説明

パラフィンパック用組成物

【課題】流動性パラフィンを用いることなく、安全性が高く、芳香剤を含有させなくてもよく、かつ連続使用によっても粘性が保持できるパラフィンパック用組成物を提供する。
【解決手段】溶液状態で患部をパックして、該患部の美容促進あるいは治療を行うためのパラフィンパック用組成物において、100重量部の固形パラフィンに対して、1〜10重量部のビタミンEを添加して構成されてなる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、加温融解させたパラフィンパック溶液で顔、手、足等の患部をパックして、該患部の美容促進や治療を行うパラフィンパック用組成物に関する。
【背景技術】
【0002】
パラフィンパック用組成物を47℃〜55℃(顔パックの場合は49℃〜62℃)の温度に加温溶融し、この暖めたパラフィン溶液内に手、足等の患部を浸漬してパックし、又は該パラフィン溶融液で顔や皮膚の患部をパックした後、該患部表面に付着されるパラフィン液を冷却固化させてパラフィン被膜を形成し、再度、温めたパラフィン溶液で患部をパックし、以後、同動作を繰り返し行えば、患部表面に複数層のパラフィン被膜が形成される。
【0003】
この複数層のパラフィン被膜を形成したままの状態で、一定時間放置すれば、温浴治療と同じように、患部からの発汗を伴いながら体全体が温められ、関節障害、血行障害の改善や鎮痛効果が得られることが知られている。
【0004】
また、近年では、ネイルサロン、エステサロン等において、加温融解させたパラフィンパック溶液内に、手、足等の皮膚、あるいは爪等を浸漬し、上記要領にて、形成した複数層のパラフィン被膜を、皮膚や爪等から剥がし取ることによって、老廃物がパラフィン被膜に付着され、皮膚や爪等に対する温感付与だけでなく、老廃物を除去することによって、肌になめらかさやしっとり感を与える効果があることも注目されている。
【0005】
このようなパラフィンパックは、その原料としてパラフィンパック用組成物が使用され、従来のパラフィンパック用組成物は、固形パラフィン及び流動性パラフィンを、少なくとも含有しており、融点が45〜55℃である固形パラフィンと、常温で液状の油剤の1種又は2種以上の流動性パラフィンに、1種又は2種以上の植物抽出物を含有し、さらに臭気対策として芳香剤を含有してなるパラフィンパック用組成物が知られている(例えば、特許文献1参照。)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
【特許文献1】特開2001−322924号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
しかしながら、従来のパラフィンパック用組成物には、以下の問題があった。
【0008】
すなわち、従来のパラフィンパック用組成物よりなるパラフィンパック溶液を連続使用すると、揮発成分が蒸発したり、配合されている種々の成分が反応したりして粘性が低下して、温熱効果、老廃物除去などのパック効果がダウンするため、使用の都度、流動性パラフィンを補充しなくてはならず、場合によっては、固形パラフィン及び流動性パラフィンを総取替する必要があった。
【0009】
さらに、粘性が低下することで皮膚や爪等の表面から剥がれやすく老廃物を十分に除去しにくくなり、また被膜を取り除く際には、きれいに剥離しにくくなるという問題があった。特に、きれいに剥がせず、被膜を完全に除去しないまま放置すれば、パラフィンパック後の皮膚や爪等の表面には、パラフィンの固形物が残りやすく、皮膚トラブルを誘引することもあった。また、過去には流動性パラフィンの抽出不十分なものが出て、いわゆる黒皮病の原因となった経緯もある。
【0010】
また、従来では、パラフィンパック溶液の連続長期使用により発生する臭気の対策として芳香剤を含有させることが通例であったが、芳香剤はパック効果の向上にはなんら作用しないばかりか、パラフィンパック溶液の寿命を短くする要因ともなっていた。
