説明

ホームオートメーションシステム

【課題】HAシステムにおいて制御を行ったことを判別できるHA制御判別手段を設けることにより,端末機器が設置されている場所近傍において,端末機器の動作状態変更時において少なくともHAシステムにより制御が行われたことを低コストでありながらも確実に判別でき,生活の利便性を損ねることがないHAシステムを提供する。
【解決手段】家庭内機器を相互に有機的に連携し,コントローラからインターフェースユニットを介して端末機器の制御並びにモニタを行うホームオートメーションシステムにおいて,前記コントローラが前記端末機器に対して制御を行った場合に動作し,前記コントローラが前記端末機器に対して制御を行ったことをその周囲に認知せしめるホームオートメーション制御判別機能を備えたホームオートメーション制御判別手段を,前記端末機器の近傍に設ける。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、ホームオートメーションシステムに関する発明であって,特に,端末機器がホームオートメーションシステムにより制御されたことが該端末機器付近において判別可能な機能を有するホームオートメーションシステムに関するものである。
【背景技術】
【0002】
日本電機工業会規格 JEM1427 HA端子(JEM−A)で定められた,家庭内機器機器を相互に有機的に連携するシステムであって,機器の制御・モニタの機能を持ち,ホームバス,コントローラ,インターフェースユニット(以下,IFUという),端末機器などから構成されるホームオートメーションシステム(以下,HAシステムという)が公知である(例えば,非特許文献1)。
【0003】
前記HAシステムを用いた制御システムは現在広く用いられているが,該HAシステムにおけるコントローラは,該HAシステムが適用された住居内の一箇所に設けられて,各部屋の端末機器を前記IFUを介してコントロールする構成であり,前記コントローラと前記端末機器とは部屋を違えて離れた場所に設けられていることが常であった(例えば,特許文献1,特許文献2)。
【0004】
【特許文献1】特開平4−368092号 図5
【特許文献2】特開2000−67119号 図1,図6
【非特許文献1】日本電機工業会規格 JEM1427 HA端子(JEM−A) 1987年6月5日制定
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
前記端末機器の入切状態に着目した場合,該端末機器の入切状態が変化する場合としては,通常の手動による入切操作時,端末機器に付属しているリモコンによる入切操作時,電路に過電流が発生した場合などの主幹ブレーカ又は分岐ブレーカの動作時,発電所からの送電が停止することによる停電時,そして,HAシステムによる制御による入切操作時などの,例えば六つの入切状態が変化する要因がある。
【0006】
ここで,手動による通常の入切はともかく,他の要因で入切状態が変化した場合,どの要因により入切状態が変化したのかをすぐに判断することが容易ではなかった。即ち,動作状態から停止状態になった場合において,自らが行う手動による入切やリモコンによる入切は判別できるとしても,電路に過電流などが発生しブレーカが動作したことにより給電が停止したことによる切動作なのか,発電所からの送電が停止したことにより停電したことによる切動作なのか,また,HAシステムによる制御が行われたことによる切動作なのか,については,切状態となった時間帯によってはすぐに判別を行うことができず,居住者にとっては,何が原因で切状態となったのかをすぐに把握することができず復旧させるにあたり利便性が悪いという課題があった。
【0007】
また,切動作の原因を判別し誤ることにより,常時給電が必要な機器(例えば,冷蔵庫,タイマー機器,ポンプや空調機など)への給電が止まったにもかかわらず,HAシステムによる制御なのか,電路に過電流が発生した場合などの主幹ブレーカ又は分岐ブレーカの動作による停止なのか,発電所からの送電が停止することによる停止なのか,がすぐには分かりづらく,思わず損害を被る恐れがあり,生活の利便性を損ねてしまうという課題があった。
【0008】
そこで本件の発明の目的とするところは,前述したような課題に鑑みてなされたものであり,
HAシステムにおいて制御を行ったことを判別できるHA制御判別手段を設けることにより,端末機器が設置されている場所近傍において,端末機器の動作状態変更時において少なくともHAシステムにより制御が行われたことを低コストでありながらも確実に判別でき,生活の利便性を損ねることがないHAシステムを提供することを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0009】
