説明

ヒトOX40L(CD134L)特異性モノクローナル抗体

モノクローナル抗体の重鎖及び軽鎖をコードするヌクレオチド配列及びモノクローナル抗体の重鎖及び軽鎖を含有するアミノ酸配列。


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【特許請求の範囲】
【請求項1】
CDR1a、CDR2a又はCDR3aから選択される、少なくとも1個の相補性決定領域(CDR)を含み、及び抗体軽鎖と共同して、OX40Lを結合することが可能である、単離ポリペプチド
(CDR1aは、アミノ酸配列 a b c d e(アミノ酸配列aは、アスパラギン、スレオニン、フェニルアラニン又はセリンから選択され;アミノ酸bは、アラニン又はチロシンから選択され;アミノ酸cは、トリプトファン、チロシン又はグリシンから選択され;アミノ酸dは、メチオニン又はトリプトファンから選択され;及びアミノ酸eは、セリン、アスパラギン又はヒスチジンから選択される。)を含み;
CDR2aは、アミノ酸配列f g h i j k l m n o p q r s t(アミノ酸fは、アルギニン又はバリンから選択され;アミノ酸gは、イソロイシンであり;アミノ酸hは、リシン、チロシン又はトリプトファンから選択され;アミノ酸iは、セリン、イソロイシン、チロシン、スレオニン又はアルギニンから選択され;アミノ酸jは、リシン、セリン又はアスパラギン酸から選択され;アミノ酸kは、スレオニン又はグリシンから選択され;アミノ酸lは、アスパラギン酸、セリン又はグルタミン酸から選択され;アミノ酸mは、グリシン、スレオニン又はアスパラギンから選択され;アミノ酸nは、グリシン、アスパラギン、リシン又はスレオニンから選択され;アミノ酸oは、スレオニン又はチロシンから選択され;アミノ酸pは、スレオニン、イソロイシン、アスパラギン又はチロシンから選択され;アミノ酸qは、アスパラギン酸、プロリン又はアラニンから選択され;アミノ酸rは、チロシン、セリン又はアスパラギン酸から選択され;アミノ酸sは、グリシン、アラニン、ロイシン又はセリンから選択され;及びアミノ酸tは、アラニン、リシン又はバリンから選択される。)を含み;
CDR3aは、アミノ酸配列 u v w x y z a’ b’ c’ d’ e’ f’(アミノ酸uは、アスパラギン酸、グリシン、メチオニン又はセリンから選択され;アミノ酸vは、アルギニン、グリシン、アスパラギン酸、チロシン又はフェニルアラニンから選択され;アミノ酸wは、チロシン、バリン、グリシン又はロイシンから選択され;アミノ酸xは、フェニルアラニン、アスパラギン酸、チロシン又はトリプトファンから選択され;アミノ酸yは、フェニルアラニン、アスパラギン酸、チロシン又はイソロイシンから選択され;アミノ酸zは、グリシン、チロシン、プロリン、バリン又はフェニルアラニンから選択され;アミノ酸a’は、グルタミン酸、セリン、チロシン、トリプトファン又はアラニンから選択され;アミノ酸b’は、フェニルアラニン、グリシン、チロシン、スレオニン又はセリンから選択され;アミノ酸c’は、プロリン、チロシン、セリン、リシン又はグリシンから選択され;アミノ酸d’は、フェニルアラニン、チロシン又はグリシンから選択され;アミノ酸e’は、アスパラギン酸、チロシン、アルギニン又はヒスチジンから選択され;及びアミノ酸f’は、チロシン、バリン、グリシン、アルギニン又はスレオニンから選択される。)を含む。)。
【請求項2】
ポリペプチドが、抗体重鎖可変領域を含む、請求項1に記載の単離ポリペプチド。
【請求項3】
抗体重鎖定常領域をさらに含む、請求項2に記載の単離ポリペプチド。
【請求項4】
抗体重鎖可変領域及び重鎖定常領域が、配列番号2;配列番号6;配列番号10;配列番号14;配列番号18;又は配列番号22で規定されるアミノ酸配列を含む、請求項3に記載の単離ポリペプチド。
【請求項5】
CDR2a(CDR2aは、アミノ酸配列f g h i j k l m n o p q r s t g’を含み、及びアミノ酸g’は、プロリン、リシン又はセリンから選択される。)を含む、請求項1に記載の単離ポリペプチド。
【請求項6】
CDR2a(CDR2aは、アミノ酸配列f g h i j k l m n o p q r s t g’ h’を含み、及びアミノ酸h’は、バリン又はグリシンから選択される。)を含む、請求項5に記載の単離ポリペプチド。
【請求項7】
