説明

バーコード読取装置

【課題】 バーコード読取装置において部品の数を少なくして、バーコード読取装置の組立の時間や労力を低減させる。
【解決手段】 防塵プレート50に、発光ダイオード26を位置決めする保持部56を設け、照明レンズ54を一体に組み込んであるため、保持部、照明レンズを別途設ける必要が無く、部品数が少なくなり、組立の時間や労力を低減させることができ、更に、保持部56に発光ダイオード26を保持させることにより、発光ダイオード26と照明レンズ54との位置決めができるので、照明レンズ54の位置決めの時間や労力を低減させることができる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、バーコードに照射した光の反射光によりバーコードの画像を読み取るバーコード読取装置に関するものである。
【背景技術】
【0002】
商品などに付着されているバーコードに、発光ダイオード等の照明光源からの照明光を照明レンズで集光して照射し、反射光から上記バーコードの画像を読み取るバーコード読取装置が知られている。
【0003】
通常、このようなバーコード読取装置は、照明光源、この照明光源から出射される照射光をバーコード全体に照射するための照明レンズ、受光手段、デコードや通信のための電子回路等を備えている。
【特許文献1】特開平11−15910号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、このように多数の部品を、しかも一部のものについては光学的な精密性を維持して、バーコード読取装置のケース内に取り付けるため、組立には多くの時間や労力を必要とした。このため、少しでも部品点数を少なくして組立にかかる時間や労力を削減することが望まれている。本出願人は、特開平11−15910号公報で、照明レンズと結像レンズとを一体にする構成を提案している。
【0005】
本発明は、上述した課題を解決するためになされたものであり、その目的とするところは、バーコード読取装置において部品の数を少なくして、バーコード読取装置の組立の時間や労力を低減させることにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するため請求項1の発明は、バーコード記録面80を照明する照明光源26と、照明光をバーコード記録面上に集める照明レンズ54と、筐体ケース12Uと、塵埃侵入を防止すると共にバーコード記録面からの反射光を透過させる防塵プレート50と、を備えるバーコード読取装置10であって、
前記防塵プレート50に、前記照明光源26を位置決めする照明光源保持部56を設けたことを技術的特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
請求項1のバーコード読取装置では、防塵プレート50に、照明光源26を位置決めする照明光源保持部56を設けてあるので、照明光源保持部を別途設ける必要が無く、部品数が少なくなり、バーコード読取装置の組立の時間や労力を低減させることができる。
【0008】
請求項2のバーコード読取装置では、防塵プレート50に、照明光源26を位置決めする照明光源保持部56を設け、照明レンズ54を一体に組み込んであるため、照明光源保持部、照明レンズを別途設ける必要が無く、部品数が少なくなり、組立の時間や労力を低減させることができ、更に、照明光源保持部56に照明光源26を保持させることにより照明光源26と照明レンズ54との位置決めができるので、照明レンズ54の位置決めの時間や労力を低減させることができる。例えば、防塵プレート50は、照明レンズ54と共に透明樹脂材料により成形時に一体に形成することができる。
【0009】
請求項3のバーコード読取装置では、防塵プレート50の照明光源保持部56が、筐体ケース12Uの組み付け部60への組み付け方向の略平行方向に立設された第1の立壁56aと、組み付け方向の略垂直方向に設けられた第2の立壁56bとを有する。このため、組み付け部へ防塵プレート50を組み付ける際に、先ず第1の立壁56aに照明光源26を摺動させ、組み付けた位置で、第2の立壁56bに照明光源26を当接させることで、2点で照明光源26を位置決めすることができる。
【0010】
請求項4のバーコード読取装置では、照明光源26が実装用の基板38の1点と、防塵プレート50の照明光源保持部56との2点との合計3点で位置決めされる。これにより、照明光源の位置(角度)を、1つの位置(角度)に位置決めすることができる。
【0011】
請求項5のバーコード読取装置では、発光ダイオード26の基部26bが基板38に当接し、発光ダイオード26の円筒部26cが照明光源保持部56の第1の立壁56aと第2の立壁56bと当接して、合計3点で位置決めされる。これにより、照明光源の位置(角度)を、1つの位置(角度)に位置決めすることができる。
【0012】