上述の目的を達成するために,本発明の請求項1では,
家庭内機器を相互に有機的に連携し,コントローラからインターフェースユニットを介して端末機器の制御並びにモニタを行うホームオートメーションシステムにおいて,
前記コントローラが前記端末機器に対して制御を行った場合に動作し,
前記コントローラが前記端末機器に対して制御を行ったことをその周囲に認知せしめるホームオートメーション制御判別機能を備えたホームオートメーション制御判別手段を,
前記端末機器の近傍に設けて構成されたことを特徴としてホームオートメーションシステムを提供したものである。
【0010】
これにより、制御対象となる端末機器が設置されている場所近傍において,該端末機器の動作状態変更時において少なくともHAシステムにより制御が行われたかどうかを判別でき,動作要因を特定しやすくすることにより生活の利便性を損ねることがないHAシステムを提供することができるものである。
【0011】
また、前記コントローラには,
制御信号線を介してインターフェースユニットに制御信号を出力する出力部と,
前記端末機器の動作もしくは停止状態を前記インターフェースユニットを介してモニタするためのモニタ信号を受信する受信部と,
前記制御信号を出力した後,所定の時間内に所定の変化があるかどうかを判定し,ホームオートメーション制御により前記端末機器が動作したかどうかを判定する動作判定部とを設けて,
前記動作判定部により動作が行われたと判定した場合に前記ホームオートメーション制御判別手段を動作させるホームオートメーション制御判別手段駆動部を設けて構成したことを特徴としてホームオートメーションシステムを提供してもよい。
【0012】
これにより,コントローラから端末機器に向けて制御信号を出力した後に,実際に該端末機器の動作状態が変更した場合に,ホームオートメーション制御判別手段を動作させるため,正確な判別が可能とすることができる。
【0013】
また,前記ホームオートメーション制御判別手段は,発光手段を用いて構成したことを特徴としてホームオートメーションシステムを提供してもよい。
【0014】
これにより,コントローラにより制御したことを視覚的に明確に認知せしめることができるとともに,LEDを用いることにより低コストでホームオートメーション制御判別手段を提供することができる。
【0015】
また,前記コントローラに所定の音声データを記憶する音声データ記憶部と,
該音声データ記憶部から音声データを読み出し演算処理する音声データ処理部とを設けるとともに,
前記ホームオートメーション制御判別手段をスピーカを用いて構成したことを特徴としてホームオートメーションシステムを提供してもよい。
【0016】
これにより,コントローラにより制御したことを聴覚的に明確に認知せしめることができるとともに,一般的な音声ICを用いることにより低コストでホームオートメーション制御判別手段を提供することができるものである。
【0017】
また,前記ホームオートメーション制御判別手段は,信号線により前記コントローラと直接接続されて設けられ,
該コントローラは前記信号線を介して前記ホームオートメーション制御判別手段を駆動することを特徴としてホームオートメーションシステムを提供してもよい。
【0018】
これにより,コントローラから端末機器の近傍まで信号線を延設し,その端部にホームオートメーション制御判別手段を配設することにより,確実にコントローラによる制御を認知せしめることが可能となる。
【0019】
また,前記ホームオートメーション制御判別手段駆動部と,前記ホームオートメーション制御判別手段とに
互いに無線通信可能な無線送受信部を設けて構成し,
前記コントローラは,無線通信により前記ホームオートメーション制御判別手段を動作させることを特徴としてホームオートメーションシステムを提供してもよい。
【0020】
これにより,端末機器の近傍において,居住者の所望の位置にホームオートメーション制御判別手段を配設することができるため,コントローラによる制御を認知せしめつつも,使い勝手がよいホームオートメーションシステムを提供することが可能となる。
【0021】
また,前記ホームオートメーション制御判別手段を前記インターフェースユニットを構成する筐体内に配設し,該筐体外部から判別可能に該インターフェースユニットと一体に構成したことを特徴としてホームオートメーションシステムを提供してもよい。
【0022】
