説明

ポッティング加飾品の製造方法

【課題】ポッティング加飾品の生産性向上を図ることができるポッティング製造方法を提供する。
【解決手段】ポッティング加飾品1の製造方法は、ベース塗料12aを樹脂基材10にパッド印刷してベース層12を形成する印刷ステップS10と、ベース層12の上にポッティング塗料13aを滴下してポッティング層13を形成する滴下ステップS20と、ベース層12及びポッティング層13を硬化させる硬化ステップS30と、を備えている。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、絵柄が付された基材の上に透明な樹脂材料を厚く盛りつける(ポッティングする)ことで、目的とする絵柄に三次元的な効果を持たせるポッティング加飾品の製造方法に関する。
【背景技術】
【0002】
加飾基材の上に、フィルム切断片を積層して台座を形成し、当該台座の表面全体に樹脂の粘稠液をポッティングして、表面張力の作用により凸レンズ状の樹脂膨隆部を形成する方法が知られている(例えば特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】実開平5−46424号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
こうした方法では、台座を形成するために、フィルムを切断し、当該フィルム切断片を加飾基材に貼り付けるので、ポッティング加飾品の生産性は必ずしも高くなかった。
【0005】
本発明が解決しようとする課題は、ポッティング加飾品の生産性向上を図ることができるポッティング加飾品の製造方法を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
請求項1の発明は、ベース塗料を樹脂基材にパッド印刷してベース層を形成する印刷ステップと、前記ベース層の上にポッティング塗料を滴下してポッティング層を形成する滴下ステップと、前記ベース層及び前記ポッティング層を硬化させる硬化ステップと、を備えたことを特徴とするポッティング加飾品の製造方法である。
【0007】
請求項2の発明は、請求項1記載のポッティング加飾品の製造方法であって、前記樹脂基材の形状は、三次元的に変形していることを特徴とするポッティング加飾品の製造方法である。
【0008】
請求項3の発明は、請求項1又は2記載のポッティング加飾品の製造方法であって、前記ベース塗料と前記ポッティング塗料が同一の材料からなることを特徴とするポッティング加飾品の製造方法である。
【0009】
請求項4の発明は、請求項1〜3の何れかに記載のポッティング加飾品の製造方法であって、前記ベース塗料及び前記ポッティング塗料は、紫外線硬化型の塗料であり、前記硬化ステップにおいて、前記ベース層及び前記ポッティング層に紫外線を照射することで、前記ベース層及び前記ポッティング層を硬化させることを特徴とするポッティング加飾品の製造方法である。
【0010】
請求項5の発明は、請求項1〜4の何れかに記載のポッティング加飾品の製造方法であって、前記ポッティング層の表面を変形させる加工ステップを備えたことを特徴とするポッティング加飾品の製造方法である。
【0011】
請求項6の発明は、請求項1〜5の何れかに記載のポッティング加飾品の製造方法であって、前記硬化ステップは、前記ベース層を硬化させる第1の硬化ステップと、前記ポッティング層を硬化させる第2の硬化ステップと、を含み、前記第1の硬化ステップは、前記印刷ステップの後であって前記滴下ステップの前に実行され、前記第2の硬化ステップは、前記滴下ステップの後に実行されることを特徴とするポッティング加飾品の製造方法である。
【0012】
請求項7の発明は、請求項1〜6の何れかに記載のポッティング加飾品の製造方法であって、前記樹脂基材は、絵柄が付与されている透明の樹脂製板状部材であることを特徴とするポッティング加飾品の製造方法である。
【発明の効果】
【0013】
本発明によれば、ベース層をパッド印刷で形成したので、ポッティング加飾品の生産性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【0014】
【図1】図1は、本発明の第1実施形態におけるポッティング加飾品の断面図である。
【図2】図2は、本発明の第1実施形態におけるポッティング加飾品の第1変形例を示す断面図である。
【図3】図3は、本発明の第1実施形態におけるポッティング加飾品の第2変形例を示す平面図である。
【図4】図4は、図3のIV-IV線に沿った断面図である。
【図5】図5は、本発明の第1実施形態におけるポッティング加飾品の製造方法を示すフローチャートである。
【図6】図6は、図5の印刷ステップ(ステップS10)におけるポッティング加飾品の断面図である。
【図7】図7は、図2に示すポッティング加飾品の印刷ステップを示す断面図である。
【図8】図8は、図5の滴下ステップ(ステップS20)におけるポッティング加飾品の断面図である。
【図9】図9は、図5の硬化ステップ(ステップS30)におけるポッティング加飾品の断面図である。
【図10】図10は、本発明の第2実施形態におけるポッティング加飾品の製造方法を示すフローチャートである。
