説明

バルブ開閉器

【課題】使いやすく、ハンドル式のバルブおよびステム式のバルブのいずれでも開閉可能なバルブ開閉器を提供する。
【解決手段】把手12が、軸部材11をその中心軸周りに回転可能に、軸部材11の後端11aに設けられている。嵌合部材13が、軸部材11の先端11bに固定され、バルブ3のステム4と嵌合して軸部材11の回転とともにステム4を回転可能な嵌合部27を有している。係合部材14が、貫通孔28を有し、貫通孔28で軸部材11にその長さ方向に移動可能に挿通され、嵌合部材13により抜け止めされている。係合部材14は、貫通孔28で嵌合部材13と係合して回転止めされた状態でバルブ1のハンドル2の棒状部2aと係合し、軸部材11の回転とともにハンドル2を回転可能な1対の係合部29を有する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、バルブ開閉器に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、地中などの手が届かない位置に設置された水道管やマンホール、ハンドホール等の弁室内に設けられたバルブを開閉する装置として、塩ビ製バルブなどのハンドルを回転させてバルブを開閉するもの(例えば、特許文献1参照)や、金属製バルブなどの突出したステム(弁体の回転軸およびその先端)に孔を嵌合させ、ステムを回転させて開閉するもの(例えば、特許文献2または3参照)がある。しかし、ハンドル式のバルブとステム式のバルブとが混在している場合には、それぞれのバルブ用のものを準備しなければならず、長尺であるため、持ち運びが不便であった。
【0003】
この問題を解決するため、ハンドル式のバルブおよびステム式のバルブの両方を開閉できるものとして、ステム式のバルブを開閉するためのボックス型キーの下端に、ハンドル式のバルブを開閉するためのバルブ型キーを一体に設けたものが提案されている(例えば、特許文献4参照)。
【0004】
【特許文献1】実開平6−54977号公報
【特許文献2】実開平6−54976号公報
【特許文献3】実開昭55−147271号公報
【特許文献4】特開平11−82803号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、特許文献4に記載のバルブ開閉器では、ステム式のバルブを開閉するとき、バルブ型キーが邪魔になるため、使いにくく、また、ステムの形状によっては開閉できないものもあるという課題があった。
【0006】
本発明は、このような課題に着目してなされたもので、使いやすく、ハンドル式のバルブおよびステム式のバルブのいずれでも開閉することができるバルブ開閉器を提供することを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記目的を達成するために、本発明に係るバルブ開閉器は、ステムを回転させて開閉するバルブおよびハンドルを回転させて開閉するバルブのためのバルブ開閉器であって、軸部材と嵌合部材と係合部材とを有し、前記軸部材は後端に把手を有し、前記嵌合部材は、前記軸部材の先端に設けられ、前記ステムと嵌合して前記軸部材の回転とともに前記ステムを回転可能な嵌合部を有し、前記係合部材は、貫通孔を有し、前記貫通孔で前記軸部材にその長さ方向に移動可能に挿通され、前記嵌合部材により抜け止めされ、前記貫通孔で前記嵌合部材と係合して回転止めされた状態で前記ハンドルと係合し前記軸部材の回転とともに前記ハンドルを回転可能な係合部を有することを、特徴とする。
【0008】
本発明に係るバルブ開閉器は、地中などの手が届かない位置に設置されたバルブを開閉するため、以下のように使用される。ハンドルを回転させて開閉するバルブを開閉するとき、係合部材を貫通孔で嵌合部材と係合させて回転止めした状態で、ハンドルと係合させる。把手を握って軸部材を回転させれば、ハンドル式のバルブを開閉することができる。
