説明

マンーマシンインターフェース用デフォルト図形オブジェクト編集方法およびそれを使用したエディタ

【課題】マンーマシンインターフェース用デフォルト図形オブジェクト編集方法を提供する。
【解決手段】マンーマシンインターフェース機器1に接続された、図形オブジェクトエディタ2、図形オブジェクトデータベース3およびPC画面エディタ4から成るエディタをインストールし、それによって、利用者が、図形オブジェクトエディタ2の図形および属性ツールによって必要に応じて、自己定義するかまたは既存の図形オブジェクトを修正して、新たな図形オブジェクトを作成することができ、かつ、図形オブジェクトデータベース3に新たな図形オブジェクトを格納し、かつ、画面エディタ4を使用して図形オブジェクトデータベース3から自己定義したまたは修正された図形オブジェクトを取得して画面編集を実行し、かつ、画面をその使用および実行のためにマンーマシンインターフェースにダウンロードすることを特徴とする。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明はマンーマシンインターフェース機器に関し、特に、利用者が自分でデフォルト図形オブジェクトを編集するか、またはカスタマイズされた特徴を有する図形オブジェクトをアセンブルすることを可能にし、かつマンーマシンインターフェース機器の使用に対するアプリケーション要求を満足するマンーマシンインターフェース機器に関する。
【背景技術】
【0002】
マンーマシンインターフェース機器において、基本図形要素およびアプリケーション指定された図形要素がPC画面エディタによって提供されてマンーマシンインターフェース機器のアプリケーション画面データを編集および作成し、データがマンーマシンインターフェース機器にダウンロードされ、それによりアプリケーション画面がマンーマシンインターフェース機器の組込みファームウェアによって自動的に生成され得る。
【0003】
Siemens、RockwellおよびProfaceは、マンーマシンインターフェース機器およびPC画面エディタの代表的な先行設計者であり、専用コンピュータ画面エディタで動作するそれらのマンーマシンインターフェース機器は、利用者に画面の編集および使用の簡単な方法を提供する。マンーマシンインターフェース機器の設計において、専用の設計およびコーディング方法によって作成された種々の図形要素が、最初にデフォルト図形要素として設定され、そして次に、利用者は後で画面編集のためにこの種の固定組込みデフォルト図形要素を使用することができる。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかし、上述した従来技術マンーマシンインターフェース機器およびPCアプリケーション画面エディタのアーキテクチャおよびアプリケーションは、なお以下の欠点を有する。
1.このマンーマシンインターフェース機器にインストールされたソフトウェアは、図形要素に対するソフトウェア編集機能を更新するために時々アップデートされなければならない。
2.新たな図形オブジェクトは元の設計者またはメーカによって提供されるプログラムによって作成されなければならず、この図形オブジェクトは特別なアプリケーション要求および特徴を満たすためにカスタムメイドされることができないかまたは利用者によって作成されることができない。
3.作成された図形要素は移植可能でなく、したがって、この図形要素は常には移動、開始または使用ができない。更に、この図形要素は容易に変更され得ない。
4.この固定図形要素は編集または変更され得ず、新たな図形オブジェクトは作成され得ない。したがって、画面編集の柔軟性は、限られている。
5.図形要素はベクトル図でなく、容易に拡大または縮小され得ない。たとえ図形要素がプログラムの修正によって拡大または縮小できても、図形要素の元の特徴は変更されることになる。
【課題を解決するための手段】
【0005】
従来技術の前述の欠点を鑑みて、本発明の発明者は関連した業界における長年の経験に基づいて実験および修正を実施し、最終的に、従来技術の欠点を克服する実現可能法を設計した。
【0006】
したがって本発明は、利用者が画面内で使用される図形要素に対する新たなデフォルト図形オブジェクトを編集またはアセンブルすることを可能にし、編集された図形オブジェクトを有する新たな画面が、マンーマシンインターフェース機器上で使用されることができ、したがって、図形要素をエディタメーカによって提供されるプログラムによって開発するだけでなく、利用者もまた、自分でデフォルト図形オブジェクトを設定することができるマンーマシンインターフェース機器を提供することによって、従来技術の欠点を克服し、かつ既存の欠陥を避けるためのものである。
【0007】
本発明のマンーマシンインターフェースデフォルト図形オブジェクトエディタは、PCに接続されるマンーマシンインターフェース機器にインストールされるアプリケーションエディタであり、このエディタは、
