説明

ピラゾール誘導体、それを含有する医薬組成物、その医薬用途及びその製造中間体

本発明は、優れたヒト1,5−アンヒドログルシトール/フルクトース/マンノース輸送担体阻害作用を発現し、グルコース、フルクトース及びマンノースから選択される少なくとも一つの糖質の過剰取り込みに起因する疾患あるいは高血糖症に起因する疾患(糖尿病性合併症、糖尿病等)の予防、進展阻止又は治療薬として有用な、ピラゾール誘導体、その薬理学的に許容される塩、及びそれらのプロドラッグ、並びに、それを含有する医薬組成物、その医薬用途及びその製造中間体を提供するものである。


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【特許請求の範囲】
【請求項1】
下記一般式(Iα)で表されるピラゾール誘導体またはその薬理学的に許容される塩、或いはそれらのプロドラッグ:

式中、
は水素原子、下記置換基群(A)から選択される同種または異種の基を1〜3個有していてもよいC1−6アルキル基、下記置換基群(A)から選択される同種または異種の基を1〜3個有していてもよいC2−6アルケニル基、下記置換基群(A)から選択される同種または異種の基を1〜3個有していてもよいC2−6アルキニル基、下記置換基群(A)から選択される同種または異種の基を1〜3個有していてもよいC3−8シクロアルキル基、下記置換基群(B)から選択される同種または異種の基を1〜3個有していてもよいC6−10アリール基、下記置換基群(A)から選択される同種または異種の基を1〜3個有していてもよいC2−9ヘテロシクロアルキル基、または下記置換基群(B)から選択される同種または異種の基を1〜3個有していてもよいC1−9ヘテロアリール基であり;
およびTはどちらか一方が

から選択される基であり、他方が−(CH−Ar(式中のArは下記置換基群(B)から選択される同種または異種の基を1〜3個有していてもよいC6−10アリール基、または下記置換基群(B)から選択される同種または異種の基を1〜3個有していてもよいC1−9ヘテロアリール基であり;nは0〜2の整数である)、下記置換基群(A)から選択される同種または異種の基を1〜3個有していてもよいC1−6アルコキシ基、下記置換基群(A)から選択される同種または異種の基を1〜3個有していてもよいC1−6アルキル基でモノ又はジ置換されていてもよいアミノ基、下記置換基群(A)から選択される同種または異種の基を1〜3個有していてもよいC2−9ヘテロシクロアルキル基、または下記置換基群(B)から選択される同種または異種の基を1〜3個有していてもよい、複素環が縮合したフェニル基であり;
Rは下記置換基群(A)から選択される同種または異種の基を1〜3個有していてもよいC3−8シクロアルキル基、下記置換基群(B)から選択される同種または異種の基を1〜3個有していてもよいC6−10アリール基、下記置換基群(A)から選択される同種または異種の基を1〜3個有していてもよいC2−9ヘテロシクロアルキル基、または下記置換基群(B)から選択される同種または異種の基を1〜3個有していてもよいC1−9ヘテロアリール基である。
〔置換基群(A)〕
ハロゲン原子、ニトロ基、シアノ基、オキソ基、−G、−OG、−SG、−N(G、−C(=O)G、−C(=O)OG、−C(=O)N(G、−S(=O)、−S(=O)OG、−S(=O)N(G、−S(=O)G、−OC(=O)G、−OC(=O)N(G、−NHC(=O)G、−OS(=O)、−NHS(=O)及び−C(=O)NHS(=O)
〔置換基群(B)〕
ハロゲン原子、ニトロ基、シアノ基、−G、−OG、−SG、−N(G、−GOG、−GN(G、−C(=O)G、−C(=O)OG、−C(=O)N(G、−S(=O)、−S(=O)OG、−S(=O)N(G、−S(=O)G、−OC(=O)G、−OC(=O)N(G、−NHC(=O)G、−OS(=O)、−NHS(=O)及び−C(=O)NHS(=O)
(上記置換基群(A)及び/又は(B)中、
は下記置換基群(C)から選択される同種または異種の基を1〜3個有していてもよいC1−6アルキル基、下記置換基群(C)から選択される同種または異種の基を1〜3個有していてもよいC2−6アルケニル基、下記置換基群(C)から選択される同種または異種の基を1〜3個有していてもよいC2−6アルキニル基、下記置換基群(C)から選択される同種または異種の基を1〜3個有していてもよいC3−8シクロアルキル基、下記置換基群(D)から選択される同種または異種の基を1〜3個有していてもよいC6−10アリール基、下記置換基群(C)から選択される同種または異種の基を1〜3個有していてもよいC2−9ヘテロシクロアルキル基、または下記置換基群(D)から選択される同種または異種の基を1〜3個有していてもよいC1−9ヘテロアリール基であり;
は水素原子、下記置換基群(C)から選択される同種または異種の基を1〜3個有していてもよいC1−6アルキル基、下記置換基群(C)から選択される同種または異種の基を1〜3個有していてもよいC2−6アルケニル基、下記置換基群(C)から選択される同種または異種の基を1〜3個有していてもよいC2−6アルキニル基、下記置換基群(C)から選択される同種または異種の基を1〜3個有していてもよいC3−8シクロアルキル基、下記置換基群(D)から選択される同種または異種の基を1〜3個有していてもよいC6−10アリール基、下記置換基群(C)から選択される同種または異種の基を1〜3個有していてもよいC2−9ヘテロシクロアルキル基、または下記置換基群(D)から選択される同種または異種の基を1〜3個有していてもよいC1−9ヘテロアリール基であり、但し、Gが置換基中に複数存在する場合は同一でも異なっていてもよく;
はC1−6アルキル基であり;
は下記置換基群(C)から選択される同種または異種の基を1〜3個有していてもよいC1−6アルキル基であり、但し、Gが置換基中に複数存在する場合は同一でも異なっていてもよい。)
〔置換基群(C)〕
ハロゲン原子、ニトロ基、シアノ基、オキソ基、−G、−OG、−SG、−N(G、−C(=O)G、−C(=O)OG、−C(=O)N(G、−S(=O)、−S(=O)OG、−S(=O)N(G、−S(=O)G、−OC(=O)G、−OC(=O)N(G、−NHC(=O)G、−OS(=O)、−NHS(=O)及び−C(=O)NHS(=O)
〔置換基群(D)〕
ハロゲン原子、ニトロ基、シアノ基、−G、−OG、−SG、−N(G、−C(=O)G、−C(=O)OG、−C(=O)N(G、−S(=O)、−S(=O)OG、−S(=O)N(G、−S(=O)G、−OC(=O)G、−OC(=O)N(G、−NHC(=O)G、−OS(=O)、−NHS(=O)及び−C(=O)NHS(=O)
(置換基群(C)及び/又は(D)中、
はC1−6アルキル基、C2−6アルケニル基、C2−6アルキニル基、C3−8シクロアルキル基、C6−10アリール基、C2−9ヘテロシクロアルキル基またはC1−9ヘテロアリール基であり;
は水素原子、C1−6アルキル基、C2−6アルケニル基、C2−6アルキニル基、C3−8シクロアルキル基、C6−10アリール基、C2−9ヘテロシクロアルキル基またはC1−9ヘテロアリール基であり、但し、Gが置換基中に複数存在する場合は同一でも異なっていてもよい。)
【請求項2】
が水素原子、置換基群(A)から選択される同種または異種の基を1〜3個有していてもよいC1−6アルキル基、置換基群(A)から選択される同種または異種の基を1〜3個有していてもよいC3−8シクロアルキル基、または置換基群(B)から選択される同種または異種の基を1〜3個有していてもよいC6−10アリール基であり;Qが置換基群(B)から選択される同種または異種の基を1〜3個有していてもよいC6−10アリール基であり;T