【図11】図11は、本発明の第3実施形態におけるポッティング加飾品の製造方法を示すフローチャートである。
【図12】図12は、図11の加工ステップ(ステップS40)におけるポッティング加飾品の断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0015】
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
【0016】
≪第1実施形態≫
先ず、本実施形態に係わる製造方法の対象物であるポッティング加飾品1の構成について説明する。
【0017】
図1は本実施形態におけるポッティング加飾品の断面図、図2は実施形態におけるポッティング加飾品の第1変形例を示す断面図、図3は本実施形態におけるポッティング加飾品の第2変形例を示す平面図、図4は図3のIV-IV線に沿った断面図である。
【0018】
本実施形態におけるポッティング加飾品1は、例えば絵柄の上に透明な樹脂を厚く盛りつけることで当該絵柄に三次元的な効果を付与した銘板である。このポッティング加飾品1は、樹脂基材10と、シール11と、ベース層12と、ポッティング層13と、を備えている。
【0019】
樹脂基材10は、透明な樹脂製の板状部材であり、例えばポリエチレンテレフタレート(PET:Polyethylene terephthalate)から構成されている。なお、この樹脂基材10を、ポリ塩化ビニル(PVC: Polyvinyl chloride)で構成してもよく、特に限定されない。また、樹脂基材10に透明な樹脂を用いたので、下面10bに貼り付けられたシール11の絵柄を上面10a側からでも透視できるようになっている。
【0020】
また、他のポッティング加飾品1の例として、携帯電話等の電子機器の筐体に透明な樹脂を厚く盛りつけたものを例示できる。この場合の樹脂基材10Bの形状は、三次元的に変形しており、例えば、図2に示すように、ポッティング加飾される側の面が突出するように湾曲している。なお、特に図示しないが、樹脂基材10Bの形状は、ポッティング加飾される側の面が凹むように湾曲していたり、屈曲していてもよく、或いはポッティング加飾される側の面に凹凸が形成されていてもよい。この樹脂基材10Bは、例えばポリカーボネート(PC:Polycarbonate)から構成されている。なお、樹脂基材10Bをアクリロニトリル-ブタジエン-スチレン(ABS: Acrylonitrile butadiene styrene)で構成してもよく、特に限定されない。
【0021】
シール11には、加飾されるべき文字や図形等の絵柄が付されている。このシール11は、樹脂基材10の下面10cに貼り付けられている。なお、このシール11を、樹脂基材10の上面10aに貼り付けてもよい。またシール11に代えて、スクリーン印刷やパッド印刷によって、樹脂基材10に直接絵柄を付してもよい。因みに、図3に示す変形例のシール11Bには、文字「あ」の絵柄11aが付されている。
【0022】
ベース層12は、後述するポッティング層13の台座であり、シール11と対向するように樹脂基材10の上面10aに設けられている。また、ベース層12は、ベース層12の上からシール11に付された絵柄を透視できるように透明となっている。後で詳しく述べるが、このベース層12は、樹脂基材10の上面10aにベース塗料12aをパッド印刷することで形成されている。なお、図3及び図4に示すように、シール11Bに付された絵柄11aの形状に合わせてベース層12Cを形成してもよい。
【0023】
ベース塗料12aとしては、例えば透明及び粘性のある紫外線硬化型のアクリル系塗料を例示できる。なお、ベース塗料12aを、ウレタン系塗料やエポキシ系塗料で構成してもよく、熱硬化型の塗料で構成してもよい。また、本実施形態では、このベース塗料12aは、後述するポッティング塗料13aと実質的に同一の塗料となっているが、ポッティング塗料13aと異なる塗料であってもよい。
【0024】
ポッティング層13は、ベース層12上に設けられ、中央部分が最も厚く外側に向かって薄くなるように盛り上がった透明の層である。このポッティング層13は、ポッティング加飾品1の外観において、樹脂基材10及びベース層12を透過したシール11の絵柄に三次元的な効果を与えている。後で詳しく述べるが、このポッティング層13は、ポッティング塗料13a(図8参照)をディスペンサでベース層12上に滴下することで形成されている。
【0025】
このポッティング塗料13aとしては、ベース塗料12aと同じく、透明及び粘性のある紫外線硬化型のアクリル系塗料を例示できる。なお、ポッティング塗料13aを、ウレタン系塗料やエポキシ系塗料で構成してもよく、熱硬化型の塗料で構成してもよい。
【0026】
次に、本実施形態におけるポッティング加飾品1の製造方法について説明する。
【0027】
図5は本実施形態におけるポッティング加飾品の製造方法を示すフローチャート、図6は図5の印刷ステップ(ステップS10)におけるポッティング加飾品の断面図、図7は図2に示すポッティング加飾品の印刷ステップを示す断面図、図8は図5の滴下ステップ(ステップS20)におけるポッティング加飾品の断面図、図9は図5の硬化ステップ(ステップS30)におけるポッティング加飾品の断面図である。
