説明

バーコードプリンター

【課題】ラベル片に印字されている複数のバーコードの中から読取り検証すべきバーコードのみを検証機で読取り可能とするバーコードプリンターの提供することを課題とする。
【解決手段】印字用紙2のバーコード領域20にバーコードを印字し、印字部6により印字したこのバーコードを読取ってその良否を検証するための検証部10と、印字部6と、を制御する制御部7は印字用紙2の情報表示面にバーコード領域20の天地と略同一長さの矩形形状の識別マーク19を印字し、この識別マーク19を有するバーコード領域20のバーコードを読取り検証することを特徴とする。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明はバーコードプリンターにかかるもので、とくに印字したバーコードの読取りの良否を検証するバーコードプリンターに関する。
【背景技術】
【0002】
従来、バーコードをラベル等に印刷し、ラベルに印字されたバーコードをスキャナ等の読取り部により読取り、正常に印字されたかどうか確認する検証機付きのバーコードプリンターが知られている(例えば、特許文献1参照)。
この検証機は、バーコードプリンターにてラベルに対する印字が開始された時点からスキャナ等を作動してスキャニングするとともに検証を行い、印字終了とともに検証機のスキャナを停止し、読取ったバーコードデータの検証を行うものであった。
【0003】
しかしながら、従来のバーコードプリンターにおけるバーコード等の検証機は、前述したように、ラベルに対する印字開始から印字終了に至るまで読取り部によるスキャニングを行うため、読取り検証に時間を要するという問題があった。すなわち、バーコードプリンターによりラベルに複数のバーコードが印刷されているような場合、実際に検証を行いたいバーコードがレイアウトの中間部より搬送方向の下流側に位置する場合などは、印字開始よりスキャナを作動させて検証を行う必要がないにも拘らず全ての印字されたバーコードを読取るため、読取り検証に遅延が発生する要因となっていた。つまり、図3−(b)は、従来の印字レイアウトの一例を示す簡易説明図であって、描画バッファB31は、文字領域とバーコード領域を有し、文字領域は、文字領域の開始点(MS)から終了点(ME)までであり、バーコード領域に関しては、バーコード領域の開始点(BS)からバーコード領域の終了点(BE)の行までをスキャナ作動させることで読取り検証可能であるが、スキャン開始タイミングが不明のため、描画バッファB31(ラベル片)の始め(PS)から終わり(PD)まで読取り検証しなければならなかった。あるいは、ラベル片の始め(PS)から所定量、離れた位置よりスキャニング開始することも可能であるが、印字用紙の移送精度により、スキャニング位置がズレる場合があり、また、印字レイアウトが異なる印字データが送られてくると、その都度、所定量パラメーターの設定を行うこととなり煩雑となる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特許第2633726号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明は以上のような諸問題にかんがみなされたもので、検証部にバーコード領域が到達したときに、バーコードの検証ないし読取り動作を開始するようにしたので、検証部におけるバーコードスキャナーなどの耐久性を保持可能なバーコードプリンターの提供することを課題とする。
【0006】
また、本発明はラベル片に印字されている複数のバーコードの中から読取り検証すべきバーコードのみを検証機のスキャナで読取り可能とするバーコードプリンターの提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
すなわち本発明は、確実な発光ポイントでバーコードスキャナーを発光させることに着目したもので、感熱層が形成されている印字用紙のバーコード領域にバーコードを印字する印字部と、この印字部により印字したこのバーコードを読取ってその良否を検証するための検証部と、この検証部および前記印字部を制御する制御部と、を備えたバーコードプリンターであって、前記制御部は、前記印字部が前記印字用紙の情報表示面に前記バーコードと、前記バーコードを印字する前記バーコード領域の天地と略同一長さの矩形形状の識別マークと、を印字し、前記識別マークを有する前記バーコード領域のバーコードを読取り検証する制御をすることを特徴とするバーコードプリンターである。