請求項6のバーコード読取装置では、照明光源26が、筐体ケース12Uの支持部12Sの1点と、防塵プレート50の照明光源保持部56との2点との合計3点で位置決めされる。これにより、照明光源の位置(角度)を、1つの位置(角度)に位置決めすることができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0013】
[第1実施形態]
本発明の第1実施形態について、図に基づいて説明する。図1はバーコード読取装置10の断面図、図2は平面図的に示した主要部説明図、図3は制御系統のブロック図である。
【0014】
バーコード読取装置10は、ケース12、読取部14、および、データ処理出力部16を備えている。ケース12の前方部の内部には読取部14が配置され、また、ケース12の後方部は操作者が手で握るための把持部20が形成されている。ケース12は、上ケース(筐体ケースに相当)12Uと下ケース12Lとからなり、上ケース12Uのボス12Ubと下ケース12Lのボス12Lbとの間に基板38を挟持している。ケース12の前方部の下部には、左右(図1では紙面に垂直方向)に長い、すなわち幅方向に長い読取口22が設けられ、読取口22の奥には、防塵プレート50が配置されて、塵がケース12内部に侵入するのを防止している。また、防塵プレート50は、少なくとも下に述べる読み取り光としての赤色の光は通過可能である。
【0015】
読取部14は、照射用赤色発光ダイオード26(照明光源に該当)、発光駆動回路28、照明レンズ54、第1反射鏡32f、ローパスフィルタ板34、結像レンズ30、第2反射鏡32sおよび光学的センサ36を備えている。第1実施形態では、防塵プレート50が、照明レンズ54と、図1中で照明レンズ54の上側に反射光を透過させる透光板52と、照明レンズ54の奥側に発光ダイオード26を保持する保持部(照明光源保持部に該当)56とを一体に備える。基板38上の発光駆動回路28により照射用赤色発光ダイオード26が発光すると、その赤色光は防塵プレート50の照明レンズ54にて集光され、ケース12外部のバーコード80を照射する。基板38には反射光を通すための開口38aが設けられている。図1および図2では、バーコード80のバー配列方向(図2中のY方向)と読取口22の幅方向とを合わせて、バーコード80を読取口22にほぼ接触した状態にて、赤色光でバーコード80を照射している状態を示している。
【0016】
バーコード80により反射された赤色光は、再度、防塵プレート50からケース12内に入り、防塵プレート50の透光板52を透過し、基板38の開口38aを通り、第1反射鏡32fで反射されて、ローパスフィルタ板34を通り、結像レンズ30へ入射し、第2反射鏡32sで反射され、受光素子がリニアに1列配列された光学的センサ36にバーコード80の像を、その各バーの配列方向(バーコード80の長さ方向:図3中のY方向)と光学的センサ36の受光素子の配列方向とが同じ方向で結像させる。このバーコード80の像を光電変換して読み取った光学的センサ36は、像のパターンを表す電気信号としてデータ処理出力部16側に出力する。なお、光学的センサ36は、受光素子が1列に配列されているバーコードリーダ用撮像素子(一次元センサ)を用いている。
【0017】
ケース12内部のデータ処理出力部16には、基板38上に配置された、波形整形部40、メモリ42、マイクロコンピュータ44、およびレジスタやホストコンピュータ等の本体装置への出力回路46が備えられている。データ処理出力部16は、読取部14の光学的センサ36からバーコード80の読み取りデータを、波形整形部40を介して入力すると、マイクロコンピュータ44の処理により、そのデータをデコード(解読)して、バーコード80が表している情報を得、その情報をメモリ42に一旦記憶する。次に、このメモリ42内に記憶された情報を出力回路46により、所定タイミングで、光や電波による無線通信あるいは有線で本体装置へ送信する。
【0018】
この他、ブザー装置48が設けられ、マイクロコンピュータ44にてバーコード80のデコードに成功した場合に、ブザー装置48を鳴動させるようにしている。マイクロコンピュータ44は、CPU,ROM,RAM,I/O等を備えて、上述したデータ処理出力部16として必要な処理を実行している。
【0019】
上述したように防塵プレート50は、照明レンズ54と透光板52と保持部56とを一体に備えてなる。この構成について、図4〜図8を参照して更に詳細に説明する。
図4(A)は防塵プレート50の側面図であり、図4(B)は平面図であり、図4(C)は、図4(B)の防塵プレート50のc−c断面図である。ここで、図4(A)は、図4(B)のa矢視図に相当する。図5(A)は防塵プレート50の底面図であり、図5(B)は、図5(A)のd−d断面図である。図6(A)、図6(B)及び図7(A)、図7(B)は、防塵プレート50の保持部56により発光ダイオード26を保持している状態を示す斜視図である。図8(A)は、上ケース12Uへの防塵プレート50の取り付け前の状態を、図8(B)は取り付け後の状態を示す斜視図である。