【0011】
本発明者は、まず安全を考慮して、パラフィンパック用組成物を固形パラフィンのみで構成することを考えたが、固形パラフィンのみでは、冷却固化させた複数層のパラフィン被膜に粘性が備わらず、パサパサした状態になってしまいパラフィンパックに使用できないという事実を知得した。
【0012】
本発明は、かかる課題を解決することを目的とするもので、流動性パラフィンを用いることなく、安全性が高く、芳香剤を含有させなくてもよく、かつ連続使用によっても粘性が保持できるパラフィンパック用組成物を提供する。もちろん、老廃物除去効果および温熱効果を向上させることも、本発明の目的に含まれる。
【課題を解決するための手段】
【0013】
上記目的を達成するため、請求項1に係るパラフィンパック用組成物は、溶液状態で患部をパックして、該患部の美容あるいは治療を行うためのパラフィンパックにおいて、100重量部の固形パラフィンに対して、1〜10重量部のビタミンEを添加して構成された特徴とする。
【0014】
ここで、固形パラフィンには多くの呼び方があり、セキロウ、パラフィンワックス、ペトロリュームワックス、ソリッドワックスと同義である。また、ビタミンEとしては、天然のもの(トコフェロール類、トコトリエノール類等)や天然型のもの(酢酸トコフェロール等)、合成型のもの(酢酸d−αトコフェロール等)を用いることができる。
【0015】
請求項2に係るパラフィンパック用組成物は、請求項1において、100重量部のビタミンEに対して、さらに、1〜20重量部の植物ステロールを含有してなる。
【0016】
請求項3に係るパラフィンパック用組成物は、請求項1又は2において、100重量部の固形パラフィンに対して、さらに、1〜10重量部の脂肪酸エステルを含有してなる。
【0017】
請求項4に係るパラフィンパック用組成物は、請求項1〜3のいずれかにおいて、100重量部の固形パラフィンに対して、さらに、1〜10重量部のレチノールを含有してなる。
【発明の効果】
【0018】
本発明によれば、次のような効果がある。
請求項1に係るパラフィンパック用組成物によれば、100重量部の固形パラフィンに対して、1〜10重量部のビタミンEを添加して構成することで、流動性パラフィンを用いることなく、溶融されたパラフィン溶液の加水分解の反応を遅らせることができる。そのため、皮膚や爪等の表面に、パラフィン被膜を形成すれば、固形パラフィンがパサパサした状態にならず、パラフィン溶融液の連続使用によってもパラフィン被膜の粘性を維持することができる。
【0019】
また、パラフィン被膜の粘性が維持されることによって、そのパラフィン被膜が、皮膚や爪等の表面から剥がれにくくなり、皮膚表面等を確実に被覆して、体全体の温浴効果を高めることができるうえ、老廃物も十分に除去できることが種々の実験により証明された。
【0020】
さらに、このような本発明のパラフィン用組成物は、流動性パラフィンを用いないため、皮膚へのトラブルの心配はほとんどない。また、ビタミンEを添加しているので臭気マスキング効果があり、そのため芳香剤を含有させなくてもよい。したがって、芳香剤が含有されていないためパック効果は長期継続し、パラフィン溶液の長期使用も可能となった。
【0021】
請求項2に係るパラフィンパック用組成物によれば、植物ステロールを含有してなるため、その植物ステロールが高保水性剤およびエモリエント剤として作用して、皮膚へ潤いとしっとり感を与えることができるし、さらにパラフィン層の皮膚への感触改良にも寄与することができる。また、体内のコレステロール値を下げる作用も期待できる。
【0022】
請求項3に係るパラフィンパック用組成物によれば、乳化剤として作用する脂肪酸エステルを含有してなるため、パラフィン層のパック効果を高めることができ、脂肪酸エステルは汗から分泌される皮脂成分でもあるため、パック後の顔、手、足等の肌の艶出し効果も期待できる。また、展延性にすぐれた脂肪酸エステルを含有してなるため、パラフィンパック用組成物を適度な粘性に調節することができる。
