説明

プラスチックボトル搬送装置

【課題】簡易に底部が凸形状となったプラスチックボトルを正立させた状態で搬送することが可能なプラスチックボトル搬送装置を提供することを目的とする。
【解決手段】プラスチックボトル搬送装置100−1は、底部が突出した凸形状であるプラスチックボトル200を搬送するものであって、プラスチックボトル200の搬送方向に沿って延在し、当該プラスチックボトル200の側面部に接触して支持する搬送ベルト102−1及び102−2と、プラスチックボトル200の搬送方向に沿って延在し、当該プラスチックボトル200の底部の外縁部に接触して支持するレール108−1及び108−2とを有し、搬送ベルト102−1及び102−2におけるプラスチックボトル200の接触面が該プラスチックボトル200の搬送方向に駆動する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、プラスチックボトルを搬送するプラスチックボトル搬送装置に関する。
【背景技術】
【0002】
従来より、プラスチックボトルに温度の高い内容物を充填する場合、当該内容物が冷却した後に容積が減少し、減圧状態となってプラスチックボトルの側面部が変形することを防止すべく、予め底部を突出させて凸形状にした上で内容物を充填し、冷却後に底部の形状を元に戻すことによって減圧状態を解消する手法が提案されている。例えば、特許文献1では、ロッド502をプラスチックボトル600の内部に挿入し、底部を内側から押圧することによって当該底部を凸形状とする(図5(a)乃至(d))。そして、内容物の充填、キャッピング、冷却後に、別のロッド504によって底部を外側から押圧することによって当該底部の形状を元に戻す(図6(a)乃至(d))。
【特許文献1】国際公開第2004/028910号パンフレット
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
しかしながら、底部が凸形状となったプラスチックボトルを正立させた状態で搬送することは容易ではない。このような問題に対し、プラスチックボトルを嵌入して自立させる筒状のホルダを設けることが考えられるが、この場合には、ホルダの数が膨大となってコストが増加する。
【0004】
本発明は従来の問題を解決するためになされたもので、簡易に底部が凸形状となったプラスチックボトルを正立させた状態で搬送することが可能なプラスチックボトル搬送装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明のプラスチックボトル搬送装置は、底部が突出した凸形状であるプラスチックボトルを搬送するものであって、前記プラスチックボトルの搬送方向に沿って延在し、前記プラスチックボトルの側面部、ネック部及び頭部のいずれかに接触して支持する第1の支持部と、前記プラスチックボトルの搬送方向に沿って延在し、前記プラスチックボトルの底部の外縁部に接触して支持する第2の支持部とを有し、前記第1及び第2の支持部の少なくとも一方における前記プラスチックボトルの接触面が該プラスチックボトルの搬送方向に駆動することを特徴とする。
【0006】
この構成によれば、プラスチックボトルは、第1の支持部が側面部、ネック部及び頭部のいずれかに接触して支持されるとともに、第2の支持部が底部の中心部ではなく、外縁部に接触して支持されて正立した状態となり、更に、第1及び第2の支持部の少なくとも一方が駆動することによって搬送される。従って、簡易に底部が凸形状となったプラスチックボトルを正立させた状態で搬送することができる。
【0007】
また、本発明のプラスチックボトル搬送装置は、前記第1の支持部が、前記プラスチックボトルの側面部における対向する2箇所に接触して支持前記第2の支持部が、前記プラスチックボトルの底部の外縁部における対向する2箇所に接触して支持するようにしてもよい。
【0008】
この構成によれば、第1及び第2の支持部は、プラスチックボトルを挟み込むことになり、より確実にプラスチックボトルを正立させることができる。
【0009】
また、本発明のプラスチックボトル搬送装置は、前記第1の支持部が、前記プラスチックボトルの搬送方向に駆動するものであって、前記プラスチックボトルの側面部の形状に応じた凹部を有するようにしてもよい。
【0010】
この構成によれば、プラスチックボトルを第1の支持部に嵌合させた状態で搬送することができ、より確実にプラスチックボトルを正立させることができる。
