説明

ポストコーン

【課題】車両型描画装置による位置検出を正確なものとすることが可能なポストコーンを提供する。
【解決手段】車両型描画装置1に搭載されたレーザレーダ2で位置を検出するにあたり、基部4に取付けられた支持部7の球面部8上に管部9を搭載し、その管部9の上端部に蓋部11を被嵌し、基部4又は支持部7の下方から蓋部11の上方まで貫通軸13を貫通し、貫通軸13の上部に取付けられたカムレバー15により貫通軸13を上方に引き上げて管部9を支持部7に押し付けて固定する。カムレバー15を弛めると支持部7の球面部8に沿って管部9の傾きを調整することができ、蓋部11に取付けられた水準器12が水平を示すように管部9の傾きを調整すれば、管部9が鉛直となり、レーザレーダ2によって位置を正確に検出することができる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、例えば道路の路面などに仮立設するポストコーンに関するものであり、特に略平坦な描画対象に線や図柄を描画する車両型描画装置が位置を検出するために基準とするポストコーンに好適なものである。
【背景技術】
【0002】
一般に、道路の路面に描かれているレーンマーカや路面標示は、墨入れと呼ばれる下書きを行ってから塗装を行って表示されている。この墨入れ作業は、路面塗装作業全体の所要時間の40%以上を占め、しかも専門の技術を必要とするため、路面塗装作業のネックとなっていた。そこで、本出願人は、下記特許文献1に記載される車両型描画装置を提案し、特許された。この車両型描画装置は、2つの駆動輪と、それら2つの駆動輪の中間部から所定距離だけ離して配設され且つ自在な方向に回転し得る1つの従動輪とを備え、2つの駆動輪の中間部にマーキング装置を配設したものであり、前記2つの駆動輪の回転方向と速度を制御することにより、如何なる大きさの円弧も直線も略平坦な描画対象に描くことができるようにしたものである。従って、例えば墨入れしたい線や図柄に応じて2つの駆動輪の回転方向と速度を制御すれば、墨入れ作業の大幅な時間短縮と省人化が可能となる。また、道路の路面以外にも、例えば広場や屋内の床面などにも、線や図柄を自由に描くことができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特許第4460029号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、実際の道路には、傾斜や凹凸があり、それらによって車両型描画装置の駆動輪の回転状態が設定した回転状態からずれる場合があり、そのような場合には、描画装置自体が自身の位置を検出して補正する必要がある。そのため、例えば前記特許文献1に記載される車両型描画装置にレーザレーダのような位置検出装置を搭載し、例えば路面上に仮立設したポストコーンの位置を検出することで自身の位置を検出して補正することが考えられる。このポストコーンには、市販のポストコーンを使用することも可能であるが、路面の傾斜や凹凸でポストコーン自体が傾いてしまうと、位置検出装置で検出される位置が実際の位置とずれてしまうという問題が生じ、その結果、描画装置の位置を正確に補正できなくなる。
本発明は、上記のような問題点に着目してなされたものであり、車両型描画装置による位置検出を正確なものとすることが可能なポストコーンを提供することを目的とするものである。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記諸問題を解決するため、本発明のポストコーンは、略平坦な描画対象に線や図柄を描画する車両型描画装置が位置を検出するために基準とするポストコーンであって、描画対象上に設置される基部と、前記基部に取付けられ且つ少なくとも上向きの球面部を有する支持部と、前記支持部の球面部上に搭載される管部と、前記管部の上端部に被嵌される蓋部と、前記基部又は支持部の下方から前記蓋部の上方まで貫通され且つ下端部に少なくとも上向きの球面部を備えた貫通軸と、前記蓋部の上方で前記貫通軸に取付けられ且つ貫通軸を上方に引き上げて前記管部を支持部に押し付けて固定するロック機構とを備えたことを特徴とするものである。
また、前記蓋部の上面に水準器を取付けたことを特徴とするものである。
