説明

ポリエステル製造方法において有用な化合物を用いた濃縮方法

濃縮ゾーン内でカルボン酸を含む組成物を濃縮供給物と接触させて濃縮されたカルボン酸組成物を形成することにより、濃縮されたカルボン酸組成物を製造する方法及びそれにより製造された濃縮されたカルボン酸組成物を提供する。本発明は、カルボン酸組成物から触媒を除去するための方法及びそれにより得られた組成物にも関する。


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【特許請求の範囲】
【請求項1】
濃縮組成物の製造方法であって、テレフタル酸、イソフタル酸、ナフタレン2カルボン酸異性体、フタル酸、2,5−ジフェニルテレフタル酸、p−トルイル酸、安息香酸、トリメリット酸、及びシクロヘキサン2カルボン酸異性体から成る群から選ばれる少なくとも1のカルボン酸を含むカルボン酸組成物を濃縮供給と接触させて、前記濃縮組成物を製造するステップを含み;ここで、前記濃縮供給物が、テレフタル酸、イソフタル酸、フタル酸、ベンゼントリカルボン酸異性体、安息香酸、ヒドロキシ安息香酸異性体、ヒドロキシメチル安息香酸異性体、ジカルボキシビフェニル異性体、トリカルボキシビフェニル異性体、ジカルボキシスチルベン異性体、トリカルボキシスチルベン異性体、ジカルボキシベンゾフェノン異性体、トリカルボキシベンゾフェノン異性体、ジカルボキシベンジル異性体、ホルム−アセト−ヒドロキシ安息香酸異性体、アセト−ヒドロキシメチル安息香酸異性体、α−ブロモ−トルイル酸異性体、ブロモ−安息香酸、ブロモ−酢酸、トルアルデヒド異性体、フタルアルデヒド異性体、置換フルオレン異性体、置換ジフェニルメタン異性体、置換ジフェニルエタン異性体、置換ナフタレン異性体、シクロヘキサンカルボン酸、シクロへキサン2カルボン酸異性体、その他の飽和芳香族異性体、エチレングリコール、ジエチレングリコール、プロピレングリコール異性体、ブタンジオール異性体、ポリオール、シクロへキサンジメタノール異性体、ネオペンチルグリコール、2,2’,4,4’−テトラメチル−シクロブタンジメタノール、イソフタル酸、フタル酸、ヒドロキシ安息香酸異性体、ヒドロキシメチル安息香酸異性体、2,5−ジフェニル−テレフタル酸、シクロヘキサンジカルボン酸異性体、ナフタレン2カルボン酸異性体、リン酸、亜リン酸、ホスフィット、トナー染料、顔料、着色料、再加熱剤、酸化鉄、窒化チタン、IR吸収染料、UV吸収染料、多分散改質剤、抗酸化剤、熱安定化剤、熱酸化安定化剤、カップリング又は鎖延長剤、末端キャッピング剤、テレケリック改質剤、金属配位スルホイソフタル酸、還元剤、バッファー、帯電防止剤、スリップ又は抗ブロック剤、核形成剤、2酸化チタン、増量剤/乳白剤、抗曇剤、光学増白剤、及びそれらの組合せから成る群から選ばれる少なくとも1の化合物を含み;そして前記化合物の内の少なくとも1が濃縮される、前記濃縮組成物の製造方法。
【請求項2】
前記化合物の内の少なくとも1が少なくとも10ppmw濃縮される、請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記化合物の内の少なくとも1が少なくとも100ppmw濃縮される、請求項1に記載の方法。
【請求項4】
前記化合物の内の少なくとも1が少なくとも1000ppmw濃縮される、請求項1に記載の方法。
【請求項5】
前記化合物の内の少なくとも1が少なくとも5wt%濃縮される、請求項1に記載の方法。
【請求項6】
前記化合物の内の少なくとも1が少なくとも25ppmw濃縮される、請求項1に記載の方法。
【請求項7】
前記化合物の内の少なくとも1が少なくとも30wt%濃縮される、請求項1に記載の方法。
【請求項8】
前記化合物の内の少なくとも1が少なくとも50wt%濃縮される、請求項1に記載の方法。
【請求項9】
前記化合物の内の少なくとも3が濃縮される、請求項1に記載の方法。
【請求項10】
前記化合物の内の少なくとも5が濃縮される、請求項1に記載の方法。
【請求項11】
前記化合物の内の少なくとも7が濃縮される、請求項1に記載の方法。
【請求項12】