【0011】
また、本発明のプラスチックボトル搬送装置は、前記プラスチックボトルの搬送方向に沿って延在し、前記プラスチックボトルの側面部、ネック部及び頭部のいずれかに接触して支持する第3の支持部を有するようにしてもよい。
【0012】
この構成によれば、プラスチックボトルの支持箇所が増え、より確実にプラスチックボトルを正立させることができる。
【発明の効果】
【0013】
本発明によれば、プラスチックボトルの底部の中心部でなく、外縁部が支持されるとともに、側面部又は頭部のいずれか支持されて正立した状態となって搬送されるため、簡易に底部が凸形状となったプラスチックボトルを正立させた状態で搬送することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0014】
以下、本発明の実施の形態のプラスチックボトル搬送装置について、図面を用いて説明する。図1は、図5及び図6のように底部が凹凸反転可能なプラスチックボトルに内容物を充填した製品の製造工程の概略を示す図である。
【0015】
図1に示す製造工程は、底部押し出し工程10、充填工程20、キャップ装着工程30、転倒殺菌工程40、冷却工程50及び底部押し戻し工程60からなる。底部押し出し工程10は、プラスチックボトルの底部を突出させて凸形状に形成する。充填工程20は、この底部が凸形状に形成されたプラスチックボトルに高温(例えば摂氏85度)の内容物を充填する。キャップ装着工程30は、内容物が充填されたプラスチックボトルの頭部にキャップを装着する。
【0016】
転倒殺菌工程40は、キャップが装着されたプラスチックボトルを転倒させ、キャップ内側天面とノズル部内面の殺菌処理を行う。冷却工程50は、殺菌処理後のプラスチックボトルに温水ないし冷水を20分乃至40分程度振り掛けて、内容物が摂氏40度程度になるまで冷却する。底部押し戻し工程60は、冷却後のプラスチックボトルの突出した底部を縮退させて元の形状に戻す。
【0017】
本実施形態におけるプラスチックボトル搬送装置は、上述した製造工程において、底部押し出し工程10においてプラスチックボトルの底部が凸形状となった後、底部押し戻し工程60において元の形状に戻るまでの間、当該プラスチックボトルを正立させた状態で搬送するものである。以下、プラスチックボトル搬送装置の第1乃至第3の実施例について説明する。
【0018】
(第1実施例)
図2は、第1実施例におけるプラスチックボトル搬送装置の構成を示す図であり、図2(a)は上面図、図2(b)は側面図を示す。図2に示すプラスチックボトル搬送装置100−1は、底部が突出した凸形状のプラスチックボトル200を正立させた状態で搬送するものであり、第1の支持部としての搬送ベルト102−1及び102−2と、搬送ローラ104−1、104−2、106−1及び106−2と、第2の支持部としてのレール108−1及び108−2と、第3の支持部としてのガイド110−1及び110−2とを有する。
【0019】
搬送ベルト102−1及び102−2は、それぞれ環状に形成され、プラスチックボトル200を挟んで対向配置されている。また、搬送ベルト102−1は、搬送方向に沿って前後に設置された搬送ローラ104−1及び106−1に巻きつけられ、搬送方向に延在する。同様に、搬送ベルト102−2は、搬送方向に沿って前後に設置された搬送ローラ104−2及び106−2に巻きつけられ、搬送方向に延在する。更に、これら搬送ベルト102−1及び102−2は、外表面に凹部103−1及び103−2が形成されており、当該凹部103−1及び103−2がプラスチックボトル200の側面部に接触する。これにより、プラスチックボトル200は、側面部の対向する2箇所が搬送ベルト102−1及び102−2によって支持される。
【0020】
レール108−1及び108−2は、それぞれ搬送方向に延在し、プラスチックボトル200を挟んで対向配置されている。また、これらレール108−1及び108−2は、プラスチックボトル200の底部の外縁部に接触する。これにより、プラスチックボトル200は、底部の外縁部における対向する2箇所がレール108−1及び108−2によって支持される。
【0021】
