フィルター自動交換装置
【課題】フィルターの洗浄や交換の自動化、その過程でのフィルターが収集した微粉粒子の設備内部への還流防止、使用者のフィルターの取外しで遭遇する危険の軽減などを実現し、フィルターの洗浄または交換の利便性を高めることができるフィルター自動交換装置を提供する。
【解決手段】フィルター自動洗浄・交換装置であって、フィルター31と、フィルターの移動を起動する伝動装置32と、伝動装置に接続されフィルター31の使用状態に応じて伝動装置を自動駆動してフィルター31を移動してフィルター31を自動交換する動力装置を有している。
【解決手段】フィルター自動洗浄・交換装置であって、フィルター31と、フィルターの移動を起動する伝動装置32と、伝動装置に接続されフィルター31の使用状態に応じて伝動装置を自動駆動してフィルター31を移動してフィルター31を自動交換する動力装置を有している。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
この発明はフィルター自動交換装置に係るもので、特に、空調設備、油煙排出設備、濾過設備および下水道システムに応用して、設備またはシステム内部のフィルターの取替えまたは洗浄の利便性を高めることができるフィルター自動交換装置に係るものである。
【背景技術】
【0002】
科学技術の進歩に伴い各種電気設備の設計と応用は人々の生活を更に便利にするほか、次第に人々の生活環境の品質と健康を改善させてきている。例えば、室内温度、湿度および/または微粉粒子の数量の制御等、人々の日常生活の環境と空間の健康および快適さを改善および向上させることは、次第に重視されてきており、よって空調設備は日常生活内で不可欠な電気設備となってきている。
【0003】
空調設備を例にとると、フィルターはその内部を集塵装置として用いる一種の重要な装置であり、微粉粒子が空調設備の空気取入れ口から設備内部に流入するおよび/または空調設備の空気排出口から環境空間中に流出することを防ぐのに用いる。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
図1に示したように、空調設備1のフィルター10は取外し可能に空調設備1の本体11内部に設けられ、利用者は本体11上の前面板12を開きさえすればフィルター10を取り外し、フィルター10を洗浄または交換することが可能である。フィルター10を洗浄または交換した後、再び交換または洗浄後のフィルター10を設置位置に装着し、前面板12を元の位置に被せればフィルターの取替えは完了する。
【0005】
しかし、伝統的なフィルターの洗浄と取替えの方法には数多くの欠点がある。例えば、内部空気の循環の利便性を高めるために、通常の空調設備は室内の空間で比較的高い位置に設けられる。しかし、このような設置方法は頻繁にフィルターの取外し動作を行うには不便であり、よって利用者がフィルターの洗浄と交換を行うのが疎かになり、時間が経過すると空調設備の温度および/または湿度調節および空気の清浄能力が落ちる事になる。
【0006】
また、高い所に設置すると使用者がフィルターを取外す際に怪我しやすく、かつ空調設備内部フィルターの取外し構造の設計がそれぞれ異なることから、取外しおよび組立てし難い構造の種類もあり、使用者の操作面での困難をきたし、また取外し構造が相対的に脆弱な材質または設計をしていれば、頻繁にフィルターの取外し動作を行なうことで、容易に取外し構造が破断されて、フィルターを取付けられなくなる。
【0007】
故にフィルター自動交換装置を如何に発展させ周知の技術が直面している問題を解決するかは、実に現在の関連分野の業者にとって切迫した解決すべき問題である。
【0008】
この発明の主な目的は、一種のフィルター自動交換装置を提供し、例えば空調設備、油煙排出機、濾過設備および下水道システム内に応用し、設備またはシステム内部のフィルターの洗浄または交換の利便性を高めることにある。
【0009】
この発明の他の目的は、一種のフィルター自動交換装置を提供し、フィルター交換の過程で、フィルターが収集した微粉粒子が設備またはシステム内部に流入する、或いは設備またはシステムによって環境内に還流する、ことを避けることにある。
【0010】
この発明の他の目的は、フィルター自動交換装置を提供し、自動制御方法によって設備またはシステム内部のフィルターの清浄または交換をし、使用者がフィルターの取外しで遭遇する危険と問題の可能性を軽減することにある。
【課題を解決するための手段】
【0011】
上記の目的を達成するため、この発明のフィルター自動交換装置は設備またはシステム内に応用されるものであり、少なくともフィルターと、フィルターの移動に用いる伝導装置と、伝導装置に接続されてフィルターの使用状態に応じて伝導装置を自動駆動してフィルターの移動を起動してフィルターを自動的に交換する動力装置とを
有してなるものである。
【0012】
この発明の一実施例は循環式フィルターと、循環式フィルターの移動を起動する伝導装置と、伝導装置に接続されて循環式フィルターの使用状態に応じて伝動装置を自動駆動して循環式フィルターの移動を起動して循環式フィルターを自動的に交換する動力装置と循環式フィルターの洗浄に用いる洗浄装置とを有するものである。
【0013】
この発明の他の実施例はフィルターと、フィルターの移動を起動してかつ第1のフィルター回転軸および第2のフィルター回転軸が含まれる伝導軸ユニットと、第1のフィルター回転軸に接続されてフィルターの使用状態に応じて伝動軸ユニットを自動駆動してフィルターの移動を起動しフィルターを自動的に交換する動力装置とを有してなるものである。
【実施例】
【0014】
図2a〜bは好ましい実施例を空調設備に設置した略図である。この発明のフィルター自動交換装置3は空調設備2内部への設置が比較的良く、微粉粒子収集のフィルターとして自動交換または洗浄処理に用いることができる。当然、この発明のフィルター自動交換装置3は例えば油煙排除機、濾過設備または下水道システムの内部に用いることもでき、かつこれに限定されない。実施例の中で,図2aに示したように、この発明のフィルター自動交換装置3は空調設備2の本体20の前面板21背部に設けられ、よって単に前面板21を取替えるだけで、使用者によりフィルター自動交換装置3を設置するかまたは設置しないかを選択できる。
【0015】
また別の実施例の中で、図2bに示したように、この発明のフィルター自動交換装置3を取外し可能式箱状構造に設計でき、それを空調設備2の本体20上に設け、かつ前面板21の空気取入れ口に向き合わせ、よって単に箱状構造を交換するだけで、使用者に依ってフィルター自動交換装置3を設置するかまたは設置しないかを選択でき、このように生産および製造の利便性向上のみならず、選択の柔軟性の向上およびコスト節約を図ることができる。
【0016】
図3に示した実施例においては、フィルター自動交換装置3は少なくとも1つのフィルター31、伝動装置32および動力装置33が含まれており、その中のフィルター31は空調設備2の空気取入れ口(図示せず)から捕捉した微粉粒子の収集に用いられ、伝動装置32はフィルター31を載せる、並びにフィルター31を動かすのに用い、かつ動力装置33は伝動装置32に接続され、フィルター31の使用状態に応じて伝動装置32を自動駆動してフィルター31の移動を起動し、これによってフィルター31を自動的に交換する。
【0017】
これらの実施例中において、フィルター31は巻き軸式フィルターでもよく、かつフィルター31の表面はおよそ空調設備2の空気取入れ口に向いており、これにより空調設備2の空気取入れ口で捕捉した微粉粒子の収集の利便性が高まる。また、伝動装置32は一伝動軸ユニットで構成することができ、その中の前記伝動軸ユニットは例えば第1のフィルター回転軸321および第2のフィルター回転軸322が含まれ、前記第1のフィルター回転軸321は使用済みのフィルター31の巻取りに用いることができる。
【0018】
前記第2のフィルター回転軸322は未使用のフィルター31部分を送り出すことができ、これによって前記第1のフィルター回転軸321、第2のフィルター回転軸322およびフィルター31が互いに組み合わさることによりフィルター31を動かしてその移動と交換が行なわれる。また、動力装置33は例えばステップモーターまたはモーターにより構成されることができ、それは空調設備2内部の制御ユニット(図示せず)の制御で、伝動装置32を駆動してフィルター31の移動を促がすことができる。
【0019】
この実施例において、動力装置33は例えば伝動装置32の第1のフィルター回転軸321に接続され、動力装置33が空調設備2内部の制御ユニットの制御に応じて能力を発揮する時、伝動装置32を駆動して第1のフィルター回転軸321を回転することができ、更にフィルター31の移動および第2のフィルター回転軸322の回転を促がすことになる。
【0020】
伝動装置32の第1のフィルター回転軸321が回転した後、使用済みのフィルター31部分は第1のフィルター回転軸321に巻取られ、かつ第2のフィルター回転軸322は未使用のフィルター31部分を送り出し、これによってフィルター31の交換を完了させることができる。
【0021】
図4は図3で示した構造が代表的空調設備内部に設置された構造側面図である。図3および図4で示したように、使用済みのフィルター31は動力装置33が伝動装置32の第1のフィルター回転軸321を駆動し、第1のフィルター回転軸321の回転で巻取られ、第2のフィルター回転軸322は相対的に駆動を受けて相当長さのフィルター31を送り出し、よって使用済みのフィルター31は巻取りが行なわれ並びにフィルター31上の微粉粒子が収集され、その中に包まれて、空調設備2内部に放散したりまたは気流に載って環境中に進入したりすることはない。
【0022】
この実施例中において、空調設備2は隣接する第1のフィルター回転軸321および内部冷却管22上方の位置に選択的に1つの集塵部23を設け、フィルター交換過程中に微粉粒子が更に空調設備2内部に落ちないように収集することができる。
【0023】