また、前記制御部は、前記バーコード領域に前記バーコードを印字する場合、前記識別マークの印字位置が前記印字用紙の領域内であり、前記バーコード領域と移送方向において同一位置にあり、前記印字用紙幅方向においては前記バーコード領域外であり、また前記印字用紙の長手方向の両端の少なくとも一方に印字することを特徴とする。
また、感熱層が形成されている印字用紙のバーコード領域にバーコードを印字する印字部と、この印字部により印字したこのバーコードを読取ってその良否を検証するための検証部と、この検証部および前記印字部を制御する制御部と、を備えたバーコードプリンターのバーコード読取り検証方法であって、読取り検証するバーコード領域を検出する検出手段を有し、上流側より印字用紙が移送され、前記印字部が前記印字用紙の情報表示面に前記バーコードを印字する前記バーコード領域の天地と略同一長さの矩形形状の識別マークを印字後、前記識別マークを前記検出手段で検出したとき、前記バーコードの検証を順次開始し、前記識別マークを前記検出手段で未検出したとき、前記バーコードの検証を終了することを特徴とするバーコードプリンターのバーコード読取り検証方法である。
【発明の効果】
【0008】
本発明によるバーコードプリンターにおいては、印字部により印字したバーコードと、識別マークと、が印字用紙の移送にともなって識別マークセンサーが印字用紙に付加された識別マークを検出したときに、検証部による読取り検証を開始するようにしたので、検証部におけるバーコードスキャナーなどの走査タイミングないし走査時間に無駄がなく、バーコードスキャナーの寿命を長く保つことが可能であるとともに、ラベル片上の印字レイアウトやデザインが変更となってバーコードが印字されるバーコード領域の部位が変更になっても、あるいは印字速度が変わっても、そのための調整作業を現場の作業者に負担になることなく、実行可能である。さらにラベル片の中で、どの部位をバーコード読取り検証したかが、識別マークにより確認可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
【図1】本発明の実施例によるバーコードプリンター1の概略側面図である。
【図2】同、情報表示面の印字用紙2を示す平面図である。
【図3】(a)同、印字レイアウトの一例を示す説明図である。 (b)従来の印字レイアウトの一例を示す簡易説明図である。
【図4】同、検証部10の読み取り開始位置を示す説明図である。
【図5】同、制御部7のメモリ(RAM15)内での記憶項目の説明図である。
【図6】同、ラベルの発行・読取り検証を行うフローチャート図である。
【発明を実施するための最良の形態】
【0010】
本発明は、検証部にバーコード領域が到達したときに、バーコードの検証ないし読取り動作を開始するようにしたので、検証部におけるバーコードスキャナーなどの耐久性を保持できるバーコードプリンターを実現した。
【実施例】
【0011】
つぎに本発明の実施例によるバーコードプリンター1を図1ないし図6にもとづき説明する。図1は、バーコードプリンター1の概略側面図であり、バーコードプリンター1は、印字部6と、入力部8と、識別マーク検出部9と、用紙検出部5と、検証部10と、制御部7と、を有する。
【0012】
印字部6は、サーマルヘッド11およびプラテンローラー12を有し、サーマルヘッド11とプラテンローラー12との間に印字用紙2を挟持し、プラテンローラー12の回転により印字用紙2を移送するとともに、サーマルヘッド11の発熱素子13の発熱により印字用紙2にバーコードを含む所定情報を印字可能である。
印字用紙2は、任意の構造のものを採用可能であり、たとえば帯状の台紙3上に複数枚の裏面に粘着層を設け、表面に感熱層を設けたラベル片4を仮着したものである。また印字用紙2としては、連続状の下げ札(タグ)であってもよい。
【0013】