【0028】
本実施形態におけるポッティング加飾品1の製造方法は、図5に示すように印刷ステップS10と、滴下ステップS20と、硬化ステップS30と、を備えている。
【0029】
まず、印刷ステップS10では、図6に示すように、樹脂基材10の上面10aにベース塗料12aをパッド印刷する。パッド印刷は、パッド印刷機(不図示)を用いて次のように行う。
【0030】
まず、目的とするベース層12の形状(シール11の形状)に対応する凹部が形成された凹板(不図示)にベース塗料12aを流し込む。次いで、ブレード(不図示)で凹板の上面に残った不要なベース塗料12aを掻き取って、当該凹部のみにベース塗料12aを残留させる。次いで、当該凹板にパッド20を押し付けて、パッド20の下面に、ベース層12の形状に成型されたベース塗料12aを転写させる。次いで、図6に示すように、樹脂基材10の上面10aにおいてシール11と対向する部分に、パッド20の下面を押し付ける。これによって、ベース塗料12aが上面10aに転写され、上面10a上にベース層12が形成される。なお、図3及び図4に示すように、このステップS10において、シール11Bに付された絵柄11aに対応した形状のベース層12Cを形成してもよい。
【0031】
このように、パッド印刷よってベース層12を形成することで、ベース層12を形成するために、フィルムの切断・貼付工程が不要となるので、ポッティング加飾品1の生産性が向上する。また、パッド印刷では、目的とする形状のベース層12を形成することが容易である。
【0032】
また、パッド20は、シリコーンゴム(Silicone Rubber)等の弾性材料で構成されているため、パッド20が上面10aに押しつけられる際に、パッド20自体が弾性変形する。このため、樹脂基材10が三次元的に変形していても、パッド20と上面10aが密着するので、ベース層12を確実に形成することができる。例えば、図7に示すように、ポッティング加飾される側の面が突出するように湾曲している樹脂基材10Bにベース層12Bを形成する場合にも、その湾曲した形状に合わせてパッド20が変形するので、樹脂基材10Bにベース層12Bを確実に形成することができる。
【0033】
滴下ステップS20では、図8に示すように、ベース層12上にポッティング塗料13aを滴下して、ポッティング層13を形成する。具体的には、ディスペンサを用いて、コントローラ(不図示)によりポッティング塗料13aの量を制御しながら、ノズル30からベース層12に向けてポッティング塗料13aを滴下する。
【0034】
ここで、ポッティング塗料13aには粘性があるため、滴下されたポッティング塗料13aは、ポッティング塗料13a自体の表面張力によって、ベース層12上で盛り上がった状態で保持され、ベース層12の上にポッティング層13が形成される。この際、本実施形態では、ポッティング塗料13aがベース層12と同一の材料で構成されているので、その表面張力をより多く確保することができる。なお、図3及び図4に示すように、「あ」の文字に沿ったベース層12Cを設けることで、それに応じて「あ」という文字に沿ったポッティング層13Bを形成することもできる。
【0035】
硬化ステップS30では、図9に示すように、紫外線照射機(不図示)を用いて、紫外線照射機のランプ40から発光される紫外線をベース層12及びポッティング層13に照射して、ベース層12及びポッティング層13を同時に硬化させている。本実施形態では、ベース層12及びポッティング層13が同一の材料からなる紫外線硬化型の塗料で構成されているので、硬化ステップS30では、紫外線を照射させるだけでよい。このように、ベース層12及びポッティング層13に紫外線硬化型の塗料を用いることで、ベース層12及びポッティング層13の硬化時間が短縮され、ポッティング加飾品1の生産性が向上する。
【0036】
なお、ベース層12及びポッティング層13が熱硬化型の塗料で構成されている場合には、加熱することでベース層12及びポッティング層13を硬化させる。
【0037】
本実施形態では、ベース層12,12B,12Cを設けるためにパッド印刷を採用したので、ベース層12を形成するためのフィルムの切断・貼付工程が不要となり、ポッティング加飾品1の生産性を向上させることができる。また、パッド印刷では、樹脂基材10Bが三次元的に変形していても、ベース層12Bを容易に形成することができる。また、パッド印刷では、精密なベース層12,12B,12Cの形成が容易であるため、精密なポッティング加飾を短時間で実施することができる。
【0038】
また、ベース層12及びポッティング層13が紫外線硬化型の塗料で構成されているため、硬化ステップS30では、紫外線を照射させるだけでよい。これにより、ベース層12及びポッティング層13の硬化時間を短縮させることができ、ポッティング加飾品1の生産性を向上させることができる。また、熱をかけないため、樹脂基材10にダメージを与えず、耐久性が向上する。
【0039】
≪第2実施形態≫
次に第2実施形態について説明する。
【0040】
図10は本実施形態におけるポッティング加飾品の製造方法を示すフローチャートである。