図5に示す実施例中において、フィルター31は巻き軸式フィルターでも良い。また、伝動装置32は伝動軸ユニットで構成されても良く、その中の前記伝動軸ユニットは駆動歯車323、第1の歯車ユニット324、第1のフィルター回転軸325、第2の歯車ユニット326、伝動ベルト327および第2のフィルター回転軸328を有している。
【0024】
駆動歯車323と動力装置33は接続され、動力装置33の駆動に応じて回転する。第1の歯車ユニット324は駆動歯車323と互いに組み合わされ、駆動歯車323の駆動に応じて回転する。また、第1のフィルター回転軸325と第1の歯車ユニット324は接続され、第1の歯車ユニット324の回転に応じて回転し並びに部分フィルター31を移動させる。
【0025】
第2の歯車ユニット326は第1の歯車ユニット324に相対し、かつ伝動ベルト327は第1の歯車ユニット324と第2の歯車ユニット326に接続され、第1の歯車ユニット324の回転に応じて第2の歯車ユニット326の回転を起動する。また、第2のフィルター回転軸328と第2の歯車ユニット326を接続し、第2の歯車ユニット326の回転に応じて既に第2のフィルター回転軸328に部分的に巻取られたフィルター31を送り出す。
【0026】
この実施例の中において、フィルター交換過程中に微粉粒子が更に空調設備2内部に落ちないように収集することができる。
【0027】
この実施例中において、伝動装置32、動力装置33およびフィルター31間の操作原理は図3および図4で示された実施例に類似しているため、此処では再び述べない。また、空調設備2も図4で示した実施例同様、選択的に集塵部(図示せず)を第1のフィルター回転軸325の下方に設け、フィルター交換過程中に微粉粒子が更に空調設備2内部に落ちないように収集することができる。
【0028】
また、図3または図5で示した伝動装置32の構造のうちいずれを採用しても、これら実施例中で、使用後のフィルター31は伝動装置32の第1のフィルター回転軸321、325上に巻取られることにより、使用者はフィルター31が全部使用された後、再びフィルター31を取外して交換または洗浄することができ、このように頻繁にフィルターを取外すことによる危険および問題を避けることができる。
【0029】
置換えができる実施例中において、この発明のフィルター自動交換装置3は、フィルター31、伝動装置32および動力装置33以外に、位置決め機構34を有しており、フィルター31の位置決め、フィルター31を平らに整理しフィルター31の張力を提供する等に用いることができる。
【0030】
図6に示すように、位置決め機構34は、例えば少なくとも1つの位置決め板341および少なくとも1つのバネユニット342が含まれており、その中の位置決め板341は伝動装置32の第2のフィルター回転軸322、328と相組み合わされており、フィルター31の位置決めおよびフィルター31を平らに整えるのに用いられる。
【0031】
バネユニット342、例えばカーテン内部で使われている預力バネ(図示せず)は位置決め板341に接続され、前記バネユニット342は位置決め板341に張力を提供し、更に位置決め板341にフィルター31の位置決めをさせおよびフィルター31を平らに整えさせる。
【0032】
バネユニット342は1つの収納箱343内または第2のフィルター回転軸322、328内に設けることができ、その中の収納箱342は第2のフィルター回転軸322、328の側端に設けられ、よって、第2のフィルター回転軸322、328が回転する時、バネユニット342が強く作用し、これによってバネユニット342を利用して位置決め板341の張力を提供し、更にフィルター31の位置決めを行い、平らに整える。
【0033】
その他の置換え可能な実施例中において、使用後のフィルター31部分は伝動装置32の第1のフィルター回転軸321、325に巻取らないで、直接切り裂いて廃棄する。これら実施例の中で、この発明のフィルター自動交換装置3は、フィルター31、伝動装置32および動力装置33以外に、更に1つの裁断機構35を増設し、部分フィルター31の切断に用いることができる。
【0034】
図7a〜bに示したように、この発明のフィルター自動交換装置3の裁断機構35は伝動装置32の第1のフィルター回転軸321、352に隣接し、伝動装置32の第1のフィルター回転軸321、325で駆動して送り出し、かつ第1のフィルター回転軸321、325に巻取っていないフィルター31部分を裁断する。
【0035】
使用者が制御または予定の使用時間後にフィルター自動交換装置3のスイッチを入れた時、動力装置33は伝動装置32を駆動させ、第1のフィルター回転軸321、325はこれにより回転し、よって使用済みのフィルター31部分は第1のフィルター回転軸321、325の動きにより空調設備2の外に伸び、このように内部の裁断機構35を利用して使用済みのフィルター31部分を手動または自動方式で切断廃棄することができる。
【0036】
図7aは手動式裁断機構の構造略図である。前記手動式裁断機構35は鋸歯状切断部351で構成され、それは使用済みのフィルター31部分を手動方式で切断除去することができる。また、未使用のフィルター31部分は動力装置33および伝動装置32の組合せにより、第2のフィルター回転軸322、328が回転して未使用のフィルター31を送り出し、これによってフィルター31の交換を完了することができる。
【0037】
図7bは自動式裁断機構の構造略図である。前記自動式裁断機構35は、例えば駆動モータ352、第1の回転軸353、第2の回転軸354、伝動ベルト355および裁断ユニット356が含まれ、その中の裁断ユニット356は伝動ベルト355上に設けられ、駆動モータ352が第2の回転軸354を駆動することにより、更に伝動ベルト355を動かして前記第1の回転軸353および第2の回転軸354を巡って回転し、切断ユニット356を動かし前記使用済みのフィルター31部分を自動的に切断する。
【0038】
図8a〜fで示したように、この発明のフィルター自動交換装置3で使用されたフィルター31は選択可能に複数個にのぼる図案を少なくとも1つの表面に形成している。その中で、フィルター31は図8aに示したような折り線を付した図案311および図8b〜fに示したような各種切取り線を付した図案312〜316を有し、かつ前記折り線311または切取り線312〜316は前記フィルター31を複数個のフィルターユニット317に分ける。
【0039】
前記切取り線312〜316は各前記隣接するフィルターユニット317間に少なくとも2個の接続部312a〜316aを持たせている。また、実施例中において、図9a、bで示したように、前記フィルター31は1つの平面または1つの曲面を具えることができ、かつこれに限定されない。
【0040】
図10a〜bに示したように、この発明のフィルター自動交換装置3で使用されたフィルター31は例えば折畳み式フィルターでも良い。その中の、折畳み式フィルターは図10aに示すように単一の細長いフィルターが折畳んで構成されるか、もしくは図10bに示すように取出し式ティッシュペーパーのように多くの紙に分離したフィルターユニットで、両方が相接して畳み込んで構成されていてもよい。
【0041】
この発明のフィルター自動交換装置3は折畳み式フィルター31を使用した時、フィルター自動交換装置3は更に1つの収納部36を設置することができ、図11に示すように、折畳み式フィルターを収容する。
【0042】
実施例中において、この発明のフィルター自動交換装置3が図10a〜bに示したような折畳み式フィルター31を採用する時、伝動装置32もまた図3または図5に示すような構造を使用することができる。
【0043】
図5に示すような伝動装置を採用した時を例にすると、伝動装置32は駆動歯車323、第1の歯車ユニット324、第1のフィルター回転軸325、第2の歯車ユニット326、伝動ベルト327および第2フィルター回転328が含まれる。その中の駆動歯車323は動力装置33に接続され、動力装置33の駆動に応じて回転する。
【0044】
第1の歯車ユニット324は駆動歯車323と相組み合わされ、駆動歯車323の駆動に応じて回転する。第1のフィルター回転軸325と第1の歯車ユニット324は相組み合わされ、第1の歯車ユニット324の回転に応じて部分フィルター31を移動する。第2の歯車ユニット326は第1の歯車ユニット324に相対し、伝動ベルト327は第1の歯車ユニット324と第2の歯車ユニット326に接続され、第1の歯車ユニット324の回転に応じて第2の歯車ユニット326の回転を促がす。
【0045】
第2のフィルター回転軸328は第2の歯車ユニット326に接続され、第2の歯車ユニット326の回転に応じて、収納部36内の折畳み式フィルター31を動かして抜き取る。
【0046】
実施例中において、この発明のフィルター自動交換装置3が図10aに示すような折畳み式フィルター31を使用する時、同様に第1のフィルター回転軸321、325により使用済みのフィルター31を巻取った後再び取外して交換または洗浄することができる。また、フィルター自動交換装置3はまた図6に示すような位置決め機構34を設けることもでき、フィルター31の位置決めをし、フィルター31を平らに整えてフィルター31の張力を提供する。
【0047】
図7a〜bに示すような裁断機構35を設け、使用済みのフィルター31部分を分割切除する。別の実施例中において、この発明のフィルター自動交換装置3が図10bに示すような折畳み式フィルター31を使用する時、図6に示すような位置決め機構34を設置することができるが、図7a〜bに示すような裁断機構35の使用を必要とせずに使用済みのフィルター31を切除できる。
【0048】
図12a〜bに示すように、この発明のフィルター自動交換装置は更に1つのセンサー装置37を含み、前記フィルター31に隣接して設けられ、フィルター31の使用状態を測定するのに用いられ、並びに1つのセンサー信号S1の発生に応じて、空調設備2内の制御ユニット24に伝送し、1つの制御信号C1の発生により前記動力装置33に送り伝動装置32を駆動する。