入力部8は、ラベル片4の表示情報を形成するために必要な印字データやレイアウトデータなど、バーコード指定するコマンドおよび商品の名称や価格その他必要な商品情報の印字データを入力する。入力部8としては、キーボードおよびディスプレイその他任意の構成のものを有するスタンドアローンタイプとすることが可能であるとともに、パソコンその他による外部のホストコンピューター(図示せず)を入力部8とし、この入力部8からの入力データを制御部7が受信するように構成することもできる。
【0014】
用紙検出部5は、用紙センサー40を有し、印字用紙2の位置を検出して、制御部7にその検出信号を出力し、制御部7による印字部6の動作のタイミングを制御可能とする。
【0015】
検証部10は、バーコードスキャナー16と、識別マーク検出部9と、を有し、このバーコードスキャナー16が、印字用紙2の移送方向に直行する方向(印字用紙2の幅方向)にバーコード読取り用のレーザー光を発光してバーコードを走査(スキャニング)することにより、バーコードのデータを読み取り可能である。識別マーク検出部9は、識別マークセンサー14を有し、バーコード領域20の水平方向の端部の位置に設けられている識別マーク19を検出して、制御部7にその検出信号を出力し、制御部7から検証部10のバーコードスキャナー16の読取り検証動作のタイミングを制御可能とする。
【0016】
制御部7は、上述の印字部6、識別マーク検出部9、用紙検出部5および検証部10を制御するとともに、検証部10により検出されたバーコード信号が機械読み取り可能か否かを判断する。すなわち、たとえばバーコードに不必要な汚れやボイド(白い印字抜け)などがないか否かを判断する。
なお必要であれば、印字データとして入力したデータと、印字されたバーコードによるデータとの整合性を判断するように構成することもできる。
【0017】
図2は、印字用紙2の説明図であって、印字用紙2は、たとえばラベル形態としたもので、帯状の台紙3と、台紙3上に等間隔に仮着した複数枚のラベル片4と、を有する。もちろん、連続した状態のタグ(下げ札)形態とすることもできる。ラベル片4の表面には感熱層が形成されており、発色可能とする。
ラベル片4の中央領域に矩形状に印字可能領域17を設けているとともに、印字可能領域17の周縁部における印字可能領域17以外の領域(非印字可能領域18)を備えている。なお、非印字可能領域18には、後述するような識別マーク19を表示することができる。
【0018】
図5は、制御部7のメモリ(RAM15)内での記憶項目の説明図である。入力部8を介してホストコンピューター(図示せず)などより受信した印字データは、受信データとしてメモリ(RAM15)に記憶される。RAM15に記憶されたデータで読取り検証機能に関わるものとしては、検証有/無、バーコード種類、バーコード天地、印字内容、印字枚数、検証回数、である。検証有/無は、ラベル片単位のもので、該ラベル片4の表面に印字した情報を読取り検証するか否かを判別するものである。もちろん、ラベル片単位でなく、バーコード領域単位で検証の有無を設けることも可能である。バーコード種類は、JAN、CODE128、あるいはNW−7などのバーコードの種類の項目である。バーコード天地は、バーコードの長さを指定するものであり、印字内容とは、バーコードの表示データ内容である。また、印字枚数はラベル片4を印字する枚数であり、検証回数とは1枚のラベル片4において、読取り検証する回数である。つまり検証すべき2つのバーコード領域20がある場合、検証回数は2となる。
【0019】
検証有/無について、検証無しの場合は、従来通り図3−(b)に示すように、受信した入力データやコマンドを基に描画バッファにバーコード領域20内においてビットマップイメージに描画展開した印字レイアウトとなる。
【0020】
検証有りの場合は、図3−(a)より、バーコード領域20にバーコードをビットマップ展開し、さらに識別マーク19を非印字可能領域18に付加する。識別マーク19は、バーコード領域20の天地と同一長さの矩形形状である。これは、バーコードの天地が長くなれば、それに付随して識別マーク19の天地32も長くなることになる。また識別マーク19は、バーコード領域20には設けない。これはバーコードを読取りするための空白マージンが必要だからである。