これにより,端末機器の近傍において,居住者の所望の位置にホームオートメーション制御判別手段を配設することができるため,コントローラによる制御を認知せしめつつも,省スペースで使い勝手がよいホームオートメーションシステムを提供することが可能となる。
【発明の効果】
【0023】
本発明によれば、HAシステムにおいて制御を行ったことを判別できるHA制御判別手段を設けることにより,端末機器が設置されている場所近傍において,端末機器の動作状態変更時において少なくともHAシステムにより制御が行われたことを低コストでありながらも確実に判別でき,生活の利便性を損ねることがないHAシステムを提供することができるという効果を奏する。
【発明を実施するための最良の形態】
【0024】
以下,本発明の実施の形態について,図1から図7を用いて詳細に説明する。
図1は、本発明の第一の実施例を示したホームオートメーションシステムを示したものである。本発明のホームオートメーションシステムは,基本的には,図7に示したように,JEM−A規格によるHA端子の構成となっており,端末機器と、2組のホトカプラにより構成されるIFUと、これらを電気的に接続する制御信号線とモニタ信号線により構成されている。端末機器並びにIFUは、それぞれ制御用端子C1、C2及びモニタ用端子M1、M2を備えている。ホトカプラの上流側にはホームバス(制御信号線)に接続するための通信線が設けられている。
【0025】
また,図8にJEM−A規格によるHA端子の論理的条件を示している。図8(a)は制御信号の送信条件を示すものであり、Tp=200〜300msのパルスが送信される。端末機器はこの信号により作動状態を反転させる。パルス間隔はTi=200ms以上と規定されている。図8(b)はモニタ信号条件を示すものであり、制御信号パルスを受けた後、Tr=350ms以下で反転するように規定されている。このモニタ信号をモニタすることにより、端末機器が作動状態を反転させたことをコントローラ側にて確認することができる。このようにホームオートメーションシステムにおける基本的構成並びに論理的条件はJEM−A規格に沿ったものとなっている。
【0026】
さて,図1において,コントローラ1は,ホームバス(制御信号線)4を介してIFU2,5,8と接続され,該IFU2,5,8は,それぞれ接続線5,9,13を介して制御対象の端末機器3,7,11と接続されている。
【0027】
また,各々の端末機器の近傍には,該各々の端末機器と対応して,HA制御判別手段4,8,12が配設されている。該HA制御判別手段は,コントローラ1から所定の端末機器を制御する制御信号が出力された場合に対応するHA制御判別手段が動作するような構成となっている。図1の場合,HA制御判別手段はそれぞれコントローラ1と信号線41,81,121で接続されており,例えば,コントローラ1が制御対象として端末機器3を制御する場合にはHA制御判別手段4を動作させるように構成されている。
【0028】
図2は,コントローラ1の内部ブロック図を示したものである。コントローラ1は,制御・モニタを行うコントロール部100と,該コントロール部100と電気的に接続され,制御信号線を介してIFUに制御信号を出力する出力部101と,端末機器の動作もしくは停止状態を前記IFUを介してモニタするためのモニタ信号を受信する受信部102と,前記制御信号を出力した後,所定の時間内に所定の変化があるかどうかを判定し,HA制御により前記端末機器が動作したかどうかを判定する動作判定部103と,該動作判定部105により動作が行われたと判定した場合に前記HA制御判別手段を動作させるHA制御判別手段駆動部104とを備えて構成されている。
【0029】
前記HA制御判別手段駆動部104は,前記HA制御判別手段4と信号線を介して接続されており,前記動作判定部105により動作が行われたと判定された場合に該HA制御判別手段を駆動する。
【0030】
図3は,HA制御判別手段4を発光手段である発光ダイオード(LED)を用いて構成した例を示している。この場合,前記HA制御判別手段駆動部104からは,前記LEDを発光させることができる電源を供給する構成とするとよい。これにより,コントローラにより制御したことを視覚的に明確に認知せしめることができるとともに,LEDを用いて構成することで低コストでホームオートメーション制御判別手段を提供することができる。なお,該LEDの電源を前記IFUと接続される端末機器から供給するように構成してもよい。これにより,コントローラ側からのHA制御判別手段に供給する電源線を省配線化することができる。
【0031】
