説明

ベルトコンベア

【課題】不純物の混在する長尺な搬送物をベルトコンベアで搬送するにあたり、該ベルトコンベアで不純物を分離して搬出可能とする。
【解決手段】搬送物92を載置することのできる複数の板状部材40を備え、板状部材は搬送方向前方の一端が環状ベルト60に固定されて環状ベルト60に連れ回り回転するものであり、環状ベルト60が長尺な搬送物92を搬送するときは板状部材40は環状ベルト60に沿っており板状部材40上に長尺な搬送物92が投入載置され、環状ベルト60が回転ローラ54aで折り返されるときに板状部材40に生じる遠心力で長尺な搬送物92を払い飛ばすことにより長尺な搬送物92と不純物94とを分離する構成とする。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、ベルトコンベアに関する。より詳しくは、回転ローラ間に掛け渡されて回転する環状ベルトで長尺な搬送物を搬送するにあたり、前記長尺な搬送物が投入載置される際に、長尺な搬送物が不純物と混在した状態で投入されることのあるベルトコンベアに関する。
【背景技術】
【0002】
長尺な搬送物が不純物と混在した状態で投入されることのあるコンベアは、例えば、下記特許文献1に開示されている靭皮分離装置に備えられている。下記特許文献1に記載の靭皮分離装置によれば、先ず、靭皮植物の茎をローラ間で挟圧することにより破砕して靭皮とコア部とに分離可能な状態とし、次いで破砕された茎を別のローラの回転力により長手方向に飛ばしてコンベアに載せる。コンベアは、飛ばされてきた茎をその軌道の延長線上に搬送するものである。搬送の対象である靭皮と、不純物であるコア部とが分離可能ではあるが混在した状態の茎がコンベアに投入されることとなる。このコンベアでは、茎がコンベアに衝突する際の衝撃及びコンベアで搬送される際の振動により、コンベアに設けられたギャップからコア部を落とすことによりコア部と靭皮との分離を図っている。
【0003】
搬送物が不純物と混在した状態で投入されることのある別のコンベアが下記特許文献2に開示されている。下記特許文献2によれば、土の付着した根菜の根部から積極的に土を落としながら、根菜の根部を搬送することができる。このコンベアは、ベルトコンベアと、該ベルトコンベアによる進行方向と直交して設けられており、周面にプラスチック製の薄板状の突起を備えた複数の駆動ローラとからなる。土の付着した根菜の根部は、ベルトコンベアの平面で受け止められ、駆動ローラ群の上面に達すると、突起により送り力が付与されるまで駆動ローラを乗り越えられずに、ベルトコンベアと駆動ローラとの隙間や駆動ローラ同士の隙間に位置して自転する。根菜の根部は自転することによりその全周が駆動ローラに接触し、その衝撃で付着していた土が駆動ローラ間から落下し、除去されながら突起により搬送される。
【0004】
【特許文献1】特開2005−131894号公報
【特許文献2】特開2000−32824号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかし、上記特許文献1にかかる従来のコンベアでは、コンベアで搬送しながら全てのコア部をコンベアのギャップから落とすことは難しく、コンベア上に残ったコア部は靭皮に混じって搬出されることがあった。また、上記特許文献2にかかる従来のコンベアは、ベルトコンベアで根菜の根部を受けるが、併設された駆動ローラにおいて土を落とすため設備が複雑になりやすかった。
【0006】
そこで、本発明が解決しようとする課題は、不純物の混在する長尺な搬送物をベルトコンベアで搬送するにあたり、該ベルトコンベアで不純物を分離して搬出可能とすることを課題とした。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明は、上記課題を解決するために以下の手段をとる。
第1の発明は、回転ローラ間に掛け渡されて回転する環状ベルトで長尺な搬送物を搬送するにあたり、前記長尺な搬送物が投入載置される際に、長尺な搬送物が不純物と混在した状態で投入されることのあるベルトコンベアであって、前記搬送物を載置することのできる複数の板状部材を備え、該板状部材は搬送方向前方の一端が前記環状ベルトに固定されて該環状ベルトに連れ回り回転するものであり、前記環状ベルトが前記長尺な搬送物を搬送するときは前記板状部材は前記環状ベルトに沿っており該板状部材上に前記長尺な搬送物が投入載置され、前記環状ベルトが前記回転ローラで折り返されるときに前記板状部材に生じる遠心力で前記長尺な搬送物を払い飛ばすことにより前記長尺な搬送物と前記不純物とを分離するベルトコンベアである。
【0008】