ガイド110−1及び110−2は、それぞれ搬送方向に延在し、プラスチックボトル200を挟んで対向配置されている。また、これらガイド110−1及び110−2は、プラスチックボトル200における、搬送ベルト102−1及び102−2の接触部分よりも上方又は下方の側面部に接触する。これにより、プラスチックボトル200は、側面部の対向する2箇所がガイド110−1及び110−2によって支持される。
【0022】
プラスチックボトル200の搬送時には、搬送ローラ104−1及び106−1は、動力が与えられて反時計回りに回転するとともに、搬送ローラ104−2及び106−2は、動力が与えられて時計回りに回転する。搬送ローラ104−1及び106−1の反時計回りの回転によって、搬送ベルト102−1は、プラスチックボトル200に接触している側の面が搬送方向に駆動し、搬送ローラ104−2及び106−2の時計回りの回転によって、搬送ベルト102−2は、プラスチックボトル200に接触している側の面が搬送方向に駆動する。これによって、プラスチックボトル200は、正立した状態で搬送方向に搬送される。
【0023】
このように、プラスチックボトル搬送装置100−1では、底部が凸形状となったプラスチックボトル200は、搬送ベルト102−1及び102−2と、ガイド110−1及び110−2とよって側面部が支持されるとともに、レール108−1及び108−2によって底部の外縁部が支持され、搬送ベルト102−1及び102−2が駆動することによって搬送される。従って、簡易にプラスチックボトル200を正立させた状態で搬送することが可能となる。
【0024】
また、搬送ベルト102−1及び102−2と、ガイド110−1及び110−2と、レール108−1及び108−2とは、それぞれプラスチックボトル200を挟み込んで支持するため、当該プラスチックボトル200をより確実に正立させることができる。更には、搬送ベルト102−1及び102−2は、外表面に凹部103−1及び103−2が形成され、当該凹部103−1及び103−2にプラスチックボトル200が嵌合した状態となるため、当該プラスチックボトル200をより確実に正立させることができる。
【0025】
(第2実施例)
図3は、第2実施例におけるプラスチックボトル搬送装置の構成を示す図であり、図3(a)は上面図、図3(b)は側面図を示す。図3に示すプラスチックボトル搬送装置100−2は、底部が突出した凸形状のプラスチックボトル200を正立させた状態で搬送するものであり、第1の実施例におけるプラスチックボトル搬送装置100−1と比較すると、搬送ベルト102−1及び102−2に代えて、第1の支持部としての搬送ベルト112−1及び112−2を有する。
【0026】
搬送ベルト112−1及び112−2は、それぞれ環状に形成され、プラスチックボトル200を挟んで対向配置されている。また、搬送ベルト112−1は、搬送方向に沿って前後に設置された搬送ローラ104−1及び106−1に巻きつけられ、搬送方向に延在する。同様に、搬送ベルト112−2は、搬送方向に沿って前後に設置された搬送ローラ104−2及び106−2に巻きつけられ、搬送方向に延在する。更に、これら搬送ベルト102−1及び102−2は、プラスチックボトル200の側面部に接触する。これにより、プラスチックボトル200は、側面部の対向する2箇所が搬送ベルト112−1及び112−2によって支持される。
【0027】
プラスチックボトル200の搬送時には、搬送ローラ104−1及び106−1は、動力が与えられて反時計回りに回転するとともに、搬送ローラ104−2及び106−2は、動力が与えられて時計回りに回転する。搬送ローラ104−1及び106−1の反時計回りの回転によって、搬送ベルト112−1は、プラスチックボトル200に接触している側の面が搬送方向に駆動し、搬送ローラ104−2及び106−2の時計回りの回転によって、搬送ベルト112−2は、プラスチックボトル200に接触している側の面が搬送方向に駆動する。これによって、プラスチックボトル200は、正立した状態で搬送方向に搬送される。
【0028】
このように、プラスチックボトル搬送装置100−2では、底部が凸形状となったプラスチックボトル200は、搬送ベルト112−1及び112−2と、ガイド110−1及び110−2とよって側面部が支持されるとともに、レール108−1及び108−2によって底部の外縁部が支持され、搬送ベルト112−1及び112−2が駆動することによって搬送される。従って、簡易にプラスチックボトル200を正立させた状態で搬送することが可能となる。
【0029】
