プレートミックスミル
【課題】 従来は、平行な2本の回転軸にローラーがそれぞれ固定されており、一方の回転軸が電動モーターにより、回転するように構成されている。しかし、非常に大型で場所を取り、扱いが難しかった。また、大型のため移動が困難であり、攪拌装置のある場所まで容器の運搬をしなければならず、騒音もうるさく問題があった。
【構成】 外枠と、数段に分かれた内枠と、内枠内にモーターを内蔵したモーター内蔵ローラーと、モーター内蔵ローラーを弾性体により連繋した補助ローラーと、モーター内蔵ローラー及び補助ローラーの外側に設置されたつば付ローラーを設けたプレートミックスミルで、内枠を持ち上げることにより、傾斜角度を調整でき、省スペース化・軽量化・低コスト化が可能なこと、均一な混合・攪拌・研磨・粉砕が可能であること、ローラーの傾斜角度を自由に変えられ、物質に合わせた適正な攪拌等が可能なこと、等の効果がある。
【構成】 外枠と、数段に分かれた内枠と、内枠内にモーターを内蔵したモーター内蔵ローラーと、モーター内蔵ローラーを弾性体により連繋した補助ローラーと、モーター内蔵ローラー及び補助ローラーの外側に設置されたつば付ローラーを設けたプレートミックスミルで、内枠を持ち上げることにより、傾斜角度を調整でき、省スペース化・軽量化・低コスト化が可能なこと、均一な混合・攪拌・研磨・粉砕が可能であること、ローラーの傾斜角度を自由に変えられ、物質に合わせた適正な攪拌等が可能なこと、等の効果がある。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、プレートミックスミルであり、微粒子、液体、固体、粉体の撹拌、混合、粉砕、研磨が可能なプレートミックスミルである。
【背景技術】
【0002】
従来から、ポット等の容器に微粒子、液体、固体、粉体を入れて撹拌する撹拌装置は存在する。例えば、平行な2本の回転軸にローラーがそれぞれ固定されており、一方の回転軸が電動モーターにより、回転させられるように構成されている。ローラーの上にポット等の容器が載置され、電動モーターの稼動により、ポット等の容器も回転させられ、ポット内の原材料が粉砕され攪拌調合される。また、ポット等の容器の一端を固定具により固定して、固定具に装着された歯車により電動モーターを使用して回転させることにより、ポット等の容器も回転し、ポット等の容器内の原材料が粉砕され撹拌混合される。
【0003】
また、文献を調査してみると、下記のような文献があった。文献(1)は、特開平7−171429号「ポットミル装置及びポット用注出具」であり、ポットミル台の保持手段をポットの蓋を有しない側の一端付近を嵌合する第一の嵌合部材と、ポットが嵌合部材から抜出さないように固定する第二の嵌合部材及び連結棒とから構成することにより、釉薬製造業者が従来より所持する既存のポットを容易に取り付けられ、また、ポット注出具は空気を通す通気口と通気口を封止する通気口コックとを備えている。
【0004】
文献(2)は、特開平11−253781号「微粒子分散液体の攪拌装置」であり、砥粒を分散させた砥粒分散液体を容器に入れ、この容器を回転させて砥粒分散液体を撹拌する微粒子分散液体の撹拌装置において、容器を内側に保持する被回転体と、この被回転体に保持した容器の重心を通る第1の水平軸と平行な第2の水平軸の周りに容器を回転させる回転駆動手段とを備え、被回転体の内側は、三つの容器の各々を保持する三つのセルに形成されると共に、被回転体の外側は、第2の水平軸を中心とする円柱面状に形成され、回転駆動手段は被回転体の外側に接触し転動しながら支持する2つのローラを有し、この二つのローラは被回転体を回転駆動させる。
【0005】
【特許文献1】特開平7−171429号
【0006】
【特許文献2】特開平11−253781号
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
従来の攪拌装置は、非常に大型であり、場所を取るため扱いが難しかった。また、大型のため移動が困難であり、攪拌装置のある場所まで容器を運搬することを余儀なくされていた。また、大型であり、騒音もうるさく問題があった。
【0008】
また、文献(1)は、ポットミル内の物質(この場合は主に釉薬)の攪拌は可能であるが、他の物質の攪拌には適していないこと、角度をつける際の取り付けが難しく攪拌の効率が悪いこと、完全な攪拌に疑問が残ること、ポットの大きさに制限があり簡易な攪拌が行えないこと、等の問題がある。また、攪拌のための取り付けに手間がかかり、簡易な使用が難しいこと、等の課題がある。
【0009】
文献(2)は、様々な物質の攪拌が可能であるが、非常に大型でありスペースを取ること、大型であるためコストがかかること、大型であるため移動ができず、簡易な使用ができないこと、角度調整ができず、より細かな攪拌・混合・粉砕・研磨ができないこと、等の課題がある。
