説明

プルトップ

【課題】
プルトップの爪先を引っ掛ける部分と蓋との間の隙間が狭く爪先が入り難いので、爪先の弱い力ではプルトップを上げることができない。爪先だけではプルトップが上がらないので、指先が入り難いと言う問題点がある。そこで本発明は、指先を入り易くすることを課題としている。
【解決手段】
プルトップの中心部には押圧用ピン3を設けた穴1及び、缶壁側には指引掛け用の穴2が設けられており、この穴2を形成している周辺のうち缶壁側の辺4だけが、他の3辺5、5、5より上方に湾曲した形状と成されているか、湾曲しながら、辺4の上面6が缶壁側に高くなるように傾斜した形状であり、他の3辺5、5、5の厚みよりも薄く、厚み0.35mm〜0.1mmの薄板9にするか、一個又は複数個の長穴10、10・・・及び/又は穴11、11・・・を設ける構成である。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、開け易いプルトップに関する。
【背景技術】
【0002】
従来、プルトップ式は最も便利な缶の開口方式であり、年齢を問わず利用されている。これは最初にプルトップを爪先で引っ掛ける必要がある。爪先を引っ掛けると同時に指先で引き起こして開けているが、プルトップは曲がらないように製作されているので、弱い力では爪先、指先でプルトップを引き起こすことができない。場合によっては爪が剥がれそうに感じることがある。プルトップが開けられない人のために、多くの開口具が製作されていて、すべての人が簡単に開けられないので、本来の役割を果たしていない。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2003−128062公報
【特許文献2】特開2001−130560公報
【特許文献3】実開平5−42132公報
【0004】
特許文献1は、プルトップのリングにリングを横切る折り曲げ線を設け、その折り曲げ線より折り曲げた時、リングをL字型に止めるように凸部(4)を設けておき、L字型になったリングをタブ方向に押すことで、無理の無い力の入れ方で、容易にタブの開放ができる。
【0005】
特許文献2は、缶の上蓋に固定されたプルトップが、そのプルトップを横断する屈曲部を境に折り曲げられている。プルトップのリングと缶の上蓋との間には、所定の隙間が形成されている。
【0006】
特許文献3は、プルリングに薄肉或いは弱い材質とした折曲部を形成し、容易にプルリングと缶の上面との間に指が差し込めるように、引起し方向に対し直交する折曲部が設けられている。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
プルトップの爪先を引っ掛ける部分と蓋との間の隙間が狭く爪先が入り難いので、爪先の弱い力ではプルトップを上げることができない。爪先だけではプルトップが上がらないので、指先が入り難いと言う問題点がある。そこで本発明は、指先を入り易くすることを課題としている。
【課題を解決するための手段】
【0008】
プルトップの中心部には押圧用ピン3を設けた穴1及び、缶壁側には指引掛け用の穴2が設けられており、この穴2を形成している周辺のうち缶壁側の辺4だけが、他の3辺5、5、5より上方に湾曲した形状と成されているか、湾曲しながら、辺4の上面6が缶壁側に高くなるように傾斜した形状であり、他の3辺5、5、5の厚みよりも薄く、厚み0.35mm〜0.1mmの薄板9にするか、一個又は複数個の長穴10、10・・・及び/又は穴11、11・・・を設けるか、1mm〜0.3mmの細板12にするような構成である。
【発明の効果】
【0009】
缶壁側の辺4だけが、他の3辺5、5、5より上方に湾曲した形状と成されているか、湾曲しながら、辺4の上面6が缶壁側に高くなるように傾斜した形状にすることによって、プルトップの引掛け部に指先13が入り易くなる。缶壁側の辺4だけを厚み0.35mm〜0.1mmの薄板9にするか、一個又は複数個の長穴10、10・・・及び/又は穴11、11・・・を設けるか、1mm〜0.3mmの細板12にすることによって、缶壁側の辺4が柔らかくなり、プルトップと蓋との間の隙間が広がり、子供の指先13でもプルトップを上げることができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
【図1】本発明1の実施の形態の一例を示す斜視図、断面図である。
【図2】本発明1の実施の形態の一例を示す斜視図、断面図である。
【図3】本発明1の実施の形態の一例を示す斜視図、断面図である。
【図4】本発明1の実施の形態の一例を示す説明図である。
【図5】本発明2の実施の形態の一例を示す斜視図、断面図である。
【図6】本発明3の実施の形態の一例を示す斜視図、断面図である。
【図7】本発明3の実施の形態の一例を示す斜視図、断面図である。
【図8】本発明4の実施の形態の一例を示す上面図、断面図である。
