説明

フリーアクセスフロア用支持台

【課題】支持するパネル部材の浮き上がりの防止を簡易かつ確実に行なうことができるフリーアクセスフロア用支持台を提供する。
【解決手段】パネル部材66の側板部70を嵌入してパネル部材66を支持する溝部46を上端面44に形成したフリーアクセスフロア用支持台32において、溝部46に側板部70を押圧する押圧部56を備え、押圧部56には側板部70に当接する隆起部62が形成されるようにした。
【効果】支持するパネル部材の浮き上がりの防止を簡易かつ確実に行なうことができる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、オフィスルーム等の部屋の下地床面上に敷設されるフリーアクセスフロアの、パネル部材を支持するフリーアクセスフロア用支持台に関するものである。
【背景技術】
【0002】
図7及び図8は、特許文献1に係るフリーアクセスフロア用支持台2(以下において、「支持台2」という。)を示す平面図及び側面断面図である。同図に示すように、支持台2は、御椀を伏せたような形状のベース部材4と、このベース部材4の上端面上に掛止された合成樹脂製の上端部材6とで構成されている。
【0003】
上端部材6は、略円盤形状に形成されており、ベース部材4と反対側の上端面10がほぼ平坦に形成されている。また、上端部材6は、図7に示すように、上端面10に沿って伸び、互いに直交するように形成された2本の溝部12を有している。各溝部12には、その長さ方向における他方の溝部12との交差範囲の両側2ヶ所ずつに、スペーサ14が形成されている。
【0004】
各スペーサ14は、図7及び図8に示すように、溝部12の底面上に高さを有するように形成されており、対応する溝部12の長さ方向と平行方向に伸びるように形成されている。これにより、各溝部12は、スペーサ14が形成されている長さ範囲内において、幅方向に2つに分断されるようになっている。
【0005】
図9は、このような支持台2の上端部材6の上端面10上に載置される、パネル部材16を示す平面図である。パネル部材16は、同図に示すように、平面形状が略正方形(又は略長方形)である天板部18と、この天板部18の四辺のそれぞれに、図9中の紙面に垂直方向の奥側に一定高さを有するよう折曲げて設けられる、側板部20とを有している。
【0006】
また、パネル部材16の天板部18には、その四隅のそれぞれに、凹弧状の切り欠き部22が形成されている。これにより、4枚のパネル部材16の各隅部を突合わせたときに、それぞれの凹弧状の切り欠き部22が90°ずつ組合わされて、後述するビス部材24を挿通させることができるような一つの挿通孔が形成されるようになっている。
【0007】
図10に示すように、支持台2は、4枚のパネル部材16の各隅部が一ヶ所に集められた位置の下側に配置される。各パネル部材16は、天板部18の各隅部が、支持台2の上端部材6の上端面10上に載置されると共に、図9に示す各側板部20の端部が、図7に示す支持台2の上端部材6における、溝部12の内側側面とスペーサ14との間の隙間に嵌入するようになっている。
【0008】
また、図10に示すように、支持台2の中心位置にはビス部材24が締付けられている。このビス部材24は、図9に示すパネル部材16の切り欠き部22が90°ずつ組合わされて形成された、図10に示すような挿通孔に挿通されている。そして、ビス部材24は、図示しないが、そのネジ部の尖った先端部が、図8に示す上端部材6の溝部12の底板部12aを貫いて、ベース部材4の上側中央部の雌ネジ部26とネジ締結するようになっている。これにより、図10に示す各パネル部材16は、その天板部18の各隅部が、ビス部材24の頭部に抑え付けられて、浮き上がらないようになっていた。
【特許文献1】特許第3823058号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0009】
しかしながら、上記特許文献1に係る支持台2においては、パネル部材16の浮き上がり防止用のビス部材24がネジ締結されるようになっているため、このようなビス部材24の締付け作業が煩わしいという問題があった。
【0010】
そこで本発明は、上記問題点に鑑みて、支持するパネル部材の浮き上がりの防止を簡易かつ確実に行なうことができるフリーアクセスフロア用支持台を提供することを課題とするものである。
【課題を解決するための手段】
【0011】
上記課題を解決するために本発明は、
パネル部材の側板部を嵌入してパネル部材を支持する溝部を上端面に形成したフリーアクセスフロア用支持台において、
前記溝部に前記側板部を押圧する押圧部を備え、
前記押圧部には前記側板部に当接する隆起部が形成されていることを特徴とするものである。
【0012】
また、本発明によるフリーアクセスフロア用支持台において、
前記押圧部には最も撓み易い自由端部とほとんど撓まない固定端部とを有し、前記溝部の開口側と底部側のいずれか一端側に前記自由端部を、他端側に前記固定端部を形成したことを特徴とするものである。
【発明の効果】
【0013】