また、全体の重心を、前記管部を含む当該管部より上方の部材の重心より下方に設定したことを特徴とするものである。
【0006】
また、前記基部に、長さ調整可能な3本の脚部を設けたことを特徴とするものである。
また、前記3本の脚部を同一円周上に等間隔に配置し、前記支持部を当該円の中心に配置し、前記基部を方形とし、前記3本の脚部のうちの2本の脚部を当該方形の基部の2つの隅部に配置し、残りの1本の脚部を、前記方形の基部の2つの隅部と反対側の辺の中央部に配置したことを特徴とするものである。
また、前記管部及び蓋部を塩化ビニール製としたことを特徴とするものである。
また、前記ロック機構はカムレバーを備えることを特徴とするものである。
また、前記管部の外周面全面に反射シールを添付したことを特徴とするものである。
【発明の効果】
【0007】
而して、本発明のポストコーンによれば、上向きの球面部を有する支持部を基部に取付け、その支持部の球面部上に管部を搭載し、その管部の上端部に蓋部を被嵌し、基部又は支持部の下方から蓋部の上方まで貫通軸を貫通し、貫通軸の上部に取付けられたロック機構により貫通軸を上方に引き上げて管部を支持部に押し付けて固定する構成としたため、ロック機構を弛めると支持部の球面部に沿って管部の傾きを調整することができ、例えば管部が鉛直になるように調整することにより、レーザレーダのような車両型描画装置による位置検出を正確なものとすることができる。
【0008】
また、蓋部の上面に水準器を取付けたことにより、管部を容易に鉛直に調整することができる。
また、全体の重心を、管部を含む当該管部より上方の部材の重心より下方に設定したことにより、風などで転倒するのを抑制防止することができる。
また、基部に、長さ調整可能な3本の脚部を設けたことにより、描画対象に窪みがあったような場合でも容易に仮立設することができる。
【0009】
また、3本の脚部を同一円周上に等間隔に配置し、支持部を当該円の中心に配置し、基部を方形とし、3本の脚部のうちの2本の脚部を当該方形の基部の2つの隅部に配置し、残りの1本の脚部を、方形の基部の2つの隅部と反対側の辺の中央部に配置したことにより、支持部上に搭載される管部を安定化すると共に、2本の脚部が配設された2つの隅部間の基部の辺を障害物に当接させて仮立設することで管部を障害物に近づけて配置することができる。
【0010】
また、管部及び蓋部を塩化ビニール製としたことにより、発明を実施化し易いと共に、管部より上部の重心に対し、全体の重心を効率的に低くすることができる。
また、ロック機構にカムレバーを備えたことにより、管部の傾きの調整並びに固定がし易い。
また、管部の外周面全面に反射シールを添付したことにより、レーザレーダでの位置検出が容易になる。
【図面の簡単な説明】
【0011】
【図1】本発明のポストコーンの一実施形態を示す使用状態の説明図である。
【図2】図1のポストコーンの斜視図である。
【図3】(a)は図2のポストコーンの平面図、(b)は縦断面図である。
【図4】図3のポストコーンの管部の傾きを調整した状態の説明図である。
【図5】図3のポストコーンのロック機構の説明図である。
【発明を実施するための形態】
【0012】
次に、本発明のポストコーンの一実施形態について図面を参照しながら説明する。
図1は、本実施形態のポストコーンの使用状態の説明図であり、図2は、図1のポストコーンの斜視図、図3aは図2のポストコーンの平面図、図3bは縦断面図であり、図4は、図3のポストコーンの管部の傾きを調整した状態の説明図であり、図5は、図3のポストコーンのロック機構の説明図である。図中の符号1は、前記特許文献1に記載されるような自走可能な車両型描画装置であり、例えば図に示す鳥の図柄を道路の路面のような略平坦な描画対象に描画することができる。車両型描画装置1には、自車両の位置を検出するための位置検出装置としてレーザレーダ2が搭載されている。このレーザレーダ2で、例えば図に示す2本のポストコーン3を描画中に検出し、それらのポストコーン3の位置から、逆に自車両の位置を検出する。これは、路面などの描画対象の傾斜や凹凸により、自車両の移動制御と、その移動状態を管理する駆動輪の回転状態が、自車両内の制御装置で設定している回転状態からずれてしまうので、そのずれを補正するために自車両位置を検出するのである。なお、車両型描画装置1では、描画中にポストコーン3の位置を検出し、そのポストコーン3の位置から自車両位置を逆算して検出するが、一連の図柄の描画が完了したときに自車両位置の検出を行い、次の一連の図柄の描画が完了したときに再び自車両位置の検出を行うようにしている。