【図9】本発明5の実施の形態の一例を示す上面図、断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0011】
缶壁側の辺4を、他の3辺5、5、5より上方に湾曲した形状と成されているか、湾曲しながら、辺4の上面6が缶壁側に高くなるように傾斜した形状にして、他の3辺5、5、5の厚みより薄い薄板9にするか、長穴10、10・・・及び/又は穴11、11・・・を設けるか、1mm〜0.3mmの細板12にする構成である。
【実施例1】
【0012】
そこで、本発明の請求項1記載のプルトップ(以下、本発明1と言う)は、プルトップ缶の蓋を開けるために使用するプルトップであって、このプルトップの中心部には押圧用ピン3を設けた穴1及び、缶壁側には指引掛け用の穴2が設けられており、この穴2を形成している周辺のうち缶壁側の辺4だけが、他の3辺5、5、5より上方に湾曲した形状と成されているか、湾曲しながら、辺4の上面6が缶壁側に高くなるように傾斜した形状と成されていることを特徴としている。
【0013】
実施の形態の一例として、第1a図は本発明1のプルトップの斜視図であり、第1b図は第1a図のAA線による断面図である。プルトップの中心部には押圧用ピン3を設けた穴1及び、缶壁側には指引掛け用の穴2が設けられており、この穴2の缶壁側の辺4だけが、他の3辺5、5、5より上方に湾曲した形状としていることを示している。プルトップの缶壁側の辺4は、幅が2.5mmであり、両辺が下方裏面に折り曲げられている曲がり部7、7の厚みが1mmある。第1c図が示しているのは、缶壁側の辺4が指先13の形状に合わせて、1.5mm上方に湾曲しているので、子供の爪先、指先13でもプルトップの隙間に入り易く、爪を傷めることなくプルトップを引き上げることができる。
【0014】
実施の形態の一例として、第2a図本発明1のプルトップの斜視図であり、第2b図は第1a図のBB線による断面図である。プルトップの中心部には押圧用ピン3を設けた穴1及び、缶壁側には指引掛け用の穴2が設けられており、この穴2の缶壁側の辺4だけが、他の3辺5、5、5より上方に湾曲しながら、辺4の上面6が缶壁側に高くなるように傾斜した形状と成されていることを示している。傾斜の角度は24度であるが、爪先、指先13が入り易い角度であれば良く限定しない。第2c図が示しているのは、缶壁側の辺4が、缶壁側の辺4側に斜め上方に24度傾斜して湾曲しているので、より指先13が入り易い形状にすることができる。子供の爪先、指先13でもプルトップの隙間に入り易く、爪を傷めることなくプルトップを引き上げることができる。
【0015】
実施の形態の一例として、第3a図本発明1のプルトップの斜視図であり、第3b図は第3a図のCC線による断面図である。缶壁側の辺4だけが、他の3辺5、5、5より缶壁側の辺4側が上方に湾曲しながら、辺4の上面6が缶壁側に高くなるように24度傾斜した形状で、3.5mm高くなっていることを示している。第2c図が示しているのは、缶壁側の辺4が、3.5mm高くなっているので、指先13が十分入る高さであり、誰でも簡単にプルトップを引っ掛けて缶を開けることができる。
【0016】
実施の形態の一例として、第4図は本発明1の辺4が24度傾斜して湾曲しているプルトップを引き上げる状態を示している側面図である。第4a図は指先13を辺4に押し込んだ状態を示している。第4b図は指先13で辺4を上方に上げた状態を示している。第4c図は指先13上がった辺4に、指先13を押し込んでいる状態を示している。第4d図は指先13を入れてプルトップを引き上げる状態を示している。このように辺4が上方に湾曲しているので指先13が入り易く、簡単にプルトップを上げることができる。本発明1のプルトップの材質はアルミであり、曲がり易い特性がある。
【実施例2】
【0017】
本発明の請求項2記載のプルトップ(以下、本発明2と言う)は、上記缶壁側の辺4の裏面が、裏へ回した曲がり部7、7を有しない平板8のみで形成されていることを特徴としている。
【0018】
実施の形態の一例として、第5a図本発明2のプルトップの斜視図であり、第5b図は第5a図のDD線による断面図である。プルトップの中心部には押圧用ピン3を設けた穴1及び、缶壁側には指引掛け用の穴2が設けられており、この穴2の缶壁側の辺4だけが、他の3辺5、5、5より上方に湾曲して設けられていて、この辺4の裏面を平坦な平板8にしていることを示している。辺4の両辺から下方に折り曲げられた第1b図に示している曲がり部7、7を取り除くことによって、蓋との間の隙間が0.6mm開き、辺4の裏面を平坦することによって、指先13が入り易くなる。この辺4の角で指先13を切らないようにしている。
【0019】