【課題を解決するための手段】
【0010】
本発明は、モーター(駆動部)がローラーに内蔵されており、また、軽量素材の使用により、省スペース化及び軽量化が可能なこと、回転方向を調節することができ、均一な混合・攪拌・研磨・粉砕が可能であること、少ない電力で混合・攪拌・研磨・粉砕が可能であり、低コスト化が可能なこと、等の特徴がある。
【0011】
請求項1は、枠と、枠に支承したローラー内部にモーターを内蔵したモーター内蔵ローラーと、モーター内蔵ローラーと同調する補助ローラーと、モーター内蔵ローラー及び補助ローラーと対峙するつば付ローラーを設けたプレートミックスミルである。
【0012】
本発明は、請求項1の特徴に加えて、内枠の傾斜によりローラーの傾斜角度を自由に変えることができ、物質に合わせた適正な混合・攪拌・研磨・粉砕が可能であること、物質が底部に溜まった場合や、物質が少量の際も傾斜させて傾斜角度を変更することにより、混合・攪拌・研磨・粉砕が可能であること、等の特徴がある。
【0013】
請求項2は、外枠と、数段に分かれた内枠と、内枠に支承したローラー内部にモーターを内蔵したモーター内蔵ローラーと、モーター内蔵ローラーと同調する補助ローラーと、モーター内蔵ローラー及び補助ローラーと対峙するつば付ローラーを設けたプレートミックスミルであって、
内枠を傾斜するために、内枠の少なくとも一方側を持ち上げ可能とするプレートミックスミルである。
【0014】
本発明は、傾斜角度の調整が簡易にできること、従って、低コスト化が可能なこと、等の特徴がある。
【0015】
請求項3は、外枠及び内枠にそれぞれ固定した固定具と、固定具に支承したフック又は留め具と、フック又は留め具を支承する留めネジで構成された角度調整部により、内枠の傾斜を可能としたプレートミックスミルである。
【発明の効果】
【0016】
本発明は、枠と、枠に支承したローラー内部にモーターを内蔵したモーター内蔵ローラーと、モーター内蔵ローラーと同調する補助ローラーと、モーター内蔵ローラー及び補助ローラーと対峙するつば付ローラーを設けたプレートミックスミルであり、モーターがローラーに内蔵されており、また、軽量素材の使用により、省スペース化及び軽量化が可能なこと、回転方向を調節することができ、均一な混合・攪拌・研磨・粉砕が可能であること、少ない電力で混合・攪拌・研磨・粉砕が可能であり、低コスト化が可能なこと、等の効果がある。
【0017】
本発明は、外枠と、数段に分かれた内枠と、内枠に支承したローラー内部にモーターを内蔵したモーター内蔵ローラーと、モーター内蔵ローラーと同調する補助ローラーと、モーター内蔵ローラー及び補助ローラーと対峙するつば付ローラーを設けたプレートミックスミルであって、内枠を傾斜するために、内枠の少なくとも一方側を持ち上げ可能とするプレートミックスミルであり、ローラーの傾斜角度を自由に変えることができ、物質に合わせた適正な混合・攪拌・研磨・粉砕が可能であること、物質が底部に溜まった際も傾斜角度を変更することにより、混合・攪拌・研磨・粉砕が可能であること、等の効果がある。
【0018】
本発明は、外枠及び内枠にそれぞれ固定した固定具と、固定具に支承したフック又は留め具と、フック又は留め具を支承する留めネジで構成された角度調整部により、内枠の傾斜を可能としたプレートミックスミルであり、傾斜角度の調整が簡易にできることにより、低コスト化が可能なこと、等の効果がある。
【発明を実施するための最良の形態】
【0019】
本発明を実施するための最良の形態を図面を基に説明する。
【0020】
図1は、本発明のプレートミックスミル本体1の斜視図である。このプレートミックスミルは、外枠8に内枠81が3段に設置され、内枠81にモーター内蔵ローラー2、補助ローラー3、つば付ローラー4、41が支承されて取り付けられる。モーター内蔵ローラー2の隣に補助ローラー3を取り付け、モーター内蔵ローラー2と補助ローラー3をゴム等の弾性体9で連繋する。弾性体9で連繋することによって、モーター内蔵ローラー2の回転により補助ローラー3も同調して回転する。モーター内蔵ローラー2と補助ローラー3の間に容器Aを載せることによって、モーター内蔵ローラー2と補助ローラー3の同調による回転により容器Aが回転し、容器A内の物質が攪拌・混合・粉砕・研磨(以下、攪拌等とする。)される。
【0021】
また、モーター内蔵ローラー2及び補助ローラー3の外側には、それぞれつば付ローラー4、41が取り付けられている。つば付ローラー4、41のつばによって、攪拌等を行った際の容器Aの外への飛び出しを防止することができ、容器の破壊防止、安全の確保が可能であり、確実な攪拌等が可能である。図1では、モーター内蔵ローラー2及び補助ローラー3の外側につば付ローラー4、41が取り付けられているが、モーター内蔵ローラー2及び補助ローラー3に対峙する状態で取り付けられていればよく限定されない。また、モーター内蔵ローラー2及び補助ローラー3につばを取り付けることも可能である。