【0023】
請求項4に係るパラフィンパック用組成物によれば、レチノールを含有してなるため、角質層の保湿性向上、表皮細胞の保護作用が表れて、しわやシミの改善、乾性や角化性の皮膚の治療、にきびの治療、肌荒れ防止等の更なる美容効果も得ることができる。
【発明を実施するための形態】
【0024】
以下、本発明に係るパラフィンパック用組成物について説明する。
【実施例1】
【0025】
本発明で用いる固形パラフィンは、セキロウ、パラフィンワックス、ペトロリュームワックス、ソリッドワックスとも呼ばれる無色半透明のろう状固体であり、融点が45〜55℃のものを用いて構成できる。
【0026】
また、固形パラフィンは、主としてn−パラフィンからなっており、少量のi−パラフィン、ナフテンを含有し、炭素数は20〜48である。
【0027】
なお、工業的には潤滑油のプレス脱ロウ法、溶剤脱ロウ法等によっても得られる。
【0028】
また、本発明で用いるビタミンEとしては、例えば、酢酸トコフェロールを用いることが望ましい。
【0029】
この酢酸トコフェロールとは、ビタミンEの誘導体で、酢酸エステルであり、末梢血管の血流をよくし、手足のしびれや、めまい・頭痛などの症状を改善し、脂質の代謝をよくする効能がある。
【0030】
また、酢酸トコフェロールは、脂溶性ビタミンとして皮膚の脂質で吸収されやすく、抗酸化作用、ホルモンバランス失調の是正作用もあり、化粧品では、リキッドファンデーション、スキンケア製品などにも使用されている。
【0031】
このようなパラフィンパック用組成物は、例えば、以下の要領で製造する。
【0032】
まず、加熱手段を備えた成形浴槽内に所定量の固形パラフィンを投入し、前記加熱手段で成形浴槽を加熱すれば、前記固形パラフィンが溶融を始め、やがて固形パラフィンが全て液化状態となる。
【0033】
この液化状態とした成形浴槽内に、所定量の酢酸トコフェロールを投入して攪拌する。この投入する所定量は、溶融された固形パラフィンの条件下において、均一に相溶しうる量であれば構わないが、最終製品のコスト面や生産性等を考慮すれば、溶液全体の20%以下(望ましくは、100重量部の固形パラフィンに対して1〜10重量部)であることが好ましい。
【0034】
そして、この固形パラフィン及び酢酸トコフェロールのみで構成された溶液を、所定の容器や袋等に注入して、自然冷却すれば、常温下で固化され、本発明のパラフィンパック用組成物を所望の形状にして容易に形成することができる。
【0035】
上述のように形成された本発明のパラフィンパック用組成物は、例えば、以下の要領で使用する。
【0036】
まず、本発明のパラフィンパック用組成物を、所定の容器に内装したうえで、この容器全体を、温度制御機能を備えたウォーマー装置で加熱し、あるいは、前記ウォーマー装置に設けた浴槽内に本発明のパラフィンパック用組成物を直接投入して、このウォーマー装置の浴槽をヒーター部で加熱すれば、約50℃以上で本発明のパラフィンパック用組成物が加温溶融されて全て液化状態となる。
【0037】
そして、この液化状態に温められたパラフィン溶液内に、顔、手、足等の皮膚、あるいは爪等を一定時間浸漬してパックした後、パラフィン溶液内から手、足等の皮膚、あるいは爪等を離脱させて自然冷却すれば、顔、手、足等の皮膚、あるいは爪等の表面に付着されたパラフィン溶液が冷却固化して、これら顔、手、足等の皮膚、あるいは爪等の表面に第1層目のパラフィン被膜が被覆形成される。なお、顔の場合、浸漬に代えて、化粧クリームや乳液のように塗布によりパックしてもよい。
【0038】
次いで、前述同様にして、再度、パラフィン溶液内に、顔、手、足等の皮膚、あるいは爪等を一定時間浸漬した後に離脱させて自然冷却すれば、第1層目のパラフィン被膜の外面に、第2層目のパラフィン被膜が被覆形成される。