【0009】
ステムを回転させて開閉するバルブを開閉するときには、係合部材を軸部材の把手側へ移動させておく。ステムに嵌合部材の嵌合部を嵌合させ、把手を握って軸部材を回転させれば、ステム式のバルブを開閉することができる。
【0010】
このように、本発明に係るバルブ開閉器は、ハンドル式のバルブおよびステム式のバルブのいずれのバルブでも開閉することができる。また、ハンドル式のバルブを開閉するとき、使用しない嵌合部材が邪魔にならず、ステム式のバルブを開閉するとき、使用しない係合部材を軸部材の把手側へ移動させておけば、係合部材が邪魔にならないため、使いやすい。
【0011】
開閉するハンドル式のバルブのハンドルは、回転軸から垂直方向に伸びる棒状部を有していればいかなる形状のものでもよく、例えば回転軸から放射状に複数の棒状部が伸びたハンドルや、回転軸から1本のレバーが伸びたコック式のハンドルであってもよい。また、開閉するステム式のバルブのステムは、例えば断面多角形の棒状や断面が円の一部を弦で切り欠いた形の棒状であってもよい。嵌合部は、そのステムの形状に応じてステムを回転可能な形状に形成される。
本発明に係るバルブ開閉器は、地中の水道管やマンホール、ハンドホール等の弁室内のバルブのほか、クリーンルームや天井などの手が届きにくい場所のバルブを開閉するために用いられてもよい。
【0012】
本発明に係るバルブ開閉器は、さらにストッパを有し、前記ストッパは前記貫通孔の通過を可能にする収納位置とその通過を阻止する突出位置とに選択的に位置付け可能に前記嵌合部材の後端付近に回転可能に設けられていることが好ましい。
この場合、ハンドル式のバルブを開閉するとき、係合部材を貫通孔で嵌合部材と係合させて回転止めした状態で、ストッパを回転させて突出位置に位置付ける。これにより、係合部材が軸部材へ移動するのを阻止し、バルブの開閉を容易にすることができる。ステム式のバルブを開閉するときには、ストッパを収納位置に位置付けて、係合部材を軸部材の把手側へ移動させてから、ストッパを突出位置に位置付ける。これにより、係合部材が嵌合部材まで移動するのを阻止し、ステムを回転する際に係合部材が邪魔になるのを防ぐことができる。
【0013】
また、本発明に係るバルブ開閉器で、前記嵌合部材は先端部の周囲に前記貫通孔の通過を阻止するフランジ部を有し、前記ストッパは前記突出位置のとき前記フランジ部との間に前記係合部材を挟む押え部を有していてもよい。この場合、ハンドル式のバルブを開閉するとき、係合部材を貫通孔で嵌合部材と係合させて回転止めした状態で、ストッパを突出位置に位置付ける。フランジ部と押え部との間に係合部材を挟むことにより係合部材を固定することができ、ハンドル式のバルブの開閉をさらに容易にすることができる。
【0014】
本発明に係るバルブ開閉器で、前記嵌合部材は後端から先端にかけて外形が徐々に大きくなるよう形成され、前記貫通孔は前記嵌合部材の後端と先端の中間位置の外形と一致する大きさであり、前記係合部材は、前記貫通孔が前記嵌合部材に嵌合したとき前記嵌合部材の外周に沿うよう前記貫通孔の縁部から後端側に突出した突部を有していてもよい。この場合、ハンドル式のバルブを開閉するとき、係合部材を貫通孔により嵌合部材の中間位置で係合させ、効果的に回転止めすることができる。このとき、突部を嵌合部材の外周に沿わせることにより係合部材を安定させることができるので、ハンドル式のバルブの開閉をさらに容易にすることができる。
【0015】
本発明に係るバルブ開閉器で、前記軸部材は前記先端を下方に向けた状態で前記係合部材を掛止め可能なフックを有することが好ましい。この場合、ステム式のバルブを開閉するとき、フックに係合部材を掛け止めすることにより、係合部材が嵌合部材まで移動するのを阻止し、ステムを回転する際に係合部材が邪魔になるのを防ぐことができる。
【発明の効果】