濃縮組成物の製造方法であって、テレフタル酸、イソフタル酸、ナフタレン2カルボン酸異性体、フタル酸、2,5−ジフェニルテレフタル酸、p−トルイル酸、安息香酸、トリメリット酸、及びシクロヘキサン2カルボン酸異性体から成る群から選ばれる少なくとも1のカルボン酸を含むカルボン酸組成物を濃縮供給物と接触させて、前記濃縮組成物を製造するステップを含み;ここで、前記濃縮供給物が、エチレングリコール、ジエチレングリコール、プロピレングリコール異性体、ブタンジオール異性体、ポリオール、シクロへキサンジメタノール異性体、ネオペンチルグリコール、2,2’,4,4’−テトラメチル−シクロブタンジメタノール、イソフタル酸、フタル酸、ヒドロキシ安息香酸異性体、ヒドロキシメチル安息香酸異性体、2,5−ジフェニル−テレフタル酸、シクロヘキサンジカルボン酸異性体、ナフタレン2カルボン酸異性体、リン酸、亜リン酸、ホスフィット、染料、顔料、着色料、再加熱剤、酸化鉄、窒化チタン、IR吸収染料、UV吸収染料、多分散改質剤、抗酸化剤、熱安定化剤、熱酸化安定化剤、カップリング又は鎖延長剤、末端キャッピング剤、テレケリック改質剤、金属配位スルホイソフタル酸、還元剤、バッファー、帯電防止剤、スリップ又は抗ブロック剤、酸素又は2酸化炭素に改良されたバリアを導く化合物、核形成剤、2酸化チタン、増量剤/乳白剤、抗曇剤、光学増白剤、及びそれらの組合せから成る群から選ばれる少なくとも1の化合物を含み;そして前記化合物の内の少なくとも1が濃縮される、前記濃縮組成物の製造方法。
【請求項13】
前記化合物の内の少なくとも1が少なくとも10ppmw濃縮される、請求項12に記載の方法。
【請求項14】
前記化合物の内の少なくとも1が少なくとも100ppmw濃縮される、請求項12に記載の方法。
【請求項15】
前記化合物の内の少なくとも1が少なくとも1000ppmw濃縮される、請求項12に記載の方法。
【請求項16】
前記化合物の内の少なくとも1が少なくとも5wt%濃縮される、請求項12に記載の方法。
【請求項17】
前記化合物の内の少なくとも1が少なくとも25ppmw濃縮される、請求項12に記載の方法。
【請求項18】
前記化合物の内の少なくとも1が少なくとも30wt%濃縮される、請求項12に記載の方法。
【請求項19】
前記化合物の内の少なくとも1が少なくとも50wt%濃縮される、請求項12に記載の方法。
【請求項20】
前記化合物の内の少なくとも3が濃縮される、請求項12に記載の方法。
【請求項21】
前記化合物の内の少なくとも5が濃縮される、請求項12に記載の方法。
【請求項22】
前記化合物の内の少なくとも7が濃縮される、請求項12に記載の方法。
【請求項23】
濃縮組成物の製造方法であって、テレフタル酸、イソフタル酸、ナフタレン2カルボン酸異性体、フタル酸、2,5−ジフェニルテレフタル酸、p−トルイル酸、安息香酸、トリメリット酸、及びシクロヘキサン2カルボン酸異性体から成る群から選ばれる少なくとも1のカルボン酸を含むカルボン酸組成物を濃縮供給物と接触させて、前記濃縮組成物を製造するステップを含み;ここで、前記濃縮供給物が、リン酸、亜リン酸、ホスフィット、染料、特にトナー染料、顔料、着色料、再加熱剤、酸化鉄、窒化チタン、IR吸収染料、UV吸収染料、多分散改質剤、抗酸化剤、熱安定化剤、熱酸化安定化剤、カップリング又は鎖延長剤、末端キャッピング剤、テレケリック改質剤、金属配位スルホイソフタル酸、還元剤、バッファー、帯電防止剤、スリップ又は抗ブロック剤、酸素又は2酸化炭素に改良されたバリアを導く化合物、核形成剤、2酸化チタン、増量剤/乳白剤、抗曇剤、光学増白剤、及びそれらの組合せから成る群から選ばれる少なくとも1の化合物を含み;そして少なくとも1の化合物が濃縮される、前記濃縮組成物の製造方法。
【請求項24】
前記化合物の内の少なくとも1が少なくとも10ppmw濃縮される、請求項23に記載の方法。
【請求項25】
前記化合物の内の少なくとも1が少なくとも100ppmw濃縮される、請求項23に記載の方法。
【請求項26】
前記化合物の内の少なくとも1が少なくとも1000ppmw濃縮される、請求項23に記載の方法。
【請求項27】
前記化合物の内の少なくとも1が少なくとも5wt%濃縮される、請求項23に記載の方法。
【請求項28】
前記化合物の内の少なくとも1が少なくとも25ppmw濃縮される、請求項23に記載の方法。
【請求項29】
前記化合物の内の少なくとも1が少なくとも30wt%濃縮される、請求項23に記載の方法。
【請求項30】
前記化合物の内の少なくとも1が少なくとも50wt%濃縮される、請求項23に記載の方法。
【請求項31】
前記化合物の内の少なくとも3が濃縮される、請求項23に記載の方法。
【請求項32】
前記化合物の内の少なくとも5が濃縮される、請求項23に記載の方法。
【請求項33】
前記化合物の内の少なくとも7が濃縮される、請求項23に記載の方法。
【請求項34】