【0039】
以後、これを数回繰り返せば、手、足等の皮膚、あるいは爪等の表面に複数層のパラフィン被膜が被覆形成される。
【0040】
このようにして複数層のパラフィン被膜を形成した状態で、一定時間放置すれば、手、足等の皮膚、あるいは爪等に発汗(個人差あり。)を伴いながら体全体が温められ、温浴治療と同様の効果を得ることができる。
【0041】
同時に、パラフィン被膜で完全に被覆された顔、手、足等の皮膚、あるいは爪等は、その脂線や汗線等が活性化されて、これら脂線や汗線を通じて老廃物等が表面に排出され、その後、パラフィン被膜を破り捨てれば、このパラフィン被膜に前記老廃物等が付着して一緒に除去され、手、足等の皮膚、あるいは爪等の美容を促進できる。
【0042】
また、パラフィン溶液は所定量の酢酸トコフェロール(ビタミンE)を含んでいるため、溶融されたパラフィン溶液の加水分解の反応を遅らせることができる。そのため、皮膚や爪等の表面に、パラフィン被膜を形成すれば、固形パラフィンがパサパサした状態にならず、パラフィン被膜の粘性を維持することができ、容易には剥がれない。さらに、流動性パラフィンを用いないため、パラフィン被膜を取り除く際には容易に、かつきれいに剥離でき、皮膚や爪等の表面にトラブルを生じることもなく安全に使用することができる。
【0043】
さらに、植物ステロール、脂肪酸エステル、レチノール(ビタミンA)を添加物として含んだものでもよい。これらの添加物によれば、上記効果に加え、各成分の効能が発揮される。レチノールとしては、例えばバルミチン酸レチノールを用いることが望ましい。
【0044】
すなわち、植物ステロールは、高保水性剤およびエモリエント剤として作用するから、皮膚へ潤いとしっとり感を与えることができるし、さらにパラフィン層の皮膚への感触改良にも寄与できる。また、体内のコレステロール値を下げる作用も期待できる。脂肪酸エステルは乳化剤として作用するため、パラフィン層のパック効果を高めることができ、脂肪酸エステルが汗から分泌される皮脂成分でもあるため、パック後の顔、手、足等の肌の艶出し効果も期待できる。また、展延性にすぐれているため、パラフィンパック用組成物に含有させることで、パラフィンパック用組成物を適度な粘性に調節することができる。レチノールは、角質層の保湿性向上、表皮細胞の保護効果を有しているため、しわやシミの改善、乾性や角化性の皮膚の治療、にきびの治療、肌荒れ防止等の更なる美容効果も得ることができ、一層のなめらかさや、しっとり感を与えることができる。
【0045】
これら添加物の含有率としては、植物ステロールは100重量部のビタミンEに対して1〜20重量部、脂肪酸エステルは100重量部の固形パラフィンに対して1〜10重量部、レチノールは100重量部の固形パラフィンに対して1〜10重量部とすることが、上記効果を発揮させるのに好適である。
【0046】
本発明のパラフィンパック用組成物について、体感テストを行った。テスト内容およびテスト結果について、以下に記述する。
【0047】
(1)テスト概要
本発明の一例であるパラフィンパック溶液(以下、実施例という。)と、従来の流動パラフィン入りのパラフィンパック溶液(以下、比較例という。)とによるパラフィンパック後の体感比較テストを、19人の被験者について行った。
(1−1)実施例の内容
固形パラフィンに対して、次の配合物を付加した。
ビタミンE・・・固形パラフィンに対して、1.5重量部配合。
植物ステロール・・・ビタミンEに対して、5%重量配合。
脂肪酸エステル・・・固形パラフィンに対して、1.5重量部配合。
レチノール・・・固形パラフィンに対して、1.5重量部配合。
(1−2)比較例の内容
パラフィン4.5kgに流動パラフィン139mlを添加したもの。
【0048】
(2)テスト環境およびテスト要領
