説明

ヘアトリートメント組成物

シリコーン感圧接着剤を含み、0.5wt%未満の水を含むヘアトリートメント組成物。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、ヘアトリートメント組成物およびヘアトリートメントにおけるこれらの使用に関する。
【背景技術】
【0002】
従来のヘアスタイリング組成物は、通常、毛髪のスタイリング、感触および調整に関係している。しかし、毛髪の乾燥時間を減らす組成物もまた求められている。
【0003】
感圧接着剤(pressure sensitive adhesive、PSA)は、US5166276、EP408311、EP412707およびEP412704に記載されているように、ヘアケア組成物に用いられてきた。しかし、これらのPSAは、水性および水性アルコールのヘアケア製品において加水分解する傾向がある。
【0004】
WO2004/084846は、シリコーン感圧接着剤をエマルジョンの形で含むヘアスタイリング組成物を開示する。このような感圧接着剤を含む配合は、カールを良好に保持することが見出された。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明は、早く乾燥し短時間で固定/整髪する製品に関する。
【0006】
本発明のさらなる利点は、それが、透明な外観を有する製品の配合を可能にすることである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
発明の要旨
したがって、本発明は、シリコーン樹脂およびポリジオルガノシロキサンを含むシリコーン感圧接着剤を含み、0.5wt%未満の水を含むヘアトリートメント組成物を提供する。
【0008】
毛髪のスタイリング方法もまた特許請求され、この方法は、毛髪を前記の組成物に接触させることを含む。
【0009】
本発明のさらなる態様は、毛髪の乾燥時間を減らすための、シリコーン感圧感圧接着剤の使用である。
【0010】
発明の詳細な説明
特に断らなければ、本明細書において以後に記載されるwt%の全ての値は、ヘアトリートメント組成物全重量に対する重量パーセントである。
【0011】
シリコーン感圧接着剤
本発明は、シリコーン感圧接着剤(PSA)を含む非水性組成物を含むヘアトリートメント組成物に関する。
【0012】
「シリコーン感圧接着剤」(SPSA)という用語は、シリコーン樹脂およびポリジオルガノシロキサンを含む感圧接着剤を表す。これらの「感圧接着剤」(PSA)材料は、室温で、永続的に粘着性であり、単に、接触で、または軽い圧力を加えるだけで、表面への測定可能な接着力を発揮することができる。一般に、これらは熱を必要としない。接着剤と被着体との間で如何なる化学反応も起こらず、接着剤の硬化は全く必要でなく、接着過程において如何なる溶媒も取り除く必要がない。
【0013】
本発明との関連において、3つのタイプのシリコーンPSAがある。
【0014】
i)(i)シラノールで末端封鎖された(end−blocked)ポリジオルガノシロキサン流体(例えばポリジメチルシロキサンポリマー)、および(ii)トリメチルシリルで末端封鎖されたポリシリケート樹脂(例えば、ケイ素に結合したヒドロキシ基を含み、また、式R□SiO1/2のトリオルガノシロキシ単位と式SiO4/2の4官能性シロキシ単位とから本質的になり、コポリマーに存在する各4官能性シロキシ単位に対するトリオルガノシロキシ単位の比が約0.6から0.9であるベンゼン可溶性樹脂状コポリマーからなるシリケート樹脂、式中、Rは、1から6(両端の数を含む。)個の炭素原子の炭化水素基からなる群から独立に選択される1価の有機基である。)の混合物からなるシリコーン感圧接着剤。Dexter他の米国特許第2736721号、およびCurrie他の米国特許第2814601号は、このような、または類似のシリコーン感圧接着剤を教示する。
【0015】
ii)2番目の種類のシリコーンPSAは、シリコーン流体とシリケートを縮合させることによって調製される。この好ましい縮合反応においては、シリケート樹脂とシリコーン流体が、触媒量のシラノール縮合触媒の存在下に一緒に混合され、次いで、シリケート樹脂およびシリコーン流体は、例えば還流条件の下での1から20時間の加熱によって縮合される。シラノール縮合触媒の例は、第1級、第2級および第3級アミン、これらのアミンのカルボン酸および第4級アンモニウム塩である。このようなシリコーンPSAおよびこれらの製造は、i)において上に記載されている。