−図の編集、属性および動作と共に描画動作のために既存の図形要素を作成または編集することによって新たな図形オブジェクトを生成させるための図形オブジェクトエディタと、
−この図形オブジェクトエディタに接続され、この新たな図形オブジェクトを格納するための図形オブジェクトデータベースと、
−この図形オブジェクトデータベースに接続され、図形要素にアクセスし、画面を編集し、かつマンーマシンインターフェース機器に、その使用のために新たな画面をダウンロードするための画面エディタと、を備える。
【0008】
前述の目的を達成するために、本発明は、マンーマシンインターフェースのためのデフォルト図形オブジェクトの編集方法および以下のステップを備える方法に従うマンーマシンインターフェース用デフォルト図形オブジェクトを編集するためのエディタを提供する。すなわち、
−PC側で図形オブジェクトエディタを起動し、かつ描画動作を使用して図形要素を作成し、かつ図形要素の属性および動作を作成および修正して自己定義した新たな図形オブジェクトを作成または編集するステップと、
−この新たな図形オブジェクトをファイルとして図形オブジェクトデータベースに保存するステップと、
−画面エディタを起動してこの図形オブジェクトデータベース内の図形要素を読みとり、かつ図形要素動作の表示特徴および挙動と一致する図形要素の属性を修正して新たな編集された画面を作成するステップと、
−この新たな編集された画面の画面データをコンパイルし、この画面データをマンーマシンインターフェース機器にダウンロードし、かつ、新たな図形オブジェクトの画面が、その使用のために組込みファームウェアによって作成されるステップと、を備える。
【0009】
新規であると信じられる本発明の特徴は、添付の特許請求の範囲で特に記載される。しかし、本発明自体は、添付の図面と共になされる、本発明の特定の例示的な実施態様を説明する以下の発明の詳細な説明を参照することで最もよく理解されることができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0010】
本発明の技術的特性、特徴および利点は、添付の図面を参照して以下の好ましい実施態様の詳細な説明において明瞭になるであろう。
【0011】
図1−3の模式図を参照して、本発明の好ましい一実施態様に従うデフォルトマンーマシンインターフェース図形オブジェクトエディタのアセンブリ、構造およびエディタ画面に対して、マンーマシンインターフェース機器1のPC側(図内には図示せず)にインストールされるデフォルトマンーマシンインターフェース図形オブジェクトエディタは、図形オブジェクトエディタ2、図形オブジェクトデータベース3および画面エディタ4から成るアプリケーションエディタを含み、それにより、利用者が図形オブジェクトエディタ2を使用して新たなデフォルト図形オブジェクトを設定するかまたは既存の図形要素を修正して新たな図形オブジェクト(図内に図示せず)を作成し、これを命令によって図形オブジェクトデータベース3内に保存でき、そして、画面エディタ4は画面編集を実行するために図形オブジェクトデータベース3から図形要素を取得して、この新たな画面が、その使用のためにマンーマシンインターフェース機器1にダウンロードされる。
【0012】
図2で示す図形オブジェクトエディタ2は、少なくとも一つの描画ツール21および少なくとも一つの属性ツール22を更に備え、それにより、利用者が描画ツール21を使用して新たな図形オブジェクトの表示図を作成することができ、そして次に、属性ツール22を使用して新たな図形オブジェクトの属性を作成または修正して、利用者デフォルト編集を作成するかまたはカスタマイズされた特徴を有する図形要素をアセンブルすることができ、そしてそのアプリケーション要求を満足させることができる。
【0013】
図形要素は、図、属性および動作から成るベクトル図であり、および、図形要素はアプリケーション要求に従って拡大または縮小されることができ、および、図形要素の拡大または縮小は、この図を変更しないであろう。
【0014】
この図は、表示画面上に図形要素の外観および形状を表示するために描画ツール21の複数の描画動作によって作成される。それぞれの描画動作は、プログラムによって読みとられるコードを参照し、それによって対応する作図プログラムが個々のコードに従って実行されて画面上に図形要素を表示する。
【0015】
この属性は図形要素に格納されたデータを参照し、この属性はプログラムまたは動作によって使用されることができる。換言すれば、それぞれの図形要素は、個々の属性データを有する。
【0016】
この動作は、図形要素が使用されている間に、画面上の図形要素に影響を及ぼすであろういくつかの属性の変更または他の内部属性の変更を参照する。上述した動作は、利用者によってデフォルトとして設定され、かつ、プログラムによって実行されることができる。