CDR2a(CDR2aは、アミノ酸配列f g h i j k l m n o p q r s t g’ h’ i’を含み、及びアミノ酸i’は、リシンである。)を含有する、請求項6に記載の単離ポリペプチド。
【請求項8】
CDR2a(CDR2aは、アミノ酸配列f g h i j k l m n o p q r s t g’ h’ i’ j’を含み、及びアミノ酸j’はグリシンである。)を含む、請求項7に記載の単離ポリペプチド。
【請求項9】
CDR3a(CDR3aは、アミノ酸配列u v w x y z a’ b’ c’ d’ e’ f’ k’を含み、及びアミノ酸k’は、アスパラギン酸、メチオニン、アスパラギン、チロシン又はバリンから選択される。)を含む、請求項1に記載の単離ポリペプチド。
【請求項10】
CDR3a(CDR3aは、アミノ酸配列u v w x y z a’ b’ c’ d’ e’ f’ k’ l’を含み、及びアミノ酸l'は、ヒスチジン、アスパラギン酸、セリン、チロシン又はフェニルアラニンから選択される。)を含む、請求項9に記載の単離ポリペプチド。
【請求項11】
CDR3a(CDR3aは、アミノ酸配列u v w x y z a’ b’ c’ d’ e’ f’ k’ l’ m’を含み、及びアミノ酸m’は、バリン、アスパラギン酸又はグリシンから選択される。)を含む、請求項10に記載の単離ポリペプチド。
【請求項12】
CDR3a(CDR3aは、アミノ酸配列u v w x y z a’ b’ c’ d’ e’ f’ k’ l’ m’ n’を含み、及びアミノ酸n’は、フェニルアラニン、メチオニン又はチロシンから選択される。)を含む、請求項11に記載の単離ポリペプチド。
【請求項13】
CDR3a(CDR3aは、アミノ酸配列u v w x y z a’ b’ c’ d’ e’ f’ k’ l’ m’ n’ o’を含み、及びアミノ酸o’は、アスパラギン酸である。)を含む、請求項12に記載の単離ポリペプチド。
【請求項14】
CDR3a(CDR3aは、アミノ酸配列u v w x y z a’ b’ c’ d’ e’ f’ k’ l’ m’ n’ o’ p’を含み、及びアミノ酸p’は、バリン又はチロシンから選択される。)を含む、請求項13に記載の単離ポリペプチド。
【請求項15】
請求項1に記載の、CDR1a、CDR2a又はCDR3aから選択される少なくとも2個の相補性決定領域(CDR)を含み、抗体軽鎖と共同して、OX40Lを結合することが可能である、請求項1に記載の単離ポリペプチド。
【請求項16】
請求項1に記載の、CDR1a、CDR2a及びCDR3aを含み、抗体軽鎖と共同して、OX40Lを結合することが可能である、請求項1に記載の単離ポリペプチド。
【請求項17】
請求項1に記載の単離ポリペプチドを含み、Fab、Fab’、F(ab’)2、Fv、Facb及び一本鎖抗体から選択される、抗体断片。
【請求項18】
配列番号2のアミノ酸50から54;
配列番号2のアミノ酸69から87;
配列番号2のアミノ酸120から135;
配列番号6のアミノ酸50から54;
配列番号6のアミノ酸69から84;
配列番号6のアミノ酸117から134;
配列番号10のアミノ酸50から54;
配列番号10のアミノ酸69から85;
配列番号10のアミノ酸118から135;
配列番号14のアミノ酸50から54;
配列番号14のアミノ酸69から84;
配列番号14のアミノ酸117から131;
配列番号18のアミノ酸50から54;
配列番号18のアミノ酸69から87;
配列番号18のアミノ酸120から133;
配列番号22のアミノ酸50から54;
配列番号22のアミノ酸69から87;又は
配列番号22のアミノ酸120から131
の少なくとも1個から選択される少なくとも1個の相補性決定領域(CDR)を含み、抗体軽鎖と共同して、OX40Lを結合することが可能である、単離ポリペプチド。
【請求項19】
請求項18に記載の相補性決定領域(CDR)の少なくとも2個を含み、抗体軽鎖と共同して、OX40Lを結合することが可能である、単離ポリペプチド。
【請求項20】
請求項18に記載の相補性決定領域(CDR)の少なくとも3個を含み、抗体軽鎖と共同して、OX40Lを結合することが可能である、単離ポリペプチド。
【請求項21】
単離ポリペプチドが配列番号2のアミノ酸50から54、配列番号2のアミノ酸69から87及び配列番号2のアミノ酸120から135を含む、請求項18に記載の単離ポリペプチド。
