説明

ベッド操作システム

【課題】ベッドの可動機構を、ベッド上の布団などに影響を受けることなく、常に確実に操作することが可能なベッド操作システムを提供する。
【解決手段】ワイヤレス式のリモートコントロールユニット20は、ベッドBの背上げ機構を操作するための複数の操作釦を有し、これら操作釦の操作に応じた操作信号を微弱電波により送信する。送信された微弱電波は受信ユニット40で受信され、その受信信号に応じて、ベッドBの駆動ユニット11が駆動制御される。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
この発明は、可動機構たとえば背上げ機構を有するベッドのベッド操作システムに関する。
【背景技術】
【0002】
一般に、病院では、ベッドに寝たまま自力で起き上がることが困難な患者のために、可動機構たとえば背上げ機構を有するベッドが使用されている。そして、このようなベッドには、背上げ機構を操作するために、リモートコントロールユニットが付属されている。
【0003】
リモートコントロールユニットには、有線式のものと、テレビなどと同様に赤外線光を用いるワイヤレス式のものがある(例えば、特許文献1)。
【特許文献1】特許第2863706号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
有線式のリモートコントロールユニットは、コードがベッド上の布団や患者の体に絡んだり、コードが切れることもあり、非常に不便である。
赤外線光を用いるワイヤレス式のリモートコントロールユニットは、コードが無い分、使い勝手にはすぐれるが、赤外線光には指向性があるため、送受信間に布団などの遮蔽物があると、送受信が不可能になってしまう。
【0005】
この発明は、上記の事情を考慮したもので、ベッドの可動機構を、ベッド上の布団などに影響を受けることなく、常に確実に操作することが可能なベッド操作システムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
請求項1に係る発明のベッド操作システムは、ベッドの可動機構を操作するための操作手段を有し、この操作手段の操作に応じた操作信号を微弱電波により送信するワイヤレス式のリモートコントロールユニットと、上記ベッドに設けられ、上記リモートコントロールユニットから送信される微弱電波を受信し、その受信信号に応じて上記可動機構を駆動制御する受信ユニットと、を備えている。
【0007】
請求項2に係る発明のベッド操作システムは、ベッドの可動機構を操作するための操作手段および人を呼ぶためのコール釦を有し、この操作手段の操作に応じた操作信号およびコール釦の操作に応じたコール信号を微弱電波により送信するワイヤレス式のリモートコントロールユニットと、上記ベッドに設けられ、上記リモートコントロールユニットから送信される微弱電波を受信し、その受信信号に含まれている上記操作信号に応じて上記可動機構を駆動制御する受信ユニットと、を備えている。
【発明の効果】
【0008】
この発明のベッド操作システムによれば、ワイヤレス式のリモートコントロールユニットから送信される微弱電波により、ベッドの可動機構を、ベッド上の布団などに影響を受けることなく、常に確実に操作することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0009】
以下、この発明の一実施形態について図面を参照して説明する。
図1において、Bはベッドで、ベースフレーム1およびそのベースフレーム1の四隅部に設けられているキャスタ2により、移動可能となっている。そして、ベースフレーム1上に、かつベースフレーム1から離間する状態に、支持フレーム3が設けられている。この支持フレーム3の四隅部にブラケット4がそれぞれ垂設され、これらブラケット4によって支持フレーム3が保持されている。
【0010】
支持フレーム3上には、床板体5が配設されている。床板体5は4枚の床板6,7,8,9からなる。床板7は、支持フレーム3の長手方向における中央部の位置に固定されている。そして、床板7の一端部に床板6が回動自在に連結され、床板7の他端部に床板8が回動自在に連結されている。さらに、床板8の端部に、床板9が回動自在に連結されている。
【0011】