【0017】
図形オブジェクトデータベース3は、データを格納するためのファイルである。換言すれば、図形オブジェクトデータベース3は、使用されるであろう全ての新たな図形オブジェクトまたは既存の図形要素を格納する場所を提供し、これらの図形オブジェクトは、ファイルの形式で保存される。
【0018】
図3で示す前述の画面エディタ4は、少なくとも一つの編集ツール41および少なくとも一つの属性ツール42を更に備え、その結果利用者が前述の編集ツール41を使用して属性ツール42と共に機能させることができ、図形オブジェクトデータベース3から得られる新たな図形オブジェクトまたは既存の図形要素の属性を編集または修正して必要な画面編集を形成することができ、そしてマンーマシンインターフェース機器1に、図形オブジェクトをそれらの使用のためにダウンロードすることができる。
【0019】
図4を参照して、これは、マンーマシンインターフェース機器の画面を編集し、および本発明の上述したエディタの好ましい一実施態様による図形要素を使用するためのフローチャートである。図形要素編集ステップ(ステップ500)において、利用者は、PC側で図形オブジェクトエディタ2を起動し、および、描画ツール21および描画動作を使用して図形要素の図を作成し、属性ツール22を使用してこの図の属性を作成および修正し、そして、デフォルト編集から動作を発生させるかまたは、既存の図形要素を修正して新たな図形オブジェクトを作成する。
【0020】
アクセスステップ(ステップ502)において、図形オブジェクトエディタ2によって編集および作成された新たな図形オブジェクトは、命令の制御によって図形オブジェクトデータベース3内にファイルとして保存される。
【0021】
画面編集ステップ(ステップ504)において、画面エディタ4が起動され、および、適用可能な図形要素が、図形オブジェクトデータベース3から取得され、および、組込み編集ツール41および属性ツール42が、図形要素の属性の編集または修正のために使用されて図形要素動作の表示特徴または挙動に適合させ、新たな編集画面を作成する。
ダウンロードステップ(ステップ506)において、新たな編集画面データがコンパイルされてマンーマシンインターフェース機器1にダウンロードされ、および、組込みファームウェアが、新たな図形オブジェクトの画面を自動的に発生させるために使用される。
【0022】
図5−7を参照して、本発明の編集方法の編集過程のフローチャートおよび模式図に対して、編集方法は、以下の諸ステップを含む。
【0023】
ステップ600において、図形要素の編集が開始され、図形オブジェクトエディタ2が起動されて新たな図形オブジェクトを作成するかまたは図形オブジェクトデータベース3から既存の図形要素を取得し、この既存の図形要素を修正して新たな図形オブジェクトを生成する。
【0024】
ステップ602において、図形要素の図が作成され、および、図形オブジェクトエディタ2の描画ツール21が使用されて、図6に示すように一連の描画動作によって画面上に表示される図形要素図および新たな図形オブジェクト7の外観が作成される。
【0025】
ステップ604において、図形要素の属性が作成および修正され、図形オブジェクトエディタ2の属性ツール22が使用されて、図6に示すように図形要素の属性が修正および作成される。図形要素テーブルの属性の値(すなわち表示されたテキストのサイズ)を修正、設定または編集することによって、表示テキストのサイズおよび色が、変更され得る。
【0026】
ステップ606において、図形要素動作が作成および修正され、図形オブジェクトエディタ2の属性ツール22が使用されて図6に示すように動作を属性と関連づける。この動作は、例えば緑色を赤色に変更するなどの、下限領域色を修正することによって図の表示色を生成し、それは、新たな図形オブジェクト7を作成するための動作である。
【0027】
ステップ608において、新たな図形オブジェクト7が保存され、および、図形オブジェクトエディタ2によって編集された新たな図形オブジェクト7は、図形オブジェクトデータベース3内にファイルとして追加および保存される。
【0028】
ステップ610において、画面編集が開始され、画面エディタ4が起動されて新たな画面編集を実行する。
【0029】
ステップ612において、画面が編集および作成され、および、画面エディタ4の編集ツール41が使用されて、図形オブジェクトデータベース3から必要な新たな図形オブジェクトを取得し、かつ、図7に示すように編集画面上に新たな図形オブジェクト7を追加する。
【0030】
ステップ614において、画面属性が編集され、および、画面エディタ4の属性ツール42が使用されて、編集画面上に追加される新たな図形オブジェクトの属性を修正する。換言すれば、新たな図形オブジェクト7の属性が図形要素動作または関連するプログラムによって使用される場合、この種の修正された属性は、図形要素の表示特徴または挙動を変更するであろう。