【0049】
センサー装置37は図12aに示すような遮断式センサー装置または図12bに示すような反射式センサー装置のいずれでも良いが、これに限定されない。
【0050】
図12a〜bに示す、実施例中において、この発明のフィルター自動交換装置3は更に1つの警報装置38を含んでおり、空調設備2の内部または外部に設置され、前記制御ユニット24の制御信号C1に応じて警報信号を出し、これによって使用者にフィルター31の交換時期を知らせるまたは使用済みのフィルター31を切断廃棄する。
【0051】
また、この発明のフィルター自動交換装置3は更に1つの遠隔制御信号受信装置39を設置することができ、1つのリモコン装置40の遠隔制御信号を受信し、使用者がフィルター31の自動交換またはその他の処理を遠隔制御するのに便利である。
【0052】
この発明のフィルター自動交換装置3は、例えば空調設備2の送風が止まった時のフィルター31の自動交換を行なうことができるが、これに限定されない。また、この発明のフィルター自動交換装置3は単に例えば冷房機、空気清浄機、暖房機および除湿機など空調設備に適用されるだけでなく、更に厨房油煙排出機および下水道システムに応用することができるが、これに限定されない。
【0053】
図13に示すように、この発明のフィルター自動交換装置3は下記のものが含まれる。:循環式フィルター41、伝動装置32、動力装置33および洗浄装置42。その中で、伝動装置32は循環式フィルター41の移動を促がし、動力装置33は伝動装置32に接続され、循環式フィルター41の使用状態に応じて伝動装置32を自動駆動して循環式フィルター41の移動を起動して循環式フィルター41の自動交換をする。また、洗浄装置42は前記循環式フィルター41の洗浄に用いられる。
【0054】
この実施例中において、伝動装置32と動力装置33の構造および機能は図3および図5に示す実施例に類似しており、並びにそれぞれ対応して図13および図14中に明示されている。
【0055】
フィルター自動交換装置3の位置決め機構34(図6に示したように)、センサー装置37、警報装置38、遠隔制御信号受信装置39および空調設備2の制御ユニット24とリモコン装置40の構造と原理は前記の実施例に類似している。
【0056】
この実施例中において、前記の実施例と異なるのはフィルター自動交換装置3に循環式フィルター41および洗浄装置42を採用して循環式フィルターを自動的に洗浄と使用し、フィルターの交換を完了している点である。循環式フィルター41は伝動装置32の第1のフィルター回転軸321、325と第2のフィルター回転軸322、328上に被せ設けており、よって動力装置33および伝動装置32の駆動により循環式フィルター41の移動と循環ができる。
【0057】
図13と図14に示したように、フィルター自動交換装置3の洗浄装置42は例えば第1のブラシ装置421が含まれ、伝動装置32の第1のフィルター回転軸321、325および第2のフィルター回転軸322、328の間の位置でかつ隣接し並びに実質的に循環式フィルター41の表面と接触するように設けられ、これによって循環式フィルター41が移動した時に循環式フィルター41表面に収集した微粉粒子を擦り取る。
【0058】
また、実施例中において、洗浄装置42は1つの第2のブラシ装置422でも良く、第2のフィルター回転軸322、328に隣接して設けられ、かつ第2のフィルター回転軸322、328上の循環式フィルター41の表面と接触し、これによって循環式フィルター41が移動した時に循環式フィルター41表面に収集した微粉粒子を擦り取ることができる。
【0059】
また第2のフィルター回転軸322、328および第2のブラシ装置422を1つの洗浄水槽423内に設け、これによって洗浄水槽423内の洗浄液が循環式フィルター41を洗浄する。
【0060】
別の実施例中において、洗浄装置42は1つの超音波装置424でも良く、かつ第2のフィルター回転軸322、328を洗浄水槽423内に設け、これによって超音波装置424で発生した音波振動により、循環式フィルター41表面に収集した微粉粒子を洗浄水槽423内部の洗浄液中に落とすことができる。
【0061】
その他の実施例中において、洗浄装置42は更に例えば吸塵装置425でも良く、伝動装置32の第1のフィルター回転軸321、325および第2のフィルター回転軸322、328の間の位置に設けられ、かつ循環式フィルター41の表面に隣接し、循環式フィルター41の表面に収集した微粉粒子を吸い取って除去し、循環式フィルター41の洗浄交換の目的を達成することができる。
【0062】
吸塵装置425は第1のブラシ装置421と相組合せることができ、第1のブラシ装置421で払い落とした微粉粒子を吸塵除去する。
【0063】
図15に示すように、洗浄装置42は回転翼装置426でも良く,かつ第2のフィルター回転軸322、328を洗浄水槽423内部に設け、回転翼装置426が洗浄水槽423内部の洗浄液を攪拌することにより、循環式フィルター41表面に収集した微粉粒子を洗浄液で洗浄することができ、フィルター交換の目的を達成できる。
【0064】
図16に示すように、洗浄装置42はまた液供給ポンプ装置427でも良く、前記液供給ポンプ装置427はポンプ4271、冷却水回収装置4272および収集タンク4273が含まれ、その中の収集タンク4273は冷却水回収装置4272で回収した冷却水または外部で供給した洗浄液を回収する。
【0065】
後にポンプ4271と配管4274、4275を利用して収集タンク4273内部の冷却水または洗浄液を送り出し、循環式フィルター41に送り込み、特に第1のフィルター回転軸321、325上の循環式フィルター41に送り込み、これによって循環式フィルター41表面に収集した微粉粒子を洗浄水槽423内部まで落として洗浄する。
【0066】
また、その他の置換え可能な実施例中において、図17に示すように、洗浄装置42もまた液供給ポンプ装置427でも良く、前記液供給ポンプ装置427はポンプ4271、冷却水回収装置4272、収集タンク4273、配管4274、4275を含む以外に、更に1つの洗浄液貯蔵タンク4276を含むことができ、前記洗浄液貯蔵タンク4276は例えば化学洗浄液のような洗浄液の貯蔵に用いることができる。
【0067】
前記収集タンク4273は1つの第1送入端4273a、第2送入端4273bおよび送出端4273cを具えている。その中で、第1送入端4273aは冷却水回収装置4272に接続され、空調設備内部で回収した冷却水を前記収集タンク4273に導入する。前記第2送入端4273bは前記洗浄液貯蔵タンク4276に接続され、前記洗浄液を前記収集タンク4273に導入する。また、送出端4273cは配管4274に接続され、収集タンク4273内の洗浄液をポンプ4271および配管4274、4275により循環式フィルター41に排出し、これによって循環式フィルター41表面に収集した微粉粒子を洗浄水槽423内部まで落として洗浄する。
【0068】
当然、洗浄液貯蔵タンク4276内の洗浄液は動力装置33が動き始めた時に前記収集タンク4273に自動的に導入されることも可能であるが、これに限定されない。
【0069】
図18に示すように、洗浄装置42は冷却水回収装置4272および洗浄水槽423を含むことができ、その中で第2のフィルター回転軸322は洗浄水槽423の洗浄液中に設置され、並びに冷却水回収装置4272により空調設備2内部の冷却水を収集し、並びにそれを洗浄水槽423内に導入し、洗浄液の主な出所とし、これによって循環式フィルター41表面に収集した微粉粒子を洗浄水槽423内部の洗浄液により洗浄する。
【0070】
実施例中において、図13と図14に示すように、フィルター自動交換装置3の洗浄装置42は更に1つの乾燥装置428を含むことができ、伝動装置32の第1のフィルター回転軸321、325および第2のフィルター回転軸322、328の間の位置に設置されかつ循環式フィルター41の表面に隣接し、これによって前記循環式フィルター41を乾燥することができる。
【0071】
この発明のフィルター自動交換装置はフィルター、伝動装置および動力装置を利用してフィルターの自動交換または洗浄の目的を達成するものである。この発明のフィルター自動交換装置は自動制御方式により設備またはシステム内部のフィルターを洗浄または交換し、使用者がフィルターの取外しで遭遇する危険および問題を軽減する。また、この発明のフィルター自動交換装置はフィルターの交換過程でフィルターが収集した微粉粒子が設備またはシステム内部に流入しまたは設備やシステムで環境中に還流するのを避けることができる。よって、この発明は極めて産業的価値が高い。
【図面の簡単な説明】
【0072】
【図1】従来の取外し可能なフィルタを具えた空調設備の構造略図である。
【図2a】この発明の好ましい実施例のフィルター自動交換装置の代表的な空調設備に設けられた構造略図である。
【図2b】この発明の好ましい実施例のフィルター自動交換装置の代表的な空調設備に設けられた構造略図である。
【図3】この発明の好ましい実施例のフィルター自動交換装置の構造略図である。
【図4】図3に示す構造が代表的な空調設備内部に設けられた構造側面図である。
【図5】この発明の好ましい実施例のフィルター自動交換装置が別の伝動装置を使用した構造略図。
【図6】この発明の比較的良い実施例のフィルター自動交換装置で使用した位置決め機構の構造略図である。
【図7a】この発明の好ましい実施例のフィルター自動交換装置で使用した手動式および自動式裁断機構の構造略図である。
【図7b】この発明の好ましい実施例のフィルター自動交換装置で使用した手動式および自動式裁断機構の構造略図である。
【図8a】この発明の好ましい実施例のフィルター自動交換装置で使用したフィルターの設計略図である。
【図8b】この発明の好ましい実施例のフィルター自動交換装置で使用したフィルターの設計略図である。
【図8c】この発明の好ましい実施例のフィルター自動交換装置で使用したフィルターの設計略図である。
【図8d】この発明の好ましい実施例のフィルター自動交換装置で使用したフィルターの設計略図である。
