説明

フレキシブルプリント配線板

【課題】配電ボックスを用いることなく、電源から供給される電力を各負荷に分配し、さらに各負荷に過電流が流れてしまうのを防止することができるフレキシブルプリント配線板を提供する。
【解決手段】フレキシブルプリント配線板10の導体パターン1に、通電用の回路部1aと、回路部よりも断面積を小さくしたヒューズ部1bとを形成し、回路部1aに過電流が流れた場合はヒューズ部1bを溶断させ、各負荷に過電流が流れてしまうのを防止するように構成した。また電源側電線3aが接続される電源側端子部2aから、負荷側電線3bが接続される負荷側端子部2bへ延びるように回路部1a形成し、電源から供給される電力を各負荷に分配するように構成してある。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、フレキシブルプリント配線板を用いたヒューズ構造および配線構造に関する。
【背景技術】
【0002】
自動車などの車両には、バッテリーなどの電源と、この電源から電力を受ける各種電装品(負荷)が搭載されている。そして前記電源と各負荷との間には、電源と負荷とを接続するための電線や、電源から供給される電力を複数の負荷に分配する配線ボックスや、各負荷に過電流が流れてしまうのを防止するヒューズ素子などが配設されている。
車種等の違いなどによって車両に搭載される各種電装品(負荷)の数や質、種類などが変更されると、それに伴って、車種等の如何に応じて異なる仕様の配電ボックスを製造したり、電線の配線方式を変更する必要があった。
しかしながら、配線ボックスの差込口に差込可能の複数の差込端子と、その複数の差込端子同士を通電可能に連結する連結部とを備えた車両用多極形ヒューズ素子を配線ボックスに取り付けるにあたって、前記車両用多極形ヒューズ素子の連結部を、通電する電流の大きさに応じて溶断可能とするために前記差込端子部よりも断面積の小さくされた溶断部と、その溶断部よりも断面積の大きくされたバスバー部との組み合わせによって構成するとともに、さらに前記バスバー部を、電源から複数の負荷へそれぞれ給電可能とする電路を構成するために一以上の箇所で切断可能としたことによって、一の「溶接部とバスバー部との」組み合わせにより、車種等の如何に応じた複数種類の電路を構成することが可能となる。(例えば、特許文献1を参照)
すなわち、配線ボックスに上記車両用多極形ヒューズを取り付けることによって、車種等の如何に応じて異なる仕様の配線ボックスの製造を強いるのを防止又は抑制することができ、更には、仕様の追加又は変更によって、新規の配線ボックスの製造を強いたり、電線の配線方式の変更を強いたりするのを防止又は抑制することができる。
【特許文献1】特開2002−329454号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
従来技術では車種等の違いによって電線の配線方式や配電ボックスの変更をする必要はないが、配線ボックスを用いて、電源から供給される電力を複数の負荷に分配していたため、車両内に配線ボックス用のスペースを確保しなければならないといった問題点がある。
【0004】
そこで本発明は、配電ボックスを用いることなく、電源から供給される電力を各負荷に分配し、さらに各負荷に過電流が流れてしまうのを防止することができるヒューズ構造を備えたフレキシブルプリント配線板を提供するものである。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明は、フレキシブルプリント配線板の導体パターンに、通電用の回路部と、回路部よりも断面積を小さくしたヒューズ部とを形成したフレキシブルプリント配線板に関し、回路部とヒューズ部とを有するフレキシブルプリント配線板によって、電源から供給される電力を各負荷に分配するとともに、各負荷に過電流が流れてしまうのを防止するように構成するものである。
【発明の効果】
【0006】