であり;Rが置換基群(B)から選択される同種または異種の基を1〜3個有していてもよいC6−10アリール基であり;置換基群(A)がハロゲン原子、−OG、−SG、−N(G、−C(=O)OG、−C(=O)N(G、−S(=O)OG及び−S(=O)N(G(式中のGは水素原子、置換基群(C)から選択される同種または異種の基を1〜3個有していてもよいC1−6アルキル基、または置換基群(D)から選択される同種または異種の基を1〜3個有していてもよいC6−10アリール基である)であり;置換基群(B)がハロゲン原子、ニトロ基、シアノ基、−G、−OG、−SG及び−C(=O)OG(式中のGは置換基群(C)から選択される同種または異種の基を1〜3個有していてもよいC1−アルキル基、または置換基群(D)から選択される同種または異種の基を1〜3個有していてもよいC6−10アリール基であり;Gは前記と同じ意味をもつ)である、請求項1記載のピラゾール誘導体またはその薬理学的に許容される塩、或いはそれらのプロドラッグ。
【請求項3】
およびTはどちらか一方が

から選択される基であり、他方が−(CH−Arである、請求項1記載のピラゾール誘導体またはその薬理学的に許容される塩、或いはそれらのプロドラッグ。
【請求項4】
が置換基群(B)から選択される同種または異種の基を1〜3個有していてもよいC6−10アリール基であり;T

から選択される基であり;Rが置換基群(B)から選択される同種または異種の基を1〜3個有していてもよいC6−10アリール基である、請求項3記載のピラゾール誘導体またはその薬理学的に許容される塩、或いはそれらのプロドラッグ。
【請求項5】


であり;置換基群(B)がハロゲン原子、ニトロ基、シアノ基、−G、−OG、−SG及び−C(=O)OG(式中のGは置換基群(C)から選択される同種または異種の基を1〜3個有していてもよいC1−6アルキル基、または置換基群(D)から選択される同種または異種の基を1〜3個有していてもよいC6−10アリール基であり;Gは水素原子、置換基群(C)から選択される同種または異種の基を1〜3個有していてもよいC1−6アルキル基、または置換基群(D)から選択される同種または異種の基を1〜3個有していてもよいC6−10アリール基である)である、請求項4記載のピラゾール誘導体またはその薬理学的に許容される塩、或いはそれらのプロドラッグ。
【請求項6】
およびTはどちらか一方が