ここで、搬送物とは、当該ベルトコンベアでの搬送の対象物であり、不純物とは、当該ベルトコンベアで搬送物を搬送するにあたり搬送の対象としていないものである。第1の発明のベルトコンベアによれば、板状部材に生じる遠心力で長尺な搬送物を払い飛ばすことにより、落下軌道の異なる不純物を分離して搬出することが可能となる。
【0009】
第2の発明は、前記環状ベルトは間隔を置いて複数設けられており、前記長尺な搬送物が前記環状ベルトに対して直交状態で投入載置されるベルトコンベアである。
【0010】
第2の発明によれば、環状ベルトの間隙から不純物が落下することにより混在する不純物を低減することが可能でありながら、環状ベルトは長尺な搬送物に対して直交しているため長尺な搬送物は確実に受けて搬送することが可能である。
【発明の効果】
【0011】
上記第1の発明によれば、不純物の混在する長尺な搬送物をベルトコンベアで搬送するにあたり、該ベルトコンベアで不純物を分離して搬出することが可能である。
上記第2の発明によれば、混在する不純物を低減することが可能でありながら、長尺な搬送物は確実に受けて搬送することが可能である。
【発明を実施するための最良の形態】
【0012】
以下、図面を参照しながら本発明の実施形態について説明する。
本実施形態のベルトコンベア50は、靭皮分離装置10に付設されている。靭皮分離装置10は、チョマ(ラミー)等の靭皮植物の刈り取った茎90から靭皮92を分離することができるものである。靭皮植物の茎90は大別すると、図6に模式的に示されるように、中心に位置するコア部94とコア部94を取り囲む靭皮92を主体として構成されている。靭皮分離装置10は、予め葉が除去された長尺棒状の茎90からコア部94を除去して靭皮92を分離することができるものである。靭皮分離装置10は、茎90を靭皮92とコア部94とに分離する分離機構20を備えており、該分離機構20から排出された靭皮92をベルトコンベア50で搬出する構成となっている。
【0013】
[分離機構20について]
図1,2に示されるように、分離機構20は、外周部に複数の突条22a,24aを有する一対の回転ローラ22,24と、この回転ローラ22,24へ向けて茎90を送る一対の送りローラ26,28とを備えており、安全カバー12で覆われている。
送りローラ26,28はそれぞれ表面が緩やかな凹凸形状となっている。送りローラ26,28は水平状態で上下に位置がずらされて配置されており、上側の送りローラ26はスプリング30により下方へ付勢されている。上側の送りローラ26と下側の送りローラ28のうち少なくとも一方のローラは回転駆動源(図示省略)からの回転動力により積極回転するものであり、他方のローラは積極回転するものでも一方のローラに従動して回転するものであってもよい。茎90は、投入位置に設けられた台14の上から上側の送りローラ26と下側の送りローラ28との間に、該送りローラ26,28の軸方向に対して茎90の長手方向が直交するように投入される。送りローラ26,28は、投入された茎90を挟み込み、押し潰しながら茎90の表面との摩擦により茎90を回転ローラ22,24の方へ送り出す。送りローラ26,28による茎90の進行方向Aが図中に矢印で示されている。茎90は図2で見て左から右へ送られる。
【0014】
図1,2に示されるように、回転ローラ22,24は外周部に該回転ローラ22,24の軸方向に沿って配設された複数の突条22a,24aを有している。回転ローラ22,24は上下に位置がずらされて配置されており、下側の回転ローラ24は上側の回転ローラ22に対して送りローラ26,28により送られる茎90の進行方向Aで見て少し後方(図2で見て相対的に左方)に位置がずらされて配置されている。下側の回転ローラ24は回転駆動源(図示省略)からの回転動力により図2で見て時計回りに積極回転し、上側の回転ローラ22は、下側の回転ローラ24に係合し図2で見て反時計回りに従動回転する構成とされている。
回転ローラ22,24は、送りローラ26,28と平行に水平状態として配設されている。したがって、送りローラ26,28により送られてきた茎90は、その長手方向が送りローラ26,28の軸方向に対して直交するように回転ローラ22,24に近づく。茎90は、回転する突条22a,24aに接触して回転ローラ22,24の間へ引き込まれ、図2で見て右方へ牽引される。すなわち、回転する突条22a,24aが茎90に圧接して生じる摩擦力が、茎90を引く牽引力に変換され、茎90は進行方向Aに引っ張られる。その一方、茎90の末端側が送りローラ26,28の間で押圧されることにより、茎90には回転ローラ22,24の突条22a,24aによる進行方向Aへの牽引力とは相反する力も作用する。送りローラ26,28による茎90の送り出し速度に比して突条22a,24aの回転移動速度の方が速く設定されている。