説明

バタフライ弁

【課題】加工が容易であり、弁箱内の流体が外部へ漏出することを防止できるバタフライ弁を提供する。
【解決手段】弁箱の内面にシート部材10が設けられ、シート部材10は、弁体の外周縁に接する円弧状の周縁シート部13,14と、弁棒に外嵌する筒状のハブシート部11,12とを有し、周縁シート部13,14の外周面に、凹溝17が周縁シート部13,14の長手方向に沿って形成され、凹溝17に充填剤が充填されるバタフライ弁であって、ハブシート部11に充填剤注入孔23が形成され、充填剤注入孔23の一端がハブシート部11の表面に開口し、充填剤注入孔23の他端が周縁シート部13,14の凹溝17に連通する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、弁箱内に弁体が弁棒を介して回転可能に配設されたバタフライ弁に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、この種のバタフライ弁としては、例えば図12,図13に示すように、弁箱71内に弁体72が弁棒73を介して回転可能に配設され、弁箱71の内面にシート部材74が設けられたバタフライ弁70がある。
【0003】
シート部材74は、弁体72の外周縁に接する円弧状の周縁シート部75と、弁棒73に外嵌する円筒状のハブシート部76とを有している。周縁シート部75の外周面には、凹溝77が周縁シート部75の長手方向に沿って形成され、凹溝77に充填剤78が充填される。
【0004】
弁箱71の内面には凹状の嵌込溝79が形成され、周縁シート部75は嵌込溝79に嵌め込まれている。また、弁箱71には、充填剤78を凹溝77に注入するための充填剤注入孔80と、凹溝77内の空気を外部へ排出する空気排出孔81とが形成されている。これら充填剤注入孔80と空気排出孔81とはそれぞれプラグ82で閉止されている。
【0005】
これによると、嵌込溝79に周縁シート部75を嵌め込み、弁棒73をハブシート部76に挿通して弁体72に連結し、バタフライ弁70を組み立てる。その後、プラグ82を外した状態で、充填剤78を充填剤注入孔80から周縁シート部75の凹溝77に注入すると共に、凹溝77内の空気を空気排出孔81から弁箱71の外部へ排出する。このようにして充填剤78を凹溝77に充填した後、各プラグ82を取り付けて充填剤注入孔80と空気排出孔81とを閉止する。
【0006】
尚、上記のように弁箱71に充填剤注入孔80と空気排出孔81とを形成したバタフライ弁については、例えば下記特許文献1に記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0007】
【特許文献1】特開平9−317901
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
しかしながら上記の従来形式では、弁箱71に充填剤注入孔80および空気排出孔81を形成しているため、加工が難しいという問題がある。また、万一、弁箱71内を流れる流体が周縁シート部75の凹溝77内に侵入した場合、この流体が凹溝77から充填剤注入孔80又は空気排出孔81を通って弁箱71の外部へ漏出する懸念もある。
【0009】
本発明は、加工が容易であり、弁箱内の流体が外部へ漏出することを防止できるバタフライ弁を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0010】
上記目的を達成するために、本第1発明は、弁箱内に弁体が弁棒を介して回転可能に配設され、
弁箱の内面にシート部材が設けられ、
シート部材は、弁体の外周縁に接する円弧状の周縁シート部と、弁棒に外嵌する筒状のハブシート部とを有し、
周縁シート部の外周面に、凹溝が周縁シート部の長手方向に沿って形成され、
凹溝に充填剤が充填されるバタフライ弁であって、
ハブシート部に充填剤注入孔が形成され、
充填剤注入孔の一端がハブシート部の表面に開口し、充填剤注入孔の他端が周縁シート部の凹溝に連通するものである。
【0011】
これによると、弁箱の内面にシート部材を設けた後、充填剤を充填剤注入孔から周縁シート部の凹溝に注入する。これにより、充填剤は、充填剤注入孔を通って周縁シート部の凹溝に流れ込み、凹溝に充填される。
【0012】
充填剤注入孔はハブシート部に形成されているため、充填剤注入孔を弁箱に形成した場合に比べて、加工が容易である。また、万一、弁箱内を流れる流体が充填剤注入孔を通って周縁シート部の凹溝内に侵入しても、この流体が凹溝から弁箱の外部へ漏出することはない。
【0013】
本第2発明におけるバタフライ弁は、シート部材は一対のハブシート部を有し、
弁体は一対のハブシート部間に配設され、
充填剤注入孔はいずれか一方のハブシート部に形成され、