本発明によるフレキシブルプリント配線板を使用することによって、配電ボックスを使用することなく、電源から供給される電力を各負荷に分配するとともに、各負荷に過電流が流れてしまうのを防止するように構成することができる。
また従来の配電ボックスの製造に比べ、本発明ではフレキシブルプリント配線板に導体パターンを形成する際に、回路部や、回路部よりも断面積が小さいヒューズ部を容易に形成することができ、車種等の違いに対応した回路部の形成が容易である。つまり電源から各負荷への電力分配の設計変更が容易である。また1枚のフレキシブルプリント配線板上に、複数の回路部とヒューズ部とを形成することも容易である。
さらに、複数枚のフレキシブルプリント配線板を使用して電源から供給される電力を各負荷に分配するよう構成することによって、使用するフレキシブルプリント配線板の組み合わせを変更すれば車種等の違いに対応して電源から供給される電力を各負荷に分配できたり、ヒューズ部が溶断した場合は当該溶断部に該当するフレキシブルプリント配線板のみを交換すればいいようにすることができる。
またFPCコネクタを用いて、フレキシブルプリント配線板の各端子部に各電線を接続するように構成することによって、電源から供給される電力を各負荷に分配する機能(すなわち配線ボックスによる機能)を小スペースで行うことができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0007】
本発明の実施例によるフレキシブルプリント配線板について、図1から図4を参照して説明する。
本発明によるフレキシブルプリント配線板(以下、FPCという)は、電源から供給される電力を各負荷に分配するとともに、各負荷に過電流が流れてしまうのを防止する機能を有するものである。つまりヒューズ構造を備えた配線ボックスの機能を有するものである。
【0008】
本発明の実施例によるFPC10は、図1に示すように、FPC10上に形成されている導体パターン1に、通電用の回路部1aと、前記回路部よりも断面積を小さくしたヒューズ部1bとが形成されている。
FPC上には複数の回路1aが形成されており、各回路部1aの一端側には、電源側電線3aに接続される電源側端子部2aが形成されるとともに、他端側には、負荷側電線3bに接続される負荷側端子部2bが形成され、さらに前記電源側端子部2aから負荷側端子部2bへ延びるように配線された回路部1aの途中に、断面積を小さくしたヒューズ部1bが形成されている。そしてFPC10には、複数の回路部1aとヒューズ部1bとが形成されている。
【0009】
この実施例では、図1(b)に示すように、導体パターン1を保護するためFPC10の表面に被覆した絶縁体被覆を、FPCの先端部において所定範囲にわたって除去し、FPCの先端部に導体パターン1を露出させてなる電源側端子部2aと負荷側端子部2bをそれぞれ形成した。
そしてFPCコネクタ20と電線用コネクタ30a,30bによって、前記各端子部(電源側端子部2a,負荷側端子部2b)に各電線(電源側電線3a,負荷側電線3b)をそれぞれ接続し、前記電源側端子部2aから負荷側端子部2bへ延びるように配線された回路部1aによって通電させ、電源から供給される電力を各負荷に分配するように構成した。
【0010】
すなわち、FPC10の先端部に導体パターン1を露出してなる電源側端子部2aと負荷側端子部2bとを形成するとともに、前記電源側端子部2aから負荷側端子部2bへ延びるように回路部1aを配線し、さらに前記回路部1aの途中に断面積を小さくしたヒューズ部1bを形成する。
そしてこのFPC10の電源側端子部2aに電源側電線3aを接続するとともに負荷側端子部2bに負荷側電線3bを接続することによって、電源から供給される電力を各負荷に分配するとともに、回路部1aに過電流が流れた場合はヒューズ部1bを溶断させ、各負荷に過電流が流れてしまうのを防止するように構成した。
さらにこの実施例では、前記電源側端子部2aから負荷側端子部2bに向かって延びる回路1aを分岐させ、一つの電源側端子部2aから複数の負荷側端子部2bへ延びるように回路部1aを形成することによって、電源から供給される電力を複数の負荷に分配するように構成した。