【0022】
モーター内蔵ローラー2には電動装置5が取り付けてあり、この電動装置5によってモーター内蔵ローラー2に内蔵されたモーター(図示せず)が回転して駆動する。なお、つば付ローラーは図1においては単独で回転はしないが、モーター内蔵ローラー2の回転により容器Aが回転すると、その容器Aの回転を通じて回転する。また、つば付ローラー4、41に駆動源であるモーターを取り付けて、より効率の良い攪拌等をすることも可能である。モーター内蔵ローラー2、補助ローラー3、つば付ローラー4、41に滑り止めや凹凸をつけることも可能であり、滑り止めや凹凸をつけることによって、容器Aの安定性が増し、容器の破壊防止、安全の確保が可能であり、確実な攪拌等が可能である。
【0023】
電動装置5はスイッチ6でON/OFFが可能であり、また、タイマー7によって攪拌等の時間を設定することが可能である。タイマー7の設定により、攪拌等の調整が可能であり、電力消費の節約、低コスト化が可能である。また、外枠8及び内枠81をアルミニウム等の軽量素材を使用することで、持ち運びも簡易にでき、場所を選ばずに攪拌等が可能である。
【0024】
図2は、本発明のプレートミックスミル本体1の正面図である。プレートミックスミル本体1の略中心線辺りに、フック留め具10及びフック引っ掛け具11が設置されている。図3の側面図にある角度調整フック12とフック留め具10及びフック引っ掛け具11を使用して、内枠81を持ち上げて角度をつけ、各ローラーを傾ける。傾けた各ローラーに容器Aを載置して回転させることによって、水平状態だけでなく、傾斜状態やほぼ立ち上がった状態での攪拌等が可能である。角度調整フック12及び留め具100等の使用による内枠81の角度調整については後述する。
【0025】
図5は、本発明のプレートミックスミル本体1の実際の使用例を表した斜視図である。内枠81を角度調整フック12等を用いて傾斜するように持ち上げ、容器Aを斜めになるように角度をつけることが可能である。なお、傾斜角度は例えば、15°、30°、45°、60°に調節可能であり、容器A内の物質によって傾斜角度を調整することが可能である。例えば、粉末上の物質であれば、傾斜角度を設けずに水平状態での攪拌等を行い、液体状の物質であれば、傾斜角度を設け容器を斜めにすることによって、効率の良い攪拌等が可能となる。また、少量の物質であれば傾斜角度を設けることによって、少量でも物質の表面積が少なくなり、よく攪拌等される。当然、図5のように上段は30°、中段は45°、下段は水平のように各段によって傾斜角度を変えることも可能である。なお、図6は形状及び長さ、大きさの異なる他の容器Bを使用した場合の実際の使用例を表した斜視図である。
【0026】
図7は、本発明の他のプレートミックスミル本体1000を表した斜視図である。前記のプレートミックスミル本体1と同様に、枠82内にモーター内蔵ローラー2の隣に補助ローラー3を取り付け、モーター内蔵ローラー2と補助ローラー3をゴム等の弾性体9で連繋する。弾性体9で連繋することによって、モーター内蔵ローラー2の回転により補助ローラー3も同調して回転し、モーター内蔵ローラー2と補助ローラー3の間に容器Aを載せることによって、モーター内蔵ローラー2と補助ローラー3の同調による回転により、容器Aが回転し、容器A内の物質が攪拌等される。
【0027】
図8のように、載置台Sに他のプレートミックスミル本体1000を載置することによって簡易に攪拌等が可能となる。また、載置台SにはキャスターS1が取り付けてあり、他のプレートミックスミル本体1000の移動が簡単にでき、設置場所を選ばずに攪拌等が可能である。図7、図8の場合、傾斜のついた載置台Sを使用することによって枠82を傾斜させることが可能となり、効率の良い攪拌等が可能となる。
【0028】
図9は、傾斜角度を調整する際のフック留め具10、フック引っ掛け具11、角度調整フック12等の角度調整部の拡大図である。内枠81に固止された固定具15に角度調整フック12を装着し、フック引っ掛け具11に角度調整フック12を引っ掛ける。フック引っ掛け具11はフック留め具10に係止されており、角度調整フック12がフック引っ掛け具11に引っ掛けられると、内枠81の一方側が持ち上げられる。フック留め具10の孔は図9及び図13においては3箇所あり、フック引っ掛け具11の引っ掛ける孔の位置により、内枠81の傾斜角度が決定され、フック留め具10の下部の孔にすれば、内枠81の持ち上がりも少なく、傾斜角度は緩やかになり、フック留め具10の孔を上部にすれば、内枠81の持ち上がりも大きくなり傾斜角度も急になる。なお、フック留め具10の孔の数は、図9及び図13では3箇所となっているが限定されない。また、フック留め具10は外枠8に固定された固定具14に、留めネジ13を通じて取り付けられており、留めネジ13を支点として自由に動かすことが可能である。