【0041】
本実施形態におけるポッティング加飾品1の製造方法は、硬化ステップが2段階に分かれており、第1の硬化ステップS31と、第2の硬化ステップS32と、を備えている点で第1実施形態と相違するが、それ以外の構成は第1実施形態と同様である。以下に、第1実施形態との相違点についてのみ説明し、第1実施形態と同様の構成である部分については、同一の符号を付してその説明を省略する。
【0042】
第1の硬化ステップS31は、印刷ステップS10の後であって、滴下ステップS20の前に行われる。具体的には、印刷ステップS10によって形成されたベース層12に紫外線を照射して、ベース層12を硬化させる。
【0043】
第2の硬化ステップS32では、滴下ステップS20によって形成されたポッティング層13に、紫外線を照射することでポッティング層13を硬化させる。
【0044】
このようにポッティング塗料13aを滴下する前に、予めベース層12を硬化させておくことで、ベース層12が安定し、精度よくポッティング層13を形成することができる。
【0045】
≪第3実施形態≫
次に第3実施形態について説明する。
【0046】
図11は、本実施形態におけるポッティング加飾品の製造方法を示すフローチャート、図12は図11の加工ステップ(ステップS40)におけるポッティング加飾品の断面図である。
【0047】
本実施形態におけるポッティング加飾品1aの製造方法は、加工ステップS40を備えている点で第1実施形態と相違するが、それ以外の構成は第1実施形態と同様である。以下に、第1実施形態との相違点についてのみ説明し、第1実施形態と同様の構成である部分については、同一の符号を付してその説明を省略する。
【0048】
加工ステップS40では、図12に示すように、加熱されたプレス型50の加工部51(凹凸形状)をポッティング層13に押し付ける。これにより、ポッティング層13には、加工部51に応じた凹凸面13cが形成される。このように、加工ステップS40を備えたことで、ポッティング層13の表面を所望の形状とすることができる。
【符号の説明】
【0049】
1,1a…ポッティング装飾品
10,10B…樹脂基材
10a…上面
10b…下面
11,11B…シール
11a…絵柄
12,12B,12C…ベース層
12a…ベース塗料
13,13B…ポッティング層
13a…ポッティング塗料
13c…凹凸面
20…パッド
30…ノズル
40…ランプ
50…プレス型
51…加工部

【特許請求の範囲】
【請求項1】
ベース塗料を樹脂基材にパッド印刷してベース層を形成する印刷ステップと、
前記ベース層の上にポッティング塗料を滴下してポッティング層を形成する滴下ステップと、
前記ベース層及び前記ポッティング層を硬化させる硬化ステップと、を備えたことを特徴とするポッティング加飾品の製造方法。
【請求項2】
請求項1記載のポッティング加飾品の製造方法であって、
前記樹脂基材の形状は、三次元的に変形していることを特徴とするポッティング加飾品の製造方法。
【請求項3】
請求項1又は2記載のポッティング加飾品の製造方法であって、
前記ベース塗料と前記ポッティング塗料が同一の材料からなることを特徴とするポッティング加飾品の製造方法。
【請求項4】
請求項1〜3の何れかに記載のポッティング加飾品の製造方法であって、
前記ベース塗料及び前記ポッティング塗料は、紫外線硬化型の塗料であり、
前記硬化ステップにおいて、前記ベース層及び前記ポッティング層に紫外線を照射することで、前記ベース層及び前記ポッティング層を硬化させることを特徴とするポッティング加飾品の製造方法。
【請求項5】
請求項1〜4の何れかに記載のポッティング加飾品の製造方法であって、
前記ポッティング層の表面を変形させる加工ステップを備えたことを特徴とするポッティング加飾品の製造方法。
【請求項6】
請求項1〜5の何れかに記載のポッティング加飾品の製造方法であって、
前記硬化ステップは、
前記ベース層を硬化させる第1の硬化ステップと、
前記ポッティング層を硬化させる第2の硬化ステップと、を含み、
前記第1の硬化ステップは、前記印刷ステップの後であって前記滴下ステップの前に実行され、
前記第2の硬化ステップは、前記滴下ステップの後に実行されることを特徴とするポッティング加飾品の製造方法。
【請求項7】
請求項1〜6の何れかに記載のポッティング加飾品の製造方法であって、
前記樹脂基材は、絵柄が付与されている透明の樹脂製板状部材であることを特徴とするポッティング加飾品の製造方法。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【図12】
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【公開番号】特開2011−37092(P2011−37092A)
【公開日】平成23年2月24日(2011.2.24)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−185472(P2009−185472)
【出願日】平成21年8月10日(2009.8.10)
【出願人】(000005186)株式会社フジクラ (4,463)
【Fターム(参考)】