【図8e】この発明の好ましい実施例のフィルター自動交換装置で使用したフィルターの設計略図である。
【図8f】この発明の好ましい実施例のフィルター自動交換装置で使用したフィルターの設計略図である。
【図9a】この発明の好ましい実施例のフィルター自動交換装置で使用したフィルターの側面図である。
【図9b】この発明の好ましい実施例のフィルター自動交換装置で使用したフィルターの側面図である。
【図10a】この発明の好ましい実施例のフィルター自動交換装置に適用する別のフィルター構造略図である。
【図10b】この発明の好まし良い実施例のフィルター自動交換装置に適用する別のフィルター構造略図である。
【図11】この発明の好ましい実施例のフィルター自動交換装置で使用された収容部構造略図である。
【図12a】この発明の好ましい実施例のフィルター自動交換装置のセンサー装置と警報装置の構造略図である。
【図12b】この発明の好ましい実施例のフィルター自動交換装置のセンサー装置と警報装置の構造略図である。
【図13】この発明の別の好ましい実施例の図3に示した伝導装置を使用したフィルター自動交換装置の構造略図である。
【図14】この発明の好ましい実施例の図5に示した伝導装置を使用したフィルター自動交換装置の構造略図である。
【図15】この発明の好ましい実施例のフィルター自動交換装置で使用した洗浄装置の構造略図である。
【図16】この発明の好ましい実施例のフィルター自動交換装置で使用した別の洗浄装置の構造略図である。
【図17】この発明の好ましい実施例のフィルター自動交換装置で使用したもう具え洗浄装置の構造略図である。
【図18】この発明の好ましい実施例のフィルター自動交換装置で使用した別の洗浄装置の構造略図である。
【符号の説明】
【0073】
1: 空調設備
10: フィルター
11: 本体
12: 前面板
2: 空調設備
20: 本体
21: 前面板
22: 冷却管
23: 集塵部
24: 制御ユニット
3: フィルター自動交換装置
31: フィルター
32: 伝動装置
33: 動力装置
34: 位置決め機構
35: 裁断機構
36: 収納部
37: センサー装置
38: 警報装置
39: 遠隔制御信号受信装置
40: 遠隔リモコン装置
41: 循環式フィルター
42: 洗浄装置317: フィルターユニット
312a〜316a: 接続部
321: 第1のフィルター回転軸
322: 第2のフィルター回転軸
323: 駆動歯車
324: 第1の歯車ユニット
325: 第1のフィルター回転軸
326: 第2の歯車ユニット
327: 伝動ベルト
328: 第2のフィルター回転軸
341: 位置決め板
342: バネユニット
343: 収納箱
351: 鋸歯状切断部
352: 駆動モータ
353: 第1の回転軸
354: 第2の回転軸
355: 伝動ベルト
356: 切断ユニット
421: 第1のブラシ装置
422: 第2のブラシ装置
423: 洗浄水槽
424: 超音波装置
425: 吸塵装置
426: 回転翼装置
427: 液供給ポンプ装置
428: 乾燥装置
4271: ポンプ
4272: 冷却水回収装置
4273: 収集タンク
4274: 配管
4275: 配管
4276: 洗浄液貯蔵タンク
4273a: 収集タンク第1送入端
4273b: 収集タンク第2送入端
4273c: 収集タンク送出端
S1: センサー信号
C1: 制御信号
【技術分野】
【0001】
この発明はフィルター自動交換装置に係るもので、特に、空調設備、油煙排出設備、濾過設備および下水道システムに応用して、設備またはシステム内部のフィルターの取替えまたは洗浄の利便性を高めることができるフィルター自動交換装置に係るものである。
【背景技術】
【0002】
科学技術の進歩に伴い各種電気設備の設計と応用は人々の生活を更に便利にするほか、次第に人々の生活環境の品質と健康を改善させてきている。例えば、室内温度、湿度および/または微粉粒子の数量の制御等、人々の日常生活の環境と空間の健康および快適さを改善および向上させることは、次第に重視されてきており、よって空調設備は日常生活内で不可欠な電気設備となってきている。
【0003】
空調設備を例にとると、フィルターはその内部を集塵装置として用いる一種の重要な装置であり、微粉粒子が空調設備の空気取入れ口から設備内部に流入するおよび/または空調設備の空気排出口から環境空間中に流出することを防ぐのに用いる。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
図1に示したように、空調設備1のフィルター10は取外し可能に空調設備1の本体11内部に設けられ、利用者は本体11上の前面板12を開きさえすればフィルター10を取り外し、フィルター10を洗浄または交換することが可能である。フィルター10を洗浄または交換した後、再び交換または洗浄後のフィルター10を設置位置に装着し、前面板12を元の位置に被せればフィルターの取替えは完了する。
【0005】
しかし、伝統的なフィルターの洗浄と取替えの方法には数多くの欠点がある。例えば、内部空気の循環の利便性を高めるために、通常の空調設備は室内の空間で比較的高い位置に設けられる。しかし、このような設置方法は頻繁にフィルターの取外し動作を行うには不便であり、よって利用者がフィルターの洗浄と交換を行うのが疎かになり、時間が経過すると空調設備の温度および/または湿度調節および空気の清浄能力が落ちる事になる。
【0006】
また、高い所に設置すると使用者がフィルターを取外す際に怪我しやすく、かつ空調設備内部フィルターの取外し構造の設計がそれぞれ異なることから、取外しおよび組立てし難い構造の種類もあり、使用者の操作面での困難をきたし、また取外し構造が相対的に脆弱な材質または設計をしていれば、頻繁にフィルターの取外し動作を行なうことで、容易に取外し構造が破断されて、フィルターを取付けられなくなる。
【0007】
故にフィルター自動交換装置を如何に発展させ周知の技術が直面している問題を解決するかは、実に現在の関連分野の業者にとって切迫した解決すべき問題である。
【0008】
この発明の主な目的は、一種のフィルター自動交換装置を提供し、例えば空調設備、油煙排出機、濾過設備および下水道システム内に応用し、設備またはシステム内部のフィルターの洗浄または交換の利便性を高めることにある。
【0009】
この発明の他の目的は、一種のフィルター自動交換装置を提供し、フィルター交換の過程で、フィルターが収集した微粉粒子が設備またはシステム内部に流入する、或いは設備またはシステムによって環境内に還流する、ことを避けることにある。
【0010】
この発明の他の目的は、フィルター自動交換装置を提供し、自動制御方法によって設備またはシステム内部のフィルターの清浄または交換をし、使用者がフィルターの取外しで遭遇する危険と問題の可能性を軽減することにある。
【課題を解決するための手段】
【0011】
上記の目的を達成するため、この発明のフィルター自動交換装置は設備またはシステム内に応用されるものであり、少なくともフィルターと、フィルターの移動に用いる伝導装置と、伝導装置に接続されてフィルターの使用状態に応じて伝導装置を自動駆動してフィルターの移動を起動してフィルターを自動的に交換する動力装置とを
有してなるものである。
【0012】
この発明の一実施例は循環式フィルターと、循環式フィルターの移動を起動する伝導装置と、伝導装置に接続されて循環式フィルターの使用状態に応じて伝動装置を自動駆動して循環式フィルターの移動を起動して循環式フィルターを自動的に交換する動力装置と循環式フィルターの洗浄に用いる洗浄装置とを有するものである。
【0013】
この発明の他の実施例はフィルターと、フィルターの移動を起動してかつ第1のフィルター回転軸および第2のフィルター回転軸が含まれる伝導軸ユニットと、第1のフィルター回転軸に接続されてフィルターの使用状態に応じて伝動軸ユニットを自動駆動してフィルターの移動を起動しフィルターを自動的に交換する動力装置とを有してなるものである。
【実施例】
【0014】
図2a〜bは好ましい実施例を空調設備に設置した略図である。この発明のフィルター自動交換装置3は空調設備2内部への設置が比較的良く、微粉粒子収集のフィルターとして自動交換または洗浄処理に用いることができる。当然、この発明のフィルター自動交換装置3は例えば油煙排除機、濾過設備または下水道システムの内部に用いることもでき、かつこれに限定されない。実施例の中で,図2aに示したように、この発明のフィルター自動交換装置3は空調設備2の本体20の前面板21背部に設けられ、よって単に前面板21を取替えるだけで、使用者によりフィルター自動交換装置3を設置するかまたは設置しないかを選択できる。
【0015】
また別の実施例の中で、図2bに示したように、この発明のフィルター自動交換装置3を取外し可能式箱状構造に設計でき、それを空調設備2の本体20上に設け、かつ前面板21の空気取入れ口に向き合わせ、よって単に箱状構造を交換するだけで、使用者に依ってフィルター自動交換装置3を設置するかまたは設置しないかを選択でき、このように生産および製造の利便性向上のみならず、選択の柔軟性の向上およびコスト節約を図ることができる。
【0016】
図3に示した実施例においては、フィルター自動交換装置3は少なくとも1つのフィルター31、伝動装置32および動力装置33が含まれており、その中のフィルター31は空調設備2の空気取入れ口(図示せず)から捕捉した微粉粒子の収集に用いられ、伝動装置32はフィルター31を載せる、並びにフィルター31を動かすのに用い、かつ動力装置33は伝動装置32に接続され、フィルター31の使用状態に応じて伝動装置32を自動駆動してフィルター31の移動を起動し、これによってフィルター31を自動的に交換する。
【0017】