【0029】
図10は、図9の傾斜角度を調整する際のフック留め具10、フック引っ掛け具11、角度調整フック12等の分解図である。固定具14にフック留め具10を取り付ける際には、留めネジ13を通してフック留め具10を取り付ける。フック留め具10の数箇所にあいた孔にフック引っ掛け具11を挿入し、留めピン16により固定される。固定具15に固定された角度調整フック12を、留めピン16により取り付けられたフック引っ掛け具11に引っ掛けることにより、内枠81の傾斜角度を調整することができる。
【0030】
図11は、角度調整部の他の一例を表す拡大図である。内枠81に取り付けられた固定具15に留め具100を両側から挟み込み、留めネジ131を留め具100及び固定具15の孔を貫通させて留めピン16を留めネジ131に取り付ける。留めネジ131を取り付けることによって、内枠81の一方側が持ち上げられる。留め具100の孔は図11及び図14においては5箇所あり、留めネジ131の留め具100の孔へ挿入する位置により、内枠81の傾斜角度が決定され、留め具100の下部の孔にすれば、内枠81の持ち上がりも少なく、傾斜角度は緩やかになり、留め具100の孔を上部にすれば、内枠81の持ち上がりも大きくなり、傾斜角度も急になる。なお、留め具100の孔の数は、図11及び図14では5箇所となっているが限定されない。また、留め具100は外枠8に固定された固定具(図示せず)に、留めネジ13を通じて取り付けられており、留めネジ13を支点として自由に動かすことが可能である。
【0031】
図12は、図11の分解図である。固定具15に留め具100を取り付ける際には、留めネジ131を固定具15及び留め具100の孔に通して留め具10を取り付ける。フック留め具100の数箇所にあいた孔に留めネジ131を挿入し、留めピン16により取り付けて、内枠81の傾斜角度を調整することができる。
【0032】
図13は、図9の角度調整フック12を外した場合の図である。フック留め具10は留めネジ13を軸にして上下に動かすことが可能であり、角度調整フック12をフック引っ掛け具11に引っ掛けることが容易にできる。
【0033】
図14は、図11の固定具15と留めネジ131を外した場合の図である。留め具100は留めネジ13を軸にして内枠81と垂直に動かすことが可能であり、留め具13と固定具15を簡易に取り付けることができる。
【図面の簡単な説明】
【0034】
【図1】本願発明のプレートミックスミル本体の斜視図である。
【図2】本願発明のプレートミックスミル本体の正面図である。
【図3】本願発明のプレートミックスミル本体の側面図である。
【図4】本願発明のプレートミックスミル本体の背面図である。
【図5】本願発明の実際の使用例を表した斜視図である。
【図6】本願発明の他の実際の使用例を表した斜視図である。
【図7】本願発明の他のプレートミックスミル本体の斜視図である。
【図8】本願発明の他のプレートミックスミル本体の載置台に載置した斜視図である。
【図9】角度調整部の一例を表した拡大図である。
【図10】図9の角度調整部の分解図である。
【図11】角度調整部の他の一例を表した拡大図である。
【図12】図11の角度調整部の分解図である。
【図13】図9の他の一例を表した拡大図である。
【図14】図11の他の一例を表した拡大図である。
【符号の説明】
【0035】
1 プレートミックスミル本体
1000 他のプレートミックスミル本体
2 モーター内蔵ローラー
3 補助ローラー
4 つば付ローラー
41 つば付ローラー
5 電動装置
6 スイッチ
7 タイマー
8 外枠
81 内枠
82 枠
9 弾性体
10 フック留め具
100 留め具
11 フック引っ掛け具
12 角度調整フック
13 留めネジ
131 留めネジ
14 固定具
15 固定具
16 留めピン
A 容器
B 他の容器
S 載置台
S1 キャスター
【技術分野】
【0001】
本発明は、プレートミックスミルであり、微粒子、液体、固体、粉体の撹拌、混合、粉砕、研磨が可能なプレートミックスミルである。
【背景技術】
【0002】
従来から、ポット等の容器に微粒子、液体、固体、粉体を入れて撹拌する撹拌装置は存在する。例えば、平行な2本の回転軸にローラーがそれぞれ固定されており、一方の回転軸が電動モーターにより、回転させられるように構成されている。ローラーの上にポット等の容器が載置され、電動モーターの稼動により、ポット等の容器も回転させられ、ポット内の原材料が粉砕され攪拌調合される。また、ポット等の容器の一端を固定具により固定して、固定具に装着された歯車により電動モーターを使用して回転させることにより、ポット等の容器も回転し、ポット等の容器内の原材料が粉砕され撹拌混合される。
【0003】