【0020】
図1を参照して上述したように防塵プレート50は、上ケース12U側に透光板52を備え、下ケース12L側に照明レンズ54を備え、照明レンズ54の奥側に保持部56を備える。照明レンズ54、透光板52、保持部56は透明樹脂材料により成形時に一体に形成されている。図4(B)及び図5(B)に示すように、照明レンズ54の内面54iには、照射光を広げるレンチキュラーレンズ(トタン板状レンズ)が形成され、発光ダイオード26からの照射光L1がケース12の読取口22の幅方向にいっぱいに広がってから、ケース12の読取口22から外部に出るように設定されている。一方、図4(C)示すように照明レンズ54の外面54oには、凸レンズが形成され、発光ダイオード26からの照射光L1が、ケース12の読取口22の高さ方向(即ち、バーコード80の高さ方向:図3中のX方向)に絞られ、ケース12の読取口22から外部に出るように設定されている。なお、図中で二点鎖線C2は、発光ダイオード26の照射光の中心軸を示している。
【0021】
図4(A)に示すように、防塵プレート50の両側部には、上ケース12Uへの取り付け用のフランジ58が形成されている。他方、図8(A)に示すように、上ケース12U側には、防塵プレート50を取り付けるためのフランジ(組み付け部に相当)60が形成されている。フランジ60は、傾斜面60a、60bと頂面60cとを備える略台形形状に形成されている。一方、図4(A)に示すように、防塵プレート50のフランジ58側には、フランジ60の傾斜面60a上を摺動するための摺動片58aと、フランジ60の傾斜面60b及び頂面60cと当接して防塵プレート50を位置決めするL字状の当接片58bとが設けられている。更に、摺動片58aの延長上に図1中に示す上ケース12Uに設けられた係合スリット12Uaに係合する第1係合片58cが設けられている。他方、図1中に示すように、防塵プレート50には、下ケース12Lに設けられた係合スリット12Laに係合する第2係合片58dが設けられている。
【0022】
図4(B)及び図5(B)に示すように、防塵プレート50の保持部56は、上述した上ケース12Uのフランジ60への組み付け方向、即ち、防塵プレート50のフランジ58と略平行方向に設けられた第1の立壁56aと、該組み付け方向(即ち、フランジ58)の略垂直方向に設けられた第2の立壁56bとを備える。ここで、図4(B)中に示すように、発光ダイオード26は、信号線26aにモールド樹脂が接続され、該モールド樹脂は、基部26b、円筒部26c、発散レンズ26dからなる。発光ダイオード26は、保持部56の第1の立壁56aに対して、円筒部26cが立壁56aの基端の少なくとも一点で当接する。更に、図4(C)に示すように発光ダイオード26は、第2の立壁56bに対して、円筒部26cが一点以上、好適には線状に当接し、中心軸C2のずれが防がれる。更に好適には、図5(B)に示すように、第1の立壁56aと第2の立壁56bとの接合部に発光ダイオード26の円筒部26cに対応するR面を付けて、円筒部26cに円周状に接触、保持する。
【0023】
図7(B)に示すように、発光ダイオード26は、基部26bが基板38に対して当接するように、治具を用いて実装されている。これにより、発光ダイオード26は、基板38に対して1点で位置決めされている。
【0024】
図7(B)及び図8(B)に示すように、上ケース12Uへの防塵プレート50の取り付けは、防塵プレート50のフランジ58の内側に防塵プレート50のフランジ58を嵌め、フランジ60の傾斜面60a上に摺動片58aを摺動させ、フランジ60の傾斜面60b及び頂面60cとフランジ58の当接片58bとが当接する位置まで嵌め入れる。これにより、図1に示すように、防塵プレート50の第1係合片58cが、上ケース12Uの係合スリット12Uaに係合し、防塵プレート50の上ケース12Uへの取り付けが完了する。更に、下ケース12Lを上ケース12Uに組み付けることにより、防塵プレート50の第2係合片58dが下ケース12Lの係合スリット12Laに係合し、防塵プレート50が上ケース12Uと下ケース12Lとの間に強固に保持される。
【0025】
第1実施形態のバーコード読取装置では、防塵プレート50に、発光ダイオード26を位置決めする保持部56を設けてあるので、保持部を別途設ける必要が無く、部品数が少なくなり、バーコード読取装置の組立の時間や労力を低減させることができる。
【0026】