ラベル片4の印字レイアウトとして、図の上方から下方へ印字ならびに読取り検証を行なうものとする。ラベル片4の開始点(PS)から文字の開始点(MS)までは無印字領域である。文字領域は開始点(MS)から終了点(ME)であり、終了点(ME)からバーコード開始点(BS)まで無印字領域である。バーコード開始領域は、バーコード開始点(BS)からバーコード終了点(BE)までである。識別マーク19はバーコード領域20のBSとBEとの上下方向と垂直に交わる水平方向において同一位置に有り、非印字可能領域18内に設けられる。識別マーク19の幅は、非印字可能領域18内に制限されるため実寸で約4mmである。
【0021】
つまり、図4において、識別マーク19の開始点はBS2であり、終了点はBE2となる。この識別マーク19が検出されたとき、バーコードスキャナー16の読取り検証を開始し、印字用紙2が用紙移送方向に移送され、非検出されたとき読取り検証を終了することで、読取り検証時間を極力抑えることが可能である。さらに、印字レイアウトを意識することなしに、識別マークセンサー14での検出/非検出により、読取り検証のオン/オフを行うことが可能なため、はじめから印刷されていた余計なバーコード情報を読み取らない効果も有する。つまりバーコード領域20の天地を識別マーク19の開始から終わりまで(天地19)、印字するものであるが、開始点でマークし、終了点でマークしてもよい。
【0022】
次に、本発明に係るバーコードプリンター1のバーコード読取り検証方法を説明する。図6は、ラベルの発行・読取り検証を行うフローチャートである。
ステップS11において、入力部8は、商品の名称、価格および印字フォーマットその他必要な商品情報(印字情報)など、ラベル片4の表示情報を形成するために必要な印字データやレイアウトデータなど、バーコード指定するコマンドおよび商品の名称や価格その他必要な商品情報の印字データを入力する。次に受信した入力データやコマンドを基に描画バッファにバーコード領域内においてビットマップイメージに描画展開する。例えばバーコードは指定されたバーコード領域20にバーコードを描画展開し、バーコードを印字するバーコード領域20の天地と同一長さの矩形形状の識別マーク19を非印字可能領域18に印字する。識別マーク19を付加し、読み取りすることで、識別マーク19を有するバーコード部分は検証した証となる。また逆に、ラベル片4において、印字可能領域17と非印字可能領域18とを区画するスリット(破断線)を入れることで、検証後、分離することも可能である。
【0023】
ステップS12において、印字用紙2の一行分を印字部6より印字を行ない、ステップ13において、印字用紙2を一行分、下流側に移送する。ステップS14において、印字用紙2の識別マーク19が検出されたか否かを判断する。識別マーク19がまだ識別マーク検出部9に検出されなければ、ステップS18において、印字枚数分を印字したかを判断する。識別マーク19が検出されると、ステップ15において、読取り検証を開始する。
【0024】
つまり、図4より、バーコード領域20の先端BS2のラベル片4内での位置データであって、ラベル片4の先端PSからバーコード領域20の先端BS間まで移送し、先端BS2がバーコードスキャナー16と近傍位置ある識別マーク検出部9に至ったときに識別マーク19を検出すると、バーコードスキャナー16による発光走査を開始し複数回の読取り走査を行い、制御部7により読み取りデータと入力データのRAM15の印字内容と比較し判定を行う。
尚、発光時間として、識別マーク19を非検出するまでであり、バーコード領域20の天地となるが、天地の長さが印字レイアウト内で長い場合や、さらなるスキャン時間短縮を図る場合には、バーコード領域20の天地(BS―BE間)よりも短く識別マーク19の天地(BS2−BE2間)を設定しても好適である。つまり、バーコードプリンター1の印字速度やスキャナの読取り性能により、読み取り時間の短縮が可能である。
【0025】
ステップ16において、制御部7が適正と判断すれば、つぎの印字に移行する。不適正との判断の場合は、ステップ17において、バーコード領域20の印字が不良であったとして、印字部6における印字動作を停止する。
【0026】
ステップ17において、必要な印字枚数が未印字であれば、ステップ12へ戻り印字を繰り返す。印字枚数がゼロでも操作を終了せず、ステップ19において、検証回数も確認する。これは、印字部6の下流側に識別マーク検出部9があり、印字完了しても読取り検証が未実行の場合を有するため、検証回数がゼロであるか否かを判別するものである。