【0016】
iii)場合によるさらなるステップは、アルケニル官能性ポリマーと、シリコーンに結合した水素原子を含む架橋剤とを用い、これらは、US−4988779に記載のように、白金系触媒を用いるヒドロシリル化付加反応によって硬化される。このような系において、ケイ素に結合した水素基とシリコーンに結合したアルケニル基とのモル比は、通常、1より大きい。しかし、これらの系は、非常に好ましいわけではない。
【0017】
好ましくは、シリコーン感圧接着剤は、全組成物の0.01重量%から10重量%のレベルで存在する。本発明の組成物におけるシリコーン感圧接着剤のより好ましい量は、全組成物の0.1重量%から5重量%、一層好ましくは0.5重量%から3重量%、最も好ましくは、0.1から2.5重量%である。
【0018】
溶媒
本発明の組成物はまたPSAのための溶媒もまた含むことが好ましい。溶媒は通常、全組成物の30wt%を超え、好ましくは50wt%を超え、最も好ましくは60wt%を超える量で存在する。溶媒の例はエステルおよびアルコールであり、好ましい溶媒は、シリコーンおよび炭素水素、またはこれらの混合物である。
【0019】
組成物が、少なくとも5wt%、より好ましくは少なくとも10wt%のシリコーン溶媒を含むと好ましい。
【0020】
本発明の組成物は、全組成物において0.5wt%未満の水を含む。組成物が0.2wt%未満、より好ましくは0.1wt%未満、最も好ましくは0.05wt%未満の水を含むと非常に好ましい。
【0021】
ヘアスタイリングポリマー
本発明の組成物は、0.001重量%から10重量%のヘアスタイリングポリマーを場合によりで含んでいてもよい。本発明の組成物におけるヘアスタイリングポリマーのより好ましい量は、組成物の0.1重量%から5重量%、より一層好ましくは、0.5重量%から3重量%である。
【0022】
ヘアスタイリングポリマーはよく知られている。適切なヘアスタイリングポリマーには、事実上ポリマーを陽イオン性、陰イオン性、両性または非イオン性にする部分を含む市販のポリマーが含まれる。適切なヘアスタイリングポリマーには、例えば、ブロックおよびグラフトコポリマーが含まれる。これらのポリマーは合成または天然由来であり得る。
【0023】
界面活性剤
本発明の組成物は界面活性剤を含み得る。存在する場合、界面活性剤は、PSAの乳化剤として作用すべきでない。本発明の組成物において用いられるのに適する界面活性剤は、製品形態に応じて、陽イオン性、陰イオン性、双性またはこのような界面活性剤の混合物であり得る。
【0024】
製品は非イオン界面活性剤を含んでいないのが好ましい。
【0025】
ヘアコンディショニング剤
炭化水素、エステル、シリコーン流体および陽イオン性物質のようなヘアコンディショニング剤が、本発明の組成物に含まれ得る。ヘアコンディショニング剤は、通常、本発明の組成物において、0.001重量%から10重量%、好ましくは0.1重量%から3重量%の量で存在し得る。ヘアコンディショニング剤は、単一の化合物であっても、同じ種類または異なる一般的種類からの2つ以上の化合物の混合物であってもよい。
【0026】
適切な炭化水素は、直鎖または分岐鎖のいずれであってもよく、約10から約16個、好ましくは約12から約18個の炭素原子を含み得る。適切な炭化水素の例は、デカン、ドデカン、テトラデカン、トリデカンおよびこれらの混合物である。
【0027】
適切なオイルまたは脂肪物質は、炭化水素オイル、脂肪エステルおよびこれらの混合物から選択される。直鎖炭化水素オイルは、好ましくは約12から約30個の炭素原子を含む。やはり適切であるのは、アルケニルモノマー(例えば、C〜Cアルケニルモノマー)のポリマー炭化水素である。
【0028】
適切な炭化水素オイルの具体例には、パラフィンオイル、ミネラルオイル、飽和および不飽和ドデカン、飽和および不飽和トリデカン、飽和および不飽和テトラデカン、飽和および不飽和ペンタデカン、飽和および不飽和ヘキサデカンならびにこれらの混合物が含まれる。これらの化合物、さらには一層大きな鎖長の炭化水素の分岐鎖異性体もまた使用され得る。
【0029】