また、支持フレーム3の下面部に、駆動ユニット11が設けられている。この駆動ユニット11は、筐体の側面部にモータ12を備えている。そして、駆動ユニット11の筐体において、支持フレーム3の長手方向に沿う両端部に、アーム14,15の下端部が枢支されている。これらアーム14,15の下端部にモータ12の動力が伝達されることにより、アーム14,15の先端側が回動する。アーム14,15の先端にはローラ14a,15aが設けられ、そのローラ14a,15aが床板6,8の下面にそれぞれ転接している。
【0012】
モータ12が動作すると、アーム14,15が図示矢印方向に回動して起立し、これに伴いローラ14a,15aが床板6,8の下面に転接することにより、床板6,8が図示二転鎖線で示す状態に立ち上がる。この床板8の立ち上がりに連動して床板9も立上がり、床板8,9がへの字状に屈曲した状態となる。
床板体5上にマットレス(図示しない)を介して仰臥している利用者たとえば患者は、床板6の立ち上がりに伴って上半身が起こされながら、床板8,9の立上がりおよび屈曲を受けて脚部が持ち上がられる。したがって、患者は、何も力を入れることなく、しかも床板7上に位置する臀部が前方にずれ動くことなく、上半身を起こすことができる。
これら床板体5、モータ12、アーム14,15などにより、可動機構であるところの背上げ機構が構成されている。
【0013】
また、支持フレーム3の長手方向における端部に、かつ看護士などが容易に視認することのできる位置に、発光ダイオード(LED)16が取り付けられている。この発光ダイオード16は、後述する特殊モードが設定されているかどうかの確認用である。
【0014】
一方、ベッドBごとに、患者や看護士による操作が可能なワイヤレス式のリモートコントロールユニット(リモコンユニットと略称する)20が用意されている。また、筐体12の側面部に受信ユニット40が装着されている。
リモコンユニット20は、図2に示すように、ベッドBの駆動ユニット11を操作するための操作手段として“さがる”“あがる”などの操作釦21,22,23,24,25,26を有するとともに、人(看護士)を呼ぶためのコール釦いわゆるナースコール釦27を有し、操作釦21,22,23,24,25,26の操作に応じた操作信号およびナースコール釦27の操作に応じたナースコール信号を、微弱電波により送信する。この微弱電波は、自動車用ドアのキーレスエントリーシステムなどに使用される微弱電波と同じものである。
【0015】
リモコンユニット20の制御回路は、図3に示すように、操作釦21,22,23,24,25,26およびナースコール釦27のスイッチをまとめた操作スイッチ群31、制御部32、電波の送受信を行う無線送受信部33などにより、構成されている。
【0016】
そして、制御部32は、主要な機能として、次の(1)〜(3)の手段を有している。
(1)操作釦21,22,23,24,25,26の操作に応じた操作信号およびナースコール釦27の操作に応じたナースコール信号を生成し、かつ操作対象のベッドBに固有の識別情報いわゆるIDを内部メモリから読出し、これら操作信号、ID、およびナースコール信号の微弱電波を無線送受信部33から送信させる手段。
(2)操作釦21,22,23,24,25,26の特殊モード操作を検出し、その検出時に特殊モード信号の微弱電波を無線送受信部33から送信させる手段。
(3)周囲の電波の周波数を検出し、その検出した周波数とは異なる周波数を無線送受信部33の送信周波数として選定する手段。
【0017】
上記受信ユニット40は、図2に示すように、リモコンユニット20から送信される微弱電波を受信する無線受信部41、制御部42、制御信号を出力する出力回路43などにより、構成されている。
【0018】
そして、制御部42は、主要な機能として、次の(11)〜(14)の手段を有している。
(11)無線受信部41の受信信号に含まれているIDが当該受信ユニット40が設けられているベッドBに固有のものである場合のみ、同受信信号に含まれている操作信号に応じた駆動制御信号を出力回路43から出力させる手段。
(12)特殊モード信号を受信した場合に、特殊モードを設定する手段。
(13)特殊モードの設定時、発光ダイオード16を点灯させる手段。