から選択される基であり、他方が置換基群(A)から選択される同種または異種の基を1〜3個有していてもよいC1−6アルコキシ基、置換基群(A)から選択される同種または異種の基を1〜3個有していてもよいC1−6アルキル基でモノ又はジ置換されていてもよいアミノ基、または置換基群(A)から選択される同種または異種の基を1〜3個有していてもよいC2−9ヘテロシクロアルキル基である、請求項1記載のピラゾール誘導体またはその薬理学的に許容される塩、或いはそれらのプロドラッグ。
【請求項7】
が置換基群(A)から選択される同種または異種の基を1〜3個有していてもよいC1−6アルキル基でモノ又はジ置換されていてもよいアミノ基、または置換基群(A)から選択される同種または異種の基を1〜3個有していてもよいC2−9ヘテロシクロアルキル基であり;T

から選択される基である、請求項6記載のピラゾール誘導体またはその薬理学的に許容される塩、或いはそれらのプロドラッグ。
【請求項8】
およびTはどちらか一方が

から選択される基であり、他方が置換基群(B)から選択される同種または異種の基を1〜3個有していてもよい、複素環が縮合したフェニル基である、請求項1記載のピラゾール誘導体またはその薬理学的に許容される塩、或いはそれらのプロドラッグ。
【請求項9】
が置換基群(B)から選択される同種または異種の基を1〜3個有していてもよい、複素環が縮合したフェニル基であり;T

から選択される基である、請求項8記載のピラゾール誘導体またはその薬理学的に許容される塩、或いはそれらのプロドラッグ。
【請求項10】
請求項1〜9の何れかに記載のピラゾール誘導体またはその薬理学的に許容される塩、或いはそれらのプロドラッグを有効成分として含有する医薬組成物。
【請求項11】
下記一般式(I)で表されるピラゾール誘導体またはその薬理学的に許容される塩、或いはそれらのプロドラッグを有効成分として含有する1,5−アンヒドログルシトール/フルクトース/マンノース輸送担体阻害薬:

式中、
は水素原子、下記置換基群(A)から選択される同種または異種の基を1〜3個有していてもよいC1−6アルキル基、下記置換基群(A)から選択される同種または異種の基を1〜3個有していてもよいC2−6アルケニル基、下記置換基群(A)から選択される同種または異種の基を1〜3個有していてもよいC2−6アルキニル基、下記置換基群(A)から選択される同種または異種の基を1〜3個有していてもよいC3−8シクロアルキル基、下記置換基群(B)から選択される同種または異種の基を1〜3個有していてもよいC6−10アリール基、下記置換基群(A)から選択される同種または異種の基を1〜3個有していてもよいC2−9ヘテロシクロアルキル基、または下記置換基群(B)から選択される同種または異種の基を1〜3個有していてもよいC1−9ヘテロアリール基であり;
QおよびTはどちらか一方が