それにより、回転ローラ22,24の突条22a,24aは茎90に対して牽引力を生じさせながらも茎90に対して相対移動し、コア部94を連続的に破砕しながらこそぎ、払い飛ばして排出する。コア部94は小片となり、図2で見て右方(進行方向A)へ払い飛ばされ、その大部分は分離機構20から離れた位置に落下し、例えばトレー70に集積される。靭皮92は長尺なまま回転ローラ22,24の突条22a,24aにより牽引されて図2で見て右方(進行方向A)へ飛ばされて排出される。靭皮92は大部分のコア部94に比して飛距離が短く、大部分のコア部94と比較して分離機構20の近くに落下する。それにより、靭皮92とコア部94とが分離される。排出された靭皮92はベルトコンベア50で受けられて進行方向Aとは直交する搬出方向B(図1参照)へ搬出される。
【0015】
[ベルトコンベア50について]
ベルトコンベア50は、回転ローラ22,24の回転力により分離機構20から飛ばされた靭皮92を受けることができる位置に設置されている。本実施形態においては、ベルトコンベア50は靭皮92が自然に落下する位置よりも回転ローラ22,24に近い位置に設置されており、より回転ローラ22,24に近い位置で靭皮92を受けるようになっている。コア部94は、大部分がベルトコンベア50を超えて、より分離機構20と離れた位置まで飛ばされる。しかし一部はベルトコンベア50上に落ちる場合がある。したがって、ベルトコンベア50は、靭皮92を搬出するにあたり、コア部94をも受け得る。すなわち、靭皮92が本発明の長尺状の搬送物に相当し、コア部94が本発明の不純物に相当する。
【0016】
ベルトコンベア50は、図3等に示されるように、本体52と清掃機構66とを備えている。本体52は間隔を置いて同軸で配置された回転ローラ54a,56a,58aと、その回転ローラ54a,56a,58aと対をなして同軸で配置された回転ローラ54b,56b,58bとを備えており、各対の回転ローラ54a,54b,56a,56b,58a,58b間に小幅の環状ベルト60,62,64が掛け渡されている。図示しない回転駆動源からの回転動力により対の回転ローラ54a,54b,56a,56b,58a,58bの一方が積極回転し、従動して環状ベルト60,62,64が循環する構成とされている。以下、循環する環状ベルト60,62,64が回転ローラ54a,54b,56a,56b,58a,58bの相対的に上側を通り、搬送方向Bに移動しているときを搬送状態(60a,62a,64a)といい、環状ベルト60,62,64が折り返し回転ローラ54a,54b,56a,56b,58a,58bの相対的に下側を通り、搬送方向Bとは反対のリターン方向Cに移動しているときをリターン状態(60b,62b,64b)ということがある。
【0017】
環状ベルト60,62,64は、該環状ベルト60,62,64に連れ回り回転する板状部材40をそれぞれ複数備えている。板状部材40は、環状ベルト60,62,64の搬送状態(60a,62a,64a)において環状ベルト60,62,64に沿うように、その搬送方向Bの前方の一端が環状ベルト60,62,64にビス止めされている。この板状部材40は長方形の長手方向の一端側の角を切り欠いた形状であり、先細りの端部が環状ベルト60,62,64にビス止めされている。板状部材40は環状ベルト60,62,64の搬送方向Bにおいて相互間に隙間を生じないよう重複した状態とされており、分離機構20から飛ばされてきた靭皮92及びコア部94が板状部材40の表面40aに載置されようになっている。本実施形態において、板状部材40は、環状ベルト60,62,64よりも幅広ではあるものの、各環状ベルト60,62,64に設けられた板状部材40の間には間隙46,48(図2参照)が設けられている。この板状部材40はゴム製の薄板であり、環状ベルト60,62,64のリターン状態(60b,62b,64b)においては自重で弾性変形して垂れ下がるようになっている。
【0018】
分離機構20から排出された靭皮92は、その長手方向が環状ベルト60,62,64と略直交して、環状ベルト60,62,64に掛け渡された状態で板状部材40に載置され搬送される(図1参照)。分離機構20から排出されたコア部94の一部はベルトコンベア50の位置に飛ばされるが、そのうち一部は板状部材40の間の間隙46,48(図2参照)から落下し、他の一部を板状部材40で受けることとなる。靭皮92とコア部94とはともに板状部材40に載置され、環状ベルト60,62,64の循環により搬送方向Bへ搬送される。図4に示されるように、環状ベルト60,62,64が回転ローラ54a,56a,58aで折り返され、搬送状態(60a,62a,64a)からリターン状態(60b,62b,64b)に移行するときには板状部材40に遠心力が生じる。遠心力により板状部材40の固定されていない他端が環状ベルト60,62,64から浮き、開いた状態となり、板状部材40に載置されていた靭皮92とコア部94とが払い飛ばされる。このとき、靭皮92とコア部94とは、自重の違いによりそれぞれ異なる位置へ飛ばされ、分離されて搬出される。詳細には、靭皮92は近くに、コア部94は遠くに飛ばされて搬出される。