また、文献を調査してみると、下記のような文献があった。文献(1)は、特開平7−171429号「ポットミル装置及びポット用注出具」であり、ポットミル台の保持手段をポットの蓋を有しない側の一端付近を嵌合する第一の嵌合部材と、ポットが嵌合部材から抜出さないように固定する第二の嵌合部材及び連結棒とから構成することにより、釉薬製造業者が従来より所持する既存のポットを容易に取り付けられ、また、ポット注出具は空気を通す通気口と通気口を封止する通気口コックとを備えている。
【0004】
文献(2)は、特開平11−253781号「微粒子分散液体の攪拌装置」であり、砥粒を分散させた砥粒分散液体を容器に入れ、この容器を回転させて砥粒分散液体を撹拌する微粒子分散液体の撹拌装置において、容器を内側に保持する被回転体と、この被回転体に保持した容器の重心を通る第1の水平軸と平行な第2の水平軸の周りに容器を回転させる回転駆動手段とを備え、被回転体の内側は、三つの容器の各々を保持する三つのセルに形成されると共に、被回転体の外側は、第2の水平軸を中心とする円柱面状に形成され、回転駆動手段は被回転体の外側に接触し転動しながら支持する2つのローラを有し、この二つのローラは被回転体を回転駆動させる。
【0005】
【特許文献1】特開平7−171429号
【0006】
【特許文献2】特開平11−253781号
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
従来の攪拌装置は、非常に大型であり、場所を取るため扱いが難しかった。また、大型のため移動が困難であり、攪拌装置のある場所まで容器を運搬することを余儀なくされていた。また、大型であり、騒音もうるさく問題があった。
【0008】
また、文献(1)は、ポットミル内の物質(この場合は主に釉薬)の攪拌は可能であるが、他の物質の攪拌には適していないこと、角度をつける際の取り付けが難しく攪拌の効率が悪いこと、完全な攪拌に疑問が残ること、ポットの大きさに制限があり簡易な攪拌が行えないこと、等の問題がある。また、攪拌のための取り付けに手間がかかり、簡易な使用が難しいこと、等の課題がある。
【0009】
文献(2)は、様々な物質の攪拌が可能であるが、非常に大型でありスペースを取ること、大型であるためコストがかかること、大型であるため移動ができず、簡易な使用ができないこと、角度調整ができず、より細かな攪拌・混合・粉砕・研磨ができないこと、等の課題がある。
【課題を解決するための手段】
【0010】
本発明は、モーター(駆動部)がローラーに内蔵されており、また、軽量素材の使用により、省スペース化及び軽量化が可能なこと、回転方向を調節することができ、均一な混合・攪拌・研磨・粉砕が可能であること、少ない電力で混合・攪拌・研磨・粉砕が可能であり、低コスト化が可能なこと、等の特徴がある。
【0011】
請求項1は、枠と、枠に支承したローラー内部にモーターを内蔵したモーター内蔵ローラーと、モーター内蔵ローラーと同調する補助ローラーと、モーター内蔵ローラー及び補助ローラーと対峙するつば付ローラーを設けたプレートミックスミルである。
【0012】
本発明は、請求項1の特徴に加えて、内枠の傾斜によりローラーの傾斜角度を自由に変えることができ、物質に合わせた適正な混合・攪拌・研磨・粉砕が可能であること、物質が底部に溜まった場合や、物質が少量の際も傾斜させて傾斜角度を変更することにより、混合・攪拌・研磨・粉砕が可能であること、等の特徴がある。
【0013】
請求項2は、外枠と、数段に分かれた内枠と、内枠に支承したローラー内部にモーターを内蔵したモーター内蔵ローラーと、モーター内蔵ローラーと同調する補助ローラーと、モーター内蔵ローラー及び補助ローラーと対峙するつば付ローラーを設けたプレートミックスミルであって、
内枠を傾斜するために、内枠の少なくとも一方側を持ち上げ可能とするプレートミックスミルである。
【0014】
本発明は、傾斜角度の調整が簡易にできること、従って、低コスト化が可能なこと、等の特徴がある。
【0015】
請求項3は、外枠及び内枠にそれぞれ固定した固定具と、固定具に支承したフック又は留め具と、フック又は留め具を支承する留めネジで構成された角度調整部により、内枠の傾斜を可能としたプレートミックスミルである。
【発明の効果】
【0016】
本発明は、枠と、枠に支承したローラー内部にモーターを内蔵したモーター内蔵ローラーと、モーター内蔵ローラーと同調する補助ローラーと、モーター内蔵ローラー及び補助ローラーと対峙するつば付ローラーを設けたプレートミックスミルであり、モーターがローラーに内蔵されており、また、軽量素材の使用により、省スペース化及び軽量化が可能なこと、回転方向を調節することができ、均一な混合・攪拌・研磨・粉砕が可能であること、少ない電力で混合・攪拌・研磨・粉砕が可能であり、低コスト化が可能なこと、等の効果がある。
【0017】
