メタルハライドランプ用照明器具
【課題】 高圧パルス電圧で始動するメタルハライドランプが不点灯になってランプを交換するとき、電源を入れたままランプを交換しても安定器の高圧パルスの発生が停止しているため、一度電源を切って再投入しなければならない。その時、同一電源に接続された他のメタルハライドランプが消え、電源再投入してもランプが高温になっているため数十分点灯しなく、この間暗くなり、作業の停滞や盗難などの問題が発生する。
【解決手段】 電源の開閉を行うスイッチ等を付加した高圧パルス始動型メタルハライドランプ用照明器具。
【解決手段】 電源の開閉を行うスイッチ等を付加した高圧パルス始動型メタルハライドランプ用照明器具。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、高圧パルス電圧で始動するメタルハライドランプ用照明器具に関するものである。
【背景技術】
【0002】
高圧パルス電圧を発生させ、メタルハライドランプを点灯させる照明器具は、危険防止のため、ランプ寿命時、無負荷時および異常時などのランプ不点灯の状態では、パルス電圧を所定の時間で発生させないようにしている。
【0003】
ランプ寿命などでランプを交換するときは、一旦電源を切ってランプ交換を行い、電源を再投入している。
【0004】
ランプ交換した器具は、すぐに点灯状態に移行するが、同一電源回路がオフされるといままで点灯していたメタルハライドランプは、ランプが高温になっているため、すぐには点灯せず、点灯するまで数十分かかる。この時間の間は、周囲が暗くなり、工場等では作業ができなくなったり、店舗などでは来客に迷惑をかけるだけではなく、危険かつ盗難などの被害が発生する。そのため、閉店後ランプ交換をせざるを得なかった。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
上記問題点を解決するため、同一電源回路のメタルハライドランプ照明器具を消灯することなく、メタルハライドランプ照明器具のランプ交換をできるようにすることである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
前記問題点を達成するため、本発明は、それぞれのメタルハライド照明器具本体に電源を開閉するスイッチ等を設け、ランプ交換時は交換する器具のスイッチを切るようにする。
【発明の効果】
【0007】
以上のように、本発明によれば一本のランプ交換で同一電源の照明器具ランプを数十分不点灯状態にすることなく、行うことができる。店舗など、営業時間中のランプ交換が時間帯を選ばず交換でき、不点灯状態を最小限にする効果がある。
【発明を実施するための最良の形態】
【0008】
以下、図面に基づき本発明の実施の形態を説明する。
【0009】
図1は、本発明の実施例を示すメタルハライドランプ用照明器具の斜視図、図2は、点灯回路のブロック図である。
【0010】
図1において、1はアクリルセード、2はメタルハライドランプ、3は高圧パルス電圧を発生させる安定器、4は電源を開閉させるスイッチ、5は電源供給電線である。
【0011】
次にこの照明器具の動作を図2で説明する。スイッチ4をオンすることにより、電源供給電線5より電源電圧が安定器3に印加され、安定器3で高圧パルス電圧を発生する。このパルス電圧によりメタルハライドランプ2が点灯する。
【0012】
メタルハライドランプ2の点灯が不十分の場合、安定器3に内蔵されている保護回路で、所定時間経過後高圧パルス電圧は停止する。
【0013】
この状態のままでメタルハライドランプ2を交換してもランプは点灯しないため、一度スイッチ4をオフにし、安定器3への電源を断ち、メタルハライドランプ交換後、再度スイッチ4をオンにして安定器3に電源を供給し、メタルハライドランプ2を点灯させる。
【図面の簡単な説明】
【0014】
【図1】本発明の実施例を示すメタルハライドランプ用照明器具の斜視図。
【図2】本発明の実施例を示す点灯回路のブロック図。
【技術分野】
【0001】
本発明は、高圧パルス電圧で始動するメタルハライドランプ用照明器具に関するものである。
【背景技術】
【0002】
高圧パルス電圧を発生させ、メタルハライドランプを点灯させる照明器具は、危険防止のため、ランプ寿命時、無負荷時および異常時などのランプ不点灯の状態では、パルス電圧を所定の時間で発生させないようにしている。
【0003】
ランプ寿命などでランプを交換するときは、一旦電源を切ってランプ交換を行い、電源を再投入している。
【0004】
ランプ交換した器具は、すぐに点灯状態に移行するが、同一電源回路がオフされるといままで点灯していたメタルハライドランプは、ランプが高温になっているため、すぐには点灯せず、点灯するまで数十分かかる。この時間の間は、周囲が暗くなり、工場等では作業ができなくなったり、店舗などでは来客に迷惑をかけるだけではなく、危険かつ盗難などの被害が発生する。そのため、閉店後ランプ交換をせざるを得なかった。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
上記問題点を解決するため、同一電源回路のメタルハライドランプ照明器具を消灯することなく、メタルハライドランプ照明器具のランプ交換をできるようにすることである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
前記問題点を達成するため、本発明は、それぞれのメタルハライド照明器具本体に電源を開閉するスイッチ等を設け、ランプ交換時は交換する器具のスイッチを切るようにする。
【発明の効果】
【0007】
以上のように、本発明によれば一本のランプ交換で同一電源の照明器具ランプを数十分不点灯状態にすることなく、行うことができる。店舗など、営業時間中のランプ交換が時間帯を選ばず交換でき、不点灯状態を最小限にする効果がある。
【発明を実施するための最良の形態】
【0008】
以下、図面に基づき本発明の実施の形態を説明する。
【0009】
図1は、本発明の実施例を示すメタルハライドランプ用照明器具の斜視図、図2は、点灯回路のブロック図である。
【0010】
図1において、1はアクリルセード、2はメタルハライドランプ、3は高圧パルス電圧を発生させる安定器、4は電源を開閉させるスイッチ、5は電源供給電線である。
【0011】
次にこの照明器具の動作を図2で説明する。スイッチ4をオンすることにより、電源供給電線5より電源電圧が安定器3に印加され、安定器3で高圧パルス電圧を発生する。このパルス電圧によりメタルハライドランプ2が点灯する。
【0012】
メタルハライドランプ2の点灯が不十分の場合、安定器3に内蔵されている保護回路で、所定時間経過後高圧パルス電圧は停止する。
【0013】
この状態のままでメタルハライドランプ2を交換してもランプは点灯しないため、一度スイッチ4をオフにし、安定器3への電源を断ち、メタルハライドランプ交換後、再度スイッチ4をオンにして安定器3に電源を供給し、メタルハライドランプ2を点灯させる。
【図面の簡単な説明】
【0014】
【図1】本発明の実施例を示すメタルハライドランプ用照明器具の斜視図。
【図2】本発明の実施例を示す点灯回路のブロック図。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
電源の開閉を行うスイッチ等を付加した高圧パルス始動型メタルハライドランプ用照明器具。
【請求項1】
電源の開閉を行うスイッチ等を付加した高圧パルス始動型メタルハライドランプ用照明器具。
【図1】
【図2】
【図2】
【公開番号】特開2006−210306(P2006−210306A)
【公開日】平成18年8月10日(2006.8.10)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2005−56571(P2005−56571)
【出願日】平成17年1月31日(2005.1.31)
【出願人】(000221432)東西電工株式会社 (24)
【Fターム(参考)】
【公開日】平成18年8月10日(2006.8.10)
【国際特許分類】
【出願日】平成17年1月31日(2005.1.31)
【出願人】(000221432)東西電工株式会社 (24)
【Fターム(参考)】
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