【0031】
ステップ616において、新たな画面がその使用のためにダウンロードされ、新たな編集された画面データがコンパイルされてマンーマシンインターフェース機器1にダウンロードされ、新たな図形オブジェクト7の画面が生成され、および組込みファームウェアによって使用される。
【0032】
前述の編集方法によれば、利用者はマンーマシンインターフェース機器1用の新たなデフォルト図形オブジェクトの画面を自動的に生成することができる。マンーマシンインターフェース機器1が操作されるときに、利用者は、画面上の新たな図形オブジェクト7の動作から、マンーマシンインターフェース機器1の操作状態を取得することができる。例えば、この動作は緑色から赤色に表示の色を変更する図形要素動作である。
【0033】
前述のエディタおよび編集方法は利用者が自分でデフォルト図形設定を編集するか、または、既存の図形要素を編集または修正してカスタマイズされた特徴を有する図形要素を作成すること、そしてアプリケーション要求を満足させることを可能にし、新たな図形オブジェクトが編集されて、マンーマシンインターフェース機器のために使用される新たな画面を作成することができるので、本発明は以下の利点を有する。
1.このマンーマシンインターフェース図形要素編集ソフトウェアは、図形要素を編集することができ、かつ新たな図形オブジェクトを追加することができる。
2.この図形要素の図は、ベクトル図であり、および、したがって、この図が拡大または縮小される時に、その外観は変更されないであろう。
3.この図形要素は、移植可能であり、利用者は図形オブジェクトエディタを使用して、図形オブジェクトデータベースファイルを開いて既存の図形要素データを編集して新たな図形要素を追加するだけであり、画面エディタは、新たな編集された図形オブジェクトデータベースを使用して新たな画面を発生させることができる。
4.図形要素はもはやエディタメーカだけによって開発および提供されるのではなく、利用者もまた自分で図形要素を生成することができる。
5.図形要素は編集可能であり、利用者は図形要素を編集または修正して新たな図形オブジェクトを作成することができる。
【0034】
本発明は、好ましい実施態様を参照して例示されているが、本発明の特許適用範囲を限定することを意図してはいない。様々な置換および修正が前述の記述において示唆されたが、その他が通常の当業者に生じるであろう。したがって、全てのこの種の置換および修正は、添付の特許請求の範囲に記載の本発明の範囲内に包含されることを意図する。
【図面の簡単な説明】
【0035】
【図1】本発明の好ましい一実施態様の概略ブロック図である。
【図2】本発明の好ましい一実施態様に従う図形オブジェクトエディタの画面およびそのツールの模式図である。
【図3】本発明の好ましい一実施態様に従う画面エディタの画面およびそのツールの模式図である。
【図4】本発明の好ましい一実施態様のフローチャートである。
【図5】本発明の好ましい一実施態様に従う編集過程のフローチャートである。
【図6】本発明の好ましい一実施態様に従う図形オブジェクトエディタによる画面編集の模式図である。
【図7】本発明の好ましい一実施態様に従う画面エディタによる画面編集の模式図である。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
PC側に接続されるマンーマシンインターフェース機器1にインストールされるアプリケーションエディタであって、
編集操作によって新たな図形オブジェクト7を作成するための図形オブジェクトエディタ2と、
前記図形オブジェクトエディタ2に接続され、前記新たな作成された図形オブジェクトを格納するための図形オブジェクトデータベース3と、
前記図形オブジェクトデータベース3に接続され、図形オブジェクトを取得し、編集操作によって新たな画面を作成し、かつ前記マンーマシンインターフェース機器1に前記新たな画面を使用のためにダウンロードするための画面エディタ4と、
を備えることを特徴とするデフォルトマンーマシンインターフェース図形オブジェクトエディタ。
【請求項2】
前記新たな図形オブジェクト7の表示図を作成し、前記表示図の属性を設定および修正して新たなデフォルト図形要素を形成するための少なくとも一つの描画ツール21および属性ツール22を更に備えることを特徴とする請求項1に記載のデフォルトマンーマシンインターフェース図形オブジェクトエディタ。
【請求項3】