本発明は、外枠と、数段に分かれた内枠と、内枠に支承したローラー内部にモーターを内蔵したモーター内蔵ローラーと、モーター内蔵ローラーと同調する補助ローラーと、モーター内蔵ローラー及び補助ローラーと対峙するつば付ローラーを設けたプレートミックスミルであって、内枠を傾斜するために、内枠の少なくとも一方側を持ち上げ可能とするプレートミックスミルであり、ローラーの傾斜角度を自由に変えることができ、物質に合わせた適正な混合・攪拌・研磨・粉砕が可能であること、物質が底部に溜まった際も傾斜角度を変更することにより、混合・攪拌・研磨・粉砕が可能であること、等の効果がある。
【0018】
本発明は、外枠及び内枠にそれぞれ固定した固定具と、固定具に支承したフック又は留め具と、フック又は留め具を支承する留めネジで構成された角度調整部により、内枠の傾斜を可能としたプレートミックスミルであり、傾斜角度の調整が簡易にできることにより、低コスト化が可能なこと、等の効果がある。
【発明を実施するための最良の形態】
【0019】
本発明を実施するための最良の形態を図面を基に説明する。
【0020】
図1は、本発明のプレートミックスミル本体1の斜視図である。このプレートミックスミルは、外枠8に内枠81が3段に設置され、内枠81にモーター内蔵ローラー2、補助ローラー3、つば付ローラー4、41が支承されて取り付けられる。モーター内蔵ローラー2の隣に補助ローラー3を取り付け、モーター内蔵ローラー2と補助ローラー3をゴム等の弾性体9で連繋する。弾性体9で連繋することによって、モーター内蔵ローラー2の回転により補助ローラー3も同調して回転する。モーター内蔵ローラー2と補助ローラー3の間に容器Aを載せることによって、モーター内蔵ローラー2と補助ローラー3の同調による回転により容器Aが回転し、容器A内の物質が攪拌・混合・粉砕・研磨(以下、攪拌等とする。)される。
【0021】
また、モーター内蔵ローラー2及び補助ローラー3の外側には、それぞれつば付ローラー4、41が取り付けられている。つば付ローラー4、41のつばによって、攪拌等を行った際の容器Aの外への飛び出しを防止することができ、容器の破壊防止、安全の確保が可能であり、確実な攪拌等が可能である。図1では、モーター内蔵ローラー2及び補助ローラー3の外側につば付ローラー4、41が取り付けられているが、モーター内蔵ローラー2及び補助ローラー3に対峙する状態で取り付けられていればよく限定されない。また、モーター内蔵ローラー2及び補助ローラー3につばを取り付けることも可能である。
【0022】
モーター内蔵ローラー2には電動装置5が取り付けてあり、この電動装置5によってモーター内蔵ローラー2に内蔵されたモーター(図示せず)が回転して駆動する。なお、つば付ローラーは図1においては単独で回転はしないが、モーター内蔵ローラー2の回転により容器Aが回転すると、その容器Aの回転を通じて回転する。また、つば付ローラー4、41に駆動源であるモーターを取り付けて、より効率の良い攪拌等をすることも可能である。モーター内蔵ローラー2、補助ローラー3、つば付ローラー4、41に滑り止めや凹凸をつけることも可能であり、滑り止めや凹凸をつけることによって、容器Aの安定性が増し、容器の破壊防止、安全の確保が可能であり、確実な攪拌等が可能である。
【0023】
電動装置5はスイッチ6でON/OFFが可能であり、また、タイマー7によって攪拌等の時間を設定することが可能である。タイマー7の設定により、攪拌等の調整が可能であり、電力消費の節約、低コスト化が可能である。また、外枠8及び内枠81をアルミニウム等の軽量素材を使用することで、持ち運びも簡易にでき、場所を選ばずに攪拌等が可能である。
【0024】
図2は、本発明のプレートミックスミル本体1の正面図である。プレートミックスミル本体1の略中心線辺りに、フック留め具10及びフック引っ掛け具11が設置されている。図3の側面図にある角度調整フック12とフック留め具10及びフック引っ掛け具11を使用して、内枠81を持ち上げて角度をつけ、各ローラーを傾ける。傾けた各ローラーに容器Aを載置して回転させることによって、水平状態だけでなく、傾斜状態やほぼ立ち上がった状態での攪拌等が可能である。角度調整フック12及び留め具100等の使用による内枠81の角度調整については後述する。
【0025】
図5は、本発明のプレートミックスミル本体1の実際の使用例を表した斜視図である。内枠81を角度調整フック12等を用いて傾斜するように持ち上げ、容器Aを斜めになるように角度をつけることが可能である。なお、傾斜角度は例えば、15°、30°、45°、60°に調節可能であり、容器A内の物質によって傾斜角度を調整することが可能である。例えば、粉末上の物質であれば、傾斜角度を設けずに水平状態での攪拌等を行い、液体状の物質であれば、傾斜角度を設け容器を斜めにすることによって、効率の良い攪拌等が可能となる。また、少量の物質であれば傾斜角度を設けることによって、少量でも物質の表面積が少なくなり、よく攪拌等される。当然、図5のように上段は30°、中段は45°、下段は水平のように各段によって傾斜角度を変えることも可能である。なお、図6は形状及び長さ、大きさの異なる他の容器Bを使用した場合の実際の使用例を表した斜視図である。