また、搬送ベルト112−1及び112−2と、ガイド110−1及び110−2と、レール108−1及び108−2とは、それぞれプラスチックボトル200を挟み込んで支持するため、当該プラスチックボトル200をより確実に正立させることができる。
【0030】
(第3実施例)
図4は、第3実施例におけるプラスチックボトル搬送装置の構成を示す図であり、図4(a)は上面図、図4(b)は側面図を示す。図4に示すプラスチックボトル搬送装置100−3は、底部が突出した凸形状のプラスチックボトル200を正立させた状態で搬送するものであり、第1の実施例におけるプラスチックボトル搬送装置100−1と比較すると、搬送ベルト102−1及び102−2に代えて、第1の支持部としてのガイド116−1及び116−2を有するとともに、レール108−1及び108−2に代えて、第2の支持部としての搬送ベルト114−1及び114−2を有する。更に、プラスチックボトル搬送装置100−3は、新たに第3の支持部として、プラスチックボトル200の口部フランジ下を支持するガイド118−1及び118−2を有する。
【0031】
ガイド116−1及び116−2は、それぞれ搬送方向に延在し、プラスチックボトル200を挟んで対向配置されている。また、これらガイド116−1及び116−2は、プラスチックボトル200の側面部に接触する。これにより、プラスチックボトル200は、側面部の対向する2箇所がガイド116−1及び116−2によって支持される。更に、ガイド118−1及び118−2も、それぞれ搬送方向に延在し、プラスチックボトル200の口部フランジ下に対向配置されている。これにより、プラスチックボトル200は、搬送方向又は搬送方向の逆方向に傾きが生じないように支持される。
【0032】
搬送ベルト114−1及び114−2は、それぞれ環状に形成され、プラスチックボトル200を挟んで対向配置されている。また、搬送ベルト114−1及び114−2は、それぞれ搬送方向に沿って前後に設置された図示しない搬送ローラに巻きつけられ、搬送方向に延在し、プラスチックボトル200の底部の外縁部に接触する。これにより、プラスチックボトル200は、底部の外縁部の対向する2箇所が搬送ベルト114−1及び114−2によって支持される。
【0033】
プラスチックボトル200の搬送時には、搬送ベルト114−1及び114−2が巻きつけられている搬送ローラに動力が与えられて、当該搬送ローラが回転する。この搬送ローラの回転によって、搬送ベルト114−1及び114−2は、プラスチックボトル200に接触している側の面が搬送方向に駆動する。これによって、プラスチックボトル200は、正立した状態で搬送方向に搬送される。
【0034】
このように、プラスチックボトル搬送装置100−3では、底部が凸形状となったプラスチックボトル200は、ガイド116−1及び116−2と、ガイド110−1及び110−2とによって側面部が支持され、ガイド118−1及び118−2によって口部フランジ下が支持されるとともに、搬送ベルト114−1及び114−2によって底部の外縁部が支持され、搬送ベルト114−1及び114−2が駆動することによって搬送される。従って、簡易にプラスチックボトル200を正立させた状態で搬送することが可能となる。
【0035】
また、ガイド116−1及び116−2と、ガイド110−1及び110−2と、搬送ベルト114−1及び114−2とは、それぞれプラスチックボトル200を挟み込んで支持し、更には、ガイド118−1及び118−2は、プラスチックボトル200の口部フランジ下を、搬送方向又は搬送方向の逆方向に傾きが生じないように支持するため、当該プラスチックボトル200をより確実に正立させることができる。
【0036】
なお、上述した実施形態では、第1の支持部としての搬送ベルト102−1及び102−2、112−1及び112−2、ガイド116−1及び116−2は、それぞれプラスチックボトル200の側面部に接触して支持したが、プラスチックボトル200のネック部や頭部に接触して支持するようにしてもよい。同様に、第3の支持部としてのガイド110−1及び110−2は、それぞれプラスチックボトル200の側面部に接触して支持したが、プラスチックボトル200のネック部や頭部に接触して支持するようにしてもよい。
【0037】