【0016】
本発明によれば、使いやすく、ハンドル式のバルブおよびステム式のバルブのいずれのバルブでも開閉可能なバルブ開閉器を提供することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0017】
以下、図面に基づき、本発明の実施の形態について説明する。
図1乃至図6は、本発明の実施の形態のバルブ開閉器を示している。
図1に示すように、バルブ開閉器10は、軸部材11と把手12と嵌合部材13と係合部材14とを有している。バルブ開閉器10は、ハンドル式のバルブ1およびステム式のバルブ3を開閉するための器具である。ハンドル式のバルブ1はハンドル2を回転させて開閉する構成を有し、ハンドル2は回転軸から垂直方向に伸びる棒状部2aを有している。ステム式のバルブ3は、棒状に突出したステム4を回転させて開閉する構成を有している。
【0018】
軸部材11は、鉄製の細長い丸棒から成っている。軸部材11は、後端11a側に折れ曲がったフック21を、中央部よりやや先端11b寄りの位置に有している。
把手12は、鉄製の細長い丸棒から成り、軸部材11の長さ方向に対して垂直に軸部材11の後端11aに設けられている。把手12を持って、軸部材11をその中心軸周りに回転させることができる。
【0019】
図2に示すように、嵌合部材13は、外面に取付面22と嵌合面23と1対の平坦側面24と1対の湾曲側面25とを有している。取付面22および嵌合面23は、平面状で互いに反対側を向いている。嵌合部材13は、取付面22で軸部材11の先端11bの端部と溶接や接着などの方法で強固に固着されている。各平坦側面24は、互いに反対側を向き、取付面22と嵌合面23とを連結し、取付面22および嵌合面23に対して垂直をなしている。各湾曲側面25は、互いに反対側を向き、外側に向かって凸状を成し、取付面22と嵌合面23と各平坦側面24とを連結している。各湾曲側面25は、取付面22の側から嵌合面23の側に向かって、互いの距離が徐々に大きくなるようテーパ状に形成されている。これにより、嵌合部材13は後端から先端にかけて外形が徐々に大きくなっている。
【0020】
また、嵌合部材13は、嵌合面23の周囲に沿って、円形のフランジ部26を有している。フランジ部26は、貫通孔28より大きい外形を有し、係合部材14の抜け止めとなっている。嵌合部材13は、嵌合面23の中央部に、断面四角形の嵌合部27を有している。嵌合部27は、ステム4の大きさより僅かに大きい形状を成し、断面四角形の四角柱状のステム4に嵌合可能となっている。図1に示すように、嵌合部材13は、取付面22で軸部材11の先端11bに固定されている。嵌合部材13は、嵌合部27をステム4に嵌合して、軸部材11の回転とともにステム4を回転可能になっている。
【0021】
図3に示すように、係合部材14は、細長く、薄い板状を成している。係合部材14は、中央部に、取付面22から嵌合面23に向かって係合部材14を挿入可能に、厚さ方向に貫通して設けられた貫通孔28を有している。貫通孔28は、係合部材14の各平坦側面24および各湾曲側面25に対応する形状を成している。貫通孔28は、嵌合部材13が挿入されたとき、各湾曲側面25の途中で嵌合する大きさとなっている。係合部材14は、先端側に突出する1対の係合部29を両端に有している。各係合部29は、2枚の矩形状の爪部を、ハンドル式のバルブ1の棒状部2aの幅よりやや大きい間隔を開けて互いに平行に向かい合わせて成っている。
【0022】
図1に示すように、係合部材14は、貫通孔28で軸部材11にその長さ方向に移動可能に挿通されている。係合部材14は、各係合部29が軸部材11の先端11b側に突出している。図1および図3に示すように、係合部材14は、貫通孔28の対向する縁部に軸部材11の後端11a側に斜めに突出した1対の突部30を有している。突部30は、貫通孔28が嵌合部材13に嵌合したとき嵌合部材13の外周に沿う。係合部材14は、貫通孔28が嵌合部材13に嵌合して回転止めされた状態で、係合部29でハンドル式のバルブ1の棒状部2aを挟んで棒状部2aと係合し、軸部材11の回転とともにハンドル2を回転可能になっている。フック21は、軸部材11の先端11bを下方に向けた状態で係合部材14を掛止め可能である。
