動子と、
前記検知手段の検出に基づいて前記直流高電圧の印加停止または運転停止または漏電発生を検出した場合に前記直流高電圧の発生装置をオフするとともに前記移動子を運転する制御部と
を設けたナノファイバー製造装置。
【請求項7】
前記移動子は、
特定の帯電個所に接触する位置と接触しない位置に移動可能に構成されている
請求項6記載のナノファイバー製造装置。
【請求項8】
前記移動子は、
特定の帯電個所に接近した位置と離間した位置に移動可能に構成されている
請求項6記載のナノファイバー製造装置。
【請求項9】
前記検知手段は、
ナノファイバー製造装置を納めたハウジングに設けられた扉の開放状態を検出する
請求項6記載のナノファイバー製造装置。
【請求項10】
ナノファイバーが付着してほしくない特定部位に交流電圧を印加する交流電源を設け、前記直流高電圧の印加停止または運転停止または漏電発生を検出して、前記交流電圧をオフするとともに前記特定部位を接地するよう構成した
請求項6記載のナノファイバー製造装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【公開番号】特開2008−174855(P2008−174855A)
【公開日】平成20年7月31日(2008.7.31)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2007−7529(P2007−7529)
【出願日】平成19年1月17日(2007.1.17)
【国等の委託研究の成果に係る記載事項】(出願人による申告)平成18年度、独立行政法人新エネルギー・産業技術総合開発機構「革新的部材産業創出プログラム/新産業創造高度部材基盤技術開発/先端機能発現型新構造繊維部材基盤技術の開発」にかかる委託研究、産業技術力強化法第19条の適用を受ける特許出願
【出願人】(000005821)松下電器産業株式会社 (73,050)
【Fターム(参考)】