ここで、第1実施形態のバーコード読取装置では、防塵プレート50の保持部56が、上ケース12Uのフランジ60への組み付け方向の略平行方向に立設された第1の立壁56aと、組み付け方向の略垂直方向に設けられた第2の立壁56bとを有する。このため、フランジ60へ防塵プレート50を組み付ける際に、先ず第1の立壁56aに発光ダイオード26を摺動させ、組み付けた位置で、第2の立壁56bに発光ダイオード26を当接させることで、2点で発光ダイオード26を位置決めすることができる。更に、図7(B)を参照して上述したように、発光ダイオード26が実装用の基板38の1点と、防塵プレート50の保持部56との2点との合計3点で位置決めされるため、例え、バーコード読取装置10に外部からの衝撃が加わっても、発光ダイオード26の中心軸C2、位置がずれる事が無く、また、加わる外力を緩和して発光ダイオード26の故障を防ぐことができる。
【0027】
また、発光ダイオード26の基部26bが基板38に当接し、発光ダイオード26の円筒部26cが保持部56の第1の立壁56aと一点で当接し、円筒部26cが保持部56の第2の立壁56bと線状に接している。即ち、第1実施形態のバーコード読取装置では、発光ダイオード26を軸線上にずれた3点で位置決めしているため、強固に発光ダイオード26を保持できる。
【0028】
図5(C)は発光ダイオード26の支持位置の説明図である。点P1は、発光ダイオード26と基板38との当接位置を示し、点P2は、発光ダイオード26と第1の立壁56aとの当接位置を示し、点P3は、発光ダイオード26と第2の立壁56bとの当接位置を示している。一点鎖線L3は、点P3と発光ダイオード26の中心点CCとを結ぶ仮想線である。点P2は、仮想線L3の一方側(図中では右側)に設けられ、点P1は、仮想線L3の他方側(図中では左側)に設けられている。即ち、点P1−中心点CC−点P2の角度θ1が90度を超え、点P2−中心点CC−点P3の角度θ1が90度以上になるように設定されている。このため、例え、バーコード読取装置に外部からの衝撃が加わっても、発光ダイオード26の光軸がずれる事が無く、また、加わる外力を緩和して発光ダイオード26の故障を防ぐことができる。
【0029】
特に、第1実施形態のバーコード読取装置では、防塵プレート50に、発光ダイオード26を位置決めする保持部56を設け、照明レンズ54を一体に組み込んであるため、保持部、照明レンズを別途設ける必要が無く、部品数が少なくなり、組立の時間や労力を低減させることができる。更に、保持部56に発光ダイオード26を保持させることにより、発光ダイオード26と照明レンズ54との位置決めができるので、照明レンズ54の位置決めの時間や労力を低減させることができる。
【0030】
[第2実施形態]
以下、第2実施形態に係るバーコード読取装置について説明する。図9は第2実施形態に係るバーコード読取装置の断面図である。
第1実施形態では、基板38に当接させることで発光ダイオード26を支持させた。これに対して、第2実施形態では、上ケース12Uに発光ダイオード26の支持部12sを設けてある。ここで、防塵プレート50の保持部56による発光ダイオード26の保持は第1実施形態と同様である。
【0031】
第2実施形態のバーコード読取装置10では、発光ダイオード26が、上ケース12Uの支持部12Sの1点と、防塵プレート50の保持部56の第1の立壁56a、第2の立壁56bとの2点との合計3点で位置決めされる。このため、例え、バーコード読取装置10に外部からの衝撃が加わっても、発光ダイオード26の位置がずれる事が無く、また、加わる外力を緩和して発光ダイオード26の故障を防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
【0032】
【図1】本発明の第1実施形態に係るバーコード読取装置の断面図である。
【図2】第1実施形態に係るバーコード読取装置を平面図的に示した主要部説明図である。
【図3】第1実施形態に係るバーコード読取装置の制御系統のブロック図である。
【図4】図4(A)は防塵プレート50の側面図であり、図4(B)は平面図であり、図4(C)は、図4(B)の防塵プレート50のc−c断面図である。
【図5】図5(A)は防塵プレート50の底面図であり、図5(B)は、図5(A)のd−d断面図であり、図5(C)は発光ダイオードの支持位置の説明図である。
【図6】図6(A)、図6(B)は、防塵プレート50の保持部56により発光ダイオードを保持している状態を示す斜視図である。
【図7】図7(A)、図7(B)は、防塵プレート50の保持部56により発光ダイオードを保持している状態を示す斜視図である。
【図8】図8(A)は、上ケース12Uへの防塵プレート50の取り付け前の状態を、図8(B)は取り付け後の状態を示す斜視図である。
【図9】本発明の第2実施形態に係るバーコード読取装置の断面図である。
【符号の説明】
【0033】
10 バーコード読取装置
12 ケース
12U 上ケース
12S 支持部
26 照射用赤色発光ダイオード
44 マイクロコンピュータ
50 防塵プレート
52 透光板
54 照明レンズ
56 保持部
56a 第1の立壁
56b 第2の立壁
60 フランジ
80 バーコード