他方のハブシート部に空気排出孔が形成され、
空気排出孔の一端が他方のハブシート部の表面に開口し、空気排出孔の他端が周縁シート部の凹溝に連通するものである。
【0014】
これによると、充填剤を充填剤注入孔から周縁シート部の凹溝に注入すると共に、凹溝内の空気を空気排出孔から弁箱内へ排出することにより、充填剤は、充填剤注入孔を通って周縁シート部の凹溝に流れ込み、空気の巻き込みを抑えながら凹溝に充填される。
【0015】
空気排出孔は他方のハブシート部に形成されているため、空気排出孔を弁箱に形成した場合に比べて、加工が容易である。また、万一、弁箱内を流れる流体が空気排出孔を通って周縁シート部の凹溝内に侵入しても、この流体が凹溝から弁箱の外部へ漏出することはない。
【発明の効果】
【0016】
以上のように本第1発明によると、充填剤注入孔を形成する際の加工が容易であり、また、万一、弁箱内を流れる流体が充填剤注入孔を通って周縁シート部の凹溝内に侵入しても、この流体が凹溝から弁箱の外部へ漏出することはない。
【0017】
また、本第2発明によると、空気排出孔を形成する際の加工が容易であり、空気の巻き込みを抑えながら充填剤を凹溝へ充填することが可能である。また、万一、弁箱内を流れる流体が空気排出孔を通って周縁シート部の凹溝内に侵入しても、この流体が凹溝から弁箱の外部へ漏出することはない。
【図面の簡単な説明】
【0018】
【図1】本発明の第1の実施の形態におけるバタフライ弁の正面から見た断面図である。
【図2】図1におけるX−X矢視図である。
【図3】同、バタフライ弁に設けられたシート部材のハブシート部の拡大断面図である。
【図4】同、バタフライ弁に設けられたシート部材の周縁シート部の拡大断面図である。
【図5】同、バタフライ弁に設けられるシート部材の一部切欠き正面図である。
【図6】図5におけるX−X矢視図である。
【図7】同、バタフライ弁に設けられるシート部材のハブシート部の拡大断面図である。
【図8】図7におけるX−X矢視図であり、充填剤注入孔の部分を断面で表示したものである。
【図9】本発明の第2の実施の形態におけるバタフライ弁に設けられるシート部材のハブシート部の拡大断面図である。
【図10】本発明の第3の実施の形態におけるバタフライ弁に設けられるシート部材のハブシート部の拡大断面図である。
【図11】同、バタフライ弁の弁箱に嵌め込まれたシート部材のハブシート部の拡大断面図である。
【図12】従来のバタフライ弁に設けられたシート部材の一部拡大縦断面図である。
【図13】同、シート部材の一部拡大横断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0019】
以下、本発明における実施の形態を、図面を参照して説明する。
(第1の実施の形態)
先ず、本発明における第1の実施の形態を、図1〜図8を参照して説明する。
【0020】
図1〜図3に示すように、1はバタフライ弁であり、弁箱2内に弁体3が上下一対の弁棒4a,4bを介して回転可能に配設されている。弁箱2は、円筒状の部材であり、内部に流路6を有している。弁箱2には、流路軸心6aに直交する方向に貫通する上下一対の弁棒挿入孔7a,7bが形成されている。下位の弁棒4aは下位の弁棒挿入孔7aに挿入され、上位の弁棒4bは上位の弁棒挿入孔7bに挿入されている。下位の弁棒4aと上位の弁棒4bとは同一の回転軸心8廻りに回転自在である。
【0021】
弁体3は円盤状に形成され、弁体3の下部に下位の弁棒4aが連結され、弁体3の上部に上位の弁棒4bが連結されている。図3に示すように、弁体3の回転軸心8方向における両端部にはそれぞれ、平坦な円形状の端面3a,3bが形成されている。尚、上位の弁棒4bには、自動又は手動により弁棒4bに回転力を付与する回転駆動装置(図示省略)が接続されている。
【0022】
弁箱2の内面には、ゴム等の弾性材からなるシート部材10が設けられている。図5,図6に示すように、このシート部材10は、下位の弁棒4aに外嵌する一方のハブシート部11と、上位の弁棒4bに外嵌する他方のハブシート部12と、弁体3の外周縁に接する円弧状の一対の周縁シート部13,14とを有している。尚、ハブシート部11,12と周縁シート部13,14とは一体的に形成されている。
【0023】
弁体3は上下一対のハブシート部11,12間に配設されている。これらハブシート部11,12はそれぞれ円筒形状に形成されており、図3に示すように、一方のハブシート部11は下位の弁棒挿入孔7aの上端部に形成されたハブシート挿入部9aに挿入され、他方のハブシート部12は上位の弁棒挿入孔7bの下端部に形成されたハブシート挿入部9bに挿入されている。一方のハブシート部11の上端には、弁体3の下位の端面3aに圧接するシール面19が全周にわたり形成されている。同様に、他方のハブシート部12の下端には、弁体3の上位の端面3bに圧接するシール面20が全周にわたり形成されている。