【0023】
次に、作用について説明する。
バルブ開閉器10は、主に地中などの手が届かない位置に設置されたバルブを開閉するため、以下のように使用される。ハンドル式のバルブ1を開閉するとき、係合部材14を貫通孔28で嵌合部材13と係合させて回転止めする。係合部材14は、貫通孔28により、テーパ状に形成された嵌合部材13の外周の各湾曲側面25の中間位置で係合させる。このとき、突部30を嵌合部材13の各湾曲側面25に沿わせることにより係合部材14を安定させることができる。この状態で、軸部材11の先端11b側を下方に向けて係合部材14を地中のバルブ1の位置まで降ろす。図4に示すように、係合部材14の各係合部29でハンドル2の棒状部2aを挟み、各係合部29を棒状部2aと係合させる。把手12を握って軸部材11を回転させれば、ハンドル式のバルブ1を開閉することができる。係合部材14はテーパ状の各湾曲側面25および突部30により固定されるため、ハンドル式のバルブ1の開閉を容易にすることができる。
【0024】
また、図5に示すように、ステム式のバルブ3を開閉するときには、嵌合部材13から貫通孔28を外して係合部材14を軸部材11の把手12側へ移動させ、フック21に掛け止めする。軸部材11の先端11b側を下方に向けて嵌合部材13を地中のバルブ3の位置まで降ろす。ステム4に嵌合部材13の嵌合部27を嵌合させ、把手12を握って軸部材11をその中心軸周りに回転させる。これにより、ステム4を回転させ、バルブ3を開閉することができる。ステム式のバルブ3は、ステム周囲のシールのため上部にグランドパッキンを押さえるグランド部が横に突出している場合があるが、係合部材14をフック21に掛け止めすることにより、係合部材14が嵌合部材13まで移動するのを防止し、ステム4を回転する際に係合部材14が邪魔になるのを防ぐことができる。
【0025】
このように、バルブ開閉器10は、ハンドル式のバルブ1およびステム式のバルブ3のいずれのバルブでも開閉することができる。また、ハンドル式のバルブ1を開閉するとき、使用しない嵌合部材13が邪魔にならず、ステム式のバルブ3を開閉するとき、使用しない係合部材14を軸部材11の把手12側へ移動させておけば、係合部材14が邪魔にならないため、使いやすい。
【0026】
なお、図6(a)に示すように、バルブ開閉器10は、ストッパ51を有していてもよい。ストッパ51は、細長い板状を成し、貫通孔28の通過を可能にする収納位置Aとその通過を阻止する突出位置Bとに選択的に位置付け可能に、嵌合部材13と軸部材11との接続部に回転可能に設けられている。ストッパ51は、軸部材11の周りを回転可能である。ストッパ51は、収納位置Aのとき、嵌合部材13の取付面22の範囲に収まってはみ出さず、突出位置Aから90度回転させた突出位置Bのとき、両端が各平坦側面24から突出する。
【0027】
ストッパ51を有する場合、ハンドル式のバルブ1を開閉するとき、係合部材14を貫通孔28で嵌合部材13と係合させて回転止めした状態で、ストッパ51を回転させて突出位置Bに位置付ける。これにより、係合部材14が軸部材11へ移動するのを阻止し、バルブ1の開閉を容易にすることができる。ステム式のバルブ3を開閉するときには、ストッパ51を収納位置Aに位置付けて、係合部材14を軸部材11の把手12側へ移動させてから、ストッパ51を突出位置Bに位置付ける。これにより、係合部材14が嵌合部材13まで移動するのを阻止し、ステム4を回転する際に係合部材14が邪魔になるのを防ぐことができる。