図4は,HA制御判別手段4を発音手段であるスピーカを用いて構成した例を示している。この場合は,音声データ処理部105を新たに設けてコントローラ1を構成するとよい。また,コントロール部100に音声データ記憶部並びに音声データ処理部105を内蔵して構成したマイコンを用いて構成してもよい。これにより,コントローラにより制御したことを端末機器の近傍で聴覚的に明確に認知せしめることができるとともに,一般的な音声ICやマイコンを用いることにより低コストでホームオートメーション制御判別手段を提供することができるものである。
【0032】
図5は,HA制御判別手段駆動部104並びにHA制御判別手段4に,互いに無線通信可能な無線送受信部106,107を設けて構成した例を示したものである。該無線送受信部は,HA制御判別手段を無線にて動作させることが目的であるから,一般的に使用される特定小電力無線方式や微弱電波方式などのほか,IEEE802.15.4に規程されているZigBee方式やBuluetooth方式など種々の無線方式を用いて構成してもよい。無線通信可能に構成することにより,端末機器の近傍において,居住者の所望の位置にHA制御判別手段を配設することができるため,コントローラによる制御を認知せしめつつも,非常に使い勝手がよいホームオートメーションシステムを提供することが可能となる。また,HA制御判別手段4の電源は電池を用いて構成してもよいし,商用電源から供給するように構成してもよい。特に商用電源から供給するように構成することで,電池切れの心配がなくなり,住居内のコンセントが設けられている付近であれば,居住者が所望の場所に適宜持ち運んで,モニターすることができる。そのほか,HA制御判別手段を構成する筐体に電源プラグを設けて,商用電源から電源を供給できるように構成するとともに,筐体内部には充電式電池を設けて,該充電式電池の容量がある間は,コンセントから前記筐体を取外し,無線信号の届く範囲であればどこへでも持ち運びができるように構成することで,居住者の行動範囲を制限することがなくなり,さらに快適になり利便性が高まる。
【0033】
図6は,HA制御判別手段4を前記IFU2を構成する筐体内に配設し,該筐体外部から判別可能に該IFU2と一体に構成した例を示したものである。
【0034】
前述のHA制御判別手段4をIFU2の筐体内に配設するとともに,該HA制御判別手段が筐体外部から視認可能に設けることにより,IFU並びにHA制御判別手段を一体化でき,設置スペースが低減できる。また,施工の際の取り付け作業がそれぞれ取り付ける場合と比較して半分で済み,省施工となる。
【0035】
なお、本発明は、開示した実施例に限定されることなく、発明の要旨を逸脱しない限りにおいて、適宜、必要に応じて、改良や設計変更は自由であり、例えば、HA制御判別手段としてLEDに代えて,有機ELパネルや,液晶パネルを用いてコントローラから制御が行われたことを絵や文字にて表示したり,また,端末機器の近傍に設置されるHA制御判別手段をコントローラのHA制御判別手段駆動部が動作させる際に,コントローラとメールサーバーとを,LANや通信線(RS232CやRS485方式など)で信号を送受信できるよう接続しておき,別途インターネット網に接続されたメールサーバーから所定のメールアドレスにメールを送信するための所定の信号を送信することにより,居住者の保有する携帯電話やコンピュータに向けて制御がなされたことをメールで知らせることができるように構成してもよい。
【0036】
また,コントローラから制御の信号を端末機器に向けて送信した場合に,所定の時間が経過してもモニタ信号の状態が反転しない場合には,何らかの異常(端末機器側の異常,共通伝送路の異常,コントローラの異常など)が発生していることが想定されることから,前述のHA制御判別手段に設けられている発光ダイオードを複数設けて構成し,制御が行われたことと異常が発生したことを区別して点灯して知らせるように構成してもよい。これにより,制御の判別のみならず異常時の情報など複数の情報を判別せしめることも可能となり,より付加価値の高いインターフェースユニットを提供することができる。なお,前記発光ダイオードに代えて,有機ELパネルや,液晶パネルを用いてコントローラから制御が行われたこと,並びに異常が発生したことを原因別に絵や文字にて表示可能としてもよい。
【0037】
また,前述の実施例で用いた電池を充電式電池として,適宜充電回路を設けることにより,停電状態になった場合などに,制御信号出力判別手段の状態を保持でき,制御の状態を確認することができる。
【産業上の利用可能性】
【0038】