濃縮組成物の製造方法であって、テレフタル酸、イソフタル酸、ナフタレン2カルボン酸異性体、フタル酸、2,5−ジフェニルテレフタル酸、p−トルイル酸、安息香酸、トリメリット酸、及びシクロヘキサン2カルボン酸異性体から成る群から選ばれる少なくとも1のカルボン酸を含むカルボン酸組成物を濃縮供給物と接触させて、前記濃縮組成物を製造するステップを含み;ここで、前記濃縮供給物が、置換フルオレン異性体、置換ジフェニルメタン異性体、置換ジフェニルエタン異性体、置換ナフタレン異性体、シクロヘキサンカルボン酸、シクロへキサン2カルボン酸異性体、エチレングリコール、ジエチレングリコール、プロピレングリコール異性体、ブタンジオール異性体、ポリオール、シクロへキサンジメタノール異性体、ネオペンチルグリコール、2,2’,4,4’−テトラメチル−シクロブタンジメタノール、イソフタル酸、フタル酸、ヒドロキシ安息香酸異性体、ヒドロキシメチル安息香酸異性体、2,5−ジフェニル−テレフタル酸、シクロヘキサンジカルボン酸異性体、ナフタレン2カルボン酸異性体、及び2カルボン酸から成る群から選ばれる少なくとも1の化合物を含み;そして少なくとも1の化合物が濃縮される、前記濃縮組成物の製造方法。
【請求項35】
前記化合物の内の少なくとも1が少なくとも10ppmw濃縮される、請求項34に記載の方法。
【請求項36】
前記化合物の内の少なくとも1が少なくとも100ppmw濃縮される、請求項34に記載の方法。
【請求項37】
前記化合物の内の少なくとも1が少なくとも1000ppmw濃縮される、請求項34に記載の方法。
【請求項38】
前記化合物の内の少なくとも1が少なくとも5wt%濃縮される、請求項34に記載の方法。
【請求項39】
前記化合物の内の少なくとも1が少なくとも25ppmw濃縮される、請求項34に記載の方法。
【請求項40】
前記化合物の内の少なくとも1が少なくとも30wt%濃縮される、請求項34に記載の方法。
【請求項41】
前記化合物の内の少なくとも1が少なくとも50wt%濃縮される、請求項34に記載の方法。
【請求項42】
前記化合物の内の少なくとも3が濃縮される、請求項34に記載の方法。
【請求項43】
前記化合物の内の少なくとも5が濃縮される、請求項34に記載の方法。
【請求項44】
前記化合物の内の少なくとも7が濃縮される、請求項34に記載の方法。

【図1A】
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【図1B】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【図12】
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【図13】
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【図14】
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【図15】
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【図16】
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【図17】
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【図18】
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【図19】
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【図20A】
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【図20B】
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【公表番号】特表2008−540681(P2008−540681A)
【公表日】平成20年11月20日(2008.11.20)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−512545(P2008−512545)
【出願日】平成18年5月18日(2006.5.18)
【国際出願番号】PCT/US2006/019457
【国際公開番号】WO2006/125158
【国際公開日】平成18年11月23日(2006.11.23)
【出願人】(594055158)イーストマン ケミカル カンパニー (391)
【Fターム(参考)】