【0028】
さらに、図6(b)に示すように、ストッパ51は突出位置Bのときフランジ部26との間に係合部材14を挟む押え部52を有していてもよい。ストッパ51が収納位置Aのとき、押え部52は貫通孔28を通過可能である。押え部52を有する場合、ハンドル式のバルブ1を開閉するとき、係合部材14を貫通孔28で嵌合部材13と係合させて回転止めした状態で、ストッパ51を突出位置Bに位置付ける。フランジ部26と押え部52との間に係合部材14を挟むことにより係合部材14を固定することができ、ハンドル式のバルブ1の開閉をさらに容易にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【0029】
【図1】本発明の実施の形態のバルブ開閉器を示す正面図である。
【図2】図1に示すバルブ開閉器の嵌合部材を示す(a)平面図、(b)正面図、(c)側面図である。
【図3】図1に示すバルブ開閉器の係合部材を示す(a)平面図、(b)正面図、(c)側面図である。
【図4】図1に示すバルブ開閉器の、ハンドル式のバルブを開閉する使用状態を示す(a)正面図、(b)平面図である。
【図5】図1に示すバルブ開閉器の、ステム式のバルブを開閉する使用状態を示す斜視図である。
【図6】図1に示すバルブ開閉器の(a)ストッパを有する変形例を示す斜視図、(b)さらに押え部を有する変形例を示す斜視図である。
【符号の説明】
【0030】
1 バルブ
2 ハンドル
2a 棒状部
3 バルブ
4 ステム
10 バルブ開閉器
11 軸部材
12 把手
13 嵌合部材
14 係合部材
21 フック
22 取付面
23 嵌合面
24 平坦側面
25 湾曲側面
26 フランジ部
27 嵌合部
28 貫通孔
29 係合部
30 突部



【特許請求の範囲】
【請求項1】
ステムを回転させて開閉するバルブおよびハンドルを回転させて開閉するバルブのためのバルブ開閉器であって、
軸部材と嵌合部材と係合部材とを有し、
前記軸部材は後端に把手を有し、
前記嵌合部材は、前記軸部材の先端に設けられ、前記ステムと嵌合して前記軸部材の回転とともに前記ステムを回転可能な嵌合部を有し、
前記係合部材は、貫通孔を有し、前記貫通孔で前記軸部材にその長さ方向に移動可能に挿通され、前記嵌合部材により抜け止めされ、前記貫通孔で前記嵌合部材と係合して回転止めされた状態で前記ハンドルと係合し前記軸部材の回転とともに前記ハンドルを回転可能な係合部を有することを、
特徴とするバルブ開閉器。
【請求項2】
さらにストッパを有し、
前記ストッパは前記貫通孔の通過を可能にする収納位置とその通過を阻止する突出位置とに選択的に位置付け可能に前記嵌合部材の後端付近に回転可能に設けられていることを、
特徴とする請求項1記載のバルブ開閉器。
【請求項3】
前記嵌合部材は先端部の周囲に前記貫通孔の通過を阻止するフランジ部を有し、前記ストッパは前記突出位置のとき前記フランジ部との間に前記係合部材を挟む押え部を有することを、
特徴とする請求項2記載のバルブ開閉器。
【請求項4】
前記嵌合部材は後端から先端にかけて外形が徐々に大きくなるよう形成され、
前記貫通孔は前記嵌合部材の後端と先端の中間位置の外形と一致する大きさであり、
前記係合部材は、前記貫通孔が前記嵌合部材に嵌合したとき前記嵌合部材の外周に沿うよう前記貫通孔の縁部から後端側に突出した突部を有することを、
特徴とする請求項1記載のバルブ開閉器。
【請求項5】
前記軸部材は前記先端を下方に向けた状態で前記係合部材を掛止め可能なフックを有することを、特徴とする請求項1、2、3または4記載のバルブ開閉器。



【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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