【0013】
ポストコーン3は、路面などの描画対象上に設置される基部4を有する。この基部4は、例えばアルミニウム製の方形の平板であり、3カ所にネジ穴が開設され、それらのネジ穴の夫々に、長さ調整可能な脚部としてのボルト5が下向きに螺合されている。夫々のボルト5には、各ボルト5の頭部と基部4との間にナット6が螺合されており、このナット6のネジ穴と基部4に開設されているネジ穴とで所謂ダブルナットが構成され、ナット6を弛めるとボルト5を回転して基部4から下方への突出寸度、つまり脚部の長さを調節することができ、ナット6を基部4に締付けるとボルト5が固定される。本実施形態では、ボルト5を下向きに螺合しているが、ボルト5を上向きに螺合してもよい。また、ナット6の位置は基部4の下方でもよい。この長さ調整可能な脚部を構成するボルト5は、例えば排水性や静粛性に優れる高機能アスファルト路面のように、描画対象に穴や凹凸が多い場合に、ボルト5の基部4から下方への突出寸度、即ち脚部の長さを調整して基部4を安定させるためのものである。なお、脚部としてのボルト5の位置、換言すれば方形の基部4に対するネジ穴の開設位置については、後段に詳述する。また、基部4のうち、後述する支持部7の取付部位には比較的小径の貫通穴が形成され、この貫通穴の下方部分には球面状の座ぐりが設けられている。
【0014】
基部4の上面には、管部9を支持するための支持部7がボルト10によって取付けられている。支持部7は、摺動性に優れた樹脂(プラスチック)製であり、中央部には上下方向に貫通する貫通穴が開設されている。この支持部7には、上向きの球面部8が形成されており、この球面部8の上に管部9を搭載する。管部9は、塩化ビニールパイプからなり、外周面には、図示しない反射テープが全面に貼り付けられており、前述したレーザレーダ2からのレーザ光を反射し易くしてある。また、この管部9は、後述するロック機構を弛めると、支持部7の球面部8に沿って傾きを調整することができる。なお、支持部7は、基部4と一体であってもよい。また、方形の基部4或いは長さ調整可能な3本の脚部としてのボルト5に対する支持部7或いは管部9の平面視の位置についても後段に詳述する。
【0015】
管部9の上端部には、同じく塩化ビニールキャップからなる蓋部11が被嵌され、これにより管部9の上端開口部が閉塞されている。蓋部11の中央部にも、上下方向に貫通する貫通穴が開設されている。また、この蓋部11には、水準器12が取付けられている。つまり、前述したようにロック機構を弛め、管部9の傾きを調整して水準器12が水平を示すと、管部9は常に鉛直方向にセットされる。
【0016】
前記基部4に取付けられた支持部7の下方から蓋部11の上方まで、夫々の貫通穴内に貫通軸13が貫通されている。貫通軸13の軸部はアルミニウム製である。貫通軸13の軸部の下端部には、ゴム製の球面体14が取付けられており、この球面体14が上向きの球面部を構成し、その球面体14は、前述した基部4の下面の球面状の座ぐり内に収納される。また、蓋部11から上方に突出している貫通軸13の軸部の上端部には、取付ナット17を介して、ロック機構としてのカムレバー15が取付けられている。取付ナット17は蓋部11に当接している。図5は、図5aから図5dに向けてカムレバー15を起こしてロックを解除する状態を示している。逆に言えば、図5dから図5aに向けてロックする状態を示している。カムレバー15は、手で操作するレバー部15aと、レバー部15aによって回転されるカム部15bとからなり、カム部15bが蓋部11に当接し、回転軸16を介して貫通軸13に取付けられている。カム部15は、例えば図5aにおいて、回転軸16から下端部までの距離が回転軸16から上端部までの距離より長く設定してある。従って、レバー部15aを操作してカム部15bの回転軸16からの距離の短い側を蓋部11側に向ければロックが解除される。逆に、レバー部15aを操作してカム部15bの回転軸16から距離の長い側を蓋部11側に向ければ、取付ナット17を介して貫通軸13が上方に引き上げられ、これにより蓋部11が管部9の上端部に押し付けられ、更に管部9が支持部7の球面部8に押し付けられ、それらが固定されてロックされる。