【0019】
細かいコア部94などは上記遠心力によって飛ばされず残る場合があるが、それらの残存物は、環状ベルト60,62,64のリターン状態(60b,62b,64b)において垂れ下がった板状部材40が環状ベルト60,62,64の循環する際の振動を受けて揺れることにより振り落とされ得る。
【0020】
図5に示されるように、ベルトコンベア50に備えられた清掃機構66は、板状部材40の表面40aを掃除するものである。板状部材40の表面40aとは、靭皮92等の載置される面である。板状部材40の表面40aに残留したコア部94や、板状部材40の表面40aの汚れを落とすものである。清掃機構66は、外周面にブラシ毛69の植設された回転ローラ68とからなる。清掃機構66はリターン状態(60b)の環状ベルト60の下方位置において、垂れ下がる板状部材40にブラシ毛69が接触するように配設されている。回転ローラ68は駆動源(図示省略)からの回転動力により積極回転するものであり、板状部材40と接触するときに環状ベルト60の進行方向であるリターン方向Cとは反対方向に移動するように回転している。板状部材40はブラシ毛69に接触しながら、環状ベルト60に牽引されて環状ベルト60と回転ローラ68との間を通過する。それにより、ブラシ毛69により残留していたコア部94や汚れが板状部材40の表面40aから掻き落とされる。このとき、板状部材40は垂れ下がった状態で清掃機構66に近づき、ブラシ毛69が板状部材40の表面40aに対して撫でるように接触するため、その接触面積は広く、効果的に板状部材40の表面40aを清掃し得る。
【0021】
以上の構成のベルトコンベア50によれば以下の作用効果を奏する。
先ず、ベルトコンベア50は、間隔を置いて設けられた環状ベルト60,62,64に略直交する状態で分離機構20から排出される靭皮92を受ける構成となっている。そのため、間隙46,48からコア部94が落下することにより混在するコア部94を低減することが可能でありながら、環状ベルト60,62,64は靭皮92に対して略直交しているため確実に靭皮92を受けることが可能である。そして、載置された靭皮92とコア部94とを板状部材40で投げ飛ばし、落下軌跡の違いにより靭皮92とコア部94とを分けて搬出することが可能である。靭皮分離装置10には、通常、採取したばかりの茎90が投入されるため、搬送物である靭皮92が湿っていたり濡れていてベルトに付着して搬出できない場合がある。しかし、本実施形態のベルトコンベア50では靭皮92が板状部材40で振り払うように飛ばされるため、ベルトコンベア50から容易に搬出することができる。
次に、環状ベルト60,62,64が回転ローラ54a,56a,58aで折り返される際に板状部材40の他端が浮き、靭皮92が持ち上げられる。そのため、回転ローラ54a,56a,58aの回転軸53から靭皮92が離れ、回転軸53に絡みにくく、より円滑に運転することが可能である。
【0022】
なお、本発明は上記の実施形態に限定されず、本発明の要旨を逸脱しない範囲内でその他種々の実施形態が考えられるものである。
例えば、ゴボウ等の長尺な根菜を搬送物とし、付着土の不純物とを分離搬出する構成とすることも可能である。
また、清掃機構66に変えて、あるいは併設して送風により残存物を吹き飛ばす機構としてもよい。
【図面の簡単な説明】
【0023】
【図1】本実施形態の靭皮分離装置の斜視図である。
【図2】本実施形態の靭皮分離装置の側面図である。
【図3】本実施形態のベルトコンベアの斜視図である。
【図4】図3に示すベルトコンベアの側面図であり、環状ベルトが搬送状態からリターン状態に移行する様子を拡大して示す図である。
【図5】図3に示すベルトコンベアの側面図であり、清掃機構を拡大して示す図である。
【図6】靭皮植物の茎の斜視図であり、端面を模式的に示した図である。
【符号の説明】
【0024】
10 靭皮分離装置
20 分離機構
40 板状部材
46,48 間隙
50 ベルトコンベア
52 本体
53 回転軸
54a,54b,56a,56b,58a,58b 回転ローラ
60,62,64 環状ベルト
66 清掃機構
90 茎
92 靭皮(搬送物)
94 コア部(不純物)