(14)特殊モードの設定時、IDの有無にかかわらず、操作信号に応じた駆動制御信号を出力回路43から出力させる手段。
【0019】
上記駆動ユニット11は、受信ユニット40から出力される制御信号に応じてモータ12を駆動するモータ駆動回路13を有している。このモータ駆動回路13には、モータ12用のモータ電源が含まれている。
【0020】
また、ベッドBが設置されている病室の天井面50に、管理用受信ユニット60が取り付けられている。この管理用受信ユニット60は、リモコンユニット20から送信される微弱電波を受信する。この受信信号は、信号ケーブルにより、看護士が常駐する管理センタ(ナースセンタともいう)の管理ユニット61に送られる。管理ユニット61は、受信信号に操作信号およびIDが含まれている場合はその操作信号およびIDの内容を液晶表示部の表示により報知するとともに、同受信信号にナースコール信号が含まれている場合はそのナースコール信号に応じた呼出音(ブザー音、チャイム音など)を発する。
つぎに、上記の構成の作用を図4および図5のフローチャートを参照しながら説明する。図4のフローチャートはリモコンユニット20の動作、図5のフローチャートは受信ユニット40の動作を示している。
【0021】
まず、リモコンユニット20では、操作釦21,22,23,24,25,26およびナースコール釦27のいずれかが押圧操作されると(ステップ101のYES)、当該リモコンユニット20の周囲の電波の周波数が検出される(ステップ102)。そして、検出された周波数とは異なる周波数がリモコンユニット20の送信周波数として選定される(ステップ103)。
【0022】
上記押圧操作が操作釦21,22,23,24,25,26のいずれかによるベッド操作であれば(ステップ104のYES)、リモコンユニット20の操作対象であるベッドBのID、および操作釦21,22,23,24,25,26のいずれかの押圧操作に応じた操作信号が、上記選定された周波数の微弱電波により、リモコンユニット20から送信される(ステップ105)。
【0023】
上記押圧操作がナースコール釦27によるナースコール操作であれば(ステップ106のYES)、ナースコール釦27の押圧操作に応じたナースコール信号が、上記選定された周波数の微弱電波により、リモコンユニット20から送信される(ステップ107)。
【0024】
上記押圧操作が操作釦21,22,23,24,25,26の特殊モード操作であれば(ステップ108のYES)、特殊モード信号が、上記選定された周波数の微弱電波により、リモコンユニット20から送信される(ステップ109)。操作釦21,22,23,24,25,26の特殊モード操作とは、たとえば、“背―あがる”の操作釦21、“背―さがる”の操作釦22、“あし―あがる”の操作釦23、“あし―さがる”の操作釦24の4つが、同時に1秒以上押される操作のことである。この操作パターンは一例であり、種々の操作パターンの採用が可能である。
【0025】
受信ユニット40では、受信時(ステップ201のYES)、受信信号に特殊モード信号が含まれておらず(ステップ202のYES)、かつ特殊モードが設定されていない場合に(ステップ203のYES)、受信信号にIDが含まれているかどうかが判定される(ステップ204)。IDが含まれていて(ステップ204のYES)、しかもそのIDが予め記憶されているIDに合致する適正なものであれば(ステップ205のYES)、駆動ユニット11におけるモータ駆動回路13のモータ電源がオンされる(ステップ206)。そして、受信信号に含まれている操作信号に応じて、駆動ユニット11のモータ12が駆動制御される(ステップ207)。この駆動制御の終了後、駆動ユニット11におけるモータ駆動回路13のモータ電源がオフされる(ステップ208)。
【0026】
受信信号にIDが含まれていない場合(ステップ204のNO)、あるいは受信信号にIDが含まれていてもそのIDが予め記憶されているIDに合致しない不適正なものである場合には(ステップ205のNO)、駆動ユニット11におけるモータ駆動回路13のモータ電源がオンされない。
【0027】
また、受信時(ステップ201のYES)、受信信号に特殊モード信号が含まれている場合は(ステップ202のNO)、一定時間tだけ、特殊モードが設定される(ステップ209)。これに伴い、一定時間tだけ、発光ダイオード16が点灯される(ステップ210)。