このような本発明のフリーアクセスフロア用支持台によれば、
パネル部材の側板部を嵌入してパネル部材を支持する溝部を上端面に形成したフリーアクセスフロア用支持台において、
前記溝部に前記側板部を押圧する押圧部を備え、
前記押圧部には前記側板部に当接する隆起部が形成されていることにより、
支持するパネル部材の浮き上がりの防止を簡易かつ確実に行なうことができる。
【0014】
また、本発明のフリーアクセスフロア用支持台において、
前記押圧部には最も撓み易い自由端部とほとんど撓まない固定端部とを有し、前記溝部の開口側と底部側のいずれか一端側に前記自由端部を、他端側に前記固定端部を形成したことにより、
前記押圧部が破損するのを確実に防止することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0015】
以下、本発明に係るフリーアクセスフロア用支持台を実施するための最良の形態について、図面に基づいて具体的に説明する。
図1から図4は、本発明の第1の実施の形態に係るフリーアクセスフロア用支持台32について説明するために参照する図である。
【0016】
本実施の形態に係るフリーアクセスフロア用支持台32(以下において、「支持台32」という。)は、図1に示すように、金属製の円筒部材36と、合成樹脂製の上端部材34及び下端部材38とを備えて構成されている。
【0017】
上端部材34は、図1及び図2に示すように、略円盤形状の大径部40と、この大径部40の図1中下側に一体的に形成された円筒状の小径部42とを備えて構成されている。上端部材34は、その小径部42が、円筒部材36の上端部の内側に嵌合している。また円筒部材36は、その下端部が円筒状の下端部材38の内側に嵌合している。
【0018】
また、上端部材34の大径部40は、その上端面44がほぼ平坦に形成されており、図2に示すように、この上端面44に沿って伸び、互いに直交するように形成される2本の溝部46を有している。
【0019】
各溝部46には、その長さ方向における他方の溝部46との交差範囲を除く長さ範囲にわたって、スペーサ48が形成されている。このスペーサ48は、溝部46の底面46a上に高さを有するように立設されており、このようなスペーサ48により、各溝部46は、幅方向に2つに分けられている。
【0020】
また、上端部材34の大径部40は、図2に示すように、小径部42の内径よりも内側の領域において、上端面44を形成する一定肉厚の上板50が形成されている。この上板50の下側であって、かつ、スペーサ48に対向する各溝部46の側面46bを形成する一定肉厚の側壁47の背後には、略扇形の空洞部分43が形成されている。上端部材34の大径部40は、このような空洞部分43を4つ有しており、各空洞部分43は、図1に示すように、小径部42の内側の中空部分に連通している。
【0021】
また、上端部材34の大径部40には、図2に示すように、各溝部46における、スペーサ48を挟んで互いに対向する両側の側壁47であって、溝部46同士の交差位置と上端面44の外周との中間位置のそれぞれに、一定間隔を置いて、溝部46の深さ方向(図2中、紙面に垂直方向の奥側)に一定深さまで伸びる2本のスリット52が形成されている。
【0022】
この2本のスリット52のそれぞれは、一定深さの下端から上昇して、上板50と側壁47で形成される角部を折れ曲って上板50内にまで延長されており、溝部46の側壁47の背後まで伸びて形成されている。つまりスリット52は、上記角部から側壁47の肉厚よりも長い長さ分だけ上板50の奥側に伸びて形成されている。
【0023】
そして、この2本のスリット52の上板50内の奥側の端部同士が、溝部46の長さ方向と平行方向に伸びるように形成されたスリット54の両端に繋げられて、2本のスリット52とスリット54がコの字状に形成されている。上端部材34における溝部46の側壁47は、図2及び図3に示すように、スリット52,54で囲まれた部分が、押圧部56を構成するようになっている。上端部材34は、このような押圧部56を1本の溝部46の両側に2個ずつ、計8個を有している。
【0024】
押圧部56は、最も撓み易い自由端部60と、ほとんど撓まない固定端部58とを有している。すなわち押圧部56は、図3に示すように、溝部46の深さ方向(図3中縦方向)に長さを有し、溝部46の開口側先端部には自由端部60が形成され、溝部46の底面46a側には固定端部58が形成されている。押圧部56の自由端部60は、スペーサ48と反対側に折曲って、この折曲り部分は上板50と同一平面状に形成されている。
【0025】
押圧部56にはその自由端部60に、スペーサ48側に隆起する隆起部62が設けられている。この隆起部62とスペーサ48との間の隙間は、後述するパネル部材66の側板部70の厚さ(図4中、寸法t)よりも若干狭く設定されている。
【0026】
また、上端部材34における大径部40の溝部46には、図2及び図3に示すように、その長さ方向(図2中、縦方向又は横方向)に溝部46の底面46aを形成する底壁63が形成されているが、溝部46の長さ方向における押圧部56を含む一定の長さ範囲においては、底壁63が形成されていないことにより、このような長さ範囲に開口部64が形成されている。