適切な脂肪エステルは、少なくとも10個の炭素原子を有することに特徴があり、これらには、脂肪酸または脂肪アルコールに由来する炭化水素鎖を有するエステルが含まれる。モノカルボン酸のエステルには、アルコールおよび/または酸の、式R’COORのエステルが含まる(式中、R’およびRは、独立に、アルキルまたはアルケニル基を表し、R’およびRにおける炭素原子の合計は少なくとも10個、好ましくは少なくとも20個である。)。カルボン酸のジ−およびトリアルキルおよびアルケニルエステルもまた使用され得る。
【0030】
特に好ましい脂肪エステルは、モノ−、ジ−およびトリグリセリド、より詳細には、グリセリンと長鎖カルボン酸(例えば、CからC22のカルボン酸)とのモノ−、ジ−およびトリエステルである。好ましい物質には、ココアバター、パームステアリン、ヒマワリ油、大豆油およびココナッツオイルが含まれる。
【0031】
特に好ましいのは、ミリスチン酸イソプロピルである。
【0032】
オイル/脂肪物質は、適切には、0.05から10、好ましくは、0.2から5、より好ましくは、約0.5から3wt%のレベルで存在する。
【0033】
本発明において有用で適切なシリコーンコンディショニング剤には、環状または線状のいずれかのポリジメチルシロキサン、フェニルおよびアルキルシリコーンならびにシリコーンコポリマーが含まれ得る。本発明において有用な陽イオン性コンディショニング剤には、第4級アンモニウム塩、または、例えばセチルアンモニウムクロリドのような脂肪アミンの塩が含まれ得る。
【0034】
本発明による組成物は、ヘアコンディショニング剤として、揮発性シリコーンの0.1重量%から10重量%を場合により含み得る。揮発性シリコーンは当技術分野においてよく知られており、市販されており、これらには、例えば、線状または環状の化合物が含まれる。揮発性シリコーンオイルは、好ましくは、約3から約9個のケイ素原子を含む線状または環状のポリジメチルシロキサンである。
【0035】
本発明の組成物は、架橋したシリコーンポリマーを場合により含んでいてよい。
【0036】
架橋したシリコーンポリマーは、好ましくは乳化重合された剛性のないものであり、本発明の組成物中に、組成物の全重量に対して10重量%まで、より好ましくは0.2重量%から6重量%、最も好ましくは、0.5から5重量%の量で存在し得る。
【0037】
本発明において使用するのに好ましいシリコーンポリマーは、RSiO0.5単位およびRSiO単位の適切な組合せから好ましくは誘導されるポリジオルガノシロキサンであり、ここで、各Rは独立に、アルキル、アルケニル(例えば、ビニル)、アルカリール、アラルキル、またはアリール(例えば、フェニル)基を表す。Rは最も好ましくはメチルである。
【0038】
架橋したシリコーンポリマーは、EP 818190に記載されており、その内容は参照により本明細書に組み込まれる。
【0039】
本発明の組成物は、脂肪アルコール物質をさらに含み得る。コンディショニング組成物における脂肪アルコール物質と陽イオン界面活性剤とを組み合わせた使用は、これにより、陽イオン界面活性剤がその中に分散しているラメラ相が生成されるので、特に利点を有すると考えられている。
【0040】
「脂肪アルコール物質」とは、脂肪アルコール、アルコキシ化脂肪アルコール、またはこれらの混合物を意味する。好ましい脂肪アルコールはセテアリルアルコール、セチルアルコールおよびステアリルアルコールである。
【0041】
本発明のヘアスタイリング組成物は、組成物を一層審美的に受け入れられるものとする、または製品の使用を助ける(容器からの取出しが含まれる。)のに適する、様々な、本質的でない、場合による成分をさらに含み得る。通常のこのような場合による成分は当業者によく知られており、例えば、保存剤(例えば、ベンジルアルコール、メチルパラベン、プロピルパラベンおよびイミダゾリジニルウレア)、pH調整剤(例えば、クエン酸、コハク酸、水酸化ナトリウムおよびトリエタノールアミン)、着色剤(例えば、任意のFD&CまたはD&C染料)、香油、キレート剤(例えば、エチレンジアミン四酢酸)ならびにポリマー可塑剤(例えば、グリセリンおよびポリエチレングリコール)である。
【0042】
製品形態
本発明の組成物は、例えば、ゲル、ローション、クリーム、スプレーおよびエアロゾルを含めて、様々な形態を取り得る、好ましくはヘアスタイリング組成物、より好ましくはリーブイン配合物である。