【0028】
次の受信時(ステップ201のYES)、特殊モードが設定されていれば(ステップ203のNO)、IDの有無および適正にかかわらず、駆動ユニット11におけるモータ駆動回路13のモータ電源がオンされ(ステップ206)、かつ受信信号に含まれている操作信号に応じて駆動ユニット11のモータ12が駆動制御される(ステップ207)。そして、この駆動制御の終了後、駆動ユニット11におけるモータ駆動回路13のモータ電源がオフされる(ステップ208)。
【0029】
この特殊モードは、一人の看護士が同じ病室内の複数のベッドBを1台のリモコンユニット20で順に操作する場合などに利用される。看護士にとっては、操作対象のベッドBがどれかを、発光ダイオード16の点灯によって適切に認識することができる。
なお、特殊モードについては、設定を時間で制限したが、時間に限らず、専用の操作によって解除する構成としてもよい。
【0030】
一方、リモコンユニット20から送信される微弱電波は、同じ病室の天井面50における管理用受信ユニット60でも受信される。この受信信号は、管理ユニット61に送られる。管理ユニット61では、受信信号に操作信号およびIDが含まれている場合に、その操作信号およびIDの内容が液晶表示部の表示により看護士に報知される。また、管理ユニット61では、受信信号にナースコール信号が含まれている場合に、そのナースコール信号に応じた呼出音が発せられる。
【0031】
以上のように、リモコンユニット20から微弱電波を発してベッドBの駆動ユニット11を駆動制御することにより、リモコンユニット20と受信ユニット40との間に布団や床板体5が存していても、その布団や床板体5などに影響を受けることなく、駆動ユニット11を常に確実に操作することができる。当然ながら、リモコンユニット20と受信ユニット40との間にコードがないので、コードが絡んだり断線したりといった不具合がなく、操作性が大幅に向上する。
【0032】
リモコンユニット20にナースコール釦27を設けているので、ベッドBの操作と看護士の呼出しを1台のリモコンユニット20でまとめて行うことができ、利便性が大幅に向上する。
【0033】
リモコンユニット20の送信信号にIDを付加し、受信ユニット40では受信信号に適正なIDが含まれている場合のみモータ電源をオンして駆動制御を実行するので、同じ病室内に複数台のベッドBおよび複数台のリモコンユニット20が存在していても、1台のベッドBと1台のリモコンユニット20との対応関係を保つことができて、他のリモコンユニット20の微弱電波による誤操作を未然に防止できる。
【0034】
しかも、受信信号に適正なIDが含まれていない場合はモータ電源がオンしないので、違法無線などの強い電波が受信ユニット40で受信された場合でも、モータ12は動かず、安全である。
【0035】
リモコンユニット20の周囲の電波の周波数を検出し、検出した周波数とは異なる周波数をリモコンユニット20の送信周波数として選定するので、電波の相互干渉を防ぐことができる。これにより、リモコンユニット20から発した微弱電波を受信ユニット40に確実に到達させることができ、ベッドBに対する常に確実な操作が可能となる。
【0036】
ベッドBに対する操作信号およびIDの内容が管理センタの管理ユニット61によって報知されるので、管理センタに常駐する看護士は、ベッドBの操作状況を患者別にしかも離れたところから監視することができる。ベッドBを動かすと危険な患者による不要な操作を発見することもでき、安全性が向上する。
【0037】
特殊モードの設定により、複数のベッドBを1台のリモコンユニット20で順に操作することができるので、便利である。しかも、この場合、操作対象のベッドBに取り付けられている発光ダイオード16が点灯するので、操作対象を間違えることがない。
【0038】
なお、この発明は、上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより種々の発明を形成できる。
【図面の簡単な説明】
【0039】
【図1】この発明の一実施形態の全体的な構成を示す図。
【図2】同実施形態におけるリモコンユニットの外観を示す図。
