説明

ハードコートフィルム、反射防止フィルム、偏光板及び表示装置

【課題】本発明の目的は、硬度に優れ、密着性及び耐薬品性が改良されたハードコートフィルム、反射防止フィルム、及びそれを用いた偏光板、表示装置を提供することにある。
【解決手段】透明フィルム基材とハードコート層との間に中間層を有するハードコートフィルムにおいて、該中間層が、少なくともHLB値が3〜18の化合物を含有することを特徴とするハードコートフィルム。


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【特許請求の範囲】
【請求項1】
透明フィルム基材とハードコート層との間に中間層を有するハードコートフィルムにおいて、該中間層が、少なくともHLB値が3〜18の化合物を含有することを特徴とするハードコートフィルム。
【請求項2】
前記HLB値が8〜14の化合物を含有することを特徴とする請求項1に記載のハードコートフィルム。
【請求項3】
前記中間層表面の対水接触角が65°〜90°であることを特徴とする請求項1または2項に記載のハードコートフィルム。
【請求項4】
前記中間層が紫外線硬化性樹脂を含有することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載のハードコートフィルム。
【請求項5】
前記中間層が導電性化合物を含有することを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載のハードコートフィルム。
【請求項6】
前記中間層の膜厚が0.1μm〜2μmであることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載のハードコートフィルム。
【請求項7】
前記透明フィルム基材がセルロースエステルフィルムであることを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載のハードコートフィルム。
【請求項8】
前記中間層が下記一般式(A−1)〜(A−3)で表される化合物を含有することを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載のハードコートフィルム。
【化1】

〔式中、Rはアルキル基、シクロアルキル基、アリール基、ヒドロキシル基、アルコキシカルボニル基、アミノ基、カルボキシル基(その塩を含む)またはスルホ基(その塩を含む)を表す。R及びRはそれぞれ水素原子、ハロゲン原子、アミノ基、ニトロ基、ヒドロキシル基、アルコキシカルボニル基、カルボキシル基(その塩を含む)またはスルホ基(その塩を含む)を表す。Mは水素原子、アルカリ金属原子またはアンモニウム基を表す。〕
【化2】

〔式中、Rは水素原子、ハロゲン原子、アルキル基、アリール基、ハロゲン化アルキル基、−R12−OR13、−CONHR14(ここでR12はアルキレン基を表し、R13及びR14はそれぞれ水素原子、アルキル基またはアリールアルキル基を表す)またはアリールアルキル基を表し、R及びRはそれぞれ水素原子、ハロゲン原子、ハロゲン化アルキル基またはアルキル基を表し、Rは水素原子、ハロゲン原子、アルキル基、アリール基、ハロゲン化アルキル基、アリールアルキル基、−R15−OR16または−CONHR17(ここでR15はアルキレン基を表し、R16及びR17はともに水素原子またはアルキル基を表す)を表し、R、R、R10及びR11はそれぞれ水素原子、ハロゲン原子、ヒドロキシル基、アルキル基、アミノ基またはニトロ基を表す。〕
【請求項9】
請求項1〜8のいずれか1項に記載のハードコートフィルムのハードコート層上に、直接又は他の層を介して低屈折率層が積層されていることを特徴とする反射防止フィルム。
【請求項10】
請求項1〜8のいずれか1項に記載のハードコートフィルム、または請求項9に記載の反射防止フィルムを、少なくとも一方の面に有することを特徴とする偏光板。
【請求項11】
請求項1〜8のいずれか1項に記載のハードコートフィルム、請求項9に記載の反射防止フィルムまたは請求項10に記載の偏光板を有することを特徴とする表示装置。

【公開番号】特開2009−134238(P2009−134238A)
【公開日】平成21年6月18日(2009.6.18)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−119600(P2008−119600)
【出願日】平成20年5月1日(2008.5.1)
【出願人】(303000408)コニカミノルタオプト株式会社 (3,255)
【Fターム(参考)】