から選択される基であり、他方が−(CH−Ar(式中のArは下記置換基群(B)から選択される同種または異種の基を1〜3個有していてもよいC6−10アリール基、または下記置換基群(B)から選択される同種または異種の基を1〜3個有していてもよいC1−9ヘテロアリール基であり;nは0〜2の整数である)、下記置換基群(A)から選択される同種または異種の基を1〜3個有していてもよいC1−6アルキル基、下記置換基群(A)から選択される同種または異種の基を1〜3個有していてもよいC1−6アルコキシ基、下記置換基群(A)から選択される同種または異種の基を1〜3個有していてもよいC1−6アルキル基でモノ又はジ置換されていてもよいアミノ基、下記置換基群(A)から選択される同種または異種の基を1〜3個有していてもよいC3−8シクロアルキル基、下記置換基群(A)から選択される同種または異種の基を1〜3個有していてもよいC2−9ヘテロシクロアルキル基、または下記置換基群(B)から選択される同種または異種の基を1〜3個有していてもよい、複素環が縮合したフェニル基であり;
Rは下記置換基群(A)から選択される同種または異種の基を1〜3個有していてもよいC3−8シクロアルキル基、下記置換基群(B)から選択される同種または異種の基を1〜3個有していてもよいC6−10アリール基、下記置換基群(A)から選択される同種または異種の基を1〜3個有していてもよいC2−9ヘテロシクロアルキル基、または下記置換基群(B)から選択される同種または異種の基を1〜3個有していてもよいC1−9ヘテロアリール基である。
〔置換基群(A)〕
ハロゲン原子、ニトロ基、シアノ基、オキソ基、−G、−OG、−SG、−N(G、−C(=O)G、−C(=O)OG、−C(=O)N(G、−S(=O)、−S(=O)OG、−S(=O)N(G、−S(=O)G、−OC(=O)G、−OC(=O)N(G、−NHC(=O)G、−OS(=O)、−NHS(=O)及び−C(=O)NHS(=O)
〔置換基群(B)〕
ハロゲン原子、ニトロ基、シアノ基、−G、−OG、−SG、−N(G、−GOG、−GN(G、−C(=O)G、−C(=O)OG、−C(=O)N(G、−S(=O)、−S(=O)OG、−S(=O)N(G、−S(=O)G、−OC(=O)G、−OC(=O)N(G、−NHC(=O)G、−OS(=O)、−NHS(=O)及び−C(=O)NHS(=O)
(上記置換基群(A)及び/又は(B)中、
は下記置換基群(C)から選択される同種または異種の基を1〜3個有していてもよいC1−6アルキル基、下記置換基群(C)から選択される同種または異種の基を1〜3個有していてもよいC2−6アルケニル基、下記置換基群(C)から選択される同種または異種の基を1〜3個有していてもよいC2−6アルキニル基、下記置換基群(C)から選択される同種または異種の基を1〜3個有していてもよいC3−8シクロアルキル基、下記置換基群(D)から選択される同種または異種の基を1〜3個有していてもよいC6−10アリール基、下記置換基群(C)から選択される同種または異種の基を1〜3個有していてもよいC2−9ヘテロシクロアルキル基、または下記置換基群(D)から選択される同種または異種の基を1〜3個有していてもよいC1−9ヘテロアリール基であり;
は水素原子、下記置換基群(C)から選択される同種または異種の基を1〜3個有していてもよいC1−6アルキル基、下記置換基群(C)から選択される同種または異種の基を1〜3個有していてもよいC2−6アルケニル基、下記置換基群(C)から選択される同種または異種の基を1〜3個有していてもよいC2−6アルキニル基、下記置換基群(C)から選択される同種または異種の基を1〜3個有していてもよいC3−8シクロアルキル基、下記置換基群(D)から選択される同種または異種の基を1〜3個有していてもよいC6−10アリール基、下記置換基群(C)から選択される同種または異種の基を1〜3個有していてもよいC2−9ヘテロシクロアルキル基、または下記置換基群(D)から選択される同種または異種の基を1〜3個有していてもよいC1−9ヘテロアリール基であり、但し、Gが置換基中に複数存在する場合は同一でも異なっていてもよく;
はC1−6アルキル基であり;
は下記置換基群(C)から選択される同種または異種の基を1〜3個有していてもよいC1−6アルキル基であり、但し、Gが置換基中に複数存在する場合は同一でも異なっていてもよい。)
〔置換基群(C)〕
ハロゲン原子、ニトロ基、シアノ基、オキソ基、−G、−OG、−SG、−N(G、−C(=O)G、−C(=O)OG、−C(=O)N(G、−S(=O)、−S(=O)OG、−S(=O)N(G、−S(=O)G、−OC(=O)G、−OC(=O)N(G、−NHC(=O)G、−OS(=O)、−NHS(=O)及び−C(=O)NHS(=O)
〔置換基群(D)〕
ハロゲン原子、ニトロ基、シアノ基、−G、−OG、−SG、−N(G、−C(=O)G、−C(=O)OG、−C(=O)N(G、−S(=O)、−S(=O)OG、−S(=O)N(G、−S(=O)G、−OC(=O)G、−OC(=O)N(G、−NHC(=O)G、−OS(=O)、−NHS(=O)及び−C(=O)NHS(=O)