【図3】同実施形態におけるリモコンユニットおよび受信ユニットの制御回路を示すブロック図。
【図4】同実施形態におけるリモコンユニットの作用を説明するためのフローチャート。
【図5】同実施形態における受信ユニットの作用を説明するためのフローチャート。
【符号の説明】
【0040】
B…ベッド、1…ベースフレーム、2…キャスタ、3…支持フレーム、4…ブラケット、5…床板体、6,7,8,9…床板、11…駆動ユニット、12…モータ、13…モータ駆動回路、14,15…アーム、16…発光ダイオード、20…リモートコントロールユニット、21,22,23,24,25,26…操作釦、27…ナースコール釦、32…制御部、33…無線送受信部、40…受信ユニット、41…無線受信部、42…制御部

【特許請求の範囲】
【請求項1】
可動機構を有するベッドにおいて、
前記可動機構を操作するための操作手段を有し、この操作手段の操作に応じた操作信号を微弱電波により送信するワイヤレス式のリモートコントロールユニットと、
前記ベッドに設けられ、前記リモートコントロールユニットから送信される微弱電波を受信し、その受信信号に応じて前記可動機構を駆動制御する受信ユニットと、
を備えたことを特徴とするベッド操作システム。
【請求項2】
請求項1に記載のベッド操作システムにおいて、
前記リモートコントロールユニットから送信される微弱電波を受信する管理用受信ユニットと、
管理センタに設置され、前記管理用受信ユニットの受信信号の内容を報知する管理ユニットと、
をさらに備えていることを特徴とするベッド操作システム。
【請求項3】
可動機構を有するベッドにおいて、
前記可動機構を操作するための操作手段および人を呼ぶためのコール釦を有し、この操作手段の操作に応じた操作信号およびコール釦の操作に応じたコール信号を微弱電波により送信するワイヤレス式のリモートコントロールユニットと、
前記ベッドに設けられ、前記リモートコントロールユニットから送信される微弱電波を受信し、その受信信号に含まれている前記操作信号に応じて前記可動機構を駆動制御する受信ユニットと、
を備えたことを特徴とするベッド操作システム。
【請求項4】
請求項3に記載のベッド操作システムにおいて、
前記リモートコントロールユニットから送信される微弱電波を受信する管理用受信ユニットと、
人が常駐する管理センタに設置され、前記管理用受信ユニットの受信信号に操作信号が含まれている場合はその操作信号の内容を報知するとともに、同受信信号にコール信号が含まれている場合はそのコール信号に応じた呼出音を発する管理ユニットと、
をさらに備えていることを特徴とするベッド操作システム。
【請求項5】
請求項1または請求項3に記載のベッド操作システムにおいて、
前記リモートコントロールユニットは、操作対象のベッドに固有の識別情報を送信信号に付加する、
前記受信ユニットは、受信信号に含まれている識別情報が当該受信ユニットが設けられているベッドに固有のものである場合のみ、同受信信号に含まれている操作信号に応じた駆動制御を実行する、
ことを特徴とするベッド操作システム。
【請求項6】
請求項5に記載のベッド操作システムにおいて、
前記リモートコントロールユニットは、操作手段の特殊モード操作を検出し、その検出時に特殊モード信号を送信する、
前記受信ユニットは、特殊モード信号を受信した場合に特殊モードを設定して、前記識別情報の有無にかかわらず駆動制御を実行する
ことを特徴とするベッド操作システム。
【請求項7】
請求項1または請求項3に記載のベッド操作システムにおいて、
前記リモートコントロールユニットは、周囲の電波の周波数を検出し、その検出した周波数とは異なる周波数を送信周波数として設定する、
ことを特徴とするベッド操作システム。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【公開番号】特開2007−20879(P2007−20879A)
【公開日】平成19年2月1日(2007.2.1)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2005−207483(P2005−207483)
【出願日】平成17年7月15日(2005.7.15)
【出願人】(000010032)フランスベッド株式会社 (95)
【Fターム(参考)】