実施例および比較例の両方について、パラフィンパック溶液温浴槽を準備し、右足(又は手)を本発明の実施例のパラフィンパック溶液温浴槽につけ、左足(又は手)を従来のパラフィンパック溶液温浴槽につけ、10分後に温浴槽から出し、乾かしてから、パラフィン被膜を取り除き、直後の体感データを収集し、さらに1時間経過後の体感データを収集して、右、左について比較した。
【0049】
(3)体感項目とその良否の判断基準
(a)パラフィン被膜除去直後の温感の程度
十分に温まったと感じた場合は良好、熱い又はぬるいと感じた場合は不良とする。
(b)被膜除去のしやすさの程度
除去しやすいと感じた場合は良好、それ以外は不良とする。
(c)パラフィン被膜除去直後の肌のなめらかさ程度
なめらか(表現としては、つるつる、すべすべ、しっとりなど)と感じた場合は良好、そうではない場合は不良とする。
(d)1時間後の温感の程度
温まった状態が保持された場合は良好、冷めてしまった(冷めたままであった場合も含む)の場合は不良とする。
(e)1時間後の肌のなめらかさ程度(老廃物除去効果の確認)
なめらか(表現としては、つるつる、すべすべ、しっとりなど)と感じた場合は良好、そうではない場合は不良とする。
【0050】
(4)テスト結果
(4−1)実施例について
19人のうち、項目別に、(a)17人、(b)17人、(c)19人、(d)17人、(e)19人が良好であると評価した。
(4−2)比較例について
19人のうち、項目別に、(a)11人、(b)13人、(c)17人、(d)8人、(e)15人が良好であると評価した。
(4−3)考察
全ての項目について、実施例が従来例よりも良好であった。特に、温感保持の点(上記(d)の項目)で、すぐれていることが証明された。また、臭気の問題もなかった。そのため、芳香剤を含有させなくてもよく、芳香剤の不使用によってパラフィンパック溶液の連続的な使用が実現できた。
【0051】
なお、本テストでは、添加物を上記の割合で含有させたが、上述したように、含有率は、ビタミンEは100重量部の固形パラフィンに対して1〜10重量部、植物ステロールは100重量部のビタミンEに対して1〜20重量部、脂肪酸エステルは100重量部の固形パラフィンに対して1〜10重量部、レチノールは100重量部の固形パラフィンに対して1〜10重量部とすればよい。特に、ビタミンEは100重量部の固形パラフィンに対して1〜5重量部、植物ステロールは100重量部のビタミンEに対して1〜10重量部、脂肪酸エステルは100重量部の固形パラフィンに対して1〜3重量部、レチノールは100重量部の固形パラフィンに対して1〜3重量部とすることで顕著な効果が得られた。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
溶液状態で患部をパックして、該患部の美容促進あるいは治療を行うためのパラフィンパック用組成物において、
100重量部の固形パラフィンに対して、1〜10重量部のビタミンEを添加して構成されたパラフィンパック用組成物。
【請求項2】
請求項1において、
100重量部の上記ビタミンEに対して、さらに、1〜20重量部の植物ステロールを含有してなるパラフィンパック用組成物。
【請求項3】
請求項1又は2において、
100重量部の上記固形パラフィンに対して、さらに、1〜10重量部の脂肪酸エステルを含有してなるパラフィンパック用組成物。
【請求項4】
請求項1〜3のいずれかにおいて、
100重量部の上記固形パラフィンに対して、さらに、1〜10重量部のレチノールを含有してなるパラフィンパック用組成物。

【公開番号】特開2011−63530(P2011−63530A)
【公開日】平成23年3月31日(2011.3.31)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−214286(P2009−214286)
【出願日】平成21年9月16日(2009.9.16)
【出願人】(500315976)株式会社ジジカ (1)
【Fターム(参考)】