【0043】
ムース製品は通常、水を含むので、本技術を用いてのムース製品は配合し難い。
【0044】
好ましい製品形態は、エアロゾル、スプレーおよびセラム(serum)である。
【0045】
エアロゾルの形態の本発明の組成物は、容器から他の物質を噴出させる役目を果たし、またほとんどの場合においてPSAの溶媒として働くエアロゾル用噴射剤を含む。適切な噴射剤の例には、ジメチルエーテル、および炭化水素噴射剤(例えば、プロパン、n−ブタンおよびイソブタン)が含まれる。噴射剤は1種類で、または混合して使用され得る。水に溶けない噴射剤、特に炭化水素が好ましい。
【0046】
使用される噴射剤の量は、エアロゾル技術においてよく知られている通常の要因によって決められる。エアロゾルスプレーでは、噴射剤のレベルは、一般に、全組成物の30から98wt%、より好ましくは、50から96wt%である。
【0047】
本発明の組成物はまた、ヘアスタイリングクリームまたはゲルのような、フォーム(foam)でない製品の形態も取り得る。このようなクリームまたはゲルは、構造化剤(structurant)または増粘剤を、通常、全重量に対して0.1重量%から10重量%、好ましくは、0.5重量%から3重量%のレベルで含む。
【0048】
適切な構造化剤または増粘剤の例は、カルボキシビニルポリマーのようなポリマー増粘剤である。カルボキシビニルポリマーは、オレフィン性不飽和カルボン酸モノマーと、全モノマーの約0.01重量%から約10重量%の多価アルコールのポリエーテルとを含むモノマー混合物のインターポリマーである。カルボキシビニルポリマーは、揮発性の液体有機炭化水素に実質的に不溶であり、空気に曝しても寸法が安定している。適切には、カルボキシビニルポリマーの分子量は、少なくとも750,000、好ましくは少なくとも1,250,000、最も好ましくは少なくとも3,000,000である。好ましいカルボキシビニルポリマーは、米国特許第2798053号に記載されているように、アリルスクロースまたはアリルペンタエリスリトールにより架橋されたアクリル酸コポリマーである。これらのポリマーは、B.F.Goodrich Companyにより、例えば、CARBOPOL 934、940、941および980として供給されている。構造化剤または増粘剤としてやはり使用できる他の物質には、組成物にゲル様の粘性を付与できるもの、例えば、セルロースエーテル(例えば、メチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、ヒドロキシプロピルメチルセルロースおよびカルボキシメチルセルロース)、グアーガム、アルギン酸ナトリウム、アラビアゴム、ザンサンゴム、ポリビニルアルコール、ポリビニルピロリドン、ヒドロキシプロピルグアーガム、デンプンおよびデンプン誘導体ならびに他の増粘剤、粘度調整剤、ゲル化剤などのような、水溶性ポリマーまたはコロイドとして水に溶けるポリマーが含まれる。ベントナイトまたはラポナイト(laponite)クレーのような無機増粘剤を使用することもまた可能である。
【0049】
本発明は、これから、以下の非限定的実施形態によってさらに例示される。
【実施例】
【0050】
本発明の実施例は数字によって示され、比較実施例は文字によって示される。
【0051】
以下のPSAエマルジョンを用いた。
【0052】
次のシリコーン感圧接着剤を用いた。
【0053】
− Dow Corning(登録商標)Q2−7406
上の物質の30gを真空オーブンに80℃で24時間入れて、全ての溶媒を蒸発させた。次いで、残留物質(下で、「Q2−7406−溶媒なし」と呼ばれる。)を、全重量に対して30%のレベルで、1cStのPDMA(DC200−1cSt)またはシクロペンタシロキサン(DC245)のいずれかに溶かした(ボトルローラーで24時間)。得られた溶液を、本発明の実施例の配合に用いた。
【0054】
1cStのPDMS中の溶液はまた、比較実施例に配合した水中油エマルジョンの調製にも用いた。
【0055】
このエマルジョンは、Heidolph撹拌機を用いて、50wt%のSiPSA溶液(活性成分 30wt%)、45wt%の蒸留水、および5%のTergitol TMN−6を、混合することによって製造する。
【0056】
【表1】