実施の形態の一例として、第5c図は本発明2の辺4が24度傾斜して湾曲しているプルトップの斜視図であり、第5d図は第4c図のEE線による断面図である。プルトップの中心部には押圧用ピン3を設けた穴1及び、缶壁側には指引掛け用の穴2が設けられており、この穴2の缶壁側の辺4だけが、他の3辺5、5、5より上方に湾曲しながら、辺4の上面6が缶壁側に高くなるように傾斜した形状をしていて、この辺4の裏面を平坦な平板8にしていることを示している。辺4の両辺から下方に折り曲げられた第2b図に示している曲がり部7、7を取り除き平坦にすることによって、24度傾斜した状態で蓋との間の隙間が0.6mm以上開くことになるので、指先13が入り易くなる。この辺4の角で指先13を切らないようにしている。
【0020】
本発明2のプルトップの材質はアルミであり、辺4の両辺から下方に折り曲げられた曲がり部7を取り除くことによって、材料を削減できるので、コストを下げることができる。
【実施例3】
【0021】
本発明の請求項3記載のプルトップ(以下、本発明3という)は、上記辺4を形成する材料の厚みが、他の3辺より薄く、厚み0.35mm〜0.1mmの薄板9に成されていることを特徴としている。
【0022】
実施の形態の一例として、第6a図は本発明3のプルトップの辺4を薄板9にした斜視図であり、第6b図は第6c図のFF線による断面図である。プルトップの中心部には押圧用ピン3を設けた穴1及び、缶壁側には指引掛け用の穴2が設けられており、この穴2の缶壁側の辺4だけが、他の3辺5、5、5より、上方に湾曲していて、他の3辺5、5、5の厚みよりも薄く、厚み0.2mmの薄板9にしていることを示している。辺4の厚みを0.2mmにすることによって、蓋との間の隙間が0.8mm開き、辺4の裏面が平坦になっているので、指先13が入り易くなる。そして、厚み0.2mmの薄板9にすることによって、辺4は柔らかくなり辺4を引き上げる時に、指先13に密着した形状に変形して上げ易くなる。厚み0.2mmの薄板9はプルトップを上げる時に、多くても4.5回押し当てるだけであり、薄板9が割れることはない。この薄板9の辺4の角で指先13を切らないようにしている。
【0023】
実施の形態の一例として、第6c図は本発明3のプルトップの辺4を薄板9にして缶壁側の辺4側が斜め上方に傾斜して湾曲している斜視図であり、第6d図は第6c図のGG線による断面図である。プルトップの中心部には押圧用ピン3を設けた穴1及び、缶壁側には指引掛け用の穴2が設けられており、この穴2の缶壁側の辺4だけが、他の3辺5、5、5より、上方に湾曲しながら、辺4の上面6が缶壁側に高くなるように24度傾斜した形状をしていて、他の3辺5、5、5の厚みよりも薄く、厚み0.2mmの薄板9にしていることを示している。辺4の厚みを0.2mmにすることによって、蓋との間の隙間が0.8mm以上開き、辺4の裏面が平坦になっているので、指先13が入り易くなる。そして、厚み0.2mmの薄板9にすることによって、辺4は柔らかくなり辺4を引き上げる時に、指先13に密着した形状に変形して上げ易くなる。この薄板9の辺4の角で指先13を切らないようにしている。
【0024】
実施の形態の一例として、第7a図は本発明3のプルトップの辺4を薄板9にした斜視図であり、第7b図は第7c図のHH線による断面図である。缶壁側の辺4だけが、他の3辺5、5、5より、上方に湾曲していて、他の3辺5、5、5の厚みよりも薄く、厚み0.2mmの薄板9にして、両辺から裏面に曲げた曲がり部7を設けていることを示している。辺4の厚みを0.2mmにすることによって、蓋との間の隙間が0.8mm開き、指先13が入り易くなる。そして、厚み0.2mmの薄板9にすることによって、辺4は柔らかくなり辺4を引き上げる時に、指先13に密着した形状に変形して上げ易くなる。曲がり部7を設けていることによって、補強されている。
【0025】
実施の形態の一例として、第7c図は本発明3のプルトップの辺4を薄板9にして缶壁側の辺4側が斜め上方に傾斜して湾曲している斜視図であり、第7d図は第7c図のII線による断面図である。缶壁側の辺4側が上方に湾曲しながら、辺4の上面6が缶壁側に高くなるように24度傾斜した形状をしていて、他の3辺5、5、5の厚みよりも薄く、厚み0.2mmの薄板9にして、両辺から裏面に曲げた曲がり部7を設けていることを示している。辺4の厚みを0.2mmにすることによって、蓋との間の隙間が0.8mm以上開き、指先13が入り易くなる。そして、厚み0.2mmの薄板9にすることによって、辺4は柔らかくなり辺4を引き上げる時に、指先13に密着した形状に変形して上げ易くなる。
【0026】
本発明3のプルトップの材質はアルミであり、辺4を薄板9にすることによって、材料を削減できるので、コストを下げることができる。
【実施例4】
【0027】
本発明の請求項4記載のプルトップ(以下、本発明4と言う)は、上記缶壁側の辺4だけに、一個又は複数個の長穴10、10・・・及び/又は穴11、11・・・が設けられていることを特徴としている。
【0028】