【0011】
次に図2を参照して、FPCコネクタ20と電線用コネクタ30a,30bを使用し、前記FPC10の先端部に形成されている各端子部(電源側端子部2a,負荷側端子部2b)に各電線(電源側電線3a,負荷側電線3b)をそれぞれ接続する方法を説明する。
【0012】
図2(a)に示すように、この実施例によるFPC10の先端部には、導体パターン1の片側の絶縁体(絶縁体被覆)が所定範囲にわたって除去され、導体の片側が露出してなる端子部(電源側端子部2aと負荷側端子部2b)が形成されている。さらにFPC10の先端部には、導体が露出した面と反対側の面に、金属あるいはガラスエポキシ樹脂などの硬質で弾性のある材料からなる補強板11を貼り付けてある。
また図2(a)に示すように、FPCコネクタ20は、電線用コネクタ30a,30bを嵌合するためのコネクタ嵌合口22と、FPC10の先端部を筐体内に挿入するためのFPC挿入口21とを有し、コネクタ嵌合口22の反対側にFPC挿入口21が形成されている。
そして、導体パターン1を露出させてなる端子部2a,2bが形成され、補強板11が貼り付けられているFPC10の先端部をFPC挿入口21からFPCコネクタ20の筐体内に挿入し、FPC10の先端部分にFPCコネクタ20を取り付ける。
【0013】
一方、各電線(電源側電線3aと負荷側電線3b)には、図2(b)に示すように、電線先端にそれぞれ電線用端子31が取り付けられ、この各電線用端子31を電線用コネクタ30a,30bにそれぞれ固定する。
そして前記FPCコネクタ20のコネクタ嵌合口22に電線用コネクタ30a,30bをそれぞれ嵌合することによって、電線用コネクタ30a,30bに固定されている電線用端子31を、FPC挿入口21からFPCコネクタ20内に挿入されているFPC10の先端部にある端子部にそれぞれ接圧させ、FPC10の各端子部(電源側端子部2a,負荷側端子部2b)に各電線(電源側電線3aと負荷側電線3b)をそれぞれ接続する。
【0014】
各電線の先端に取り付けられる電線用端子31は導電材料からなり、FPC10の先端部分を挟み込むFPC挟持部31aと、電線3a,3bの先端が取り付けられる電線取付部31bとを有する。
そしてこの実施例では、電源側電線3aの先端に取り付けた各電線用端子31(導電材料)を電線用コネクタ30aにそれぞれ固定し、この電線用コネクタ30aをFPCコネクタ20に嵌合した際、FPCコネクタ20の筐体内に挿入されているFPC10の先端部を電線用端子31(スリット)に圧入させ、電源側電線3aに取り付けてある電線用端子31を電源側端子部2aに接圧させるように構成した。また負荷側電線3bの先端に取り付けた各電線用端子31(導電材料)を電線用コネクタ30bにそれぞれ固定し、この電線用コネクタ30bをFPCコネクタ20に嵌合した際、FPCコネクタ20の筐体内に挿入されているFPC10の先端部を電線用端子31(スリット)に圧入させ、負荷側電線3bに取り付けてある電線用端子31を負荷側端子部2bに接圧させるように構成した。
つまり、FPCコネクタ20と電線用コネクタ30a,30bとを嵌合することによって、FPC10の先端部に形成されている電源側端子部2aに電源側電線3aが接続されるとともに、同じくFPC10の先端部に形成されている負荷側端子部2bに負荷側電線3bが接続される。
【0015】
なおFPCコネクタ20と電線用コネクタ30a,30bとの嵌合によって、電線用端子31のFPC挟持部31a(スリット)にFPC10の先端部が圧入される際、FPC10の先端部に補強板11を貼り付けておくことによって、FPC10の先端部にある端子部と電線用端子31の接圧が確保され、FPC10の先端部に形成されている端子部2a,2bと電線3a,3bの接続信頼性を向上させることができる。
【0016】