【0027】
この開口部64により、上端部材34の成形時に、図示しない、上端部材34を形成するための金型の一部分であって、押圧部56の隆起部62を形成するための部分が、図2中の紙面に垂直方向の奥側から手前側に向かって、底壁63を通り抜けることができるようになっている。
【0028】
図4は、支持台32がパネル部材66を支持している状態を示す側面断面図である。同図は、図面の複雑化を防止するため、パネル部材66が1枚だけ載置された状態を示している。支持台32は、同図に示すように、パネル部材66の天板部68の隅部を上端部材34の上端面44上に載置させ、パネル部材66の側板部70を、上端部材34における溝部46の側面46bとスペーサ48との間に嵌入させるようになっている。
【0029】
押圧部56の隆起部62とスペーサ48との間の隙間寸法は、パネル部材66の側板部70の厚さ寸法tよりも若干狭く設定されていることにより、押圧部56はその自由端部60側の隆起部62が、パネル部材66の側板部70に当接しつつ固定端部58を支点として弾性的に撓むので、その反力によりパネル部材66の側板部70をスペーサ48側へ押圧するようになっている。
【0030】
このような本実施の形態に係るフリーアクセスフロア用支持台32によれば、この溝部46の側面46bとスペーサ48との間に嵌入されたパネル部材66の側板部70を、押圧部56がスペーサ48側へ押圧するようになっていることにより、パネル部材66の側板部70が、上端部材34における溝部46の側面46bとスペーサ48との間にしっかりと挟まれるようになっているので、パネル部材66の浮き上がりの防止を簡易かつ確実に行なうことができる。
【0031】
また、本実施の形態に係るフリーアクセスフロア用支持台32によれば、パネル部材66の平面形状の四隅に、図9に示す従来のパネル部材16の四隅に形成した凹弧状の切り欠き部22と同様の切り欠き部を形成しなくても済むようになる。
【0032】
また、本実施の形態に係るフリーアクセスフロア用支持台32によれば、隆起部62が押圧部56の最も撓み易い自由端部60に設けられているので、図4に示すように、押圧部56の撓み角θを必要最小限度に抑えることができる。このため、押圧部56の固定端部58に加わる曲げモーメントを必要最小限度に抑えることができるので、この支持台32の耐久性を向上させることができる。
【0033】
このような耐久性の向上の効果により、上端部材34が合成樹脂製である場合でも、気温の低下や経時変化等による弾力性の低下に伴って上端部材34が破損することを有効に防止することができる。
【0034】
次に、図5及び図6は、本発明の第2の実施の形態に係るフリーアクセスフロア用支持台82(以下において、「支持台82」という。)について説明するために参照する図である。前記第1の実施の形態に係る支持台32と同様の部分や構成についての重複する説明は省略するものとする。
【0035】
本実施の形態に係る支持台82は、前記第1の実施の形態に係る支持台32の上端部材34の代わりに、上端部材83を備えている。この上端部材83は、図5及び図6に示すように、スペーサ48を挟んで互いに対向する各溝部46の両側の側壁47のそれぞれに上下に伸びるよう形成された、2本のスリット52の底面46a側の端部同士が、各溝部46の両側の側壁47に形成された、各溝部46の長さ方向に長さを有するスリット84により繋がっている。
【0036】
これにより、スリット52,84に囲まれて形成される押圧部86は、その長さ方向(図6中縦方向)における上板50側、すなわち、溝部46の開口側に、ほとんど撓まない固定端部88を有しており、溝部46の底面46a側に最も撓み易い自由端部90を有している。また、押圧部86の隆起部92は、その最も撓み易い自由端部90に形成されている。
【0037】
このような本実施の形態に係るフリーアクセスフロア用支持台82によれば、前記第1の実施の形態と同様に、この支持台82が支持するパネル部材66(図4参照)の浮き上がりの防止を簡易かつ確実に行なうことができる。
【0038】
また、本実施の形態に係るフリーアクセスフロア用支持台82によれば、図示しないが、前記第1の実施の形態と同様に、パネル部材66(図4参照)の平面形状の四隅に、図9に示す従来のパネル部材16の四隅に形成した凹弧状の切り欠き部22と同様の切り欠き部を形成しなくても済むようになる。
【0039】
また、本実施の形態に係るフリーアクセスフロア用支持台82によれば、図6に示すように、押圧部86の隆起部92が最も撓み易い自由端部90に形成されているので、図示しないパネル部材66の側板部70(図4参照)が、上端部材83における溝部46の側面46bとスペーサ48との間に嵌入したときに、押圧部86の撓み角(図4における撓み角θに相当)を必要最小限度に抑えることができる。このため、押圧部86の固定端部88に加わる曲げモーメントを必要最小限度に抑えることができるので、この支持台82の耐久性を向上させることができる。