これらの実施例中において、フィルター31は巻き軸式フィルターでもよく、かつフィルター31の表面はおよそ空調設備2の空気取入れ口に向いており、これにより空調設備2の空気取入れ口で捕捉した微粉粒子の収集の利便性が高まる。また、伝動装置32は一伝動軸ユニットで構成することができ、その中の前記伝動軸ユニットは例えば第1のフィルター回転軸321および第2のフィルター回転軸322が含まれ、前記第1のフィルター回転軸321は使用済みのフィルター31の巻取りに用いることができる。
【0018】
前記第2のフィルター回転軸322は未使用のフィルター31部分を送り出すことができ、これによって前記第1のフィルター回転軸321、第2のフィルター回転軸322およびフィルター31が互いに組み合わさることによりフィルター31を動かしてその移動と交換が行なわれる。また、動力装置33は例えばステップモーターまたはモーターにより構成されることができ、それは空調設備2内部の制御ユニット(図示せず)の制御で、伝動装置32を駆動してフィルター31の移動を促がすことができる。
【0019】
この実施例において、動力装置33は例えば伝動装置32の第1のフィルター回転軸321に接続され、動力装置33が空調設備2内部の制御ユニットの制御に応じて能力を発揮する時、伝動装置32を駆動して第1のフィルター回転軸321を回転することができ、更にフィルター31の移動および第2のフィルター回転軸322の回転を促がすことになる。
【0020】
伝動装置32の第1のフィルター回転軸321が回転した後、使用済みのフィルター31部分は第1のフィルター回転軸321に巻取られ、かつ第2のフィルター回転軸322は未使用のフィルター31部分を送り出し、これによってフィルター31の交換を完了させることができる。
【0021】
図4は図3で示した構造が代表的空調設備内部に設置された構造側面図である。図3および図4で示したように、使用済みのフィルター31は動力装置33が伝動装置32の第1のフィルター回転軸321を駆動し、第1のフィルター回転軸321の回転で巻取られ、第2のフィルター回転軸322は相対的に駆動を受けて相当長さのフィルター31を送り出し、よって使用済みのフィルター31は巻取りが行なわれ並びにフィルター31上の微粉粒子が収集され、その中に包まれて、空調設備2内部に放散したりまたは気流に載って環境中に進入したりすることはない。
【0022】
この実施例中において、空調設備2は隣接する第1のフィルター回転軸321および内部冷却管22上方の位置に選択的に1つの集塵部23を設け、フィルター交換過程中に微粉粒子が更に空調設備2内部に落ちないように収集することができる。
【0023】
図5に示す実施例中において、フィルター31は巻き軸式フィルターでも良い。また、伝動装置32は伝動軸ユニットで構成されても良く、その中の前記伝動軸ユニットは駆動歯車323、第1の歯車ユニット324、第1のフィルター回転軸325、第2の歯車ユニット326、伝動ベルト327および第2のフィルター回転軸328を有している。
【0024】
駆動歯車323と動力装置33は接続され、動力装置33の駆動に応じて回転する。第1の歯車ユニット324は駆動歯車323と互いに組み合わされ、駆動歯車323の駆動に応じて回転する。また、第1のフィルター回転軸325と第1の歯車ユニット324は接続され、第1の歯車ユニット324の回転に応じて回転し並びに部分フィルター31を移動させる。
【0025】
第2の歯車ユニット326は第1の歯車ユニット324に相対し、かつ伝動ベルト327は第1の歯車ユニット324と第2の歯車ユニット326に接続され、第1の歯車ユニット324の回転に応じて第2の歯車ユニット326の回転を起動する。また、第2のフィルター回転軸328と第2の歯車ユニット326を接続し、第2の歯車ユニット326の回転に応じて既に第2のフィルター回転軸328に部分的に巻取られたフィルター31を送り出す。
【0026】
この実施例の中において、フィルター交換過程中に微粉粒子が更に空調設備2内部に落ちないように収集することができる。
【0027】
この実施例中において、伝動装置32、動力装置33およびフィルター31間の操作原理は図3および図4で示された実施例に類似しているため、此処では再び述べない。また、空調設備2も図4で示した実施例同様、選択的に集塵部(図示せず)を第1のフィルター回転軸325の下方に設け、フィルター交換過程中に微粉粒子が更に空調設備2内部に落ちないように収集することができる。
【0028】
また、図3または図5で示した伝動装置32の構造のうちいずれを採用しても、これら実施例中で、使用後のフィルター31は伝動装置32の第1のフィルター回転軸321、325上に巻取られることにより、使用者はフィルター31が全部使用された後、再びフィルター31を取外して交換または洗浄することができ、このように頻繁にフィルターを取外すことによる危険および問題を避けることができる。
【0029】
置換えができる実施例中において、この発明のフィルター自動交換装置3は、フィルター31、伝動装置32および動力装置33以外に、位置決め機構34を有しており、フィルター31の位置決め、フィルター31を平らに整理しフィルター31の張力を提供する等に用いることができる。
【0030】
図6に示すように、位置決め機構34は、例えば少なくとも1つの位置決め板341および少なくとも1つのバネユニット342が含まれており、その中の位置決め板341は伝動装置32の第2のフィルター回転軸322、328と相組み合わされており、フィルター31の位置決めおよびフィルター31を平らに整えるのに用いられる。
【0031】
バネユニット342、例えばカーテン内部で使われている預力バネ(図示せず)は位置決め板341に接続され、前記バネユニット342は位置決め板341に張力を提供し、更に位置決め板341にフィルター31の位置決めをさせおよびフィルター31を平らに整えさせる。
【0032】
バネユニット342は1つの収納箱343内または第2のフィルター回転軸322、328内に設けることができ、その中の収納箱342は第2のフィルター回転軸322、328の側端に設けられ、よって、第2のフィルター回転軸322、328が回転する時、バネユニット342が強く作用し、これによってバネユニット342を利用して位置決め板341の張力を提供し、更にフィルター31の位置決めを行い、平らに整える。
【0033】
その他の置換え可能な実施例中において、使用後のフィルター31部分は伝動装置32の第1のフィルター回転軸321、325に巻取らないで、直接切り裂いて廃棄する。これら実施例の中で、この発明のフィルター自動交換装置3は、フィルター31、伝動装置32および動力装置33以外に、更に1つの裁断機構35を増設し、部分フィルター31の切断に用いることができる。
【0034】
図7a〜bに示したように、この発明のフィルター自動交換装置3の裁断機構35は伝動装置32の第1のフィルター回転軸321、352に隣接し、伝動装置32の第1のフィルター回転軸321、325で駆動して送り出し、かつ第1のフィルター回転軸321、325に巻取っていないフィルター31部分を裁断する。
【0035】
使用者が制御または予定の使用時間後にフィルター自動交換装置3のスイッチを入れた時、動力装置33は伝動装置32を駆動させ、第1のフィルター回転軸321、325はこれにより回転し、よって使用済みのフィルター31部分は第1のフィルター回転軸321、325の動きにより空調設備2の外に伸び、このように内部の裁断機構35を利用して使用済みのフィルター31部分を手動または自動方式で切断廃棄することができる。
【0036】
図7aは手動式裁断機構の構造略図である。前記手動式裁断機構35は鋸歯状切断部351で構成され、それは使用済みのフィルター31部分を手動方式で切断除去することができる。また、未使用のフィルター31部分は動力装置33および伝動装置32の組合せにより、第2のフィルター回転軸322、328が回転して未使用のフィルター31を送り出し、これによってフィルター31の交換を完了することができる。
【0037】
図7bは自動式裁断機構の構造略図である。前記自動式裁断機構35は、例えば駆動モータ352、第1の回転軸353、第2の回転軸354、伝動ベルト355および裁断ユニット356が含まれ、その中の裁断ユニット356は伝動ベルト355上に設けられ、駆動モータ352が第2の回転軸354を駆動することにより、更に伝動ベルト355を動かして前記第1の回転軸353および第2の回転軸354を巡って回転し、切断ユニット356を動かし前記使用済みのフィルター31部分を自動的に切断する。
【0038】
図8a〜fで示したように、この発明のフィルター自動交換装置3で使用されたフィルター31は選択可能に複数個にのぼる図案を少なくとも1つの表面に形成している。その中で、フィルター31は図8aに示したような折り線を付した図案311および図8b〜fに示したような各種切取り線を付した図案312〜316を有し、かつ前記折り線311または切取り線312〜316は前記フィルター31を複数個のフィルターユニット317に分ける。
【0039】
前記切取り線312〜316は各前記隣接するフィルターユニット317間に少なくとも2個の接続部312a〜316aを持たせている。また、実施例中において、図9a、bで示したように、前記フィルター31は1つの平面または1つの曲面を具えることができ、かつこれに限定されない。
【0040】
図10a〜bに示したように、この発明のフィルター自動交換装置3で使用されたフィルター31は例えば折畳み式フィルターでも良い。その中の、折畳み式フィルターは図10aに示すように単一の細長いフィルターが折畳んで構成されるか、もしくは図10bに示すように取出し式ティッシュペーパーのように多くの紙に分離したフィルターユニットで、両方が相接して畳み込んで構成されていてもよい。
【0041】
この発明のフィルター自動交換装置3は折畳み式フィルター31を使用した時、フィルター自動交換装置3は更に1つの収納部36を設置することができ、図11に示すように、折畳み式フィルターを収容する。
【0042】
実施例中において、この発明のフィルター自動交換装置3が図10a〜bに示したような折畳み式フィルター31を採用する時、伝動装置32もまた図3または図5に示すような構造を使用することができる。