【請求項22】
単離ポリペプチドが配列番号6のアミノ酸50から54、配列番号6のアミノ酸69から84及び配列番号6のアミノ酸117から134を含む、請求項18に記載の単離ポリペプチド。
【請求項23】
単離ポリペプチドが配列番号10のアミノ酸50から54、配列番号10のアミノ酸69から85及び配列番号10のアミノ酸118から135を含む、請求項18に記載の単離ポリペプチド。
【請求項24】
単離ポリペプチドが配列番号14のアミノ酸50から54、配列番号14のアミノ酸69から84及び配列番号14のアミノ酸117から131を含む、請求項18に記載の単離ポリペプチド。
【請求項25】
単離ポリペプチドが配列番号18のアミノ酸50から54、配列番号18のアミノ酸69から87及び配列番号18のアミノ酸120から133を含む、請求項18に記載の単離ポリペプチド。
【請求項26】
単離ポリペプチドが配列番号22のアミノ酸50から54、配列番号22のアミノ酸69から87及び配列番号22のアミノ酸120から131を含む、請求項18に記載の単離ポリペプチド。
【請求項27】
CDR1b、CDR2b又はCDR3bから選択される、少なくとも1個の相補性決定領域(CDR)を含み、及び抗体重鎖と共同して、OX40Lを結合可能である、単離ポリペプチド
(CDR1bは、アミノ酸配列a1 b1 c1 d1 e1 f1 g1 h1 i1 j1 k1(アミノ酸a1は、アルギニンであり;アミノ酸b1は、アラニン又はセリンから選択され;アミノ酸c1は、セリンであり;アミノ酸d1は、グルタミンであり;アミノ酸e1は、グリシン又はセリンから選択され;アミノ酸f1は、イソロイシン、バリン又はロイシンから選択され;アミノ酸g1は、セリン又はバリンから選択され;アミノ酸h1は、アスパラギン、セリン又はヒスチジンから選択され;アミノ酸i1は、ヒスチジン、アスパラギン、セリン又はチロシンから選択され;アミノ酸j1は、ロイシン、チロシン又はアスパラギン酸から選択され;及びアミノ酸k1は、バリン、ロイシン、グリシン又はアスパラギンから選択される。)を含み;
CDR2bは、アミノ酸配列l1 m1 n1 o1 p1 q1 r1(アミノ酸l1は、アラニン、グリシン又はリシンから選択され;アミノ酸m1は、アラニン又はリシンから選択され;アミノ酸n1は、セリン又はフェニルアラニンから選択され;アミノ酸o1は、スレオニン、セリン又はアスパラギンから選択され;アミノ酸p1は、ロイシン又はアルギニンから選択され;アミノ酸q1は、グルタミン、アラニン又はフェニルアラニンから選択され;及びアミノ酸r1は、セリン又はスレオニンから選択される。)を含み;
CDR3bは、アミノ酸配列s1 t1 u1 v1 w1 x1 y1 z1 a1’(アミノ酸s1は、グルタミン又はメチオニンから選択され;及びアミノ酸t1は、リシン又はグルタミンから選択され;アミノ酸u1は、チロシン、アラニン、セリン又はフェニルアラニンから選択され;アミノ酸v1は、アスパラギン、グリシン、スレオニン又はチロシンから選択され;アミノ酸w1は、セリン、グリシン又はグルタミンから選択され;アミノ酸x1は、アラニン、セリン、イソロイシン又はスレオニンから選択され;アミノ酸y1は、プロリン又はロイシンから選択され;アミノ酸z1は、ロイシン、トリプトファン又はフェニルアラニンから選択され;及びアミノ酸a1’は、スレオニンである。)を含む。)。
【請求項28】
ポリペプチドが、抗体軽鎖可変領域を含む、請求項27に記載の単離ポリペプチド。
【請求項29】
抗体軽鎖定常領域をさらに含む、請求項28に記載の単離ポリペプチド。
【請求項30】
抗体軽鎖可変領域及び軽鎖定常領域が、配列番号4;配列番号8;配列番号12;配列番号16;又は配列番号20で規定されるアミノ酸配列を含む、請求項29に記載の単離ポリペプチド。
【請求項31】
CDR1b(CDR1bは、アミノ酸配列a1 b1 c1 d1 e1 f1 g1 h1 i1 j1 k1 b1’を含み、及びアミノ酸b1’は、アスパラギン又はアラニンから選択される。)を含む、請求項27に記載の単離ポリペプチド。
【請求項32】
CDR1b(CDR1bは、アミノ酸配列a1 b1 c1 d1 e1 f1 g1 h1 i1 j1 k1 b1’ c1’を含み、及びアミノ酸c1’は、スレオニンである。)を含む、請求項31に記載の単離ポリペプチド。
【請求項33】