【0040】
また、本実施の形態に係るフリーアクセスフロア用支持台82によれば、図6に示すように、押圧部86は、その固定端部88を溝部46の開口側に有しているので、押圧部86は、図示しないパネル部材66の側板部70が、溝部46の側面46bとスペーサ48との間に嵌入する際に、このパネル部材66の側板部70から座屈荷重を受けるおそれが無くなるので、このような座屈荷重が原因となって押圧部86が破損するのを、確実に防止することができる。
【0041】
なお、前記第1及び第2の実施の形態に係るフリーアクセスフロア用支持台32,82においては、図2及び図5に示すように、上端部材34,83が、互いに直交する2本の溝部46を有するようになっていたが、溝部46は1本だけが形成されていてもよい。
【0042】
また、前記第1及び第2の実施の形態に係るフリーアクセスフロア用支持台32,82においては、1本の溝部46の幅中心部に、溝部46の長さ方向に伸びるスペーサ48が設けられていたが、そのようなスペーサが設けられた1本の溝部46を設ける代わりに、相互間に壁を有する2本の溝部を設けてもよい。
【0043】
また、前記第1の実施の形態に係る支持台32においては、図1に示すように、上端部材34、円筒部材36、及び下端部材38を備えるようになっていたが、これら上端部材34、円筒部材36、及び下端部材38が、合成樹脂材等により、一体的に形成されていてもよい。或いは、上端部材34と円筒部材36だけが一体的に、又は円筒部材36と下端部材38だけが一体的に形成されていてもよい。また、前記第2の実施の形態に係る支持台82の、上端部材83、円筒部材36、及び下端部材38についても同様である。
【図面の簡単な説明】
【0044】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係るフリーアクセスフロア用支持台32を示す側面図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態に係るフリーアクセスフロア用支持台32を示す平面図である。
【図3】図2に示す上端部材34及び円筒部材36の上端部のB−B線矢視断面図であって、パネル部材66を載置しない状態を示す図である。
【図4】図2に示す上端部材34及び円筒部材36の上端部のB−B線矢視断面図であって、上端部材34上にパネル部材66を載置した状態を示す図である。
【図5】本発明の第2の実施の形態に係るフリーアクセスフロア用支持台82を示す平面図である。
【図6】図5に示す上端部材83及び円筒部材36の上端部のC−C線矢視断面図である。
【図7】従来のフリーアクセスフロア用支持台2を示す平面図である。
【図8】従来のフリーアクセスフロア用支持台2を示す側面断面図である。
【図9】従来のパネル部材16を示す平面図である。
【図10】図7,8に示す従来のフリーアクセスフロア用支持台2上に、図9に示す従来のパネル部材16の4枚の隅部を載置した状態を示す平面図である。
【符号の説明】
【0045】
2 フリーアクセスフロア用支持台
4 ベース部材
6 上端部材
10 上端面
12 溝部
12a 底板部
14 スペーサ
16 パネル部材
18 天板部
20 側板部
22 切り欠き部
24 ビス部材
26 雌ネジ部
32 フリーアクセスフロア用支持台
34 上端部材
36 円筒部材
38 下端部材
40 大径部
42 小径部
43 空洞部分
44 上端面
46 溝部
46a 底面
46b 側面
47 側壁
48 スペーサ
50 上板
52,54 スリット
56 押圧部
58 固定端部
60 自由端部
62 隆起部
63 底壁
64 開口部
66 パネル部材
68 天板部
70 側板部
82 フリーアクセスフロア用支持台
83 上端部材
84 スリット
86 押圧部
88 固定端部
90 自由端部

【特許請求の範囲】
【請求項1】
パネル部材の側板部を嵌入してパネル部材を支持する溝部を上端面に形成したフリーアクセスフロア用支持台において、
前記溝部に前記側板部を押圧する押圧部を備え、
前記押圧部には前記側板部に当接する隆起部が形成されていることを特徴とするフリーアクセスフロア用支持台。
【請求項2】
前記押圧部には最も撓み易い自由端部とほとんど撓まない固定端部とを有し、前記溝部の開口側と底部側のいずれか一端側に前記自由端部を、他端側に前記固定端部を形成したことを特徴とする請求項1に記載のフリーアクセスフロア用支持台。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【公開番号】特開2008−303553(P2008−303553A)
【公開日】平成20年12月18日(2008.12.18)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2007−149637(P2007−149637)
【出願日】平成19年6月5日(2007.6.5)
【出願人】(000233239)日立機材株式会社 (225)
【Fターム(参考)】