【0043】
図5に示すような伝動装置を採用した時を例にすると、伝動装置32は駆動歯車323、第1の歯車ユニット324、第1のフィルター回転軸325、第2の歯車ユニット326、伝動ベルト327および第2フィルター回転328が含まれる。その中の駆動歯車323は動力装置33に接続され、動力装置33の駆動に応じて回転する。
【0044】
第1の歯車ユニット324は駆動歯車323と相組み合わされ、駆動歯車323の駆動に応じて回転する。第1のフィルター回転軸325と第1の歯車ユニット324は相組み合わされ、第1の歯車ユニット324の回転に応じて部分フィルター31を移動する。第2の歯車ユニット326は第1の歯車ユニット324に相対し、伝動ベルト327は第1の歯車ユニット324と第2の歯車ユニット326に接続され、第1の歯車ユニット324の回転に応じて第2の歯車ユニット326の回転を促がす。
【0045】
第2のフィルター回転軸328は第2の歯車ユニット326に接続され、第2の歯車ユニット326の回転に応じて、収納部36内の折畳み式フィルター31を動かして抜き取る。
【0046】
実施例中において、この発明のフィルター自動交換装置3が図10aに示すような折畳み式フィルター31を使用する時、同様に第1のフィルター回転軸321、325により使用済みのフィルター31を巻取った後再び取外して交換または洗浄することができる。また、フィルター自動交換装置3はまた図6に示すような位置決め機構34を設けることもでき、フィルター31の位置決めをし、フィルター31を平らに整えてフィルター31の張力を提供する。
【0047】
図7a〜bに示すような裁断機構35を設け、使用済みのフィルター31部分を分割切除する。別の実施例中において、この発明のフィルター自動交換装置3が図10bに示すような折畳み式フィルター31を使用する時、図6に示すような位置決め機構34を設置することができるが、図7a〜bに示すような裁断機構35の使用を必要とせずに使用済みのフィルター31を切除できる。
【0048】
図12a〜bに示すように、この発明のフィルター自動交換装置は更に1つのセンサー装置37を含み、前記フィルター31に隣接して設けられ、フィルター31の使用状態を測定するのに用いられ、並びに1つのセンサー信号S1の発生に応じて、空調設備2内の制御ユニット24に伝送し、1つの制御信号C1の発生により前記動力装置33に送り伝動装置32を駆動する。
【0049】
センサー装置37は図12aに示すような遮断式センサー装置または図12bに示すような反射式センサー装置のいずれでも良いが、これに限定されない。
【0050】
図12a〜bに示す、実施例中において、この発明のフィルター自動交換装置3は更に1つの警報装置38を含んでおり、空調設備2の内部または外部に設置され、前記制御ユニット24の制御信号C1に応じて警報信号を出し、これによって使用者にフィルター31の交換時期を知らせるまたは使用済みのフィルター31を切断廃棄する。
【0051】
また、この発明のフィルター自動交換装置3は更に1つの遠隔制御信号受信装置39を設置することができ、1つのリモコン装置40の遠隔制御信号を受信し、使用者がフィルター31の自動交換またはその他の処理を遠隔制御するのに便利である。
【0052】
この発明のフィルター自動交換装置3は、例えば空調設備2の送風が止まった時のフィルター31の自動交換を行なうことができるが、これに限定されない。また、この発明のフィルター自動交換装置3は単に例えば冷房機、空気清浄機、暖房機および除湿機など空調設備に適用されるだけでなく、更に厨房油煙排出機および下水道システムに応用することができるが、これに限定されない。
【0053】
図13に示すように、この発明のフィルター自動交換装置3は下記のものが含まれる。:循環式フィルター41、伝動装置32、動力装置33および洗浄装置42。その中で、伝動装置32は循環式フィルター41の移動を促がし、動力装置33は伝動装置32に接続され、循環式フィルター41の使用状態に応じて伝動装置32を自動駆動して循環式フィルター41の移動を起動して循環式フィルター41の自動交換をする。また、洗浄装置42は前記循環式フィルター41の洗浄に用いられる。
【0054】
この実施例中において、伝動装置32と動力装置33の構造および機能は図3および図5に示す実施例に類似しており、並びにそれぞれ対応して図13および図14中に明示されている。
【0055】
フィルター自動交換装置3の位置決め機構34(図6に示したように)、センサー装置37、警報装置38、遠隔制御信号受信装置39および空調設備2の制御ユニット24とリモコン装置40の構造と原理は前記の実施例に類似している。
【0056】
この実施例中において、前記の実施例と異なるのはフィルター自動交換装置3に循環式フィルター41および洗浄装置42を採用して循環式フィルターを自動的に洗浄と使用し、フィルターの交換を完了している点である。循環式フィルター41は伝動装置32の第1のフィルター回転軸321、325と第2のフィルター回転軸322、328上に被せ設けており、よって動力装置33および伝動装置32の駆動により循環式フィルター41の移動と循環ができる。
【0057】
図13と図14に示したように、フィルター自動交換装置3の洗浄装置42は例えば第1のブラシ装置421が含まれ、伝動装置32の第1のフィルター回転軸321、325および第2のフィルター回転軸322、328の間の位置でかつ隣接し並びに実質的に循環式フィルター41の表面と接触するように設けられ、これによって循環式フィルター41が移動した時に循環式フィルター41表面に収集した微粉粒子を擦り取る。
【0058】
また、実施例中において、洗浄装置42は1つの第2のブラシ装置422でも良く、第2のフィルター回転軸322、328に隣接して設けられ、かつ第2のフィルター回転軸322、328上の循環式フィルター41の表面と接触し、これによって循環式フィルター41が移動した時に循環式フィルター41表面に収集した微粉粒子を擦り取ることができる。
【0059】
また第2のフィルター回転軸322、328および第2のブラシ装置422を1つの洗浄水槽423内に設け、これによって洗浄水槽423内の洗浄液が循環式フィルター41を洗浄する。
【0060】
別の実施例中において、洗浄装置42は1つの超音波装置424でも良く、かつ第2のフィルター回転軸322、328を洗浄水槽423内に設け、これによって超音波装置424で発生した音波振動により、循環式フィルター41表面に収集した微粉粒子を洗浄水槽423内部の洗浄液中に落とすことができる。
【0061】
その他の実施例中において、洗浄装置42は更に例えば吸塵装置425でも良く、伝動装置32の第1のフィルター回転軸321、325および第2のフィルター回転軸322、328の間の位置に設けられ、かつ循環式フィルター41の表面に隣接し、循環式フィルター41の表面に収集した微粉粒子を吸い取って除去し、循環式フィルター41の洗浄交換の目的を達成することができる。
【0062】
吸塵装置425は第1のブラシ装置421と相組合せることができ、第1のブラシ装置421で払い落とした微粉粒子を吸塵除去する。
【0063】
図15に示すように、洗浄装置42は回転翼装置426でも良く,かつ第2のフィルター回転軸322、328を洗浄水槽423内部に設け、回転翼装置426が洗浄水槽423内部の洗浄液を攪拌することにより、循環式フィルター41表面に収集した微粉粒子を洗浄液で洗浄することができ、フィルター交換の目的を達成できる。
【0064】
図16に示すように、洗浄装置42はまた液供給ポンプ装置427でも良く、前記液供給ポンプ装置427はポンプ4271、冷却水回収装置4272および収集タンク4273が含まれ、その中の収集タンク4273は冷却水回収装置4272で回収した冷却水または外部で供給した洗浄液を回収する。
【0065】
後にポンプ4271と配管4274、4275を利用して収集タンク4273内部の冷却水または洗浄液を送り出し、循環式フィルター41に送り込み、特に第1のフィルター回転軸321、325上の循環式フィルター41に送り込み、これによって循環式フィルター41表面に収集した微粉粒子を洗浄水槽423内部まで落として洗浄する。
【0066】
また、その他の置換え可能な実施例中において、図17に示すように、洗浄装置42もまた液供給ポンプ装置427でも良く、前記液供給ポンプ装置427はポンプ4271、冷却水回収装置4272、収集タンク4273、配管4274、4275を含む以外に、更に1つの洗浄液貯蔵タンク4276を含むことができ、前記洗浄液貯蔵タンク4276は例えば化学洗浄液のような洗浄液の貯蔵に用いることができる。
【0067】
前記収集タンク4273は1つの第1送入端4273a、第2送入端4273bおよび送出端4273cを具えている。その中で、第1送入端4273aは冷却水回収装置4272に接続され、空調設備内部で回収した冷却水を前記収集タンク4273に導入する。前記第2送入端4273bは前記洗浄液貯蔵タンク4276に接続され、前記洗浄液を前記収集タンク4273に導入する。また、送出端4273cは配管4274に接続され、収集タンク4273内の洗浄液をポンプ4271および配管4274、4275により循環式フィルター41に排出し、これによって循環式フィルター41表面に収集した微粉粒子を洗浄水槽423内部まで落として洗浄する。
【0068】
当然、洗浄液貯蔵タンク4276内の洗浄液は動力装置33が動き始めた時に前記収集タンク4273に自動的に導入されることも可能であるが、これに限定されない。
【0069】
図18に示すように、洗浄装置42は冷却水回収装置4272および洗浄水槽423を含むことができ、その中で第2のフィルター回転軸322は洗浄水槽423の洗浄液中に設置され、並びに冷却水回収装置4272により空調設備2内部の冷却水を収集し、並びにそれを洗浄水槽423内に導入し、洗浄液の主な出所とし、これによって循環式フィルター41表面に収集した微粉粒子を洗浄水槽423内部の洗浄液により洗浄する。