CDR1b(CDR1bは、アミノ酸配列a1 b1 c1 d1 e1 f1 g1 h1 i1 j1 k1 b1’ c1’ d1’を含み、及びアミノ酸d1’は、チロシンである。)を含む、請求項32に記載の単離ポリペプチド。
【請求項34】
CDR1b(CDR1bは、アミノ酸配列a1 b1 c1 d1 e1 f1 g1 h1 i1 j1 k1 b1’ c1’ d1’ e1’を含み、及びアミノ酸e1’は、ロイシンである。)を含む、請求項33に記載の単離ポリペプチド。
【請求項35】
CDR1b(CDR1bは、アミノ酸配列a1 b1 c1 d1 e1 f1 g1 h1 i1 j1 k1 b1’ c1’ d1’ e1’ f1’を含み、及びアミノ酸f1’は、セリンである。)を含む、請求項34に記載の単離ポリペプチド。
【請求項36】
請求項27に記載の、CDR1b、CDR2b又はCDR3bから選択される、少なくとも2個の相補性決定領域(CDR)を含み、抗体重鎖と共同して、OX40Lを結合することが可能である、請求項27に記載の単離ポリペプチド。
【請求項37】
請求項27に記載の、CDR1b、CDR2b及びCDR3bを含み、抗体重鎖と共同して、OX40Lを結合することが可能である、請求項27に記載の単離ポリペプチド。
【請求項38】
請求項27に記載の単離ポリペプチドを含み、Fab、Fab’、F(ab’)2、Fv、Facb及び一本鎖抗体から選択される、抗体断片。
【請求項39】
配列番号4のアミノ酸46から56;
配列番号4のアミノ酸72から78;
配列番号4のアミノ酸111から119;
配列番号8のアミノ酸46から56;
配列番号8のアミノ酸72から78;
配列番号8のアミノ酸111から119;
配列番号12のアミノ酸44から59;
配列番号12のアミノ酸75から81;
配列番号12のアミノ酸114から122;
配列番号16のアミノ酸44から55;
配列番号16のアミノ酸71から77;
配列番号16のアミノ酸110から118;
配列番号20のアミノ酸46から56;
配列番号20のアミノ酸72から78;
又は配列番号20のアミノ酸111から119
の少なくとも1個から選択される少なくとも1個の相補性決定領域(CDR)を含み、抗体重鎖と共同して、OX40Lを結合可能である、単離ポリペプチド。
【請求項40】
請求項39に記載の相補性決定領域(CDR)の少なくとも2個を含み、抗体重鎖と共同して、OX40Lを結合することが可能である、単離ポリペプチド。
【請求項41】
請求項39に記載の相補性決定領域(CDR)の少なくとも3個を含み、抗体重鎖と共同して、OX40Lを結合することが可能である、単離ポリペプチド。
【請求項42】
単離ポリペプチドが配列番号4のアミノ酸46から56、配列番号4のアミノ酸72から78及び配列番号4のアミノ酸111から119を含む、請求項39に記載の単離ポリペプチド。
【請求項43】
単離ポリペプチドが配列番号8のアミノ酸46から56、配列番号8のアミノ酸72から78及び配列番号8のアミノ酸111から119を含む、請求項39に記載の単離ポリペプチド。
【請求項44】
単離ポリペプチドが配列番号12のアミノ酸44から59、配列番号12のアミノ酸75から81及び配列番号12のアミノ酸114から122を含む、請求項39に記載の単離ポリペプチド。
【請求項45】
単離ポリペプチドが配列番号16のアミノ酸44から55、配列番号16のアミノ酸71から77及び配列番号16のアミノ酸110から118を含む、請求項39に記載の単離ポリペプチド。
【請求項46】
単離ポリペプチドが配列番号20のアミノ酸46から56、配列番号20のアミノ酸72から78及び配列番号20のアミノ酸111から119を含む、請求項39に記載の単離ポリペプチド。
【請求項47】
CDR1a、CDR2a又はCDR3aから選択される少なくとも1個の相補性決定領域(CDR)を含み、及び抗体軽鎖と共同してOX40Lを結合することが可能であるポリペプチドをコードする配列を含む、単離ポリヌクレオチド
(CDR1aは、アミノ酸配列 a b c d e(アミノ酸配列aは、アスパラギン、スレオニン、フェニルアラニン又はセリンから選択され;アミノ酸bは、アラニン又はチロシンから選択され;アミノ酸cは、トリプトファン、チロシン又はグリシンから選択され;アミノ酸dは、メチオニン又はトリプトファンから選択され;及びアミノ酸eは、セリン、アスパラギン又はヒスチジンから選択される。)を含み;