実施の形態の一例として、第8a図は本発明4のプルトップの上面図であり、第8b図は第8a図のJJ線による断面図である。缶壁側の辺4だけに4個の長穴10、10、10、10を略平行に設けたことを示していている。湾曲している辺4に長穴10を設けることによって、辺4は柔らかくなり、湾曲させた辺4を引き上げる時に、指先13に密着した形状に変形して上げ易くなる。
【0029】
実施の形態の一例として、第8c図は本発明4のプルトップの上面図であり、第8d図は第8b図のKK線による断面図である。缶壁側の辺4だけに7個の穴11、11・・・を設けたことを示していている。湾曲している辺4に穴11を設けることによって、辺4は柔らかくなり、湾曲させた辺4を引き上げる時に、指先13に密着した形状に変形して上げ易くなる。
【0030】
本発明4のプルトップの材質はアルミであり、辺4に長穴10又は穴11を設けることによって、材料を削減できるので、コストを下げることができる。
【実施例5】
【0031】
本発明の請求項5記載のプルトップ(以下、本発明5と言う)は、上記缶壁側の辺4だけが他の3辺5、5、5よりも幅が狭く、その幅が1.8mm〜0.3mmの細板12に成されていることを特徴としている。
【0032】
実施の形態の一例として、第9a図は本発明5のプルトップの上面図であり、第9b図は第9a図のLL線による断面図であり、9c図は第9a図のMM線による断面図であり、9d図は第9a図のNN線による断面図である。缶壁側の辺4だけが他の3辺5、5、5よりも幅が狭く、その幅が1mmの細板12にしていること示している。湾曲している辺4の幅を狭くすることによって、辺4は柔らかくなり、湾曲させた辺4を引き上げる時に、指先13に密着した形状に変形して上げ易くなる。
【0033】
本発明5のプルトップの材質はアルミであり、辺4の幅を狭くすることによって、材料を削減できるので、コストを下げることができる。
【0034】
【産業上の利用可能性】
【0035】
本発明は、缶壁側の辺4だけを、他の3辺5、5、5より上方に湾曲した形状と成されているか、湾曲しながら、辺4の上面6が缶壁側に高くなるように傾斜した形状としているので、プルトップと蓋との間の隙間を広くなり指先13が入り易くなる。辺4の両辺から下方に折り曲げられた曲がり部7を取り除くか、辺4を薄板9にするか、辺4を細板12にすることによって、辺4が柔らかくなり、プルトップが指先13に密着してプルトップを簡単に上げることができる便利なプルトップである。
【符号の説明】
【0036】
1 穴
2 指引掛け用の穴
3 押圧用ピン
4 缶壁側の辺
5 辺
6 上面
7 曲がり部
8 平板
9 薄板
10 長穴
11 穴
12 細板
13 指先

【特許請求の範囲】
【請求項1】
プルトップ缶の蓋を開けるために使用するプルトップであって、このプルトップの中心部には押圧用ピン(3)を設けた穴(1)及び、缶壁側には指引掛け用の穴(2)が設けられており、この穴(2)を形成している周辺のうち缶壁側の辺(4)だけが、他の3辺(5、5、5)より上方に湾曲した形状と成されているか、湾曲しながら、辺(4)の上面(6)が缶壁側に高くなるように傾斜した形状と成されていることを特徴とするプルトップ。
【請求項2】
上記缶壁側の辺(4)の裏面が、裏へ回した曲がり部(7、7)を有しない平板(8)のみで形成されていることを特徴とする請求項1記載のプルトップ。
【請求項3】
上記辺(4)を形成する材料の厚みが、他の3辺より薄く、厚み0.35mm〜0.1mmの薄板(9)に成されていることを特徴とする請求項1又は2記載のプルトップ。
【請求項4】
上記缶壁側の辺(4)だけに、一個又は複数個の長穴(10、10・・・)及び/又は穴(11、11・・・)が設けられていることを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載のプルトップ。
【請求項5】
上記缶壁側の辺(4)だけが他の3辺(5、5、5)よりも幅が狭く、その幅が1.8mm〜0.3mmの細板(12)に成されていることを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載のプルトップ。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【公開番号】特開2011−37467(P2011−37467A)
【公開日】平成23年2月24日(2011.2.24)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−185353(P2009−185353)
【出願日】平成21年8月10日(2009.8.10)
【特許番号】特許第4424626号(P4424626)
【特許公報発行日】平成22年3月3日(2010.3.3)
【出願人】(599138054)
【Fターム(参考)】