この実施例では、FPCコネクタ20と電線用コネクタ30とを使用することによって、導体パターン1を露出させてなる各端子部2a,2bに各電線3a,3bをそれぞれ接続するように構成したが、例えば導体パターン1を露出してなる電源側端子部2aと負荷側端子部2bに、溶接・ピアシングなどの方法によってそれぞれ端子部材を接続し、当該端子部材によって電源側端子部2aと電源側電線3aと接続するとともに、負荷側端子部2bと負荷側電線3bとを接続し、電源から供給される電力を各負荷に分配するように構成してもよい。
【0017】
次に、本発明によるFPCの他の実施例について、図3及び図4を参照して説明する。
この実施例は、2枚のFPC10A,10Bを使用して、電源から供給される電力を各負荷に分配するものである。
図3(a)及び図3(b)に示すように、各FPC10A,10Bには、前述したFPCと同様に、導体パターン1を露出してなる電源側端子部2aと負荷側端子部2bとがFPC先端部に形成されるとともに、前記電源側端子部2aから負荷側端子部2bへ延びるように配線された通電用の回路部1aが形成され、また前記回路部1の途中には、回路部よりも断面積を小さくしたヒューズ部1bが形成され、回路部1aに過電流が流れた場合はヒューズ部1bを溶断させ、各負荷に過電流が流れてしまうのを防止するように構成されている。
【0018】
そしてこの実施例では、図4に示すように、回路部1aとヒューズ部1bとが形成されたFPCを複数枚使用し、FPCコネクタ20と電線用コネクタ30a,30bを使用し、各FPC10A,10Bの先端部にそれぞれ形成されている各端子部(電源側端子部2a,負荷側端子部2b)に各電線(電源側電線3a,負荷側電線3b)をそれぞれ接続することによって、電源から供給される電力を各負荷に分配するように構成してある。
これによって、ある一つの回路部1aに過電流が流れてその回路部1aの途中にあるヒューズ部1bが溶断した場合、それに該当するFPCのみを交換すればいい。
例えば図4に示すように、2枚のFPC10A,10Bとを使用し、電源から供給される電力を各負荷に分配するように構成したときは、FPC10B上の回路部1aに過電流が流れてその回路部1aの途中にあるヒューズ部1bが溶断した場合、FPC10Aは交換することなく、FPC10Bのみを交換すればよい。
【0019】
さらにこの実施例のように、回路部1aとヒューズ部1bとが形成されたFPCを複数枚使用し、複数枚のFPCを組み合わせて電源から供給される電力を各負荷に分配するように構成したことによって、車種等の違いに対応して使用するFPCの組み合わせを変更することで、電源から各負荷への電力分配を容易に設計変更できるようにした。
すなわち従来技術によれば、車種等の違いなどによって車両に搭載される各種電装品(負荷)の数や質、種類などが変更されると、それに伴って、車種等の如何に応じて異なる仕様の配電ボックスを製造したり、電線の配線方式を変更する必要があったが、この発明によれば、車種等の違いに応じて使用するFPCの組み合わせを変更することによって、その違いに対応して電源から各負荷への電力分配を容易に設計変更できる。
例えば、電源から供給される電力を3つの負荷に分配する場合、図3(a)に示すFPC10Aのみを使用し、電源から供給される電力を3つの負荷に分配するように配線する。そして車種等の変更によって負荷を一つ追加し、電源から供給される電力を4つの負荷に分配するように設計変更する場合、図3(a)に示すFPC10Aと、図3(b)に示すFPC10Bとを組み合わせ、図4に示すように、電源から供給される電力を4つの負荷に分配するように構成できる。
【図面の簡単な説明】
【0020】
【図1】本発明の実施例によるFPCを示す図である。
【図2】FPCの端子部に電線を接続する方法を説明する図である。
【図3】他の実施例によるFPCを示す図である。
【図4】複数枚のFPCを使用して電源から各負荷へ電力分配する構成を示す図である。
【符号の説明】
【0021】
1 導体パターン
1a 回路部
1b ヒューズ部
2a 電源側端子部
2b 負荷側端子部
3a 電源側電線
3b 負荷側電線
10,10A,10B FPC
11 補強板
20 FPCコネクタ
21 FPC挿入口
22 コネクタ嵌合口
30a,30b 電線用コネクタ
31 端子
31a FPC挟持部