CDR2aは、アミノ酸配列f g h i j k l m n o p q r s t(アミノ酸fは、アルギニン又はバリンから選択され;アミノ酸gは、イソロイシンであり;アミノ酸hは、リシン、チロシン又はトリプトファンから選択され;アミノ酸iは、セリン、イソロイシン、チロシン、スレオニン又はアルギニンから選択され;アミノ酸jは、リシン、セリン又はアスパラギン酸から選択され;アミノ酸kは、スレオニン又はグリシンから選択され;アミノ酸lは、アスパラギン酸、セリン又はグルタミン酸から選択され;アミノ酸mは、グリシン、スレオニン又はアスパラギンから選択され;アミノ酸nは、グリシン、アスパラギン、リシン又はスレオニンから選択され;アミノ酸oは、スレオニン又はチロシンから選択され;アミノ酸pは、スレオニン、イソロイシン、アスパラギン又はチロシンから選択され;アミノ酸qは、アスパラギン酸、プロリン又はアラニンから選択され;アミノ酸rは、チロシン、セリン又はアスパラギン酸から選択され;アミノ酸sは、グリシン、アラニン、ロイシン又はセリンから選択され;及びアミノ酸tは、アラニン、リシン又はバリンから選択される。)を含み;
CDR3aは、アミノ酸配列 u v w x y z a’ b’ c’ d’ e’ f’(アミノ酸uは、アスパラギン酸、グリシン、メチオニン又はセリンから選択され;アミノ酸vは、アルギニン、グリシン、アスパラギン酸、チロシン又はフェニルアラニンから選択され;アミノ酸wは、チロシン、バリン、グリシン又はロイシンから選択され;アミノ酸xは、フェニルアラニン、アスパラギン酸、チロシン又はトリプトファンから選択され;アミノ酸yは、フェニルアラニン、アスパラギン酸、チロシン又はイソロイシンから選択され;アミノ酸zは、グリシン、チロシン、プロリン、バリン又はフェニルアラニンから選択され;アミノ酸a’は、グルタミン酸、セリン、チロシン、トリプトファン又はアラニンから選択され;アミノ酸b’は、フェニルアラニン、グリシン、チロシン、スレオニン又はセリンから選択され;アミノ酸c’は、プロリン、チロシン、セリン、リシン又はグリシンから選択され;アミノ酸d’は、フェニルアラニン、チロシン又はグリシンから選択され;アミノ酸e’は、アスパラギン酸、チロシン、アルギニン又はヒスチジンから選択され;及びアミノ酸f’は、チロシン、バリン、グリシン、アルギニン又はスレオニンから選択される。)を含む。)。
【請求項48】
ポリペプチドをコードする配列が、抗体重鎖可変領域をコードする配列である、請求項47に記載の単離ポリヌクレオチド。
【請求項49】
単離ポリヌクレオチドが、一本鎖抗体をコードする、請求項47に記載の単離ポリヌクレオチド。
【請求項50】
抗体重鎖定常領域をコードするポリヌクレオチド配列をさらに含む、請求項48に記載の単離ポリヌクレオチド。
【請求項51】
単離ポリヌクレオチドが配列番号2;配列番号6;配列番号10;配列番号14;配列番号18;又は配列番号22で規定されるアミノ酸配列を含むポリペプチドをコードする配列を含む、請求項50に記載の単離ポリヌクレオチド。
【請求項52】
単離ポリヌクレオチドが配列番号1;配列番号5;配列番号9;配列番号13;配列番号17;又は配列番号21で規定されるヌクレオチド配列を含む、請求項50に記載の単離ポリヌクレオチド。
【請求項53】
CDR1b、CDR2b又はCDR3bから選択される少なくとも1個の相補性決定領域(CDR)を含み、及び抗体重鎖と共同してOX40Lを結合することが可能であるポリペプチドをコードする配列を含む、単離ポリヌクレオチド
(CDR1bは、アミノ酸配列a1 b1 c1 d1 e1 f1 g1 h1 i1 j1 k1(アミノ酸a1は、アルギニンであり;アミノ酸b1は、アラニン又はセリンから選択され;アミノ酸c1は、セリンであり;アミノ酸d1は、グルタミンであり;アミノ酸e1は、グリシン又はセリンから選択され;アミノ酸f1は、イソロイシン、バリン又はロイシンから選択され;アミノ酸g1は、セリン又はバリンから選択され;アミノ酸h1は、アスパラギン、セリン又はヒスチジンから選択され;アミノ酸i1は、ヒスチジン、アスパラギン、セリン又はチロシンから選択され;アミノ酸j1は、ロイシン、チロシン又はアスパラギン酸から選択され;及びアミノ酸k1は、バリン、ロイシン、グリシン又はアスパラギンから選択される。)を含み;