【0070】
実施例中において、図13と図14に示すように、フィルター自動交換装置3の洗浄装置42は更に1つの乾燥装置428を含むことができ、伝動装置32の第1のフィルター回転軸321、325および第2のフィルター回転軸322、328の間の位置に設置されかつ循環式フィルター41の表面に隣接し、これによって前記循環式フィルター41を乾燥することができる。
【0071】
この発明のフィルター自動交換装置はフィルター、伝動装置および動力装置を利用してフィルターの自動交換または洗浄の目的を達成するものである。この発明のフィルター自動交換装置は自動制御方式により設備またはシステム内部のフィルターを洗浄または交換し、使用者がフィルターの取外しで遭遇する危険および問題を軽減する。また、この発明のフィルター自動交換装置はフィルターの交換過程でフィルターが収集した微粉粒子が設備またはシステム内部に流入しまたは設備やシステムで環境中に還流するのを避けることができる。よって、この発明は極めて産業的価値が高い。
【図面の簡単な説明】
【0072】
【図1】従来の取外し可能なフィルタを具えた空調設備の構造略図である。
【図2a】この発明の好ましい実施例のフィルター自動交換装置の代表的な空調設備に設けられた構造略図である。
【図2b】この発明の好ましい実施例のフィルター自動交換装置の代表的な空調設備に設けられた構造略図である。
【図3】この発明の好ましい実施例のフィルター自動交換装置の構造略図である。
【図4】図3に示す構造が代表的な空調設備内部に設けられた構造側面図である。
【図5】この発明の好ましい実施例のフィルター自動交換装置が別の伝動装置を使用した構造略図。
【図6】この発明の比較的良い実施例のフィルター自動交換装置で使用した位置決め機構の構造略図である。
【図7a】この発明の好ましい実施例のフィルター自動交換装置で使用した手動式および自動式裁断機構の構造略図である。
【図7b】この発明の好ましい実施例のフィルター自動交換装置で使用した手動式および自動式裁断機構の構造略図である。
【図8a】この発明の好ましい実施例のフィルター自動交換装置で使用したフィルターの設計略図である。
【図8b】この発明の好ましい実施例のフィルター自動交換装置で使用したフィルターの設計略図である。
【図8c】この発明の好ましい実施例のフィルター自動交換装置で使用したフィルターの設計略図である。
【図8d】この発明の好ましい実施例のフィルター自動交換装置で使用したフィルターの設計略図である。
【図8e】この発明の好ましい実施例のフィルター自動交換装置で使用したフィルターの設計略図である。
【図8f】この発明の好ましい実施例のフィルター自動交換装置で使用したフィルターの設計略図である。
【図9a】この発明の好ましい実施例のフィルター自動交換装置で使用したフィルターの側面図である。
【図9b】この発明の好ましい実施例のフィルター自動交換装置で使用したフィルターの側面図である。
【図10a】この発明の好ましい実施例のフィルター自動交換装置に適用する別のフィルター構造略図である。
【図10b】この発明の好まし良い実施例のフィルター自動交換装置に適用する別のフィルター構造略図である。
【図11】この発明の好ましい実施例のフィルター自動交換装置で使用された収容部構造略図である。
【図12a】この発明の好ましい実施例のフィルター自動交換装置のセンサー装置と警報装置の構造略図である。
【図12b】この発明の好ましい実施例のフィルター自動交換装置のセンサー装置と警報装置の構造略図である。
【図13】この発明の別の好ましい実施例の図3に示した伝導装置を使用したフィルター自動交換装置の構造略図である。
【図14】この発明の好ましい実施例の図5に示した伝導装置を使用したフィルター自動交換装置の構造略図である。
【図15】この発明の好ましい実施例のフィルター自動交換装置で使用した洗浄装置の構造略図である。
【図16】この発明の好ましい実施例のフィルター自動交換装置で使用した別の洗浄装置の構造略図である。
【図17】この発明の好ましい実施例のフィルター自動交換装置で使用したもう具え洗浄装置の構造略図である。
【図18】この発明の好ましい実施例のフィルター自動交換装置で使用した別の洗浄装置の構造略図である。
【符号の説明】
【0073】
1: 空調設備
10: フィルター
11: 本体
12: 前面板
2: 空調設備
20: 本体
21: 前面板
22: 冷却管
23: 集塵部
24: 制御ユニット
3: フィルター自動交換装置
31: フィルター
32: 伝動装置
33: 動力装置
34: 位置決め機構
35: 裁断機構
36: 収納部
37: センサー装置
38: 警報装置
39: 遠隔制御信号受信装置
40: 遠隔リモコン装置
41: 循環式フィルター
42: 洗浄装置317: フィルターユニット
312a〜316a: 接続部
321: 第1のフィルター回転軸
322: 第2のフィルター回転軸
323: 駆動歯車
324: 第1の歯車ユニット
325: 第1のフィルター回転軸
326: 第2の歯車ユニット
327: 伝動ベルト
328: 第2のフィルター回転軸
341: 位置決め板
342: バネユニット
343: 収納箱
351: 鋸歯状切断部
352: 駆動モータ
353: 第1の回転軸
354: 第2の回転軸
355: 伝動ベルト
356: 切断ユニット
421: 第1のブラシ装置
422: 第2のブラシ装置
423: 洗浄水槽
424: 超音波装置
425: 吸塵装置
426: 回転翼装置
427: 液供給ポンプ装置
428: 乾燥装置
4271: ポンプ
4272: 冷却水回収装置
4273: 収集タンク
4274: 配管
4275: 配管
4276: 洗浄液貯蔵タンク
4273a: 収集タンク第1送入端
4273b: 収集タンク第2送入端
4273c: 収集タンク送出端
S1: センサー信号
C1: 制御信号
【特許請求の範囲】
【請求項1】
設備またはシステム内に応用する一種のフィルター自動交換装置であって、少なくとも1つのフィルターと、前記フィルターの移動を起動するのに用いられる1つの伝動装置と、前記伝動装置に接続されかつ前記フィルターの使用状態に応じて前記伝動装置を自動駆動して前記フィルターの移動を起動し前記フィルターの自動交換をする動力装置とを有していることを特徴とする自動交換装置。
【請求項2】
前記フィルターが巻取り式フィルターと折畳み式フィルターから選択され、前記動力装置がステップモーターであり、前記折畳み式フィルターが前記フィルター自動交換装置の1つの収納部内に収納されることを特徴とする請求項1に記載の装置。
【請求項3】
前記伝動装置が1つの伝動軸ユニットであり、該伝動軸ユニットが、前記動力装置に接続されて前記動力装置の駆動に応じて回転する1つの駆動歯車と、前記駆動歯車と相組み合わさり前記駆動歯車の駆動に応じて回転する1つの第1の歯車ユニットと、前記第1の歯車ユニットと相組み合わさり前記第1の歯車ユニットの回転に応じて前記フィルターの部分移動をする第1のフィルター回転軸と、前記第1の歯車ユニットに相対する1つの第2の歯車ユニットと、前記第1の歯車ユニットと前記第2の歯車ユニットに接続されて第1の歯車ユニットの回転に応じて前記第2の歯車ユニットの回転を起動する1つの伝動ベルトと、前記第2の歯車ユニットに接続され前記第2の歯車ユニットの回転に応じて前記第2のフィルター回転軸に巻取られた前記フィルターを部分的に送り出す第2のフィルター回転軸とを有していることを特徴とする請求項1に記載の装置。
【請求項4】
更に1つの裁断装置が設けられており、前記第1のフィルター回転軸に隣接して設けられ、前記第1のフィルター回転軸で駆動して送り出した前記部分フィルターを切断するのに用いられ、その中の前記裁断装置は自動式または手動式の裁断装置であることを特徴とする請求項3に記載の装置。
【請求項5】
前記第1のフィルター回転軸が取外し可能式であり、それで巻き取った前記部分フィルターを移動除去するのに用いられることを特徴とする請求項3に記載の装置。
【請求項6】
更に1つの位置決め機構が設けられていて前記フィルターの位置決めに用いられるとともに前記フィルターの張力を提供し、前記位置決め機構が前記伝動装置と相組み合わされて前記フィルターの位置決めと前記フィルターを平らに整えることに用いられる少なくとも1つの位置決め板と、前記位置決め板に接続され前記位置決め板の張力を提供するのに用いる少なくとも1つのバネユニットとを有していることを特徴とする請求項1に記載の装置。
【請求項7】
前記フィルターには複数個の図を載せた図案があり、前記フィルターが切取り線または折り線を具えており、その中の前記切取り線または前記折り線は前記フィルターを複数個のフィルターユニットに分けており、前記切取り線は各前記隣接するフィルターユニット間に少なくとも2個の接続部を持たせており、前記フィルターは1つの平面または曲面を具えていることを特徴とする請求項1に記載の装置。
【請求項8】
さらに、前記フィルターに隣接して前記フィルターの使用状態を測定するのに用いられかつ前記設備またはシステムが1つの制御信号を生じることで、前記動力装置の駆動を制御するセンサー装置と、前記設備またはシステムの内部または外部に設けられて前記フィルターの使用状態に応じて警報信号を提供する警報装置と、1つの遠隔リモコン装置の制御を受ける遠隔制御信号受信装置とが設けられていることを特徴とする請求項1に記載の装置。
【請求項9】
設備またはシステムが、冷房設備、空気清浄設備、厨房油煙排出設備、除湿設備、暖房設備および下水道システムからなる群から選ばれることを特徴とする請求項1に記載の装置。
【請求項10】
設備またはシステム内に応用されかつ、1つの循環式フィルターと、前記循環式フィルターの移動を起動する伝動装置と、前記伝動装置に接続されて前記循環式フィルターの使用状態に応じて前記伝動装置を自動駆動して前記循環式フィルターの移動を起動しかつ前記循環式フィルターの自動交換をする動力装置と、前記循環式フィルターの洗浄に用いる洗浄装置とを有してなることを特徴とするフィルター自動交換装置。