【0024】
図4に示すように、弁箱2の内周面には、凹形状の嵌込溝15が形成されている。図5〜図8に示すように、両周縁シート部13,14はそれぞれ嵌込溝15に嵌め込まれる一対の脚部16を有している。また、両周縁シート部13,14の外周面にはそれぞれ、凹溝17が周縁シート部13,14の長手方向に沿って形成されている。凹溝17は一対の脚部16間に位置しており、凹溝17には、硬化性樹脂(例えばエポキシ樹脂)等からなる充填剤18が充填されている。
【0025】
一方のハブシート部11には充填剤注入孔23が二個形成されている。各充填剤注入孔23の一端はそれぞれハブシート部11の内周面(ハブシート部の表面の一例)に開口し、各充填剤注入孔23の他端はそれぞれ各周縁シート部13,14の凹溝17に連通(開口)している。各充填剤注入孔23は凹溝17側からハブシート部11の内周面側に向かうほど径が増大する円錐形状に形成されている。各充填剤注入孔23は、回転軸心8の方向において、シール面19よりも下側に位置している。
【0026】
他方のハブシート部12には空気排出孔25が二個形成されている。各空気排出孔25の一端はそれぞれ他方のハブシート部12の内周面(ハブシート部の表面の一例)に開口し、各空気排出孔25の他端はそれぞれ各周縁シート部13,14の凹溝17に連通(開口)している。各空気排出孔25は凹溝17側からハブシート部12の内周面側に向かうほど径が増大する円錐形状に形成されている。各空気排出孔25は、回転軸心8の方向において、シール面20よりも上側に位置している。
【0027】
尚、充填剤注入孔23と空気排出孔25とにはそれぞれ閉止栓26(閉止部材の一例)が挿入されている。
以下、上記構成における作用を説明する。
【0028】
バタフライ弁1を組み立てる際、シート部材10のハブシート部11,12をハブシート挿入部9a,9bに挿入するとともに、周縁シート部13,14の脚部16を嵌込溝15に嵌め込んで、シート部材10を弁箱2の内面に設ける。その後、図7に示すように、充填剤18を両充填剤注入孔23から両周縁シート部13,14の凹溝17内に注入するとともに、凹溝17内の空気28を両空気排出孔25から他方のハブシート部12の内周空間部27へ排出する。これにより、充填剤18が、両充填剤注入孔23を通って周縁シート部13,14の凹溝17内に流れ込み、空気の巻き込みを抑えながら凹溝17内に充填される。
【0029】
その後、図3に示すように、充填剤注入孔23と空気排出孔25とに閉止栓26を挿入して、これら充填剤注入孔23と空気排出孔25とを閉止する。凹溝17内の充填剤18が硬化することにより、周縁シート部13,14は弁箱2に確実に固定される。
【0030】
その後、弁体3を弁箱2内に挿入して両ハブシート部11,12間に配置し、下位の弁棒4aを下位の弁棒挿入孔7aに挿入して弁体3に連結し、上位の弁棒4bを上位の弁棒挿入孔7bに挿入して弁体3に連結する。
【0031】
上記のようにしてバタフライ弁1を組み立てた後、弁棒4a,4bを回転することにより、弁体3が回転軸心8周りに回動して、弁箱2内の流路6が開閉される。
図5,図7に示すように、充填剤注入孔23と空気排出孔25とはハブシート部11,12に形成されているため、充填剤注入孔23と空気排出孔25とを弁箱2に形成した場合に比べて、加工が容易であり、空気の巻き込みを抑えながら充填剤18を凹溝17へ充填することが可能である。また、万一、弁箱2内を流れる水(流体の一例)が充填剤注入孔23又は空気排出孔25を通って周縁シート部13,14の凹溝17内に侵入しても、侵入した水が凹溝17から弁箱2の外部へ漏出することはない。
【0032】
また、図3に示すように、一方のハブシート部11のシール面19が弁体3の下位の端面3aに圧接しているため、一方のハブシート部11と弁体3との間がハブシート部11の全周にわたりシールされる。各充填剤注入孔23は回転軸心8の方向においてシール面19よりも下側に位置しているため、充填剤注入孔23が弁箱2の流路6に露出せず、弁箱2内の水圧が充填剤注入孔23に直接作用することはない。このため、弁箱2内の流路6を流れる水が充填剤注入孔23を通って周縁シート部13,14の凹溝17内に侵入し難くなる。
【0033】
同様に、他方のハブシート部12のシール面20が弁体3の上位の端面3bに圧接しているため、他方のハブシート部12と弁体3との間がハブシート部12の全周にわたりシールされる。各空気排出孔25は回転軸心8の方向においてシール面20よりも上側に位置しているため、空気排出孔25が弁箱2の流路6に露出せず、弁箱2内の水圧が空気排出孔25に直接作用することはない。このため、弁箱2内の流路6を流れる水が空気排出孔25を通って周縁シート部13,14の凹溝17内に侵入し難くなる。