CDR2bは、アミノ酸配列l1 m1 n1 o1 p1 q1 r1(アミノ酸l1は、アラニン、グリシン又はリシンから選択され;アミノ酸m1は、アラニン又はリシンから選択され;アミノ酸n1は、セリン又はフェニルアラニンから選択され;アミノ酸o1は、スレオニン、セリン又はアスパラギンから選択され;アミノ酸p1は、ロイシン又はアルギニンから選択され;アミノ酸q1は、グルタミン、アラニン又はフェニルアラニンから選択され;及びアミノ酸r1は、セリン又はスレオニンから選択される。)を含み;
CDR3bは、アミノ酸配列s1 t1 u1 v1 w1 x1 y1 z1 a1’(アミノ酸s1は、グルタミン又はメチオニンから選択され;及びアミノ酸t1は、リシン又はグルタミンから選択され;アミノ酸u1は、チロシン、アラニン、セリン又はフェニルアラニンから選択され;アミノ酸v1は、アスパラギン、グリシン、スレオニン又はチロシンから選択され;アミノ酸w1は、セリン、グリシン又はグルタミンから選択され;アミノ酸x1は、アラニン、セリン、イソロイシン又はスレオニンから選択され;アミノ酸y1は、プロリン又はロイシンから選択され;アミノ酸z1は、ロイシン、トリプトファン又はフェニルアラニンから選択され;及びアミノ酸a1’は、スレオニンである。)を含む。)。
【請求項54】
ポリペプチドをコードする配列が、抗体軽鎖可変領域をコードする配列である、請求項53に記載の単離ポリヌクレオチド。
【請求項55】
単離ポリヌクレオチドが、一本鎖抗体をコードする、請求項53に記載の単離ポリヌクレオチド。
【請求項56】
抗体軽鎖定常領域をコードするポリヌクレオチド配列をさらに含む、請求項54に記載の単離ポリヌクレオチド。
【請求項57】
単離ポリヌクレオチドが配列番号4;配列番号8;配列番号12;配列番号16;又は配列番号20で規定されるアミノ酸配列を含むポリペプチドをコードする配列を含む、請求項56に記載の単離ポリヌクレオチド。
【請求項58】
単離ポリヌクレオチドが配列番号3;配列番号7;配列番号11;配列番号15;又は配列番号19で規定されるヌクレオチド配列を含む、請求項56に記載の単離ポリヌクレオチド。
【請求項59】
可変領域及び定常領域を含む単離抗OX40L抗体であって、
(i)CDR1a、CDR2a又はCDR3aから選択される少なくとも1個の相補性決定領域(CDR)を含み、及び抗体軽鎖と共同して、OX40Lを結合することが可能である、第一のポリペプチド
(CDR1aは、アミノ酸配列 a b c d e(アミノ酸aは、アスパラギン、スレオニン、フェニルアラニン又はセリンから選択され;アミノ酸bは、アラニン又はチロシンから選択され;アミノ酸cは、トリプトファン、チロシン又はグリシンから選択され;アミノ酸dは、メチオニン又はトリプトファンから選択され;及びアミノ酸eは、セリン、アスパラギン又はヒスチジンから選択される。)を含み;
CDR2aは、アミノ酸配列f g h i j k l m n o p q r s t(アミノ酸fは、アルギニン又はバリンから選択され;アミノ酸gは、イソロイシンであり;アミノ酸hは、リシン、チロシン又はトリプトファンから選択され;アミノ酸iは、セリン、イソロイシン、チロシン、スレオニン又はアルギニンから選択され;アミノ酸jは、リシン、セリン又はアスパラギン酸から選択され;アミノ酸kは、スレオニン又はグリシンから選択され;アミノ酸lは、アスパラギン酸、セリン又はグルタミン酸から選択され;アミノ酸mは、グリシン、スレオニン又はアスパラギンから選択され;アミノ酸nは、グリシン、アスパラギン、リシン又はスレオニンから選択され;アミノ酸oは、スレオニン又はチロシンから選択され;アミノ酸pは、スレオニン、イソロイシン、アスパラギン又はチロシンから選択され;アミノ酸qは、アスパラギン酸、プロリン又はアラニンから選択され;アミノ酸rは、チロシン、セリン又はアスパラギン酸から選択され;アミノ酸sは、グリシン、アラニン、ロイシン又はセリンから選択され;及びアミノ酸tは、アラニン、リシン又はバリンから選択される。)を含み;