31b 電線取付部

【特許請求の範囲】
【請求項1】
フレキシブルプリント配線板(10)の導体パターン(1)に、
通電用の回路部(1a)と、回路部よりも断面積を小さくしたヒューズ部(1b)とを形成したことを特徴とするフレキシブルプリント配線板。
【請求項2】
電源側電線(3a)が接続される電源側端子部(2a)から負荷側電線(3b)が負荷側端子部(2b)へ延びるように配線された回路部(1a)の途中に、断面積を小さくしたヒューズ部(1b)を形成したフレキシブルプリント配線板(10)であって、
フレキシブルプリント配線板上に複数の回路部(1a)とヒューズ部(1b)とを形成したことを特徴とするフレキシブルプリント配線板。
【請求項3】
フレキシブルプリント配線板(10)の端部に、導体パターン(1)を露出させてなる電源側端子部(2a)と負荷側端子部(2b)とを形成し、
当該フレキシブルプリント配線板(10)の端部にFPCコネクタ(20)を取り付け、FPCコネクタ(20)によって、電源側端子部(2a)に電源側電線(3a)を接続するとともに、負荷側端子部(2b)に負荷側電線(3b)を接続し、電源から供給される電力を各負荷に分配するように構成したことを特徴とする請求項1または2に記載のフレキシブルプリント配線板。
【請求項4】
フレキシブルプリント配線板(10)の端部に、導体パターン(1)を露出させてなる電源側端子部(2a)と負荷側端子部(2b)とを形成し、
前記各端子部(2a,2b)に溶接・ピアシングなどの方法によって端子部材を接続し、当該端子部材によって、前記電源側端子部(2a)に電源側電線(3a)を接続するとともに、負荷側端子部(2b)に負荷側電線(3b)を接続し、電源から供給される電力を各負荷に分配するように構成したことを特徴とする請求項1または2に記載のフレキシブルプリント配線板。
【請求項5】
電源側端子部(2a)から負荷側端子部(2b)へ延びる回路部(1a)を分岐させ、一つの電源側端子部(2a)から複数の負荷側端子(2b)に向けて回路部(1a)を配線し、電源から供給される電力を複数の負荷に分配するように構成するとともに、
回路部(1a)に過電流が流れた場合はヒューズ部(1b)を溶断させ、各負荷に過電流が流れてしまうのを防止するように構成したことを特徴とする請求項1から4の何れか1項に記載のフレキシブルプリント配線板。
【請求項6】
回路部(1a)とヒューズ部(1b)とが形成されたフレキシブルプリント配線板を複数枚使用し、各フレキシブルプリント配線板の各端子部(2a,2b)に各電線(3a,3b)をそれぞれ接続することによって電源から供給される電力を各負荷に分配するように構成し、
車種等の違いに応じて使用するフレキシブルプリント配線板の組み合わせを変更し、車種等の違いに対応して電源から各負荷への電力分配を容易に設計変更できるように構成したことを特徴とする請求項1から5の何れか1項に記載のフレキシブルプリント配線板。
【請求項7】
回路部(1a)とヒューズ部(1b)とが形成されたフレキシブルプリント配線板を複数枚使用し、各フレキシブルプリント配線板の各端子部(2a,2b)に各電線(3a,3b)をそれぞれ接続することによって電源から供給される電力を各負荷に分配するように構成し、
ヒューズ部(1b)が溶断した場合は、該当するプリントプリント配線板を交換し、電源から供給される電力を各負荷に分配できるように構成したことを特徴とする請求項1から5の何れか1項に記載のフレキシブルプリント配線板。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【公開番号】特開2007−317990(P2007−317990A)
【公開日】平成19年12月6日(2007.12.6)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2006−148034(P2006−148034)
【出願日】平成18年5月29日(2006.5.29)
【出願人】(000005186)株式会社フジクラ (4,463)
【Fターム(参考)】