(置換基群(C)及び/又は(D)中、
はC1−6アルキル基、C2−6アルケニル基、C2−6アルキニル基、C3−8シクロアルキル基、C6−10アリール基、C2−9ヘテロシクロアルキル基またはC1−9ヘテロアリール基であり;
は水素原子、C1−6アルキル基、C2−6アルケニル基、C2−6アルキニル基、C3−8シクロアルキル基、C6−10アリール基、C2−9ヘテロシクロアルキル基またはC1−9ヘテロアリール基であり、但し、Gが置換基中に複数存在する場合は同一でも異なっていてもよい。)
【請求項12】
請求項1〜9の何れかに記載のピラゾール誘導体またはその薬理学的に許容される塩、或いはそれらのプロドラッグを有効成分として含有する1,5−アンヒドログルシトール/フルクトース/マンノース輸送担体阻害薬。
【請求項13】
グルコース、フルクトース及びマンノースから選択される少なくとも一つの糖質の過剰取り込みに起因する疾患の予防、進展阻止又は治療薬である、請求項11記載の薬剤。
【請求項14】
請求項1〜9の何れかに記載のピラゾール誘導体またはその薬理学的に許容される塩、或いはそれらのプロドラッグを有効成分として含有する、グルコース、フルクトース及びマンノースから選択される少なくとも一つの糖質の過剰取り込みに起因する疾患の予防、進展阻止又は治療薬。
【請求項15】
グルコース、フルクトース及びマンノースから選択される少なくとも一つの糖質の過剰取り込みに起因する疾患が糖尿病性合併症である、請求項13記載の薬剤。
【請求項16】
グルコース、フルクトース及びマンノースから選択される少なくとも一つの糖質の過剰取り込みに起因する疾患が糖尿病性合併症である、請求項14記載の薬剤。
【請求項17】
糖尿病性合併症が糖尿病性腎症である、請求項15記載の薬剤。
【請求項18】
糖尿病性合併症が糖尿病性腎症である、請求項16記載の薬剤。
【請求項19】
グルコース、フルクトース及びマンノースから選択される少なくとも一つの糖質の過剰取り込みに起因する疾患が糖尿病である、請求項13記載の薬剤。
【請求項20】
グルコース、フルクトース及びマンノースから選択される少なくとも一つの糖質の過剰取り込みに起因する疾患が糖尿病である、請求項14記載の薬剤。
【請求項21】
(成分a)請求項1〜9の何れかに記載のピラゾール誘導体またはその薬理学的に許容される塩、或いはそれらのプロドラッグ、および(成分b)インスリン感受性増強薬、糖吸収阻害薬、ビグアナイド薬、インスリン分泌促進薬、SGLT2活性阻害薬、インスリン又はインスリン類縁体、グルカゴン受容体アンタゴニスト、インスリン受容体キナーゼ刺激薬、トリペプチジルペプチダーゼII阻害薬、ジペプチジルペプチダーゼIV阻害薬、プロテインチロシンホスファターゼ−1B阻害薬、グリコゲンホスホリラーゼ阻害薬、グルコース−6−ホスファターゼ阻害薬、フルクトース−ビスホスファターゼ阻害薬、ピルビン酸デヒドロゲナーゼ阻害薬、肝糖新生阻害薬、D−カイロイノシトール、グリコゲン合成酵素キナーゼ−3阻害薬、グルカゴン様ペプチド−1、グルカゴン様ペプチド1−類縁体、グルカゴン様ペプチド−1アゴニスト、アミリン、アミリン類縁体、アミリンアゴニスト、アルドース還元酵素阻害薬、終末糖化産物生成阻害薬、プロテインキナーゼC阻害薬、γ−アミノ酪酸受容体アンタゴニスト、ナトリウムチャンネルアンタゴニスト、転写因子NF−κB阻害薬、脂質過酸化酵素阻害薬、N−アセチル化−α−リンクト−アシッド−ジペプチダーゼ阻害薬、インスリン様成長因子−I、血小板由来成長因子、血小板由来成長因子類縁体、上皮増殖因子、神経成長因子、カルニチン誘導体、ウリジン、5−ヒドロキシ−1−メチルヒダントイン、EGB−761、ビモクロモル、スロデキシド、Y−128、ヒドロキシメチルグルタリルコエンザイムA還元酵素阻害薬、フィブラート系化合物、β−アドレナリン受容体アゴニスト、アシルコエンザイムA:コレステロールアシル基転移酵素阻害薬、プロブコール、甲状腺ホルモン受容体アゴニスト、コレステロール吸収阻害薬、リパーゼ阻害薬、ミクロソームトリグリセリドトランスファープロテイン阻害薬、リポキシゲナーゼ阻害薬、カルニチンパルミトイルトランスフェラーゼ阻害薬、スクアレン合成酵素阻害薬、低比重リポ蛋白受容体増強薬、ニコチン酸誘導体、胆汁酸吸着薬、ナトリウム共役胆汁酸トランスポーター阻害薬、コレステロールエステル転送タンパク阻害薬、食欲抑制薬、アンジオテンシン変換酵素阻害薬、中性エンドペプチダーゼ阻害薬、アンジオテンシンII受容体拮抗薬、エンドセリン変換酵素阻害薬、エンドセリン受容体アンタゴニスト、利尿薬、カルシウム拮抗薬、血管拡張性降圧薬、交換神経遮断薬、中枢性降圧薬、α−アドレナリン受容体アゴニスト、抗血小板薬、尿酸生成阻害薬、尿酸排泄促進薬および尿アルカリ化薬からなる群より選択される少なくとも1種の薬剤を組合わせてなる医薬。
【請求項22】
下記一般式(IIα)で表されるピラゾール誘導体またはその塩:

式中、
1Aは水素原子、下記置換基群(A1)から選択される同種または異種の基を1〜3個有していてもよいC1−6アルキル基、下記置換基群(A1)から選択される同種または異種の基を1〜3個有していてもよいC2−6アルケニル基、下記置換基群(A1)から選択される同種または異種の基を1〜3個有していてもよいC−6アルキニル基、下記置換基群(A1)から選択される同種または異種の基を1〜3個有していてもよいC3−8シクロアルキル基、下記置換基群(B1)から選択される同種または異種の基を1〜3個有していてもよいC6−10アリール基、下記置換基群(A1)から選択される同種または異種の基を1〜3個有していてもよいC2−9ヘテロシクロアルキル基、または下記置換基群(B1)から選択される同種または異種の基を1〜3個有していてもよいC1−9ヘテロアリール基であり;
A0およびTA0はどちらか一方が保護基を有する

から選択される基であり、他方が−(CH−Ar(式中のArは下記置換基群(B1)から選択される同種または異種の基を1〜3個有していてもよいC6−10アリール基、または下記置換基群(B1)から選択される同種または異種の基を1〜3個有していてもよいC1−9ヘテロアリール基であり;nは0〜2の整数である)、下記置換基群(A1)から選択される同種または異種の基を1〜3個有していてもよいC1−6アルコキシ基、下記置換基群(A1)から選択される同種または異種の基を1〜3個有していてもよいC1−6アルキル基でモノ又はジ置換されていてもよいアミノ基、下記置換基群(A1)から選択される同種または異種の基を1〜3個有していてもよいC2−9ヘテロシクロアルキル基、または下記置換基群(B1)から選択される同種または異種の基を1〜3個有していてもよい、複素環が縮合したフェニル基であり;
は下記置換基群(A1)から選択される同種または異種の基を1〜3個有していてもよいC3−8シクロアルキル基、下記置換基群(B1)から選択される同種または異種の基を1〜3個有していてもよいC6−10アリール基、下記置換基群(A1)から選択される同種または異種の基を1〜3個有していてもよいC2−9ヘテロシクロアルキル基、または下記置換基群(B1)から選択される同種または異種の基を1〜3個有していてもよいC1−9ヘテロアリール基である。
〔置換基群(A1)〕
ハロゲン原子、ニトロ基、シアノ基、オキソ基、−G1A、−OG2B、−SG2B、−N(G2B、−C(=O)G2A、−C(=O)OG2B、−C(=O)N(G2B、−S(=O)2A、−S(=O)OG2A、−S(=O)N(G2B、−S(=O)G1A、−OC(=O)G1A、−OC(=O)N(G2B、−NHC(=O)G2A、−OS(=O)1A、−NHS(=O)1A及び−C(=O)NHS(=O)1A
〔置換基群(B1)〕
ハロゲン原子、ニトロ基、シアノ基、−G1A、−OG2B、−SG2B、−N(G2B、−GOG4A、−GN(G4A、−C(=O)G2A、−C(=O)OG2B、−C(=O)N(G2B、−S(=O)2A、−S(=O)OG2A、−S(=O)N(G2B、−S(=O)G1A、−OC(=O)G1A、−OC(=O)N(G、−NHC(=O)G2A、−OS(=O)1A、−NHS(=O)1A及び−C(=O)NHS(=O)1A
(置換基群(A1)及び/又は(B1)中、
1Aは下記置換基群(C1)から選択される同種または異種の基を1〜3個有していてもよいC1−6アルキル基、下記置換基群(C1)から選択される同種または異種の基を1〜3個有していてもよいC2−6アルケニル基、下記置換基群(C1)から選択される同種または異種の基を1〜3個有していてもよいC2−6アルキニル基、下記置換基群(C1)から選択される同種または異種の基を1〜3個有していてもよいC3−8シクロアルキル基、下記置換基群(D1)から選択される同種または異種の基を1〜3個有していてもよいC6−10アリール基、下記置換基群(C1)から選択される同種または異種の基を1〜3個有していてもよいC2−9ヘテロシクロアルキル基、または下記置換基群(D1)から選択される同種または異種の基を1〜3個有していてもよいC1−9ヘテロアリール基であり;
2Aは水素原子、下記置換基群(C1)から選択される同種または異種の基を1〜3個有していてもよいC1−6アルキル基、下記置換基群(C1)から選択される同種または異種の基を1〜3個有していてもよいC2−6アルケニル基、下記置換基群(C1)から選択される同種または異種の基を1〜3個有していてもよいC−6アルキニル基、下記置換基群(C1)から選択される同種または異種の基を1〜3個有していてもよいC3−8シクロアルキル基、下記置換基群(D1)から選択される同種または異種の基を1〜3個有していてもよいC6−10アリール基、下記置換基群(C1)から選択される同種または異種の基を1〜3個有していてもよいC2−9ヘテロシクロアルキル基、または下記置換基群(D1)から選択される同種または異種の基を1〜3個有していてもよいC1−9ヘテロアリール基であり;
2Bは保護基、水素原子、下記置換基群(C1)から選択される同種または異種の基を1〜3個有していてもよいC1−6アルキル基、下記置換基群(C1)から選択される同種または異種の基を1〜3個有していてもよいC2−6アルケニル基、下記置換基群(C1)から選択される同種または異種の基を1〜3個有していてもよいC2−6アルキニル基、下記置換基群(C1)から選択される同種または異種の基を1〜3個有していてもよいC3−8シクロアルキル基、下記置換基群(D1)から選択される同種または異種の基を1〜3個有していてもよいC6−10アリール基、下記置換基群(C1)から選択される同種または異種の基を1〜3個有していてもよいC2−9ヘテロシクロアルキル基、または下記置換基群(D1)から選択される同種または異種の基を1〜3個有していてもよいC1−9ヘテロアリール基であり、但し、G2Bが置換基中に複数存在する場合は同一でも異なっていてもよく;
はC1−6アルキル基であり;
4Aは下記置換基群(C1)から選択される同種または異種の基を1〜3個有していてもよいC1−6アルキル基であり、但し、G4Aが置換基中に複数存在する場合は同一でも異なっていてもよい。)
〔置換基群(C1)〕
ハロゲン原子、ニトロ基、シアノ基、オキソ基、−G、−OG6A、−SG6A、−N(G6A、−C(=O)G、−C(=O)OG6A、−C(=O)N(G6A、−S(=O)、−S(=O)OG、−S(=O)N(G6A、−S(=O)G、−OC(=O)G、−OC(=O)N(G6A、−NHC(=O)G、−OS(=O)、−NHS(=O)及び−C(=O)NHS(=O)
〔置換基群(D1)〕
ハロゲン原子、ニトロ基、シアノ基、−G、−OG6A、−SG6A、−N(G6A、−C(=O)G、−C(=O)OG6A、−C(=O)N(G6A、−S(=O)、−S(=O)OG、−S(=O)N(G6A、−S(=O)G、−OC(=O)G、−OC(=O)N(G6A、−NHC(=O)G、−OS(=O)、−NHS(=O)及び−C(=O)NHS(=O)
(置換基群(C1)及び/又は(D1)中、
はC1−6アルキル基、C2−6アルケニル基、C2−6アルキニル基、C3−8シクロアルキル基、C6−10アリール基、C2−9ヘテロシクロアルキル基またはC1−9ヘテロアリール基であり;
は水素原子、C1−6アルキル基、C2−6アルケニル基、C2−6アルキニル基、C3−8シクロアルキル基、C6−10アリール基、C2−9ヘテロシクロアルキル基またはC1−9ヘテロアリール基であり;
6Aは保護基、水素原子、C1−6アルキル基、C2−6アルケニル基、C2−6アルキニル基、C3−8シクロアルキル基、C6−10アリール基、C2−9ヘテロシクロアルキル基またはC1−9ヘテロアリール基であり、但し、G6Aが置換基中に複数存在する場合は同一でも異なっていてもよい。)
【請求項23】
下記一般式(IIIα)で表されるピラゾール誘導体またはその塩:

式中、
1Aは水素原子、下記置換基群(A1)から選択される同種または異種の基を1〜3個有していてもよいC1−6アルキル基、下記置換基群(A1)から選択される同種または異種の基を1〜3個有していてもよいC2−6アルケニル基、下記置換基群(A1)から選択される同種または異種の基を1〜3個有していてもよいC−6アルキニル基、下記置換基群(A1)から選択される同種または異種の基を1〜3個有していてもよいC3−8シクロアルキル基、下記置換基群(B1)から選択される同種または異種の基を1〜3個有していてもよいC6−10アリール基、下記置換基群(A1)から選択される同種または異種の基を1〜3個有していてもよいC2−9ヘテロシクロアルキル基、または下記置換基群(B1)から選択される同種または異種の基を1〜3個有していてもよいC1−9ヘテロアリール基であり;
B0およびTB0はどちらか水酸基であり、他方が−(CH−Ar(式中のArは下記置換基群(B1)から選択される同種または異種の基を1〜3個有していてもよいC6−10アリール基、または下記置換基群(B1)から選択される同種または異種の基を1〜3個有していてもよいC1−9ヘテロアリール基であり;nは0〜2の整数である)、下記置換基群(A1)から選択される同種または異種の基を1〜3個有していてもよいC1−6アルコキシ基、下記置換基群(A1)から選択される同種または異種の基を1〜3個有していてもよいC1−6アルキル基でモノ又はジ置換されていてもよいアミノ基、下記置換基群(A1)から選択される同種または異種の基を1〜3個有していてもよいC2−9ヘテロシクロアルキル基、または下記置換基群(B1)から選択される同種または異種の基を1〜3個有していてもよい、複素環が縮合したフェニル基であり;
は下記置換基群(A1)から選択される同種または異種の基を1〜3個有していてもよいC3−8シクロアルキル基、下記置換基群(B1)から選択される同種または異種の基を1〜3個有していてもよいC6−10アリール基、下記置換基群(A1)から選択される同種または異種の基を1〜3個有していてもよいC2−9ヘテロシクロアルキル基、または下記置換基群(B1)から選択される同種または異種の基を1〜3個有していてもよいC1−9ヘテロアリール基である。
〔置換基群(A1)〕
ハロゲン原子、ニトロ基、シアノ基、オキソ基、−G1A、−OG2B、−SG2B、−N(G2B、−C(=O)G2A、−C(=O)OG2B、−C(=O)N(G2B、−S(=O)2A、−S(=O)OG2A、−S(=O)N(G2B、−S(=O)G1A、−OC(=O)G1A、−OC(=O)N(G2B、−NHC(=O)G2A、−OS(=O)1A、−NHS(=O)1A及び−C(=O)NHS(=O)1A
〔置換基群(B1)〕
ハロゲン原子、ニトロ基、シアノ基、−G1A、−OG2B、−SG2B、−N(G2B、−GOG4A、−GN(G4A、−C(=O)G2A、−C(=O)OG2B、−C(=O)N(G2B、−S(=O)2A、−S(=O)OG2A、−S(=O)N(G2B、−S(=O)G1A、−OC(=O)G1A、−OC(=O)N(G、−NHC(=O)G2A、−OS(=O)1A、−NHS(=O)1A及び−C(=O)NHS(=O)1A
(置換基群(A1)及び/又は(B1)中、
1Aは下記置換基群(C1)から選択される同種または異種の基を1〜3個有していてもよいC1−6アルキル基、下記置換基群(C1)から選択される同種または異種の基を1〜3個有していてもよいC2−6アルケニル基、下記置換基群(C1)から選択される同種または異種の基を1〜3個有していてもよいC2−6アルキニル基、下記置換基群(C1)から選択される同種または異種の基を1〜3個有していてもよいC3−8シクロアルキル基、下記置換基群(D1)から選択される同種または異種の基を1〜3個有していてもよいC6−10アリール基、下記置換基群(C1)から選択される同種または異種の基を1〜3個有していてもよいC2−9ヘテロシクロアルキル基、または下記置換基群(D1)から選択される同種または異種の基を1〜3個有していてもよいC1−9ヘテロアリール基であり;