【特許請求の範囲】
【請求項1】
回転ローラ間に掛け渡されて回転する環状ベルトで長尺な搬送物を搬送するにあたり、前記長尺な搬送物が投入載置される際に、長尺な搬送物が不純物と混在した状態で投入されることのあるベルトコンベアであって、
前記搬送物を載置することのできる複数の板状部材を備え、該板状部材は搬送方向前方の一端が前記環状ベルトに固定されて該環状ベルトに連れ回り回転するものであり、前記環状ベルトが前記長尺な搬送物を搬送するときは前記板状部材は前記環状ベルトに沿っており該板状部材上に前記長尺な搬送物が投入載置され、前記環状ベルトが前記回転ローラで折り返されるときに前記板状部材に生じる遠心力で前記長尺な搬送物を払い飛ばすことにより前記長尺な搬送物と前記不純物とを分離するベルトコンベア。
【請求項2】
請求項1に記載のベルトコンベアであって、
前記環状ベルトは間隔を置いて複数設けられており、前記長尺な搬送物が前記環状ベルトに対して直交状態で投入載置されるベルトコンベア。


【図1】
image rotate

【図2】
image rotate

【図3】
image rotate

【図4】
image rotate

【図5】
image rotate

【図6】
image rotate


【公開番号】特開2009−269741(P2009−269741A)
【公開日】平成21年11月19日(2009.11.19)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−123227(P2008−123227)
【出願日】平成20年5月9日(2008.5.9)
【出願人】(000110321)トヨタ車体株式会社 (1,272)
【Fターム(参考)】