【0026】
図7は、本発明の他のプレートミックスミル本体1000を表した斜視図である。前記のプレートミックスミル本体1と同様に、枠82内にモーター内蔵ローラー2の隣に補助ローラー3を取り付け、モーター内蔵ローラー2と補助ローラー3をゴム等の弾性体9で連繋する。弾性体9で連繋することによって、モーター内蔵ローラー2の回転により補助ローラー3も同調して回転し、モーター内蔵ローラー2と補助ローラー3の間に容器Aを載せることによって、モーター内蔵ローラー2と補助ローラー3の同調による回転により、容器Aが回転し、容器A内の物質が攪拌等される。
【0027】
図8のように、載置台Sに他のプレートミックスミル本体1000を載置することによって簡易に攪拌等が可能となる。また、載置台SにはキャスターS1が取り付けてあり、他のプレートミックスミル本体1000の移動が簡単にでき、設置場所を選ばずに攪拌等が可能である。図7、図8の場合、傾斜のついた載置台Sを使用することによって枠82を傾斜させることが可能となり、効率の良い攪拌等が可能となる。
【0028】
図9は、傾斜角度を調整する際のフック留め具10、フック引っ掛け具11、角度調整フック12等の角度調整部の拡大図である。内枠81に固止された固定具15に角度調整フック12を装着し、フック引っ掛け具11に角度調整フック12を引っ掛ける。フック引っ掛け具11はフック留め具10に係止されており、角度調整フック12がフック引っ掛け具11に引っ掛けられると、内枠81の一方側が持ち上げられる。フック留め具10の孔は図9及び図13においては3箇所あり、フック引っ掛け具11の引っ掛ける孔の位置により、内枠81の傾斜角度が決定され、フック留め具10の下部の孔にすれば、内枠81の持ち上がりも少なく、傾斜角度は緩やかになり、フック留め具10の孔を上部にすれば、内枠81の持ち上がりも大きくなり傾斜角度も急になる。なお、フック留め具10の孔の数は、図9及び図13では3箇所となっているが限定されない。また、フック留め具10は外枠8に固定された固定具14に、留めネジ13を通じて取り付けられており、留めネジ13を支点として自由に動かすことが可能である。
【0029】
図10は、図9の傾斜角度を調整する際のフック留め具10、フック引っ掛け具11、角度調整フック12等の分解図である。固定具14にフック留め具10を取り付ける際には、留めネジ13を通してフック留め具10を取り付ける。フック留め具10の数箇所にあいた孔にフック引っ掛け具11を挿入し、留めピン16により固定される。固定具15に固定された角度調整フック12を、留めピン16により取り付けられたフック引っ掛け具11に引っ掛けることにより、内枠81の傾斜角度を調整することができる。
【0030】
図11は、角度調整部の他の一例を表す拡大図である。内枠81に取り付けられた固定具15に留め具100を両側から挟み込み、留めネジ131を留め具100及び固定具15の孔を貫通させて留めピン16を留めネジ131に取り付ける。留めネジ131を取り付けることによって、内枠81の一方側が持ち上げられる。留め具100の孔は図11及び図14においては5箇所あり、留めネジ131の留め具100の孔へ挿入する位置により、内枠81の傾斜角度が決定され、留め具100の下部の孔にすれば、内枠81の持ち上がりも少なく、傾斜角度は緩やかになり、留め具100の孔を上部にすれば、内枠81の持ち上がりも大きくなり、傾斜角度も急になる。なお、留め具100の孔の数は、図11及び図14では5箇所となっているが限定されない。また、留め具100は外枠8に固定された固定具(図示せず)に、留めネジ13を通じて取り付けられており、留めネジ13を支点として自由に動かすことが可能である。
【0031】
図12は、図11の分解図である。固定具15に留め具100を取り付ける際には、留めネジ131を固定具15及び留め具100の孔に通して留め具10を取り付ける。フック留め具100の数箇所にあいた孔に留めネジ131を挿入し、留めピン16により取り付けて、内枠81の傾斜角度を調整することができる。
【0032】
図13は、図9の角度調整フック12を外した場合の図である。フック留め具10は留めネジ13を軸にして上下に動かすことが可能であり、角度調整フック12をフック引っ掛け具11に引っ掛けることが容易にできる。
【0033】
図14は、図11の固定具15と留めネジ131を外した場合の図である。留め具100は留めネジ13を軸にして内枠81と垂直に動かすことが可能であり、留め具13と固定具15を簡易に取り付けることができる。
【図面の簡単な説明】
【0034】
【図1】本願発明のプレートミックスミル本体の斜視図である。