(第2の実施の形態)
上記第1の実施の形態では、図7に示すように、充填剤注入孔23の一端および空気排出孔25の一端をそれぞれハブシート部11,12の内周面に開口しているが、第2の実施の形態として、図9に示すように、充填剤注入孔23の一端を一方のハブシート部11のシール面19である上端面(ハブシート部の表面の一例)に開口し、空気排出孔25の一端を他方のハブシート部12のシール面20である下端面(ハブシート部の表面の一例)に開口してもよい。
(第3の実施の形態)
また、第3の実施の形態として、図10,図11に示すように、充填剤注入孔23の一端を一方のハブシート部11の下端面(ハブシート部の表面の一例)に開口し、空気排出孔25の一端を他方のハブシート部12の上端面(ハブシート部の表面の一例)に開口してもよい。尚、この場合、下位の弁棒挿入孔7aとハブシート挿入部9aとの上下間に、弁棒挿入孔7aよりも大径で且つハブシート挿入部9aよりも小径である段差部31aが形成されている。同様に、上位の弁棒挿入孔7bとハブシート挿入部9bとの上下間に、弁棒挿入孔7bよりも大径で且つハブシート挿入部9bよりも小径である段差部31bが形成されている。
【0034】
以下、上記構成における作用を説明する。
バタフライ弁1を組み立てる際、シート部材10のハブシート部11,12をハブシート挿入部9a,9bに挿入するとともに、周縁シート部13,14の脚部16を嵌込溝15に嵌め込んで、シート部材10を弁箱2の内面に設ける。その後、充填剤18を両充填剤注入孔23から両周縁シート部13,14の凹溝17内に注入するとともに、凹溝17内の空気28を両空気排出孔25から上位の段差部31bのスペースへ排出する。この際、下位の段差部31aによって形成されるスペースを利用して、充填剤18を注入することが可能となる。
【0035】
上記充填剤18を凹溝17に充填した後、各段差部31a,31bにそれぞれ円環状のパッキン等のシール部材(図示省略)を嵌め込んで、空間を埋める。その後、弁体3を弁箱2内に挿入して両ハブシート部11,12間に配置し、下位の弁棒4aを下位の弁棒挿入孔7aに挿入して弁体3に連結し、上位の弁棒4bを上位の弁棒挿入孔7bに挿入して弁体3に連結する。
【0036】
上記各実施の形態では、図5に示すように、ハブシート部11,12と周縁シート部13,14とを一体構造に形成しているが、ハブシート部11,12と周縁シート部13,14とを分離して別体構造に形成してもよい。
【0037】
上記各実施の形態では、図7,図9,図10に示すように、充填剤注入孔23と空気排出孔25とをそれぞれ円錐形状に形成したが、円錐形状に限定されるものではなく、例えば円柱形状や角柱形状或は角錐形状に形成してもよい。
【0038】
上記各実施の形態では、図7,図9,図10に示すように、充填剤注入孔23と空気排出孔25をそれぞれ閉止栓26で閉止しているが、閉止栓26を用いず、充填剤18で充填剤注入孔23と空気排出孔25を塞いでも良い。
【符号の説明】
【0039】
1 バタフライ弁
2 弁箱
3 弁体
4a,4b 弁棒
10 シート部材
11 一方のハブシート部
12 他方のハブシート部
13,14 周縁シート部
17 凹溝
18 充填剤
23 充填剤注入孔
25 空気排出孔

【特許請求の範囲】
【請求項1】
弁箱内に弁体が弁棒を介して回転可能に配設され、
弁箱の内面にシート部材が設けられ、
シート部材は、弁体の外周縁に接する円弧状の周縁シート部と、弁棒に外嵌する筒状のハブシート部とを有し、
周縁シート部の外周面に、凹溝が周縁シート部の長手方向に沿って形成され、
凹溝に充填剤が充填されるバタフライ弁であって、
ハブシート部に充填剤注入孔が形成され、
充填剤注入孔の一端がハブシート部の表面に開口し、充填剤注入孔の他端が周縁シート部の凹溝に連通することを特徴とするバタフライ弁。
【請求項2】
シート部材は一対のハブシート部を有し、
弁体は一対のハブシート部間に配設され、
充填剤注入孔はいずれか一方のハブシート部に形成され、
他方のハブシート部に空気排出孔が形成され、
空気排出孔の一端が他方のハブシート部の表面に開口し、空気排出孔の他端が周縁シート部の凹溝に連通することを特徴とする請求項1記載のバタフライ弁。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【図12】
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【図13】
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