【0057】
【表2】

【0058】
【表3】

【0059】
【表4】

【0060】
【表5】

【0061】
【表6】

【0062】
素早いスタイル形成
実施例1および実施例Aの0.2gを、2gで10インチの「未使用」のスペイン人の毛髪で湿気を帯びたヘアピース(1つの処理当たり3つのヘアピース)に長さ方向に沿って注射器で付けた。これらのヘアピースをスパイラルロールの回りに巻き付け、オーブンに50℃で30分間入れる。雰囲気温度で30分間状態調整した後、毛髪をロールから取り外し、カール長さを測定し、3つのヘアピースにわたって平均する。
【0063】
【表7】

【0064】
実施例1により処理した毛髪は、実施例Aにより処理した毛髪より、しっかりしたカールを有していた。さらに、30分後に、実施例1により処理した毛髪のヘアピースはドライであったが、実施例Aにより処理した毛髪は依然として湿気を帯びていた。
【0065】
感触とスタイルの保持
7gで10インチの3つの未使用ヘアピースの2組を、30分間、加熱ロール上に保ち、カーラーから取り外した後、雰囲気条件で30分間放冷し、実施例Bおよび実施例2によりスプレーした。6人の回答者が、彼らの手のひらでヘアピースを押さえることによって毛髪の並びの「堅さ」を評価し、6人中6人が実施例Bにより処理したヘアピースが「より堅い」と判断した。次いで、これらのペアピースの2組を、30℃、90%RHの加湿チャンバに10分間入れた。6人の回答者中6人が、実施例2により処理したヘアピースが、実施例Bにより処理したヘアピースより、セットされたカールをよりよく保っていると判断した。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
シリコーン樹脂およびポリジオルガノシロキサンを含むシリコーン感圧接着剤を含み、0.5wt%未満の水を含むヘアトリートメント組成物。
【請求項2】
シリコーン感圧接着剤のレベルが、全組成物の0.1から2.5wt%である、請求項1に記載のヘアトリートメント組成物。
【請求項3】
揮発性溶媒を含む、請求項1または請求項2に記載の組成物。
【請求項4】
揮発性溶媒がシリコーン、炭化水素またはこれらの混合物である、請求項1から3のいずれか一項に記載の組成物。
【請求項5】
溶媒が、50wt%を超えるレベルで存在する、請求項1から4のいずれか一項に記載の組成物。
【請求項6】
リーブオン組成物である請求項1から5のいずれか一項に記載の組成物。
【請求項7】
スプレーとして施与される、請求項1から6のいずれか一項に記載の組成物。
【請求項8】
噴射剤をさらに含む、請求項7に記載のヘアトリートメント組成物。
【請求項9】
噴射剤が炭化水素ガスである、請求項8に記載のヘアトリートメント組成物。
【請求項10】
毛髪と、請求項1から9のいずれか一項に記載の組成物とを接触させることを含むヘアスタイリング方法。
【請求項11】
毛髪の乾燥時間を減らすための、シリコーン感圧接着剤の使用。

【公表番号】特表2009−514820(P2009−514820A)
【公表日】平成21年4月9日(2009.4.9)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−538267(P2008−538267)
【出願日】平成18年9月18日(2006.9.18)
【国際出願番号】PCT/EP2006/009066
【国際公開番号】WO2007/051506
【国際公開日】平成19年5月10日(2007.5.10)
【出願人】(590003065)ユニリーバー・ナームローゼ・ベンノートシヤープ (494)
【Fターム(参考)】