【図2】本願発明のプレートミックスミル本体の正面図である。
【図3】本願発明のプレートミックスミル本体の側面図である。
【図4】本願発明のプレートミックスミル本体の背面図である。
【図5】本願発明の実際の使用例を表した斜視図である。
【図6】本願発明の他の実際の使用例を表した斜視図である。
【図7】本願発明の他のプレートミックスミル本体の斜視図である。
【図8】本願発明の他のプレートミックスミル本体の載置台に載置した斜視図である。
【図9】角度調整部の一例を表した拡大図である。
【図10】図9の角度調整部の分解図である。
【図11】角度調整部の他の一例を表した拡大図である。
【図12】図11の角度調整部の分解図である。
【図13】図9の他の一例を表した拡大図である。
【図14】図11の他の一例を表した拡大図である。
【符号の説明】
【0035】
1 プレートミックスミル本体
1000 他のプレートミックスミル本体
2 モーター内蔵ローラー
3 補助ローラー
4 つば付ローラー
41 つば付ローラー
5 電動装置
6 スイッチ
7 タイマー
8 外枠
81 内枠
82 枠
9 弾性体
10 フック留め具
100 留め具
11 フック引っ掛け具
12 角度調整フック
13 留めネジ
131 留めネジ
14 固定具
15 固定具
16 留めピン
A 容器
B 他の容器
S 載置台
S1 キャスター
【特許請求の範囲】
【請求項1】
枠と、枠に支承したローラー内部にモーターを内蔵したモーター内蔵ローラーと、モーター内蔵ローラーと同調する補助ローラーと、モーター内蔵ローラー及び補助ローラーと対峙するつば付ローラーを設けたプレートミックスミル。
【請求項2】
外枠と、数段に分かれた内枠と、内枠に支承したローラー内部にモーターを内蔵したモーター内蔵ローラーと、モーター内蔵ローラーと同調する補助ローラーと、モーター内蔵ローラー及び補助ローラーと対峙するつば付ローラーを設けたプレートミックスミルであって、
前記内枠を傾斜するために、該内枠の少なくとも一方側を持ち上げ可能とするプレートミックスミル。
【請求項3】
外枠及び内枠にそれぞれ固定した固定具と、固定具に支承したフック又は留め具と、フック又は留め具を支承する留めネジで構成された角度調整部により、内枠の傾斜を可能とした請求項2に記載のプレートミックスミル。
【請求項1】
枠と、枠に支承したローラー内部にモーターを内蔵したモーター内蔵ローラーと、モーター内蔵ローラーと同調する補助ローラーと、モーター内蔵ローラー及び補助ローラーと対峙するつば付ローラーを設けたプレートミックスミル。
【請求項2】
外枠と、数段に分かれた内枠と、内枠に支承したローラー内部にモーターを内蔵したモーター内蔵ローラーと、モーター内蔵ローラーと同調する補助ローラーと、モーター内蔵ローラー及び補助ローラーと対峙するつば付ローラーを設けたプレートミックスミルであって、
前記内枠を傾斜するために、該内枠の少なくとも一方側を持ち上げ可能とするプレートミックスミル。
【請求項3】
外枠及び内枠にそれぞれ固定した固定具と、固定具に支承したフック又は留め具と、フック又は留め具を支承する留めネジで構成された角度調整部により、内枠の傾斜を可能とした請求項2に記載のプレートミックスミル。
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【図13】
【図14】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【図13】
【図14】
【公開番号】特開2006−43538(P2006−43538A)
【公開日】平成18年2月16日(2006.2.16)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2004−225862(P2004−225862)
【出願日】平成16年8月2日(2004.8.2)
【新規性喪失の例外の表示】特許法第30条第3項適用申請有り 博覧会名:第13回フラットパネルディスプレイ製造技術展 主催者:リードエグジビジョンジャパン株式会社 開催日:平成16年6月30日〜平成16年7月2日
【出願人】(504214453)株式会社 ニュー・サンワ (5)
【Fターム(参考)】
【公開日】平成18年2月16日(2006.2.16)
【国際特許分類】
【出願日】平成16年8月2日(2004.8.2)
【新規性喪失の例外の表示】特許法第30条第3項適用申請有り 博覧会名:第13回フラットパネルディスプレイ製造技術展 主催者:リードエグジビジョンジャパン株式会社 開催日:平成16年6月30日〜平成16年7月2日
【出願人】(504214453)株式会社 ニュー・サンワ (5)
【Fターム(参考)】
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