前記図形オブジェクトエディタ2によって生成される前記図形要素は、図、属性および動作を備え、前記図は、表示画面に表示される図形要素の外観および形状を参照し、かつ前記描画ツール21の複数の描画動作から成り、前記属性は、前記図形要素に格納されたデータを参照し、かつ、前記属性は、プログラムまたは動作によって使用されることができ、および、前記動作は、前記図形要素が使用されている間に、前記画面上の前記図形要素に影響を及ぼすであろう前記属性の変更または他の内部属性の変更を参照することを特徴とする請求項2に記載のデフォルトマンーマシンインターフェース図形オブジェクトエディタ。
【請求項4】
前記図形要素は、ベクトル図であることを特徴とする請求項2に記載のデフォルトマンーマシンインターフェース図形オブジェクトエディタ。
【請求項5】
前記図形オブジェクトデータベース3は、データを格納するためのファイルであることを特徴とする請求項1に記載のデフォルトマンーマシンインターフェース図形オブジェクトエディタ。
【請求項6】
前記画面エディタ4は、前記図形オブジェクトデータベース3から取得された新たな図形オブジェクト7の属性を編集および修正して適用可能な要求された画面編集を作成するための少なくとも一つの編集ツール41および少なくとも一つの属性ツール42を更に備えることを特徴とする請求項1に記載のデフォルトマンーマシンインターフェース図形オブジェクトエディタ。
【請求項7】
PC側で図形オブジェクトエディタ2を起動し、かつ描画動作を使用して図形要素図を作成して図形要素の属性および動作と共に機能し、新たなデフォルト図形オブジェクトを作成、修正または生成するステップと、
前記作成された新たな図形オブジェクト7を図形オブジェクトデータベース3内にファイルとして保存するステップと、
画面エディタ4を起動し、かつ前記図形オブジェクトデータベース3内の図形要素を読みとり、かつ前記図形要素の前記属性を修正して前記図形要素動作の前記表示外観または挙動と共に機能し、新たな編集画面を作成するステップと、
前記新たな編集された画面データをコンパイルし、かつ前記マンーマシンインターフェース機器1に前記画面データをダウンロードし、かつ組込みファームウェアを使用して新たな図形オブジェクト7画面を自動的に生成するステップと、
を備えることを特徴とするマンーマシンインターフェース用デフォルト図形オブジェクト編集方法。
【請求項8】
前記図形要素図は、前記図形オブジェクトエディタ2の描画ツール21を用いて作成され、および、一連の描画動作が使用されて図形要素図を作成し、画面上に図形要素の外観を表示することを特徴とする請求項7に記載のマンーマシンインターフェース用デフォルト図形オブジェクト編集方法。
【請求項9】
前記図形要素の前記属性は、前記図形オブジェクトエディタ2の属性ツール22、42を用いて作成または修正されることを特徴とする請求項7に記載のマンーマシンインターフェース用デフォルト図形オブジェクト編集方法。
【請求項10】
前記図形要素動作は、前記図形オブジェクトエディタ2の属性ツール22、42を用いて作成または修正されかつ、前記動作および前記属性が関連づけられて前記図形要素動作を作成することを特徴とする請求項7に記載のマンーマシンインターフェース用デフォルト図形オブジェクト編集方法。
【請求項11】
前記新たな図形オブジェクト7は、新たな図形オブジェクト7が前記図形オブジェクトエディタ2によって編集されて前記図形オブジェクトデータベース3に追加された後で図形オブジェクトデータベース3内にファイルとして格納されることを特徴とする請求項7に記載のマンーマシンインターフェース用デフォルト図形オブジェクト編集方法。
【請求項12】
前記画面は、前記画面エディタ4の編集ツール41を用いて編集または作成されて、前記図形オブジェクトデータベース3から所望の新たな図形オブジェクト7を取得して前記編集画面に前記新たな図形オブジェクト7を追加することを特徴とする請求項7に記載のマンーマシンインターフェース用デフォルト図形オブジェクト編集方法。
【請求項13】
前記画面エディタ4の属性ツール42を使用して前記図形要素の前記表示特徴または挙動を変更するために、前記編集画面上に追加される新たな図形要素の属性を修正し、前記新たな図形オブジェクト7の属性は、図形要素動作関連プログラムによって使用される、画面属性編集ステップを更に備える、ことを特徴とする請求項7に記載のマンーマシンインターフェース用デフォルト図形オブジェクト編集方法。



【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【公開番号】特開2007−328606(P2007−328606A)
【公開日】平成19年12月20日(2007.12.20)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2006−159980(P2006−159980)
【出願日】平成18年6月8日(2006.6.8)
【出願人】(506035496)デルタ エレクトロニックス,インコーポレイテッド (26)
【Fターム(参考)】