【請求項11】
前記循環式フィルターが巻取り回転式フィルターであり、前記動力装置はステップモーターであることを特徴とする請求項10に記載の装置。
【請求項12】
前記洗浄装置が超音波洗浄装置、ブラシ式洗浄装置、吸塵式洗浄装置、回転翼洗浄装置、液供給ポンプ装置およびその組合せからなる群から選ばれ、該洗浄装置が1つの洗浄水槽を含み、前記フィルター自動交換装置が更に1つの乾燥装置を含んでいて前記循環式フィルターの乾燥に用いることを特徴とする請求項10に記載の装置。
【請求項13】
前記洗浄装置の洗浄液が前記設備またはシステムの冷却水を使用し、前記洗浄装置が前記設備またはシステムで回収した前記冷却水を収集する冷却水回収装置と、洗浄液を貯蔵する洗浄液貯蔵タンクと、を有しており、第1送入端と第2送入端と送出端を具えていて第1送入端と前記冷却水回収装置を接続して、前記設備またはシステムで回収した前記冷却水を収集タンクに導入し前記第2送入端と前記洗浄液貯蔵タンクを接続して、前記洗浄液を収集タンクに導入し前記送出端は収集タンク内の洗浄液の排出に用いられ洗浄液貯蔵タンク内の前記洗浄液は前記動力装置が動くと自動的に収集タンクに導入される収集タンクとを有していることを特徴とする請求項12に記載の装置。
【請求項14】
設備またはシステム内に応用されて少なくとも1つのフィルターと、前記フィルターの移動を起動する伝動軸ユニットとを有しており、かつ該伝動軸ユニットが第1のフィルター回転軸と、第2のフィルター回転軸と、前記第1のフィルター回転軸に接続されて前記フィルターの使用状態に応じて前記伝動軸ユニットを自動駆動して前記フィルターの移動を起動して前記フィルターの自動交換をする動力装置とを有していることを特徴とする一種のフィルター自動交換装置。
【請求項15】
前記第1のフィルター回転軸が前記動力装置に接続されて前記動力装置の回転に応じて前記フィルターの部分移動をし、前記第2のフィルター回転軸が前記第1のフィルター回転軸の回転に応じて前記フィルターを動かすことを特徴とする請求項14に記載の装置。
【請求項1】
設備またはシステム内に応用する一種のフィルター自動交換装置であって、少なくとも1つのフィルターと、前記フィルターの移動を起動するのに用いられる1つの伝動装置と、前記伝動装置に接続されかつ前記フィルターの使用状態に応じて前記伝動装置を自動駆動して前記フィルターの移動を起動し前記フィルターの自動交換をする動力装置とを有していることを特徴とする自動交換装置。
【請求項2】
前記フィルターが巻取り式フィルターと折畳み式フィルターから選択され、前記動力装置がステップモーターであり、前記折畳み式フィルターが前記フィルター自動交換装置の1つの収納部内に収納されることを特徴とする請求項1に記載の装置。
【請求項3】
前記伝動装置が1つの伝動軸ユニットであり、該伝動軸ユニットが、前記動力装置に接続されて前記動力装置の駆動に応じて回転する1つの駆動歯車と、前記駆動歯車と相組み合わさり前記駆動歯車の駆動に応じて回転する1つの第1の歯車ユニットと、前記第1の歯車ユニットと相組み合わさり前記第1の歯車ユニットの回転に応じて前記フィルターの部分移動をする第1のフィルター回転軸と、前記第1の歯車ユニットに相対する1つの第2の歯車ユニットと、前記第1の歯車ユニットと前記第2の歯車ユニットに接続されて第1の歯車ユニットの回転に応じて前記第2の歯車ユニットの回転を起動する1つの伝動ベルトと、前記第2の歯車ユニットに接続され前記第2の歯車ユニットの回転に応じて前記第2のフィルター回転軸に巻取られた前記フィルターを部分的に送り出す第2のフィルター回転軸とを有していることを特徴とする請求項1に記載の装置。
【請求項4】
更に1つの裁断装置が設けられており、前記第1のフィルター回転軸に隣接して設けられ、前記第1のフィルター回転軸で駆動して送り出した前記部分フィルターを切断するのに用いられ、その中の前記裁断装置は自動式または手動式の裁断装置であることを特徴とする請求項3に記載の装置。
【請求項5】
前記第1のフィルター回転軸が取外し可能式であり、それで巻き取った前記部分フィルターを移動除去するのに用いられることを特徴とする請求項3に記載の装置。
【請求項6】
更に1つの位置決め機構が設けられていて前記フィルターの位置決めに用いられるとともに前記フィルターの張力を提供し、前記位置決め機構が前記伝動装置と相組み合わされて前記フィルターの位置決めと前記フィルターを平らに整えることに用いられる少なくとも1つの位置決め板と、前記位置決め板に接続され前記位置決め板の張力を提供するのに用いる少なくとも1つのバネユニットとを有していることを特徴とする請求項1に記載の装置。
【請求項7】
前記フィルターには複数個の図を載せた図案があり、前記フィルターが切取り線または折り線を具えており、その中の前記切取り線または前記折り線は前記フィルターを複数個のフィルターユニットに分けており、前記切取り線は各前記隣接するフィルターユニット間に少なくとも2個の接続部を持たせており、前記フィルターは1つの平面または曲面を具えていることを特徴とする請求項1に記載の装置。
【請求項8】
さらに、前記フィルターに隣接して前記フィルターの使用状態を測定するのに用いられかつ前記設備またはシステムが1つの制御信号を生じることで、前記動力装置の駆動を制御するセンサー装置と、前記設備またはシステムの内部または外部に設けられて前記フィルターの使用状態に応じて警報信号を提供する警報装置と、1つの遠隔リモコン装置の制御を受ける遠隔制御信号受信装置とが設けられていることを特徴とする請求項1に記載の装置。
【請求項9】
設備またはシステムが、冷房設備、空気清浄設備、厨房油煙排出設備、除湿設備、暖房設備および下水道システムからなる群から選ばれることを特徴とする請求項1に記載の装置。
【請求項10】
設備またはシステム内に応用されかつ、1つの循環式フィルターと、前記循環式フィルターの移動を起動する伝動装置と、前記伝動装置に接続されて前記循環式フィルターの使用状態に応じて前記伝動装置を自動駆動して前記循環式フィルターの移動を起動しかつ前記循環式フィルターの自動交換をする動力装置と、前記循環式フィルターの洗浄に用いる洗浄装置とを有してなることを特徴とするフィルター自動交換装置。
【請求項11】
前記循環式フィルターが巻取り回転式フィルターであり、前記動力装置はステップモーターであることを特徴とする請求項10に記載の装置。
【請求項12】
前記洗浄装置が超音波洗浄装置、ブラシ式洗浄装置、吸塵式洗浄装置、回転翼洗浄装置、液供給ポンプ装置およびその組合せからなる群から選ばれ、該洗浄装置が1つの洗浄水槽を含み、前記フィルター自動交換装置が更に1つの乾燥装置を含んでいて前記循環式フィルターの乾燥に用いることを特徴とする請求項10に記載の装置。
【請求項13】
前記洗浄装置の洗浄液が前記設備またはシステムの冷却水を使用し、前記洗浄装置が前記設備またはシステムで回収した前記冷却水を収集する冷却水回収装置と、洗浄液を貯蔵する洗浄液貯蔵タンクと、を有しており、第1送入端と第2送入端と送出端を具えていて第1送入端と前記冷却水回収装置を接続して、前記設備またはシステムで回収した前記冷却水を収集タンクに導入し前記第2送入端と前記洗浄液貯蔵タンクを接続して、前記洗浄液を収集タンクに導入し前記送出端は収集タンク内の洗浄液の排出に用いられ洗浄液貯蔵タンク内の前記洗浄液は前記動力装置が動くと自動的に収集タンクに導入される収集タンクとを有していることを特徴とする請求項12に記載の装置。
【請求項14】
設備またはシステム内に応用されて少なくとも1つのフィルターと、前記フィルターの移動を起動する伝動軸ユニットとを有しており、かつ該伝動軸ユニットが第1のフィルター回転軸と、第2のフィルター回転軸と、前記第1のフィルター回転軸に接続されて前記フィルターの使用状態に応じて前記伝動軸ユニットを自動駆動して前記フィルターの移動を起動して前記フィルターの自動交換をする動力装置とを有していることを特徴とする一種のフィルター自動交換装置。
【請求項15】
前記第1のフィルター回転軸が前記動力装置に接続されて前記動力装置の回転に応じて前記フィルターの部分移動をし、前記第2のフィルター回転軸が前記第1のフィルター回転軸の回転に応じて前記フィルターを動かすことを特徴とする請求項14に記載の装置。
【図1】
【図2a】
【図2b】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7a】
【図7b】
【図8a】
【図8b】
【図8c】
【図8d】
【図8e】
【図8f】
【図9a】
【図9b】
【図10a】
【図10b】
【図11】
【図12a】
【図12b】
【図13】
【図14】
【図15】
【図16】
【図17】
【図18】
【図2a】
【図2b】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7a】
【図7b】
【図8a】
【図8b】
【図8c】
【図8d】
【図8e】
【図8f】
【図9a】
【図9b】
【図10a】
【図10b】
【図11】
【図12a】
【図12b】
【図13】
【図14】
【図15】
【図16】
【図17】
【図18】
【公開番号】特開2008−49329(P2008−49329A)
【公開日】平成20年3月6日(2008.3.6)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2007−26509(P2007−26509)
【出願日】平成19年2月6日(2007.2.6)
【出願人】(507039970)テコ エレクトリック アンド マシナリー カンパニー リミテッド (1)
【Fターム(参考)】
【公開日】平成20年3月6日(2008.3.6)
【国際特許分類】
【出願日】平成19年2月6日(2007.2.6)
【出願人】(507039970)テコ エレクトリック アンド マシナリー カンパニー リミテッド (1)
【Fターム(参考)】
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