【0017】
従って、例えば路面などの描画対象が傾斜していたり波打っていたりする場合、或る程度、長さ調整可能な脚部であるボルト5の下方突出寸度を調整して基部4を安定させて描画対象上に設置し、カムレバー15によるロックを解除して管部9の傾きを調整する。蓋部11に取付けられている水準器12が水平を示したらカムレバー15を締めて管部11を支持部7上に固定する。これにより、管部11の外周面は鉛直状態となる。略平坦な描画対象上を移動する車両型描画装置1上のレーザレーダ2でポストコーン3の管部9を検出するとき、車両型描画装置1が移動する描画対象自体も傾斜したり波打ったりしているので、ポストコーン3の管部9が鉛直方向以外に傾斜していると、レーザレーダ2で検出するポストコーン3の管部9の高さ位置によって距離、つまり位置が変動してしまう。すると、レーザレーダ2はポストコーン3の位置を正しく検出していないから、そのずれた位置に基づく車両型描画装置1の位置自体も正しくなくなってしまい、レーザレーダ2が目的とする車両型描画装置1の位置補正ができなくなってしまう。そこで、前述のように、ポストコーン3の管部9の外周面を鉛直方向とすることにより、レーザレーダ2で検出する高さが変化してもポストコーン3の位置を正しく検出することが可能となり、結果的に車両型描画装置1の位置補正を正しく行うことができる。
【0018】
図4は、前記カムレバー15によるロックを一旦解除して、管部9を設計上の最大傾斜角度で傾けた状態を示す。図中の符号Ouは、管部9を含む、当該管部9より上方の部材全体の重心であり、符号Otは、ポストコーン3全体の重心である。このようにポストコーン3全体の重心Otを、管部9を含む、当該管部9より上方の部材全体の重心より低く設定することにより、例えば大型車両が通過したときに発生する風でポストコーン3が倒れるのを抑制防止することができる。このとき、管部9や蓋部11など、上方の部材を塩化ビニール製とすることにより、効果的に、ポストコーン3全体の重心Otを、管部9を含む、当該管部9より上方の部材全体の重心より低く設定することができる。また、管部9や蓋部11を塩化ビニール製のパイプやキャップとすれば、製造し易い。
【0019】
また、図3に明示するように、本実施形態では、3本の長さ調整可能な脚部であるボルト5を同一円周上に等間隔に配置し、その円の中心に支持部7、即ち管部9を配置している。物品を略平坦な場所に置くとき、同一円周上で且つ等間隔な3カ所の脚部で支持するのが最も安定している。この円の大きさは、例えば本実施形態のようなポストコーン3の場合、前述のように大型車両が通過するときに風が発生しても倒れない大きさが必要である。更に、本実施形態では基部4を方形とし、3本の脚部を構成するボルト5のうちの2本のボルト5を当該方形の基部4の2つの隅部に配置し、残りの1本のボルト5を、方形の基部4の前記2つの隅部と反対側の辺の中央部に配置してある。このようにすることにより、図3aから明らかなように、基部4を二点鎖線で示すような円形にする場合に比して、2本のボルト5側の基部4の突出量を小さくすることができる。図1のように2本のポストコーン3の間に描画する場合、ポストコーン3を所定間隔以上離して設置した方が、車両型描画装置1上のレーザレーダ2はポストコーン3を検出し易く、検出し易い方が位置補正もし易い。実際の路面などの描画対象には、例えば縁石やガードレールなどの様々な障害物があり、この障害物に基部4が干渉するとポストコーン3間の距離を確保することが困難な場合がある。本実施形態では、2本のボルト5側の基部4の突出量を小さくすることにより、2本のボルト5が配設された2つの隅部間の基部4の辺を障害物に当接させて仮立設することで管部9を障害物に近づけて配置することができ、これにより描画対象上の障害物との干渉を回避しながら2本のポストコーン3間の距離を確保することができる。
【符号の説明】
【0020】
1は車両型描画装置、2はレーザレーダ、3はポストコーン、4は基部、5はボルト(脚部)、6はナット、7は支持部、8は球面部、9は管部、10はボルト、11は蓋部、12は水準器、13は貫通軸、14は球面体、15はカムレバー、16は回転軸、17は取付ナット