本発明におけるホームオートメーションシステムは,従来のホームオートメーションシステムに柔軟に適用することができる可能性がある。
【図面の簡単な説明】
【0039】
【図1】ホームオートメーションシステムのブロック図である。
【図2】コントローラ内部のブロック図である。
【図3】HA制御判別手段の例を示した図である。
【図4】HA制御判別手段の他の例を示した図である。
【図5】無線通信方式とした例を示した図である。
【図6】IFUにHA制御判別手段を一体化した例を示した図である。
【図7】JEM−A規格によるHA端子の構成を示した図である。
【図8】JEM−A規格による論理的条件を示した図である。
【符号の説明】
【0040】
1 コントローラ
2 IFU
3 端末機器
4 HA制御判別手段
5 接続線
6 IFU
7 端末機器
8 HA制御判別手段
9 接続線
10 IFU
11 端末機器
12 HA制御判別手段
13 接続線
40 制御信号線
41 信号線
81 信号線
121 信号線
101 出力部
102 受信部
103 動作判定部
104 HA制御判別手段駆動部
105 音声データ処理部
106 無線送受信部
107 無線送受信部



【特許請求の範囲】
【請求項1】
家庭内機器を相互に有機的に連携し,コントローラからインターフェースユニットを介して端末機器の制御並びにモニタを行うホームオートメーションシステムにおいて,
前記コントローラが前記端末機器に対して制御を行った場合に動作し,
前記コントローラが前記端末機器に対して制御を行ったことをその周囲に認知せしめるホームオートメーション制御判別機能を備えたホームオートメーション制御判別手段を,
前記端末機器の近傍に設けて構成されたことを特徴とするホームオートメーションシステム。
【請求項2】
前記コントローラには,
制御信号線を介してインターフェースユニットに制御信号を出力する出力部と,
前記端末機器の動作もしくは停止状態を前記インターフェースユニットを介してモニタするためのモニタ信号を受信する受信部と,
前記制御信号を出力した後,所定の時間内に所定の変化があるかどうかを判定し,ホームオートメーション制御により前記端末機器が動作したかどうかを判定する動作判定部とを設けて,
前記動作判定部により動作が行われたと判定した場合に前記ホームオートメーション制御判別手段を動作させるホームオートメーション制御判別手段駆動部を設けて構成したことを特徴とする請求項1記載のホームオートメーションシステム。
【請求項3】
前記ホームオートメーション制御判別手段は,発光手段を用いて構成したことを特徴とする請求項2記載のホームオートメーションシステム。
【請求項4】
前記コントローラに所定の音声データを記憶する音声データ記憶部と,
該音声データ記憶部から音声データを読み出し演算処理する音声データ処理部とを設けるとともに,
前記ホームオートメーション制御判別手段をスピーカを用いて構成したことを特徴とする請求項2記載のホームオートメーションシステム。
【請求項5】
前記ホームオートメーション制御判別手段は,信号線により前記コントローラと直接接続されて設けられ,
該コントローラは前記信号線を介して前記ホームオートメーション制御判別手段を駆動することを特徴とする請求項2乃至請求項4記載のホームオートメーションシステム。
【請求項6】
前記ホームオートメーション制御判別手段駆動部と,前記ホームオートメーション制御判別手段とに
互いに無線通信可能な無線送受信部を設けて構成し,
前記コントローラは,無線通信により前記ホームオートメーション制御判別手段を動作させることを特徴とする請求項2乃至請求項4記載のホームオートメーションシステム。
【請求項7】
前記ホームオートメーション制御判別手段を前記インターフェースユニットを構成する筐体内に配設し,該筐体外部から判別可能に該インターフェースユニットと一体に構成したことを特徴とする請求項1乃至請求項6記載のホームオートメーションシステム。


【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【公開番号】特開2008−131402(P2008−131402A)
【公開日】平成20年6月5日(2008.6.5)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2006−314886(P2006−314886)
【出願日】平成18年11月21日(2006.11.21)
【公序良俗違反の表示】
(特許庁注:以下のものは登録商標)
1.ZIGBEE
【出願人】(000109598)テンパール工業株式会社 (217)
【Fターム(参考)】