CDR3aは、アミノ酸配列 u v w x y z a’ b’ c’ d’ e’ f’(アミノ酸uは、アスパラギン酸、グリシン、メチオニン又はセリンから選択され;アミノ酸vは、アルギニン、グリシン、アスパラギン酸、チロシン又はフェニルアラニンから選択され;アミノ酸wは、チロシン、バリン、グリシン又はロイシンから選択され;アミノ酸xは、フェニルアラニン、アスパラギン酸、チロシン又はトリプトファンから選択され;アミノ酸yは、フェニルアラニン、アスパラギン酸、チロシン又はイソロイシンから選択され;アミノ酸zは、グリシン、チロシン、プロリン、バリン又はフェニルアラニンから選択され;アミノ酸a’は、グルタミン酸、セリン、チロシン、トリプトファン又はアラニンから選択され;アミノ酸b’は、フェニルアラニン、グリシン、チロシン、スレオニン又はセリンから選択され;アミノ酸c’は、プロリン、チロシン、セリン、リシン又はグリシンから選択され;アミノ酸d’は、フェニルアラニン、チロシン又はグリシンから選択され;アミノ酸e’は、アスパラギン酸、チロシン、アルギニン又はヒスチジンから選択され;及びアミノ酸f’は、チロシン、バリン、グリシン、アルギニン又はスレオニンから選択される。)を含む。)、及び
(ii)CDR1b、CDR2b又はCDR3bから選択される少なくとも1個の相補性決定領域(CDR)を含み;及び抗体重鎖と共同して、OX40Lを結合することが可能である、第二のポリペプチド
(CDR1bは、アミノ酸配列a1 b1 c1 d1 e1 f1 g1 h1 i1 j1 k1(アミノ酸a1は、アルギニンであり;アミノ酸b1は、アラニン又はセリンから選択され;アミノ酸c1は、セリンであり;アミノ酸d1は、グルタミンであり;アミノ酸e1は、グリシン又はセリンから選択され;アミノ酸f1は、イソロイシン、バリン又はロイシンから選択され;アミノ酸g1は、セリン又はバリンから選択され;アミノ酸h1は、アスパラギン、セリン又はヒスチジンから選択され;アミノ酸i1は、ヒスチジン、アスパラギン、セリン又はチロシンから選択され;アミノ酸j1は、ロイシン、チロシン又はアスパラギン酸から選択され;及びアミノ酸k1は、バリン、ロイシン、グリシン又はアスパラギンから選択される。)を含み;
CDR2bは、アミノ酸配列l1 m1 n1 o1 p1 q1 r1(アミノ酸l1は、アラニン、グリシン又はリシンから選択され;アミノ酸m1は、アラニン又はリシンから選択され;アミノ酸n1は、セリン又はフェニルアラニンから選択され;アミノ酸o1は、スレオニン、セリン又はアスパラギンから選択され;アミノ酸p1は、ロイシン又はアルギニンから選択され;アミノ酸q1は、グルタミン、アラニン又はフェニルアラニンから選択され;及びアミノ酸r1は、セリン又はスレオニンから選択される。)を含み;
CDR3bは、アミノ酸配列s1 t1 u1 v1 w1 x1 y1 z1 a1’(アミノ酸s1は、グルタミン又はメチオニンから選択され;及びアミノ酸t1は、リシン又はグルタミンから選択され;アミノ酸u1は、チロシン、アラニン、セリン又はフェニルアラニンから選択され;アミノ酸v1は、アスパラギン、グリシン、スレオニン又はチロシンから選択され;アミノ酸w1は、セリン、グリシン又はグルタミンから選択され;アミノ酸x1は、アラニン、セリン、イソロイシン又はスレオニンから選択され;アミノ酸y1は、プロリン又はロイシンから選択され;アミノ酸z1は、ロイシン、トリプトファン又はフェニルアラニンから選択され;及びアミノ酸a1’は、スレオニンである。)を含む。)
を含む、前記抗体。
【請求項60】
抗体が、ヒト抗体である、請求項59に記載の単離抗体。
【請求項61】
抗体が、キメラ抗体である、請求項59に記載の単離抗体。
【請求項62】
可変領域及び定常領域を含む単離抗OX40L抗体であって、
配列番号2で規定される相補性決定領域(CDR)を含む第一のポリペプチド及び配列番号4で規定されるCDRを含む第二のポリペプチド;
配列番号6で規定されるCDRを含む第一のポリペプチド及び配列番号8で規定されるCDRを含む第二のポリペプチド;
配列番号10で規定されるCDRを含む第一のポリペプチド及び配列番号12で規定されるCDRを含む第二のポリペプチド;
配列番号14で規定されるCDRを含む第一のポリペプチド及び配列番号16で規定されるCDRを含む第二のポリペプチド;又は、
配列番号18で規定されるCDRを含む第一のポリペプチド及び配列番号20で規定されるCDRを含む第二のポリペプチド;
を含む、前記抗体。
【請求項63】
a)請求項59に記載の抗体と試料とを混合すること;
b)抗原に結合した抗体を、非結合抗体から分離すること;及び
c)抗原に結合した抗体の有無を検出すること、
を含む、試料中のOX40Lの有無を検出するための方法。
【請求項64】