2Aは水素原子、下記置換基群(C1)から選択される同種または異種の基を1〜3個有していてもよいC1−6アルキル基、下記置換基群(C1)から選択される同種または異種の基を1〜3個有していてもよいC2−6アルケニル基、下記置換基群(C1)から選択される同種または異種の基を1〜3個有していてもよいC−6アルキニル基、下記置換基群(C1)から選択される同種または異種の基を1〜3個有していてもよいC3−8シクロアルキル基、下記置換基群(D1)から選択される同種または異種の基を1〜3個有していてもよいC6−10アリール基、下記置換基群(C1)から選択される同種または異種の基を1〜3個有していてもよいC2−9ヘテロシクロアルキル基、または下記置換基群(D1)から選択される同種または異種の基を1〜3個有していてもよいC1−9ヘテロアリール基であり;
2Bは保護基、水素原子、下記置換基群(C1)から選択される同種または異種の基を1〜3個有していてもよいC1−6アルキル基、下記置換基群(C1)から選択される同種または異種の基を1〜3個有していてもよいC2−6アルケニル基、下記置換基群(C1)から選択される同種または異種の基を1〜3個有していてもよいC2−6アルキニル基、下記置換基群(C1)から選択される同種または異種の基を1〜3個有していてもよいC3−8シクロアルキル基、下記置換基群(D1)から選択される同種または異種の基を1〜3個有していてもよいC6−10アリール基、下記置換基群(C1)から選択される同種または異種の基を1〜3個有していてもよいC2−9ヘテロシクロアルキル基、または下記置換基群(D1)から選択される同種または異種の基を1〜3個有していてもよいC1−9ヘテロアリール基であり、但し、G2Bが置換基中に複数存在する場合は同一でも異なっていてもよく;
はC1−6アルキル基であり;
4Aは下記置換基群(C1)から選択される同種または異種の基を1〜3個有していてもよいC1−6アルキル基であり、但し、G4Aが置換基中に複数存在する場合は同一でも異なっていてもよい。)
〔置換基群(C1)〕
ハロゲン原子、ニトロ基、シアノ基、オキソ基、−G、−OG6A、−SG6A、−N(G6A、−C(=O)G、−C(=O)OG6A、−C(=O)N(G6A、−S(=O)、−S(=O)OG、−S(=O)N(G6A、−S(=O)G、−OC(=O)G、−OC(=O)N(G6A、−NHC(=O)G、−OS(=O)、−NHS(=O)及び−C(=O)NHS(=O)
〔置換基群(D1)〕
ハロゲン原子、ニトロ基、シアノ基、−G、−OG6A、−SG6A、−N(G6A、−C(=O)G、−C(=O)OG6A、−C(=O)N(G6A、−S(=O)、−S(=O)OG、−S(=O)N(G6A、−S(=O)G、−OC(=O)G、−OC(=O)N(G6A、−NHC(=O)G、−OS(=O)、−NHS(=O)及び−C(=O)NHS(=O)
(置換基群(C1)及び/又は(D1)中、
はC1−6アルキル基、C2−6アルケニル基、C2−6アルキニル基、C3−8シクロアルキル基、C6−10アリール基、C2−9ヘテロシクロアルキル基またはC1−9ヘテロアリール基であり;
は水素原子、C1−6アルキル基、C2−6アルケニル基、C2−6アルキニル基、C3−8シクロアルキル基、C6−10アリール基、C2−9ヘテロシクロアルキル基またはC1−9ヘテロアリール基であり;
6Aは保護基、水素原子、C1−6アルキル基、C2−6アルケニル基、C2−6アルキニル基、C3−8シクロアルキル基、C6−10アリール基、C2−9ヘテロシクロアルキル基またはC1−9ヘテロアリール基であり、但し、G6Aが置換基中に複数存在する場合は同一でも異なっていてもよい。)

【国際公開番号】WO2004/031203
【国際公開日】平成16年4月15日(2004.4.15)
【発行日】平成19年8月23日(2007.8.23)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2004−541252(P2004−541252)
【国際出願番号】PCT/JP2003/012477
【国際出願日】平成15年9月30日(2003.9.30)
【出願人】(000104560)キッセイ薬品工業株式会社 (78)
【Fターム(参考)】