【特許請求の範囲】
【請求項1】
略平坦な描画対象に線や図柄を描画する車両型描画装置が位置を検出するために基準とするポストコーンであって、描画対象上に設置される基部と、前記基部に取付けられ且つ少なくとも上向きの球面部を有する支持部と、前記支持部の球面部上に搭載される管部と、前記管部の上端部に被嵌される蓋部と、前記基部又は支持部の下方から前記蓋部の上方まで貫通され且つ下端部に少なくとも上向きの球面部を備えた貫通軸と、前記蓋部の上方で前記貫通軸に取付けられ且つ貫通軸を上方に引き上げて前記管部を支持部に押し付けて固定するロック機構とを備えたことを特徴とするポストコーン。
【請求項2】
前記蓋部の上面に水準器を取付けたことを特徴とする請求項1に記載のポストコーン。
【請求項3】
全体の重心を、前記管部を含む当該管部より上方の部材の重心より下方に設定したことを特徴とする請求項1又は2に記載のポストコーン。
【請求項4】
前記基部に、長さ調整可能な3本の脚部を設けたことを特徴とする請求項1乃至3の何れか一項に記載のポストコーン。
【請求項5】
前記3本の脚部を同一円周上に等間隔に配置し、前記支持部を当該円の中心に配置し、前記基部を方形とし、前記3本の脚部のうちの2本の脚部を当該方形の基部の2つの隅部に配置し、残りの1本の脚部を、前記方形の基部の2つの隅部と反対側の辺の中央部に配置したことを特徴とする請求項4に記載のポストコーン。
【請求項6】
前記管部及び蓋部を塩化ビニール製としたことを特徴とする請求項1乃至5の何れか一項に記載のポストコーン。
【請求項7】
前記ロック機構はカムレバーを備えることを特徴とする請求項1乃至6の何れか一項に記載のポストコーン。
【請求項8】
前記管部の外周面全面に反射シールを添付したことを特徴とする請求項1乃至7の何れか一項に記載のポストコーン。

【図1】
image rotate

【図2】
image rotate

【図3】
image rotate

【図4】
image rotate

【図5】
image rotate


【公開番号】特開2011−220880(P2011−220880A)
【公開日】平成23年11月4日(2011.11.4)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−91235(P2010−91235)
【出願日】平成22年4月12日(2010.4.12)
【出願人】(501252216)株式会社技工社 (3)
【Fターム(参考)】