方法が、酵素免疫吸着測定法(ELISA)を使用する、請求項63に記載の方法。
【請求項65】
請求項59に記載の抗体の治療的有効量を患者に投与することを含む、患者において炎症性疾患を治療するための方法。
【請求項66】
炎症性疾患が、関節リウマチ、骨関節症、移植片対宿主拒絶反応、炎症性腸疾患、クローン病、潰瘍性大腸炎、多発性硬化症、乾癬又は増殖性ループス腎炎の少なくとも1つから選択される、請求項65に記載の方法。
【請求項67】
請求項47に記載のポリヌクレオチドを含む発現ベクター。
【請求項68】
請求項53に記載のポリヌクレオチドを含む発現ベクター。
【請求項69】
請求項67又は請求項68に記載の発現ベクターのうち少なくとも1個を含む細胞。
【請求項70】
ポリペプチドを産生させるために、その中に含有されるポリヌクレオチドを発現するのに適切な条件において、請求項67に記載の発現ベクターを含む細胞においてポリペプチドを産生させることを含む、ポリペプチドを作製する方法。
【請求項71】
ポリペプチドを産生させるために、その中に含有されるポリヌクレオチドを発現するのに適切な条件において、請求項68に記載の発現ベクターを含む細胞においてポリペプチドを産生させることを含む、ポリペプチドを作製する方法。
【請求項72】
抗体を産生させるために、その中に含有されるポリヌクレオチドを発現するのに適切な条件において、請求項67に記載の発現ベクターを含み、さらに請求項68に記載の発現ベクターを含む細胞において抗体を産生させることを含む、抗OX40L抗体を作製する方法。
【請求項73】
請求項59に記載の抗体と、医薬的に許容される担体と、を含む医薬組成物。
【請求項74】
Ab A、Ab B、Ab C、Ab D、Ab E、Ab F、Ab G、Ab H、Ab I又はAb Jのうち少なくとも1個によって特異的に結合されるエピトープに特異的に結合する、単離抗体。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【図12】
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【図13−1】
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【図13−2】
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【図14】
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【図15】
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【図16】
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【図17】
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【図18】
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【図19】
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【図20】
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【図21】
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【図22】
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【図23】
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【公表番号】特表2007−530045(P2007−530045A)
【公表日】平成19年11月1日(2007.11.1)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2007−505162(P2007−505162)
【出願日】平成17年3月23日(2005.3.23)
【国際出願番号】PCT/US2005/009787
【国際公開番号】WO2005/094879
【国際公開日】平成17年10月13日(2005.10.13)
【出願人】(500049716)アムジエン・インコーポレーテツド (242)
【Fターム(参考)】