【0027】
印字用紙2上の印字レイアウトやデザインが変更となってバーコードが印字されるバーコード領域20の部位が変更になっても、あるいは印字速度が変わっても、そのための調整作業を現場の作業者に負担になることなく、実行可能である。さらにラベル片4の中で、どの部位をバーコード読取り検証したかが、識別マーク19により確認可能となる。つまり、識別マーク19を有するバーコード領域20は検証した証として保存も可能である。さらに、ラベル片4の偶数毎ごとに、又は複数毎ごとにラベル片4内に有するバーコード領域20に識別マーク19を付加することで、偶数毎ごと、或いは複数毎ごとに読み取り検証を行うサンプリング検証も可能である。これはマーキングされている識別マーク部分のバーコードのみ読み取り検証するため可能となり、これにより、さらなる検証処理時間の短縮も可能である。
【0028】
尚、本発明の実施の形態は、上述の図示例にのみ限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。
【符号の説明】
【0029】
1 バーコードプリンター(図1)
2 印字用紙
3 台紙
4 ラベル片
5 用紙検出部
6 印字部
7 制御部
8 入力部
9 識別マーク検出部
10 検証部
11 サーマルヘッド
12 プラテンローラー
13 発熱体
14 識別マークセンサー
15 メモリ(RAM)
16 バーコードスキャナー
17 印字可能領域
18 非印字可能領域
19 識別マーク
20 バーコード領域
21 文字領域
30 描画バッファA
31 描画バッファB
32 天地(識別マークの長さ)
40 用紙センサー

【特許請求の範囲】
【請求項1】
感熱層が形成されている印字用紙のバーコード領域にバーコードを印字する印字部と、この印字部により印字したこのバーコードを読取ってその良否を検証するための検証部と、この検証部および前記印字部を制御する制御部と、を備えたバーコードプリンターであって、
前記制御部は、前記印字部が前記印字用紙の情報表示面に前記バーコードと、前記バーコードを印字する前記バーコード領域の天地と略同一長さの矩形形状の識別マークと、を印字し、前記識別マークを有する前記バーコード領域のバーコードを読取り検証する制御をすることを特徴とするバーコードプリンター。
【請求項2】
前記制御部は、前記バーコード領域に前記バーコードを印字する場合、前記識別マークの印字位置が前記印字用紙の領域内であり、前記バーコード領域と移送方向において同一位置にあり、前記印字用紙幅方向においては前記バーコード領域外であり、また前記印字用紙の長手方向の両端の少なくとも一方に印字することを特徴とする請求項1記載のバーコードプリンター。
【請求項3】
感熱層が形成されている印字用紙のバーコード領域にバーコードを印字する印字部と、この印字部により印字したこのバーコードを読取ってその良否を検証するための検証部と、この検証部および前記印字部を制御する制御部と、を備えたバーコードプリンターのバーコード読取り検証方法であって、
読取り検証するバーコード領域を検出する検出手段を有し、上流側より印字用紙が移送され、前記印字部が前記印字用紙の情報表示面に前記バーコードを印字する前記バーコード領域の天地と略同一長さの矩形形状の識別マークを印字後、前記識別マークを前記検出手段で検出したとき、前記バーコードの検証を順次開始し、前記識別マークを前記検出手段で未検出したとき、前記バーコードの検証を終了することを特徴とするバーコードプリンターのバーコード読取り検証方法。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【公開番号】特開2011−173278(P2011−173278A)
【公開日】平成23年9月8日(2011.9.8)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−37532(P2010−37532)
【出願日】平成22年2月23日(2010.2.23)
【出願人】(307010993)株式会社サトー知識財産研究所 (588)
【出願人】(000130581)株式会社サトー (1,153)
【Fターム(参考)】