【特許請求の範囲】
【請求項1】
バーコード記録面を照明する照明光源と、照明光をバーコード記録面上に集める照明レンズと、筐体ケースと、塵埃侵入を防止すると共にバーコード記録面からの反射光を透過させる防塵プレートと、を備えるバーコード読取装置であって、
前記防塵プレートに、前記照明光源を位置決めする照明光源保持部を設けたことを特徴とするバーコード読取装置。
【請求項2】
前記防塵プレートに、前記照明レンズを一体に組み込んだことを特徴とする請求項1のバーコード読取装置。
【請求項3】
前記防塵プレートは、筐体ケースに設けられた組み付け部に組み付けられ、
当該防塵プレートの照明光源保持部は、前記組み付け部への組み付け方向の略平行方向に設けられた第1の立壁と、該組み付け方向の略垂直方向に設けられた第2の立壁とを有し、
前記照明光源が当該第1の立壁と第2の立壁とのそれぞれ接触することで、2点で位置決めされることを特徴とする請求項1又は請求項2のバーコード読取装置。
【請求項4】
前記照明光源は、当該照明光源を実装する基板に1点で当接し、前記防塵プレートの照明光源保持部との2点と共に位置決めされることを特徴とする請求項3のバーコード読取装置。
【請求項5】
前記照明光源は、基部、円筒部、発散レンズが設けられた発光ダイオードであって、発光ダイオードの基部が前記基板に当接し、発光ダイオードの円筒部が前記照明光源保持部の第1の立壁と第2の立壁とに当接して位置決めされることを特徴とする請求項4のバーコード読取装置。
【請求項6】
前記筐体ケースは、前記照明光源を当接支持する支持部を備え、
前記照明光源は、前記防塵プレートとの2点と共に位置決めされることを特徴とする請求項3のバーコード読取装置。

【図1】
image rotate

【図2】
image rotate

【図3】
image rotate

【図4】
image rotate

【図5】
image rotate

【図6】
image rotate

【図7】
image rotate

【図8】
image rotate

【図9】
image rotate


【公開番号】特開2007−66004(P2007−66004A)
【公開日】平成19年3月15日(2007.3.15)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2005−251355(P2005−251355)
【出願日】平成17年8月31日(2005.8.31)
【出願人】(501428545)株式会社デンソーウェーブ (1,155)
【出願人】(399131770)デンソーエレックス株式会社 (10)
【Fターム(参考)】