また、上述した実施形態では、プラスチックボトル搬送装置100−1及び100−2では、プラスチックボトル200の側面部を支持する第1の支持部としての搬送ベルト102−1及び102−2や、搬送ベルト112−1及び112−2が駆動して、当該プラスチックボトル200を搬送し、プラスチックボトル搬送装置100−3では、プラスチックボトル200の底部の外縁部を支持する第2の支持部としての搬送ベルト114−1及び114−2が駆動して、当該プラスチックボトル200を搬送するようにしたが、プラスチックボトル200の側面部を支持する搬送ベルトと、プラスチックボトル200の底部の外縁部を支持する搬送ベルトとを有し、これら搬送ベルトの双方が駆動してプラスチックボトルを搬送する装置においても、同様に本発明を適用することができる。更には、第3の支持部としてのガイド110−1及び110−2や、ガイド118−1及び118−2を有しないプラスチックボトル搬送装置についても同様に、本発明を適用することができる。
【産業上の利用可能性】
【0038】
以上のように、本発明に係るプラスチックボトル搬送装置は、簡易に底部が凸形状となったプラスチックボトルを正立させた状態で搬送することができ、プラスチックボトル搬送装置として有用である。また、底部が凹凸反転可能な容器に限らず、外方に突出した凸形状の容器、例えば、特公平5−76897号公報に記載されているベースカップを装着する前の自立性を有しない底形状の容器の搬送についても有用である。
【図面の簡単な説明】
【0039】
【図1】プラスチックボトルに内容物を充填した製品の製造工程の概略を示す図である。
【図2】第1実施例におけるプラスチックボトル搬送装置の構成を示す図である。
【図3】第2実施例におけるプラスチックボトル搬送装置の構成を示す図である。
【図4】第3実施例におけるプラスチックボトル搬送装置の構成を示す図である。
【図5】従来のプラスチックボトルの底部を凸形状に形成する工程を示す図である。
【図6】従来のプラスチックボトルの底部の形状を復元する工程を示す図である。
【符号の説明】
【0040】
100−1、100−2、100−3 プラスチックボトル搬送装置
102−1、102−2、112−1、112−2、114−1、114−2 搬送ベルト
104−1、104−2、106−1、106−2 搬送ローラ
108−1、108−2 レール
110−1、110−2 116−1、116−2、118−1、118−2 ガイド

【特許請求の範囲】
【請求項1】
底部が突出した凸形状であるプラスチックボトルを搬送するプラスチックボトル搬送装置であって、
前記プラスチックボトルの搬送方向に沿って延在し、前記プラスチックボトルの側面部、ネック部及び頭部のいずれかに接触して支持する第1の支持部と、
前記プラスチックボトルの搬送方向に沿って延在し、前記プラスチックボトルの底部の外縁部に接触して支持する第2の支持部とを有し、
前記第1及び第2の支持部の少なくとも一方における前記プラスチックボトルの接触面が該プラスチックボトルの搬送方向に駆動することを特徴とするプラスチックボトル搬送装置。
【請求項2】
前記第1の支持部は、前記プラスチックボトルの側面部における対向する2箇所に接触して支持し、
前記第2の支持部は、前記プラスチックボトルの底部の外縁部における対向する2箇所に接触して支持することを特徴とする請求項1に記載のプラスチックボトル搬送装置。
【請求項3】
前記第1の支持部は、前記プラスチックボトルの搬送方向に駆動するものであって、前記プラスチックボトルの側面部の形状に応じた凹部を有することを特徴とする請求項1又は2に記載のプラスチックボトル搬送装置。
【請求項4】
前記プラスチックボトルの搬送方向に沿って延在し、前記プラスチックボトルの側面部、ネック部及び頭部のいずれかに接触して支持する支持する第3の支持部を有することを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載のプラスチックボトル搬送装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【公開番号】特開2007−269423(P2007−269423A)
【公開日】平成19年10月18日(2007.10.18)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2006−94801(P2006−94801)
【出願日】平成18年3月30日(2006.3.30)
【出願人】(000003768)東洋製罐株式会社 (1,150)
【Fターム(参考)】